JPH09189462A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH09189462A
JPH09189462A JP93896A JP93896A JPH09189462A JP H09189462 A JPH09189462 A JP H09189462A JP 93896 A JP93896 A JP 93896A JP 93896 A JP93896 A JP 93896A JP H09189462 A JPH09189462 A JP H09189462A
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JP
Japan
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heat exchanger
side heat
heat source
refrigerant
fins
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JP93896A
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Yuusuke Uehara
祐亮 上原
Tatsuo Ono
達生 小野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱源機側熱交換器の風路圧損に起因する熱交
換能力のアンバランスを解消して、熱交換能力を充分に
発揮できる空気調和装置を提供する。 【解決手段】 熱源機側熱交換器2,3の、複数の吸い
込み方向のうち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に
配されたフィン9の配設ピッチを、他の吸い込み方向に
配されたフィン9の配設ピッチと異なるピッチとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気調和装置に係
り、より詳しくは熱源機側熱交換器の風路圧損に起因す
る熱交換能力のアンバランスを解消しうる空気調和装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和装置には、図20に示す
ようなものがある。同図において、1は本体、2,3は
熱源機側熱交換器、4は本体1外部の空気を熱源機側熱
交換器2,3に流通させるための送風機、6は圧縮機、
7はアキュムレータ、8は制御箱である。アキュムレー
タ7、圧縮機6、熱源機側熱交換器2及び3は、図示を
省略した絞り装置及び室内側熱交換器とともに順次配管
接続されて冷媒回路を構成している。また、一点鎖線5
は送風機4の回転軸心方向を示している。
【0003】図のように、この空気調和装置では熱源機
側熱交換器が熱源機側熱交換器2,3の2つに分割され
るとともに、熱源機側熱交換器3はサービス性や組立て
性を考慮して、圧縮機6やアキュムレータ7などの冷媒
回路部品を本体1の片側に収納するために傾斜させられ
ており、これにより熱源機側熱交換器2と熱源機側熱交
換器3とは送風機4の回転軸心方向5に対して左右非対
称の配置となっている。また、図21に示すように、熱
源機側熱交換器2,3は、複数のフィン9を、冷媒回路
の一部を構成する冷媒管10の外周に適宜のピッチで平
行に配設した、いわゆるクロスフィンチューブタイプの
熱交換器で構成されている。
【0004】さらに、図20において、A,Bは、送風
機4の作用により、熱源機側熱交換器2,3を通過する
空気の流れ方向をそれぞれ示している。この図から明ら
かなように、熱源機側熱交換器2,3を通過する時点で
の空気の流れ方向(以下「吸い込み方向」という)は、
略垂直に設置されている熱源機側熱交換器2では略水平
であり、吸い込み方向と送風機4の回転軸心方向5との
なす角度が大きいので、空気の流れ方向Aは、熱源機側
熱交換器2を出てから大きく変化する。これに対し、傾
斜させて設置されている熱源機側熱交換器3では吸い込
み方向が斜め上向きであり、吸い込み方向と送風機4の
回転軸心方向5とのなす角度が小さいので、空気の流れ
方向Bは、熱源機側熱交換器2が出てからも、それほど
ど変化しない。
【0005】また、従来の空気調和装置には、図22及
び図23に示すようなものもある。この空気調和装置で
は、前記と同様にフィン9と冷媒管10とからなるクロ
スフィンチューブタイプの熱交換器である熱源機側熱交
換器11が、途中に屈曲部を有する平面視略L字状にな
っていて、吸い込み方向の90゜異なる熱交換部11a
と熱交換部11bとが屈曲部を介して一体的に形成され
ている。なお、図中C,Dは、送風機4の作用により熱
源機側熱交換器11の熱交換部11a,11bをそれぞ
れ通過する空気の流れ方向を示している。このように吸
い込み方向の相違により、空気の流れ方向Cは熱交換部
11aを出てから大きく変化するのに対し、空気の流れ
方向Dは熱交換部11bを出てからも、ほとんど変化し
ない。
【0006】次いで、熱交換器における熱交換能力につ
いて説明する。空気は熱交換器のフィン9相互の間隙を
通過し、この時フィン9の表面と空気との間で熱交換が
行われる。熱交換器を凝縮器として使用する場合、その
熱交換能力Qは、 Q=Ao×k×(Tc−T1 ) で表される。ただし、Aoは伝熱面積、kは熱通過率、
Tcは冷媒管10内の冷媒温度、T1 は空気温度であ
る。kは一般に、管外熱伝達率(αo)、管内熱伝達率
(αc)の関数であり、そのいずれが大きくなってもk
は増加する。また、αoは空気風速Voの関数で表され
るとともに、αcは冷媒管10内の冷媒流速Vrの関数
で表され、Voが増加すればαoも増加し、Vcが増加
すればαcも増加する。故に、kは、 k=f(αo(Vo),αc(Vc)) の関数で表される。すなわち、熱交換器の熱交換能力
は、空気風速及び冷媒流速を上げることで増加する。蒸
発器として使用する場合も同様で、空気風速、冷媒流量
の増加とともに熱交換能力が上昇する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図20の空気調和装置
は前記のようにサービス性や組立て性を考慮して、熱源
機側熱交換器2,3が送風機4の回転軸心方向5を中心
として左右非対称に配置されており、吸い込み方向が熱
源機側熱交換器2と熱源機側熱交換器3とで異なってい
る。このため、例えばフィン9の配設ピッチや厚さ、形
状、冷媒管10の間隔などが熱源機側熱交換器2と熱源
機側熱交換器3とで同じであると、空気の流れ方向Aが
大きく変化する熱源機側熱交換器2は熱源機側熱交換器
3に比べて風路圧損が大きいために、通過風量がより少
なくなり、熱交換能力がより低くなる。したがって、熱
源機側熱交換器2は設計時点で期待されていただけの熱
交換能力が発揮できず、材料コストの割に能力が低いと
いう結果を招くことになる。また、熱源機側熱交換器
2,3を蒸発器として使用した場合、通過風量の少ない
熱源機側熱交換器2においては冷媒の蒸発温度が低下し
て、着霜が生じやすいという不具合も生じる。
【0008】また、図22の空気調和装置においても、
熱源機側熱交換器11の、空気の流れ方向Cが大きく変
化する熱交換部11aは熱交換部11bに比べて風路圧
損が大きいために、通過風量がより少なくなり、熱交換
能力がより低くなって、前記と同様の不具合が生じるこ
とがある。
【0009】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたものであり、熱源機側熱交換器の風路圧
損に起因する熱交換能力のアンバランスを解消すること
ができ、熱交換能力を充分に発揮させることのできる空
気調和装置を得ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、以下の手段を講じたものである。すな
わち、圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、室内側熱
交換器を順次配管接続してなる冷媒回路と、熱源機側熱
交換器の近傍に配された送風機とを備え、熱源機側熱交
換器が、冷媒回路の一部を構成する冷媒管と、冷媒管の
外周に適宜のピッチで配設された複数のフィンとを有し
てなるとともに、複数に分割されるか若しくは屈曲部を
有することにより複数の吸い込み方向と略直交する方向
に配設されている空気調和装置において、熱源機側熱交
換器の、複数の吸い込み方向のうち少なくとも何れか1
つの吸い込み方向に配されたフィンの配設ピッチを、他
の吸い込み方向に配されたフィンの配設ピッチと異なる
ピッチとしたものである。
【0011】また、圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装
置、室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路
と、熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備
え、熱源機側熱交換器が、冷媒回路の一部を構成する冷
媒管と、冷媒管の外周に適宜のピッチで配設された複数
のフィンとを有してなるとともに、複数に分割されるか
若しくは屈曲部を有することにより複数の吸い込み方向
と略直交する方向に配設されている空気調和装置におい
て、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込み方向のうち少
なくとも何れか1つの吸い込み方向に配されたフィンの
厚さを、他の吸い込み方向に配されたフィンの厚さと異
なる厚さとしたものである。
【0012】また、圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装
置、室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路
と、熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備
え、熱源機側熱交換器が、冷媒回路の一部を構成する複
数段の冷媒管と、冷媒管の外周に適宜のピッチで配設さ
れた複数のフィンとを有してなるとともに、複数に分割
されるか若しくは屈曲部を有することにより複数の吸い
込み方向と略直交する方向に配設されている空気調和装
置において、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込み方向
のうち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配された
冷媒管の段間隔を、他の吸い込み方向に配された冷媒管
の段間隔と異なる間隔としたものである。
【0013】また、圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装
置、室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路
と、熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備
え、熱源機側熱交換器が、冷媒回路の一部を構成する複
数段の冷媒管と、冷媒管の外周に適宜のピッチで配設さ
れた複数のフィンとを有してなるとともに、複数に分割
されるか若しくは屈曲部を有することにより複数の吸い
込み方向と略直交する方向に配設されている空気調和装
置において、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込み方向
のうち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配された
冷媒管の管径を、他の吸い込み方向に配された冷媒管の
管径と異なる径としたものである。
【0014】また、圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装
置、室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路
と、熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備
え、熱源機側熱交換器が、冷媒回路の一部を構成する冷
媒管と、冷媒管の外周に適宜のピッチで配設された複数
のフィンとを有してなるとともに、複数に分割されるか
若しくは屈曲部を有することにより複数の吸い込み方向
と略直交する方向に配設されている空気調和装置におい
て、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込み方向のうち少
なくとも何れか1つの吸い込み方向に配されたフィンの
表面形状を、他の吸い込み方向に配されたフィンの表面
形状と異なる形状としたものである。
【0015】また、圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装
置、室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路
と、熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備
え、熱源機側熱交換器が、吸い込み方向と略平行する方
向に並設されて冷媒回路の一部を構成する複数列の冷媒
管と、冷媒管の外周に適宜のピッチで配設された複数の
フィンとを有してなるとともに、複数に分割されるか若
しくは屈曲部を有することにより複数の吸い込み方向と
略直交する方向に配設されている空気調和装置におい
て、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込み方向のうち少
なくとも何れか1つの吸い込み方向に配された冷媒管の
列間隔を、他の吸い込み方向に配された冷媒管の列間隔
と異なる間隔としたものである。
【0016】また、圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装
置、室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路
と、熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備
え、熱源機側熱交換器が、冷媒回路の一部を構成する冷
媒管と、冷媒管の外周に適宜のピッチで配設された複数
のフィンとを有してなるとともに、複数に分割されるか
若しくは屈曲部を有することにより複数の吸い込み方向
と略直交する方向に配設されている空気調和装置におい
て、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込み方向のうち少
なくとも何れか1つの吸い込み方向に配されたフィンの
幅を、他の吸い込み方向に配されたフィンの幅と異なる
幅としたものである。
【0017】また、圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装
置、室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路
と、熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備
え、熱源機側熱交換器が、冷媒回路の一部を構成する冷
媒管と、冷媒管の外周に適宜のピッチで配設された複数
のフィンとを有してなるとともに、複数に分割されるか
若しくは屈曲部を有することにより複数の吸い込み方向
と略直交する方向に配設されている空気調和装置におい
て、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込み方向のうち少
なくとも何れか1つの吸い込み方向に配された冷媒管の
内面形状を、他の吸い込み方向に配された冷媒管の内面
形状と異なる形状としたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1、図2は請求項1の発明の実施形態
に係り、図1は熱源機側熱交換器2を、図2は熱源機側
熱交換器3を、それぞれ示している。なお、この実施形
態における空気調和装置の概略は従来例における図20
と同様であるので、重複する図示は省略する。
【0019】図中A,Bは、図20に示した空気の流れ
方向A,Bの一部である。熱源機側熱交換器2,3は、
冷媒管10の外周に複数のフィン9が等ピッチで平行に
配設されたクロスフィンチューブタイプの熱交換器であ
る。また、熱源機側熱交換器2におけるフィン9の配設
ピッチfp1と、熱源機側熱交換器3におけるフィン9
の配設ピッチfp2とは、fp1>fp2の関係となっ
ている。
【0020】また、図20に示したように、熱源機側熱
交換器は熱源機側熱交換器2,3の2つに分割され、送
風機4の回転軸心方向5に対して左右非対称に配置され
ており、吸い込み方向が異なる。よって、熱源機側熱交
換器2を通過する空気の流れ方向Aは熱源機側熱交換器
2を出てから大きく変化するのに対し、熱源機側熱交換
器3を通過する空気の流れ方向Bは熱源機側熱交換器3
を出てからあまり大きく変化しない。
【0021】したがって、熱源機側熱交換器2,3のフ
ィン9の配設ピッチがfp1=fp2の関係にあれば、
熱源機側熱交換器2のほうが熱源機側熱交換器3よりも
風路圧損が大きくなり、空気風速が低下しやすいが、熱
源機側熱交換器2におけるフィン9の配設ピッチfp1
を熱源機側熱交換器3におけるフィン9の配設ピッチf
p2よりも大きいピッチとすることにより、熱源機側熱
交換器2での風路圧損が小さくなり、ひいては空気の流
れ方向A全体の風路圧損が減少するため、空気風速が上
昇し熱伝達率が向上する。
【0022】また、fp1=fp2とした場合と比較し
て、熱源機側熱交換器2ではフィン9の枚数が減少する
ため伝熱面積Aoが減少するが、熱通過率kの上昇で補
われ、熱交換能力は維持される。このため、同じ熱交換
能力を発揮させつつ、材料コストを低減することができ
る。
【0023】さらに、図20と同様に、圧縮機6、アキ
ュムレータ7、制御箱8などの冷媒回路部品を本体1の
片側に収納することができ、工場ラインでの組立作業時
やサービス時に熱源機側熱交換器3の側からの作業のみ
で済むようにできるために、組立作業性やサービス性も
良い。
【0024】実施の形態2.図3は請求項1の発明の実
施形態に係る熱源機側熱交換器11を示している。な
お、この実施形態における空気調和装置の概略は従来例
における図20と同様であるので、重複する図示は省略
する。
【0025】この空気調和装置では、フィン9と冷媒管
10とからなるクロスフィンチューブタイプの熱交換器
である熱源機側熱交換器11が、途中に屈曲部を有する
平面視略L字状になっていて、吸い込み方向の90゜異
なる熱交換部11aと熱交換部11bとが屈曲部を介し
て一体的に形成されている。また、熱交換部11aにお
けるフィン9の配設ピッチfp3と、熱交換部11bに
おけるフィン9の配設ピッチfp4とは、fp3>fp
4の関係となっている。
【0026】なお、図中C,Dは、送風機4の作用によ
り熱源機側熱交換器11の熱交換部11a,11bをそ
れぞれ通過する空気の流れ方向を示している。このよう
に吸い込み方向の相違により、空気の流れ方向Cは熱交
換部11aを出てから大きく変化するのに対し、空気の
流れ方向Dは熱交換部11bを出てからも、ほとんど変
化しない。
【0027】したがって、図23に示したようにフィン
9の配設ピッチがfp3=fp4の関係にあれば、熱交
換部11aのほうが熱交換部11bよりも風路圧損が大
きくなり、空気風速が低下しやすいが、熱交換部11a
におけるフィン9の配設ピッチfp3を熱交換部11b
におけるフィン9の配設ピッチfp4よりも大きいピッ
チとすることにより、熱源機側熱交換器2での風路圧損
が少なくなり、ひいては空気の流れ方向C全体の風路圧
損が減少するため、実施の形態1と同様の作用・効果が
奏せられる。
【0028】実施の形態3.図4、図5は請求項2の発
明の実施形態に係り、図4は熱源機側熱交換器2を、図
5は熱源機側熱交換器3を、それぞれ示している。な
お、この実施形態における空気調和装置の概略は従来例
における図20と同様であるので、重複する図示は省略
する。
【0029】図中A,Bは、図20に示した空気の流れ
方向A,Bの一部である。熱源機側熱交換器2,3は、
冷媒管10の外周に複数のフィン9が等ピッチで平行に
配設されたクロスフィンチューブタイプの熱交換器であ
る。また、熱源機側熱交換器2におけるフィン9の冷媒
管10の長手方向に係る厚さft1と、熱源機側熱交換
器3におけるフィン9の冷媒管10長手方向に係る厚さ
ft2とが、ft2>ft1の関係となっている。
【0030】図20に示したように、熱源機側熱交換器
2と熱源機側熱交換器3との吸い込み方向が異なり、空
気の流れ方向Aが熱源機側熱交換器2を出てから大きく
変化する場合、フィン9の厚さがft1=ft2の関係
にあれば、空気の流れ方向Aに係る風路圧損が大きくな
り、熱源機側熱交換器2を通過する風速は低下しやす
い。しかし、熱源機側熱交換器2におけるフィン9の厚
さft1を熱源機側熱交換器3におけるフィン9の厚さ
ft2よりも薄くすることにより、熱源機側熱交換器2
におけるフィン9相互の間隙fp5が熱源機側熱交換器
3におけるフィン9相互の間隙fp6よりも広くなり、
熱源機側熱交換器2での風路圧損が小さくなり、ひいて
は空気の流れ方向A全体の風路圧損が減少するため、空
気風速が上昇し熱伝達率が向上する。
【0031】また、ft1=ft2とした場合と比較し
て、熱源機側熱交換器2におけるフィン9の1枚当たり
の表面積が減少するため、伝熱面積Aoが減少するが、
熱通過率kの上昇で補われ、熱交換能力は維持される。
このため、同じ熱交換能力を発揮させつつ、フィン9の
1枚当たりの質量を減らすことができ、材料コストを低
減することができる。また、フィン材の変更だけで、フ
ィン枚数などは変わらないため、従来製品への適用が容
易で、仕様変更に係るコストも僅かで済む。
【0032】さらに、図20と同様に、圧縮機6、アキ
ュムレータ7、制御箱8などの冷媒回路部品を本体1の
片側に収納することができ、工場ラインでの組立作業時
やサービス時に熱源機側熱交換器3の側からの作業のみ
で済むようにできるために、組立作業性やサービス性も
良い。
【0033】実施の形態4.図6、図7は請求項3の発
明の実施形態に係り、図6は熱源機側熱交換器2を、図
7は熱源機側熱交換器3を、それぞれ示している。な
お、この実施形態における空気調和装置の概略は従来例
における図20と同様であるので、重複する図示は省略
する。
【0034】図中A,Bは、図20に示した空気の流れ
方向A,Bの一部である。熱源機側熱交換器2,3は、
冷媒管10が縦方向(吸い込み方向と略直交方向)に複
数段で、且つ、横方向(吸い込み方向と略平行方向)に
複数列に設けられるとともに、冷媒管10の外周に複数
のフィン9が等ピッチで平行に配設されたクロスフィン
チューブタイプの熱交換器である。また、熱源機側熱交
換器2における冷媒管10の段間隔d1と、熱源機側熱
交換器3における冷媒管10の段間隔d2とは、d1>
d2の関係となっている。なお、熱源機側熱交換器2と
熱源機側熱交換器3との冷媒管10の列間隔は等しくな
っている。
【0035】図6は熱源機側熱交換器2を通過する空気
の流れ方向Aを、より詳細にA1,A2,A3,A4に
分けて示している。A1,A2,A4は、熱交換器2を
通る際、冷媒管10によって方向を変えられながら進む
流れで、A3は冷媒管10に当たらず一定方向のまま熱
交換器2を通過する流れである。A1,A2,A4のよ
うに冷媒管10に当たる流れが多いと、熱交換器での風
路圧損が大きくなり、ひいては空気の流れ方向A全体の
風路圧損も増加する。したがって、冷媒管10の段間隔
が広いほど、A3のような一定方向の流れが多くなっ
て、風路圧損が減少することになる。
【0036】図20に示したように、熱源機側熱交換器
2と熱源機側熱交換器3との吸い込み方向が異なり、空
気の流れ方向Aが熱源機側熱交換器2を出てから大きく
変化する場合、冷媒管10の段間隔がd1=d2の関係
にあれば、空気の流れ方向Aに係る風路圧損が大きくな
り、熱源機側熱交換器2を通過する風速が低下しやすい
が、熱源機側熱交換器2における冷媒管10の段間隔d
1を熱源機側熱交換器3における冷媒管10の段間隔d
2よりも広くすることにより、熱源機側熱交換器2での
風路圧損が少なくなり、ひいては空気の流れ方向A全体
の風路圧損が減少するため、空気風速が上昇し熱伝達率
が向上する。
【0037】また、d1=d2とした場合と比較して、
熱源機側熱交換器2での冷媒管10の本数が減少するた
め、伝熱面積Aoが減少するが、熱通過率kの上昇で補
われ、熱交換能力は維持される。このため、同じ熱交換
能力を発揮させつつ、冷媒管10の材料コストを低減す
ることができる。
【0038】さらに、図20と同様に、圧縮機6、アキ
ュムレータ7、制御箱8などの冷媒回路部品を本体1の
片側に収納することができ、工場ラインでの組立作業時
やサービス時に熱源機側熱交換器3の側からの作業のみ
で済むようにできるために、組立作業性やサービス性も
良い。
【0039】実施の形態5.図8、図9は請求項4の発
明の実施形態に係り、図8は熱源機側熱交換器2を、図
9は熱源機側熱交換器3を、それぞれ示している。な
お、この実施形態における空気調和装置の概略は従来例
における図20と同様であるので、重複する図示は省略
する。
【0040】図中A,Bは、図20に示した空気の流れ
方向A,Bの一部である。熱源機側熱交換器2,3は、
冷媒管10が縦方向(吸い込み方向と略直交方向)に複
数段で、且つ、横方向(吸い込み方向と略平行方向)に
複数列に設けられるとともに、冷媒管10の外周に複数
のフィン9が等ピッチで平行に配設されたクロスフィン
チューブタイプの熱交換器である。また、熱源機側熱交
換器2における冷媒管10の管径r1と、熱源機側熱交
換器3における冷媒管10の管径r2とは、r2>r1
の関係となっている。
【0041】図8は熱源機側熱交換器2を通過する空気
の流れ方向Aを、より詳細にA1,A2,A3,A4に
分けて示している。A1,A2,A4は、熱交換器2を
通る際、冷媒管10によって方向を変えられながら進む
流れで、A3は冷媒管10に当たらず一定方向のまま熱
交換器2を通過する流れである。A1,A2,A4のよ
うに冷媒管10に当たる流れが多いと、熱交換器での風
路圧損が大きくなり、ひいては空気の流れ方向A全体の
風路圧損も増加する。したがって、冷媒管10の管径が
小さいほど、A3のような一定方向の流れが多くなっ
て、風路圧損が減少することになる。
【0042】図20に示したように、熱源機側熱交換器
2と熱源機側熱交換器3との吸い込み方向が異なり、空
気の流れ方向Aが熱源機側熱交換器2を出てから大きく
変化する場合、冷媒管10の管径がr1=r2の関係に
あれば、空気の流れ方向Aに係る風路圧損が大きくな
り、熱源機側熱交換器2を通過する風速が低下しやすい
が、熱源機側熱交換器2における冷媒管10の管径r1
を熱源機側熱交換器3における冷媒管10の管径r2よ
りも小さくすることにより、熱源機側熱交換器2での風
路圧損が少なくなり、ひいては空気の流れ方向A全体の
風路圧損が減少するため、空気風速が上昇し熱伝達率が
向上する。
【0043】また、r1=r2とした場合と比較して、
熱源機側熱交換器2での冷媒管10の1本当たりの表面
積が減少するため、伝熱面積Aoが減少するが、熱通過
率kの上昇で補われることと、管径が小さくなった分冷
媒管10内の冷媒流速が上昇することで、熱交換能力は
維持される。このため、同じ熱交換能力を発揮させつ
つ、冷媒管10の材料コストを低減することができる。
【0044】さらに、図20と同様に、圧縮機6、アキ
ュムレータ7、制御箱8などの冷媒回路部品を本体1の
片側に収納することができ、工場ラインでの組立作業時
やサービス時に熱源機側熱交換器3の側からの作業のみ
で済むようにできるために、組立作業性やサービス性も
良い。
【0045】実施の形態6.図10、図11は請求項5
の発明の実施形態に係り、図10は熱源機側熱交換器2
を、図11は熱源機側熱交換器3を、それぞれ示してい
る。なお、この実施形態における空気調和装置の概略は
従来例における図20と同様であるので、重複する図示
は省略する。
【0046】図中A,Bは、図20に示した空気の流れ
方向A,Bの一部である。熱源機側熱交換器2は、冷媒
管10の外周に複数のフィン9が等ピッチで平行に配設
されたクロスフィンチューブタイプの熱交換器である。
また、熱源機側熱交換器3も同様のクロスフィンチュー
ブタイプの熱交換器であるが、フィン9に代えて表面に
切起こし12aが入れられたフィン12が用いられてい
る点が異なっている。なお、熱源機側熱交換器2のフィ
ン9は表面がフラットに形成されている。
【0047】図20に示したように、熱源機側熱交換器
2と熱源機側熱交換器3との吸い込み方向が異なり、空
気の流れ方向Aが熱源機側熱交換器2を出てから大きく
変化する場合、熱源機側熱交換器2,3のフィンの表面
形状が同じであれば、空気の流れ方向Aに係る風路圧損
が大きくなり、熱源機側熱交換器2を通過する風速が低
下しやすいが、熱源機側熱交換器2におけるフィン9の
表面形状と熱源機側熱交換器3におけるフィン12の表
面形状とを異ならせて熱源機側熱交換器2での風路圧損
を相対的に小さくすることにより、熱源機側熱交換器2
に流れる空気風速が上昇し熱伝達率が向上する。
【0048】また、表面に切起こし12aが入れられフ
ィン12を用いている熱源機側熱交換器3では風路圧損
が大きくなるが、切起こし12aによりフィン12の表
面に乱流が発生し、強制対流熱伝達が大きくなること
で、熱交換能力は維持される。また、フィンの表面形状
の変更だけで在来機種にも適用できるので、仕様変更に
係るコストも僅かですむ。
【0049】さらに、図20と同様に、圧縮機6、アキ
ュムレータ7、制御箱8などの冷媒回路部品を本体1の
片側に収納することができ、工場ラインでの組立作業時
やサービス時に熱源機側熱交換器3の側からの作業のみ
で済むようにできるために、組立作業性やサービス性も
良い。
【0050】実施の形態7.図12、図13は請求項6
の発明の実施形態に係り、図12は熱源機側熱交換器2
を、図13は熱源機側熱交換器3を、それぞれ示してい
る。なお、この実施形態における空気調和装置の概略は
従来例における図20と同様であるので、重複する図示
は省略する。
【0051】図中A,Bは、図20に示した空気の流れ
方向A,Bの一部である。熱源機側熱交換器2,3は、
冷媒管10が縦方向(吸い込み方向と略直交方向)に複
数段で、且つ、横方向(吸い込み方向と略平行方向)に
複数列に設けられるとともに、冷媒管10の外周に複数
のフィン9が等ピッチで平行に配設されたクロスフィン
チューブタイプの熱交換器である。また、熱源機側熱交
換器2における冷媒管10の列間隔Rp1と、熱源機側
熱交換器3における冷媒管10の列間隔Rp2とが、R
p2>Rp1の関係となっている。なお、熱源機側熱交
換器2と熱源機側熱交換器3との冷媒管10の段間隔は
等しくなっている。
【0052】図20に示したように、熱源機側熱交換器
2と熱源機側熱交換器3との吸い込み方向が異なり、空
気の流れ方向Aが熱源機側熱交換器2を出てから大きく
変化する場合、列間隔がRp1=Rp2の関係にあれ
ば、空気の流れ方向Aに係る風路圧損が大きくなり、熱
源機側熱交換器2を通過する風速が低下しやすいが、熱
源機側熱交換器2における冷媒管10の列間隔Rp1を
熱源機側熱交換器3における冷媒管10の列間隔Rp2
よりも狭くすることにより、通過する空気のフィン9と
の接触距離が短くなり、フィン9との摩擦が少なくなっ
て、熱源機側熱交換器2での風路圧損が小さくなり、ひ
いては空気の流れ方向A全体の風路圧損が減少するた
め、空気風速が上昇し熱伝達率が向上する。
【0053】また、Rp1=Rp2とした場合と比較し
て、熱源機側熱交換器2におけるフィン9の幅が狭くな
るため、伝熱面積Aoが減少するが、熱通過率kの上昇
で補われ、熱交換能力は維持される。このため、同じ熱
交換能力を発揮させつつ、冷媒管10の材料コストを低
減することができる。
【0054】さらに、図20と同様に、圧縮機6、アキ
ュムレータ7、制御箱8などの冷媒回路部品を本体1の
片側に収納することができ、工場ラインでの組立作業時
やサービス時に熱源機側熱交換器3の側からの作業のみ
で済むようにできるために、組立作業性やサービス性も
良い。
【0055】実施の形態8.図14、図15は請求項7
の発明の実施形態に係り、図14は熱源機側熱交換器2
を、図15は熱源機側熱交換器3を、それぞれ示してい
る。なお、この実施形態における空気調和装置の概略は
従来例における図20と同様であるので、重複する図示
は省略する。
【0056】図中A,Bは、図20に示した空気の流れ
方向A,Bの一部である。熱源機側熱交換器2,3は、
冷媒管10が縦方向(吸い込み方向と略直交方向)に複
数段で、且つ、横方向(吸い込み方向と略平行方向)に
複数列に設けられるとともに、冷媒管10の外周に複数
のフィン9が等ピッチで平行に配設されたクロスフィン
チューブタイプの熱交換器である。また、冷媒管10の
列ごとに設けられたフィン9は、熱源機側熱交換器2に
おけるフィン9の幅fw1と、熱源機側熱交換器3にお
けるフィン9の幅fw2とが、fw2>fw1の関係と
なっている。
【0057】図20に示したように、熱源機側熱交換器
2と熱源機側熱交換器3との吸い込み方向が異なり、空
気の流れ方向Aが熱源機側熱交換器2を出てから大きく
変化する場合、フィン9の幅がfw1=fw2の関係に
あれば、空気の流れ方向Aに係る風路圧損が大きくな
り、熱源機側熱交換器2を通過する風速が低下しやすい
が、熱源機側熱交換器2におけるフィン9の幅fw1を
熱源機側熱交換器3におけるフィン9の幅fw2よりも
狭くすることにより、熱源機側熱交換器2を通過する空
気のフィン9との接触距離が短くなり、フィン9との摩
擦が少なくなって、熱源機側熱交換器2での風路圧損が
小さくなり、ひいては空気の流れ方向A全体の風路圧損
が減少するため、空気風速が上昇し熱伝達率が向上す
る。
【0058】また、fw1=fw2とした場合と比較し
て、熱源機側熱交換器2のフィン9の幅が狭くなるた
め、伝熱面積Aoが減少するが、熱通過率kの上昇で補
われ、熱交換能力は維持される。このため、同じ熱交換
能力を発揮させつつ、フィン9の材料コストを低減する
ことができる。
【0059】さらに、図20と同様に、圧縮機6、アキ
ュムレータ7、制御箱8などの冷媒回路部品を本体1の
片側に収納することができ、工場ラインでの組立作業時
やサービス時に熱源機側熱交換器3の側からの作業のみ
で済むようにできるために、組立作業性やサービス性も
良い。
【0060】実施の形態9.図16、図17は請求項7
の発明の実施形態に係り、図16は熱源機側熱交換器2
を、図17は熱源機側熱交換器3を、それぞれ示してい
る。なお、この実施形態における空気調和装置の概略は
従来例における図20と同様であるので、重複する図示
は省略する。
【0061】図中A,Bは、図20に示した空気の流れ
方向A,Bの一部である。熱源機側熱交換器2,3は、
冷媒管10が縦方向(吸い込み方向と略直交方向)に複
数段で、且つ、横方向(吸い込み方向と略平行方向)に
複数列に設けられるとともに、冷媒管10の外周に複数
のフィン9が等ピッチで平行に配設されたクロスフィン
チューブタイプの熱交換器である。また、冷媒管10の
列ごとに設けられたフィン9は、熱源機側熱交換器2に
おけるフィン9の列数n1と、熱源機側熱交換器3にお
けるフィン9の列数n2とが、n2>n1の関係となっ
ている。
【0062】また、図16は熱源機側熱交換器2を通過
する空気の流れ方向Aを、より詳細にA1,A2,A
3,A4に分けて示している。A1,A2,A4は、熱
交換器2を通る際、冷媒管10によって方向を変えられ
ながら進む流れで、A3は冷媒管10に当たらず一定方
向のまま熱源機側交換器2を通過する流れである。A
1,A2,A4のように冷媒管10に当たる流れが多い
と、熱交換器での風路圧損が大きくなり、ひいては空気
の流れ方向A全体の風路圧損も増加する。したがって、
フィン9の列数すなわち冷媒管10の列数が少なくなる
ほど、A3のような一定方向の流れが多くなるととも
に、空気とフィン9との接触距離が短くなってフィン9
との摩擦が少なくなるため、風路圧損が小さくなる。
【0063】図20に示したように、熱源機側熱交換器
2と熱源機側熱交換器3との吸い込み方向が異なり、空
気の流れ方向Aが熱源機側熱交換器2を出てから大きく
変化する場合、フィン9の列数がn1=n2の関係にあ
れば、空気の流れ方向Aに係る風路圧損が大きくなり、
熱源機側熱交換器2を通過する風速が低下しやすいが、
熱源機側熱交換器2におけるフィン9の列数n1を熱源
機側熱交換器3におけるフィン9の列数n2よりも少な
くすることにより、熱源機側熱交換器2での風路圧損が
小さくなり、ひいては空気の流れ方向A全体の風路圧損
が減少するため、空気風速が上昇し熱伝達率が向上す
る。
【0064】また、n1=n2とした場合と比較して、
熱源機側熱交換器2の冷媒管10の本数及びフィン9の
枚数が減少するため、伝熱面積Aoが減少するが、熱通
過率kの上昇で補われ、熱交換能力は維持される。この
ため、同じ熱交換能力を発揮させつつ、冷媒管10及び
フィン9の材料コストを低減することができる。
【0065】さらに、図20と同様に、圧縮機6、アキ
ュムレータ7、制御箱8などの冷媒回路部品を本体1の
片側に収納することができ、工場ラインでの組立作業時
やサービス時に熱源機側熱交換器3の側からの作業のみ
で済むようにできるために、組立作業性やサービス性も
良い。
【0066】実施の形態10.図18、図19は請求項
8の発明の実施形態に係り、図18は熱源機側熱交換器
2を、図19は熱源機側熱交換器3を、それぞれ示して
いる。なお、この実施形態における空気調和装置の概略
は従来例における図20と同様であるので、重複する図
示は省略する。
【0067】図中A,Bは、図20に示した空気の流れ
方向A,Bの一部である。熱源機側熱交換器2は、冷媒
管10の外周に複数のフィン9が等ピッチで平行に配設
されたクロスフィンチューブタイプの熱交換器である。
また、熱源機側熱交換器3も同様のクロスフィンチュー
ブタイプの熱交換器であるが、冷媒管10に代えて内面
に溝が形成された溝付冷媒管13が用いられている点が
熱源機側熱交換器2と異なっている。
【0068】図20に示したように、熱源機側熱交換器
2と熱源機側熱交換器3との吸い込み方向が異なり、空
気の流れ方向Aが熱源機側熱交換器2を出てから大きく
変化する場合、空気の流れ方向Aに係る風路圧損が大き
くなり、熱源機側熱交換器2を通過する風速が低下し
て、熱源機側熱交換器2の熱交換能力も低下しやすい
が、熱源機側熱交換器3に管内圧損が大きい溝付冷媒管
13を用いて、熱源機側熱交換器2の冷媒管10の管内
圧損を相対的に低くすることにより、冷媒管10内を流
れる冷媒流量を増やして熱源機側熱交換器2の熱交換能
力を向上させることが可能となる。
【0069】また、熱源機側熱交換器3の溝付冷媒管1
3の内部では乱流が発生し、伝導及び対流が促進され、
管内熱伝達率が大きくなるため、熱源機側熱交換器3の
熱交換能力は維持される。
【0070】さらに、図20と同様に、圧縮機6、アキ
ュムレータ7、制御箱8などの冷媒回路部品を本体1の
片側に収納することができ、工場ラインでの組立作業時
やサービス時に熱源機側熱交換器3の側からの作業のみ
で済むようにできるために、組立作業性やサービス性も
良い。
【0071】なお、以上の実施の形態3〜10では、請
求項2〜8の発明を図20に示した空気調和装置に適用
したが、図22に示したように熱源機側熱交換器が屈曲
部を有する空気調和装置に適用してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る空気
調和装置によれば、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込
み方向のうち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配
されたフィンの配設ピッチを、他の吸い込み方向に配さ
れたフィンのピッチと異なるピッチとすることにより、
熱源機側熱交換器の風路圧損を調節して、これに起因す
る熱交換能力のアンバランスを解消し、熱源機側熱交換
器の熱交換能力を向上させることが可能となる。また、
フィンの枚数を減らすことにより、フィンに係る材料費
の低減を図ることも可能となる。
【0073】また、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込
み方向のうち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配
されたフィンの厚さを、他の吸い込み方向に配されたフ
ィンの厚さと異なる厚さとすることにより、熱源機側熱
交換器の風路圧損を調節して、これに起因する熱交換能
力のアンバランスを解消し、熱源機側熱交換器の熱交換
能力を向上させることが可能となる。また、一部のフィ
ンを薄くすることにより、フィンに係る材料費の低減を
図ることも可能となり、さらに、在来機種から一部のフ
ィンの厚さを変更するだけでよいので、仕様変更に係る
コストが僅かで済む。
【0074】また、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込
み方向のうち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配
された冷媒管の段間隔を、他の吸い込み方向に配された
冷媒管の段間隔と異なる間隔とすることにより、熱源機
側熱交換器の風路圧損を調節して、これに起因する熱交
換能力のアンバランスを解消し、熱源機側熱交換器の熱
交換能力を向上させることが可能となる。また、冷媒管
の段間隔を広くした部分では、冷媒管の本数を減らすこ
ともできるので、冷媒管に係る材料費の節減を図ること
も可能となる。
【0075】また、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込
み方向のうち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配
された冷媒管の管径を、他の吸い込み方向に配された冷
媒管の管径と異なる径とすることにより、熱源機側熱交
換器の風路圧損を調節して、これに起因する熱交換能力
のアンバランスを解消し、熱源機側熱交換器の熱交換能
力を向上させることが可能となる。また、一部の冷媒管
の管径を細くすることにより、冷媒管に係る材料費の節
減を図ることも可能となる。
【0076】また、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込
み方向のうち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配
されたフィンの表面形状を、他の吸い込み方向に配され
たフィンの表面形状と異なる形状とすることにより、熱
源機側熱交換器の風路圧損を調節して、これに起因する
熱交換能力のアンバランスを解消し、熱源機側熱交換器
の熱交換能力を向上させることが可能となる。また、在
来機種から一部のフィンの形状を変更するだけでよいの
で、仕様変更に係るコストが僅かで済む。
【0077】また、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込
み方向のうち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配
された冷媒管の列間隔を、他の吸い込み方向に配された
冷媒管の列間隔と異なる間隔とすることにより、熱源機
側熱交換器の風路圧損を調節して、これに起因する熱交
換能力のアンバランスを解消し、熱源機側熱交換器の熱
交換能力を向上させることが可能となる。また、冷媒管
の列間隔を狭くした部分では、フィンの幅を減らすこと
もできるので、フィンに係る材料費の節減を図ることも
可能となる。
【0078】また、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込
み方向のうち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配
されたフィンの幅を、他の吸い込み方向に配されたフィ
ンの幅と異なる幅とすることにより、熱源機側熱交換器
の風路圧損を調節して、これに起因する熱交換能力のア
ンバランスを解消し、熱源機側熱交換器の熱交換能力を
向上させることが可能となる。また、一部のフィンの幅
を狭くすることにより、フィンに係る材料費の節減を図
ることも可能となり、さらに、フィンの幅を狭くした部
分では、冷媒管の本数を減らすこともできるので、冷媒
管に係る材料費の節減を図ることも可能となる。
【0079】また、熱源機側熱交換器の、複数の吸い込
み方向のうち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配
された冷媒管の内面形状を、他の吸い込み方向に配され
た冷媒管の内面形状と異なる形状とすることにより、熱
源機側熱交換器の風路圧損に起因する熱交換能力のアン
バランスを解消し、熱源機側熱交換器の熱交換能力を向
上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態1に係る熱源機側熱交換
器の要部概略斜視図である。
【図2】 この発明の実施形態1に係る熱源機側熱交換
器の要部概略斜視図である。
【図3】 この発明の実施形態2に係る熱源機側熱交換
器の概略平面図である。
【図4】 この発明の実施形態3に係る熱源機側熱交換
器の要部概略斜視図である。
【図5】 この発明の実施形態3に係る熱源機側熱交換
器の要部概略斜視図である。
【図6】 この発明の実施形態4に係る熱源機側熱交換
器の要部概略断面図である。
【図7】 この発明の実施形態4に係る熱源機側熱交換
器の要部概略断面図である。
【図8】 この発明の実施形態5に係る熱源機側熱交換
器の要部概略断面図である。
【図9】 この発明の実施形態5に係る熱源機側熱交換
器の要部概略断面図である。
【図10】 この発明の実施形態6に係る熱源機側熱交
換器の要部概略断面図である。
【図11】 (a)は、この発明の実施形態6に係る熱
源機側熱交換器の要部概略断面図である。(b)は同図
(a)のY−Y線概略断面図である。
【図12】 この発明の実施形態7に係る熱源機側熱交
換器の要部概略断面図である。
【図13】 この発明の実施形態7に係る熱源機側熱交
換器の要部概略断面図である。
【図14】 この発明の実施形態8に係る熱源機側熱交
換器の要部概略断面図である。
【図15】 この発明の実施形態8に係る熱源機側熱交
換器の要部概略断面図である。
【図16】 この発明の実施形態9に係る熱源機側熱交
換器の要部概略断面図である。
【図17】 この発明の実施形態9に係る熱源機側熱交
換器の要部概略断面図である。
【図18】 この発明の実施形態10に係る熱源機側熱
交換器の要部概略断面図である。
【図19】 この発明の実施形態10に係る熱源機側熱
交換器の要部概略断面図である。
【図20】 従来の空気調和装置の本体内部を示す概略
側面図である。
【図21】 図20の空気調和装置における熱源機側熱
交換器の要部概略斜視図である。
【図22】 従来の空気調和装置の本体内部を示す概略
斜視図である。
【図23】 図22の空気調和装置における熱源機側熱
交換器の概略平面図である。
【符号の説明】
1 本体、2 熱源機側熱交換器、3 熱源機側熱交換
器、4 送風機、6圧縮機、9 フィン、10 冷媒
管、11 熱源機側熱交換器、12 フィン、13 溝
付冷媒管。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、
    室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路と、前
    記熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備え、
    前記熱源機側熱交換器が、前記冷媒回路の一部を構成す
    る冷媒管と、前記冷媒管の外周に適宜のピッチで配設さ
    れた複数のフィンとを有してなるとともに、複数に分割
    されるか若しくは屈曲部を有することにより複数の吸い
    込み方向と略直交する方向に配設されている空気調和装
    置において、 前記熱源機側熱交換器の、前記複数の吸い込み方向のう
    ち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配された前記
    フィンの配設ピッチを、他の吸い込み方向に配された前
    記フィンの配設ピッチと異なるピッチとしたことを特徴
    とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、
    室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路と、前
    記熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備え、
    前記熱源機側熱交換器が、前記冷媒回路の一部を構成す
    る冷媒管と、前記冷媒管の外周に適宜のピッチで配設さ
    れた複数のフィンとを有してなるとともに、複数に分割
    されるか若しくは屈曲部を有することにより複数の吸い
    込み方向と略直交する方向に配設されている空気調和装
    置において、 前記熱源機側熱交換器の、前記複数の吸い込み方向のう
    ち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配された前記
    フィンの厚さを、他の吸い込み方向に配された前記フィ
    ンの厚さと異なる厚さとしたことを特徴とする空気調和
    装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、
    室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路と、前
    記熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備え、
    前記熱源機側熱交換器が、前記冷媒回路の一部を構成す
    る複数段の冷媒管と、前記冷媒管の外周に適宜のピッチ
    で配設された複数のフィンとを有してなるとともに、複
    数に分割されるか若しくは屈曲部を有することにより複
    数の吸い込み方向と略直交する方向に配設されている空
    気調和装置において、 前記熱源機側熱交換器の、前記複数の吸い込み方向のう
    ち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配された前記
    冷媒管の段間隔を、他の吸い込み方向に配された前記冷
    媒管の段間隔と異なる間隔としたことを特徴とする空気
    調和装置。
  4. 【請求項4】 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、
    室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路と、前
    記熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備え、
    前記熱源機側熱交換器が、前記冷媒回路の一部を構成す
    る複数段の冷媒管と、前記冷媒管の外周に適宜のピッチ
    で配設された複数のフィンとを有してなるとともに、複
    数に分割されるか若しくは屈曲部を有することにより複
    数の吸い込み方向と略直交する方向に配設されている空
    気調和装置において、 前記熱源機側熱交換器の、前記複数の吸い込み方向のう
    ち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配された前記
    冷媒管の管径を、他の吸い込み方向に配された前記冷媒
    管の管径と異なる径としたことを特徴とする空気調和装
    置。
  5. 【請求項5】 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、
    室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路と、前
    記熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備え、
    前記熱源機側熱交換器が、前記冷媒回路の一部を構成す
    る冷媒管と、前記冷媒管の外周に適宜のピッチで配設さ
    れた複数のフィンとを有してなるとともに、複数に分割
    されるか若しくは屈曲部を有することにより複数の吸い
    込み方向と略直交する方向に配設されている空気調和装
    置において、 前記熱源機側熱交換器の、前記複数の吸い込み方向のう
    ち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配された前記
    フィンの表面形状を、他の吸い込み方向に配された前記
    フィンの表面形状と異なる形状としたことを特徴とする
    空気調和装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、
    室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路と、前
    記熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備え、
    前記熱源機側熱交換器が、吸い込み方向と略平行する方
    向に並設されて前記冷媒回路の一部を構成する複数列の
    冷媒管と、前記冷媒管の外周に適宜のピッチで配設され
    た複数のフィンとを有してなるとともに、複数に分割さ
    れるか若しくは屈曲部を有することにより複数の吸い込
    み方向と略直交する方向に配設されている空気調和装置
    において、 前記熱源機側熱交換器の、前記複数の吸い込み方向のう
    ち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配された前記
    冷媒管の列間隔を、他の吸い込み方向に配された前記冷
    媒管の列間隔と異なる間隔としたことを特徴とする空気
    調和装置。
  7. 【請求項7】 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、
    室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路と、前
    記熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備え、
    前記熱源機側熱交換器が、前記冷媒回路の一部を構成す
    る冷媒管と、前記冷媒管の外周に適宜のピッチで配設さ
    れた複数のフィンとを有してなるとともに、複数に分割
    されるか若しくは屈曲部を有することにより複数の吸い
    込み方向と略直交する方向に配設されている空気調和装
    置において、 前記熱源機側熱交換器の、前記複数の吸い込み方向のう
    ち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配された前記
    フィンの幅を、他の吸い込み方向に配された前記フィン
    の幅と異なる幅としたことを特徴とする空気調和装置。
  8. 【請求項8】 圧縮機、熱源機側熱交換器、絞り装置、
    室内側熱交換器を順次配管接続してなる冷媒回路と、前
    記熱源機側熱交換器の近傍に配された送風機とを備え、
    前記熱源機側熱交換器が、前記冷媒回路の一部を構成す
    る冷媒管と、前記冷媒管の外周に適宜のピッチで配設さ
    れた複数のフィンとを有してなるとともに、複数に分割
    されるか若しくは屈曲部を有することにより複数の吸い
    込み方向と略直交する方向に配設されている空気調和装
    置において、 前記熱源機側熱交換器の、前記複数の吸い込み方向のう
    ち少なくとも何れか1つの吸い込み方向に配された前記
    冷媒管の内面形状を、他の吸い込み方向に配された前記
    冷媒管の内面形状と異なる形状としたことを特徴とする
    空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002267209A (ja) * 2001-03-09 2002-09-18 Fujitsu General Ltd スプリット型エアコンの室外機
US11892206B2 (en) 2019-03-26 2024-02-06 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanger and refrigeration cycle apparatus

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