JPH09196147A - ベアリング部の異物除去構造 - Google Patents
ベアリング部の異物除去構造Info
- Publication number
- JPH09196147A JPH09196147A JP2583396A JP2583396A JPH09196147A JP H09196147 A JPH09196147 A JP H09196147A JP 2583396 A JP2583396 A JP 2583396A JP 2583396 A JP2583396 A JP 2583396A JP H09196147 A JPH09196147 A JP H09196147A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- oil
- foreign matter
- magnet
- scattered
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/048—Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
- F16H57/0493—Gearings with spur or bevel gears
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0457—Splash lubrication
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0402—Cleaning of lubricants, e.g. filters or magnets
- F16H57/0404—Lubricant filters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 飛散オイル中に含まれる鉄粉等の異物を良好
に除去してベアリングの寿命を向上させることのできる
異物除去構造の提供を目的とする。 【構成】 歯車２により掻き上げられたオイルＯの飛散
方向に配設され、飛散オイルＯａにより潤滑されるベア
リング３において、飛散オイルＯａの到達するベアリン
グ３の外周部位に、飛散オイルＯａ中の鉄粉等を除去し
得るマグネット４を配設して構成する。
に除去してベアリングの寿命を向上させることのできる
異物除去構造の提供を目的とする。 【構成】 歯車２により掻き上げられたオイルＯの飛散
方向に配設され、飛散オイルＯａにより潤滑されるベア
リング３において、飛散オイルＯａの到達するベアリン
グ３の外周部位に、飛散オイルＯａ中の鉄粉等を除去し
得るマグネット４を配設して構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ベアリング部に侵入
する鉄粉等の異物を良好に除去できる除去構造に関する
ものである。
する鉄粉等の異物を良好に除去できる除去構造に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、図３に示すように、
トランスミッションユニット１内には歯車２及びベアリ
ング３が配設されており、トランスミッションユニット
１の底側には潤滑用のオイルＯが溜められ、底側にはマ
グネットＭが設置されて、トランスミッションユニット
１の底に溜まった鉄粉等の異物をこのマグネットＭによ
り取り除くように構成されており、従来においては、こ
のマグネットＭの設置位置は前記ベアリング３から遠い
位置に配置されているため、歯車２により掻き上げられ
たオイルＯ中に含まれる鉄粉等の異物がベアリング３に
侵入してしまい、ベアリング３の寿命が低下してしまう
という問題点があった。
トランスミッションユニット１内には歯車２及びベアリ
ング３が配設されており、トランスミッションユニット
１の底側には潤滑用のオイルＯが溜められ、底側にはマ
グネットＭが設置されて、トランスミッションユニット
１の底に溜まった鉄粉等の異物をこのマグネットＭによ
り取り除くように構成されており、従来においては、こ
のマグネットＭの設置位置は前記ベアリング３から遠い
位置に配置されているため、歯車２により掻き上げられ
たオイルＯ中に含まれる鉄粉等の異物がベアリング３に
侵入してしまい、ベアリング３の寿命が低下してしまう
という問題点があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、ベアリングに侵入しよ
うとする鉄粉等の異物を良好に除去してベアリングの寿
命を向上させることのできるベアリング部の異物除去構
造を提供せんことを目的とし、その第１の要旨は、歯車
により掻き上げられたオイルの飛散方向に配設され、該
飛散されたオイルにより潤滑されるベアリングにおい
て、前記飛散オイルの到達するベアリングの外周部位
に、飛散オイル中の鉄粉等の異物を除去し得るマグネッ
トを配設したことである。また、第２の要旨は、前記マ
グネットには、前記飛散オイルの接触面積を増大させる
凹凸が形成されていることである。
点に鑑み案出したものであって、ベアリングに侵入しよ
うとする鉄粉等の異物を良好に除去してベアリングの寿
命を向上させることのできるベアリング部の異物除去構
造を提供せんことを目的とし、その第１の要旨は、歯車
により掻き上げられたオイルの飛散方向に配設され、該
飛散されたオイルにより潤滑されるベアリングにおい
て、前記飛散オイルの到達するベアリングの外周部位
に、飛散オイル中の鉄粉等の異物を除去し得るマグネッ
トを配設したことである。また、第２の要旨は、前記マ
グネットには、前記飛散オイルの接触面積を増大させる
凹凸が形成されていることである。
【０００４】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、トランスミッションユニットにおけるベ
アリング部の異物除去構造の概略構成図であり、トラン
スミッションユニット１内にはオイルＯが溜められてお
り、トランスミッションユニット１内に配設された歯車
２の回転によりオイルＯは掻き上げられて、歯車２の上
部より円周方向に飛散オイルＯａとして飛散されるよう
に構成されており、この飛散オイルＯａの飛散方向にベ
アリング３が配設されており、本例におけるベアリング
３の外周側の前記飛散オイルＯａの到達する部位にはマ
グネット４が配設されており、このマグネット４は図２
に表面側を拡大して示すように、表面側にはノコ歯状等
の凹凸を形成した凹凸表面４ａが形成されており、この
凹凸表面４ａにより飛散されてくる飛散オイルＯａに対
する接触面積が増大し、飛散オイルＯａはこの凹凸表面
４ａに広い面積で接触することにより、飛散オイルＯａ
中に含まれている鉄粉等の異物はマグネット４の磁力に
より吸着されて、鉄粉等の異物がベアリング３内に侵入
する前にこのマグネット４により良好に除去されるもの
である。従って、従来よりもベアリング３内に侵入する
鉄粉等の異物が極めて少なくなり、そのためベアリング
３の寿命が格段に向上されるものである。なお、マグネ
ット４はベアリング３の外周に限らず、前記飛散オイル
Ｏａの飛散軌跡内に配設しても同様な効果を得ることが
できるものである。
する。図１は、トランスミッションユニットにおけるベ
アリング部の異物除去構造の概略構成図であり、トラン
スミッションユニット１内にはオイルＯが溜められてお
り、トランスミッションユニット１内に配設された歯車
２の回転によりオイルＯは掻き上げられて、歯車２の上
部より円周方向に飛散オイルＯａとして飛散されるよう
に構成されており、この飛散オイルＯａの飛散方向にベ
アリング３が配設されており、本例におけるベアリング
３の外周側の前記飛散オイルＯａの到達する部位にはマ
グネット４が配設されており、このマグネット４は図２
に表面側を拡大して示すように、表面側にはノコ歯状等
の凹凸を形成した凹凸表面４ａが形成されており、この
凹凸表面４ａにより飛散されてくる飛散オイルＯａに対
する接触面積が増大し、飛散オイルＯａはこの凹凸表面
４ａに広い面積で接触することにより、飛散オイルＯａ
中に含まれている鉄粉等の異物はマグネット４の磁力に
より吸着されて、鉄粉等の異物がベアリング３内に侵入
する前にこのマグネット４により良好に除去されるもの
である。従って、従来よりもベアリング３内に侵入する
鉄粉等の異物が極めて少なくなり、そのためベアリング
３の寿命が格段に向上されるものである。なお、マグネ
ット４はベアリング３の外周に限らず、前記飛散オイル
Ｏａの飛散軌跡内に配設しても同様な効果を得ることが
できるものである。
【０００５】
【発明の効果】本発明は、歯車により掻き上げられたオ
イルの飛散方向に配設され、該飛散されたオイルにより
潤滑されるベアリングにおいて、前記飛散オイルの到達
するベアリングの外周部位に、飛散オイル中の鉄粉等の
異物を除去し得るマグネットを配設したことにより、歯
車から飛散されてくるオイルはマグネットに接触し、こ
の接触により飛散オイル中に含まれる鉄粉等の異物がマ
グネットに良好に吸着されて除去されるため、ベアリン
グに侵入する鉄粉等の異物は極めて少なくなり、ベアリ
ングの寿命を良好に向上させることができるものとな
る。また、前記マグネットには、前記飛散オイルの接触
面積を増大させる凹凸が形成されていることにより、こ
のマグネット等に形成された凹凸により飛散オイルが広
い面積で接触して、確実に飛散オイル中に含まれる鉄粉
等を除去できる効果を有する。
イルの飛散方向に配設され、該飛散されたオイルにより
潤滑されるベアリングにおいて、前記飛散オイルの到達
するベアリングの外周部位に、飛散オイル中の鉄粉等の
異物を除去し得るマグネットを配設したことにより、歯
車から飛散されてくるオイルはマグネットに接触し、こ
の接触により飛散オイル中に含まれる鉄粉等の異物がマ
グネットに良好に吸着されて除去されるため、ベアリン
グに侵入する鉄粉等の異物は極めて少なくなり、ベアリ
ングの寿命を良好に向上させることができるものとな
る。また、前記マグネットには、前記飛散オイルの接触
面積を増大させる凹凸が形成されていることにより、こ
のマグネット等に形成された凹凸により飛散オイルが広
い面積で接触して、確実に飛散オイル中に含まれる鉄粉
等を除去できる効果を有する。
【図１】本発明の一実施例のトランスミッションユニッ
ト内に配設されたベアリングにおける異物除去構造の概
略構成図である。
ト内に配設されたベアリングにおける異物除去構造の概
略構成図である。
【図２】図１におけるマグネットの表面側の拡大構成図
である。
である。
【図３】従来のマグネットの配置構成図である。
１ トランスミッションユニット ２ 歯車 ３ ベアリング ４ マグネット ４ａ 凹凸表面 Ｏ オイル Ｏａ 飛散オイル
Claims (2)
- 【請求項１】 歯車により掻き上げられたオイルの飛散
方向に配設され、該飛散されたオイルにより潤滑される
ベアリングにおいて、前記飛散オイルの到達するベアリ
ングの外周部位に、飛散オイル中の鉄粉等の異物を除去
し得るマグネットを配設したことを特徴とするベアリン
グ部の異物除去構造。 - 【請求項２】 前記マグネットには、前記飛散オイルの
接触面積を増大させる凹凸が形成されている請求項１に
記載のベアリング部の異物除去構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2583396A JPH09196147A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | ベアリング部の異物除去構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2583396A JPH09196147A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | ベアリング部の異物除去構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09196147A true JPH09196147A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=12176867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2583396A Pending JPH09196147A (ja) | 1996-01-18 | 1996-01-18 | ベアリング部の異物除去構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09196147A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2932544A1 (fr) * | 2008-06-11 | 2009-12-18 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de detection de position d'un mecanisme mobile se trouvant dans un carter contenant de l'huile |
| WO2019003976A1 (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-03 | いすゞ自動車株式会社 | 変速機の潤滑油浄化装置 |
| WO2019003974A1 (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-03 | いすゞ自動車株式会社 | 変速機の潤滑油浄化装置 |
-
1996
- 1996-01-18 JP JP2583396A patent/JPH09196147A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2932544A1 (fr) * | 2008-06-11 | 2009-12-18 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de detection de position d'un mecanisme mobile se trouvant dans un carter contenant de l'huile |
| WO2019003976A1 (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-03 | いすゞ自動車株式会社 | 変速機の潤滑油浄化装置 |
| WO2019003974A1 (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-03 | いすゞ自動車株式会社 | 変速機の潤滑油浄化装置 |
| CN110799778A (zh) * | 2017-06-26 | 2020-02-14 | 五十铃自动车株式会社 | 变速器的润滑油净化装置 |
| CN110799778B (zh) * | 2017-06-26 | 2023-02-28 | 五十铃自动车株式会社 | 变速器的润滑油净化装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4671267B2 (ja) | 自動変速機の漏油防止装置 | |
| JP4455031B2 (ja) | エレベータ用巻上機 | |
| JPH09196147A (ja) | ベアリング部の異物除去構造 | |
| KR20130043364A (ko) | 자동차의 밸런스 샤프트 어셈블리 | |
| JP2011127700A (ja) | 歯車減速機の軸封部構造 | |
| EP2187099B1 (en) | Lubrication structure of gear train encased in gear case | |
| JPH08219259A (ja) | トランスミッション | |
| JP2003052145A (ja) | モータのオイルシール構造 | |
| KR20020026648A (ko) | 리어엑슬의 기어오일 범람방지 장치 | |
| JPS60172725A (ja) | 軸受の潤滑剤飛散防止装置 | |
| JPS632694Y2 (ja) | ||
| JPS6317919Y2 (ja) | ||
| KR19980016883U (ko) | 변속기 케이스내의 이물질 제거구조 | |
| CN106712364B (zh) | 一种电机外壳 | |
| KR200280109Y1 (ko) | 자동차의 응축기용 모터 마그네트 구조 | |
| JPH06341437A (ja) | 横軸回転電機の軸受 | |
| JPS5813119Y2 (ja) | ウオ−タ−ポンプのメカニカルシ−ル保護装置 | |
| KR200159787Y1 (ko) | 엔진 오일 필터 | |
| JPH11173339A (ja) | 軸受装置 | |
| KR200147658Y1 (ko) | 이물질 방지용 자동차의 오일팬 커버 | |
| KR20010005328A (ko) | 스핀들 모터 | |
| JPH0236601Y2 (ja) | ||
| JPS596128Y2 (ja) | 回転電機の保護装置 | |
| JPH11180354A (ja) | クローラ走行装置の駆動軸取付構造 | |
| JPH0687767U (ja) | プーリ装置 |