JPH09194380A - 皮膚創傷用治療剤 - Google Patents

皮膚創傷用治療剤

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JPH09194380A
JPH09194380A JP2346096A JP2346096A JPH09194380A JP H09194380 A JPH09194380 A JP H09194380A JP 2346096 A JP2346096 A JP 2346096A JP 2346096 A JP2346096 A JP 2346096A JP H09194380 A JPH09194380 A JP H09194380A
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JP
Japan
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group
benzyl
camp
active ingredient
cyclic phosphate
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Pending
Application number
JP2346096A
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English (en)
Inventor
Toshiro Iwasaki
利郎 岩崎
Shigehiro Kataoka
茂博 片岡
Nobuyuki Yamatsugu
信幸 山次
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Kikkoman Corp
Original Assignee
Kikkoman Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 次の一般式(1) 【化1】 〔式中のR1、R2は、炭素数1〜6の直鎖状若しくは分
岐鎖状のアルキル基又はベンジル基であり、これらは同
一であってもよいし、互いに異なっていてもよく、また
1が水素原子のとき、R2は、ベンジル基、メチルベン
ジル基、ハイドロキシベンジル基メトキシベンジル基、
エトキシベンジル基又はハロゲン化ベンジル基であり、
Xは、水素原子若しくはアルカリ金属原子である〕で表
わされるアデノシン3',5'−環状リン酸誘導体を有効成
分とする皮膚創傷用治療剤。 【効果】 従来のcAMP誘導体を含むものに比べて、
ヒト表皮細胞の増殖活性化能が極めて優れ、しかも低温
保存をすることなく室温で長期にわたり安定で、悪臭を
発しないので使用時の不快感がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚創傷用治療
剤、さらに詳しくは、アデノシン−3',5'−環状リン酸
(以下cAMPという)誘導体若しくはその塩を有効成
分として含有する、安定な皮膚創傷用治療剤に関する。
【0002】
【従来の技術】皮膚や粘膜を含む組織の損傷などの創傷
としては、例えば切り傷、擦り傷、床擦れ(褥そう)、あ
かぎれ、火傷、痔疾、皮膚の潰よう、消化管の潰ような
どがある。そのうち特に、褥そう(床擦れ)は、骨突出部
の皮膚および皮下組織が持続的に圧迫され、阻血性壊死
をおこした状態であり、例えば癌や脳血管障害などの寝
たきり患者など多くの慢性疾患患者を悩ませている。近
年の老齢人口の増加に伴い、今後褥そう患者の増大が予
想され、その治療に有効な治療剤が望まれている。従
来、皮膚創傷用治療剤としては、例えばcAMPのアシ
ル誘導体などを有効成分とする皮膚潰瘍治療剤(特開昭
63−107935号)などが知られている。しかしな
がら、前記の皮膚潰瘍治療剤の有効成分であるcAMP
アシル誘導体は、不安定で、加水分解によりアシル基が
徐々に遊離して悪臭を発する脂肪酸が生成しやすい。こ
れを防止すべく、該治療剤に、例えば乾燥性を有する基
剤、さらには糖類等の安定化剤を加えても、その分解を
十分に防ぎきれないため、低温保存が必要であるという
不便さを有しており、必ずしも満足すべきものではなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、褥そう、
傷、皮膚潰よう、痔疾、火傷、凍傷などの治療に、従来
よりも優れた効果を発揮し、しかも安定で悪臭を発しな
い、室温での長期保存が可能な皮膚創傷用治療剤を提供
することを目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成すべく鋭意検討を重ねた結果、特定のN6−アラ
ルキルcAMP誘導体およびN6,N6−ジアルキルcA
MP誘導体が、創傷治療に有効である皮膚の再表皮化の
指標となる表皮細胞の増殖を強く活性化すること、また
それらのcAMP誘導体は、極めて安定であり、室温で
長期間保存しても悪臭を発しないことを見出し、この知
見に基づいて本発明を完成するに至った。 すなわち本
発明は、次の一般式(2)
【0005】
【化2】
【0006】〔式中のR1、R2は、炭素数1〜6の直鎖
状若しくは分岐鎖状のアルキル基又はベンジル基であ
り、これらは同一であってもよいし、互いに異なってい
てもよく、またR1が水素原子のとき、R2は、ベンジル
基、メチルベンジル基、ハイドロキシベンジル基、メト
キシベンジル基、エトキシベンジル基又はハロゲン化ベ
ンジル基であり、Xは、水素原子若しくはアルカリ金属
原子である〕で表わされるアデノシン3',5'−環状リン
酸誘導体を有効成分として含有する皮膚創傷用治療剤で
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の皮膚創傷用治療剤の有効成分としては、
前記一般式(2)のアデノシン3',5'−環状リン酸誘導
体において、R1、R2は、炭素数1〜6の直鎖状若しく
は分岐鎖状のアルキル基、例えばメチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、イソ
ブチル基、イソペンチル基など、およびベンジル基のc
AMP誘導体が用いられる。そしてR1、R2は同一であ
ってもよいし、また互いに異なっていてもよく、例えば
1がメチル基のとき、R2は、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ヘ
キシル基、ベンジル基などであり、R1がエチル基のと
き、R2は、エチル基、プロピル基、ブチル基、イソブ
チル基、ペンチル基、ヘキシル基、ベンジル基などであ
り、R1がプロピル基のとき、R2は、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基、ベンジル基などであ
り、R1がブチル基のとき、R2は、ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基、ベンジル基などであり、R1がペンチ
ル基のとき、R2は、ペンチル基、ヘキシル基、ベンジ
ル基などであり、R1がヘキシル基のとき、R2は、ヘキ
シル基、ベンジル基などであり、またR1がベンジル基
のとき、R2はベンジル基などであるcAMP誘導体が
用いられる。これらのうち、R1、R2が共にブチル基で
あるN6,N6−ジブチルcAMPが、ヒト表皮細胞の増
殖活性化能などの点で、特に好ましく用いることができ
る。
【0008】さらにまた、R1が水素原子のとき、R
2は、例えばベンジル基、メチルベンジル基、ハイドロ
キシベンジル基、メトキシベンジル基、エトキシベンジ
ル基およびハロゲン化ベンジル基であるクロロベンジル
基、ブロモベンジル基、フルオロベンジル基などのcA
MP誘導体が用いられる。これらのうち、R1が水素原
子でR2がベンジル基であるN6−ベンジルcAMPが、
ヒト表皮細胞の増殖活性化能などの点で、特に好ましく
用いることができる。そして、前記の有効成分は、外用
基剤に単独又は併用して含有させて用いることもでき
る。また、これらの誘導体は、そのナトリウム、カリウ
ム、リチウムなどのアルカリ塩、トリス(ヒドロキシメ
チル)アミノメタン塩、トリエチルアミンなどのアミン
塩としても使用できる。
【0009】本発明に用いる多くのcAMP誘導体は、
公知の化合物であり、N6−アラルキルcAMP誘導
体、例えばN6−ベンジルcAMPは、cAMPをベン
ズアルデヒドと還元剤を用いた還元アルキル化反応によ
り得られる(特開昭60−239496号公報参照)。
またN6,N6−ジアルキルcAMP誘導体(R1=R2
例えばN6,N6−ジプロピルcAMP、N6,N6−ジブ
チルcAMP、N6,N6−ジベンジルcAMP、N6
6−ジヘキシルcAMP、N6,N6−ジイソブチルc
AMPなどは、2'−O−トシルcAMPを水素化ナト
リウム存在下で、ハロゲン化アルキルと処理した後、ア
ルカリ性条件下でトシル基を脱保護して得ることができ
る(特開平3−83995号公報参照)。さらにまた、
1、R2が互いに異なるN6,N6−ジアルキルcAMP
誘導体は、2'−O−トシルcAMPにアルデヒドと還
元剤を作用させてN6−アルキル−2'−O−トシルcA
MPとし、これに水素化ナトリウム存在下で、ハロゲン
化アルキルと処理して対応するN6,N6−ジアルキル−
2'−O−トシルcAMPとし、これをアルカリ性条件
下でトシル基を脱保護して得ることができる(特開平3
−81285号公報参照)。
【0010】上記のごとくして得られたcAMP誘導体
を有効成分として含有させた本発明の皮膚創傷用治療剤
は、後述するごとくヒト表皮細胞(ケラチノサイト)を
増殖させる優れた活性化能を有することから、褥そう、
傷、皮膚潰よう、痔疾、火傷、凍傷などの皮膚疾患治療
に極めて有用である。本発明の皮膚創傷用治療剤は、経
口、組織内、局所、または経直腸的に用いられるが、特
に外用基剤中に前記有効成分を配合して、局所投与形
態、例えば水剤、軟膏剤、クリ−ム剤、ロ−ション、噴
霧剤、粉剤、テ−プ剤などの形態で投与するのが好まし
い。本発明の皮膚創傷用治療剤に用いられる外用基剤と
しては、外用基剤として用いることができるものであれ
ばいかなるものでもよく、例えば脂肪、脂肪油、ラノリ
ン、ワセリン、ろう、樹脂、グリコ−ル類、アルコ−ル
類、グリセリン、水、乳化剤、懸濁化剤、酸化防止剤、
防腐剤などが挙げられ、これらを単独または併用した外
用基剤に、前記のcAMP誘導体を含有させる。
【0011】本発明の皮膚創傷用治療剤は、前記cAM
P誘導体を、前記の外用基剤中に0.001〜10重量
%、好ましくは0.01〜5重量%含有させるのが望ま
しい。投与回数としては、1日当り1回〜数回塗布する
のが好ましい。また、本発明に用いるcAMP誘導体
は、必要により他の皮膚創傷用治療剤や線維芽細胞成長
因子(FGF)、上皮細胞成長因子(EGF)などと混
合して使用することもできる。
【0012】
【実験例】次に、実験例および実施例を示すが、本発明
はこれらにのみに限定されるものではない。 実験例1 (薬理試験) ヒト表皮細胞(ケラチノサイト)増殖試験 培養ヒト表皮細胞(ケラチノサイト)を、ケラチノサイ
ト増殖倍地(「KGM」、三光純薬社製)にて無血清、
低カルシウム存在下で継代培養した。この継代培養した
ヒト表皮細胞を、24ウエルのマルチプレート1ウエル
あたりKGM中に2×104個を植え、2時間後各ウエ
ルに、対照としてN6,2'−O−ジブチリルcAMPN
a(以下、DBcAMPNaという)を、そして本発明
区分として、N6−ベンジルcAMP又はN6,N6−ジ
ブチルcAMPを、それぞれKGMに溶解したものを加
えた。なお、前記の各cAMP誘導体は、それぞれの最
終濃度が10-5モルとなるように加えた。これらのヒト
表皮細胞を、37℃、5%CO2の条件下で18時間培
養した。18時間培養後、培養液に各ウエルあたり2μ
Ciの3H−チミジンを加え、さらに6時間培養した
後、細胞をリン酸緩衝生理食塩水(PBS)で2度洗浄
し、5%トリクロロ酢酸を加えて10分間静置した。次
いで、ソヂウムドデシルサルファイトにて可溶化して、
シンチレーション溶媒と混ぜシンチレーションカウンタ
ーで3H−チミジンの取り込み量(DPM)を測定し
た。その結果を図1に示す。 なお、図1中、DBはD
BcAMPを、BnはN6−ベンジルcAMPを、また
diC4はN6,N6−ジブチルcAMPを意味する。
【0013】図1より、本発明に用いるcAMP誘導体
であるN6−ベンジルcAMPおよびN6,N6−ジブチ
ルcAMPの3H−チミジンの取り込み量は、DBcA
MPに対してN6−ベンジルcAMPが2.2倍、N6
6−ジブチルcAMPが2.6倍であり、このことか
ら、これらは従来のDBcAMPよりもヒト表皮細胞に
対して優れた増殖促進効果を有することがわかる。
【0014】実験例2 (急性毒性試験) 本発明に用いるcAMP誘導体を生理食塩水に溶解した
ものを、体重25〜28gのddy−sマウス雄(5週
令)に、体重20g当たり0.2mlの割合で皮下内投
与し、14日間観察した。その結果、LD50値は、例え
ばN6−ベンジルcAMPが380mg/kg、N6,N
6−ジブチルcAMPが400mg/kgであり、外用
剤として使用するのに問題のない値であった。また、こ
れらを含有するクリームを健常者の皮膚に1週間塗布し
たが、全く異常は観察されなかった。
【0015】
【実施例】
実施例1 (水剤と、有効成分の安定性試験) 50mgのN6,N6−ジブチルcAMPを生理食塩水1
0mlに溶解して水剤とした。同様にしてDBcAMP
Naの水剤を比較例として調製した。これらを室温で1
月間保存し、UVで各極大吸収波長における吸収の減少
度(UV強度の減少%)を、またHPLCで有効成分の
残存率(%)を調べた。その結果を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】表1より、N6,N6−ジブチルcAMPを
含有させた本発明の水剤は、UV強度の減少度および有
効成分の残存率のいずれにおいてもDBcAMPを含有
させたものよりも優れていることから、本発明の皮膚創
傷用治療剤は、室温での長期間保存に極めて安定である
ことが分かる。
【0018】実施例2 (軟膏の臭いの変化および治癒
試験) 表2に示す各種成分の組成の軟膏(本発明品−1、本発
明品−2、比較例−1、比較例−2)を常法に従って調
製した。
【0019】
【表2】
【0020】これらを室温で1月間保存し、臭いの変化
を5人のパネルで官能評価を行なった。その結果を表3
に示す。なお、官能評価は、○:臭いの変化なし、△:
やや臭いあり、×:悪臭あり、の3段階で評価した。そ
の結果を表3に示す。
【0021】
【表3】
【0022】5人の評価は、完全に一致し、表3に示す
ごとく、比較例−1がDBcAMPの分解が起こったこ
とによる悪臭を発し、臭いの著しい変化が認められたの
に対して、本発明品−1および2の軟膏は、臭いの変化
が全く認められず室温での長期間保存にも安定であるこ
とがわかる。また、ヘアーレスマウスの背中に傷をつけ
たモデル(1群5匹)の患部に、前記の各軟膏を毎日一
回塗布し、完全に治癒するまでに要した平均日数を調べ
た。その結果を表4に示す。
【0023】
【表4】
【0024】表4からわかるように、本発明品−1およ
び2を塗布した群は、比較例−1および2を塗布した群
に比べ、明らかに早く傷を小さくし、その皮膚創傷治療
効果が確認された。
【0025】実施例3 (皮膚用乳液の調製) 表5中に示した成分1〜5の油相成分を混合、溶解して
均一とし、75℃に加熱した。また、成分6〜8、10
および11の水相成分を混合、溶解して75℃に加熱し
た。この水相成分に、前記の油相成分を添加して予備乳
化し、これに成分9を加えてホモミキサ−で均一に乳化
し、皮膚用乳液を調製した。
【0026】
【表5】
【0027】実施例4 (クリ−ム) 表6中に示した成分1〜7の油相成分を加熱融解して7
5℃に保ち、これに成分8、9、11および12の水相
成分を混合、溶解して75℃に加熱した。この水相成分
に油相成分を添加して予備乳化した後、ホモミキサ−に
て均一に乳化した後、攪拌しながら冷却して本発明品−
1のクリ−ムを得た。同様にして成分10を調製し、本
発明品−2のクリ−ムを得た。また、cAMP誘導体を
含まないものを比較例とした。
【0028】
【表6】
【0029】前記のごとくして得たクリームを、ヘアー
レスマウスの背中に傷をつけたモデル(1群5匹)の患
部に、毎日一回塗ったところ、本発明の有効成分を含む
本発明品−1および2を塗布した群は、有効成分を含ま
ない基剤のみを塗布した群に比べ、有意に早く傷を小さ
くし、その皮膚創傷治療効果が確認された。
【0030】
【発明の効果】本発明の皮膚創傷用治療剤は、従来のc
AMP誘導体を含むものに比べて、ヒト表皮細胞の増殖
活性化能が極めて優れ、しかも低温保存をすることなく
室温で長期にわたり安定で、悪臭を発しないので使用時
の不快感がないことなどから、褥そう、傷、皮膚潰よ
う、痔疾、火傷、凍傷などの治療に極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】各cAMP誘導体と、それらのヒト表皮細胞に
対する増殖促進効果を3H−チミジンの取り込み量(D
PM))で示したグラフ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の一般式(1) 【化1】 〔式中のR1、R2は、炭素数1〜6の直鎖状若しくは分
    岐鎖状のアルキル基又はベンジル基であり、これらは同
    一であってもよいし、互いに異なっていてもよく、また
    1が水素原子のとき、R2は、ベンジル基、メチルベン
    ジル基、ハイドロキシベンジル基、メトキシベンジル
    基、エトキシベンジル基又はハロゲン化ベンジル基であ
    り、Xは、水素原子若しくはアルカリ金属原子である〕
    で表わされるアデノシン3',5'−環状リン酸誘導体を有
    効成分として含有することを特徴とする皮膚創傷用治療
    剤。
  2. 【請求項2】 アデノシ3',5'−環状リン酸誘導体のR
    1が水素原子のとき、R2がベンジル基である請求項1記
    載の皮膚創傷用治療剤。
  3. 【請求項3】 アデノシン3',5'−環状リン酸誘導体の
    1、R2が共にブチル基である請求項1記載の皮膚創傷
    用治療剤。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2333041A (en) * 1998-01-13 1999-07-14 Johnson & Johnson Medical Ltd Wound Composition

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2333041A (en) * 1998-01-13 1999-07-14 Johnson & Johnson Medical Ltd Wound Composition

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