JPH0918969A - 遠隔監視制御システムの操作用端末器 - Google Patents
遠隔監視制御システムの操作用端末器Info
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- JPH0918969A JPH0918969A JP16527695A JP16527695A JPH0918969A JP H0918969 A JPH0918969 A JP H0918969A JP 16527695 A JP16527695 A JP 16527695A JP 16527695 A JP16527695 A JP 16527695A JP H0918969 A JPH0918969 A JP H0918969A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 銘板の操作部の広範囲にわたってよい操作感
触が得られる遠隔監視制御システムの操作用端末器の提
供。 【構成】 スイッチ素子5 を有する回路基板3 を備えた
略平板状のボディ2 と、ボディの前面にあって弾性変形
することによりスイッチ素子を適宜押圧する操作片11を
有するカバー10と、カバーの前面にあって操作片に対応
して開口した挿通部16を有する化粧カバー15と、化粧カ
バーの前面にあって操作片を操作できるよう厚み方向に
可撓性を有する略矩形状の操作部23を備えた略シート状
の銘板22と、を具備する操作用端末器において、化粧カ
バーの挿通部に、銘板の操作部の略中央に対応する位置
に略円形状に開口する第２開口部18を設けた。
触が得られる遠隔監視制御システムの操作用端末器の提
供。 【構成】 スイッチ素子5 を有する回路基板3 を備えた
略平板状のボディ2 と、ボディの前面にあって弾性変形
することによりスイッチ素子を適宜押圧する操作片11を
有するカバー10と、カバーの前面にあって操作片に対応
して開口した挿通部16を有する化粧カバー15と、化粧カ
バーの前面にあって操作片を操作できるよう厚み方向に
可撓性を有する略矩形状の操作部23を備えた略シート状
の銘板22と、を具備する操作用端末器において、化粧カ
バーの挿通部に、銘板の操作部の略中央に対応する位置
に略円形状に開口する第２開口部18を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔監視制御システム
の操作用端末器に関するものである。
の操作用端末器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、遠隔監視制御システムとしては、
特開平６−３０３６６８号に開示されるようなものがあ
る。これは、図５に示すように、中央制御装置としての
伝送ユニット31と、操作に基づき操作データを発生する
操作用端末器1 と、電気機器からなる負荷33の動作を制
御する制御用端末器32とを２線式の信号線34を介して接
続し、伝送ユニット31が各端末器1,1,32,32 …を特定す
るアドレスデータを含む伝送信号を時分割で伝送し、各
端末器1,1,32,32 …を個別にアクセスして、操作データ
を監視するとともに、操作データに応じて負荷33,33 …
の動作制御を行っている。
特開平６−３０３６６８号に開示されるようなものがあ
る。これは、図５に示すように、中央制御装置としての
伝送ユニット31と、操作に基づき操作データを発生する
操作用端末器1 と、電気機器からなる負荷33の動作を制
御する制御用端末器32とを２線式の信号線34を介して接
続し、伝送ユニット31が各端末器1,1,32,32 …を特定す
るアドレスデータを含む伝送信号を時分割で伝送し、各
端末器1,1,32,32 …を個別にアクセスして、操作データ
を監視するとともに、操作データに応じて負荷33,33 …
の動作制御を行っている。
【０００３】伝送ユニット31から信号線34に送信される
伝送信号Ｖs は、図６に示すように、信号送信開始を示
すスタートパルス信号ＳＴ、信号モードを示すモードデ
ータ信号ＭＤ、各端末器1,1,32,32 …を呼び出す８ビッ
トのアドレスデータを送信するアドレスデータ信号Ａ
Ｄ、負荷を制御する制御データを送信する制御データ信
号ＣＤ、チェックサムデータ信号ＣＳ、および各端末器
1,1,32,32 …からの返送期間を設定する返送待機信号Ｗ
Ｔよりなる複極（±２４Ｖ）の時分割多重信号であり、
パルス幅変調によってデータが送信されるようになって
いる。各端末器1,1,32,32 …では、信号線34を介して受
信された伝送信号Ｖs のアドレスデータと自己の固有ア
ドレスデータとが一致したとき、その伝送信号Ｖs の制
御データを取り込むとともに、伝送信号Ｖs の返送待機
信号ＷＴに同期して監視データ信号を、信号線間を略短
絡状態とすることにより電流モード信号として返送する
ようになっている。
伝送信号Ｖs は、図６に示すように、信号送信開始を示
すスタートパルス信号ＳＴ、信号モードを示すモードデ
ータ信号ＭＤ、各端末器1,1,32,32 …を呼び出す８ビッ
トのアドレスデータを送信するアドレスデータ信号Ａ
Ｄ、負荷を制御する制御データを送信する制御データ信
号ＣＤ、チェックサムデータ信号ＣＳ、および各端末器
1,1,32,32 …からの返送期間を設定する返送待機信号Ｗ
Ｔよりなる複極（±２４Ｖ）の時分割多重信号であり、
パルス幅変調によってデータが送信されるようになって
いる。各端末器1,1,32,32 …では、信号線34を介して受
信された伝送信号Ｖs のアドレスデータと自己の固有ア
ドレスデータとが一致したとき、その伝送信号Ｖs の制
御データを取り込むとともに、伝送信号Ｖs の返送待機
信号ＷＴに同期して監視データ信号を、信号線間を略短
絡状態とすることにより電流モード信号として返送する
ようになっている。
【０００４】また、伝送ユニット31には、モードデータ
信号ＭＤをダミーモードとしたダミー伝送信号を常時送
信するダミー信号送信手段と、いずれかの端末器1,1,3
2,32…から返送された割り込みパルスＶi が受信された
とき、割り込み発生端末器1,1,32,32 …を検出して該端
末器1,1,32,32 …をアクセスして監視データを返送させ
る割り込み処理手段とが設けられている。さらに、伝送
ユニット31では、上述のようにして各端末器1,1,32,32
…から伝送ユニット31に返送された監視データに基づい
て、対応する負荷33を制御する制御用端末器32に伝送す
る制御データを作成するとともに、その制御データを信
号線34を介して当該制御用端末器32に時分割多重伝送し
て負荷33を制御するようになっている。
信号ＭＤをダミーモードとしたダミー伝送信号を常時送
信するダミー信号送信手段と、いずれかの端末器1,1,3
2,32…から返送された割り込みパルスＶi が受信された
とき、割り込み発生端末器1,1,32,32 …を検出して該端
末器1,1,32,32 …をアクセスして監視データを返送させ
る割り込み処理手段とが設けられている。さらに、伝送
ユニット31では、上述のようにして各端末器1,1,32,32
…から伝送ユニット31に返送された監視データに基づい
て、対応する負荷33を制御する制御用端末器32に伝送す
る制御データを作成するとともに、その制御データを信
号線34を介して当該制御用端末器32に時分割多重伝送し
て負荷33を制御するようになっている。
【０００５】ところで、この遠隔監視制御システムの操
作用端末器1 は、図７に示すように、スイッチ素子5,5
…を有する回路基板3 を備えた略平板状のボディ2 と、
ボディ2 の前面にあって弾性変形することによりスイッ
チ素子5,5 …を適宜押圧する操作片11,11 …を有するカ
バー10と、カバー10の前面にあって操作片11,11 …に対
応して開口した挿通部16を有する化粧カバー15と、化粧
カバー15の前面にあって操作片11,11 …を操作できるよ
う厚み方向に可撓性を有する略矩形状の操作部23,23 …
を備えた略シート状の銘板22と、を具備する。この操作
用端末器1 は、銘板22の操作部23,23 …を指で押圧する
ことにより操作部23,23 …が化粧カバー15の挿通部16,1
6 …に向かって変形し、その操作部23,23 …がカバー10
の操作片11,11 …を押圧するので、結果的にボディ2 の
回路基板3 のスイッチ素子5,5 …を押圧し、操作データ
を発生する。
作用端末器1 は、図７に示すように、スイッチ素子5,5
…を有する回路基板3 を備えた略平板状のボディ2 と、
ボディ2 の前面にあって弾性変形することによりスイッ
チ素子5,5 …を適宜押圧する操作片11,11 …を有するカ
バー10と、カバー10の前面にあって操作片11,11 …に対
応して開口した挿通部16を有する化粧カバー15と、化粧
カバー15の前面にあって操作片11,11 …を操作できるよ
う厚み方向に可撓性を有する略矩形状の操作部23,23 …
を備えた略シート状の銘板22と、を具備する。この操作
用端末器1 は、銘板22の操作部23,23 …を指で押圧する
ことにより操作部23,23 …が化粧カバー15の挿通部16,1
6 …に向かって変形し、その操作部23,23 …がカバー10
の操作片11,11 …を押圧するので、結果的にボディ2 の
回路基板3 のスイッチ素子5,5 …を押圧し、操作データ
を発生する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述した遠隔監視制御
システムの操作用端末器は、スイッチ素子をカバーの操
作片及び銘板の操作部を介して押圧しているため、指で
操作部を押圧する位置がスイッチ素子の多少真上でなく
ても、スイッチ素子を押圧して操作データを発生するこ
とができる。しかし、指で押圧する位置がスイッチ素子
の真上でない場合は、操作部が変形しにくくなるため、
必ずしも操作感触がよいものではない。
システムの操作用端末器は、スイッチ素子をカバーの操
作片及び銘板の操作部を介して押圧しているため、指で
操作部を押圧する位置がスイッチ素子の多少真上でなく
ても、スイッチ素子を押圧して操作データを発生するこ
とができる。しかし、指で押圧する位置がスイッチ素子
の真上でない場合は、操作部が変形しにくくなるため、
必ずしも操作感触がよいものではない。
【０００７】本発明は、かかる事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、銘板の操作部の広範囲に
わたってよい操作感触が得られる遠隔監視制御システム
の操作用端末器を提供することである。
で、その目的とするところは、銘板の操作部の広範囲に
わたってよい操作感触が得られる遠隔監視制御システム
の操作用端末器を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、請求項１記載の遠隔監視制御システムの操作用端
末器は、操作に基づき操作データを発生するもので、中
央制御装置としての伝送ユニット及び負荷の動作を制御
する制御用端末器と２線式の信号線を介して接続され、
伝送ユニットが各端末器を特定するアドレスデータを含
む伝送信号を時分割で伝送して各端末器を個別にアクセ
スすることにより、操作データに応じて負荷の動作制御
を行う遠隔監視制御システムの操作用端末器であって、
スイッチ素子を有する回路基板を備えた略平板状のボデ
ィと、該ボディの前面にあって弾性変形することにより
スイッチ素子を適宜押圧する操作片を有するカバーと、
該カバーの前面にあって操作片に対応して開口した挿通
部を有する化粧カバーと、該化粧カバーの前面にあって
操作片を操作できるよう厚み方向に可撓性を有する略矩
形状の操作部を備えた略シート状の銘板と、を具備する
操作用端末器において、前記化粧カバーの挿通部におい
て、銘板の操作部の略中央に対応する部分が略円形状に
開口するよう形成した構成としている。
めに、請求項１記載の遠隔監視制御システムの操作用端
末器は、操作に基づき操作データを発生するもので、中
央制御装置としての伝送ユニット及び負荷の動作を制御
する制御用端末器と２線式の信号線を介して接続され、
伝送ユニットが各端末器を特定するアドレスデータを含
む伝送信号を時分割で伝送して各端末器を個別にアクセ
スすることにより、操作データに応じて負荷の動作制御
を行う遠隔監視制御システムの操作用端末器であって、
スイッチ素子を有する回路基板を備えた略平板状のボデ
ィと、該ボディの前面にあって弾性変形することにより
スイッチ素子を適宜押圧する操作片を有するカバーと、
該カバーの前面にあって操作片に対応して開口した挿通
部を有する化粧カバーと、該化粧カバーの前面にあって
操作片を操作できるよう厚み方向に可撓性を有する略矩
形状の操作部を備えた略シート状の銘板と、を具備する
操作用端末器において、前記化粧カバーの挿通部におい
て、銘板の操作部の略中央に対応する部分が略円形状に
開口するよう形成した構成としている。
【０００９】また、請求項２記載の遠隔監視制御システ
ムの操作用端末器は、請求項１記載の遠隔監視制御シス
テムの操作用端末器に、銘板の操作部と略同一形状のシ
ート状のネームカード設けるとともに、化粧カバーの挿
通部に、該ネームカードを保持する突起状の保持板を設
け、該保持板と銘板の間にネームカードが配設されるよ
う挿通部にネームカードを収納した構成としている。
ムの操作用端末器は、請求項１記載の遠隔監視制御シス
テムの操作用端末器に、銘板の操作部と略同一形状のシ
ート状のネームカード設けるとともに、化粧カバーの挿
通部に、該ネームカードを保持する突起状の保持板を設
け、該保持板と銘板の間にネームカードが配設されるよ
う挿通部にネームカードを収納した構成としている。
【００１０】また、請求項３記載の遠隔監視制御システ
ムの操作用端末器は、請求項１記載の化粧カバーの挿通
部の内面を、カバーの側に開くテーパ状に形成した構成
としている。
ムの操作用端末器は、請求項１記載の化粧カバーの挿通
部の内面を、カバーの側に開くテーパ状に形成した構成
としている。
【００１１】
【作用】請求項１記載の構成によれば、銘板の操作部を
押圧する位置が多少ずれても、化粧カバーの挿通部が略
円形状に開口していることにより操作部は変形しやすい
ため、一様な操作感触が得られる。
押圧する位置が多少ずれても、化粧カバーの挿通部が略
円形状に開口していることにより操作部は変形しやすい
ため、一様な操作感触が得られる。
【００１２】また、請求項２記載の構成によれば、請求
項１の作用に加えて、ネームカードは、化粧カバーの挿
通部であって操作部の後方に配設されため、ネームカー
ドのための特別な収納場所を要することがないととも
に、複数の操作部があった場合にはその区別が容易とな
る。
項１の作用に加えて、ネームカードは、化粧カバーの挿
通部であって操作部の後方に配設されため、ネームカー
ドのための特別な収納場所を要することがないととも
に、複数の操作部があった場合にはその区別が容易とな
る。
【００１３】また、請求項３記載の構成によれば、請求
項１の作用に加えて、化粧カバーの挿通部の内面のテー
パ状の部分に指等を入れることができるため、その挿通
部へのネームカードの装着、取り外しが容易となる。
項１の作用に加えて、化粧カバーの挿通部の内面のテー
パ状の部分に指等を入れることができるため、その挿通
部へのネームカードの装着、取り外しが容易となる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１乃至図４に基
づいて説明する。図１は、遠隔監視制御システムの操作
用端末器1 の分解斜視図で、操作用端末器1 は、ボディ
2と、カバー10と、化粧カバー15と、ネームカード20
と、銘板21と、を主要構成部材とする。この操作用端末
器1 は、操作に基づき操作データを発生するもので、遠
隔監視制御システムに用いられる。遠隔監視制御システ
ムは、この操作用端末器1 、及び中央制御装置としての
伝送ユニットと負荷の動作を制御する制御用端末器とが
２線式の信号線を介して接続されるもので、伝送ユニッ
トが各端末器を特定するアドレスデータを含む伝送信号
を時分割で伝送して各端末器を個別にアクセスすること
により、操作データに応じて負荷の動作制御を行う。な
お、従来例と基本的な機能が同様な部材及び部位には、
同じ符号を付している。
づいて説明する。図１は、遠隔監視制御システムの操作
用端末器1 の分解斜視図で、操作用端末器1 は、ボディ
2と、カバー10と、化粧カバー15と、ネームカード20
と、銘板21と、を主要構成部材とする。この操作用端末
器1 は、操作に基づき操作データを発生するもので、遠
隔監視制御システムに用いられる。遠隔監視制御システ
ムは、この操作用端末器1 、及び中央制御装置としての
伝送ユニットと負荷の動作を制御する制御用端末器とが
２線式の信号線を介して接続されるもので、伝送ユニッ
トが各端末器を特定するアドレスデータを含む伝送信号
を時分割で伝送して各端末器を個別にアクセスすること
により、操作データに応じて負荷の動作制御を行う。な
お、従来例と基本的な機能が同様な部材及び部位には、
同じ符号を付している。
【００１５】ボディ2 は、この操作用端末器1 の基台と
なるもので、回路基板3 と基台本体7 とを有する。回路
基板3 は、操作に基づき操作データを発生する電子回路
で、平板状のプリント基板4 の上にスイッチ素子5,5
…、表示灯6,6 …等の多数の電子部品を実装している。
スイッチ素子5,5 …は、負荷のオンオフや通電量を制御
するためのスイッチとなるもので、押釦形状のものであ
る。表示灯6,6 …は、負荷のオンオフや通電量を表示す
るもので、発光ダイオードにより形成される。基台本体
7 は、回路基板3 を収納するもので、樹脂材料でもって
一方が開口した略箱状に形成される。8 はリード板で、
信号を送受信する端子となるもので、導電材料製の板材
により形成され、回路基板3 と電気的に接続される。
なるもので、回路基板3 と基台本体7 とを有する。回路
基板3 は、操作に基づき操作データを発生する電子回路
で、平板状のプリント基板4 の上にスイッチ素子5,5
…、表示灯6,6 …等の多数の電子部品を実装している。
スイッチ素子5,5 …は、負荷のオンオフや通電量を制御
するためのスイッチとなるもので、押釦形状のものであ
る。表示灯6,6 …は、負荷のオンオフや通電量を表示す
るもので、発光ダイオードにより形成される。基台本体
7 は、回路基板3 を収納するもので、樹脂材料でもって
一方が開口した略箱状に形成される。8 はリード板で、
信号を送受信する端子となるもので、導電材料製の板材
により形成され、回路基板3 と電気的に接続される。
【００１６】カバー10は、ボディ2 の開口を覆うととも
に、スイッチ素子5,5 …を適宜押圧する操作片11,11 …
を有するもので、樹脂材料でもって略平板状に形成され
る。操作片11,11 …は、略矩形平板状のもので、回路基
板3 に実装されたスイッチ素子5,5 …にそれぞれ対応す
る位置で、弾性的にスイッチ素子5,5 …に向かって変形
可能なように、操作片11,11 …の周囲の要所が操作孔1
2,12 …の周縁に連続一体に形成されている。すなわ
ち、操作片11,11 …の前方（図１の上方）から押圧力を
作用させると各スイッチ素子5,5 …を操作することがで
き、操作片11,11 …に作用させる押圧力を解除すると操
作孔12,12 …の周縁と操作片11,11 …を連結する部位の
弾性によって操作片11,11 …がもとの位置に復帰するよ
う形成される。なお、操作片11,11 …の前部は、カバー
10より前方に多少突出する。また、カバー10には、回路
基板3 の表示灯6,6 …がそれぞれ露出する表示孔13,13
…が形成される。そして、このカバー10は、取付片（図
示せず）によりボディ2 に取着される。
に、スイッチ素子5,5 …を適宜押圧する操作片11,11 …
を有するもので、樹脂材料でもって略平板状に形成され
る。操作片11,11 …は、略矩形平板状のもので、回路基
板3 に実装されたスイッチ素子5,5 …にそれぞれ対応す
る位置で、弾性的にスイッチ素子5,5 …に向かって変形
可能なように、操作片11,11 …の周囲の要所が操作孔1
2,12 …の周縁に連続一体に形成されている。すなわ
ち、操作片11,11 …の前方（図１の上方）から押圧力を
作用させると各スイッチ素子5,5 …を操作することがで
き、操作片11,11 …に作用させる押圧力を解除すると操
作孔12,12 …の周縁と操作片11,11 …を連結する部位の
弾性によって操作片11,11 …がもとの位置に復帰するよ
う形成される。なお、操作片11,11 …の前部は、カバー
10より前方に多少突出する。また、カバー10には、回路
基板3 の表示灯6,6 …がそれぞれ露出する表示孔13,13
…が形成される。そして、このカバー10は、取付片（図
示せず）によりボディ2 に取着される。
【００１７】化粧カバー15は、カバー10の前面にあって
化粧するとともに、後述するネームカードと銘板を保持
するもので、樹脂材料でもって略平板状に形成され、カ
バー10に着脱自在に取着される。この化粧カバー15は、
カバー10の操作片11,11 …にそれぞれ対応する位置に開
口する挿通部16,16 …を有する。この挿通部16,16 …
は、ネームカードを収納するとともに、銘板が変形する
ことにより操作片11,11…を押圧する空間となるもの
で、操作片11,11 …と略同じ形状でネームカードが収納
可能な略矩形状の第１開口部17,17 …と、その略中央に
中心を有する略円形状の第２開口部18,18 …とが重なっ
た形状に形成される。この第２開口部18,18…の直径
は、第１開口部17,17 …の短手方向の幅より多少大き
い。また、第１開口部17,17 …の内面のうち短手方向の
一方の端面17a,17a は、図２に示すようにカバー10の側
に開くテーパ状に形成してある。
化粧するとともに、後述するネームカードと銘板を保持
するもので、樹脂材料でもって略平板状に形成され、カ
バー10に着脱自在に取着される。この化粧カバー15は、
カバー10の操作片11,11 …にそれぞれ対応する位置に開
口する挿通部16,16 …を有する。この挿通部16,16 …
は、ネームカードを収納するとともに、銘板が変形する
ことにより操作片11,11…を押圧する空間となるもの
で、操作片11,11 …と略同じ形状でネームカードが収納
可能な略矩形状の第１開口部17,17 …と、その略中央に
中心を有する略円形状の第２開口部18,18 …とが重なっ
た形状に形成される。この第２開口部18,18…の直径
は、第１開口部17,17 …の短手方向の幅より多少大き
い。また、第１開口部17,17 …の内面のうち短手方向の
一方の端面17a,17a は、図２に示すようにカバー10の側
に開くテーパ状に形成してある。
【００１８】さらに、第１開口部17,17 …には、ネーム
カードを保持する平板突起状の保持板19,19 を有する。
この保持板19,19 は、第１開口部17,17 …の他方の端面
17b,17b に取着されるもので、保持板19,19 の前面19a,
19a と化粧カバー15の前面15a との間隔がネームカード
の厚さより多少広くなるよう形成される。また、20は第
２表示孔で、カバー10の表示孔13に対応する位置に設け
られる開口である。
カードを保持する平板突起状の保持板19,19 を有する。
この保持板19,19 は、第１開口部17,17 …の他方の端面
17b,17b に取着されるもので、保持板19,19 の前面19a,
19a と化粧カバー15の前面15a との間隔がネームカード
の厚さより多少広くなるよう形成される。また、20は第
２表示孔で、カバー10の表示孔13に対応する位置に設け
られる開口である。
【００１９】ネームカード21は、スイッチ素子5,5 …の
区別をするもので、後述する銘板22の操作部と略同一形
状のシート状を有し、化粧カバー10の挿通部16に収納さ
れる。このネームカード21は、文字等を表記することに
より、操作用端末器1 の外部より読むことができる。
区別をするもので、後述する銘板22の操作部と略同一形
状のシート状を有し、化粧カバー10の挿通部16に収納さ
れる。このネームカード21は、文字等を表記することに
より、操作用端末器1 の外部より読むことができる。
【００２０】銘板22は、化粧カバー15の前面にあって化
粧をするとともに、操作片11,11 が操作可能なよう保護
するもので、樹脂材料でもって略シート状に形成され
る。この銘板22は、カバー10の操作片11,11 …にそれぞ
れ対応する位置に厚み方向に可撓性を有する略矩形状の
操作部23,23 …を有する。この操作部23,23 …は、多少
銘板22の前方に突出するように周部に段差を有するとと
もに、ネームカード21が見えるよう透明に形成される。
そして、この銘板22は、化粧カバー15に接着剤等で取着
される。なお、図４において、24は取付枠で、２個の操
作用端末器1,1 を取着して、壁等に設置される。
粧をするとともに、操作片11,11 が操作可能なよう保護
するもので、樹脂材料でもって略シート状に形成され
る。この銘板22は、カバー10の操作片11,11 …にそれぞ
れ対応する位置に厚み方向に可撓性を有する略矩形状の
操作部23,23 …を有する。この操作部23,23 …は、多少
銘板22の前方に突出するように周部に段差を有するとと
もに、ネームカード21が見えるよう透明に形成される。
そして、この銘板22は、化粧カバー15に接着剤等で取着
される。なお、図４において、24は取付枠で、２個の操
作用端末器1,1 を取着して、壁等に設置される。
【００２１】この操作用端末器1 は、銘板22を取着した
化粧カバー15にネームカード21を挿入したものを、回路
基板3 を有するボディ2 にカバー10を取着したものに、
取付けることにより組み立てられる。その際、ネームカ
ード21は、化粧カバー15の後方の挿通部16の端面17a 側
より、保持板19,19 と銘板22の間に挿入される。
化粧カバー15にネームカード21を挿入したものを、回路
基板3 を有するボディ2 にカバー10を取着したものに、
取付けることにより組み立てられる。その際、ネームカ
ード21は、化粧カバー15の後方の挿通部16の端面17a 側
より、保持板19,19 と銘板22の間に挿入される。
【００２２】また、操作用端末器1 において操作データ
を発生したいときは、銘板22の任意の操作部23を押圧す
ることで、その操作部23が化粧カバー15の挿通部16に向
かって変形し、カバー10の操作片11を押圧するため、結
果として回路基板3 のスイッチ素子5 が押圧され、操作
データが発生する。
を発生したいときは、銘板22の任意の操作部23を押圧す
ることで、その操作部23が化粧カバー15の挿通部16に向
かって変形し、カバー10の操作片11を押圧するため、結
果として回路基板3 のスイッチ素子5 が押圧され、操作
データが発生する。
【００２３】このものは、化粧カバー15の挿通部16の第
１開口部17が略矩形状であるため、ネームカード21の大
きさの標準化が図れて、そのネームカード21を収納しや
すく、特別な収納スペースを要しない。また、第２開口
部18が略円形状であるため、銘板22の操作部23を押圧す
る位置が多少ずれても、第２開口部の端面18よりの距離
が確保されやすいため、操作部23が変形しやすい。した
がって、操作部22の広範囲にわたって一様な操作感触が
得られるので、よい操作感触が得られるよう設計しやす
くなる。また、操作部23は広範囲にわたって変形しやす
いため、スイッチ素子5 が押圧されやすく、操作不良が
生じにくい。
１開口部17が略矩形状であるため、ネームカード21の大
きさの標準化が図れて、そのネームカード21を収納しや
すく、特別な収納スペースを要しない。また、第２開口
部18が略円形状であるため、銘板22の操作部23を押圧す
る位置が多少ずれても、第２開口部の端面18よりの距離
が確保されやすいため、操作部23が変形しやすい。した
がって、操作部22の広範囲にわたって一様な操作感触が
得られるので、よい操作感触が得られるよう設計しやす
くなる。また、操作部23は広範囲にわたって変形しやす
いため、スイッチ素子5 が押圧されやすく、操作不良が
生じにくい。
【００２４】なお、化粧カバーの挿通部において、第１
開口部の略中央に第２開口部を形成したが、第２開口部
は第１開口部の端部に設けてもよく、要は、銘板の操作
部の略中央に対応する挿通部の部分が略円形状に開口す
るよう形成されていればよい。挿通部の第１開口部の一
方の端面にテーパを設けたが、他の端面にもテーパを設
けてもよく、要は、挿通部のカバーの側に位置する部分
が広めに形成されていればよい。
開口部の略中央に第２開口部を形成したが、第２開口部
は第１開口部の端部に設けてもよく、要は、銘板の操作
部の略中央に対応する挿通部の部分が略円形状に開口す
るよう形成されていればよい。挿通部の第１開口部の一
方の端面にテーパを設けたが、他の端面にもテーパを設
けてもよく、要は、挿通部のカバーの側に位置する部分
が広めに形成されていればよい。
【００２５】
【発明の効果】請求項１記載の遠隔監視制御システムの
操作用端末器は、銘板の操作部を押圧する位置が多少ず
れても、化粧カバーの挿通部が略円形状に開口している
ことにより操作部は変形しやすいため、一様な操作感触
が得られるので、操作部の広範囲にわたってよい操作感
触が得られ、また、操作不良、すなわち、操作したつも
りで操作できていないというようなことが生じにくい。
操作用端末器は、銘板の操作部を押圧する位置が多少ず
れても、化粧カバーの挿通部が略円形状に開口している
ことにより操作部は変形しやすいため、一様な操作感触
が得られるので、操作部の広範囲にわたってよい操作感
触が得られ、また、操作不良、すなわち、操作したつも
りで操作できていないというようなことが生じにくい。
【００２６】また、請求項２記載の遠隔監視制御システ
ムの操作用端末器は、請求項１の効果に加えて、ネーム
カードは、化粧カバーの挿通部であって操作部の後方に
配設されため、ネームカードのための特別な収納場所を
要することがないのでコンパクト化が図れるとともに、
複数の操作部があった場合にはその区別が容易となるの
で、誤操作が抑制される。
ムの操作用端末器は、請求項１の効果に加えて、ネーム
カードは、化粧カバーの挿通部であって操作部の後方に
配設されため、ネームカードのための特別な収納場所を
要することがないのでコンパクト化が図れるとともに、
複数の操作部があった場合にはその区別が容易となるの
で、誤操作が抑制される。
【００２７】また、請求項３記載の遠隔監視制御システ
ムの操作用端末器は、請求項１の効果に加えて、化粧カ
バーの挿通部の内面のテーパ状の部分に指等を入れるこ
とができるため、その挿通部へのネームカードの装着、
取り外しが容易となるので、組立性が向上する。
ムの操作用端末器は、請求項１の効果に加えて、化粧カ
バーの挿通部の内面のテーパ状の部分に指等を入れるこ
とができるため、その挿通部へのネームカードの装着、
取り外しが容易となるので、組立性が向上する。
【図１】本発明の一実施例を示す遠隔監視制御システム
の操作用端末器の分解斜視図である。
の操作用端末器の分解斜視図である。
【図２】その操作用端末器の化粧カバーを後方より見た
斜視図である。
斜視図である。
【図３】その化粧カバーの断面図である。
【図４】その操作用端末器の取付状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図５】本発明の従来例を示す遠隔監視制御システムの
ブロック図である。
ブロック図である。
【図６】その遠隔監視制御システムの伝送信号の波形図
である。
である。
【図７】その遠隔監視制御システムの操作用端末器の分
解斜視図である。
解斜視図である。
1 操作用端末器 2 ボディ 3 回路基板 5 スイッチ素子 10 カバー 11 操作片 15 化粧カバー 16 挿通部 17 第１開口部 18 第２開口部 19 保持板 21 ネームカード 22 銘板 23 操作部
Claims (3)
- 【請求項１】 操作に基づき操作データを発生するも
ので、中央制御装置としての伝送ユニット及び負荷の動
作を制御する制御用端末器と２線式の信号線を介して接
続され、伝送ユニットが各端末器を特定するアドレスデ
ータを含む伝送信号を時分割で伝送して各端末器を個別
にアクセスすることにより、操作データに応じて負荷の
動作制御を行う遠隔監視制御システムの操作用端末器で
あって、 スイッチ素子を有する回路基板を備えた略平板状のボデ
ィと、該ボディの前面にあって弾性変形することにより
スイッチ素子を適宜押圧する操作片を有するカバーと、
該カバーの前面にあって操作片に対応して開口した挿通
部を有する化粧カバーと、該化粧カバーの前面にあって
操作片を操作できるよう厚み方向に可撓性を有する略矩
形状の操作部を備えた略シート状の銘板と、を具備する
操作用端末器において、 前記化粧カバーの挿通部において、銘板の操作部の略中
央に対応する部分が略円形状に開口するよう形成したこ
とを特徴とする遠隔監視制御システムの操作用端末器。 - 【請求項２】 前記銘板の操作部と略同一形状のシー
ト状のネームカード設けるとともに、化粧カバーの挿通
部に、該ネームカードを保持する突起状の保持板を設
け、該保持板と銘板の間にネームカードが配設されるよ
う挿通部にネームカードを収納したことを特徴とする請
求項１記載の遠隔監視制御システムの操作用端末器。 - 【請求項３】 前記化粧カバーの挿通部の内面を、カ
バーの側に開くテーパ状に形成したことを特徴とする請
求項２記載の遠隔監視制御システムの操作用端末器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16527695A JP3536440B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 遠隔監視制御システムの操作用端末器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16527695A JP3536440B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 遠隔監視制御システムの操作用端末器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0918969A true JPH0918969A (ja) | 1997-01-17 |
| JP3536440B2 JP3536440B2 (ja) | 2004-06-07 |
Family
ID=15809260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16527695A Expired - Lifetime JP3536440B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 遠隔監視制御システムの操作用端末器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3536440B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000188793A (ja) * | 1998-12-22 | 2000-07-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 遠隔監視制御システムの操作用端末器 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP16527695A patent/JP3536440B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000188793A (ja) * | 1998-12-22 | 2000-07-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 遠隔監視制御システムの操作用端末器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3536440B2 (ja) | 2004-06-07 |
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|---|---|---|---|
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