JPH09193897A - 無人航空機の着陸誘導用画像装置 - Google Patents

無人航空機の着陸誘導用画像装置

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JPH09193897A
JPH09193897A JP507496A JP507496A JPH09193897A JP H09193897 A JPH09193897 A JP H09193897A JP 507496 A JP507496 A JP 507496A JP 507496 A JP507496 A JP 507496A JP H09193897 A JPH09193897 A JP H09193897A
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JP
Japan
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aerial vehicle
unmanned aerial
ground
camera
image
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Withdrawn
Application number
JP507496A
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English (en)
Inventor
Kenichi Doufuku
健一 堂福
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は雲が多い天候時でも確実に無人航空機
を着陸することができる着陸誘導用画像装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】無人航空機に搭載した、TVカメラ4と、
TV送信器5と、姿勢角センサ6と、電波高度計7と、
データリンク送信器8と、地上コックピット2に設置し
た、TV受信器9と、データリンク受信器10と、信号
処理装置11と、画像強調装置12と、TVモニタ13
と、地上レーダ3からなり、画像強調装置12は、信号
処理装置11から人工的な水平線および滑走路の位置情
報を入力するとともに、無人航空機のTVカメラ4から
無人航空機の前方の風景を入力して、TV画像上に信号
処理装置で算出した人工的な水平線と滑走路を重ねて表
示し、TVモニタ13に出力することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飛行中の無人航空
機を、地上に設置した操縦装置により操縦して着陸させ
るための無人航空機の着陸誘導画像強調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の無人航空機の着陸誘導操作におい
ては、無人航空機に搭載したTVカメラから送信される
TV画像上の水平線、滑走路、又は無人航空機搭載の姿
勢角センサから送信される姿勢角情報により、地上にい
る無人航空機の操縦者(パイロット)は無人航空機の機
体姿勢角を認知している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムでは、
雲が少なく、TV画像上の水平線、滑走路が明瞭な時
は、パイロットはTV画像情報のみから機体前方風景情
報及び機体姿勢角情報を認知できるが、雲が多くなると
TV画像上で水平線、滑走路が不明瞭となるため、パイ
ロットは機体姿勢角情報を得るためには視点をTV画面
から計器(姿勢角指示計)に移す必要がありパイロット
の、作業負担(ワークロード)の増加及び飛行操縦の不
安定性の増加につながる。
【0004】本発明は、無人航空機の着陸誘導に重要な
TV画像情報に人工的シンボルを重畳表示することによ
り、提供されるTV画像情報の安定性を向上させること
ができる装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る装置は、無
人航空機に搭載したTVカメラから送信されるTV画像
により、地上に設置されたコックピット内で無人航空機
の着陸誘導を行うためのTV画像装置において、(A)
無人航空機に搭載した、TVカメラと、TV送信器と、
姿勢角センサと、電波高度計と、データリンク送信器
と、(B)地上コックピットに設置した、TV受信器
と、データリンク受信器と、信号処理装置と、画像強調
装置と、TVモニタと、(C)地上レーダから成り、
(D)前記地上レーダは、無人航空機に対する地上レー
ダのアンテナ・アジマス角(Az )と、アンテナ・エレ
ベーション(El )と、無人航空機までの距離(RA )
を検知し、(E)前記信号処理装置は、地上レーダか
ら、アンテナ・アジマス角(Az )と、アンテナ・エレ
ベーション(El )と、無人航空機までの距離(RA )
を入力し、無人航空機の位置を算出するとともに、無人
航空機から、姿勢角センサにより検知した機体姿勢角
と、電波高度計により検知した高度情報を受信し無人航
空機の位置情報(Az 、El 、RA )と、機体の姿勢角
と、高度情報から、無人航空機搭載のTVカメラに写る
人工的な水平線と滑走路を算出して、画像強調装置に出
力し、(F)前記画像強調装置は、信号処理装置から、
人工的な水平線および滑走路の位置情報を入力するとと
もに無人航空機から、無人航空機のTVカメラで撮影し
た無人航空機の前方の風景を入力して、TV画像上に信
号処理装置で算出した人工的な水平線と滑走路を重ねて
表示し、TVモニタに出力することを特徴とする。
【0006】すなわち、本発明に係る装置は、無人航空
機に搭載されたTVカメラから送信される外界風景を地
上コックピットに設置されたTVモニタを見ながら沿革
操縦する際に、(1)地上レーダのアンテナ角度と機体
との距離情報から算出される無人航空機の位置情報と、
無人航空機搭載の姿勢角センサと電波高度計から得られ
る機体姿勢角と機体高度情報から、無人航空機搭載のT
Vカメラで撮影される水平線と滑走路を算出し、(2)
C・G(コンピュータ・グラフィックス)により、TV
モニタ上に重ね合わせて表示することことを特徴とす
る。
【0007】そのため、パイロットは天候に左右されな
いで、飛行中の無人航空機の安定したTV画像情報を得
ることができる。従って次のように作用する。
【0008】地上コックピットにおいて、 (A)地上レーダの無人航空機に対するアンテナ角度
と、機体との距離情報とから算出される機体位置と、無
人航空機搭載の姿勢角センサで検知した機体姿勢角と、
電波高度計で検出される機体高度とから、無人航空機搭
載のTVカメラに写る人工的な水平線、滑走路を算出
し、地上コックピット設置のTVモニタに表示する。 (B)そのため、パイロットは、天候(雲の密度)にか
かわらず、地上コックピットのTVモニタに表示される
人工的な水平線と滑走路の形状により、機体の姿勢角情
報を得ることができる(TVモニタから計器に視点を移
すことなく得ることができる)。 (C)したがって、ワークロードの安定した着陸誘導操
作が可能になる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1〜図3
に示す。図1は、本発明の第1の実施の形態に係る無人
航空機の着陸誘導画像強調装置の基本ブロック図を示
す。
【0010】図3の地上コックピット2内の信号処理装
置11においては、まず、無人航空機1を地上コックピ
ット2からの遠隔操縦により着陸させる際、地上レーダ
3の無人航空機に対するアンテナ・アジマス角Az と、
アンテナ・エレベーション角El と、無人航空機との距
離RA の情報により、無人航空機1の位置を算出する。
【0011】次に、図3の信号処理装置11において
は、無人航空機1に搭載された姿勢角センサ6で検知し
た機体姿勢角と、電波高度計7で検知した高度情報を、
データリンク送信器8およびデータリンク受信器10を
介して受信し、先に算出した無人航空機の位置情報(A
z ,El ,RA )と合わせて、TVカメラ4で撮影され
る人工的な水平線と滑走路の位置を算出する。
【0012】信号処理装置11で算出された人工的な水
平線及び滑走路の位置情報は、画像強調装置12に出力
される。画像強調装置12においては、無人航空機1に
搭載されているTVカメラ4で撮影された無人航空機1
の前方の風景を、TV送信器5、TV受信器9を介して
入力し、TV画像上に、無人航空機1の前方の風景と、
信号処理装置11で算出された人工的な水平線と滑走路
を重ね合わせて表示する信号を、TVモニタ13に出力
する。
【0013】パイロットは、TVモニタ13上でTVカ
メラ4で撮影される生画像に加えて、画像強調装置12
で生成される人工的な水平線と滑走路(輪郭、センタラ
イン)により、機体の姿勢角情報を得ることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 (1)無人航空機の着陸において、現在のTV画像情報
に加えて、人工的な水平線、滑走路の情報を重ねて表示
することにより、パイロットは天候(雲の密度)に関係
なく、視界があまりよくないときでも、晴天時と同じ視
界感覚が得られ、TVモニタを通して機体姿勢角情報を
認知することができる。 (2)そのため、着陸誘導のワークロードは軽減され、 (3)雲が多い天候時の着陸の確実性も向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る基本ブロック
図。
【図2】図1の無人航空機のブロック図を示す図。
【図3】図1の地上コックピットのブロック図を示す
図。
【符号の説明】
1…無人航空機、 2…地上コックピット、 3…地上レーダ、 4…TVカメラ(テレビカメラ)、 5…TV送信器(テレビ送信器)、 6…姿勢角センサ、 7…電波高度計、 8…データリンク送信器、 9…TV受信器(テレビ受信器)、 10…データリンク受信器、 11…信号処理装置、 12…画像強調装置、 13…TVモニタ(テレビモニタ)、 RA …地上レーダと無人航空機との距離、 Az …アンテナ・アジマス角、 El …アンテナ・エレベーション角。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無人航空機(1)に搭載したTVカメラ
    (4)から送信されるTV画像により、地上に設置され
    たコックピット(2)内で無人航空機の着陸誘導を行う
    ためのTV画像装置において、(A)無人航空機(1)
    に搭載した、TVカメラ(4)と、TV送信器(5)
    と、姿勢角センサ(6)と、電波高度計(7)と、デー
    タリンク送信器(8)と、(B)地上コックピット
    (2)に設置した、TV受信器(9)と、データリンク
    受信器(10)と、信号処理装置(11)と、画像強調
    装置(12)と、TVモニタ(13)と、(C)地上レ
    ーダ(3)から成り、(D)前記地上レーダ(3)は、
    無人航空機に対する地上レーダのアンテナ・アジマス角
    (Az )と、アンテナ・エレベーション角(El )と、
    無人航空機までの距離(RA )を検知し、(E)前記信
    号処理装置(11)は、地上レーダ(3)から、アンテ
    ナ・アジマス角(Az )と、アンテナ・エレベーション
    角(El )と、無人航空機までの距離(RA )を入力し
    て、無人航空機の位置を算出するとともに、 無人航空機(1)から、姿勢角センサ(6)により検知
    した機体姿勢角と、電波高度計(7)により検知した高
    度情報を受信し無人航空機の位置情報(Az 、El 、R
    A )と、機体の姿勢角と、高度情報から、無人航空機搭
    載のTVカメラ(4)に写る水平線と滑走路を算出し
    て、画像強調装置(12)に出力し、(F)前記画像強
    調装置(12)は、信号処理装置(11)から、人工的
    な水平線および滑走路の位置情報を入力するとともに、 無人航空機から、無人航空機のTVカメラ(4)で撮影
    した無人航空機の前方の風景を入力して、 TV画像上に、信号処理装置で算出した人工的な水平線
    と滑走路を重ねて表示し、TVモニタ(13)に出力す
    ることを特徴とする無人航空機の着陸誘導用画像装置。
JP507496A 1996-01-16 1996-01-16 無人航空機の着陸誘導用画像装置 Withdrawn JPH09193897A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015102479A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 富士重工業株式会社 飛行方法
RU2584067C1 (ru) * 2015-04-23 2016-05-20 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Южно-Уральский государственный университет" (национальный исследовательский университет) (ФГБОУ ВПО "ЮУрГУ" (НИУ)) Способ определения параметров движения самолета при его посадке
JP2016165215A (ja) * 2015-02-04 2016-09-08 トヨタ モーター エンジニアリング アンド マニュファクチャリング ノース アメリカ,インコーポレイティド 無人式空中移動体を係留して充電するシステム及び方法

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Effective date: 20030401