JPH09189717A - ピエゾ抵抗ブリッジ型センサの温度補償方式 - Google Patents

ピエゾ抵抗ブリッジ型センサの温度補償方式

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JPH09189717A
JPH09189717A JP8001651A JP165196A JPH09189717A JP H09189717 A JPH09189717 A JP H09189717A JP 8001651 A JP8001651 A JP 8001651A JP 165196 A JP165196 A JP 165196A JP H09189717 A JPH09189717 A JP H09189717A
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JP
Japan
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temperature
piezoresistive bridge
type sensor
bridge type
reference temperature
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JP8001651A
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English (en)
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Kunio Nakaaze
邦雄 中畔
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、S/N比を良好に維持して精度の
よい温度補償を行い、またピエゾ抵抗ブリッジの温度特
性バラツキを補償することを目的とする。 【解決手段】 ピエゾ抵抗ブリッジ2と同一基板上に形
成した温度検出手段10の検出値を記録する基準温度記
録手段40を有し、任意の温度環境下での温度検出手段
10の検出値を基準温度データとして基準温度記録手段
40に記録し、ピエゾ抵抗ブリッジ型センサ1の稼動時
に温度検出手段10の検出値から前記基準温度データを
減じて基準温度データからの温度変化量を導出し、該温
度変化量に所定の変換係数を乗じて導出した温度補正値
をピエゾ抵抗ブリッジ型センサ1の出力信号に加算する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、加速度セ
ンサ等に用いられるピエゾ抵抗ブリッジ型センサの温度
補償方式に関する。
【0002】
【従来の技術】加速度センサ等に用いられる従来のピエ
ゾ抵抗ブリッジ型センサとしては、例えば図5に示すよ
うなものがある。2はピエゾ抵抗ブリッジ、3は電圧
源、4はピエゾ抵抗ブリッジ2を駆動するための定電流
源回路、5はピエゾ抵抗ブリッジ2の出力を増幅するた
めの増幅器である。図6は、加速度センサのセンサチッ
プ6の構成例を示している。半導体基板を部分的にエッ
チング加工することにより、固定部7と、固定部7に肉
薄の片持ち梁(梁部)8で支持された重り部9とが形成
され、片持ち梁8上にピエゾ抵抗ブリッジ2が形成され
ている。基板面と垂直方向の加速度が印加されると、片
持ち梁8の表面に応力が発生する。ピエゾ抵抗ブリッジ
2を構成するピエゾ抵抗は片持ち梁8と並行に2個、直
交方向に2個形成されており、これらのピエゾ抵抗の組
合わせにより応力に対して2つの出力端子の電圧変化が
逆の極性になるようにブリッジが構成されている。セン
サチップ6には、前記の定電流源回路4、増幅器5を含
む周辺回路16が形成されている。
【0003】加速度センサは、例えば車載のエアバック
システムに適用され、車両衝突時の車体減速度を測るた
めに使用されるが、外気にさらされる車載システムは、
常温±60℃程度の幅広い温度環境に置かれる。このた
め、ピエゾ抵抗ブリッジ2の負の感度温度特性により出
力が大きく変動する。
【0004】これに対し、図7に示すようなピエゾ抵抗
ブリッジ2の温度補償を行った加速度センサを利用した
加速度計測装置がある。この計測装置は、アクティブダ
イオード型の温度補正を行ったピエゾ抵抗ブリッジ型セ
ンサ17を適用している。図7において、18は同一チ
ップ上に形成されたNPNトランジスタ、R1 ,R2
抵抗である。ここで、電圧源3から供給される電圧をV
r 、NPNトランジスタ18のベース・エミッタ間電圧
をVbeとすると、ピエゾ抵抗ブリッジ2上端の電圧Vb
は、Vb =(R1 +R2 )・Vbe/R2 で表される。ピ
エゾ抵抗ブリッジ2を構成するピエゾ抵抗値をr、加速
度印加時の応力によるこのピエゾ抵抗値の変化を±Δr
とすると、ピエゾ抵抗ブリッジ2の2つの出力端子間の
電圧は、Vb ・Δr/rで表される。このため、電圧V
b の温度特性とピエゾ抵抗ブリッジ2の感度温度特性が
キャンセルされるように抵抗R1 ,R2 の値を調整する
と、感度温度特性補償が可能になる。20は、ピエゾ抵
抗ブリッジ型センサ17の出力を処理するためにデジタ
ル値に変換するための逐次比較型A/Dコンバータであ
る。コンバータ内の21は入力信号比較のための基準電
圧生成用抵抗ラダー、22は逐次比較シーケンサ、23
は抵抗ラダー21の基準電位とピエゾ抵抗ブリッジ型セ
ンサ17の出力電圧を比較するためのコンパレータ、2
4は抵抗ラダー21の基準電位をコンパレータ23に伝
達するためのアナログマルチプレクサ、25はコンパレ
ータ23による逐次比較結果を格納する逐次比較レジス
タである。ここで、抵抗ラダー21の基準電位のバラツ
キによる計測誤差を無視するために、抵抗ラダー21の
上端電源はピエゾ抵抗ブリッジ型センサ17の電源Vr
と共有されている。つまりVb =α・Vr (αは比例係
数)との条件において、Vb ・Δr/r=β・Vr (β
はAD基準電圧/Vr )が成立する場合にΔr/r=β
/αとなり電源電圧の変動を無視することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ピエゾ抵抗ブリッジ型センサの温度補償方式にあって
は、電圧源3から供給される安定化電圧Vr に対して実
際にピエゾ抵抗ブリッジ2に供給される電圧Vb が温度
補償用回路の電圧ドロップにより一定電圧低下してしま
う構成となっていたため、電源電圧を有効に使うことが
できず、S/N比が悪化する上、安定化電圧Vr の変動
に対してブリッジ電圧Vb が比例して変動しないことに
よる誤差、つまりVb =Vr −α(αは定数)との条件
においてVb・Δr/r=β・Vr (βはAD基準電圧
/Vr )が成立する場合にΔr/r=β・Vr /(Vr
−α)となり電源電圧の変動を無視することができない
という問題点があった。図8を用いてこの誤差発生メカ
ニズムを説明する。同図は、ピエゾ抵抗ブリッジ型セン
サ17及び電圧計測用A/Dコンバータ20の電源電圧
であるVr とピエゾ抵抗ブリッジ2の上端電圧Vb との
関係を示したものである。ここでa特性線は電圧ドロッ
プのないVb =Vr の場合を示したものであり、b特性
線はアクティブダイオード型温度補償を行った場合を示
している。アクティブダイオードによる電圧ドロップV
d はVd =(R1 +R2 )・Vbe/R2 =2Vの場合を
想定しており、Vr が5Vの場合、Vb は3Vとなる。
c特性線は同じくVr が5Vの時にVb が3Vなる原点
を通る直線を示している。いま、バラツキ等によるVr
の変動を±10%とすると、Vr 最低値4.5Vに対し
て、b特性線から導出されるVb は2.5V、c特性線
から導出されるVb は2.7Vであり電源変動時の誤差
は、〔(2.5−2.7)/2.7〕・100=−7.
4%となる。同様にVr 最高値5.5Vに対して、b特
性線から導出されるVb は3.5V、c特性線から導出
されるVb は3.3Vであり電源変動時の誤差は、
〔(3.5−3.3)/3.5〕・100=5.7%と
なる。
【0006】また、従来のピエゾ抵抗ブリッジ型センサ
の温度補償方式にあっては、ピエゾ抵抗変化率Δr/r
の温度特性を直線近似することにより全温度範囲におい
て温度補償可能となっていたが、実際の温度特性は2次
以降の項を有する曲線であるため、感度温度特性をキャ
ンセルするようにR1 ,R2 の値を選択するために直線
近似を行った基準温度に対して温度変化量が大きく、直
線近似から離れるに従い温度特性バラツキが大きくなる
という問題点があった。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、電源電圧を有効に使うことができ
てS/N比を良好に維持することができ、電源電圧の変
動に対しても誤差が大きくならず精度のよい温度補償を
することができ、またピエゾ抵抗ブリッジの温度特性バ
ラツキも補償することができるピエゾ抵抗ブリッジ型セ
ンサの温度補償方式を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、半導体基板を部分的にエッ
チング加工して、固定部と、該固定部に梁部で支持され
た重り部とを形成し、前記梁部上に形成したピエゾ抵抗
ブリッジの出力変化を検知することにより前記重り部に
与えられた物理量を検出するピエゾ抵抗ブリッジ型セン
サの温度補償方式であって、前記半導体基板上に形成し
た温度検出手段と、該温度検出手段の検出出力を記録す
る基準温度記録手段とを有し、任意の時刻、任意の温度
環境下における前記温度検出手段の検出出力値を基準温
度データとして前記基準温度記録手段に記録し、前記ピ
エゾ抵抗ブリッジ型センサの稼動時に前記温度検出手段
の検出出力値から前記基準温度記録手段に記録された基
準温度データを減じて該基準温度データからの温度変化
量を導出し、該温度変化量に所定の変換係数を乗じて温
度補正値を導出し、前記ピエゾ抵抗ブリッジ型センサの
出力信号に前記温度補正値を加算することを要旨とす
る。この構成により、アクティブダイオード型等の温度
補償方式のように電源電圧とピエゾ抵抗ブリッジの駆動
電圧との間に電圧ドロップが発生しない。このため電源
電圧を有効に使うことができてS/N比を悪化させるこ
とがない上、電源電圧の変動時にも誤差が大きくならず
精度のよい温度補償が可能となる。
【0009】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
のピエゾ抵抗ブリッジ型センサの温度補償方式におい
て、前記変換係数は、前記稼動時における前記温度検出
手段の検出温度毎のテーブルとして用意しておくように
構成してなることを要旨とする。この構成により、ピエ
ゾ抵抗ブリッジの温度特性バラツキが補償される。
【0010】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
のピエゾ抵抗ブリッジ型センサの温度補償方式におい
て、前記基準温度記録手段は、不揮発性メモリであるこ
とを要旨とする。この構成により、一旦記録された基準
温度データが消失することなく精度のよい温度補償を確
実に行うことが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図4に基づいて説明する。図1はピエゾ抵抗ブリッ
ジ型加速度センサを利用した加速度計測装置を示し、図
2は加速度センサのチップ構成例を示している。なお、
図1及び図2において、前記図5乃至図7における構成
要素と同一ないし均等のものは、前記と同一符号を以っ
て示し、重複した説明を省略する。図1において、ピエ
ゾ抵抗ブリッジ型センサ1には、温度検出手段としての
チップ温度検知回路10が設けられている。チップ温度
検知回路10は、後述するように、ピエゾ抵抗ブリッジ
2と同一チップ上に形成され、チップ表面の温度を電気
信号に変換する。30はセンサ信号処理回路であり、例
えばマイクロコンピュータにより実現されている。セン
サ信号処理回路30には次のような各回路等が内蔵され
ている。26は複数のアナログ入力をA/Dコンバータ
20に入力するための第1のアナログマルチプレクサで
あり、この第1のアナログマルチプレクサ26に対しA
/Dコンバータ20内のアナログマルチプレクサ24が
第2のアナログマルチプレクサとなっている。31は入
力の処理を行うプロセッシングユニット、32はセンサ
信号処理回路30内でのデータ受け渡しを行うためのデ
ータバス、33はデータ格納のためのRAM、34はデ
ータを処理回路外部の基準温度記録手段としての不揮発
性メモリ40に対し時分割シリアル転送を行うための通
信回路、35はプログラム及びデータテーブル等を格納
するためのROMである。
【0012】図2は、加速度センサのセンサチップ11
の構成例を示している。センサチップ11には増幅器5
を含む周辺回路12及びチップ温度検知回路10が形成
されている。図3はチップ温度検知回路10の回路構成
例を示している。図3において、13は電流源、14は
NPNトランジスタ、15は非反転増幅器である。
【0013】次に、上述のように構成されたピエゾ抵抗
ブリッジ型センサの温度補償方式の作用を説明する。図
1の加速度計測装置において、ピエゾ抵抗ブリッジ型セ
ンサ1は増幅器5で増幅された加速度検出信号及びチッ
プ温度検知回路10で検出されたセンサチップ11の温
度信号をセンサ信号処理回路30に出力する。チップ温
度検知回路10は電流源13からの電流でバイアスされ
たNPNトランジスタ14のベース・エミッタ間電圧V
beを非反転増幅器15で増幅して出力する。Vbeは正の
温度特性を持つため、出力信号に所定の比例係数を乗ず
ることによりチップ温度検知回路10の搭載されている
チップ温度変化を知ることができる。
【0014】ここで、加速度計測装置の工場出荷検査時
に、装置を任意の環境温度に置き、プロセッシングユニ
ット31をテストモードにて起動することにより、第1
のアナログマルチプレクサ26を介してセンサ温度信号
を入力し、入力した信号をA/Dコンバータ20にてデ
ジタル値への変換を行った後、これを基準温度データと
して通信回路34により不揮発性メモリ40に記録す
る。
【0015】図4に工場出荷後のセンサ信号処理回路3
0の動作を示す。図において、41は入力加速度検出信
号、44はプロセッシングユニット31内のフィルタ処
理を示しており、ここではn回サンプリングデータの荷
重平均によるローパス処理を行っている。42は加速度
計測装置の工場出荷検査時に、任意の環境温度にて不揮
発性メモリ40に記録された基準温度データであり、電
源投入後、不揮発性メモリ40から通信回路34を介し
てRAM33に転送されている。43は現在稼動時のチ
ップ温度検知回路10からのチップ温度信号である。こ
こで、現在のチップ温度信号から基準温度データを減じ
た値が現在のチップ温度変化量となる。このチップ温度
変化量に所定の変換係数αを乗じて(処理45)温度補
正値を算出し、フィルタ処理44の結果にこの温度補正
値を加算する(処理46)ことにより、温度補正を行っ
た加速度信号47を得ることができる。ここで、所定の
変換係数αは、ROM35内に検知温度毎のテーブルと
して用意することにより、全温度範囲において温度・ピ
エゾ抵抗変化率曲線にマッチングさせることができるた
め、ピエゾ抵抗ブリッジ2の温度特性バラツキも補償す
ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、半導体基板を部分的にエッチング加工し
て、固定部と、該固定部に梁部で支持された重り部とを
形成し、前記梁部上に形成したピエゾ抵抗ブリッジの出
力変化を検知することにより前記重り部に与えられた物
理量を検出するピエゾ抵抗ブリッジ型センサの温度補償
方式であって、前記半導体基板上に形成した温度検出手
段と、該温度検出手段の検出出力を記録する基準温度記
録手段とを有し、任意の時刻、任意の温度環境下におけ
る前記温度検出手段の検出出力値を基準温度データとし
て前記基準温度記録手段に記録し、前記ピエゾ抵抗ブリ
ッジ型センサの稼動時に前記温度検出手段の検出出力値
から前記基準温度記録手段に記録された基準温度データ
を減じて該基準温度データからの温度変化量を導出し、
該温度変化量に所定の変化係数を乗じて温度補正値を導
出し、前記ピエゾ抵抗ブリッジ型センサの出力信号に前
記温度補正値を加算するようにしたため、アクティブダ
イオード型等の温度補償方式のように電源電圧とピエゾ
抵抗ブリッジの駆動電圧との間に電圧ドロップが発生し
ない。したがって電源電圧を有効に使うことができてS
/N比を悪化させることがない上、電源電圧の変動時に
も誤差が大きくならず精度のよい温度補償をすることが
できる。
【0017】請求項2記載の発明によれば、前記変換係
数は、前記稼動時における前記温度検出手段の検出温度
毎のテーブルとして用意しておくようにしたため、ピエ
ゾ抵抗ブリッジの温度特性バラツキを補償することがで
きる。
【0018】請求項3記載の発明によれば、前記基準温
度記録手段は、不揮発性メモリとしたため、一旦記録さ
れた基準温度データが消失することなく精度のよい温度
補償を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るピエゾ抵抗ブリッジ型センサの温
度補償方式の実施の形態における加速度計測装置のブロ
ック回路図である。
【図2】上記実施の形態における加速度センサのチップ
構成例を示す斜視図である。
【図3】上記実施の形態におけるチップ温度検知回路の
構成例を示す回路図である。
【図4】上記実施の形態における加速度計測装置の信号
処理を説明するための図である。
【図5】従来のピエゾ抵抗ブリッジ型センサの回路図で
ある。
【図6】上記従来例における加速度センサのチップ構成
を示す斜視図である。
【図7】従来の加速度計測装置のブロック回路図であ
る。
【図8】上記従来例の誤差発生メカニズムを説明するた
めの図である。
【符号の説明】 1 ピエゾ抵抗ブリッジ型センサ 2 ピエゾ抵抗ブリッジ 7 固定部 8 片持ち梁(梁部) 9 重り部 10 チップ温度検知回路(温度検出手段) 30 センサ信号処理回路 40 不揮発性メモリ(基準温度記録手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板を部分的にエッチング加工し
    て、固定部と、該固定部に梁部で支持された重り部とを
    形成し、前記梁部上に形成したピエゾ抵抗ブリッジの出
    力変化を検知することにより前記重り部に与えられた物
    理量を検出するピエゾ抵抗ブリッジ型センサの温度補償
    方式であって、前記半導体基板上に形成した温度検出手
    段と、該温度検出手段の検出出力を記録する基準温度記
    録手段とを有し、任意の時刻、任意の温度環境下におけ
    る前記温度検出手段の検出出力値を基準温度データとし
    て前記基準温度記録手段に記録し、前記ピエゾ抵抗ブリ
    ッジ型センサの稼動時に前記温度検出手段の検出出力値
    から前記基準温度記録手段に記録された基準温度データ
    を減じて該基準温度データからの温度変化量を導出し、
    該温度変化量に所定の変換係数を乗じて温度補正値を導
    出し、前記ピエゾ抵抗ブリッジ型センサの出力信号に前
    記温度補正値を加算することを特徴とするピエゾ抵抗ブ
    リッジ型センサの温度補償方式。
  2. 【請求項2】 前記変換係数は、前記稼動時における前
    記温度検出手段の検出温度毎のテーブルとして用意して
    おくように構成してなることを特徴とする請求項1記載
    のピエゾ抵抗ブリッジ型センサの温度補償方式。
  3. 【請求項3】 前記基準温度記録手段は、不揮発性メモ
    リであることを特徴とする請求項1記載のピエゾ抵抗ブ
    リッジ型センサの温度補償方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104457817A (zh) * 2014-12-09 2015-03-25 中国航空工业集团公司第六三一研究所 一种单芯片集成的传感器信号调理电路
CN113567707A (zh) * 2021-08-26 2021-10-29 维沃移动通信有限公司 加速度检测装置、检测系统、电子设备和加速度检测方法

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