JPH09192025A - 自動給茶機 - Google Patents

自動給茶機

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JPH09192025A
JPH09192025A JP8005354A JP535496A JPH09192025A JP H09192025 A JPH09192025 A JP H09192025A JP 8005354 A JP8005354 A JP 8005354A JP 535496 A JP535496 A JP 535496A JP H09192025 A JPH09192025 A JP H09192025A
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JP
Japan
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tea
tray
hot water
producing
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP8005354A
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English (en)
Inventor
Yuji Hiraishi
裕二 平石
Koichi Nakanishi
浩一 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8005354A priority Critical patent/JPH09192025A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な構造で、自動給茶機のカップ取
り出し口に設けた扉のくもりを防止し、給茶の完了を分
かりやすくする。 【解決手段】 温水タンク部と茶生成部と同茶生成部で
生成された茶を排出するトレー部と同トレー部の前面に
設けられた開閉扉11とを備えた自動給茶機において、
トレイ10に蒸気排出口13を設け、パイプ15により
排気用ファン9およびファンケーシング14につなげる
ことにより、給茶時にトレイ10内に発生する蒸気を排
出して、扉のくもりを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷水や温水からコ
ーヒーや茶等の飲料水を生成する自動給茶機に関するも
のである。なお、本明細書において、茶とは通常の緑茶
の他、紅茶及びコーヒー、ココアなどを含むものとす
る。
【0002】
【従来の技術】近年、事務所や事業所など多くの人が出
入りする場所では、コーヒーや緑茶などの粉末原料を用
いた自動給茶機の需要が増加しつつある。このような自
動給茶機は、粉末原料収納部、温水タンク、茶漉部など
を備え、温水タンクから供給された温水と粉末原料か
ら、コーヒーや緑茶などを生成する。
【0003】この自動給茶機においては、温水から発生
する蒸気が微量づつ粉末原料収納部内に浸入し、これに
よって、コーヒーや緑茶などの粉末原料が固化してしま
うという問題がある。この粉末原料の固化防止対策の一
つとして、ファンによって温水から発生する蒸気を外部
に排出する方法がとられている。また、粉末原料と異な
る茶葉タイプにおいても、同様にファンを用いて強制的
に蒸気を排出し、原料茶葉の品質の劣化及び固化を防止
している。
【0004】図3は、実開平2−1035号公報に開示
された茶葉を使用した従来の自動給茶機の断面図で、フ
ァンによる排気機構を備えた自動給茶機である。同図を
参照して、従来の自動給茶機における蒸気排出の過程を
説明する。
【0005】1は温水タンク、2はウォーターバルブ、
3は茶漉し、4はカップで、温水タンク1からウォータ
ーバルブ2を通った湯は、茶漉し3に注がれ、これによ
って、茶漉し3の下方位置に配置されたカップ4に生成
された茶が供給される。5は自動給茶機の本体上部位置
に設けられた排気用のファンで、これによって茶漉し時
に発生するハウジング内の蒸気が、強制的に外部に排出
される。
【0006】図4は粉末原料を使用した従来の自動給茶
機の断面図、図5は図4に示す自動給茶機の部分斜視図
で、6はコーヒーや緑茶などの粉末原料を収納したキャ
ニスター、7はキャニスター6の下端に接続されたシュ
ーター、8は粉末原料と温水などをミキシングするミキ
シングボール、9はミキシングボールに接続された通気
路の中途に設けられた排気用のファン、14はファンケ
ーシング、10は生成されたコーヒーなどを供給する外
部に開口したトレイ、12は給水口をそれぞれ示す。
【0007】この自動給茶機においては、ミキシングボ
ール8で、キャニスター6からシューター7を通して供
給されたコーヒー等の粉末原料と温水とが撹拌され、そ
の湯がミキシングボール8下端の吐水口(図示せず)か
らカップ4に供給される。ここで、ミキシングボール8
で発生した蒸気を排気用ファン9によって強制的に外部
に排気し、キャニスター6内の粉末原料の固化を防止し
ている。
【0008】従来この種の自動給茶機においては、カッ
プ取り出し口にトレイ10しか備えられておらず、前面
が開放された構造が標準的であったが、近年、図4に示
すように、カップ4に湯を供給する際の湯の飛散防止
や、またごみの混入など衛生上の観点から、カップ取り
出し口の前面に透明な開閉扉11を設けたものが用いら
れるようになった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カップ
取り出し口の前面に扉11を設けることによって、カッ
プ周りがほぼ密閉された状態となり、このため、温水給
茶時に発生した蒸気で扉11の内面がくもり易くなる。
その結果、給茶が完了したかどうかが利用者に分かりに
くいという問題が生じている。また、発生した蒸気がカ
ップの周囲に付着するため、衛生上の問題やまた取り扱
い上不快感を生じるなどの問題がある。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、比較的簡単な構造で、自動給茶機のカップ取り
出し口に設けた扉のくもりを防止し、給茶の完了を分か
りやすくすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の自動給茶機は、給水された水を貯水・加熱
し温水の生成を行う温水タンク部と、同温水タンク部か
ら供給された温水によって茶を生成する茶生成部と、同
茶生成部で生成された茶を排出するトレー部と、同トレ
ー部の前面に設けられた開閉扉とを備え、さらに、給茶
時に前記トレー内に発生する蒸気を排出する前記扉のく
もり防止手段を備えたものである。
【0012】この発明によれば、カップ取り出し口前面
に設けた扉のくもりを防止した自動給茶機を提供するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、給水された水を貯水・加熱し温水の生成を行う温水
タンク部と、同温水タンク部から供給された温水によっ
て茶を生成する茶生成部と、同茶生成部で生成された茶
を排出するトレー部と、同トレー部の前面に設けられた
開閉扉とを備え、さらに、給茶時に前記トレー内に発生
する蒸気を排出する前記扉のくもり防止手段を備えた自
動給茶機であり、これによって、給茶時における扉のく
もりの発生がなくなり、給茶完了を扉を開けることなく
確認できるようになる。
【0014】請求項2に記載の発明は、茶生成部である
ミキシングボールからの排気用に使用していたファン
と、くもり防止に使用するファンとを兼ねることを特徴
としたもので、部品点数を大幅に増やすことなく、温水
給茶時に発生する蒸気を強制的に排出し、扉のくもりを
効果的に防止することができる。
【0015】以下、本発明の実施の形態について図を参
照しながら説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態を示
す自動給茶機の構成図である。なお、以下に示す実施の
形態において、従来技術の自動給茶機に対応するものは
同じ符号を付している。
【0016】本実施の形態においては、図1に示す自動
給茶機において、カップ取り出し口を形成するトレイ1
0の上端に、蒸気排出口13を設け、この蒸気排出口1
3とファンケーシング14とをパイプ15で接続してい
る。
【0017】この自動給茶機においては、キャニスタ6
に蓄えられた飲料水の原料となるコーヒーや緑茶の粉末
原料が、モータ(図示せず)の動力により回転する送り
ネジ(図示せず)によって、設定されたある一定量が粉
末吐出口(図示せず)より送り出される。粉末吐出口よ
り送り出された粉末原料は、シューター7を通過し、さ
らにミキシングボール8へと落下する。
【0018】一方、自動給茶機で生成される飲料水の媒
体である冷水は冷水タンク(図示せず)で貯水・冷却さ
れ、温水は温水タンク1で貯水・加熱され、ミキシング
ボール8の給水口12からミキシングボール8内へと給
水される。
【0019】ミキシングボール8内へ給水された粉末原
料および温水などは、モーターによって軸方向の回転を
行うミキシングシャフト(図示せず)の回転によって撹
拌され、粉末原料が冷水または温水に溶解されて飲料水
を生成する。
【0020】さらに飲料水は吐水口(図示せず)を通っ
てカップ取り出し口のトレイ10に置かれたカップ4に
注がれる。このときトレイ10の前面には透明な扉11
が設けられており、この扉11が閉じられている場合、
トレイ10内は温水給茶の際に発生する蒸気により扉1
1がくもり、給茶完了の確認でき難くなる。そこで、扉
11のくもり防止のため、トレイ10の一部に連通した
蒸気排出口13から、排気用ファン9の吸引力によって
強制的に蒸気を外部に排出する。この蒸気排出口13の
形成位置はトレイ10の背面、側面、天面等、特に限定
されないが、トレイ10内に充満した蒸気を効率よく排
出するには、トレイ10の天井に設けるのが望ましい。
【0021】このように、ミキシングボール8内の排気
用として設けられたファン9に、さらに、トレイ10内
の蒸気を排気する機能を付加することによって、比較的
簡単に、自動給茶機のカップ取り出し口に設けた扉11
のくもりを防止し、給茶の完了を分かりやすくすること
ができる。また、トレイ10内の蒸気を排気することに
よって、発生した蒸気がカップの周囲に付着することを
防止することができるため、衛生上の問題やまた取り扱
い上の不快感を解消することができる。
【0022】なお、図1は原料として粉末原料を使用す
る自動給茶機の構成図であるが、原料として茶葉を使用
する自動給茶機においても同様なくもり防止が行える。
【0023】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態を示す自動給茶機の斜視図であり、飲料水の生
成の過程は第1の実施の形態と同じであるためその説明
を省略する。
【0024】本例においても、トレイ10の前面を透明
な扉11によって閉塞し、トレイ10の上端に蒸気排出
口13を設け、この蒸気排出口13の基端部をファンケ
ーシング14にパイプ15で接続している。パイプ15
の材質としては各種材質のものを使用することが可能で
あるが、シリコン等の耐熱性のある材料を使用すること
が望ましい。
【0025】本実施形態においても、従来取り付けられ
ている排気用ファン9を有効利用することによって、比
較的簡単に自動給茶機のカップ取り出し口に設けた扉1
1のくもりを防止し、給茶の完了を分かりやすくするこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、給茶時にトレー内に発生する蒸気を排出する
扉のくもり防止手段を備えたことにより、給茶時におけ
る扉のくもりの発生がなくなり給茶完了を扉を開けるこ
となく確認できる。
【0027】また、茶生成部であるミキシングボールか
らの排気用に使用していたファンと、くもり防止に使用
するファンとを兼ねることによって、少ない部品点数で
上記効果が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す自動給茶機の
構成図
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す自動給茶機の
斜視図
【図3】茶葉を使用した従来の自動給茶機の断面図
【図4】粉末原料を使用した従来の自動給茶機の断面図
【図5】図4に示す自動給茶機の部分斜視図
【符号の説明】
1 温水タンク 2 ウォーターバルブ 3 茶漉し 4 カップ 5 ファン 6 キャニスター 7 シューター 8 ミキシングボール 9 排気用ファン 10 トレイ 11 扉 12 給水口 13 蒸気排出口 14 ファンケーシング 15 パイプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水された水を貯水・加熱し温水の生成を
    行う温水タンク部と、同温水タンク部から供給された温
    水によって茶を生成する茶生成部と、同茶生成部で生成
    された茶を排出するトレー部と、同トレー部の前面に設
    けられた開閉扉とを備え、さらに、給茶時に前記トレー
    内に発生する蒸気を排出する前記扉のくもり防止手段を
    備えた自動給茶機。
  2. 【請求項2】給水された水を貯水・加熱し温水の生成を
    行う温水タンク部と、同温水タンク部から供給された温
    水によって茶を生成する茶生成部と、同茶生成部で生成
    された茶を排出するトレー部と、同トレー部の前面に設
    けられた開閉扉と、前記茶生成部内の蒸気を外部へ排気
    するファンとを備え、さらに、前記トレーに給茶時に発
    生する蒸気を排出する蒸気排出口を設けるとともに、同
    蒸気排出口を前記ファンに接続した自動給茶機。
JP8005354A 1996-01-17 1996-01-17 自動給茶機 Pending JPH09192025A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005066314A (ja) * 2003-08-07 2005-03-17 Fuji Corn Seisakusho:Kk 飲料ディスペンサにおけるミルク処理蒸気の供給方法並びにその装置
JP2017121962A (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 富士電機株式会社 飲料提供装置
DE102017128216A1 (de) * 2017-11-29 2019-05-29 Miele & Cie. Kg Einbaugerät zur Herstellung von Aufgussgetränken
WO2021015015A1 (ja) * 2019-07-23 2021-01-28 コニカミノルタ株式会社 飲食料供給装置

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