JPH09193261A - スポーツ靴のインナーブーツおよびその製造方法 - Google Patents
スポーツ靴のインナーブーツおよびその製造方法Info
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- JPH09193261A JPH09193261A JP8348731A JP34873196A JPH09193261A JP H09193261 A JPH09193261 A JP H09193261A JP 8348731 A JP8348731 A JP 8348731A JP 34873196 A JP34873196 A JP 34873196A JP H09193261 A JPH09193261 A JP H09193261A
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- Japan
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- shape
- shoe
- sports
- foot
- boot
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B7/00—Footwear with health or hygienic arrangements
- A43B7/14—Footwear with health or hygienic arrangements with foot-supporting parts
- A43B7/28—Adapting the inner sole or the side of the upper of the shoe to the sole of the foot
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/04—Ski or like boots
- A43B5/0405—Linings, paddings or insertions; Inner boots
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 上部体に対する接続を最適化可能であってス
ポーツ運動中での上部体とインナーブーツとの間の相対
運動を排除するようなインナーブーツおよびその製造方
法を提供する。 【解決手段】 熱成形可能材料からなるインナーブーツ
（８）の外面をスポーツ靴の内側形状を再現するように
成形し、その後、足の解剖学的形状を再現するようにイ
ンナーブーツの内面を成形し、これにより、スポーツ靴
に特に用いられるインナーブーツが提供される。インナ
ーブーツの外側形状は、スポーツ靴の内側形状に相補的
であり、その内側形状は、ユーザの足の解剖学的形状と
相補的であってスキーヤの快適さを増す。
ポーツ運動中での上部体とインナーブーツとの間の相対
運動を排除するようなインナーブーツおよびその製造方
法を提供する。 【解決手段】 熱成形可能材料からなるインナーブーツ
（８）の外面をスポーツ靴の内側形状を再現するように
成形し、その後、足の解剖学的形状を再現するようにイ
ンナーブーツの内面を成形し、これにより、スポーツ靴
に特に用いられるインナーブーツが提供される。インナ
ーブーツの外側形状は、スポーツ靴の内側形状に相補的
であり、その内側形状は、ユーザの足の解剖学的形状と
相補的であってスキーヤの快適さを増す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スポーツ靴のイン
ナーブーツおよびその製造方法に関する。
ナーブーツおよびその製造方法に関する。
【０００２】
【関連する技術】例えばスキーブーツ等の従来のスポー
ツ靴は、一般には堅固な上部体（アッパー）により構成
され、上部体の内側には柔らかいインナーブーツが挿入
される。インナーブーツは、スポーツ運動中の靴の快適
さを増大するように設けられ、上部体と協働して足を固
定する。
ツ靴は、一般には堅固な上部体（アッパー）により構成
され、上部体の内側には柔らかいインナーブーツが挿入
される。インナーブーツは、スポーツ運動中の靴の快適
さを増大するように設けられ、上部体と協働して足を固
定する。
【０００３】インナーブーツは、ユーザの足と踝とを充
分に包囲し、多くの場合、上部体の上縁を越えて延び
て、ユーザの脛骨に対する柔らかい支持要素を構成す
る。図１は、参照符号１で一般的に示した従来のスポー
ツ靴を示す。スポーツ靴１は上部体２により構成され、
この上部体にクォータ３を関節結合可能である。スポー
ツ靴にはインナーブーツ８が挿入されている。
分に包囲し、多くの場合、上部体の上縁を越えて延び
て、ユーザの脛骨に対する柔らかい支持要素を構成す
る。図１は、参照符号１で一般的に示した従来のスポー
ツ靴を示す。スポーツ靴１は上部体２により構成され、
この上部体にクォータ３を関節結合可能である。スポー
ツ靴にはインナーブーツ８が挿入されている。
【０００４】従来のスポーツ靴の上部体２とインナーブ
ーツ８との間には、参照符号６により一般的に示した空
き空間がある。空き空間は、上部体２の厚さが不均一で
あるような部位たとえば主に爪先領域１５に存する。ま
た、締付け固定手段が配設される場合、空き空間は、締
付け固定手段の配設部位たとえば踵領域５にあり、ある
いは、タングの配設部位において足の甲領域７の上方に
存する。
ーツ８との間には、参照符号６により一般的に示した空
き空間がある。空き空間は、上部体２の厚さが不均一で
あるような部位たとえば主に爪先領域１５に存する。ま
た、締付け固定手段が配設される場合、空き空間は、締
付け固定手段の配設部位たとえば踵領域５にあり、ある
いは、タングの配設部位において足の甲領域７の上方に
存する。
【０００５】上記従来のインナーブーツには幾つかの欠
点がある。すなわち、上部体２とインナーブーツ８との
間の空き空間６は、実際、インナーブーツに相対移動の
自由度を与える。これは、ユーザがスポーツ器具を制御
する上での感度を低下させ、ユーザにとっての不快さを
増大させ、スポーツ運動中の快適さを低下させる。幾つ
かのスポーツ靴は、設定領域内での靴の剛性を増大させ
るべく、上部体とインナーブーツとの間にプラスチック
製の適合型の挿入体を設けている。これらの挿入体は、
好適に配されるとしても、全ての空き空間を除去可能に
するものではなく、従って、上部体に関するインナーブ
ーツの相対移動を解消するものではない。幾つかの場
合、これらの挿入体は、靴の快適さを更に低下させ、煩
わしくもある。
点がある。すなわち、上部体２とインナーブーツ８との
間の空き空間６は、実際、インナーブーツに相対移動の
自由度を与える。これは、ユーザがスポーツ器具を制御
する上での感度を低下させ、ユーザにとっての不快さを
増大させ、スポーツ運動中の快適さを低下させる。幾つ
かのスポーツ靴は、設定領域内での靴の剛性を増大させ
るべく、上部体とインナーブーツとの間にプラスチック
製の適合型の挿入体を設けている。これらの挿入体は、
好適に配されるとしても、全ての空き空間を除去可能に
するものではなく、従って、上部体に関するインナーブ
ーツの相対移動を解消するものではない。幾つかの場
合、これらの挿入体は、靴の快適さを更に低下させ、煩
わしくもある。
【０００６】その他の靴では、例えばシリコン材などの
成形取付け材を充填した適合型の空きパウチを追加して
設けて、ユーザの足にインナーブーツが最適に接触可能
なようにしている。しかし、空きパウチの追加によって
上述の不具合は完全には解消されない。更に、熱成形可
能なインナーブーツを製造することが知られている。こ
のインナーブーツは、予備加熱後に所望の内側形状にな
って、足の外形形状に完全に密着する。
成形取付け材を充填した適合型の空きパウチを追加して
設けて、ユーザの足にインナーブーツが最適に接触可能
なようにしている。しかし、空きパウチの追加によって
上述の不具合は完全には解消されない。更に、熱成形可
能なインナーブーツを製造することが知られている。こ
のインナーブーツは、予備加熱後に所望の内側形状にな
って、足の外形形状に完全に密着する。
【０００７】これらの従来のインナーブーツもまた欠点
を有している。すなわち、インナーブーツとユーザの足
との完全なフィット性により快適さが増大するが、上記
のインナーブーツは、上部体に関する空き空間を依然と
して有しており、上部体に対する足の相対移動を依然と
して生起可能であり、ユーザの感度を失わせ、ユーザに
よるスポーツ器具の制御を損なう。
を有している。すなわち、インナーブーツとユーザの足
との完全なフィット性により快適さが増大するが、上記
のインナーブーツは、上部体に関する空き空間を依然と
して有しており、上部体に対する足の相対移動を依然と
して生起可能であり、ユーザの感度を失わせ、ユーザに
よるスポーツ器具の制御を損なう。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上部
体に対する接続を最適化可能であってスポーツ運動中で
の上部体とインナーブーツとの間の相対運動を排除する
ようなインナーブーツを提供することにより、上述の技
術的問題点を解決して上記先行技術の欠点を解消するこ
とにある。
体に対する接続を最適化可能であってスポーツ運動中で
の上部体とインナーブーツとの間の相対運動を排除する
ようなインナーブーツを提供することにより、上述の技
術的問題点を解決して上記先行技術の欠点を解消するこ
とにある。
【０００９】上記目的の範囲内において、重要な目的
は、インナーブーツの内側で足を最適に固定可能とし、
また、インナーブーツを挿入したスポーツ靴に関して固
定可能であるようなインナーブーツを提供することにあ
る。本発明の別の目的は、構造が簡単でありユーザの特
定要件に最適に適合可能なインナーブーツを提供するこ
とにある。
は、インナーブーツの内側で足を最適に固定可能とし、
また、インナーブーツを挿入したスポーツ靴に関して固
定可能であるようなインナーブーツを提供することにあ
る。本発明の別の目的は、構造が簡単でありユーザの特
定要件に最適に適合可能なインナーブーツを提供するこ
とにある。
【００１０】別の目的は、スポーツ運動中にユーザによ
り付与される運動を確実かつ最適に伝達して、充分な安
全性の下でスポーツ器具を最適に制御可能とするインナ
ーブーツを提供することにある。別の目的は、低コスト
でかつ従来の機械および設備を用いて製造可能なインナ
ーブーツを提供することにある。
り付与される運動を確実かつ最適に伝達して、充分な安
全性の下でスポーツ器具を最適に制御可能とするインナ
ーブーツを提供することにある。別の目的は、低コスト
でかつ従来の機械および設備を用いて製造可能なインナ
ーブーツを提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上述の、及び後述の説明
から明かになるその他の目的は、スポーツ靴のインナー
ブーツの製造方法により達成される。この製造方法は、
熱成形可能材料からなるインナーブーツの外面を、前記
靴の内側形状を再現するように型において高温予備成形
する工程と、前記予備成形されたインナーブーツを前記
スポーツ靴内に挿入し、続いて、ユーザの足が前記スポ
ーツ靴内に挿入されている間に、足の解剖学的形状を再
現するように内面を高温成形する工程とを備えることを
特徴とする。
から明かになるその他の目的は、スポーツ靴のインナー
ブーツの製造方法により達成される。この製造方法は、
熱成形可能材料からなるインナーブーツの外面を、前記
靴の内側形状を再現するように型において高温予備成形
する工程と、前記予備成形されたインナーブーツを前記
スポーツ靴内に挿入し、続いて、ユーザの足が前記スポ
ーツ靴内に挿入されている間に、足の解剖学的形状を再
現するように内面を高温成形する工程とを備えることを
特徴とする。
【００１２】従って、本方法は、前記靴内への前記イン
ナーブーツの挿入後にインナーブーツを加熱し、次い
で、インナーブーツ内へ足を挿入させ、前記靴が一旦固
定されると、足の解剖学的形状に追従するように前記イ
ンナーブーツの内部成形を可能とする。本発明の特徴お
よび利点は、添付図面に非限定的な例としてのみ図示し
た特定の実施形態の詳細な説明から明かとなろう。
ナーブーツの挿入後にインナーブーツを加熱し、次い
で、インナーブーツ内へ足を挿入させ、前記靴が一旦固
定されると、足の解剖学的形状に追従するように前記イ
ンナーブーツの内部成形を可能とする。本発明の特徴お
よび利点は、添付図面に非限定的な例としてのみ図示し
た特定の実施形態の詳細な説明から明かとなろう。
【００１３】
【発明の実施の形態】添付図面を参照すると、参照符号
１は、スキーブーツなどのスポーツ靴を示す。スポーツ
靴は上部体２からなり、この上部体にはクォータ３を関
節結合可能である。クォータ３は、適合型のスタッドま
たはリベットにより踝領域に関連づけられている。
１は、スキーブーツなどのスポーツ靴を示す。スポーツ
靴は上部体２からなり、この上部体にはクォータ３を関
節結合可能である。クォータ３は、適合型のスタッドま
たはリベットにより踝領域に関連づけられている。
【００１４】上部体２は、好ましくはプラスチックで一
体構造に形成されるもので、ソール４を形成する下方領
域を有している。クォータ３は、靴１の踵領域５から始
まって、上部体２に関して部分的オーバーラップ部を有
して、靴１の内側に段部６を形成している。この段部６
は、靴１の内側側壁に沿って続き、図示した特定の実施
形態では好ましくはＵ字状である経路に沿って、足の甲
７の上の領域に達している。
体構造に形成されるもので、ソール４を形成する下方領
域を有している。クォータ３は、靴１の踵領域５から始
まって、上部体２に関して部分的オーバーラップ部を有
して、靴１の内側に段部６を形成している。この段部６
は、靴１の内側側壁に沿って続き、図示した特定の実施
形態では好ましくはＵ字状である経路に沿って、足の甲
７の上の領域に達している。
【００１５】本発明のインナーブーツ８は熱成形可能材
料からなるもので、上部体２内に挿入される。インナー
ブーツは外面９と内面１０とを有し、外面９および内面
１０の双方は図２に示すように最初は滑らかである。本
方法は、靴１の正確な内側形状を再現する適宜の型によ
る予備加熱・成形のような方法により、インナーブーツ
８の滑らかな外面９を予備成形する。
料からなるもので、上部体２内に挿入される。インナー
ブーツは外面９と内面１０とを有し、外面９および内面
１０の双方は図２に示すように最初は滑らかである。本
方法は、靴１の正確な内側形状を再現する適宜の型によ
る予備加熱・成形のような方法により、インナーブーツ
８の滑らかな外面９を予備成形する。
【００１６】例えば、前記の外面９は、図３に示すよう
に、予備成形終了時では、第１バンド１１ａを形成する
のに適した第１の厚さ増大部を有することになる。第１
バンドの下方周縁１２は、靴１の内側の段部６に対して
相補的な形状になっている。インナーブーツ８は、上方
周縁１３から始まって第１バンド１１ａにおいて、クォ
ータを越えて突出する第２バンド１１ｂを形成するのに
適した第２の厚さ増大部を有している。
に、予備成形終了時では、第１バンド１１ａを形成する
のに適した第１の厚さ増大部を有することになる。第１
バンドの下方周縁１２は、靴１の内側の段部６に対して
相補的な形状になっている。インナーブーツ８は、上方
周縁１３から始まって第１バンド１１ａにおいて、クォ
ータを越えて突出する第２バンド１１ｂを形成するのに
適した第２の厚さ増大部を有している。
【００１７】また、靴１の内側形状を再現する型の形状
に応じて、インナーブーツ８は、爪先領域１５または靴
１のソール４の近くに、靴１の内側形状に対して相補的
な形状の凹部およびまたは突起１４を形成するような厚
さ増大部または厚さ減少部を更に有している。インナー
ブーツ８が靴１内に一旦挿入されると、本発明では、図
５中に参照符号１６で示す従来の高温空気ヒータによる
人為的加熱による成形プロセスを内面１０に対して行
う。次に、ユーザの足１７を挿入し、更に、参照符号１
８で示す適合型の手段により靴１を固定する。
に応じて、インナーブーツ８は、爪先領域１５または靴
１のソール４の近くに、靴１の内側形状に対して相補的
な形状の凹部およびまたは突起１４を形成するような厚
さ増大部または厚さ減少部を更に有している。インナー
ブーツ８が靴１内に一旦挿入されると、本発明では、図
５中に参照符号１６で示す従来の高温空気ヒータによる
人為的加熱による成形プロセスを内面１０に対して行
う。次に、ユーザの足１７を挿入し、更に、参照符号１
８で示す適合型の手段により靴１を固定する。
【００１８】インナーブーツ８は、従って、ユーザの足
１７の解剖学的形状に関して相補的な形状である内面１
０を有することになる。この付与形状は、ヒータ１６に
よる新たな内部成形プロセスが行われるまで保持され
る。本発明の作用は次のとおりである。インナーブーツ
８の外側予備成形が、靴１の内側形状を正確に再現する
型により行われ、次に、インナーブーツ８が挿入されて
靴に対して完全に固定される。次いで、ヒータ１６によ
る予備加熱によりインナーブーツ８に対して所望の内側
形状が付与され、足１７が挿入され、更に、固定手段１
８により靴が閉じられる。
１７の解剖学的形状に関して相補的な形状である内面１
０を有することになる。この付与形状は、ヒータ１６に
よる新たな内部成形プロセスが行われるまで保持され
る。本発明の作用は次のとおりである。インナーブーツ
８の外側予備成形が、靴１の内側形状を正確に再現する
型により行われ、次に、インナーブーツ８が挿入されて
靴に対して完全に固定される。次いで、ヒータ１６によ
る予備加熱によりインナーブーツ８に対して所望の内側
形状が付与され、足１７が挿入され、更に、固定手段１
８により靴が閉じられる。
【００１９】以上のように、本発明が、企図した目的を
達成することは明かで、又、インナーブーツの内側での
足の固定を、上部体に関するインナーブーツの固定と同
様に、絶対かつ完全に達成する靴を製造可能な方法が提
供されることが明かとなった。この様にして得た靴は、
インナーブーツと上部体およびまたはクォータとの間の
空き空間を除去することにより達成される完全な感度に
よるスポーツ器具の最適制御を可能とする。
達成することは明かで、又、インナーブーツの内側での
足の固定を、上部体に関するインナーブーツの固定と同
様に、絶対かつ完全に達成する靴を製造可能な方法が提
供されることが明かとなった。この様にして得た靴は、
インナーブーツと上部体およびまたはクォータとの間の
空き空間を除去することにより達成される完全な感度に
よるスポーツ器具の最適制御を可能とする。
【００２０】本方法は、構造が簡単でかつユーザの特定
要件に最適に適合可能であって、また、スポーツ運動中
にスポーツ器具に対してユーザが付与する運動の最適伝
達と最高の快適さとを確実なものとするインナーブーツ
を製造可能とする。本発明は、勿論、種々の変形が可能
であって、変形例の全ては同一発明概念内に入る。
要件に最適に適合可能であって、また、スポーツ運動中
にスポーツ器具に対してユーザが付与する運動の最適伝
達と最高の快適さとを確実なものとするインナーブーツ
を製造可能とする。本発明は、勿論、種々の変形が可能
であって、変形例の全ては同一発明概念内に入る。
【００２１】本発明による構成の個々の部品を構成する
材料および寸法は、特定の要件に従って最適なものにす
ることは勿論可能である。
材料および寸法は、特定の要件に従って最適なものにす
ることは勿論可能である。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、スポーツ靴の内側形状
を再現するように、熱形成可能材料からなるインナーブ
ーツの外面を型において高温予備成形する工程と、前記
予備成形されたインナーブーツを前記スポーツ靴内に挿
入し、次に、ユーザの足を前記スポーツ靴に挿入してい
る間に、前記足の解剖学的形状を再成形するように、内
面を高温成形する工程とを備えたインナーブーツの製造
方法が提供され、また、熱成形可能な材料からなり、そ
の外側形状がスポーツ靴の内側形状と相補的であり、そ
の内側形状が、足の解剖学的形状と相補的であるような
インナーブーツが提供される。従って、本発明によれ
ば、インナーブーツの上部体に対する接続を最適化可能
であり、スポーツ運動中での上部体とインナーブーツと
の間の相対運動を排除できる。このため、インナーブー
ツの内側で足を最適に固定可能で、また、スポーツ靴に
関してインナーブーツを固定可能である。本発明のイン
ナーブーツは、構造が簡単でありユーザの特定要件に最
適に適合可能であり、スポーツ運動中にユーザにより付
与される運動を確実かつ最適に伝達して充分な安全性の
下でスポーツ器具を最適に制御可能とし、また、低コス
トでかつ従来の機械および設備を用いて製造可能であ
る。
を再現するように、熱形成可能材料からなるインナーブ
ーツの外面を型において高温予備成形する工程と、前記
予備成形されたインナーブーツを前記スポーツ靴内に挿
入し、次に、ユーザの足を前記スポーツ靴に挿入してい
る間に、前記足の解剖学的形状を再成形するように、内
面を高温成形する工程とを備えたインナーブーツの製造
方法が提供され、また、熱成形可能な材料からなり、そ
の外側形状がスポーツ靴の内側形状と相補的であり、そ
の内側形状が、足の解剖学的形状と相補的であるような
インナーブーツが提供される。従って、本発明によれ
ば、インナーブーツの上部体に対する接続を最適化可能
であり、スポーツ運動中での上部体とインナーブーツと
の間の相対運動を排除できる。このため、インナーブー
ツの内側で足を最適に固定可能で、また、スポーツ靴に
関してインナーブーツを固定可能である。本発明のイン
ナーブーツは、構造が簡単でありユーザの特定要件に最
適に適合可能であり、スポーツ運動中にユーザにより付
与される運動を確実かつ最適に伝達して充分な安全性の
下でスポーツ器具を最適に制御可能とし、また、低コス
トでかつ従来の機械および設備を用いて製造可能であ
る。
【図１】従来のインナーブーツを内側に挿入した従来の
ブーツの横断面図である。
ブーツの横断面図である。
【図２】外面熱成形前での本発明のインナーブーツの斜
視図である。
視図である。
【図３】外面が熱成形されたインナーブーツの、図２に
類似した図である。
類似した図である。
【図４】本発明のインナーブーツを備えたスポーツ靴
の、長手方向中央面に沿う断面図である。
の、長手方向中央面に沿う断面図である。
【図５】適宜手段を用いてインナーブーツを加熱してい
る状態で本発明を示す、図４に類似の図である。
る状態で本発明を示す、図４に類似の図である。
【図６】インナーブーツに挿入した足の形状に完全に適
合したインナーブーツの、図５に類似の図である。
合したインナーブーツの、図５に類似の図である。
１ スポーツ靴 ２ 上部体 ３ クォータ ４ ソール ５ 踵領域 ６ 段部 ７ 足の甲 ８ インナーブーツ ９ インナーブーツの外面 １０ インナーブーツの内面 １１ａ 第１バンド １１ｂ 第２バンド １２ 第１バンドの下方周縁 １３ 第２バンドの上方周縁 １４ 凹部およびまたは突起 １５ 先端領域 １６ ヒータ １７ ユーザの足 １８ 固定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597000744 イントゥイション インコーポレイテッド ＩＮＴＵＩＴＩＯＮ ＩＮＣ. カナダ国 ビー．シー． ヴィー５ワイ １ジェイ６ バンクーバー スーツ 201 クック ストリート 1715 (72)発明者 ロバート ワット カナダ国 ビー．シー． ヴィー６エヌ １ピー６ バンクーバー ブレンハイム ストリート 5595 (72)発明者 アンジェロ ボッティン イタリア国 31010 マセール（プロバン ス オブ トレヴィソ） ビア コルヌー ダ 103
Claims (6)
- 【請求項１】 スポーツ靴の内側形状を再現するよう
に、熱形成可能材料からなるインナーブーツ（８）の外
面を型において高温予備成形する工程と、 前記予備成形されたインナーブーツを前記スポーツ靴内
に挿入し、次に、ユーザの足を前記スポーツ靴に挿入し
ている間に、前記足の解剖学的形状を再現するように、
内面を高温成形する工程とを備えることを特徴とする、
スポーツ靴のインナーブーツの製造方法。 - 【請求項２】 前記インナーブーツを前記スポーツ靴内
に挿入する工程と、 前記インナーブーツの加熱後に、前記足を前記インナー
ブーツ内に挿入して、前記靴が一旦固定された際には前
記足の解剖学的形状に関する前記インナーブーツの内側
成形を達成する工程とを備えることを特徴とする、請求
項１に記載のスポーツ靴のインナーブーツの製造方法。 - 【請求項３】 前記スポーツ靴は、クォータが関節結合
される上部体を備え、前記クォータは踝領域に関連づけ
られると共に、前記靴の踵領域から始まって、前記上部
体に関する部分的オーバーラップ部を有し、 前記インナーブーツの前記外面の前記予備成形は、前記
靴の正確な内側形状を再現する型による予備加熱・成形
などの方法によって行われることを特徴とする、請求項
２に記載のスポーツ靴のインナーブーツの製造方法。 - 【請求項４】 前記成形工程は、前記スポーツ靴の内側
形状に関して相補的である形状の凹部およびまたは突起
を形成するように、前記インナーブーツにおいて厚さ増
大部または厚さ減少部を生じさせることを特徴とする、
請求項３に記載のスポーツ靴のインナーブーツの製造方
法。 - 【請求項５】 前記インナーブーツの前記内面は、高温
空気ヒータによる人為的加熱とその後のユーザの足の挿
入と前記靴の固定とを伴うプロセスにより成形され、前
記足の解剖学的形状は、前記ヒータによる新たな内側成
形プロセスが行われるまでは保持されることを特徴とす
る、請求項１ないし４のいずれかに記載のスポーツ靴の
インナーブーツの製造方法。 - 【請求項６】 熱成形可能材料からなり、その外側形状
がスポーツ靴の内側形状と相補的であり、その内側形状
が、足の解剖学的形状と相補的であることを特徴とす
る、スポーツ靴のインナーブーツ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT96TV000003A IT1288562B1 (it) | 1996-01-09 | 1996-01-09 | Procedimento per l'ottenimento di scarpette interne per calzature sportive e prodotti ottenuti con detto procedimento |
| IT96A000003 | 1996-01-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09193261A true JPH09193261A (ja) | 1997-07-29 |
Family
ID=11419802
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8348731A Pending JPH09193261A (ja) | 1996-01-09 | 1996-12-26 | スポーツ靴のインナーブーツおよびその製造方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0786210A3 (ja) |
| JP (1) | JPH09193261A (ja) |
| CA (1) | CA2194646A1 (ja) |
| IT (1) | IT1288562B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009129657A1 (en) * | 2008-04-23 | 2009-10-29 | Marco Skates Limited | Foot casting system |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH695755A5 (fr) * | 2002-10-30 | 2006-08-31 | Lange Int Sa | Elément de confort pour chaussure de sport. |
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