JPH09189211A - エンジンの潤滑油交換時期表示装置 - Google Patents

エンジンの潤滑油交換時期表示装置

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JPH09189211A
JPH09189211A JP1706796A JP1706796A JPH09189211A JP H09189211 A JPH09189211 A JP H09189211A JP 1706796 A JP1706796 A JP 1706796A JP 1706796 A JP1706796 A JP 1706796A JP H09189211 A JPH09189211 A JP H09189211A
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vehicle
fish
engine
fuel
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JP1706796A
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Tatsunori Suzuki
達則 鈴木
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H K S KK
HKS Co Ltd
Original Assignee
H K S KK
HKS Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 潤滑油の劣化度を正確に検出し、潤滑油の交
換時期を適切に表示すること。 【解決手段】 エンジンの潤滑油交換時期表示装置80
において、使用燃料量検出部81と、検出部81の検出
結果を得て使用燃料量を積算するとともに、潤滑油交換
時期に対応する限界使用燃料量を予め定め、積算した使
用燃料量が限界使用燃料量に達したときに、表示部16
に潤滑油交換時期を表示せしめる演算装置82とを有し
てなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に搭載され
るエンジンの潤滑油交換時期表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンに注入されている潤滑油は、使
用経過により劣化することから、交換が必要になる。そ
こで従来、車両の走行距離、運転時間、エンジン回転数
等の潤滑油の劣化に影響を与える因子の検出結果から潤
滑油の劣化度を演算し、この劣化度が予め定めてある許
容値を越えたときに潤滑油交換時期を表示するものがあ
る。
【0003】また、特開平5-214920号公報では、エンジ
ンの運転時間とエンジン回転数から潤滑油の劣化度を検
出するとともに、潤滑油の温度、排気温度、燃料消費量
等によって上述の劣化度を補正し、劣化度の検出精度ひ
いては潤滑油交換時期の検出精度の向上を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には以下の問題点がある。 潤滑油の劣化はエンジン負荷と密接な相関がある。ま
た、車両の走行距離で潤滑油の劣化を判定するもので
は、車両が走行しないアイドリング時に走行距離の累積
がなく、正確な潤滑油の劣化の確認が行なえない。
【0005】冷間時のエンジン始動では潤滑油の温度
変化が大きく、これが潤滑油の劣化につながる。ところ
が、車両の走行距離、運転時間、エンジン回転数で潤滑
油の劣化を判定するものでは、冷間始動に起因する潤滑
油の劣化を確認できない。
【0006】潤滑油の劣化度を、潤滑油の温度、排気
温度、燃料消費量等によって補正するもの(特開平5-21
4920号公報)では、それらの潤滑油の温度、排気温度、
燃料消費量を単に劣化度の補正段階で用いているだけで
あり、潤滑油の劣化度を正確に検出することに限界があ
る。
【0007】本発明の課題は、潤滑油の劣化度を正確に
検出し、潤滑油の交換時期を適切に表示することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、エンジンの潤滑油交換時期を表示部に表示する、エ
ンジンの潤滑油交換時期表示装置において、燃料消費量
を検出する検出装置と、検出装置の検出結果を得て使用
燃料量を積算するとともに、潤滑油交換時期に対応する
全体使用燃料量を予め定め、積算した使用燃料量が限界
使用燃料量に達したときに、表示部に潤滑油交換時期を
表示せしめる演算装置とを有してなるようにしたもので
ある。
【0009】請求項1に記載の本発明によれば下記、
の作用がある。 潤滑油の劣化と密接な相関のあるエンジン負荷に良く
対応する燃料使用量から潤滑油の劣化度(交換時期)を
検出する。即ち、燃料使用量を単に劣化度を検出するた
めの補正因子として用いるものでないため、潤滑油の劣
化度を正確に検出できる。
【0010】冷間時のエンジン始動は潤滑油の温度変
化が大きく、潤滑油の劣化につながる。ところが、本発
明では、冷間始動時に行なわれる燃料消費量の増量制御
を受けて、上述の劣化度判定のための燃料使用量の積算
を増す結果、冷間始動の多発に対して潤滑油の交換時期
を早めに表示できるものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は車両情報表示装置の一例を
示すブロック図、図2はアナログ表示画面を示す模式
図、図3はデジタル表示画面を示す模式図、図4は表示
切換装置を示すブロック図、図5は警報表示装置を示す
ブロック図、図6は警報表示手順を示す流れ図、図7は
警報基準の設定画面を示す模式図、図8は警報重ね表示
画面を示す模式図、図9は経過的稼動情報表示装置を示
すブロック図、図10は経過的稼動情報表示画面を示す
模式図、図11は路面温度表示装置を示すブロック図、
図12は路面温度表示手順を示す流れ図、図13は路面
温度表示態様を示す模式図、図14は走行抵抗表示装置
を示すブロック図、図15は走行抵抗表示手順を示す流
れ図、図16は走行抵抗表示画面を示す模式図、図17
は潤滑油交換時期表示装置を示すブロック図、図18は
潤滑油交換時期表示手順を示す流れ図、図19は擬態表
示画面を示す模式図、図20は魚リスト画面を示す模式
図、図21は熱帯魚マップを示す模式図、図22は熱帯
魚の特殊動作手順を示す流れ図、図23は熱帯魚を示す
模式図、図24は熱帯魚を示す模式図、図25は熱帯魚
を示す模式図、図26は熱帯魚を示す模式図である。
【0012】車両情報表示装置10は、図1に示す如
く、車両に搭載して用いられ、制御装置11(制御部、
演算装置)を有する。制御装置11は、標準車載コンピ
ュータ13に電源線、インジェクタ信号線、車速信号
線、エンジン回転信号線等を介して接続され、車両の各
種稼動情報が入力される。また、表示装置10は、ユー
ザーの選択により、制御装置11に接続装置14を介し
て熱電対温度センサ15A、サーミスタ温度センサ15
B、圧力センサ15C、加速度センサ15D、A/F
(空燃比)センサ15E、電流センサ15F等を接続で
きる。そして、表示装置10は、制御装置11に液晶表
示器、プラズマディスプレイ、ブラウン管等の表示部1
6(車載テレビ)を接続され、車両の各種稼動情報を表
示する。
【0013】尚、表示装置10は、制御装置11にリモ
ートコントロール部17を付帯的に備え、リモートコン
トロール受信部18を介して乗員により任意に操作可能
とされる。
【0014】また、表示装置10は、制御装置11にシ
リアル通信ポートを備えることにより、制御装置11に
パソコン19を接続し、車両の各稼動情報の解析を行な
うことができる。
【0015】以下、表示装置10の、(1) 入力信号、
(2) 稼動情報(データ)演算方法、(3) 表示形式のそれ
ぞれについて説明する。
【0016】(1) 入力信号 標準車載コンピュータ13から制御装置11に下記〜
の信号が入力される。
【0017】車速信号 インジェクター信号 複数あるインジェクターのうちの1つのインジェクター
信号を見る場合、エンジン2回転で1周期となる。尚、
燃料流量の算出は、このON信号の時間から求める訳で
あるが、ON信号の時間から無効噴射時間を引かなくて
はならない。無効噴射時間とは、信号がONになってか
ら実際に燃料が噴射するまでのタイムラグを指すが、こ
れは、電源電圧、インジェクター構造等で、多少のばら
つきはあるものの、一般的な数字は、 700μsec 前後で
ある。
【0018】エンジン回転信号 エンジン1サイクル(2回転)で気筒数分のパルスがあ
る。尚、制御装置11には、前述の温度センサ15A〜
電流センサ15Fの検出信号も入力される。
【0019】(2) 稼動情報演算方法 制御装置11は下記(2-1) 、(2-2) の稼動情報(デー
タ)を演算する。
【0020】(2-1) リアルタイムデータ エンジン回転数 Revolution (Nr) エンジン回転信号の周期を測り、エンジン回転数を演算
する。 Revolution [rpm ]=120 ×106 /(Tr×Nc) Tr:回転信号周期 Nc:エンジン気筒数
【0021】燃料流量 Fuel エンジン1サイクル(2回転)のインジェクションパル
ス(以降IP)の、延べON時間を測定し、瞬間燃料流
量を演算する。 Fuel[cc/min]=(Ti−(Tn+Tm)×Ci)×
(Nr/120 )×10-6×Vi×Nc×Qi Ti:IP ON時間[μsec ] Tn:無効噴射時間 700μsec Tm:入力インターフェース ハード遅れ補正値 Ci:噴射回数(IPたち下がりエッジをカウントす
る) Vi:インジェクター容量[cc/min] Nr:エンジン回転数[rpm ] Qi:燃料補正値
【0022】車速 Speed 車速パルスの周波数は、100km/h 時に、30〜80Hz(車種
により異なる)。周期検出し、車速演算を行なう。 Speed [km/h]=(1 /Ts)×10-6×Ks×Qs×10
0/70 Ts:演算検出した車速信号周期[μsec ] Ks:車速信号設定値(1 or 2) Qs:車速補正値 100/70:100km/h 時に35Hz or 70Hzの車がほとんど
【0023】燃費Cost FuelとSpeed を元に、瞬間燃費を算出する。 Cost[km/l]=Speed /(Fuel×(60/1000 )
【0024】インジェクター開弁率 Injector エンジン1サイクル中のインジェクター開弁率(IPの
ON Duty )を測定する。 Injector[%]=(Ti−Tm×Ci)×10-6×Nr/
120
【0025】加速度 Accelaration 車速変化から縦Gを算出する。 Accelaration[G]=ΔSpeed /Δt
【0026】走行抵抗 Friction 車重と、惰性走行時の負の加速度から、走行抵抗(ロス
馬力)を算出する。 Friction[ps]=(Mn+Mf)×α/g×Vs×0.01
333 Mn:車重[kg] Mf:惰性走行回転慣性重量[kg] 0.05Mnとする。 α :加速度の絶対値[m/s2] g :9.8 Vs:車速[km/s] この算出したFrictionと、速度の関係を、回帰演算(3
次式)し、グラフ化する。
【0027】出力馬力 Power 前項で算出した3次式から、任意の速度の走行抵抗を導
き、加速抵抗と合わせることにより、リアルタイムで出
力馬力を計算する。 Power [ps]=Frictiont +(Mn+Ma)×α/g×
Vst ×0.01333 Frictiont :車速がVst の時のFriction Ma :通常走行回転慣性重量[kg] 0.08Mnと
する。
【0028】(2-2) パストタイムデータ 経過時間 Time Reset してからの経過時間を計る。
【0029】走行距離 Distance 車速パルス総数をカウントして、延べ走行距離を計算す
る。 Distance[km]=100 ×∫Cs×Ks×Qs/(70×60
2 ) ∫Cs:延べ車速パルス数
【0030】燃料消費量 Fuel 延べインジェクター開弁時間を積算し、延べ燃料消費量
を計算する。 Fuel[l]=(∫Ti−(Tn+Tm)×∫Ci)×V
i×Nc×Qi×10-9/60 ∫Ti:延べインジェクター開弁時間[μsec ] ∫Ci:延べ噴射回数
【0031】平均燃費 Cost Distance とFuelから平均燃費を計算する。 Cost[km/l]=Distance/Fuel
【0032】平均車速 Speed DistanceとTimeから平均車速を計算する。 Speed [km/h]=Distance/Time
【0033】(3) 表示形式 制御装置11は表示部16に下記(3-1) 、(3-2) によ
り、上記(2-1) のリアルタイムデータと(2-2) のパスト
タイムデータ、或いは前記標準車載コンピュータ13、
温度センサ15A〜電流センサ15Fの検出値を選択的
に表示できる。
【0034】(3-1) アナログ表示(図2) 選択されたデータに対応するアナログメータの画面を表
示部16に表示する。表示部16に2個のアナログメー
タ21、22を同時並列表示できる。この同時並列表示
メータ数は3個以上にすることもできる。スケールボタ
ン23を押すと、アナログメータ21、22のスケール
が変化する。ピークボタン24を押すと、アナログメー
タ21、22の表示ピーク値を表示する。リセットボタ
ン25でピーク値のリセットを行なう。
【0035】(3-2) デジタル表示(図3) 全データ(選択されたデータでも可)をリアルタイムに
棒グラフと数値で表示部16に表示する。ホールドボタ
ン29を押すとデータが保持される。再度押すと元に戻
る。
【0036】尚、制御装置11は、オープニング音、画
面切り替わり音、アラーム音、魚危篤音、魚死亡音、魚
食べる音、水鉄砲音、魚飛ぶ音等を音声表示(音響表
示)できる。
【0037】次に、車両情報表示装置10の、(A) 表示
切替モード、(B) 警報表示モード、(C) 経過的稼動情報
表示モード、(D) 路面温度表示モード、(E) 走行抵抗表
示モード、(F) 潤滑油交換時期表示モード、(G) 擬態表
示モードのそれぞれについて説明する。
【0038】(A) 表示切替モード(図4) 制御装置11は、表示切替装置30を構成し、標準車載
コンピュータ13、温度センサ15A〜電流センサ15
Fの各検出信号から各稼動情報項目の表示メータを前述
した(2) 稼動情報演算方法により演算するとともに、演
算した各表示データを乗員の操作によって選択し、選択
した表示データを表示部16に切換表示せしめる。即
ち、各種データを同一の表示形式で表示部16に表示で
き、表示項目及びメモリ(値)を各データに応じて可変
可能とする。
【0039】表示切換装置30は、図4に示す如く、標
準車載コンピュータ13、温度センサ15A〜電流セン
サ15Fの検出信号を取り込む信号入力部31と、表示
データ演算部32と、記憶部33と、操作部34とを有
して構成される。
【0040】従って、表示装置10にあっては、図2に
示す如く、セットAボタン26A、セットBボタン26
Bを押すと、表示データの設定用紙が表示され(図2
(B))、所望の表示データを選択できる。セットAボ
タン26Aは表示部16のA画面(左画面)に表示され
るアナログメータ21を選択でき、セレクトBボタン2
6Bは表示部16のB画面(右画面)に表示されるアナ
ログメータ22を選択できる。
【0041】従って、本実施形態の表示切換モードによ
れば、下記の作用がある。 複数の稼動情報項目の表示データを表示部16を選択
的に切換表示できる。従って、複数の計器を用いること
なく、複数の稼動情報項目を単一の表示部16に表示で
きる。また、各稼動情報項目の表示を、統一された意匠
及び表示形式からなる表示部16にて行なうため、表示
の視認性を向上できる。
【0042】(B) 警報表示モード(図5〜図8) 制御装置11は、警報表示装置40を構成し、車両のあ
る稼動情報項目についての警報基準を予め定め、当該稼
動情報項目の表示データが上記警報基準に達したとき
に、当該稼動情報項目の警報表示を行なう。これによ
り、乗員に異常事態の発生が知らされる。
【0043】警報表示装置40は、図5に示す如く、標
準車載コンピュータ13、温度センサ15A〜電流セン
サ15Fの検出信号を取り込む信号入力部41(表示切
換装置30の信号入力部31と同じ)と、異常判定部4
2を有する。そして、警報表示装置40は、異常判定部
42の判定により警報表示を行なうに際し、表示部16
の画面表示を切り替える画像信号切替部43と、表示部
16の音声表示を切り替える音声信号切替部44とを有
する。
【0044】即ち、警報表示装置40は、警報表示に際
し、画像信号切替部43の自動的な作動により表示部1
6に警報画面を表示し、音声信号切替部44の自動的な
作動により警報音声(例えばブザー鳴動)を出力せしめ
る。
【0045】このとき、制御装置11は、表示部16に
表示した警報設定画面(図7)において、各稼動情報項
目の警報基準を設定する。セレクトボタン45を押すと
カーソルバーが各項目の下に1つずつ移動する。トリガ
ーボタン46を押すと、highトリガー(警報基準以上で
警報表示を行なうもの、例えば燃料流量 Fuel )、low
トリガー(警報基準以下で警報表示を行なうもの、例え
ば燃費 Cost )、警報offを選択できる。上下ボタン4
7A、47Bで警報基準(しきい値)を設定する。
【0046】表示部16による警報表示は下記〜に
よりなされる。 表示部16がいずれかの稼動情報項目A、B(例えば
過給圧 Pressと燃料流量 Fuel )の表示中(アナログ表
示もしくはデジタル表示)にあるとき、ある稼動情報項
目C(例えば温度 Temperature)が警報基準に達する
と、当該警報基準に達した稼動情報項目Cの警報表示が
なされる(図6)。
【0047】上記の警報表示は、表示部16におけ
る稼動情報項目A、Bの従前からの画面表示を中断もし
くは中止して稼動情報項目Cの警報表示に全面的に切り
替える方法、或いは表示部16における稼動情報項目
A、Bの従前からの画面表示に稼動情報項目Cの警報表
示を重ねる方法(図8)のいずれであっても良い。
【0048】表示部16がアナログ表示状態にあると
き、異常項目Cは点滅表示される。このとき、複数の異
常項目C、Dがあれば、全ての異常項目C、Dが警報表
示される。
【0049】表示部16がデジタル表示状態にあると
き、異常項目Cの棒グラフ及び/又は数値を赤色表示す
る。
【0050】表示部16がアナログ表示もしくデジタ
ル表示のいずれにある場合も上記〜の画面表示とと
ともに、前述した音響表示(例えばブザー鳴動)がなさ
れる。
【0051】従って、本実施形態の警報表示モードによ
れば、下記、の作用がある。 ある稼動情報項目の表示データが警報基準に達した異
常時に、画像もしくは音声による警報表示が行なわれる
ことにより、乗員が車両の異常発生を短時間の内に知
り、異常内容(異常箇所)の確認を正確かつ容易に行な
うことができる。
【0052】上記の警報表示が、当該警報表示を行
なう直前に選択表示されている稼動情報項目の画面表示
に当該警報表示を重ね表示する。従って、乗員は、選択
していた所望の稼動情報項目の表示データの把握を喪失
することなく、車両の異常発生を直ちに認識できる。
【0053】(C) 経過的稼動情報表示モード(トリップ
モード)(図9、図10) 制御装置11は、車両の任意の運転期間に渡る経過的稼
動情報(トリップデータ)を表示部16に表示する。
【0054】制御装置11は、経過的稼動情報表示装置
50を構成し、車両の複数の稼動情報項目に対応する複
数の経過的稼動情報を演算(もしくは検出)し、ある運
転期間における複数の経過的稼動情報を表示部16に表
示する。このとき、制御装置11は、複数の運転期間の
それぞれにおける複数の経過的稼動情報を表示部16に
表示せしめる。
【0055】経過的稼動情報表示装置50(トリップ表
示装置)は、図9に示す如く、走行距離の演算(もしく
は検出)を行なう走行距離演算部51、使用燃料量の演
算(もしくは検出)を行なう使用燃料量演算部52、運
転時間の演算(もしくは検出)を行なう運転時間演算部
53の3個の演算部(もしくは検出部)を1つの組と
し、この組を複数組有している。尚、演算部51〜53
の演算は、前記(2) の稼動情報演算方法にてなされる。
【0056】各組の演算部51〜53はそれぞれ特定の
運転期間A、B、C、D、Eに対応する経過的稼動情報
として走行距離、使用燃料量、運転時間を演算し、この
演算結果を中央演算部54へ送る。中央演算部54で
は、更に、各運転期間A〜Eにおける経過的稼動情報と
しての平均燃費、平均車速を演算する。これらの経過的
稼動情報の演算結果は記憶部55に記憶される。
【0057】制御装置11は、経過的稼動情報表示装置
50が演算した複数の運転期間A〜Eのそれぞれにおけ
る経過的稼動情報としての運転時間(Time)、走行距離
( Distance )、使用燃料量( Fuel )、平均燃費( C
ost )、平均車速 ( Speed )を、表示部16に並列表示
する(図10)。セレクトボタン56により運転期間の
チャンネルA〜EをONできる。複数のチャンネルA〜
Eを同時にONし、同時に複数のチャンネルを独立させ
て使用することもできる。ツーリングもしくは通勤時等
に、セレクトされたチャンネルの各経過的稼動データを
表示できる。セレクトされたチャンネルの各経過的稼動
データの表示は、スタートボタン57、ストップボタン
58、リセットボタン59により任意にスタート、スト
ップ、リセットできる。
【0058】従って、本実施形態の経過的稼動情報表示
モードによれば、下記の作用がある。
【0059】車両の複数の経過的稼動情報(走行距
離、平均燃費、運転時間等)を、複数の運転期間のそれ
ぞれにおいて表示できる。従って、同一目的地までの別
経路の走行距離、平均燃費、運転時間等の比較を行な
い、或いは同一車両を複数の運転者が運転する場合の走
行距離、平均燃費、運転時間等の比較を行なう等、車両
の経過的稼動状態を多面的に評価できる。
【0060】(D) 路面温度表示モード(図11〜図1
3) 車両情報表示装置10は、車両走行時の路面温度を検出
(連続監視)する赤外線センサ61を車両に取付けてあ
る。そして、制御装置11は、路面温度表示装置60を
構成し、赤外線センサ61が検出した路面温度が車両の
経過的運転情報に対してなす推移を表示部16に表示す
る。
【0061】路面温度表示装置60は、図11に示す如
く、赤外線センサ61の検出信号を取り込む信号入力部
62と、走行時間、走行距離、気圧等の経過的運転情報
を演算(もしくは検出)する経過的運転データ演算部6
3とを有する。この演算(もしくは検出)結果は記憶部
64に記憶される。
【0062】路面温度表示装置60は、演算部63で演
算した経過的運転データと、赤外線センサ61が検出し
た路面温度とを、表示部16にグラフ表示する(図1
2)。このグラフ表示では、縦軸を路面温度、横軸を走
行時間(図13(A))、走行距離(図13(B))、
気圧(図13(C))の各値として表示を行なうことに
より、乗員が車両走行時に、車両の走行時間による路面
温度の変化、車両の走行距離による路面温度の変化、車
両走行時の気圧(高度)変化に対する路面温度の変化を
見て、グラフの傾きや路面温度の値で路面凍結の予知判
断を行なうことができる。
【0063】また、路面温度表示装置60では、上述の
検出路面温度の推移に関する路面凍結の予告警報基準
(グラフの傾きや路面温度の値で規定できる)を予め定
め、検出路面温度の推移が上記予告警報基準に達したと
きに路面凍結の予告警報表示を行なうことができる。
【0064】従って、本実施形態の路面温度表示モード
によれば、下記、の作用がある。
【0065】車両走行時に、車両の経過的運転情報
(走行時間、走行距離、気圧等)に対する、路面温度の
推移が表示される。これにより、乗員は走行環境におけ
る路面温度の近い将来の変化を予測することができ、危
険予知判断を行なうことができる。
【0066】車両の経過的運転情報に対する検出路面
温度の傾きや、凍結路面温度等の予告警報基準を予め定
めておくことにより、路面凍結の予告警報表示を行なう
ことができる。
【0067】(E) 走行抵抗表示モード(図14〜図1
6) 車両情報表示装置10は、車速を検出する車速センサ7
1を有している。そして、制御装置11は、走行抵抗表
示装置70を構成し、車速と走行抵抗の関係を回帰分析
し、この回帰分析結果である走行抵抗表示を表示部16
に表示するとともに、車速センサ71の検出車速に対応
する走行抵抗を表示部16に表示せしめる。
【0068】走行抵抗表示装置70は、図14に示す如
く、車速センサ71の検出結果を取り込む車速検出部7
2と、車速と走行抵抗の関係を回帰分析する演算部73
とを有する。74は記憶部である。
【0069】演算部73は、前述した(2) 稼動情報演算
方法、(2-1) リアルタイムデータに記載した如く、走行
抵抗Frictionを下記式により演算する。 Friction[ps] =(Mn+Mf)×α/g×Vs×0.01
333 Mn:車重[kg] Mf:惰性走行回転慣性重量[kg] 0.05Mnとす
る。 α :加速度の絶対値[m/s2] g :9.8 Vs:車速[km/s]
【0070】走行抵抗の表示手順は以下の如くなされる
(図15)。 一定車速まで加速した後、変速ギヤをニュートラルに
し、惰性走行する。 ΔTの間のΔV(車速変化)(負の加速度)を求め、
ΔVと車速から上述の演算式を用いて走行抵抗を算出す
る。
【0071】走行抵抗と、そのときの車速の組を複数
組データロディングし、車速と走行抵抗の関係を回帰分
析することにより、両者の関係式を求め、2次元グラフ
化する。
【0072】また、走行抵抗表示装置70は、演算部7
3により車両の推定発生馬力を演算し、この演算結果を
表示部16に前記走行抵抗表示とともに表示する(図1
6)。
【0073】演算部73は、前述した(2) 稼動情報演算
方法、(2-1) リアルタイムデータに記載の如く、推定発
生馬力 Powerを各式により演算する。 Power [ps]=Frictiont +(Mn+Ma)×α/g×
Vst ×0.01333 Frictiont :車速がVst のときのFriction Ma :通常走行回転慣性重量[kg] 0.08Mn
とする。
【0074】発生馬力の表示手順は以下の如くなされる
(図15)。 車速を検出し、車速と車重から上述の演算式を用いて
発生馬力を演算する。
【0075】発生馬力をリアルタイムで走行抵抗のグ
ラフに表示する。このとき、表示部16の走行抵抗表示
画面では、現在の走行抵抗(図16の"102 ps")がデジ
タル表示される。
【0076】従って、本実施形態の走行抵抗表示モード
によれば下記、の作用がある。 車速と走行抵抗の関係を回帰分析により求めるもので
あるため、車速の実測点以外での走行抵抗を高い信頼度
で把握できる。
【0077】車両の走行抵抗表示とともに車両の推定
発生馬力を表示することにより、推定発生馬力に占める
走行抵抗の割合を示し、車両の省燃費運転を促すことが
できる。
【0078】これにより、現在の発生馬力に対する走行
抵抗の割合(車両の低速走行時における走行抵抗は、タ
イヤのころがり抵抗やギヤ等の機械的ロスが主な要因で
あるのに対し、高速走行時においては空気抵抗が大きく
なる)が分かり、各車両の経済速度、空力特性、推定最
高速度の確認を行なうことができる。
【0079】(F) 潤滑油交換時期表示モード(図17、
図18) 制御装置11は、潤滑油交換時期表示装置80を構成
し、エンジンの潤滑油交換時期を表示部16に表示せし
める。
【0080】潤滑油交換時期表示装置80は、図17に
示す如く、エンジンの1サイクルにおける燃料噴射量
(瞬間燃料噴射量)を検出(演算)する使用燃料量検出
部81と、使用燃料量検出部81が検出した使用燃料量
を積算した総使用燃料量を演算するとともに、潤滑油交
換時期に対応する限界使用燃料量を予め定め(記憶部8
3)、積算した使用燃料量が限界使用燃料量に達したと
きに、表示部16に潤滑油交換時期を表示せしめる演算
部82とを有する。
【0081】潤滑油交換時期表示装置80による潤滑油
交換時期の表示動作は下記〜によりなされる(図1
8)。
【0082】使用燃料量検出部81により瞬間燃料噴
射量を検出する。使用燃料量検出部81による燃料使用
量の検出は、燃料噴射インジェクターの開弁時間に基づ
いて行なわれる。検出部81では、エンジン1サイクル
におけるインジェクションパルスの延べ通電時間を測定
し、瞬間燃料噴射量を下記式により算出する。 瞬間燃料噴射量=(Ti−(Tn+Tm)×Ci)×
(Nr/120 )×10-6×Vi×Nc×Qi[cc/min] Ti:インジェクションパルス通電時間[μsec] Tn:無効噴射時間 Tm:入力インターフェースハードの遅れ補正値 Ci:噴射回数 Vi:インジェクタ容量[cc/min] Nr:エンジン回転数[rpm ] Qi:燃料補正値
【0083】使用燃料量検出部81のこの算出方式によ
れば、Ti、Ci、Nrは標準車載コンピュータ13か
ら採取されるから、他の特殊な検出手段を用いる必要が
なく、使用燃料量の算出を簡単かつ確実に行なうことが
できる。
【0084】使用燃料量検出部81の瞬間燃料噴射量
に基づき、演算部82により総使用燃料量が算出され
る。演算部82による総使用燃料量の算出は、前述した
(2) 稼動情報演算方法、(2-2) パストタイムデータに記
載した如く、下記式によりなされる。 総使用燃料量=(∫Ti−(Tn+Tm)×∫Ci)×
Vi×Nc×Qi×10-9/60 (リットル) ∫Ti:延べインジェクションパルス通電時間[μsec
] ∫Ci:延べ噴射回数 Nc:エンジン気筒数
【0085】演算部82において算出された車両の総
使用燃料量は、記憶部83に予め記憶されている車両の
限界使用燃料量と比較され、総使用燃料量が限界使用燃
料量に達したときに潤滑油の劣化が判定され、表示部1
6において潤滑油交換時期の到来が表示され、乗員に知
らされる。
【0086】車両の限界使用燃料量は、車両のエンジン
タイプ(排気量、過給機の有無等)により表1の如くに
定められている。上述の比較により、総使用燃料量が限
界使用燃料量に達したとき、潤滑油の劣化が許容劣化度
を超えたものと判定されるのである。
【0087】
【表1】
【0088】従って、本実施形態の潤滑油交換時期表示
モードによれば下記、の作用がある。
【0089】潤滑油の劣化と密接な相関のあるエンジ
ン負荷に良く対応する燃料使用量から潤滑油の劣化度
(交換時期)を検出する。即ち、燃料使用量を単に劣化
度を検出するための補正因子として用いるものでないた
め、潤滑油の劣化度を正確に検出できる。
【0090】冷間時のエンジン始動は潤滑油の温度変
化が大きく、潤滑油の劣化につながる。ところが、本発
明では、冷間始動時に行なわれる燃料消費量の増量制御
を受けて、上述の劣化度判定のための燃料使用量の積算
を増す結果、冷間始動の多発に対して潤滑油の交換時期
を早めに表示できるものとなる。
【0091】即ち、エンジンの劣化に最も影響を与える
エンジン負荷と潤滑油温度等と密接な相関性のある燃料
表示量より潤滑油の劣化度の判定を行なうことから、簡
単な構成で正確に潤滑油交換時期の確認を行なうことが
できる。
【0092】(G) 擬態物表示モード(図19〜図26) 車両情報表示装置10は、車両の稼働情報を擬態物(熱
帯魚等の生物、宇宙等の無生物等)の状態に擬態して表
示部16に表示する。このとき、制御装置11は、車両
の稼働情報を前述した如くにより検出もしくは演算し、
その稼働情報を上記擬態物の生態、天然現象等の変化に
変換し、その擬態物の状態の変化を表示部16に表示せ
しめる。
【0093】然るに、本実施形態では、表示部16に表
示される架空の水槽画面内で飼育される熱帯魚を擬態物
とする、バーチャルアクアリュームタイプを実施形態と
して説明する。
【0094】即ち、図19に示す如く、表示部16の表
示画面に架空の水槽画面を設定し、車両の走行データを
水槽内の様々な環境に反映させ、車両の走行状況に応じ
て水槽内の環境を作り出す。そして、水槽内で飼育され
る熱帯魚は、その種類により予め特性(対適温性、対限
界pH性、生命力、繁殖力、防御力)が設定されてお
り、水槽内の環境変化により飼育状況も変化する。即
ち、水槽内の新たな環境に耐えられない魚は死亡し、そ
うでない魚は時には繁殖する。このような水槽内の環境
や生態の変化をみることにより、車両の稼働状況の表示
に対する視覚的効果もしくは聴覚的効果を高め、車両の
稼働状態の確認時におけるおもしろみや娯楽性を向上で
きるのである。
【0095】以下、擬態表示モードの詳細について説明
する。 (G-1) 擬態表示モードの設定 Set ボタンを押し、設定用紙を表示させ、エンジン種類
と、設定温度をセットした後、Fishボタンを押し、飼育
する魚を選択し、Restart ボタンを押して、飼育開始と
なる。
【0096】エンジン種類 ユーザーが自分の車両のエンジンタイプを設定する(表
1)。このパラメータは、水槽の水の汚れ(潤滑油劣化
度)に大きく関係する。
【0097】温度 水槽の水温を設定する。
【0098】水の入れ替え 水槽の水を入れ替える。ユーザーには、オイル交換時に
この操作をさせる。
【0099】魚(図20) Fishボタンを押して、図20の魚のリストを表示させ、
その中から飼育したい魚を選択する。Restart ボタンを
押すと、確認用紙が現われ、Yes を押すと飼育開始とな
る。各魚は、適温(Temp)、pHリミット、繁殖レベル
(Breed )、生命力(Life)、防御力(Defense )が規
定されている。また、各魚は成長度(Growth)を持ち、
飼育開始時の各魚のGrowthはレベル1〜5のうちの3と
する。飼育条件が良いと、Growthのレベルがアップし、
それに伴い魚体長が大きくなるように表示変化せしめら
れる。また、各魚は、ユーザーには解らないパラメータ
として、雄雌の区別と、Healthをもつ。Healthは、5 〜
10の正数であり、Restart時、或いは出産時に、ランダ
ムに、各魚に割り振られる。
【0100】(G-2) 魚の一生 成長、出産 魚の成長度(Growth)は、Restart 時にはいずれも、3
から始まる。成長のし易さを表わす、Breed の数値によ
って成長し、Growthのレベルを1つずつ上げる。Growth
レベレアップは、下記条件が満たされた場合とする。 Tg[sec]>36000 [sec]/Breed Tg:危篤状態にならない連続時間。
【0101】Tgカウント中に危篤状態になると、Tg
がリセットされ、再カウントになる。
【0102】Growth 5まで成長したとき、雌はBreed/10
の抽選を行ない、出産する。この抽選の結果に関わら
ず、再度Tgを満たした場合、再抽選を行ない、出産の
有無を決める。このチャンスは、 1匹につき 4回まで与
えられ、 4回とも抽選に漏れた雌は出産不可となり余生
をすごす。但し、この抽選は、他に、Growth 5の雄がい
る場合にのみ行なわれる。
【0103】1回の出産に生れる卵は 1から3 ケとし、
その都度抽選によって決定される。
【0104】生れた卵は、Growth 0であり、Growth 1以
降、下記フォーマットに基づき、魚は大きくなる。 Growth 1 Growth 5の 1/5 Growth 2 Growth 5の 2/5 Growth 3 Growth 5の 3/5 Growth 4 Growth 5の 4/5
【0105】尚、Growth 5のときの大きさは、表2の熱
帯魚キャラクター中のSizeに準ずる。
【0106】危篤 魚たちは、成長過程で様々な障害にあう。即ち、制御装
置11は、車両の稼働状態が悪化(水槽の環境変化等)
したとき、当該稼働状態の悪化に対応する障害基準を予
め定めてあり、この障害基準を超える稼働状態の悪化に
より危篤状態(瀕死状態)になる。このとき、魚は天使
の輪を点滅せしめられ、危篤音が流れる。ここで、乗員
が当該稼働状態の悪化を回復するように対処すれば、九
死に一生を得ることもある。
【0107】死亡 危篤状態が続くと、魚は死亡する。このとき、魚は画面
の外に消え、死亡音が流れる。
【0108】(G-3) 水槽環境 制御装置11は、車両の稼働状態に応じて水槽環境を以
下の如くに変化せしめる。
【0109】水温(図21) 制御装置11は、車両の高負荷運転時(例えばインジェ
クター開度が30%以上)に、水槽内の水温を上昇させる
とともに、各魚の生存可能水温を各魚の高負荷運転に対
する障害基準として予め定めてある(図21)。
【0110】即ち、インジェクター開弁率が設定値(例
えば30%)以上になると、水温が上昇し、設定値以下に
なると水温が下がる。
【0111】水温が、生存可能温度から外れた魚は、危
篤状態になり、生存可能温度から外れた連続時間To
が、下記条件を満たすと死んでしまう。 To[sec]>Life×Growth×Health これにより、乗員に高負荷運転の異常を知らしめ、省燃
費走行を促す。
【0112】pH(図21) 制御装置11は、前述した(2) 稼動情報演算方法、(2-
2) パストタイムデータに記載の如く、車両の走行距離
と延べ燃料噴射量より演算した平均燃費を水槽内のpH
に反映させるとともに、各魚の生存pHリミット(図2
0)を各魚の燃費に対する障害基準として予め定めてあ
る(図21)。
【0113】即ち、平均燃費の値により水槽内のpHの
値を変化し、平均燃費が悪い場合には水槽内の水は酸性
となり、アルカリ性を好む魚は繁殖せず飼育できる魚の
種類が限定される。各魚は、水槽のpHが、各々のpH
リミットを超えると危篤状態になり、下記条件を満たす
と死んでしまう。 水槽のpH<pHリミット×(1-Life×Growth×Health
/1000 ) これにより、乗員に燃費の悪化を知らしめ、省燃費走行
を促す。
【0114】水汚れ 制御装置11は、前述した(F) 潤滑油交換時期表示モー
ドに記載した如く、車両の使用燃料量により判定される
エンジンオイル(潤滑油)の劣化を水槽内の水汚れ度に
反映させるとともに、全魚の生存可能水汚れ度(限界使
用燃料量)を障害基準としてエンジンタイプ毎に予め定
めてある(表1)。
【0115】即ち、水槽内の水の汚れは車両の使用燃料
量に応じて変化し、エンジンオイルの劣化度を表わして
いる。水の汚れ方は車両のエンジンタイプ(排気量、過
給機の有無等)により表1の限界値が設けられ、使用燃
料量がこの限界値を超えたとき、水槽内の全ての魚は危
篤状態となり生命力の弱い魚から死亡する。死ぬタイミ
ングは、下記の条件が満たされたときとする。 Life ×Growth×Health+Limit <使用燃料量[l] ただ、例外として、ピタエニアータは、Limit を超えた
瞬間、天使の輪が点滅し、30秒後に死んでしまう。この
間に水を入れ替えても、手遅れとする。これにより、エ
ンジンオイルの劣化度の把握、オイル交換時期の確認が
容易になる。
【0116】空気 水槽画面上において空気供給の表示は泡として表わさ
れ、車両走行時に車速センサが車速を検出している間
に、水槽内に空気が供給される。然しながら、車両が停
車状態(車速が検出されないとき、例えば無用な暖機、
アフターアイドル、渋滞走行等)になると空気の供給が
なくなり、適応力の弱い魚は死んでしまう。
【0117】即ち、車速信号を検出している間は、水槽
に酸素が供給されるが、車速0km/hになると、酸素の供
給がなくなる。連続停車時間Tsが、下記条件を満たす
と、危篤状態となる。 Ts[sec]>(Life+Growth+Health)×10 さらに、 Ta[sec]>(Life+Growth+Health)×20 で死んでしまう。これにより、乗員に省燃費走行を促
す。
【0118】(G-4) 水槽画面(図19) 制御装置11が表示部16に表示する水槽画面は、図1
9に示す如く、水温計101による水温表示、pH表示
部102によりpHを色別表示、泡103により空気供
給表示を行なう。手動Airポンプスイッチ104は、
停車中に泡103がなくなったら押し、空気を供給す
る。また、下記〜を数値表示する。 Time:リスタートとしてからの経過時間 Pollution :オイル交換時に水槽内の水の入れ替えを
行ない、そのときからの使用燃料量を表示する。水の入
れ替え後の走行距離を水汚れ度として表示するものであ
っても良い。 pH:リスタートしてからの平均燃費。 Temp:水温。 Air :空気残り。停車中に、1secに 1ずつ減ってい
く。
【0119】(G-5) 魚の警報動作 制御装置11が車両の稼動状態に対応する警報基準(例
えば車速100km/h 以上が10sec 連続)を予め定めるとと
もに、車両の稼動状態が当該警報基準に達したときの任
意の魚の警報動作(例えば後述するシルバーアロワナに
ついての他の魚を食べる動作)を予め定めてある。そし
て、制御装置11は、車両の稼動状態が上記警報基準に
達したとき、表示部16において上記警報動作を行な
う。
【0120】各魚の警報動作については、後述する(G-
7) 熱帯魚キャラクタを参照。 (G-6) 魚の特殊動作(図22) 制御装置11が各魚に特有の特殊動作(Act)(例えば体
の色が変わる)を予め定めてある(表2)。そして、車
両の稼動状態が渋滞運転中の車速零(もしくは一定速度
以下の低速度)の如くの特定状態にあるとき、一定の確
率で上記特殊動作の予兆表示(リーチ)を行なう。予兆
表示が行なわれたとき、一定の確率で上記特殊動作を行
なう。
【0121】
【表2】
【0122】尚、魚が特殊動作(Act)をする前に、リー
チ音を出す。しかし、リーチが掛かっても、必ずしもAc
t がある訳ではない。通常リーチで、1/5 の確率、スペ
シャルリーチで1/2 の確率とする。スペシャルリーチ
は、リーチ音が 2回連続でする。
【0123】Act は、Growth 5の魚のみがリーチ音から
20sec 以内(ランダム)に行なう。リーチ及びAct の抽
選は、停車中にのみ行なわれる。
【0124】また、隠しコマンドにより、強制的にリー
チを掛けることができる(走行中も可)。しかし、その
場合は、Act する確率は、通常状態の1/10になる。各魚
の特殊動作については、後述する(G-7) 熱帯魚キャラク
タを参照。
【0125】(G-7) 熱帯魚キャラクタ 各魚特性、警報動作、特殊動作は例えば以下の如くであ
る。
【0126】シルバー・アロワナ(図23(A)) 怪魚の中で一番人気の魚。100km/h 以上が10sec 連続
(警報基準)すると、Death 1 が鳴り、Defence が一番
小さい魚に、天使の輪が現われ、更に10sec 間100km/h
が続くと、口を開けて1匹食べる(警報動作)。食べ終
ってから尚かつ、100km/h 以上10sec 続くと、もう1匹
食べる。Defence が同じ魚が複数いる場合は、そのGrow
thにかかわらず、抽選で食べられる魚が決まる。他の魚
を食べるアロワナは、Growth 5のアロワナだけである。
Growth 5のアロワナが複数いる場合はその中の1匹だけ
が食べる。食べられてしまうのは、Defence 8 以下の魚
とする。Act の抽選により、体の色が虹色に変化する
(特殊動作)。
【0127】電気ナマズ(図23(B)) Alarm で任意に設定したアラーム設定値(警報基準)に
達すると放電し、Defence ×Growthが小さい魚から感電
死させる(警報動作)。天使の輪と稲妻が交互に5sec点
滅し、死に至らしめる。但し、アラーム、1回につき、
1匹を殺す。Alarm が鳴り終ってから、5 秒間のタイム
ラグの後、Deeth 1 が鳴り、放電を始める。
【0128】レッド・ジュエルフィッシュ(図24
(A)) エンジン回転数が8000rpm を超える(警報基準)と、De
fence が一番小さい魚に体当たりを30sec 間繰り返し、
殺してしまう(警報動作)。減速Gが0.5 を超え、その
Gが収束して 5秒後にDeeth 1 が鳴り、体当たりを始め
る。体当たりを開始して10sec 後に天使の輪が現われ
る。
【0129】アーチャー・フィッシュ(図24
(B)) Act の抽選により、虫が飛んでくると、水鉄砲を打ち落
して食べる(特殊動作)。たまに、虫を無視したり、打
ち損じたりする(特殊動作)。
【0130】ペンシル・フィッシュ(図25(A)) 普段から、体を45度傾けながら泳ぐ。Act の抽選によ
り、1回転する(特殊動作)。
【0131】アピストグラマ・ピタエニアータ(図2
5(B)) 水槽の水の汚染度がLimit (警報基準)になった瞬間に
天使の輪が点滅し、30sec 後に死んでしまう(警報動
作)。
【0132】フライング・ハチェット(図26
(A)) Act の抽選により、水面からジャンプする(特殊動
作)。
【0133】エンジェル・フィッシェ(図26
(B)) Act の抽選によって、卵や稚魚を食べてしまう(特殊動
作)。食べられる魚は、Growth 0及び 1の魚で、Defenc
e や、Lifeに関係なく抽選で選択される。
【0134】尚、擬態表示モードの実施に際し、擬態物
は魚に限らず、他の動物又は植物、もしくは無声物であ
っても良い。
【0135】従って、本実施形態の擬態表示モードによ
れば下記〜の作用がある。 車両の稼動情報に対応して表示部16に表示される、
生物や自然事象等の擬態物の状態の変化(擬態物の形、
色、音等の少なくとも1つの変化)を通じ、車両の稼動
状態を確認できる。従って、車両の稼動情報の表示に対
する視覚的効果もしくは聴覚的効果を高め、車両の稼動
状態の確認時における意匠上もしくは音響上のおもしろ
みや娯楽性を向上できる。
【0136】車両の稼動状態の悪化を予め定めた障害
基準により判定し、生物の危篤、死亡の表示によりこの
悪化の進行を知らしめる。乗員が危篤状態の生物に接
し、その障害を取り除くように対応すれば、九死に一生
を得ることもある。
【0137】(a) 車両の高負荷運転時に水槽内の水温
が上昇せしめられる。このとき、魚の生存可能水温を障
害基準とすれば、魚の危篤、死亡により高負荷運転の異
常を確認できる。
【0138】(b) 車両の平均燃費を水槽内のpHに反映
せしめる。このとき、魚の生存可能pHを障害基準とす
れば、魚の危篤、死亡により燃費の異常を確認できる。
【0139】(c) 車両のエンジンオイルの劣化を水槽内
の水汚れ度に反映せしめる。このとき、エンジンオイル
の劣化の指標となる例えば使用燃料量を障害基準とすれ
ば、魚の危篤、死亡によりエンジンオイルの劣化の異常
を確認できる。
【0140】(d) 車両のアイドリング時間を水槽内の空
気供給状態に反映せしめる。このとき、アイドリング時
間の指標となる連続停車時間を障害基準とすれば、魚の
危篤、死亡により無用な暖機又はアフターアイドルにつ
いて確認ができる。
【0141】車両の稼動状態がエンジン過回転等の警
報基準に達したとき、ある生物が他の生物を死に至らし
める等の警報動作の表示を行なうことにより、稼動状態
の異常を警報できる。
【0142】車両の稼動状態が車速零(例えば渋滞運
転中)等の特定状態にあるとき、生物の色が変わる等の
特殊動作を、一定の確率で予兆表示、本表示を行なうこ
とにより、乗員の娯楽性を高め、車両運転のストレスを
解消できる。
【0143】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、潤滑油の
劣化度を正確に検出し、潤滑油の交換時期を適切に表示
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は車両情報表示装置の一例を示すブロック
図である。
【図2】図2はアナログ表示画面を示す模式図である。
【図3】図3はデジタル表示画面を示す模式図である。
【図4】図4は表示切換装置を示すブロック図である。
【図5】図5は警報表示装置を示すブロック図である。
【図6】図6は警報表示手順を示す流れ図である。
【図7】図7は警報基準の設定画面を示す模式図であ
る。
【図8】図8は警報重ね表示画面を示す模式図である。
【図9】図9は経過的稼動情報表示装置を示すブロック
図である。
【図10】図10は経過的稼動情報表示画面を示す模式
図である。
【図11】図11は路面温度表示装置を示すブロック図
である。
【図12】図12は路面温度表示手順を示す流れ図であ
る。
【図13】図13は路面温度表示態様を示す模式図であ
る。
【図14】図14は走行抵抗表示装置を示すブロック図
である。
【図15】図15は走行抵抗表示手順を示す流れ図であ
る。
【図16】図16は走行抵抗表示画面を示す模式図であ
る。
【図17】図17は潤滑油交換時期表示装置を示すブロ
ック図である。
【図18】図18は潤滑油交換時期表示手順を示す流れ
図である。
【図19】図19は擬態表示画面を示す模式図である。
【図20】図20は魚リスト画面を示す模式図である。
【図21】図21は熱帯魚マップを示す模式図である。
【図22】図22は熱帯魚の特殊動作手順を示す流れ図
である。
【図23】図23は熱帯魚を示す模式図である。
【図24】図24は熱帯魚を示す模式図である。
【図25】図25は熱帯魚を示す模式図である。
【図26】図26は熱帯魚を示す模式図である。
【符号の説明】
80 潤滑油交換時期表示装置 81 使用燃料量検出部(検出装置) 82 演算部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの潤滑油交換時期を表示部に表
    示する、エンジンの潤滑油交換時期表示装置において、 燃料消費量を検出する検出装置と、 検出装置の検出結果を得て使用燃料量を積算するととも
    に、潤滑油交換時期に対応する限界使用燃料量を予め定
    め、積算した使用燃料量が限界使用燃料量に達したとき
    に、表示部に潤滑油交換時期を表示せしめる演算装置と
    を有してなることを特徴とするエンジンの潤滑油交換時
    期表示装置。
JP1706796A 1996-01-08 1996-01-08 エンジンの潤滑油交換時期表示装置 Pending JPH09189211A (ja)

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JP1706796A JPH09189211A (ja) 1996-01-08 1996-01-08 エンジンの潤滑油交換時期表示装置
EP96935533A EP0841541A1 (en) 1996-01-08 1996-11-01 Vehicle information display
PCT/JP1996/003221 WO1997025593A1 (fr) 1996-01-08 1996-11-01 Affichage d'informations de vehicule
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