JPH0919470A - 松葉杖 - Google Patents

松葉杖

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Publication number
JPH0919470A
JPH0919470A JP7169444A JP16944495A JPH0919470A JP H0919470 A JPH0919470 A JP H0919470A JP 7169444 A JP7169444 A JP 7169444A JP 16944495 A JP16944495 A JP 16944495A JP H0919470 A JPH0919470 A JP H0919470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leg
rod
crutch
cylinder
leg pieces
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7169444A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Fukada
深田浩充
Seiiku Iwamoto
岩本成燠
Toshikazu Suzuki
鈴木利和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Imasen Electric Industrial Co Ltd
Original Assignee
Imasen Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Imasen Electric Industrial Co Ltd filed Critical Imasen Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7169444A priority Critical patent/JPH0919470A/ja
Publication of JPH0919470A publication Critical patent/JPH0919470A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 衝撃力の軽減と、消費エネルギーの低減を可
能とすることである。 【構成】 頂端に脇当片2と、中間部位に握り体5を設
けた一対の脚片1a,1aと、脚片1a,1aの下端側
にスペーサ3と共に継手部材6をボルト14,14によ
って締付け固定して設け、更に、継手部材6の下部には
筒体7を取付けると共に、この筒体7内にはスプリング
9と脚杆10の頭部10aを挿嵌し、更に、筒体7の下
端側には前記脚杆10の離脱を防止する手段を設けて筒
体7内のスプリング9によって脚杆10を伸縮させる構
成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、身体障害者が一般に用
いる医療福祉用の松葉杖に関する。
【0002】
【従来の技術】従来医療福祉用松葉杖aとしては、頂端
に、身体の体重を支える脇部に当てる脇当片bと、中間
部位に握り体cを設けた一対の脚片a,aと、この一対
の脚片a,aの下端部に調整可能に取付けた脚杆dで構
成したものが存在し、一般に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来用いられてい
る松葉杖は、歩行に当り、自分自身の体重移動の際脇当
片を当てる脇や、手を握る握り部に、歩行中に衝撃力を
受けるため、非常に疲労を伴う歩行となっている。
【0004】また歩行する場合には図5に示すように、
人体の脇部の位置をポイントとした時の軌跡を画くと、
軌跡は円弧mを描いた運動が行われる。
【0005】即ち、体を上に足で蹴り上げようとする。
従って蹴り上げようとする力を余分に費やさなければな
らない問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は斯様な実情に鑑
み、この課題に対処するために創案するもので、前記松
葉杖において、松葉杖にかかる荷重の変化に伴って上下
に伸縮する機構を脚片と脚杆との間に介装して設けて緩
衝効果による衝撃力の軽減と、蹴り上げによる消費エネ
ルギーの低減を可能にすることを目的に提供するもので
ある。
【0007】
【作用】本発明は、松葉杖の地面接触部側上の脚杆に、
松葉杖から荷重が掛っていくと、筒体7は同時に、筒体
7内のスプリング9又は空気を圧縮して脚杆10に沿っ
た筒体7はスライドして下降し、荷重が減っていくと、
スプリング9又は空気の反発力により筒体7は上部に持
ち上げられ元の位置に戻される。即ち、図3に開示した
ように伸縮機構を用いると、脇部は水平状態となって身
体は移動することができる。従って蹴り上げようとする
エネルギーは低減することができ、また衝撃力は緩衝効
果で軽減できる。
【0008】
【実施例】図は、本発明による松葉杖の実施例を示すも
ので、図1乃至図3は伸縮機構にスプリングを用いた第
一実施例で、以下図に基づいて説明する。
【0009】1は松葉杖本体で、一対の脚片1a,1a
を略平行に配すると共に、その頂端には脇当片2を横架
して取付け固定する。
【0010】脚片1a,1aの下端側は折曲げて狭くし
てスペーサ3を間に介装して固定杆4等で一体に固定し
て取付け、また脚片1a,1aの中間部位には、脚片1
a,1aに横架して腕の長さに適するように握り体5
を、横杆等適宜手段によって取付け設けてある。
【0011】また前記脚片1a,1aの下部先端側に
は、前記スペーサ3に、上端部を当て受止めるようにし
た継手部材6を、下部側を脚片1a,1aの端部から延
出させて複数本のボルト14,14によって締付け固定
する。
【0012】前記継手部材6の延出部6aには、筒体7
の上端側を嵌着連接して複数本のねじ杆8,8により継
手部材6に固定して取付け、更に筒体7内にはスプリン
グ9と、脚杆10の頭部10aを下部から挿嵌し、スプ
リング9によって脚杆10を伸縮可能にしてある。
【0013】脚杆10には調整位置で取付けるストッパ
10bを設け、またストッパ10bと対応する筒体7の
下端側内面には脚杆10の離脱を防止するカラー11を
ねじ杆11aによって取付けて脚杆10はストッパ10
bをカラー11で受け止めて離脱しないように構成して
ある。
【0014】次に図4はスプリングに代え空気を利用し
た別の実施例で、前記実施例と同じように一対の脚片1
a,1aを略平行に配すると共に、その頂端には脇当て
を横架して取付け固定すると共に、脚片1a,1aの先
端側はスペーサ3を間にして折曲げ狭くして固定杆4等
で一体に固定して取付けてある。
【0015】また前記脚片1a,1aの中間部位には、
脚片1a,1aに横架して腕の長さに適するように握り
体5を適宜手段により取付けて設け、また脚片1a,1
aには、前記スペーサ3に上端部を受け止めるように継
手部材6を、下部側を脚片1a,1aの端部から延出さ
せて延出部6aにはOリング6bを介装させて筒体7の
上端側を摺嵌させると共に複数本のねじ杆8,8によっ
て継手部材6と筒体7と一体的となるように取付けてあ
る。
【0016】筒体7内には脚杆10の頭部10aを摺嵌
する。
【0017】頭部10aは周囲に複数条の周溝12,1
2を設けると共に、この周溝12,12にパッキング1
3を嵌めて前記した筒体7内に摺嵌してピストン動作を
行うようにする。
【0018】また脚杆10には、調整位置に取付けるス
トッパ10bを設け、前記と同じように筒体7の下端内
壁にねじ杆11aによって取付けたカラー11によって
脚杆10の離脱を防止している。
【0019】筒体7内の前記継手部材6と脚杆10の頭
部10aの間には圧縮空気を充填し、松葉杖本体1に荷
重が加わっていくと、筒体7は脚杆10の頭部10aに
沿って下部にスライドし空気を圧縮し、荷重が減ってい
くと圧縮された空気が元の圧力に戻ろうとする力により
元の位置に戻る構成としてある。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のように、本体1の脚杆と
脚杆の間に伸縮機構による緩衝部を設けることで、脇や
手にかかる衝撃力の軽減及び従来の体を上に蹴り上げよ
うとするエネルギーの低減を可能にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による松葉杖の一実施例を示した正面図
である。
【図2】図1の一部拡大断面図である。
【図3】使用時の説明図である。
【図4】別の実施例の一部拡大断面図である。
【図5】従来の松葉杖使用時の説明図である。
【符号の説明】
1 松葉杖本体 1a 脚片 2 脇当片 3 スペーサ 4 固定杆 5 握り体 6 継手部材 6a 延出部 6b Oリング 7 筒体 8 ねじ杆 9 スプリング 10 脚杆 10a 頭部 10b ストッパ 11 カラー 12 周溝 13 パッキング 14 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂端に脇当片と、中間部位の腕の長さに
    適応位置に握り体を取付けた一対の脚片と、この脚片の
    下端側に調整可能にした脚杆を設けた松葉杖において、
    前記脚片と、脚杆の間に反発力を利用した伸縮機構を介
    装したことを特徴とした松葉杖。
  2. 【請求項2】 前記松葉杖において伸縮機構をスプリン
    グを利用した特許請求の範囲第1項記載の松葉杖。
  3. 【請求項3】 前記伸縮機構を空気圧を利用した特許請
    求の範囲第1項記載の松葉杖。
JP7169444A 1995-07-05 1995-07-05 松葉杖 Pending JPH0919470A (ja)

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JP7169444A JPH0919470A (ja) 1995-07-05 1995-07-05 松葉杖

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ID=15886724

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007508057A (ja) * 2003-10-10 2007-04-05 ミレニアル メディカル イクイップメント リミテッド ライアビリティ カンパニー 人間工学的折りたたみ可能松葉杖
KR101138026B1 (ko) * 2010-11-11 2012-04-25 정진우 교체용 목발
KR101227250B1 (ko) * 2010-10-18 2013-01-28 정진우 목발
CN105982811A (zh) * 2016-07-23 2016-10-05 孔兵 一种拐杖
CN114271589A (zh) * 2022-01-05 2022-04-05 沈阳航空航天大学 一种基于北斗定位系统的多功能登山拐杖椅

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