JPH09191547A - 電気機器直結型ケーブル接続装置 - Google Patents

電気機器直結型ケーブル接続装置

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JPH09191547A
JPH09191547A JP8003066A JP306696A JPH09191547A JP H09191547 A JPH09191547 A JP H09191547A JP 8003066 A JP8003066 A JP 8003066A JP 306696 A JP306696 A JP 306696A JP H09191547 A JPH09191547 A JP H09191547A
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JP
Japan
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conductor
side conductor
cable
nut
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP8003066A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kobayashi
均 小林
Sachio Tazawa
佐智夫 田沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器側導体の延長上に絶縁栓を設ける構成に
おいて、そのコンパクト化を図る。 【解決手段】 機器側導体2とケーブル側導体32とを
L字状に接続するための装置である。両導体2,32の
接続端33,34を被覆すると共に機器側導体2の延長
上に開口部35を有した絶縁部材19と、機器側導体2
の接続端33に形成されたネジ部3に螺合することによ
りケーブル側導体32の接続端34に締結させるナット
5と、ナット5に螺合されたネジ部3の延出端に一端部
が捩じ込まれることにより開口部35に締付固定される
絶縁栓14とを備える。絶縁栓14の他端部に、締付用
の回転工具を係合させるための係合穴(四角穴16)を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器側導体とケー
ブル側導体とをL字状に接続するための電気機器直結型
ケーブル接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】変圧器等の電気機器と電力ケーブルとを
直結するための装置(ブッシング)は、例えば特開平6
−70439号公報に開示されている。この装置は、機
器側埋込導体とケーブル側埋込導体とを間隔をあけてL
字形状に絶縁材料を被覆するブッシング本体を設けて、
その内部に導体間を接続する接続導体を設けているもの
である。そしてブッシング本体に、ケーブル接続部と同
軸上の逆方向に円錐状の開口部を形成して、この開口部
に絶縁栓を適宜圧縮して取り付けることで絶縁状態を保
つようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記従来技術
においては、絶縁栓をケーブル延長上に設けるようにな
っているので、例えばケーブル延長方向に設置スペース
或いは取付作業スペースの制限がある場合では採用し難
いものとなる。この対策として、ブッシング本体の開口
部を機器側導体の延長上に形成して、この開口部に絶縁
栓を取り付けるようにすればよいが、機器から突出する
方向の寸法が過度に長くなってしまうおそれがある。す
なわち機器側導体の延長上に絶縁栓を設ける構成におい
ては、そのコンパクト化が課題となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決すべく本
発明は、機器側導体とケーブル側導体とをL字状に接続
するための装置であって、両導体の接続端を被覆すると
共に機器側導体の延長上に開口部を有した絶縁部材と、
機器側導体の接続端に形成されたネジ部に螺合してケー
ブル側導体の接続端を締結させるナットと、ナットに螺
合されたネジ部の延出端に一端部が捩じ込まれることに
より開口部に締付固定される絶縁栓とを備え、絶縁栓の
他端部に、締付用の回転工具を係合させるための係合穴
を形成したものである。この係合穴は四角穴であってよ
く、また、JIS B 4648六角棒スパナに係合する六角穴で
あってよい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0006】図1は、本発明である電気機器直結型ケー
ブル接続装置の一つの実施の形態を示したものである。
この装置は、機器側導体2と電力ケーブル31の先端で
あるケーブル側導体32とをL字状に接続するための装
置であって、両導体2,32の接続端33,34を被覆
すると共に機器側導体2の延長上に開口部35を有した
絶縁部材19と、機器側導体2の接続端33に形成され
たネジ部3に螺合するナット5と、ナット5に螺合され
たネジ部3の延出端に一端部が捩じ込まれることにより
開口部35に締付固定される絶縁栓14とにより主とし
て構成されている。そして絶縁栓14の他端部には、締
付用の回転工具を係合させるための係合穴たる四角穴1
6が形成されている。
【0007】機器側導体2は、変圧器等の電気機器の側
壁(図示せず)から突出する方向(水平方向)に延出さ
れ、機器側ブッシング1により被覆されている。機器側
ブッシング1の延出側外周は、先端側に行くに従って縮
径するテーパ状に形成されている。機器側導体2は、機
器側ブッシング1の端面からさらに延出されて接続端3
3として形成されている。接続端33の末端にはオネジ
が螺刻されており、所定長さのネジ部3として形成され
ている。ケーブル側導体32は、機器側壁に沿って延線
配置されるようになっており、その先端に圧縮接続され
た接続端34となる圧縮端子6が取り付けられている。
圧縮端子6には接続端33を嵌挿させるための挿通孔2
0が形成されている。絶縁部材19は、略T字状を呈
し、ケーブル側導体32を保持する基部21と、機器側
導体2を保持する軸穴22及び開口部35を同軸上に有
した筒部4とで成る。基部21にはケーブル側導体32
及び圧縮端子6を収容する導通孔23が形成されてい
る。筒部4の軸穴22は、機器側ブッシング1の形状に
合致したテーパ形状に形成されている。また開口部35
も同様のテーパ形状の穴として形成され、基部21を中
心として左右対称となっている。ナット5は、機器側導
体2の接続端33が圧縮端子6の挿通孔20に差し込ま
れた状態で、ネジ部3に螺合することにより、座金24
を介して圧縮端子6の端面に圧着する。すなわち機器側
導体2の接続端33に圧縮端子6を締結させるようにな
っている。
【0008】絶縁栓14は、開口部35の形状に相応し
た略円錐台状のゴム等の絶縁体8で成り、一端部である
小径側の軸端面にネジ部3及びナット5に係合する埋込
金具7が、また他端部である大径側の軸端面に締付用金
具13がそれぞれ一体的に埋設されている。埋込金具7
にはネジ部3に螺合するメネジが螺刻されていると共
に、ナット5の形状に合致した段部が形成されている。
そして締付用金具13に、断面四角形の四角穴16が穿
たれている。
【0009】図2及び図3に示すように、この四角穴1
6は、ネジ部3の軸線O上に位置された正面視で正方形
を呈し、図4に示すような市販のソケットレンチ17の
角ドライブ18が嵌挿される寸法となっている。角ドラ
イブ18にはその一側に出没自在のボール25が設けら
れており、四角穴16にはこれに相応した位置に円環状
の溝26が形成されている。すなわち角ドライブ18を
四角穴16に嵌め合わせて絶縁栓14を締付固定する際
に、角ドライブ18が容易には外れ難くなっている。
【0010】また絶縁部材19の開口部35側には保護
カバー15が設けられている。この保護カバー15は、
有底筒体状を呈し、外周が絶縁部材19の筒部4外周に
嵌め合わされて係止されることで、絶縁栓14の他端部
(締付用金具13)に密着してこれを覆うようになって
いる。
【0011】従って、機器側導体2とケーブル側導体3
2とをL字状に接続するに際しては、絶縁部材19の基
部21に圧縮端子6を挿着した状態で、筒部4の軸穴2
2に機器側導体2及び機器側ブッシング1を挿入させ、
接続端33を圧縮端子6の挿通孔20に差し込む。そし
て反対側の開口部33から座金24及びナット5をネジ
部3にセットし、ナット5を締め込むことにより接続端
と圧縮端子6とを強固に接続させる。次に絶縁栓14を
開口部35に嵌め込み、埋込金具7をネジ部3の先端側
及びナット5に合わせると共に、ソケットレンチ17の
角ドライブ18を四角穴16に嵌着させて、軸O回りに
回転させることにより捩じ込んで、絶縁栓14の周壁を
開口部35の内壁に充分密着した状態にして締付固定す
る。その後、保護カバー15を絶縁栓14に被せるよう
に筒部4の他端に嵌合して、絶縁栓14が露出しない状
態にする。
【0012】このように、絶縁栓14の他端部に埋設し
た締付用金具13に、ソケットレンチ17の角ドライブ
18が係合する四角穴16を形成したので、絶縁栓14
には軸方向外方に突出する部分がなく、絶縁栓14を含
めた筒部4の全長を必要最少限の短いものにできる。す
なわち絶縁栓を締付固定するには、図6に示すように、
ボルト頭部のような六角突起部12を絶縁栓10の締付
用金具9に形成して、例えばモンキーレンチ等の締付工
具により締め付けることも考えられるが、全長が六角突
起部12の長さの分だけ余計に長くなってしまう。本発
明ではこのような突起の部分がないので、機器から突出
する長さを短くすることができ、機器側導体2の延長上
に絶縁栓14を締付固定した構造において、コンパクト
化が達成されるものである。また本発明では絶縁栓14
の露出を防ぐ保護カバー15の形状も単純なものでよ
く、図6に示したような複雑で円錐形状の保護カバー1
1を廃止することができる。すなわち図1に示したよう
に、保護カバー15を含めた突出全長(端末部の寸法)
Lを短くすることができ、機器内の収容スペースを小さ
くすることができる。
【0013】図5は本発明の他の実施の形態を示したも
ので、前記実施の形態の四角穴16に代えて、断面六角
形の六角穴27を締付用金具28に形成したものであ
る。この六角穴27は、JIS B 4648 六角棒スパナに係
合する形状とする。すなわち通常の回転工具を使用し
て、絶縁栓14の締付固定を行うことができる。なお係
合穴の形状としては、前記した四角穴16或いは六角穴
27に限るものではなく、絶縁栓の締付固定に使用でき
る他の回転工具(締付工具)に合致した形状としてよ
い。
【0014】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、機器から
突出する方向の長さを短くすることができ、コンパクト
化が達成されるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気機器直結型ケーブル接続装置の一
つの実施の形態を示した部分断面側面図である。
【図2】図1の要部を示した側断面図である。
【図3】図2中のA−A線矢視図である。
【図4】図2の状態で使用される締付用の回転工具を示
した斜視図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示した要部正面図で
ある。
【図6】本発明に対比される電気機器直結型ケーブル接
続装置の要部断面図である。
【符号の説明】
2 機器側導体 3 ネジ部 5 ナット 6 圧縮端子(ケーブル側導体の接続端) 7 埋込金具(絶縁栓の一端部) 8 絶縁体 13 締付用金具 14 絶縁栓 15 保護カバー 16 四角穴(係合穴) 17 ソケットレンチ(締付用の回転工具) 19 絶縁部材 27 六角穴(係合穴) 32 ケーブル側導体 33,34 接続端 35 開口部 L 突出全長

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器側導体とケーブル側導体とをL字状
    に接続するための装置であって、上記両導体の接続端を
    被覆すると共に上記機器側導体の延長上に開口部を有し
    た絶縁部材と、上記機器側導体の接続端に形成されたネ
    ジ部に螺合して上記ケーブル側導体の接続端を締結させ
    るナットと、該ナットに螺合されたネジ部の延出端に一
    端部が捩じ込まれることにより上記開口部に締付固定さ
    れる絶縁栓とを備え、該絶縁栓の他端部に、締付用の回
    転工具を係合させるための係合穴を形成したことを特徴
    とする電気機器直結型ケーブル接続装置。
  2. 【請求項2】 上記係合穴が四角穴である請求項1記載
    の電気機器直結型ケーブル接続装置。
  3. 【請求項3】 上記係合穴がJIS B 4648 六角棒スパナ
    に係合する六角穴である請求項1記載の電気機器直結型
    ケーブル接続装置。
JP8003066A 1996-01-11 1996-01-11 電気機器直結型ケーブル接続装置 Pending JPH09191547A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009153350A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Hitachi Ltd 真空絶縁スイッチギヤ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009153350A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Hitachi Ltd 真空絶縁スイッチギヤ
JP4555857B2 (ja) * 2007-12-21 2010-10-06 株式会社日立製作所 真空絶縁スイッチギヤ

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