JPH09196239A - 配管防振装置 - Google Patents

配管防振装置

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Publication number
JPH09196239A
JPH09196239A JP8023025A JP2302596A JPH09196239A JP H09196239 A JPH09196239 A JP H09196239A JP 8023025 A JP8023025 A JP 8023025A JP 2302596 A JP2302596 A JP 2302596A JP H09196239 A JPH09196239 A JP H09196239A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
piston
cylinder
valve
air
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8023025A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhide Yamamoto
泰秀 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP8023025A priority Critical patent/JPH09196239A/ja
Publication of JPH09196239A publication Critical patent/JPH09196239A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/16Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe
    • F16L3/20Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets with special provision allowing movement of the pipe allowing movement in transverse direction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 据付けの邪魔になる油タンクをなくし、保守
の手間がかからないようにする。 【解決手段】 配管に連結されたピストンロッド21及
びピストン22と、このピストン22を往復動自由に収
容して空気を作動流体とするシリンダ23と、このシリ
ンダ23のヘッド側室2h及びロッド側室2rに各々連
通するように設けられた隘路(絞り)37を有するポペ
ット弁33と、このポペット弁33の外側の空気通路に
設けられたフィルタ80とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば原子力発
電所,火力発電所,化学プラント等における大形の配管
を支持して設けるにあたり、温度変化等による配管の変
形変位は許容しながら、地震,振動等による動的変位は
制限することにより配管等に損傷等が生じないようにす
る配管防振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2(A)は従来の配管防振装置の模式
図、図2(B)は配管の支持構造を示す図である。図2
(B)に示すように、配管10の外径よりやや大きい内
径に曲げて形成されたUボルト72に配管10を抱か
せ、Uボルト72の両端を支持部材71の孔に通して座
金等を入れて支持部材71の両面からナット73を締め
付け固定して支持させる。ところが、配管10は熱等に
よる変形変位や、地震,振動等による動的変形変位も生
じるが、図2(B)に示すような支持構造は配管を拘束
するだけで、変位や振動に対応する機能がないので、こ
れらにより損傷等が生じないように、図2(A)に示す
ような配管防振装置が設けられていた。
【0003】図2(A)において、21はピストンロッ
ド、23はシリンダ、33はポペット弁、50は油タン
クである。ピストンロッド21は図示しない配管に直接
又は支持部材を介して連結されており、軸心線方向(図
の左右方向)は配管の変位方向となるように設けられて
いる。シリンダ23内にはピストン22が軸方向(図の
左右方向)に移動自由に設けられている。シリンダ23
のヘッド側室2h及びロッド側室2rに連通するポペッ
ト弁33がそれぞれ設けられ、各ポペット弁33の外側
には油タンク50に連通する通路が設けられている。こ
の各通路とシリンダ23内には作動油が充満され、油タ
ンク50内には適量の作動油が入れられている。各ポペ
ット弁33には隘路(絞り)37が穿孔形成され、ポペ
ット弁33を開方向へ押すばね35が設けられている。
【0004】図2(B)に示す配管支持構造には振動吸
収機能がないので、配管10に地震や機器の振動等によ
り振動が生じると、この配管10やこの支持構造の溶接
部等に破損が生じるおそれがある。そこで、配管10に
振動が生じると、図2(A)において、ピストンロッド
21,ピストン22が図の左右に動き、シリンダ23内
の作動油がポペット弁33の隘路(絞り)37を通過す
る抵抗により振動エネルギーを吸収して振動を減衰させ
る。非常に振動速度が大きいときはばね35を圧縮して
ポペット弁33が閉じてさらに大きな抵抗となり振動を
制限する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の配管防振装置は
上記のようであるが、配置によっては油タンク50が邪
魔になる場合があり、また、作動油の監視補充などの保
守の手間がかかるというような課題があった。
【0006】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、油タンクが不要で保守の手間がかからない
配管防振装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る配管防振
装置は、配管に連結されたピストンロッド及びピストン
と、このピストンを往復動自由に収容する空気を作動流
体とするシリンダと、このシリンダのヘッド側室及びロ
ッド側室に各々連通するように設けられた隘路を有する
ポペット弁と、このポペット弁の外側の空気通路に塵埃
等の進入を阻止するように設けられたフィルタとを具備
するものである。
【0008】この発明における配管防振装置のピストン
ロッド及びピストンは、連結されている配管の静的な移
動は許容し、振動に対してはシリンダ内を往復動してシ
リンダ内の空気を圧縮膨張させ、その空気はポペット弁
の隘路を通過する抵抗により振動エネルギーを吸収して
振動を減衰させる。フィルタはこの装置内に塵埃等が進
入することを阻止する。この配管防振装置は空気を作動
流体とするので、油タンクは不要でコンパクトで据付け
が容易であり、保守の手間がかからない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明による配管防振装
置の実施の一形態を示す模式図である。図1において、
21はピストンロッド、23はシリンダ、31は弁箱、
33はポペット弁、80はフィルタである。ピストンロ
ッド21は図示しない配管に直接又は支持部材を介して
連結されており、ピストンロッド21の軸心線方向(図
の左右方向)は配管の変位方向となるように設けられて
いる。図示しない配管は、例えば原子力発電所,火力発
電所,化学プラント等における大形の配管であり、この
配管内を流れる高温の流体の熱を受けて温度変化して生
じる伸縮により変形変位をし、また、地震や機器の振動
等を受けて振動をするものである。この配管防振装置
は、前記静的な変形変位は許容しながら、前記振動は過
大にならないように制限して、配管等に損傷等が生じな
いようにするものである。
【0010】図1に示すように、シリンダ23内にはピ
ストンロッド21及びピストン22が軸方向(図の左右
方向)に移動自由に設けられており、ピストン22によ
りシリンダ23内はヘッド側室2hとロッド側室2rと
に仕切られている。2個の弁箱31がシリンダ23のヘ
ッド側室2h及びロッド側室2rにそれぞれ連通するよ
うに設けられ、各弁箱31内には隘路(絞り)37が穿
孔形成されたポペット弁33と、ポペット弁33を開方
向すなわち図の下方へ押圧するばね35が設けられてい
る。各弁箱31の外部への開口にはフィルタ80が設け
られている。この配管防振装置のシリンダ23内に入る
作動流体は空気である。
【0011】次に、図1に示す配管防振装置の動作及び
作用について説明する。図1において、ピストンロッド
21に連結されている図示しない配管が、例えば配管内
を流れる高温の流体の熱を受けて温度変化して生じる伸
縮により変形変位をすれば、その配管の変形変位はピス
トンロッド21及びピストン22を軸方向に移動させ
る。例えばピストン22が図の左方へ移動するとすれ
ば、ピストン22はヘッド側室2h内の空気を圧縮し、
ロッド側室2r内の空気を拡張させる。すると、ヘッド
側室2h内の空気は図の左の弁箱31内の隘路(絞り)
37を経て開いているポペット弁33を通過して外部に
排出され、外部の空気は図の右のフィルタ80を通過し
て弁箱31の開いているポペット弁33から隘路(絞
り)37を通ってロッド側室2r内に入る。移動の方向
が反対になれば空気の流れも反対になる。以上のように
して配管の移動に応じてピストンロッド21及びピスト
ン22が移動して配管の静的な移動を拘束しない。な
お、上記動作中では空気の流れは遅いのでばね35の力
によりポペット弁33は押し下げられて開いている。
【0012】次に、以上と異なり、図示しない配管が地
震や機器の振動等を受けて急激な動的な変形変位(振
動)をしたときは、図1において、その配管の振動は、
連結されているピストンロッド21及びピストン22を
軸方向に振動させようとする。例えばピストン22が図
の左方へ移動すれば、ピストン22はヘッド側室2h内
の空気を圧縮し、ロッド側室2r内の空気を拡張させ
る。外部の空気は図の右のフィルタ80を通過して開い
ているポペット弁33から隘路37を通ってロッド側室
2r内に入る。ヘッド側室2h内の空気は図の左の弁箱
31内の隘路37を経てポペット弁33が開いていれば
これを通過して外部に排出される。動作が急激で空気の
流れが速い場合は排出側のポペット弁33は押し上げら
れて出口を閉止する。いずれにしても、隘路37を通過
する空気の流動抵抗により振動エネルギーが吸収されて
振動減衰作用が発揮される。
【0013】以上のように、図1に示す配管防振装置
は、熱等による配管の変形変位は許容し、地震や機器の
振動等により生じる振動は減衰させるように働くので、
配管自体やその支持構造の溶接部等に破損等が生じるこ
とが防止される。
【0014】図1に示す配管防振装置は、シリンダ23
内の作動流体を空気としたので、図2(A)に示す油タ
ンク50は不要であり、現場据付けにあたって油タンク
50が邪魔になることがなく据付けが容易になる。ま
た、作動油の監視補給等の手間が不要で保守の手間がか
からない。なお、フィルタ80は空気中の塵埃等がこの
装置内に入らないようにするので、この装置の動作は確
実に維持される。なお、図1において、両弁箱31の空
気出入口を連結して共通の1箇所に空気出入口を設け、
そこにフィルタ80を1個設ける構成とすることもでき
る。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、シリ
ンダ内の作動流体を空気としたので、油タンクは不要で
コンパクトになり現場据付けが容易になる。また、作動
油の監視補給等の手間が不要で保守の手間がかからな
い。なお、フィルタにより空気中の塵埃等がこの装置内
に入らないので、この装置の動作は確実に維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による配管防振装置の実施の一形態を
示す模式図である。
【図2】従来の配管防振装置を示し、(A)は配管防振
装置の模式図、(B)は配管支持構造図である。
【符号の説明】
10:配管、 21:ピストンロッド、22:ピスト
ン、 23:シリンダ、2h:ヘッド側室、 2r:ロ
ッド側室、31:弁箱、 33:ポペット弁、35:ば
ね、 37:隘路(絞り)、80:フィルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管に連結されたピストンロッド及びピ
    ストンと、このピストンを往復動自由に収容する空気を
    作動流体とするシリンダと、このシリンダのヘッド側室
    及びロッド側室に各々連通するように設けられた隘路を
    有するポペット弁と、このポペット弁の外側の空気通路
    に塵埃等の進入を阻止するように設けられたフィルタと
    を具備する配管防振装置。
JP8023025A 1996-01-17 1996-01-17 配管防振装置 Withdrawn JPH09196239A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8023025A JPH09196239A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 配管防振装置

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JP8023025A JPH09196239A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 配管防振装置

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JPH09196239A true JPH09196239A (ja) 1997-07-29

Family

ID=12098948

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JP8023025A Withdrawn JPH09196239A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 配管防振装置

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JP (1) JPH09196239A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016014430A (ja) * 2014-07-02 2016-01-28 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 油圧式支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016014430A (ja) * 2014-07-02 2016-01-28 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 油圧式支持装置

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030401