JPH09196527A - 冷却ファン停止検出装置 - Google Patents

冷却ファン停止検出装置

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JPH09196527A
JPH09196527A JP453996A JP453996A JPH09196527A JP H09196527 A JPH09196527 A JP H09196527A JP 453996 A JP453996 A JP 453996A JP 453996 A JP453996 A JP 453996A JP H09196527 A JPH09196527 A JP H09196527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
detector
cooling fan
fan
internal temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP453996A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokatsu Kajiya
博勝 梶屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP453996A priority Critical patent/JPH09196527A/ja
Publication of JPH09196527A publication Critical patent/JPH09196527A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は信頼性の高い冷却ファン停止検出装
置を提供することを課題としている。 【解決手段】 本発明の冷却ファン停止検出装置は、外
部温度検出器3と内部温度検出器3A,3Bまたは複数
の内部温度検出器3A,3B間の温度上昇差値を検出す
る温度差検出器4と、温度差検出器4で検出した温度上
昇差値が予め定めた設定値を超過した場合に冷却ファン
2の停止と判定するコンパレータ5とを備えたことを特
徴としている。 【効果】 本発明により冷却ファン停止検出装置の信頼
性を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は計算機システム等の
電子機器を搭載した冷却ファン停止検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来はファン停止検出方法としては、フ
ァン自身から送られてくるファン停止信号でしか知るこ
とができなかった。また、その機能があったとしても、
エアフィルターの目詰まり等の要因で、装置内部の冷却
能力が落ちた場合でも、ファンが正常に回っていれば、
ファン停止信号に異常が見られないため、装置の冷却機
能の異常は検出できないという問題を抱えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ファンによ
る強制冷却機能を備えた電子機器装置において、装置内
/外に、温度情報を入力するための複数の温度センサ
と、複数の温度センサからの温度情報を入力して、各温
度センサ間の温度差からファン停止を検出し、制御部に
その旨を伝達することが可能な温度上昇検出とを備える
ことによってファン停止等の冷却機能の異常を検出する
ことのできる冷却ファン停止検出装置を提供することを
目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却ファン停止
検出装置は、冷却ファンによって内部を冷却される電子
機器装置と、電子機器装置の内部の互いに異なる箇所に
取り付けられて電子機器装置の内部温度を計測する複数
の内部温度検出器と、電子機器装置の外部温度を計測す
る外部温度検出器と、外部温度検出器と内部温度検出器
または複数の内部温度検出器間の温度上昇差値を検出す
る温度差検出器と、温度差検出器で検出した温度上昇差
値が予め定めた設定値を超過した場合に冷却ファンの停
止と判定するコンパレータとを備えたことを特徴として
いる。また請求項2に記載した冷却ファンによって内部
を冷却される電子機器装置と、この電子機器装置の内部
に取り付けられて前記電子機器装置の内部温度を計測す
る複数の内部温度検出器と、この内部温度検出器の温度
変化値を検出する温度差検出器と、温度差検出器で検出
した温度変化値を取り出す帯域フィルタと、帯域フィル
タから出力された温度変化値のピーク値が予め定めた設
定値を超過した場合に冷却ファンの停止と判定するコン
パレータとを備えたことを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の冷却ファン停止検出
装置の実施の形態を説明する。図1において、電子機器
装置1は冷却ファン2によって内部を冷却されている。
内部温度検出器3A,3Bは電子機器装置1の内部にお
いて互いに異なる箇所に取り付けられて電子機器装置1
の内部温度を計測する温度センサである。外部温度検出
器3は電子機器装置1の外部温度を計測する温度センサ
である。温度差検出器4は外部温度検出器3と内部温度
検出器3A,3Bに接続され、外部温度検出器3と内部
温度検出器3A,3B、または、内部温度検出器3A,
3B間の温度上昇差値を検出するセンサである。コンパ
レータ5は温度差検出器4に接続され、温度差検出器4
で検出した温度上昇差値が予め定めた設定値を超過した
場合に冷却ファン2の停止と判定する回路である。ま
た、図2に記載した冷却ファン停止検出装置において、
内部温度検出器3は電子機器装置1の内部に取り付けら
れて電子機器装置1の内部温度を計測する。温度差検出
器6は内部温度検出器3Cに接続され、内部温度検出器
3Cの温度変化値を検出する。帯域フィルタ7は温度差
検出器6に接続され、温度差検出器6で検出した温度変
化値を取り出す。コンパレータ5は帯域フィルタ7に接
続され、帯域フィルタ7から出力された温度変化値のピ
ーク値が予め定めた設定値を超過した場合に冷却ファン
2の停止と判定する。
【0006】即ち、計算機等の電子機器装置1におい
て、温度情報を入力するために電子機器装置1内に内部
温度検出器(又は温度センサ)3A,3B、装置外に外
部温度検出器3と、これらの温度センサからの温度情報
を入力して、各温度センサ間の温度差からファン停止を
検出し、制御部にその旨を伝達することが可能な温度差
検出器4とからなっている。図3は図1をブロック化し
たものであり、図4は図2をブロック化したものであ
る。また、図5は図1の詳細を示したものであり、外部
温度検出器3、内部温度検出器3A,3Bとして、温度
をサーミスタの抵抗値に変更するサーミスタを用いてお
り、サーミスタの抵抗値変化による温度情報を電圧に変
換する演算増幅器9を使用した回路と、温度差検出機能
として、上記3つの電圧値Ta ,Tb ,TG の引き算を
して、温度差の差分ΔTab,ΔTGa,ΔTGbを検出する
ための増幅器回路(TA−TB,TA−TG,TB−T
G)10と、ファン停止判定機能として各部分の温度差
を表す電圧値とファン停止を判断するため基準電圧値と
を比較することで、ファン停止を検出するコンパレータ
5の回路とから構成され、ファン停止が検出されたら、
装置の制御部11にNMI(ノン・マスカブル・インタ
ーラプト;マスクできない割り込み)等で知らせるNM
I回路12から構成され、内部温度検出器3A,3Bお
よび外部温度検出器3の温度を調べてファン停止を検出
し、温度を検出する箇所を増すことで、ファン停止機能
の信頼性を向上させることが可能となる。
【0007】次に図6は、計算機等の装置において、装
置内部に温度情報を入力するための、1つの温度と内部
温度検出器3Cからの温度情報を入力して、温度情報が
短周期で変化することを抽出するための帯域フィルタ7
と、帯域フィルタ7から出力される温度変化情報を入力
して変化を検出することでファン停止状態を検出し、制
御部にその旨を伝達することが可能な温度上昇検出Bか
らなる。
【0008】実施例では、内部温度検出器3Cとして、
温度を抵抗値に変更するサーミスタと、サーミスタの抵
抗値変化による温度情報を電圧に変換する演算増幅器9
Aを使用した回路と、帯域フィルタ7として、短い周期
の温度変化を抽出するためのアクティブフィルタ回路が
用いられ、変化検出機能として温度変化情報を検出する
ためのピークホールド回路13と、ファン停止判定機能
として、変化検出機能からの短い周期の温度変化を表す
電圧値と、ファン停止を判断するための基準電圧値とを
比較することで、ファン停止を検出するコンパレータ5
と、ファン停止が検出されたら、装置の制御部11にN
MI(マスクできない割り込み)等で知らせるNMI回
路12とから構成される。
【0009】実施例では、装置内に1個の温度センサを
取り付けて、温度を調べてファン停止を検出したが、温
度を検出する箇所を増やすことで、ファン停止機能の信
頼性を向上させることが可能となる。
【0010】図7は図1の作用を示す説明図であり、温
度差A,Bはそれぞれ内部温度検出器3A,3Bと外部
温度検出器3との温度差を示し、温度差ABは内部温度
検出器3A,3B間の温度差を示している。そして、点
Pはファン停止検出時間を示している。
【0011】また、図8は図2の作用を示しており、曲
線Kは内部温度検出器3Cによる温度上昇値を示し、曲
線Rは帯域フィルタ7の出力信号を示し、短時間周期の
変化のみを取り出していることを示している。点Pはフ
ァン停止検出時間である。ファンによる強制空冷機能に
ついてのみ記載したが、ファン以外の冷却機能を備えた
装置にも応用が可能である。
【0012】
【発明の効果】本発明により、ファンによる強制冷却機
能を備えた電子機器装置において、ファン停止等の冷却
機能の異常を検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す冷却ファン停止検出装
置の構成図である。
【図2】請求項2の実施例を示す構成図である。
【図3】図1の機能を示す説明図である。
【図4】図2の機能を示す説明図である。
【図5】図1のファン停止検出を示す説明図である。
【図6】図2のファン停止検出を示す説明図である。
【図7】図1の作用を示す説明図である。
【図8】図2の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電子機器装置 2 冷却ファン 3 外部温度検出器 3A,3B 内部温度検出器 4 温度差検出器 5 コンパレータ 7 帯域フィルタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却ファンによって内部を冷却される電
    子機器装置と、この電子機器装置の内部の互いに異なる
    箇所に取り付けられて前記電子機器装置の内部温度を計
    測する複数の内部温度検出器と、前記電子機器装置の外
    部温度を計測する外部温度検出器と、これら外部温度検
    出器と前記内部温度検出器または前記複数の内部温度検
    出器間の温度上昇差値を検出する温度差検出器と、この
    温度差検出器で検出した前記温度上昇差値が予め定めた
    設定値を超過した場合に前記冷却ファンの停止と判定す
    るコンパレータと、を具備してなる冷却ファン停止検出
    装置。
  2. 【請求項2】 冷却ファンによって内部を冷却される電
    子機器装置と、この電子機器装置の内部に取り付けられ
    て前記電子機器装置の内部温度を計測する複数の内部温
    度検出器と、この内部温度検出器の温度変化値を検出す
    る温度差検出器と、この温度差検出器で検出した前記温
    度変化値を取り出す帯域フィルタと、この帯域フィルタ
    から出力された前記温度変化値のピーク値が予め定めた
    設定値を超過した場合に前記冷却ファンの停止と判定す
    るコンパレータと、を具備してなる冷却ファン停止検出
    装置。
JP453996A 1996-01-16 1996-01-16 冷却ファン停止検出装置 Pending JPH09196527A (ja)

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JPH09196527A true JPH09196527A (ja) 1997-07-31

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JP (1) JPH09196527A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110994962A (zh) * 2019-12-23 2020-04-10 深圳市安科讯电子制造有限公司 组合式电源系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110994962A (zh) * 2019-12-23 2020-04-10 深圳市安科讯电子制造有限公司 组合式电源系统

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