JPH09194273A - 硬化性無機質積層体の製造方法 - Google Patents

硬化性無機質積層体の製造方法

Info

Publication number
JPH09194273A
JPH09194273A JP564396A JP564396A JPH09194273A JP H09194273 A JPH09194273 A JP H09194273A JP 564396 A JP564396 A JP 564396A JP 564396 A JP564396 A JP 564396A JP H09194273 A JPH09194273 A JP H09194273A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistance
inorganic
coating layer
laminate
hardenable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP564396A
Other languages
English (en)
Inventor
Yosuke Tajima
陽介 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP564396A priority Critical patent/JPH09194273A/ja
Publication of JPH09194273A publication Critical patent/JPH09194273A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/009After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/52Multiple coating or impregnating multiple coating or impregnating with the same composition or with compositions only differing in the concentration of the constituents, is classified as single coating or impregnation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00474Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00482Coating or impregnation materials
    • C04B2111/00577Coating or impregnation materials applied by spraying
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/80Optical properties, e.g. transparency or reflexibility

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】耐紫外線性、耐熱水性、耐酸性雨性に優れ、耐
錆性を兼ね備えた硬化性無機質硬化体の製造方法を提供
する。 【解決手段】硬化性無機質成形体を成形した後、該成形
体表面に減圧下でアーク溶射することにより、Ni含有
量が5〜95重量%のNi−Cu合金からなる金属被覆
層を形成し、さらに該金属被覆層の上に耐候性透明塗料
を塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬化性無機質積層
体の製造方法に関するものであり、さらに詳しくは、耐
久性を向上させた硬化性無機質積層体の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、硬化性無機質成形体はそれ自
体だけでは酸性雨等により中性化して、強度劣化や白華
現象などの外観不良を引き起こすため、成形体の表面に
は塗料の塗装等による被覆処理が施されてきた。しかし
ながら、硬化性無機質成形体はそれ自体は、20年以上
の耐久性があるものの、表面の塗装膜は有機物質を主成
分とするため、太陽からの紫外線や熱によって分解が起
こり、硬化性無機質成形体の耐用年数中に何度もの塗り
替えを必要とした。
【0003】また、塗装膜の寿命を高めるために、塗料
樹脂中に耐候性のある顔料を高濃度に含有させても、顔
料の結合剤である樹脂成分が劣化によって分解を起こ
し、表面粉化等の表面劣化を引き起こすという問題点が
あった。
【0004】紫外線による劣化を受けない被覆方法とし
て、橋梁等への防錆や室内装飾用の瓦等への金属溶射が
提案されているが、この方法は、特に防錆機能の発現機
構が溶射層の犠牲防蝕によるものや、単なる酸化防止の
ための封孔処理を施すだけの装飾仕様であるため、屋外
で人目に晒される部材に適応して長期使用に耐え得るも
のではなかった。
【0005】このよう問題点を解決するために、例え
ば、特開平4−319405号公報には、硬化性無機質
成形体の表面に無機質の着色材料を均一に散布し密着さ
せた後、さらにエマルジョン塗装を施して養生硬化させ
白華現象を防止するセメント製品の化粧方法が提案され
ている。しかしながら、この化粧方法では、塗装膜成分
が有機物であるため、太陽からの紫外線や熱によって劣
化分解を起こし、変色やクラックを生じるため、硬化性
無機質成形体の耐用年数までの寿命はなく、さらに有機
塗装層と無機塗装層との層間剥離が起こる可能性があっ
た。
【0006】また、例えば、特開平2−132251号
公報には、セメント瓦の表面に直接溶射層を形成した溶
射瓦が開示されている。しかしながら、この方法によれ
ば、通常のフレーム溶射やアーク溶射法では、被覆時に
基材温度の上昇により基材表面の異常乾燥が起こるた
め、基材強度が低下するという問題点があった。また、
金属溶射層への封孔処理は通常行われず、行われても酸
化防止用なので耐熱/耐水/耐紫外線性に難点があり、
屋外での長期使用に耐えられないという問題点があっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みてなされたものであり、その目的は、耐紫外線
性、耐熱水性及び耐酸性雨性に優れ、耐錆性を兼ね備え
た硬化性無機質硬化体の製造方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の硬化性無機質硬
化体の製造方法は、硬化性無機質成形体を成形した後、
該成形体表面に減圧下でアーク溶射することにより、N
i含有量が5〜95重量%のNi−Cu合金からなる金
属被覆層を形成し、さらに該金属被覆層の上に耐候性透
明塗料を塗布することを特徴とするものである。
【0009】本発明で用いられる硬化性無機質成形体
は、次のものを主材料とする。 1)水硬性の無機物質 2)粘土鉱物もしくはフライアッシュとアルカリ金属珪
酸塩水溶液との混合物
【0010】上記水硬性の無機物質としては、水で練っ
た時に硬化性を示す無機物質であれば特に限定されず、
例えば、普通ポルトランドセメント、特殊ポルトランド
セメント、アルミナセメント、ローマンセメント等の単
味セメント;耐酸セメント、耐火セメント、水ガラスセ
メント等の特殊セメント;石膏、石灰、マグネシアセメ
ント等の気硬性セメントなどが挙げられ、特に、強度、
耐水性の面から、ポルトランドセメント、アルミナセメ
ントが好ましい。
【0011】上記粘土鉱物とは、SiO2 成分5〜85
重量%とAl2 3 成分90〜10重量%からなる鉱物
の総称で、例えば、カオリナイト、ディッカナイト、ナ
クライト、ハロイサイト等のカオリン鉱物;白雲母、イ
ライト、フェンジャイト、海緑石、セラドナイト、バラ
ゴナイト、ブランマライト等の雲母粘土鉱物;モンモリ
ナイト、バイデイト、ノントロライト、サボナイト、ソ
ーコナイト等のスメクタイト;緑泥岩、バイロフィライ
ト、タルク、バーミキュライト、ろう岩、ばん土頁岩な
どが挙げられる。
【0012】上記フライアッシュとは、JIS A62
01に規定されている、SiO2 成分45〜70重量%
とAl2 3 成分35〜15重量%からなる鉱物の総称
である。
【0013】上記粘土鉱物もしくはフライアッシュとし
ては、天然の物をそのまま使用してもよく、より反応性
を高めるためにプラズマ溶射やアーク溶射等の高エネル
ギー溶射法で粉体の比表面積を0.1〜100m2 /g
に調整してもよい。また、粒径10μm以下の粉体を8
0重量%以上含有するようにジェットミル、ロールミ
ル、ボールミル等で粉砕し、篩、比重、風力、湿式沈降
等の方法で分級してもよく、さらに、0.1〜30kw
/kgの機械的エネルギーを作用させたり、400〜1
000℃程度で焼成したりして活性化して使用してもよ
い。
【0014】上記アルカリ金属珪酸塩水溶液としては、
SiO2 成分とアルカリ金属Mとを、SiO2 /M2
(アルカリ金属の酸化物換算値)のモル比8以下の割合
で含有するものであって、かつ水分量10〜1000重
量%のものの総称である。また、上記SiO2 /M2
のモル比としては、好ましくは3以下であり、より好ま
しくは2.5以下である。ここでいうアルカリ金属Mと
しては、K、Na又はLiが好ましい。上記水分量とし
ては、好ましくは10〜750重量%であり、より好ま
しくは10〜400重量%である。
【0015】上記粘土鉱物もしくはフライアッシュとア
ルカリ金属珪酸塩水溶液との混合物には、上述の材料以
外に、さらに、例えば、珪砂、フライアッシュ、アルミ
ナ、ボーキサイト、タルク、マイカ、玄武岩、長石等の
岩石・鉱物粉末;粘土等の無機質充填剤;ポリ塩化ビニ
ル、フェノール、ユリア、ポリスチレン、ポリウレタ
ン、ポリエチレン等の合成樹脂の粒状発泡体;ガラス、
シリカ、シラス、フライアッシュ等のバルーン;パーラ
イト、蛭石、粒状発泡シリカ等の粒状無機質発泡体;ビ
ニロン、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、
カーボン、アラミド、アクリル、ガラス、チタン酸カリ
ウム、鋼等の補強繊維などが添加物として混入されてい
てもよい。
【0016】また、上記粘土鉱物もしくはフライアッシ
ュとアルカリ金属珪酸塩水溶液との混合物には、Mg、
Ca、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、A
l、Ga、Sn、Si、フェロシリコン等の金属粉末;
過酸化水素、過酸化ソーダ、過酸化カリウム、過ほう酸
ソーダ等の発泡剤を添加して発泡させてもよい。
【0017】上記1)水硬性の無機物質、又は2)粘土
鉱物もしくはフライアッシュとアルカリ金属珪酸塩水溶
液との混合物から、硬化性無機質成形体を得る方法とし
ては、例えば、型内へ注型した後高温で硬化させ、室温
で自然養生させる方法などが挙げられる。
【0018】上記硬化性無機質成形体には、Ni−Cu
合金からなる金属被覆層を形成し、さらに該金属被覆層
の上に耐候性透明塗料を塗布する。
【0019】上記金属被覆層に用いられるNi−Cu合
金としては、防錆性を有するために、Ni含有量が5〜
95重量%に制限され、好ましくは10〜90重量%、
より好ましくは30〜70重量%である。
【0020】上記Ni−Cu合金としては、例えば、モ
ネル(大同インコアロイ社製「MONEL ALLOY
400」、Ni含有量:約65重量%)、洋白(Ni
含有量:約30重量%)、キュプロニッケル(Ni含有
量:約10重量%)等が挙げられる。
【0021】上記金属被覆層としては、基材の温度変化
や水分量変化を起こさずに、連続した層状に形成される
のが好ましく、減圧下でアーク溶射する方法(特公平4
−59026号公報)によって形成することができる。
【0022】上記耐候性透明塗料としては、屋外での長
期使用に耐えるため、耐候性、透明性以外に、耐熱性、
耐水性、耐熱水性、耐紫外線性を兼ね備えているものが
好ましく、例えば、アクリル塗料、アクリルシリコン塗
料、フッ素塗料などが好適に用いられる。ここでいう透
明性とは、有色顔料粒子を含まず、透明であることを意
味する。
【0023】上記耐候性透明塗料の塗布方法としては、
特に限定されず、例えば、スプレー塗布、刷毛塗り、ロ
ール塗布などが用いられる。上記耐候性透明塗料は、金
属被覆層上にピンホール等の発生がなく均一に塗布すさ
れていること以外に、金属被覆層を封孔するように含浸
されていることが好ましく、そのためには塗料の粘度は
10cps以下が好ましい。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、実施例により本発明を具体
的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0025】 (A)基材の調製 ・ポルトランドセメント 100重量部 (小野田セメント社製「普通ポルトランドセメント」) ・珪砂 (六呂屋鉱業社製「5号珪砂」) 40重量部 ・ポリプロピレン繊維 1重量部 (テザック社製「タフライト 3F−3EX」) ・メチルセルロース 1.5重量部 (信越化学社製「メトローズ 90SH−30000」) ・水 35重量部 上記各成分を混練し平板形状(6mm厚×200mm
幅)に押出し成形した成形体を80℃で6時間蒸気養生
した後、室温で24時間自然養生し基材Aを得た。
【0026】 (B)基材の調製 ・分級フライアッシュ 40重量部 (関東化工社製、平均粒径20μm、JIS A6201相当分級品) ・ワラストナイト (カキウチ社製「A−60」) 20重量部 ・微粉珪砂(アサヒ珪砂社製「微粉珪砂」) 40重量部 ・ビニロン繊維(クラレ社製「RM182」、3mm) 1重量部 ・ステアリン酸亜鉛(和光純薬社製、1級相当品) 1重量部 上記各成分をミキサーで15分間乾式混合した後、これ
にK/Naハードナー(日本化学社製、特殊カリソーダ
珪酸塩)65重量部を加えて3分間練り合わせ、さら
に、この混合物にアルミ粉(ミナルコ社製「350
F」)0.08重量部を水35重量部に分散した分散液
を注入し1分間高速攪拌した。次いで、300mm×3
00mm×10mmの型枠内に注型し、30分間常温で
放置後80℃オーブン中で15時間放置して脱型し、室
温で24時間自然養生し基材Bを得た。
【0027】(実施例1〜6)表1に示すように、基材
A又はB上に、アークテクノ社インバーター式金属溶射
装置「PC−250iDEX」を使用して、吐出空気速
度15m/min、搬線速度5m/minの条件で減圧
内アーク溶射を行い、金属被覆層を形成した。尚、アー
ク溶射に使用する金属種と電圧は表2に示す通りであ
る。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】上記金属被覆層の形成された基材を予め8
0℃のオーブン中でプレヒートし、表3に示した塗料を
乾燥後の厚みが10μmとなるように塗布し、常温で3
0分間セッティングした後120℃のオーブンで30分
間硬化させ、硬化性無機質積層体を得た。尚、塗料は約
3cpsの粘度となるように希釈して使用した。また、
実施例5及び6については、乾燥後の塗膜にクロスカッ
トを施し、金属被覆層を露出させた。
【0031】
【表3】
【0032】(比較例1)特開平4−319405号公
報に準拠して、蒸気養生前の基材A上にアクリル樹脂エ
マルジョン塗料(東亜ペイント社製「サンテックスデラ
ックス#100」)をスプレー塗布し、室温下で30分
間セッティングした後、表面をポリエステルシートで被
覆して80℃で6時間蒸気養生を行った。さらに、2週
間室温下で自然養生を行い硬化性無機質積層体を得た。
【0033】(比較例2)特開平2−132251号公
報に準拠して、基材A上にメテコ社製12E型ガンを用
い、使用ガスとして酸素(2.1kg/cm2 )、アセ
チレン(1.05kg/cm2 )及び空気(4.9kg
/cm2 )を用いたフレーム溶射法で、溶射金属には銅
を使用し、搬線速度1.8m/分で300μm厚の金属
被覆層を形成した。さらに、金属被覆層上に鋼構造防錆
用のエポキシ系塗料(関西ペイント社製「エポマリン上
塗り」)を、乾燥後の厚みが10μmとなるように塗布
し、常温で30分間セッティングした後120℃オーブ
ンで30分間硬化させ、硬化性無機質積層体を得た。
尚、塗料は約3cpsの粘度となるようにシンナーで希
釈して使用した。
【0034】(比較例3)金属種として純Niを使用し
たこと以外は、実施例5と同様にして、硬化性無機質積
層体を得た。
【0035】(比較例4)金属種として純Cuを使用し
たこと以外は、実施例5と同様にして、硬化性無機質積
層体を得た。
【0036】(比較例5)金属種としてSUS304を
使用したこと以外は、実施例5と同様にして、硬化性無
機質積層体を得た。
【0037】上記実施例及び比較例で得られた硬化性無
機質積層体につき、下記の測定及び性能評価を行い、そ
の結果を表4に示した。 (1)耐紫外線性 JIS K5400に準拠して、サンシャインウェザー
メーターによる試験を行い、5000時間照射後の色差
変化をJIS L0804規定の変褪色用グレースケー
ルを用いて目視観察により等級を判定した。
【0038】(2)耐熱水性 試験片を100℃の熱水中に3日間浸漬した後室温で3
日間乾燥させ、表面状態を目視観察した。
【0039】(3)耐酸性雨性 試験片表面に、50mmφ×50mm高さの塩化ビニル
樹脂管を設置し、その樹脂管の中に10重量%の硫酸を
注入し30日間放置した後水洗し、さらに室温下で3日
間乾燥させて、表面状態を目視観察した。
【0040】(4)防錆性 沸騰水蒸気中に24時間さらし、錆発生の有無を目視観
察した。
【0041】
【表4】
【0042】
【発明の効果】本発明の硬化性無機質硬化体の製造方法
は、上述の構成であり、耐紫外線性、耐熱水性、耐酸性
雨性に優れ、耐錆性を兼ね備えた硬化性無機質硬化体を
提供する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬化性無機質成形体を成形した後、該成
    形体表面に減圧下でアーク溶射することにより、Ni含
    有量が5〜95重量%のNi−Cu合金からなる金属被
    覆層を形成し、さらに該金属被覆層の上に耐候性透明塗
    料を塗布することを特徴とする硬化性無機質積層体の製
    造方法。
JP564396A 1996-01-17 1996-01-17 硬化性無機質積層体の製造方法 Pending JPH09194273A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP564396A JPH09194273A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 硬化性無機質積層体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP564396A JPH09194273A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 硬化性無機質積層体の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09194273A true JPH09194273A (ja) 1997-07-29

Family

ID=11616823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP564396A Pending JPH09194273A (ja) 1996-01-17 1996-01-17 硬化性無機質積層体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09194273A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007051372A (ja) * 2005-08-10 2007-03-01 Waertsilae Schweiz Ag 対高温腐食保護手段を含む製品と、該製品を有する往復動ピストン燃焼機関、タービンまたは燃焼ユニットと、高温腐食保護手段としての合金の使用
JP2008531852A (ja) * 2005-03-03 2008-08-14 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード 気体酸素を輸送するのに用いられるパイプ部品またはデバイスを被覆する方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008531852A (ja) * 2005-03-03 2008-08-14 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード 気体酸素を輸送するのに用いられるパイプ部品またはデバイスを被覆する方法
JP4838269B2 (ja) * 2005-03-03 2011-12-14 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード 気体酸素を輸送するのに用いられるパイプ部品またはデバイスを被覆する方法
JP2007051372A (ja) * 2005-08-10 2007-03-01 Waertsilae Schweiz Ag 対高温腐食保護手段を含む製品と、該製品を有する往復動ピストン燃焼機関、タービンまたは燃焼ユニットと、高温腐食保護手段としての合金の使用
KR101365928B1 (ko) * 2005-08-10 2014-02-20 베르트질레 슈바이츠 악티엔게젤샤프트 고온 부식 방지막을 구비한 가공품, 및 이러한 가공품을구비한 왕복식 피스톤 연소 엔진, 터빈 또는 연소 유닛

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4130440A (en) Self-curable inorganic composition
KR101366514B1 (ko) 콘크리트 함수율 100% 습윤상태에서 프라이머 없이 시공이 가능한 무기질계 중성화방지, 방수, 방식, 바닥마감재 도료 조성물과 이를 이용한 중성화방지, 방수, 방식, 바닥재 시공방법
US4495228A (en) Hydraulic cement composition and method for use as protective coating for substrates
KR101914473B1 (ko) 콘크리트 구조물 보호용 친환경 기능성 표면 보호제 조성물 및 이를 이용한 콘크리트 구조물 표면 보호 마감 공법
US20130260043A1 (en) Method of coating a geopolymer onto an article
JPH08120192A (ja) 塗装材及びこれを用いる塗装工法
WO2018107862A1 (zh) 一种阻燃防霉防腿色建筑保温外墙
SK134296A3 (en) Silicate compound
KR100943158B1 (ko) 콘크리트, 시멘트용 침투성 도장공법
Shahedan et al. Characterization and design of alkali activated binder for coaling application
JPH09194273A (ja) 硬化性無機質積層体の製造方法
KR100986711B1 (ko) 하폐수 처리시설의 화학적 침식된 토목구조물의 보수, 보강 및 콘크리트 표면보호와 방수, 방식을 위한 세라믹 및 고분자수지를 함유한 조성물 및 표면보호공법
CN207453315U (zh) 一种高耐污的仿铝塑板型涂层系统
CN102888185B (zh) 一种仿石涂料及其制备方法
KR100953725B1 (ko) 무기계 콘크리트 표면 방식재
JPH08127856A (ja) 硬化性無機質積層体の製造方法
CN114054323A (zh) 一种免烧釉面铝合金幕墙板的制备方法
KR20020001916A (ko) 무기질계 수성경화용 도포제 조성물 및 이의 제조방법
KR101486035B1 (ko) 콘크리트 열화 방지용 무기질 세라믹 도료 및 그 시공방법
CN109054609A (zh) 复合材料及其制备方法
JP2003055615A (ja) 塗装材
KR102374871B1 (ko) 무기질 콘크리트 표면 보호용 도막재 및 그 시공 방법
CN108384342B (zh) 一种用于工厂金属板材的环保水性涂料及其制备方法
CN211641205U (zh) 一种防火玻璃
KR102533631B1 (ko) 콘크리트 단면보수공법 및 방수방식공법