JP3128549B2 - 三次元画像表示方法 - Google Patents

三次元画像表示方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は三次元の画像をリ
アルタイムに表示するリアルタイム・コンピューター・
グラフィック技術に関するものであり、特に、バーチャ
ルリアリティ表示を行う三次元画像表示方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図32は、従来の三次元画像表示装置の
一構成例を示す図で、同図において、1は三次元地図生
成回路、2は画像貼り付け回路、3はオブジェクト貼り
付け回路、4は視点切り出し回路、5はディスプレイで
ある。この三次元画像表示装置は、三次元地図生成回路
1が生成した立体的な地図の上に、画像貼り付け回路2
により衛星写真等の画像を貼り付けた上、更に必要に応
じて三次元もしくは平面の画像部品等をオブジェクト貼
り付け回路3により貼り付ける。次いで、視点切り出し
回路4により、上記画像やオブジェクトが貼りつけられ
た立体的な地図の中から任意の視点から見た画像を切り
出し、その画像をディスプレイ5に映像として表示す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来の三次元画像表示装置は、例えばCCDカメラ
等で撮影された目に見える物体を忠実にまたは臨場感を
もって表示することに主眼をおいて構成されているた
め、実環境では極めて有用であるが、以下に示すような
目に見ることができないもの(可視光の画像では表示さ
れないもの)は表示することができなかった。 ア.電波で実現されているもの。 イ.器材の性能によって決まる有効範囲(ゾーン)を示
す領域。 ウ.人為的に設定したルートや範囲等であり、本来、目
に見える実際の世界には存在しないもの。 エ.赤外線や紫外線等の光学画像 オ.合成開口レーダ等のレーダ画像 更に、従来の三次元画像表示装置は、実際に撮影された
画像をそのまま表示することに主眼をおいているので、
次に示すような見え方を考慮した画像を表示することが
できなかった。 ア.見通し距離の度合いである視程。 イ.日照の方向による画像の鮮明度。
【0004】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであり、電波等の目に見えないが重要である
物体を表示したり、赤外線センサ等の他のセンサーで撮
影した場合の映像を表示したりすることができるととも
に、見通し等による見え方を考慮した画像表示が可能な
三次元画像表示方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の三次
元表示方法は、三次元地図生成回路で生成された三次元
地図に、画像貼り付け回路により衛星写真等の可視光の
画像を貼り付けてから、視点切り出し回路により任意の
視点から見た画像を切り出して得た映像をディスプレイ
に表示する際に、上記三次元地図中におけるレーダ等の
電波源の電波覆域を示す画像を上記映像中に表示するよ
うにしたものである。
【0006】請求項2に記載の三次元画像表示方法は、
上記視点が、上記電波覆域の内側にあるか外側にあるか
を判定する電波覆域内外判定回路を設け、上記内,外の
判定結果を表示可能としたものである。
【0007】請求項3に記載の三次元画像表示方法は、
上記電波覆域のうち、特定の周波数範囲内の電波覆域の
みを可視化して表示するようにしたものである。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】請求項に記載の三次元画像表示方法は、
三次元地図生成回路で生成された三次元地図に、画像貼
り付け回路により衛星写真等の可視光の画像を貼り付け
てから、視点切り出し回路により任意の視点から見た画
像を切り出して得た映像をディスプレイに表示する際
に、上記三次元地図中における特定の電波標識等の電波
源の電波覆域を示す画像を上記映像中に表示するように
したものである。
【0012】請求項に記載の三次元画像表示方法は、
請求項の三次元画像表示方法において、上記電波覆域
のうち、特定の周波数範囲内の電波覆域のみを可視化し
て表示するようにしたものである。
【0013】請求項に記載の三次元画像表示方法は、
三次元地図生成回路で生成された三次元地図に、画像貼
り付け回路により衛星写真等の可視光の画像を貼り付け
てから、視点切り出し回路により任意の視点から見た画
像を切り出して得た映像をディスプレイに表示する際
に、上記三次元地図中の特定の飛翔体が搭載する電波源
の電波覆域を示す画像を上記映像中に表示するようにし
たものである。
【0014】請求項に記載の三次元画像表示方法は、
請求項の三次元画像表示方法において、上記電波覆域
のうち、特定の周波数範囲内の電波覆域のみを可視化し
て表示するようにしたものである。
【0015】請求項に記載の三次元画像表示方法は、
可視化する電波覆域の大きさを、特定の飛翔体の電波に
対する有効反射断面積に応じて変化させるようにしたも
のである。
【0016】請求項に記載の三次元画像表示方法は、
上記電波有効反射断面積を、飛翔体の機体姿勢に基づい
て算出するようにしたものである。
【0017】請求項10に記載の三次元画像表示方法
は、可視化する電波覆域の大きさを、上記電波源が受け
ている妨害電波の影響度に応じて変化させるようにした
ものである。
【0018】請求項11に記載の三次元画像表示方法
は、三次元地図生成回路で生成された三次元地図に、画
像貼り付け回路により衛星写真等の可視光の画像を貼り
付けてから、視点切り出し回路により任意の視点から見
た画像を切り出して得た映像をディスプレイに表示する
際に、ディスプレイに表示される地表中の撮影可能範囲
を示す画像を上記映像中に表示するようにしたものであ
る。
【0019】
【0020】請求項12に記載の三次元画像表示方法
は、三次元地図生成回路で生成された三次元地図に、画
像貼り付け回路により衛星写真等の可視光の画像を貼り
付けてから、視点切り出し回路により任意の視点から見
た画像を切り出して得た映像をディスプレイに表示する
際に、飛行禁止区域を示す画像を上記映像中に表示する
ようにしたものである。
【0021】
【0022】請求項13に記載の三次元画像表示方法
は、三次元地図生成回路で生成された三次元地図に、画
像貼り付け回路により衛星写真等の可視光の画像を貼り
付けてから、視点切り出し回路により任意の視点から見
た画像を切り出して得た映像をディスプレイに表示する
際に、上記画像貼り付け回路に代えて、赤外線画像を貼
り付ける赤外線画像貼り付け回路を設け、赤外線画像を
貼り付けた映像を表示するようにしたものである。
【0023】また、請求項14に記載の三次元画像表示
方法は、三次元地図生成回路で生成された三次元地図
に、画像貼り付け回路により衛星写真等の可視光の画像
を貼り付けてから、視点切り出し回路により任意の視点
から見た画像を切り出して得た映像をディスプレイに表
示する際に、上記画像貼り付け回路に代えて、レーダ画
像を貼り付けるレーダ画像貼り付け回路を設け、レーダ
画像を貼り付けた映像を表示するようにしたものであ
る。
【0024】
【0025】
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1に係わる三
次元表示装置の構成を示すブロック図である。この三次
元表示装置は通常所定の航空機に搭載され、上記航空機
(以下、本機と略す)の飛行時に使用する情報を表示す
る際に使用されるが、事前に別途撮影した映像や情報に
基づいて、実際の飛行前に上記航空機のオペレータに情
報提供する際にも使用することができる。同図におい
て、1は例えばCCDカメラ等で撮影された画像から立
体的な地図を生成する三次元地図生成回路、2は三次元
地図生成回路1で生成された地図上に衛星写真等を貼り
付ける画像貼り付け回路、3は上記地図上に必要に応じ
て三次元もしくは平面の画像部品のオブジェクトを貼り
付けるオブジェクト貼り付け回路、6は重要なレーダ等
の電波源の電波覆域を可視的な画像に変換する三次元電
波覆域可視化回路、4は上記画像やオブジェクトが貼り
つけられた立体的な地図の中から任意の視点から見た画
像を切り出す視点切り出し回路、5は上記視点切り出し
回路4で切り出された画像を映像として表示するディス
プレイである。視点切り出し回路4は、予め三次元地図
を含む仮想立体空間内の任意の点を起点とし、そこから
前,後,左,右、上,下、および仰角方向の視点の移動
操作量に応じて、上記起点位置から視点変化量を算出し
て、仮想空間内の視点位置を判定し、上記視点位置から
の映像の切り出しを行うものである。三次元電波覆域可
視化回路6は、レーダ等の電波源の電波覆域を仮想立体
空間に変換するともに、上記電波の三次元覆域と背景と
なる地表等の画像の位置関係とを認識できるように、上
記電波覆域を例えば半透明のドーム状に表示して上記電
波覆域を可視化する。
【0027】次に、上記構成の三次元表示装置の動作に
ついて説明する。まず、三次元地図生成回路1が生成し
た立体的な地図の上に、画像貼り付け回路2により衛星
写真等を貼り付けた後、更に必要に応じて、特に注目を
要する物体を強調して示す三次元もしくは平面の画像の
部品等のオブジェクトをオブジェクト貼り付け回路3に
より貼り付ける。次に、電波覆域可視化回路6により、
重要なレーダ等の電波源の電波覆域を、例えば三次元の
半透明のドーム画像として表示し、これを上記地図に重
ねて表示する。その後、視点切り出し回路4により任意
の視点から見た画像を切り出した映像をディスプレイ5
に表示する。
【0028】図2は、ディスプレイ5に表示される初期
画面の一例を示す模式図で、表示画面5Sの中央部から
上部には、三次元地図生成回路1が生成した衛星写真の
立体図5aが表示される。この立体図5aの下部中央に
は画像貼り付け回路2により貼り付けた衛星写真の平面
図5bが表示される。また、上記衛星写真の立体図5a
には、オブジェクト貼り付け回路3により、電波源であ
るレーダ装置を備えた施設を示すマークXが貼り付けら
れる。更に、上記立体図5aの下部左側には視点切り出
し回路4により切り出された、ある視点から見た衛星写
真5cを表示する。なお、同図において、通常ディスプ
レイ5に表示される選択ボタンや指示ボタン等について
は省略した。図3は、上記初期画面のレーダ施設の電波
覆域を、電波覆域可視化回路6によりこれを可視化し上
記立体図5aに重ねて表示した三次元地図を含む仮想立
体空間の画像である。本実施の形態1では、上記電波覆
域を、上記施設のレーダ位置もしくは中心位置を頂点と
した三次元の半透明ドーム画像RXとして表示する。こ
のとき、上記ドームの径は電波の届く最大範囲を三次元
的に算出して求める。更にこの三次元ドームRXが電波
覆域であることを強調するために、上記ドームRXの側
面の一部を回転させる表示を行っている。なお、実際の
表示画面はカラーであり、上記ドームRXや上記回転部
分を所定の色により識別している。
【0029】このように、本実施の形態1によれば、三
次元電波覆域可視化回路6を設け、電波源の電波覆域を
例えば半透明のドーム状に表示して可視化し、これを三
次元地図生成回路1が生成した立体的な地図に重ねてデ
ィスプレイ5に表示するようにしたので、電波のような
目に見えないが重要である物体が表示でき、三次元表示
装置の有用性を著しく高めることができる。特に、本機
がレーダ等の電波源の電波覆域近傍を飛行した場合、上
記電波源により本機が探知されることが予想されるの
で、本機は上記電波覆域を認識して飛行することが望ま
しい。例えば、レーダが味方のものである場合には、本
機のオペレータに対して、味方の監視下に入ることがで
きるエリアが近くにあることを認識させることができる
し、レーダが敵のものである場合には、敵の監視下に入
って注意すべき状態になるエリアであることを認識させ
ることができる。
【0030】なお、上記例では、電波源の電波覆域を三
次元の半透明ドーム画像RXとして表示したが、上記電
波覆域を格子状やまだら模様等に表示し、更に上記電波
覆域の存在を強調する際に上記模様を点滅させるように
してもよい。また、電波覆域可視化回路6は常時動作さ
せ表示させてもよく、必要により表示/非表示を選択で
きてもよい。
【0031】実施の形態2.上記実施の形態1では、電
波覆域可視化回路6を設け、電波源の電波覆域を例えば
半透明のドーム状に表示して可視化して、これを表示す
るようにしたが、本実施の形態2では、図4に示すよう
に、視点切り出し回路4の後段に、視点位置が電波覆域
の内側にあるか外側にあるかを判定する電波覆域内外判
定回路7を付加して、上記電波覆域が上記視点位置の内
側にあるかあるいは外側にあるかを判定するとともに、
内側にある場合には、例えば画面全体に薄く着色する等
の加工を加えた映像をディスプレイ5に表示するように
したものである。すなわち、電波覆域内外判定回路7
は、視点切り出し回路4に設定された視点位置の現在の
空間座標と上記電波覆域の領域の座標とを対応させて、
上記視点位置が上記電波源の三次元覆域の内側にあるか
どうかを判定し、電波源の三次元覆域の内側に上記視点
がある場合には、そのことをオペレータが背景の地表等
の画像を見ながら認識できるように、例えば図2の5c
に相当する映像画面全体を着色して表示する。
【0032】上記視点位置は、通常本機の位置、すなわ
ち本機のオペレータの視点位置に設定されるので、上記
実施の形態1の表示に加えて、上記着色表示により、本
機が上記レーダのエリア内にあるかどうかを更に明瞭に
表示することができる。特に、レーダが敵のものである
場合には、本機が敵の監視下に入って注意すべき状態に
あるかどうかを本機のオペレータに確実に認識させるこ
とができる。なお、上記例では、本機が電波覆域にある
場合には、映像画面全体を着色して表示したが、格子状
やまだら模様等に表示してもよく、更に上記模様を点滅
や回転をさせるようにしてもよい。あるいは、画面の一
部にマーク等で表示してもよい。また、電波覆域可視化
回路6及び電波覆域内外判定回路7は常時動作させ表示
させてもよく、必要により表示/非表示を選択できても
よい。
【0033】実施の形態3.上記の実施の形態1では、
電波覆域可視化回路6を設け、電波源の電波覆域を可視
化して表示するようにしたが、本実施の形態3は、図5
に示すように、上記電波覆域可視化回路6に代えて、上
記三次元地図中における特定の飛翔体の射程範囲などの
器材の性能によって決まる有効ゾーンを画像に変換して
表示するゾーン可視化回路8を設け、これを三次元地図
生成回路1が生成した立体的な地図に重ねて表示可能と
したものである。ゾーン可視化回路8は、図6に示すよ
うに、例えば上記有効ゾーンの一つである相手方のミサ
イル射程範囲と背景である地表等の画像との位置関係を
認識できるように、上記射程範囲を例えば半透明のドー
ム状(同図の斜線部、実際の表示画面では、例えば赤で
表示)の画像MZとして表示する。なお上記画像MZの
大きさは、予め性能が決まっているか性能の予想された
ミサイルの射程距離と、上記ミサイルの設置位置とから
三次元的に算出する。
【0034】このように、本実施の形態3によれば、ゾ
ーン可視化回路8を設けて、相手方のミサイル射程範囲
など器材の性能等による有効ゾーンを半透明のドーム状
に表示して可視化しディスプレイ5に表示可能としたの
で、上記器材の性能の及ぶ範囲が明瞭に認識でき、三次
元表示装置の有用性を著しく高めることができる。特
に、上記有効ゾーンがミサイル射程範囲等の本機に危険
が及ぶ可能性がある場合には、パイロットまたはオペレ
ータに危険なエリアを認識させることができるので、パ
イロットあるいはオペレータは、これを参考にして、本
機の飛行ルートを変更するなどの処置を行うことができ
る。また、飛行ルートの計画時に適切なルートの選定を
行うことができる。なお、上記有効ゾーンは、格子状や
まだら模様等に表示してもよく、更に上記模様を点滅や
回転をさせるようにしてもよい。また、ゾーン可視化回
路8は常時動作させ表示させてもよく、必要により表示
/非表示を選択できてもよい。
【0035】実施の形態4.上記実施の形態3では、ゾ
ーン可視化回路8を設け、ミサイル射程等の有効ゾーン
を例えば半透明のドーム状に表示して可視化して、これ
を表示するようにしたが、本実施の形態4では、図7に
示すように、視点切り出し回路4の後段に視点位置が上
記有効ゾーンの内側にあるか外側にあるかを判定するゾ
ーン内外判定回路9を付加して、上記有効ゾーンが上記
視点位置の内側にあるかあるいは外側にあるかを判定す
るとともに、内側にある場合には、例えば画面全体に薄
く着色する等の加工を加えた映像をディスプレイ5に表
示するようにしたものである。上記ゾーン内外判定回路
9の動作は、上記実施の形態2の電波覆域内外判定回路
7と同様である。また、有効ゾーンの表示方法は、三次
元覆域の内側に視点がいることを背景の地表等の画像を
見ながら認識できるような表示であれば、画面全体を格
子状やまだら模様等に表示してもよく、更に点滅や回転
等をさせて表示してもよく、画面の一部にマーク等で表
示してもよい。また、上記着色する色は有効ゾーンの種
類に応じて変化させ、特に、上記有効ゾーンがミサイル
射程範囲である場合には赤っぽい色で着色する。したが
って、上記着色表示により、本機が有効ゾーン内にある
かどうかを更に明瞭に表示することができるので、特
に、上記有効ゾーンがミサイル射程範囲である場合に
は、本機が注意すべき状態にあるかどうかを本機のパイ
ロットまたはオペレータに確実に認識させることができ
る。また、ゾーン可視化回路8及びゾーン内外判定回路
9は常時動作させ表示させてもよく、必要によりそれぞ
れの表示/非表示を選択できてもよい。
【0036】実施の形態5.図8は、本発明の実施の形
態5に係わる三次元表示装置の構成を示す図で、同図に
おいて、1は三次元地図生成回路、2は画像貼り付け回
路、3はオブジェクト貼り付け回路、11は重要な飛翔
体等の飛行ルートを示す三次元の航跡と予定ルートを可
視的な画像に変換する飛翔体飛行ルート可視化回路、4
は視点切り出し回路、5はディスプレイである。ここ
で、重要な飛翔体は、民間機,戦闘機,輸送機等の航空
機、遠隔操作または自立航行による無人機、ミサイル等
を指す。また、飛行ルートは、オペレータにより設定さ
れたり他者により指示される経度,緯度,高度等を指
す。飛翔体飛行ルート可視化回路11は、上記重要な飛
翔体の飛行ルートと背景となる地表等の画像の位置関係
を認識できるように、細い線路状のものと、地表へ降ろ
した垂線で表示して上記飛行ルートを可視化する。
【0037】次に、上記構成の三次元表示装置の動作に
ついて説明する。まず、三次元地図生成回路1が生成し
た立体的な地図の上に、画像貼り付け回路2により衛星
写真等を貼り付けた後、更に必要に応じて、特に注目を
要する物体を強調して示す三次元もしくは平面の画像の
部品等のオブジェクトをオブジェクト貼り付け回路3に
より貼り付ける。次に、飛翔体飛行ルート可視化回路1
1により、図9に示すように、飛行ルートと背景の地表
等の画像の位置関係を認識できるように、例えば細い線
路状の飛行ルートLkと、上記飛行ルートLkから地表へ
降ろした垂線Hkとで表示し、これを上記地図に重ねて
表示する。これにより、実際の地表面との位置関係をオ
ペレータに明瞭に認識させることができる。また、実際
のフライト前に航空機のオペレータに上記情報提供する
ことにより、上記オペレータに地表面との位置関係を認
識させることができる。なお、上記飛行ルートは飛翔体
の基体姿勢に従った帯状のものでもよく、あるいは点線
状やまだら模様等に表示してもよい。更に、点滅やルー
トに沿って移動させるようにしてもよい。また、飛翔体
飛行ルート可視化回路11は常時動作させ表示させても
よく、必要により表示/非表示を選択できてもよい。
【0038】実施の形態6.上記の実施の形態1では、
電波覆域可視化回路6を設け、電波源の電波覆域を可視
化して表示するようにしたが、本実施の形態6は、図1
0に示すように、上記電波覆域可視化回路6に代えて、
重要な電波標識等の電波覆域を画像に変換して表示する
電波標識可視化回路12を設け、これを三次元地図生成
回路1が生成した立体的な地図に重ねて表示するもので
ある電波標識は、航空機が決められた航路上を飛行して
いることを確認するため、地上の基準となる位置から電
波を上空に発信するもので、この電波を航空機が受ける
ことで上記航空機が上記基準位置からずれているかを判
断できるようにするためのものである。したがって、夜
間や雲が多い場合でも、航空機が上記電波標識からの電
波を受けることで現在位置を正しく認識することができ
る。電波標識可視化回路12は、上記電波標識の電波覆
域と背景である地表等の画像の位置関係を認識できるよ
うに、図11に示すように、上記電波覆域を例えば半透
明の逆円錐状の画像NZに可視化して表示する。これに
より、オペレータが飛行ルート計画作成時に、本機が正
しく電波標識を通過しているかどうかを認識させること
ができる。なお、上記画像NZの大きさは当該電波標識
からの電波の届く最大範囲を三次元的に算出して求め
る。また、上記電波覆域は格子状やまだら模様等に表示
してもよく、上記ゾーンを更に点滅や回転等をさせて表
示してもよい。更に、電波標識可視化回路12は常時動
作させ表示させてもよく、必要により表示/非表示を選
択できてもよい。
【0039】実施の形態7.上記の実施の形態6では、
電波標識可視化回路12を設け、電波標識等の電波覆域
をを可視化して表示するようにしたが、本実施の形態7
は、図12に示すように、上記電波標識可視化回路12
に代えて、飛翔体が搭載する電波源の電波覆域を示す三
次元のゾーンを画像に変換して表示する飛翔体放射電波
可視化回路13を設け、これを三次元地図生成回路1が
生成した立体的な地図に重ねて表示するものである。飛
翔体が搭載する電波源としては、航空機に搭載され、前
方の雲や他の航空機を探知するレーダや、地上を照射し
て反射波から地上の画像を作成する地表照射型レーダな
どがあり、飛翔体放射電波可視化回路13は、図13に
示すように、飛翔体Kに搭載された電波源の電波覆域K
Zと背景である地表等の画像との位置関係を認識できる
ように、上記電波覆域KZを例えば半透明の円錐あるい
は四角錐あるいは格子状に可視化して表示する。これに
より、飛翔体が搭載する電波源の電波覆域を認識するこ
とができる。特に、本機が上記地表照射型レーダを搭載
している場合には、本機が地表の目標物を正しく照射で
きる飛行ルートを採っているかどうかをオペレータに認
識させることができる。なお、上記電波覆域を格子状や
まだら模様等に表示してもよく、更に、点滅や回転ある
いは上下動等をさせて表示してもよい。また、飛翔体放
射電波可視化回路13は常時動作させ表示させてもよ
く、必要により表示/非表示を選択できてもよい。
【0040】実施の形態8.図14は、本発明の実施の
形態3に係わる三次元表示装置の構成を示す図で、本実
施の形態8では、上記実施の形態1おいて、電波覆域可
視化回路6により可視化する電波覆域の周波数範囲を制
御する周波数範囲制御回路14を設け、この可視化周波
数範囲制御回路14により制御された範囲内の周波数の
電波についてのみ電波源の電波覆域を可視化し、特定の
周波数範囲以外の電波覆域は表示画面から消去されるよ
うにしたものである。すなわち、上記実施の形態1で
は、周波数の異なる電波源の電波覆域があった場合に
は、全ての電波覆域が同時に表示されていたのに対し、
本実施の形態8においては、可視化周波数範囲制御回路
14により可視化する電波源の周波数を制限できるの
で、レーダや他の通信との混信(干渉)が発生していな
いかどうかを認識することができる。更に、本機が電波
の逆探知機材を搭載している場合、当該電波源の存在を
逆探知機材で探知できるかどうかも判断することができ
る。
【0041】なお、上記実施の形態8では、周波数範囲
制御回路14を設け、電波覆域可視化回路6により可視
化する電波覆域の周波数範囲を制御するようにしたが、
図15に示すように、上記実施の形態6において、電波
標識可視化回路12により可視化する電波覆域の周波数
範囲を制御する周波数範囲制御回路14を設け、この可
視化周波数範囲制御回路14により制御された範囲内の
周波数の電波についてのみ電波標識の電波覆域を可視化
するようにしてもよい。これにより、制御された範囲内
の周波数の電波標識のみが表示されるので、オペレータ
に状況に応じ必要な情報のみを提供することができ、不
要な情報による混乱を防ぐことができる。
【0042】また、図16に示すように、上記実施の形
態7において、飛翔体放射電波可視化回路13により可
視化する電波覆域の周波数範囲を制御する周波数範囲制
御回路14を設け、この可視化周波数範囲制御回路14
により、飛翔体の放射する電波のうち、制御された範囲
内の周波数の電波についてのみ可視化して表示するよう
にしてもよい。これにより、制御された範囲内の周波数
の電波のみが表示されるので、レーダや他の通信との混
信(干渉)が発生していないかどうかを認識することが
できるとともに、本機が電波の逆探知機材を搭載してい
る場合には、当該電波源の存在を逆探知機材で探知でき
るかどうかも判断することができる。
【0043】実施の形態9.ところで、レーダ等の電波
源により航空機等の飛翔体を探知する場合には、上記飛
翔体から反射してくる電波を探知して上記飛翔体の存在
を認識するが、反射してくる電波の強さは飛翔体とレー
ダとの距離だけでなく、飛翔体の大きさや形状により異
なっている。すなわち、大きい飛翔体や電波を反射しや
すい形状の飛翔体は、電波源からの距離が遠くても容易
に発見できる。そこで、本実施の形態9では、図17に
示すように、航空機等の飛翔体の電波に対する有効反射
断面積(RCS)を算出する飛翔体のRCS算出回路1
6と、この飛翔体RCS算出回路16により算出したR
CSに基づいて電波覆域可視化回路6を制御し、電波覆
域可視化回路6において可視化する電波源の電波覆域の
大きさを制御する電波覆域制御回路15とを設け、飛翔
体の電波に対するRCSに応じて表示する電波源の電波
覆域の大きさを変化させるようにした。
【0044】すなわち、上記実施の形態1では、表示す
る電波源(例えば、レーダ)の電波覆域を当該レーダの
性能により決まる一定の広がりとしていたが、飛翔体の
種類により電波に対する有効反射断面積(RCS)が異
なるので、レーダの実効的な電波覆域(探知覆域)は、
実際には一定ではない。したがって、小型戦闘機のよう
に小さいものとジャンボジェット機のように大きなもの
が、レーダから等距離にあった場合、ジャンボ機は上記
レーダにより容易に探知できるが小型戦闘機を探知する
のは難しいので、ジャンボ機に対しては上記レーダの探
知覆域は広く、小型戦闘機に対しては探知覆域は狭い。
そこで、飛翔体のRCSを予め電波照射するなどして基
準値(例えば、小型戦闘機;2、大型戦闘機;4、ジャ
ンボ機;100など)を定め、その値を装置に入力して
おき、RCS算出時には飛翔体の種類を入力することに
より飛翔体の電波に対するRCSを求め、このRCSに
応じて電波源の電波覆域(図3参照)の大きさを表示す
る。これにより、レーダの実効的な電波覆域を表示する
ことができ、オペレータに実際的な電波覆域を示すこと
ができる。
【0045】また、図18に示すように、飛翔体RCS
算出回路16の前段に、飛翔体の機体姿勢を計算する飛
翔体姿勢計算回路17を付加し、飛翔体RCS算出回路
16では、この飛翔体姿勢計算回路17により算出した
機体姿勢に基づいて当該飛翔体のRCSを算出し、この
姿勢補正されたRCSにより可視化する電波覆域の大き
さを決定することにより、レーダの探知覆域をより正確
に求めることができる。すなわち、飛翔体の電波に対す
る有効反射断面積(RCS)は、その種類だけでなく飛
翔体の姿勢によっても変化する。また、上記姿勢は飛翔
体が上記レーダに対してどの向きにあるかを示す値、例
えばピッチ,ヨウ,ロール等の値で表現できる。したが
って、上記RCSを飛翔体の姿勢に応じて補正すること
により、レーダの実効的な電波覆域を精密に求めること
ができる。
【0046】実施の形態10.図19は、本発明の実施
の形態10に係わる三次元表示装置の構成を示す図で、
本実施の形態10では、電波源が受けている妨害電波の
影響に応じて変化させるための妨害電波影響算出回路1
8と、この妨害電波影響算出回路18により算出した妨
害電波の影響度に基づいて電波覆域可視化回路6を制御
し、電波覆域可視化回路6において可視化する電波源の
電波覆域の大きさを制御する電波覆域制御回路15とを
設け、妨害電波の影響度に応じて表示する電波源の電波
覆域の大きさを変化させるようにした。すなわち、レー
ダ等の電波源に対して同じ周波数の電波が混入してきた
場合には、上記電波源の実効的な電波覆域(探知覆域)
が狭くなる。特に電波源に対して強力な妨害電波が照射
された場合には、その探知エリアは縮退する(探知距離
が短くなる)。そこで、妨害電波の出力,覆域,妨害対
象電波源の位置等から上記妨害電波と上記電波源からの
信号とのレベルを算出し、例えば上記信号のレベルが上
記妨害電波のレベルを下回る割合を求めてこれを妨害電
波の影響度とし、上記電波源の電波覆域の大きさを上記
影響度に応じて表示すれば、レーダの実効的な電波覆域
(探知覆域)を表示することができるので、オペレータ
に正確な電波覆域を示すことができる。
【0047】実施の形態11.図20は、本発明の実施
の形態5に係わる三次元表示装置の構成を示す図で、同
図において、1は三次元地図生成回路、2は画像貼り付
け回路、3はオブジェクト貼り付け回路、19は飛翔体
等から撮影を行う際に、機構上の制約で撮影できる範囲
に制限がある場合、撮影可能な範囲と背景の地表等の画
像の位置関係を可視化して表示する撮影範囲可視化回
路、4は視点切り出し回路、5はディスプレイである。
カメラ等での撮影では、カメラの指向方向が固定されて
いる時には、1回で撮影できる範囲が上記カメラの視野
角によって決まる。そこで、範囲可視化回路19によ
り、予め決まっている撮影機材の視野角及び航空機の位
置(経度,緯度,高度,方位)から地表上の撮影可能な
範囲を算出し、図21に示すように、上記算出された範
囲をを例えば細い線状の撮影可能範囲PZとして地表上
に表示する。これにより、決められた飛行ルートで目標
を撮影できるかどうかが明瞭となるので、オペレータは
容易に状況把握を行うことができる。なお、上記図21
では、撮影範囲を50%ずつダブらせて撮影した例を示
したが、連続撮影を行う場合には、上記範囲は帯状のも
のとなる。また、撮影可能範囲の表示は地表上の撮影可
能な範囲の色を薄く変更したものでもよく、点線状やま
だら模様等に表示してもよく、更に点滅等をさせて表示
してもよい。更に、撮影範囲可視化回路19は常時動作
させ表示させてもよく、必要により表示/非表示を選択
できてもよい。
【0048】実施の形態12.図22は、本発明の実施
の形態5に係わる三次元表示装置の構成を示す図で、同
図において、1は三次元地図生成回路、2は画像貼り付
け回路、3はオブジェクト貼り付け回路、20は重要な
民間航空機等の飛行ルートである航空路を示す三次元の
ゾーン可視化して表示する航空路可視化回路、4は視点
切り出し回路、5はディスプレイである。民間航空機等
の飛行ルートは規則によって定められた一定の航路幅と
高度幅とを持っているので、航空路可視化回路20によ
り、上記航空路を、図25に示すように、上記航路幅と
高度幅とを有する細い線で囲まれ薄く着色された空中回
廊SZと、上記空中回路から地表へ下ろした垂線Nで表
示することにより、重要な民間航空機等の航空路が明瞭
となるので、オペレータに上記航空路を認識させること
ができる。なお、上記航空路は筒状のものでもよく、点
線状やまだら模様等に表示して背景が見えるようにして
もよく、更に点滅や航空路に沿って模様の移動させて表
示してもよい。更に、航空路可視化回路20は常時動作
させ表示させてもよく、必要により表示/非表示を選択
できてもよい。
【0049】実施の形態13.上記の実施の形態13で
は、航空路可視化回路20を設け、重要な民間航空機等
の航空路を可視化して表示するようにしたが、図24に
示すように、上記航空路可視化回路20に代えて、飛翔
体が通常飛行してはいけないエリア(飛行禁止ゾーン)
を示す三次元のゾーンを画像に変換して表示する飛行禁
止ゾーン可視化回路21を設け、これを三次元地図生成
回路1が生成した立体的な地図に重ねて表示するもので
ある。飛行禁止ゾーンは、例えば相手国の領空や軍事上
の訓練空域等の飛行が禁止されているエリアと高度をで
囲まれるゾーンで、飛行禁止ゾーン可視化回路21は、
図25に示すように、上記飛行禁止ゾーンと背景である
地表等の画像の位置関係を認識できるように、上記ゾー
ンを筒状のエリアZZで表示してオペレータに明瞭に認
識させることにより、本機が注意すべき状態にあるかど
うかを本機のパイロットまたはオペレータに確実に認識
させることができる。なお、上記飛行禁止ゾーンは細い
輪郭線で囲まれ薄く着色された空中回廊と地表へ降ろし
た垂線、もしくは半透明のドームでもよく、点線状やま
だら模様等に表示して背景が見えるようにしてもよく、
更に点滅や模様の移動をさせて表示してもよい。更に、
飛行禁止ゾーン可視化回路21は常時動作させ表示させ
てもよく、必要により表示/非表示を選択できてもよ
い。
【0050】実施の形態14.図26は、本発明の実施
の形態5に係わる三次元表示装置の構成を示す図で、同
図において、1は三次元地図生成回路、2は画像貼り付
け回路、3はオブジェクト貼り付け回路、23は複数の
視点の内どの視点からの画像を切り出すかを制御する視
点制御回路、4は視点切り出し回路、4bは第2の視点
切り出し回路、22は上記視点切り出し回路4,4bか
らの画像を合成する映像合成回路、5はディスプレイで
ある。次に、上記構成の三次元表示装置の動作について
説明する。まず、三次元地図生成回路1が生成した立体
的な地図の上に、画像貼り付け回路2により衛星写真等
を貼り付けた後、更に必要に応じて、特に注目を要する
物体を強調して示す三次元もしくは平面の画像の部品等
のオブジェクトをオブジェクト貼り付け回路3により貼
り付け、視点切り出し回路4により任意の2つ目の視点
から見た画像を切り出す。次に、視点制御回路23によ
り、任意の2つ目の視点から見た画像を切り出し、上記
2つの視点から切り出した画像を映像合成回路22によ
り合成してディスプレイ5に表示する。
【0051】図29は、複数の視点からの画像をディス
プレイ5に表示した一例を示す図で、上部の大きい画面
P1は、視点切り出し回路4により切り出した飛翔体の
側方遠方の第1視点から見た画像で、左下の小さい画面
P2は、視点切り出し回路4bにより切り出した第2視
点である飛翔体から見た上記飛翔体の側方下方の画像で
ある。このように、複数の視点から見た画像を同一画面
内に表示することにより、オペレータは本機の飛行状態
を多方面から把握することができる。なお、上記例では
視点切り出し回路4,4bにより切り出した2つの画面
を表示する場合について説明したが、3個以上の視点切
り出し回路を設けて、多数の視点からの画面を同時に表
示するようにしてもよい。また、視点制御回路23はそ
れぞれの視点切り出し回路全てに設けてもよく、特定の
1個あるいは複数個の視点切り出し回路に設けてもよ
い。あるいは、上記複数の視点切り出し回路の視点を全
て固定としてもよい。更に、複数の視点切り出し回路は
常時動作させて表示させてもよく、必要により表示/非
表示を選択できてもよい。
【0052】実施の形態15.上記の実施の形態1で
は、画像貼り付け回路2を設け、可視光画像を貼り付け
るようにしたが、本実施の形態14は、図28に示すよ
うに、可視光画像を貼り付ける替わりに衛星写真等の赤
外線の画像を貼り付けるための赤外線画像貼り付け回路
24を設け、これを三次元地図生成回路1が生成した立
体的な地図に重ねて表示することにより、赤外線を用い
なくては識別できない燃料炉等の施設を画面上に明瞭に
表示することができる。また、必要に応じて、オブジェ
クト貼り付け回路3により、特に注目すべき物体を強調
して示す三次元もしくは平面の赤外線画像部品を貼り付
けるようにしてもよい。
【0053】また、図29に示すように、赤外線画像貼
り付け回路24に代えて、衛星写真等のレーダ画像を貼
り付けるためのレーダ貼り付け回路25を設け、これを
三次元地図生成回路1が生成した立体的な地図に重ねて
表示することにより、レーダ画像を画面上に表示するよ
うにしてもよい。また、必要に応じて、オブジェクト貼
り付け回路3により、特に注目すべき物体を強調して示
す三次元もしくは平面のレーダ画像部品を貼り付けるよ
うにしてもよい。
【0054】実施の形態16.図30は、本発明の実施
の形態5に係わる三次元表示装置の構成を示す図で、同
図において、1は三次元地図生成回路、2は画像貼り付
け回路、3はオブジェクト貼り付け回路、4は視点切り
出し回路、27は見通しの程度である視程に従って視点
切り出し回路4の視点から見た映像の見え方を変更する
ための視程制御回路、26aは視程制御回路27の変更
要求に基づいて視点切り出し回路4で切り出された映像
を補正する上記映像補正回路、5はディスプレイであ
る。次に上記構成の三次元表示装置の動作について説明
する。まず、三次元地図生成回路1が生成した立体的な
地図の上に、画像貼り付け回路2により衛星写真等を貼
り付けた後、更に必要に応じて、特に注目を要する物体
を強調して示す三次元もしくは平面の画像の部品等のオ
ブジェクトをオブジェクト貼り付け回路3により貼り付
ける。次に、視程制御回路27により、見通しの程度で
ある視程に従って視点切り出し回路4の視点から見た映
像の見え方を変更する。例えば視程が悪い場合には、遠
くの山から順に霞がかかって見えなくなることがある。
そこで、視程制御回路27により上記山の形状を明瞭な
形に変更した仮想立体空間の画像を作成し、映像補正回
路26aにより、見通しの程度を補正した映像にしてデ
ィスプレイ5に表示することにより、上記切り出した映
像を明瞭にすることができる。なお、映像補正回路26
aは常時動作させ表示を補正してもよく、必要により補
正/無補正を選択できてもよい。
【0055】実施の形態17.上記の実施の形態16で
は、視程制御回路27と映像補正回路26aとを設け、
見通しの程度である視程に従って視点切り出し回路4の
視点から見た映像の見え方を変更するようにしたが、本
実施の形態17は、図31に示すように、日照方向制御
回路28と映像補正回路26bとを設け、見る時刻の太
陽からの照射方向、すなわち、太陽の高さや方向を考慮
して映像を補正するようにしたものである。日照方向制
御回路28は、時刻を入力することにより太陽の位置を
算出し、その位置を光源として立体空間内の地図やオブ
ジェクト等に影を付けたり反射等の光の影響を修正する
もので、例えば、切り出された映像において、前方の山
が西を向いているとすると、夕刻には上記山の後部は日
陰となり黒く見えにくくなったりする場合に、上記山の
形状を明瞭な形に変更した仮想立体空間の画像を作成
し、画像を取り込んだ見通しの程度を補正した映像にし
てディスプレイ5に表示する。これにより、上記切り出
した映像を明瞭にすることができる。また、逆に、本機
が昼間に飛行している時に撮影し表示している映像と、
夕方に飛行した場合の仮想的な映像とを並べて表示し、
上記2つの映像を比較することも可能である。更に、映
像補正回路26bは常時動作させ表示を補正してもよ
く、必要により補正/無補正を選択できてもよい。
【0056】なお、上記各実施例では、電波覆域可視化
回路6,ゾーン可視化回路8,飛翔体飛行ルート可視化
回路11等によりそれぞれ電波源の電波覆域,器材の有
効ゾーン,飛翔体飛行ルート等を求めたが、1つの三次
元表示装置に電波覆域可視化回路6,ゾーン可視化回路
8,飛翔体飛行ルート可視化回路11等の複数の可視化
回路を設けて、状況に応じて各画面を表示するようにし
てもよいことは言うまでもない。また、電波覆域可視化
回路6,赤外線画像貼り付け回路24,レーダ画像貼り
付け回路25を備え、適宜画像を切換えるようにしても
よい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、三次元地図生成回路で生成された三次元
地図に、画像貼り付け回路により衛星写真等の可視光の
画像を貼り付けてから、視点切り出し回路により任意の
視点から見た画像を切り出して得た映像をディスプレイ
に表示する際に、上記三次元地図中におけるレーダ等の
電波源の電波覆域を示す画像を上記映像中に表示するよ
うにしたので、電波のような目に見えないが重要である
物体が表示でき、三次元表示装置の有用性を著しく高め
ることができる。
【0058】請求項2に記載の発明によれば、上記視点
が、上記電波覆域の内側にあるか外側にあるかを判定す
る電波覆域内外判定回路を設け、上記内,外の判定結果
を表示可能としたので、本機が上記レーダのエリア内に
あるかどうかを更に明瞭に表示することができる。
【0059】請求項3に記載の発明によれば、上記電波
覆域のうち、特定の周波数範囲内の電波覆域を可視化し
て表示するようにしたので、レーダや他の通信との混信
(干渉)が発生していないかどうかを認識することがで
きるとともに、本機が電波の逆探知機材を搭載している
場合には、当該電波源の存在を逆探知機材で探知できる
かどうかも判断することができる。
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】請求項に記載の発明によれば、三次元地
図中における特定の電波標識等の電波源の電波覆域を示
す画像を上記映像中に表示するようにしたので、オペレ
ータが飛行ルート計画作成時に、本機が正しく電波標識
を通過しているかどうかを認識させることができる。
【0064】請求項に記載の発明によれば、請求項
の三次元画像表示方法において、上記電波覆域のうち、
特定の周波数範囲内の電波覆域を可視化して表示するよ
うにしたので、オペレータに状況に応じ必要な情報のみ
を提供することができ、不要な情報による混乱を防ぐこ
とができる。
【0065】請求項に記載の発明によれば、三次元地
図中の特定の飛翔体が搭載する電波源からの電波覆域を
示す画像を上記映像中に表示可能としたので、飛翔体が
搭載する電波源の電波覆域を明瞭に認識することができ
る。特に、本機が上記地表照射型レーダを搭載している
場合には、本機が地表の目標物を正しく照射できる飛行
ルートを採っているかどうかをオペレータに認識させる
ことができる。
【0066】請求項に記載の発明によれば、請求項
記載の三次元画像表示方法において、上記電波覆域のう
ち、特定の周波数範囲内の電波覆域を可視化して表示す
るようにしたので、レーダや他の通信との混信(干渉)
が発生していないかどうかを認識することができるとと
もに、本機が電波の逆探知機材を搭載している場合に
は、当該電波源の存在を逆探知機材で探知できるかどう
かも判断することができる。
【0067】請求項に記載の発明によれば、可視化す
る電波覆域の大きさを、特定の飛翔体の電波に対する有
効反射断面積に応じて変化させるようにしたので、飛翔
体の大きさによるレーダの実効的な電波覆域(探知覆
域)を表示することができ、オペレータに実際的な電波
覆域を示すことができる。
【0068】請求項に記載の発明によれば、上記電波
有効反射断面積を、飛翔体の機体姿勢に基づいて算出す
るようにしたので、レーダの実効的な電波覆域を更に正
確にに求めることができる。
【0069】請求項10に記載の発明によれば、可視化
する電波覆域の大きさを、上記電波源が受けている妨害
電波の影響度に応じて変化させるようにしたので、妨害
電波による探知エリアの縮退を補正でき、オペレータに
正確な電波覆域を示すことができる。
【0070】請求項11に記載の発明によれば、ディス
プレイに表示される地表中の撮影範囲を示す画像を上記
映像中に表示するようにしたので、決められた飛行ルー
トで目標を撮影できるかどうかが明瞭となるので、オペ
レータは容易に状況把握を行うことができる。
【0071】
【0072】請求項12に記載の発明によれば、飛行禁
止区域を示す画像を上記映像中に表示するようにしたの
で、飛行禁止区域との位置関係をオペレータに確実に認
識させることができる。
【0073】
【0074】請求項13に記載の発明によれば、上記画
像貼り付け回路に代えて、赤外線画像を貼り付ける赤外
線画像貼り付け回路を設け、赤外線画像を貼り付けた映
像を表示可能としたので、赤外線を用いなくては識別で
きない燃料炉等の施設を画面上に明瞭に表示することが
できる。
【0075】また、請求項14に記載の発明によれば、
三次元地図生成回路で生成された三次元地図に、画像貼
り付け回路により衛星写真等の可視光の画像を貼り付け
てから、視点切り出し回路により任意の視点から見た画
像を切り出して得た映像をディスプレイに表示する際
に、上記画像貼り付け回路に代えて、レーダ画像を貼り
付けるレーダ画像貼り付け回路を設け、レーダ画像を貼
り付けた映像を表示可能としたので、レーダ画像を情報
として取り入れることができる。
【0076】
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係わる三次元画像表
示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 表示装置の初期画面を示す模式図である。
【図3】 レーダの電波覆域を表示した映像の模式図で
ある。
【図4】 本実施の形態2に係わる三次元画像表示装置
の構成図である。
【図5】 本実施の形態3に係わる三次元画像表示装置
の構成図である。
【図6】 ミサイルの射程距離を表示した映像の模式図
である。
【図7】 本実施の形態4に係わる三次元画像表示装置
の構成図である。
【図8】 本実施の形態5に係わる三次元画像表示装置
の構成図である。
【図9】 飛翔体の飛行ルートを表示した映像の模式図
である。
【図10】 本実施の形態6に係わる三次元画像表示装
置の構成図である。
【図11】 電波標識の電波覆域を表示した映像の模式
図である。
【図12】 本実施の形態7に係わる三次元画像表示装
置の構成図である。
【図13】 飛翔体が搭載する電波源の電波覆域を表示
した映像の模式図である。
【図14】 本実施の形態8に係わる三次元画像表示装
置の構成図である。
【図15】 本実施の形態8に係わる三次元画像表示装
置の他の構成を示す図である。
【図16】 本実施の形態8に係わる三次元画像表示装
置の他の構成を示す図である。
【図17】 本実施の形態9に係わる三次元画像表示装
置の構成図である。
【図18】 本実施の形態9に係わる三次元画像表示装
置の他の構成を示す図である。
【図19】 本実施の形態10による三次元画像表示装
置の構成図である。
【図20】 本実施の形態11による三次元画像表示装
置の構成図である。
【図21】 撮影可能範囲を表示した映像の模式図であ
る。
【図22】 本実施の形態12による三次元画像表示装
置の構成図である。
【図23】 民間航空機等の飛行ルートを表示した映像
の模式図である。
【図24】 本実施の形態13による三次元画像表示装
置の構成図である。
【図25】 飛行禁止ルートを表示した映像の模式図で
ある。
【図26】 本実施の形態14による三次元画像表示装
置の構成図である。
【図27】 2つの視点から切り出した映像を合成して
表示した映像の模式図である。
【図28】 本実施の形態15による三次元画像表示装
置の構成図である。
【図29】 本実施の形態15による三次元画像表示装
置の他の構成を示す図である。
【図30】 本実施の形態16による三次元画像表示装
置の構成図である。
【図31】 本実施の形態17による三次元画像表示装
置の構成図である。
【図32】 従来の三次元画像表示装置の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 三次元地図生成回路、2 画像貼り付け回路、3
オブジェクト貼り付け回路、4 視点切り出し回路、5
ディスプレイ、6 電波覆域可視化回路、7 電波覆
域内外判定回践、8 ゾーン可視化回路、9、ゾーン内
外判定回路、11 飛翔体飛行ルート可視化回路、12
電波標識可視化回路、13 飛翔体放射電波可視化回
路、14 可視化周波数範囲制御回路、15 電波覆域
制御回路、16 飛翔体RCS算出回路、17 飛翔体
姿勢計算回路、18 妨害電波影響算出回路、19 撮
影範囲可視化回路、20 航空路可視化回路、21 飛
行禁止ゾーン可視化回路、22 映像合成回路、23
視点制御回路、24 赤外線画像貼り付け回路、25
レーダ画像貼り付け回路、26 映像補正回路、27
視程制御回路、28 日照方向制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−44551(JP,A) 特開 平9−282490(JP,A) テレビジョン学会技術報告 VOL. 16,NO39 放送現業 1992年6月,p 1−5,財団法人テレビジョン学会 週刊ファミ通1998年4月3日号(N o.485),p109−116 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 15/00 - 17/50 G09B 29/00 - 29/10

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元地図生成回路で生成された三次元
    地図に、画像貼り付け回路により衛星写真等の可視光の
    画像を貼り付けてから、視点切り出し回路により任意の
    視点から見た画像を切り出して得た映像をディスプレイ
    に表示するようにした三次元画像表示方法において、上
    記三次元地図中におけるレーダ等の電波源の電波覆域を
    示す画像を上記映像中に表示するようにしたことを特徴
    とする三次元画像表示方法。
  2. 【請求項2】 上記視点が、上記電波覆域の内側にある
    か外側にあるかを判定する電波覆域内外判定回路を設
    け、上記内,外の判定結果を表示可能としたことを特徴
    とする請求項1記載の三次元画像表示方法。
  3. 【請求項3】 上記電波覆域のうち、特定の周波数範囲
    内の電波覆域のみを可視化して表示するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の三次元画像表示方法。
  4. 【請求項4】 三次元地図生成回路で生成された三次元
    地図に、画像貼り付け回路により衛星写真等の可視光の
    画像を貼り付けてから、視点切り出し回路により任意の
    視点から見た画像を切り出して得た映像をディスプレイ
    に表示するようにした三次元画像表示方法において、上
    記三次元地図中における特定の電波標識等の電波覆域を
    示す画像を上記映像中に表示するようにしたことを特徴
    とする三次元画像表示方法。
  5. 【請求項5】 上記電波覆域のうち、特定の周波数範囲
    内の電波覆域のみを可視化して表示するようにしたこと
    を特徴とする請求項記載の三次元画像表示方法。
  6. 【請求項6】 三次元地図生成回路で生成された三次元
    地図に、画像貼り付け回路により衛星写真等の可視光の
    画像を貼り付けてから、視点切り出し回路により任意の
    視点から見た画像を切り出して得た映像をディスプレイ
    に表示するようにした三次元画像表示方法において、上
    記三次元地図中の特定の飛翔体が搭載する電波源の電波
    覆域を示す画像を上記映像中に表示するようにしたこと
    を特徴とする三次元画像表示方法。
  7. 【請求項7】 上記電波覆域のうち、特定の周波数範囲
    内の電波覆域のみを可視化して表示するようにしたこと
    を特徴とする請求項記載の三次元画像表示方法。
  8. 【請求項8】 可視化する電波覆域の大きさを、特定の
    飛翔体の電波に対する有効反射断面積に応じて変化させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の三次元画
    像表示方法。
  9. 【請求項9】 飛翔体の機体姿勢に基づいて電波有効反
    射断面積を算出するようにしたことを特徴とする請求項
    記載の三次元画像表示方法。
  10. 【請求項10】 可視化する電波覆域の大きさを、上記
    電波源が受けている妨害電波の影響度に応じて変化させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の三次元画
    像表示方法。
  11. 【請求項11】三次元地図生成回路で生成された三次元
    地図に、画像貼り付け回路により衛星写真等の可視光の
    画像を貼り付けてから、視点切り出し回路により任意の
    視点から見た画像を切り出して得た映像をディスプレイ
    に表示するようにした三次元画像表示方法において、デ
    ィスプレイに表示される地表中の撮影可能範囲を示す画
    像を上記映像中に表示するようにしたことを特徴とする
    三次元画像表示方法。
  12. 【請求項12】 三次元地図生成回路で生成された三次
    元地図に、画像貼り付け回路により衛星写真等の可視光
    の画像を貼り付けてから、視点切り出し回路により任意
    の視点から見た画像を切り出して得た映像をディスプレ
    イに表示するようにした三次元画像表示方法において、
    飛行禁止エリア及びその高度とで囲まれた筒状の空域を
    飛行禁止区域とし、この飛行禁止区域を示す画像を上記
    映像中に表示するようにしたことを特徴とする三次元画
    像表示方法。
  13. 【請求項13】 三次元地図生成回路で生成された三次
    元地図に、画像貼り付け回路により衛星写真等の可視光
    の画像を貼り付けてから、視点切り出し回路により任意
    の視点から見た画像を切り出して得た映像をディスプレ
    イに表示するようにした三次元画像表示方法において、
    上記画像貼り付け回路に代えて、赤外線画像を貼り付け
    る赤外線画像貼り付け回路を設け、赤外線画像を貼り付
    けた映像を表示するようにしたことを特徴とする三次元
    画像表示方法。
  14. 【請求項14】 三次元地図生成回路で生成された三次
    元地図に、画像貼り付け回路により衛星写真等の可視光
    の画像を貼り付けてから、視点切り出し回路により任意
    の視点から見た画像を切り出して得た映像をディスプレ
    イに表示するようにした三次元画像表示方法において、
    上記画像貼り付け回路に代えて、レーダ画像を貼り付け
    るレーダ画像貼り付け回路を設け、レーダ画像を貼り付
    けた映像を表示するようにしたことを特徴とする三次元
    画像表示方法
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