JPH0918863A - 車両用後側方監視装置 - Google Patents

車両用後側方監視装置

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JPH0918863A
JPH0918863A JP7159644A JP15964495A JPH0918863A JP H0918863 A JPH0918863 A JP H0918863A JP 7159644 A JP7159644 A JP 7159644A JP 15964495 A JP15964495 A JP 15964495A JP H0918863 A JPH0918863 A JP H0918863A
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vehicle
image
image pickup
optical flow
unit
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JP7159644A
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Koji Ishii
宏二 石井
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 監視領域を広げ安全性を高めた車両用後側方
監視装置を提供する。 【構成】 車両の所定位置に配設された撮像手段10
と、所定時間相前後する2画像中における同一点につい
て、当該点の無限遠点から発散する方向の移動をオプテ
ィカルフローとして検出するオプティカルフロー検出手
段21aとを有し、自車両に対する後方又は隣接車線を
走行中の他車両のオプティカルフローに関し、そのベク
トルの大きさに基づいて、前記他車両と自車両との相対
関係を監視する車両用後側方監視装置において、前記撮
像手段10は、車両の後方正面、車両の右側方及び車両
の左側方を撮像するよう構成され、前記オプティカルフ
ロー検出手段21aは、前記撮像手段からの後方正面画
像、右側方画像及び左側方画像に基づいて、前記他車両
のオプティカルフローを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などの車両に設
置したビデオカメラによって車両の後方及び側方を撮像
し、当該撮像画像に基づき、車両走行時における後方あ
るいは側方から接近する車両を検知し、運転者に警告を
与える車両後側方監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自車両が片側2車線以上の道路を走行
し、これから変更しようとする隣接車線に自車両よりも
高速で走行する他車両が存在した際、この他車両の存在
を見逃した場合には、事故につながる危険性がある。ま
た、自車両の後方を走行する他車両が自車両に急接近し
てきた場合、不用意な急ブレーキを行うと他車両に追突
される危険性があるので、この急接近する他車両を予め
認識しておくことは車両運行上の安全面から有用であ
る。
【0003】従来、上述したような他車両すなわち隣接
車線を走行する車両あるいは同一車線を後続して走行す
る車両を運転者に認識させる従来例としては、本出願人
が特願平5−196189号にて出願した発明(以下、
先願発明という)がある。この先願発明は、後述するオ
プティカルフローに基づいて、他車両の認識を行うもの
である。以下、この先願発明について説明する。
【0004】図12は、この先願発明を実施する装置
(以下、先願装置という)の構成を示すブロック図であ
る。同図において、10は撮像手段としての撮像部で、
例えばビデオカメラにより構成されている。20は演算
処理装置としてのデータ処理部である。40は警報手段
としての警報部で、スピーカなどの警報装置により構成
されている。
【0005】撮像部10は、車両後方の所定位置例えば
トランクの上部位置に車両後方正面に向けて配設されて
いる。データ処理部20は、動作プログラムに従って動
作する中央制御装置としてのCPU21、このCPU2
1の動作プログラム及び予め与えられる設定値などを保
持するROM22、CPU21の演算実行時に必要なデ
ータを一時的に保持するRAM23を有している。警報
部40は、車両内部に配設され、必要に応じて音声や警
報音を発生することにより運転者などに危険を知らせ
る。
【0006】図13は、上述したように、自車両の後方
部に搭載された撮像部10による撮像画像の変化を説明
する図であり、図13(a)は時刻tにおける撮像画
像、図13(b)は時刻t+△tにおける撮像画像を示
している。そして、これらの各図において、200は自
車両の後方を走行する後続車両、300は道路500に
隣接して配設された道路標識、400は同じく道路50
0に隣接して配設された建物である。
【0007】今、自車両が平坦な道を直進しているとす
ると、時刻の経過すなわち自車両の走行に伴い、道路標
識300や建物400は自車両との相対距離が離れ小さ
く撮像される。図においては、図13(a)すなわち時
刻tの撮像画像における道路標識300及び建物400
と、図13(b)すなわち時刻t+△tの撮像画像にお
ける道路標識300及び建物400に関し、図13
(b)の道路標識300及び建物400の方が小さく撮
像されている。以下、これらの図を参照して、この先願
発明において用いられるオプティカルフローについて説
明する。
【0008】すなわち、データ処理部20は、まず撮像
画像内に設定された複数の対応点、例えば他車両200
における着目点201及び202、道路標識300にお
ける着目点301、302及び303、建物400にお
ける着目点401及び402に関し、各時間毎の着目点
すなわち時刻t〔図13(a)〕における各着目点20
1a、202a、301a、302a、303a、40
1a及び402aと、時刻t+△t〔図13(b)〕に
おける各着目点201b、202b、301b、302
b、303b、401b及び402bについて、互いに
対応する着目点同士を結合することにより、図13
(c)に示す速度ベクトルすなわち201F、202
F、301F、302F、303F、401F及び40
2Fが得られる。この得られた速度ベクトルがオプティ
カルフローである。
【0009】ここで、このオプティカルフローは、画面
内の無限遠点あるいは消失点として定義されるFOE(F
ocus of Expansion)から放射状に現れていることが判
る。このFOEは、車両が直進している場合の画像上に
おいて、自車両の進行方向の正反対方向を示す1点に対
応する。そして、自車両の走行状態において、自車両か
ら遠ざかる物体のオプティカルフローは上記FOEに向
かう収束方向のベクトルとなり、自車両に近づいてくる
物体のオプティカルフローは上記FOEから離れる発散
方向のベクトルとなる。従って、同図に201F及び2
02Fで示す後続の他車両200のオプティカルフロー
は発散方向のベクトルであるので、この他車両は自車両
に近づいてきていること、換言すれば自車両よりも高速
で走行している車両であることが判る。
【0010】また、このオプティカルフローの大きさに
関し、このオプティカルフローの大きさは、単位時間に
おける自車両と対象物体との距離の差すなわち速度差が
大きい程大きくなり、自車両と対象物体との相対距離が
近い程大きくなる。このことを図面を参照して説明す
る。
【0011】図14は、撮像部10の光学的配置を示し
た図である。同図において、11aは撮像部10のビデ
オカメラが有するレンズ、11bは同じくビデオカメラ
が有するイメージプレーン、fはレンズ11aからイメ
ージプレーン11bまでの距離、P(Xa ,Ya
a )は後続する他車両上の任意の1点、p(xa ,y
a)はイメージプレーン11b上における上記点Pに対
応する点である。
【0012】この場合、3角形の相似の比から、次式
(1)の関係が得られる。 xa =f・Xa /Za ・・・ (1) この式(1)を変形して時間微分すると、次式(2)が
得られる。 Xa ’=(Δxa /Δt・Za +xa ・Za ’)/f ・・・ (2) また、オプティカルフローのx方向成分uは、次式
(3)で表せる。 u=Δxa /Δt ・・・ (3) 従って、この式(3)により次式(4)を得ることがで
きる。 Za =(f・Xa ’−xa ・Za ’)/u ・・・ (4)
【0013】ここで、上記式(4)のZa ’は、同一車
線あるいは隣接車線を走行する他車両(図13に符号2
00で示す)と撮像部10が搭載された自車両との速度
差すなわち相対速度を示している。この相対速度を−α
とすると上記式(4)は次式(5)となる。 Za =(f・Xa ’+xa α)/u ・・・ (5) よって、オプティカルフローのx方向成分uは、次式
(6)のように表すことができる。 u=(f・Xa ’+xa α)/Za ・・・ (6) なお、点PのY座標Ya についても同様にして求めるこ
とができる。
【0014】よって上式(6)より、Zが小すなわち後
続車両又は隣接車線を走行中の他車両200までの距離
が小である程、あるいは、αが大すなわち他車両200
との速度差が大である程、オプティカルフローのx成分
は大きくなる。これはY方向についても同様である。従
って、オプティカルフローは後続する他車両200との
距離が小な程、更に互いの速度差が大な程長くなり、こ
れよりオプティカルフローの方向がFOEに対して発散
し、その長さが短いときより長いときの方が相対的に後
続車両又は隣接車両に対する危険度が大きことが判る。
【0015】従って、データ処理部20は、このオプテ
ィカルフローが上述した発散方向のベクトルであり且つ
その大きさが大きい場合には、対象物体は自車両に対
し、接近した位置に存在するか、自車両よりも高速で接
近しているかの少なくとも一方の状態にあると考えら
れ、危険度が高いと判断する。そして、危険度が高いと
判断した場合には、警報部40により運転者にその旨を
知らせる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このような先願発明で
は、オプティカルフローの大きさに基づき判定を行うよ
う構成されているので、後方や隣接車線を走行中の物体
(車両)の存在及びその危険度を自動的に判断でき、且
つ、特別な距離計を必要としない利点があり有用であ
る。ところで、この先願発明の装置では、車両の所定位
置に固定された1つの撮像部にて構成されており、その
撮像範囲すなわち監視領域が制限されてしまっていた。
この監視領域をより広い範囲とすることは、この種の装
置において安全性を高めるために有効である。そして、
監視領域を広い範囲とするために、この装置を複数台車
両に取り付けることが考えられるが、この場合、装置の
コスト高を招いてしまう。本発明は、このような事情に
鑑みてなされたものであり、従前よりも監視領域を広げ
安全性を高めた車両用後側方監視装置を提供することを
主たる課題とし、この車両用後側方監視装置を安価に構
成することを他の課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明によりなされた車両用後側方監視装置は、図
1(a)及び(b)の基本構成図に示すように、車両の
所定位置に配設された撮像手段10と、所定時間相前後
する2画像中における同一点について、当該点の無限遠
点から発散する方向の移動をオプティカルフローとして
検出するオプティカルフロー検出手段21aとを有し、
自車両に対する後方又は隣接車線を走行中の他車両のオ
プティカルフローに関し、そのベクトルの大きさに基づ
いて、前記他車両と自車両との相対関係を監視する車両
用後側方監視装置において、前記撮像手段10は、車両
の後方正面、車両の右側方及び車両の左側方を撮像する
よう構成され、前記オプティカルフロー検出手段21a
は、前記撮像手段からの後方正面画像、右側方画像及び
左側方画像に基づいて、前記他車両のオプティカルフロ
ーを検出することを特徴としている。
【0018】また、図1(a)に示すように、前記撮像
手段10は、車両の後方正面を撮像する後方正面撮像部
11aと、車両の右側方を撮像する右側方撮像部11b
と、車両の左側方を撮像する左側方撮像部11cとを有
し、前記後方正面撮像部11a、右側方撮像部11b及
び左側方撮像部11cを順次選択する撮像方向選択部1
3を有することを特徴としている。
【0019】また、図1(b)に示すように、前記撮像
手段10は、その配設位置に応じた所定領域を撮像する
撮像部11を有し、前記撮像部11を車両の右側方乃至
左側方の範囲で旋回させる撮像部旋回機構12を有する
ことを特徴としている。
【0020】また、前記オプティカルフロー検出手段2
1aは、前記撮像部11が車両の後方正面を撮像してい
る状態においてその撮像範囲から前記他車両が消失する
と予測された場合、その消失方向に応じて撮像部11の
撮像方向を前記右側方あるいは左側方に切り換える指示
情報を前記撮像部旋回手段12に送出する撮像方向指示
手段21bを有することを特徴としている。
【0021】また、前記撮像方向指示手段21bは、前
記撮像部11の撮像領域内におけるオプティカルフロー
の大きさに基づいて前記他車両の消失方向を判定する消
失方向判定手段21cを有していることを特徴としてい
る。
【0022】また、前記消失方向判定手段21cは、前
記撮像画像を左右方向に分割することにより設定された
複数の短冊状領域毎に、オプティカルフローの大きさに
基づいて算出された危険度の判定を行い、この判定した
危険度に基づいて前記他車両の消失方向を判定すること
を特徴としている。
【0023】
【作用】上記構成において、車両の所定位置に配設され
た撮像手段10は車両の後方正面、車両の右側方及び車
両の左側方を撮像し、オプティカルフロー検出手段は撮
像手段により取得された後方正面画像、右側方画像及び
左側方画像に基づき、自車両に対する後方又は隣接車線
を走行中の他車両のオプティカルフローを検出する。そ
して、この検出したオプティカルフローのベクトルの大
きさに基づき、前記他車両と自車両との相対関係の監視
を行う。すなわち、車両の後方正面、車両の右側方及び
車両の左側方を撮像する撮像手段を設け、この撮像手段
からの後方正面、右側方及び左側方の画像情報に基づき
他車両についてのオプティカルフローを検出し、さらに
この検出したオプティカルフローにより他車両の監視を
行うように構成したので、監視領域を広げることができ
る。
【0024】また、前記撮像手段10は車両の後方正面
を撮像する後方正面撮像部11a、車両の右側方を撮像
する右側方撮像部11b及び車両の左側方を撮像する左
側方撮像部11cからなり、撮像方向選択部13はこれ
らの後方正面撮像部11a、右側方撮像部11b及び左
側方撮像部11cを順次選択する。すなわち、複数の撮
像部からの撮像画像を選択的に入力し、入力された各撮
像画像に基づいて他車両についてのオプティカルフロー
を検出する構成としているので、撮像部のみを複数台配
設することで監視領域を広げることができる。従って、
装置を簡単に且つ安価に構成することが可能となる。
【0025】また、撮像部11は配設位置に応じた所定
領域を撮像し、前記撮像部旋回機構12は撮像部11を
車両の右側方乃至左側方の範囲で旋回させる。すなわち
撮像部を右側方、車両正面、左側方に旋回させる旋回手
段を設け、1つの撮像部により後方正面、右側方及び左
側方の画像情報を取得するように構成したので、装置を
簡単に且つ安価に構成することが可能となる。
【0026】また、前記撮像方向指示手段21bは、前
記撮像部11が車両の後方正面を撮像し、その撮像範囲
から前記他車両が消失すると予測された際、その消失方
向に応じて撮像部11の撮像方向を前記右側方あるいは
左側方に切り換える指示情報を送出する。すなわち、他
車両の消失方向に応じて撮像方向を切り換えるように構
成しているので、前記他車両に対する追従性を損なわず
に監視領域を広げることが可能となる。
【0027】また、消失方向判定手段21cは、前記撮
像部11の撮像領域内におけるオプティカルフローの大
きさに基づいて前記他車両の消失方向を判定する。すな
わち、撮像領域内におけるオプティカルフローの大きさ
の分布に基づき、他車両の消失方向を判定するように構
成したので、撮像手段の撮像方向の切り換えを高速に行
うことができる。
【0028】また、前記消失方向判定手段21cは、前
記撮像画像を左右方向に分割することにより設定された
複数の短冊状領域毎に、オプティカルフローの大きさに
基づいて算出された危険度の判定を行い、この判定した
危険度に基づいて前記他車両の消失方向を判定する。す
なわち、撮像領域をその左右方向に分割し、この分割単
位毎の危険度に基づき、前記他車両の消失方向を判定す
るように構成したので、撮像手段の撮像方向の切り換え
を一層高速に行うことができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図2は、第1の実施例の装置構成を示すブロック図
で、同図において、10は撮像部、20は撮像部10か
らの画像情報に基づき画像処理及び他車両との相対関係
監視処理などを実行するデータ処理部、30は撮像部1
0からの画像データなどを保持する記憶部、40は警報
部である。
【0030】撮像部10は、車両後方の所定位置に車両
後方に向けて配設され、当該方向を撮像し、画像情報と
して出力する。また、この撮像部10はビデオカメラ1
1と、このビデオカメラ11を支持し水平方向に旋回さ
せる支持台ユニット12とを有しており、車両の右側方
あるいは左側方の画像をも取得する構成となっている。
なお、この撮像部10については、後に詳述する。デー
タ処理部20は、上述した先願装置と同様に、動作プロ
グラムに従って動作する中央制御装置としてのCPU2
1、このCPU21の動作プログラム及び予め与えられ
る設定値などを保持するROM22及びCPU21の演
算実行時に必要なデータを一時的に保持するRAM23
を有している。
【0031】記憶部30は、前記撮像部10からの画像
データを保持する第1フレームメモリ31及び第2フレ
ームメモリ32と、発散方向のオプティカルフローを保
持する発散オプティカルフローメモリ33とを有し、こ
れらの各メモリはデータ処理部20のCPU21に付設
されている。警報部40は、データ処理部20からの音
声信号により音声ガイダンスあるいは警報音を発生する
スピーカ41を有している。このスピーカ41は、車両
内部に配設され、必要に応じて運転者などに指示あるい
は警報を与える。
【0032】次に、上記撮像部10について詳細に説明
する。この第1の実施例における撮像部10は、図3
(a)の上面図及び図3(b)の側面図に示すように、
ビデオカメラ11と、支持台ユニット12とから概略構
成されている。ビデオカメラ11は、図14にて説明し
たようにレンズ11aとイメージプレーン11bとを有
し、支持台ユニット12上に支持されることによりその
位置からの撮像画像をデータ処理部20のCPU21に
画像情報SG1として出力する。
【0033】支持台ユニット12は、長方形をした板状
部材として構成された支持板12aと、この支持板12
aの一端側に下側に向けて立設された案内軸12bと、
支持板12aの他端側に下側に向けて立設された支軸1
2cと、その中心に支軸12cが貫通するとともにこの
支軸12cの上側所定位置に接合されたギア12dと、
ステップモータとして構成され駆動信号SG2に応じて
正逆方向に回転駆動する駆動モータ12fと、この駆動
モータ12fの回転軸にその中心が接合されるとともに
支軸側のギア12eと噛合するギア12gと、方形板状
の基板12hと、基板14aの一端側に形成された円弧
状の溝部12iとから構成されている。また、上記溝部
12iの内部には、案内軸12bの下端部に形成され係
止部として作用する突起12eが配置されている。
【0034】従って、このような構成を有する撮像部1
0では、図3(a)に示すように、駆動モータ12fが
回転した場合、この回転力は駆動モータ12f側のギア
12g及び支軸12c側のギア12dにより減速されて
支軸12cに伝達される。これにより、支持板12aが
支軸12cを中心として回転し、この支持板12aに取
り付けられたビデオカメラ11が溝部12bの範囲すな
わちその正面方向を基準として左右方向にそれぞれ角度
θの範囲で旋回する。
【0035】この第1の実施例において、ビデオカメラ
11は、後方正面位置を基準としてその左右方向の旋回
限界位置まで旋回するように制御される。要するに、こ
のビデオカメラ11は、正面方向、右側方向、左側方向
の3方向のいずれかに位置付けられるよう旋回制御され
る。なお、このビデオカメラ11を旋回させる機構とし
て、この実施例では正逆方向に回転する駆動モータ12
fを例示したが、これをソレノイド及び公知のリンク機
構を用いて構成してもよい。
【0036】そして、上述した撮像部10は、図4
(a)に示すように車両に取り付けられる。すなわち、
ビデオカメラ11は、自車両100の後方に設けられた
トランク110の上部に車両後方正面に向けて取り付け
られている。従って、この撮像部10は、図4(b)に
示すように、常時は図中実線で示す後方正面の範囲を撮
像し、データ処理部20からの駆動制御信号SG2に基
づき旋回し、図中点線で示す右側方領域、図中一点鎖線
で示す左側方領域を撮像する。これにより自車両100
に後続して、同一車線あるいは隣接車線を走行する他車
両200を捕捉し撮像する。
【0037】次に、以上の構成を有する第1の実施例の
動作を、図5のフローチャートに基づき説明する。この
第1の実施例においては、まずステップS110にて、
カメラ位置を後方正面に位置付ける処理を行う。すなわ
ち、このステップS110では、CPU21は、ステッ
プモータとして構成された駆動モータ12fに対して駆
動制御信号SG2を送出し、この駆動モータ12fのス
テップ数を後方正面位置に相当するステップ数とする。
なお、この駆動モータ12fのステップ数はRAM23
の所定領域に保持されており、CPU21は当該領域の
保持内容を参照することによりカメラ位置を認識する。
【0038】上記駆動信号SG2により、撮像部10す
なわちビデオカメラ11が後方正面以外を向いていた場
合には、駆動モータ12fが駆動してビデオカメラ11
が後方正面位置を向くまで支持台ユニット12の支軸1
2cを回転させる。一方、既にビデオカメラ11が後方
正面を向いていた場合には、駆動制御信号SG2は送出
されず、ビデオカメラ11の向きはそのまま維持され
る。そして、このステップS110の処理実行後、ステ
ップS120に移行する。
【0039】ステップS120では、時間tでの画像取
り込み処理を行う。このステップS120の画像取り込
み処理では、図13(a)で説明した時刻tにおける画
像を記憶部30の第1フレームメモリ31に格納する。
引き続くステップS121では、時間t+△tでの画像
取り込み処理を行う。このステップS121の画像取り
込み処理は、上記ステップS120の画像取り込み処理
と同様にしてなされるもので、図13(b)で説明した
時刻t+△tにおける画像を第2フレームメモリ32に
格納する。なお、このステップS121における撮像間
隔△tは任意に設定可能とされ、例えば5/30秒に設
定されている。このステップS121の処理実行後、ス
テップS122に移行する。
【0040】ステップS122ではFOEの設定を行
う。このFOEは上述したように無限遠点として与えら
れるもので、自車両の直進走行状態における撮像画像上
において、自車両の進行方向に正反対方向(後方)の1
点に対応する。すなわち、このステップS122では、
ビデオカメラ11の配設高さ及びその撮像方向などの設
置パラメータに基づいて予め与えられた座標値をFOE
として設定する。そして、このステップS122の処理
実行後、ステップS123に移行する。
【0041】ステップS123では、発散方向のオプテ
ィカルフローの取得処理を行う。以下、このステップS
123の処理について、図6を参照して説明する。図6
は、記憶部3のフレームメモリ31、32に保持された
撮像画像を示しており、図6(a)が時間tでの撮像画
像すなわち第1フレームメモリ31に保持された撮像画
像を示し、図6(b)が時間t+△tでの撮像画像すな
わち第2フレームメモリ32に保持された撮像画像を示
している。これらの図において、FOEは上記ステップ
S122にて設定されたFOEを示している。また、P
及びQは任意に設定された同一の着目点を示し、時間t
における着目点P〔図6(a)〕が時間t+△tにおい
て着目点Q〔図6(b)〕まで移動していることを示し
ている。
【0042】このステップS123の処理では、図6
(a)に示すように、まず時間tでの撮像画像におい
て、着目する一点Pに対しFOEから放射状の方向に窓
1 を設定する。次に、図6(b)に示す時間t+Δt
での撮像画像において、この窓Wを図6(a)にて設定
した窓W1 の位置から、図6(b)において点線矢印で
示すFOEから放射状の方向に一点づつ移動させ、この
窓Wの移動毎に時間tでの窓W1との輝度差の絶対値の
総和を求める。そして、総和が最小になったときすなわ
ちこの窓が窓W2 の位置まで移動した際の窓Wの移動量
を着目する一点の速度ベクトルすなわち発散方向のオプ
ティカルフローとして取得する。なお、上記輝度差は、
窓を構成する各画素について、例えば図6(a)及び図
6(b)に符号P,Qの●で示す対応する位置の画素間
のものである。
【0043】このステップS123では、上述した処理
を時間tの画像の全ての点において繰り返し行うことに
より、画像全体における発散方向のオプティカルフロー
を取得する。そして、この取得したオプティカルフロー
については、記憶部3の発散オプティカルフローメモリ
33に格納する。また、このステップS123の処理に
関し、窓W内の画素を走査して、着目する点を抽出し、
抽出された点に対してオプティカルフローを求めるよう
にしても良い。そして、このステップS123の処理が
終了すると、ステップS124に移行する。
【0044】ステップS124では、危険度の算出処理
を行う。すなわち、このステップS124では、上記ス
テップS123にて取得した発散方向のオプティカルフ
ローに対し、その大きさ(長さ)に重み付けをし、重み
付けをした値が或るしきい値を越えたら危険と判断す
る。また、しきい値を数レベル設定しておき、危険度の
レベルを判断することもできる。
【0045】この危険度算出処理は、上述したように、
このオプティカルフローについて、オプティカルフロー
の方向がFOEに向う方向ならば後続する他車両の速度
が自車両の速度より遅く、自車両から離れていくことを
意味し、反対にオプティカルフローの方向がFOEに対
して発散する方向ならば自車両に接近してきていること
を意味すること、及び、このオプティカルフローの大き
さが大きいほど自車両に接近した位置に存在するかある
いは自車両との速度差が大きいことを意味することに基
づいてなされている。
【0046】そして、このステップS124で算出した
危険度が高い場合には、データ処理部20のCPU21
は、警報部40のスピーカ41に音声信号を送出し、こ
のスピーカ41から音声ガイダンスあるいは警報音を発
生させることにより運転者に対して注意を促す。また、
CPU21は、隣接車線を後続して走行している他車両
のオプティカルフローの危険度が高く、この他車両に対
して警報を行う場合には、運転者が車線変更を行うため
ウインカをオンにしたときに音声信号を送出し、警報音
などを発生させる。そして、このステップS124の処
理実行後、ステップS130に移行する。
【0047】ステップS130では、カメラ位置すなわ
ち撮像部10を構成するビデオカメラ11の撮像方向を
判定する。この撮像方向の判定は、上記ステップS11
0と同様に、撮像部10の駆動モータ13aのステップ
数に基づきなされる。すなわち、このステップS130
では、CPU21はRAM23の保持内容を参照するこ
とによりビデオカメラ11の撮像方向を認識する。そし
て、この撮像方向が後方正面であった場合にはステップ
S131に移行し、後方正面以外すなわち右側方あるい
は左側方であった場合にはステップS135に移行す
る。
【0048】ステップS131では、上記ステップS1
24にて算出した危険度に基づき、その左右両端部の危
険度がしきい値以上であるか否かを判定する。このステ
ップS131の危険度判定処理について、図7を参照し
て説明する。すなわち、このステップS131では、撮
像領域600を左右方向に8分割することにより複数の
短冊状領域601〜608を設定し、上記ステップS1
24で算出した危険度をこの分割した各領域601〜6
08に当てはめ、領域601及び領域608の危険度を
判定する。なお、この各領域601〜608に関し、そ
の左右方向は自車両の進行方向を基準として定められ
る。従って、この場合、右端領域が領域601となり、
左端領域が領域608となる。
【0049】そして、このステップS131にて、左右
端部領域(右端領域601あるいは左端領域608)の
危険度がしきい値以上であった場合にはステップS13
2に移行し、それ以外であった場合にはステップS12
0に移行し、上述した一連の処理を再度実行する。すな
わち、このステップS131において、左右両端部領域
の危険度がしきい値以上であった場合には、隣接車線を
走行中の他車両が自車両より高速で走行して自車両に接
近した状態にあり、次の撮像周期においてこの他車両は
撮像領域から消失するものと予測する。
【0050】そして、ステップS132では、危険度が
しきい値以上になった領域が左右端部領域のいずれであ
るか、すなわち隣接車線を自車両より高速で走行してい
る他車両の存在位置が、自車両の右側後方であるのか左
側後方であるのかを判定する。このステップS132に
おいて、その存在方向が右端領域であると判定された場
合には、そしてステップS133に移行してビデオカメ
ラ11を右側方すなわち図4(b)に点線で示す方向に
旋回させる。一方、ステップS132にてその存在方向
が左端領域であると判定された場合には、ステップS1
34に移行してビデオカメラ11を左側方すなわち図4
(b)に一点鎖線で示す方向に旋回させる。そして、こ
れらのステップS133あるいはステップS134に
て、ビデオカメラ11を旋回させた後ステップS120
に移行し、ビデオカメラ11を右側方あるいは左側方へ
位置付けた状態で、上述した一連の処理を再度実行す
る。
【0051】次に、上記ステップS130にてNと判定
された場合、すなわちカメラ位置が右側方あるいは左側
方であった場合について説明する。この場合、上述した
ようにステップS135に移行する。そして、このステ
ップS135において他車両についてのオプティカルフ
ローが消失したか否か、すなわちビデオカメラ11の撮
像範囲から他車両により生じた発散方向のオプティカル
フローが消失したか否かを判定する。
【0052】そして、このステップS135にて、オプ
ティカルフローが消失した場合には、他車両は自車両を
追い越して前方に移動したか、減速して後方に移動した
かのいずれかであると判断できるので、この場合には
「Y」と判定してステップS110に移行し、そしてビ
デオカメラ11を後方正面に戻した後、再度上述した処
理を実行する。一方、このステップS135において、
オプティカルフローが消失していない場合には、他車両
は自車両の右側方あるいは左側方に存在していると判断
できるので、この場合には「N」と判定してステップS
120に移行し、そしてビデオカメラ11をその方向
(右側方あるいは左側方)に位置付けた状態で、上述し
た一連の処理を再度実行する。
【0053】以上説明した第1の実施例では、撮像部1
0は1つのビデオカメラ11を有し、このビデオカメラ
11を左右方向に旋回させることにより撮像領域を広げ
る構成となっていた。次に、上記撮像部10に関し上記
第1の実施例と異なる構成を有する第2の実施例につい
て説明する。
【0054】図8は、この第2の実施例の装置構成を示
すブロック図で、同図において、先に説明した第1の実
施例と同一部には同一符号を付して示してある。そし
て、この第2の実施例は、基本的には第1の実施例装置
と同様に構成され、撮像部10、データ処理部20、記
憶部30及び警報部40を有している。この第2の実施
例では、撮像部10の構成、記憶部30の構成、それに
伴うデータ処理部20のROM22に格納された動作プ
ログラムが第1の実施例と相違している。従って、デー
タ処理部20はCPU21、ROM22及びRAM23
を有し、警報部40はスピーカ41を有している。
【0055】そして、この第2の実施例における撮像部
10は、ビデオカメラ11と、セレクタ13とから構成
されている。ビデオカメラ11は、3つのビデオカメラ
11a、11b及び11cとして構成され、各ビデオカ
メラ11a、11b及び11cの出力すなわち撮像画像
の信号SG3、SG4及びSG5は、それぞれセレクタ
13に入力されている。なお、第2の実施例に関する以
後の説明においてビデオカメラ11と記した場合には、
3つのビデオカメラ11a〜11cを総称するものとす
る。セレクタ13はデータ処理部20からの切換制御信
号SG6に応じて、ビデオカメラ11aからの画像情報
SG3、ビデオカメラ11bからの画像情報SG4及び
ビデオカメラ11cからの画像情報SG6を選択し、選
択した画像情報をデータ処理部20(CPU21)に対
して送出するスイッチ手段として構成されている。
【0056】そして、図9(a)に示すように、ビデオ
カメラ11aは自車両100の後方に設けられたトラン
ク110上に、ビデオカメラ11b及び11cは自車両
100のルーフ部120上にそれぞれ取り付けられてい
る。また、各ビデオカメラ11a、11b及び11c
は、それぞれ異なる方向を撮像するように取り付けられ
ている。すなわち、図9(b)に示すように、トランク
110上に配設されたビデオカメラ11aは同図におい
て実線にて示す車両100の後方正面領域を撮像するよ
うに取り付けられている。
【0057】一方、ルーフ部120上に配設されたビデ
オカメラ11b及び11cについては、ビデオカメラ1
1bは同図において点線で示すように車両の右側方すな
わち追い越し車線側を撮像する向きに配設され、ビデオ
カメラ11cは一点鎖線で示すように車両の左側方すな
わち走行車線側あるいは歩道側を撮像する向きに配設さ
れている。従って、各ビデオカメラ11a、11b及び
11cは、それぞれ後方正面撮像手段(ビデオカメラ1
1a)、右側方撮像手段(ビデオカメラ11b)及び左
側方撮像手段(ビデオカメラ11c)を構成し、これら
により車両の右側方(点線領域)から左側方(一点鎖線
領域)までを撮像部10の撮像領域とする。
【0058】また、記憶部30は、後方正面画像メモリ
34、右側方画像メモリ35、左側方画像メモリ36を
有し、そのそれぞれが第1フレームメモリ34a、35
a及び36aと、第2フレームメモリ34b、35b及
び36bと、発散オプティカルフローメモリ34c、3
5c及び36cとを有している。そして、上記第1フレ
ームメモリ34a、35a及び36aと第2フレームメ
モリ34b、35b及び36bには、それぞれ時刻tと
時刻t+△tの画像情報が格納される。すなわち第1フ
レームメモリ34a、35a及び36aと第2フレーム
メモリ34b、35b及び36bの一方側に時刻tの画
像情報が格納された場合には、他方側には時刻t+△t
の画像情報が格納される。
【0059】次に、この第2の実施例の動作について、
図10のフローチャートを参照して説明する。この第2
の実施例においては、まずステップS200において、
初期画像の取り込みを行う。すなわち、この実施例は、
所定時間相前後する2画像中の同一点の移動情報に基づ
き処理を行うものであるので、このステップS200に
て、最初の処理を行う際に時刻tの撮像画像として使用
する初期画像を取得する。
【0060】そして、このステップS200では、デー
タ処理部20のCPU21はセレクタ13に対して切換
制御信号SG6を所定間隔で送出し、まずビデオカメラ
11aからの後方正面画像を取得するとともにこの取得
した後方正面画像を後方正面画像メモリ34の第1フレ
ームメモリ34aに格納し、次にビデオカメラ11bか
らの右側方画像を取得するとともにこの取得した右側方
画像を右側方画像メモリ35の第1フレームメモリ35
aに格納し、そしてビデオカメラ11cからの左側方画
像を取得するとともにこの取得した左側方画像を右側方
画像メモリ36の第1フレームメモリ36aに格納す
る。
【0061】そしてステップS210に移行し、このス
テップS210にてビデオカメラ11aを選択する。す
なわち、CPU21はセレクタ13に対してビデオカメ
ラ11aを選択する切換制御信号SG6を送出する。こ
の切換制御信号SG6により、セレクタ13はビデオカ
メラ11aからの後方正面の画像情報SG3をCPU2
1に送出する。そして、ステップS211に移行する。
【0062】このステップS211では、CPU21
は、当該時間における後方正面画像を取り込み、この後
方正面画像を後方画像メモリ34の第1フレームメモリ
34aと第2フレームメモリ34bのいずれかのメモリ
に格納する。なお、この格納対象となるメモリに関し、
後方画像メモリ34の第1フレームメモリ34aと第2
フレームメモリ34bの選択は、各メモリに既に保持さ
れている画像情報の撮像時間に基づいてなされ、古い画
像情報が格納された側のメモリに対して取り込んだ画像
情報を上書きする。また、装置の動作直後において、メ
モリの一方側にしか画像情報が格納されていない場合に
は、他方側すなわち空のメモリに対し、取り込んだ画像
情報を格納する。
【0063】引き続くステップS212では、ビデオカ
メラ11aのFOEの設定処理すなわちビデオカメラ1
1aが撮像した後方正面画像についてFOEの設定を行
う。このステップS212の処理は、上述した第1の実
施例におけるステップS122と同様な処理によりFO
Eを設定する。なお、このステップS212のFOEの
設定処理において、第1フレームメモリ34aに保持さ
れた撮像画像と第2フレームメモリ34bに保持された
撮像画像の古い方の撮像画像を時刻tの撮像画像とし、
新しい方の撮像画像を時刻t+△tの撮像画像とする。
そして、このステップS212の処理実行後、ステップ
S213に移行する。
【0064】ステップS213では、発散方向のオプテ
ィカルフローの取得処理を行う。このステップS213
のオプティカルフローの取得処理は、第1の実施例にお
けるステップS123と同様にしてなされる。すなわ
ち、このステップS213では、図6に示すように、着
目点P,Q、窓W(W1 及びW2 )を設定し、FOEか
ら放射する方向(発散方向)に前記窓Wを一点づつ移動
させ、この窓Wの移動毎に時間tでの窓W1 との輝度差
の絶対値の総和を求め、総和が最小になった窓W2 まで
の移動量(窓W1 から窓W2 までの移動距離)を着目点
に対する発散方向のオプティカルフローとして取得す
る。そして、この取得したオプティカルフローを後方正
面画像メモリ34の発散オプティカルフローメモリ34
cに格納する。また、このステップS213の処理に関
しても、窓W内の画素を走査して、着目する点を抽出
し、抽出された点に対してオプティカルフローを求める
ようにしても良い。
【0065】そして、引き続くステップS214では、
ビデオカメラ11aの危険度算出処理すなわち後方正面
方向における危険度算出処理を行う。このステップS2
14の危険度算出処理は、第1の実施例におけるステッ
プS124と同様にしてなされる。すなわち、このステ
ップS214では、上記ステップS213にて取得した
発散方向のオプティカルフローに対して、その大きさ
(長さ)に重み付けをし、重み付けをした値が或るしき
い値を越えたら危険と判断する。なお、このステップS
214において、算出した危険度が高い場合には、CP
U21からスピーカ41に音声信号を送出し、このスピ
ーカ41から警報音などを発生させ、運転者に対して注
意を促す。そして、このステップS214の処理終了
後、ステップS220に移行する。
【0066】ステップS220では、ビデオカメラ11
bの選択すなわち撮像画像を右側方に切り換える処理を
行う。このステップS220では、CPU21はセレク
タ13に対してビデオカメラ11bを選択する切換制御
信号SG6を送出する。そして、このステップ220の
処理が終了するとステップS221に移行するが、この
ステップS221以降ステップS224までの処理は先
に説明したステップS211以降ステップS214と同
様にしてなされる。
【0067】すなわち、ステップS221では、CPU
21は、当該時間における右側方画像を取り込み、この
右側方画像を右側方メモリ35の第1フレームメモリ3
5aあるいは第2フレームメモリ35bのいずれか古い
画像を保持している側に格納する。そして、ステップS
222では、ビデオカメラ11bのFOEの設定処理す
なわちビデオカメラ11bが撮像した右側方画像中にF
OEを設定し、ステップS223では、第1フレームメ
モリ35a及び第2フレームメモリ35bに格納された
時間t及び時間t+△tにおける右側方画像に着目点、
窓を設定し、発散方向のオプティカルフローを取得す
る。
【0068】そして、引き続くステップS224では、
ビデオカメラ11bの危険度算出処理を行う。すなわ
ち、このステップS224では、右側方方向における危
険度を、発散方向のオプティカルフローに対し、その大
きさに重み付けをし、重み付けをした値としきい値とを
比較することにより危険度の算出を行う。そして、この
ステップS224の処理終了後、ステップS230に移
行する。
【0069】ステップS230では、ビデオカメラ11
cの選択すなわち撮像画像を左側方に切り換える処理を
行う。このステップS230では、CPU21はセレク
タ13に対してビデオカメラ11cを選択する切換制御
信号SG6を送出する。そして、このステップ230の
処理が終了するとステップS231に移行するが、この
ステップS231以降ステップS235までの処理につ
いても先に説明したステップS211以降ステップS2
15と同様にしてなされる。
【0070】すなわち、ステップS231では、CPU
21は、当該時間における左側方画像を取り込み、この
左側方画像を左側方メモリ36の第1フレームメモリ3
6aあるいは第2フレームメモリ36bのいずれか古い
画像を保持している側に格納する。そして、ステップS
232では、ビデオカメラ11cのFOEの設定処理す
なわちビデオカメラ11cが撮像した左側方画像中にF
OEを設定し、ステップS233では、第1フレームメ
モリ36a及び第2フレームメモリ36bに格納された
時間t及び時間t+△tにおける左側方画像に基づき、
発散方向のオプティカルフローを取得する。
【0071】そして、引き続くステップS234では、
ビデオカメラ11cの危険度算出処理を行う。すなわ
ち、左側方方向における危険度に関し、発散方向のオプ
ティカルフローの大きさに重み付けをし、この重み付け
をした値としきい値とを比較することにより危険度の算
出を行う。そして、このステップS234の処理が終了
すると、ステップS210に移行し、再度後方正面を撮
像しているビデオカメラ11aによる処理に移行する。
【0072】以上の動作を実行する第2の実施例では、
上述したように、所定時間毎にに3つのビデオカメラ1
1a、11b及び11cを切り換えることにより、撮像
範囲を広げている。すなわち、図11は経過時間毎の処
理状況を示した模式図であり、同図において横軸に付さ
れた数字はフレームで1フレームが1/30秒に相当
し、各経過時間におけるビデオカメラ11a、11b及
び11cからの画像信号の処理状況を示している。以
下、この図11を参照して処理の流れを説明する。
【0073】そして、第1フレームではビデオカメラ1
1aからの後方正面画像を取り込み、第3フレームでは
ビデオカメラ11bからの右側方画像を取り込み、第5
フレームではビデオカメラ11cからの左側方画像を取
り込む。すなわち、この第5フレームまでの処理が、上
記ステップS200の初期画像取り込み処理に相当す
る。
【0074】そして、第7フレームでは、ビデオカメラ
11aからの後方正面画像を取り込む。続く第8フレー
ムでは、上記第1フレームで取り込んだ後方正面画像を
時間tの撮像画像とし、第7フレームで取り込んだ後方
正面画像を時間t+△tの撮像画像として後方正面画像
についての画像処理すなわちFOEの設定処理、発散方
向のオプティカルフローの取得処理及び危険度算出処理
を行う。すなわち、上記第7フレームの処理が上記ステ
ップS210及びステップS211の処理に相当し、上
記第8フレームの処理が上記ステップS212〜ステッ
プS214の処理に相当する。
【0075】さらに、第9フレームではビデオカメラ1
1bからの右側方画像を取り込み、第10フレームでは
上記第3フレームで取り込んだ右側方画像(時間t)と
第9フレームで取り込んだ右側方画像(時間t+△t)
に基づく画像処理を行う。すなわち、上記第9フレーム
の処理が上記ステップS220及びステップS221の
処理に相当し、上記第10フレームの処理が上記ステッ
プS222〜ステップS224の処理に相当する。そし
て、このような処理を順次繰り返し実行し、第17フレ
ーム(17/30秒経過時点)では、ビデオカメラ11
cからの左側方画像を取り込み、第18フレームでは上
記第11フレームで取り込んだ左側方画像(時間t)と
第17フレームで取り込んだ左側方画像(時間t+△
t)に基づく画像処理を行う。
【0076】以上のように、この第2の実施例では、車
両の後方正面を撮像する後方正面撮像手段(ビデオカメ
ラ11a)と、右側方を撮像する右側方撮像手段(ビデ
オカメラ11b)と、左側方を撮像する左側方撮像手段
(ビデオカメラ11c)と、各撮像手段を切り換える切
換手段(セレクタ13)とを設け、これら各撮像手段に
よる画像取り込みタイミングをずらし、待ち時間すなわ
ち時間△tの間に他の撮像手段からの画像を取り込むよ
うに構成しているので、処理を効率よく行うことができ
る。
【0077】以上の説明より明らかなように、本発明の
基本構成と各実施例のフローチャートとは次の対応関係
を有している。すなわち、オプティカルフロー検出手段
21aは、第1の実施例においてはステップS110〜
S135に、第2の実施例においてはステップS200
〜S234にそれぞれ対応している。また、撮像方向指
示手段21bは、第1の実施例におけるステップS11
0、S130〜S135に対応し、消失方向判定手段2
1cは、ステップS131及びS132に対応してい
る。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車両用後側
方監視装置によれば、次の効果を奏する。すなわち、車
両の後方正面、車両の右側方及び車両の左側方を撮像す
る撮像手段を設け、この撮像手段からの後方正面、右側
方及び左側方の画像情報に基づき他車両についてのオプ
ティカルフローを検出し、さらにこの検出したオプティ
カルフローにより他車両の監視を行うように構成したの
で、監視領域を広げることができる。
【0079】また、複数の撮像部からの撮像画像を選択
的に入力し、入力された各撮像画像に基づいて他車両に
ついてのオプティカルフローを検出する構成としている
ので、撮像部のみを複数台配設することで監視領域を広
げることができる。従って、装置を簡単に且つ安価に構
成することが可能となる。
【0080】また、撮像部を右側方、車両正面、左側方
に旋回させる旋回手段を設け、1つの撮像部により後方
正面、右側方及び左側方の画像情報を取得するように構
成したので、装置を簡単に且つ安価に構成することが可
能となる。
【0081】また、他車両の消失方向に応じて撮像方向
を切り換えるように構成しているので、前記他車両に対
する追従性を損なわずに監視領域を広げることが可能と
なる。
【0082】また、撮像領域内におけるオプティカルフ
ローの大きさの分布に基づき、他車両の消失方向を判定
するように構成したので、撮像手段の撮像方向の切り換
えを高速に行うことができる。
【0083】また、撮像領域をその左右方向に分割し、
この分割単位毎の危険度に基づき、前記他車両の消失方
向を判定するように構成したので、撮像手段の撮像方向
の切り換えを一層高速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成図を説明する図である。
【図2】第1の実施例の構成を説明するブロック図であ
る。
【図3】第1の実施例における撮像部の構成を示す説明
図である。
【図4】第1の実施例における撮像部の取付構造を示す
説明図である。
【図5】第1の実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】オプティカルフローの取得動作の説明図であ
る。
【図7】撮像領域を左右方向に分割することにより得ら
れた短冊状領域を説明する図である。
【図8】第2の実施例の構成を説明するブロック図であ
る。
【図9】第2の実施例における撮像部の取付構造を示す
説明図である。
【図10】第2の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図11】第2の実施例の動作を説明する模式図であ
る。
【図12】先願装置の構成を示すブロック図である。
【図13】時間t及び時間t+△tにおける撮像画像、
撮像画像から得られるオプティカルフローを示す説明図
である。
【図14】障害物などの検出方法の説明図である。
【符号の説明】
10 撮像部 11,11a,11b,11c ビデオカメラ 12 支持台ユニット 13 セレクタ 20 データ処理部 21 CPU 22 ROM 23 RAM 30 記憶部 40 警報部 100 自車両 200 他車両 201F〜402F オプティカルフロー FOE Focus Of Expansion(消失点、無限遠点)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/225 G06F 15/62 380

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自車両の所定位置に配設された撮像手段
    と、所定時間相前後する2画像中における同一点につい
    て、当該点の無限遠点から発散する方向の移動をオプテ
    ィカルフローとして検出するオプティカルフロー検出手
    段とを有し、自車両に対する後方又は隣接車線を走行中
    の他車両のオプティカルフローに関し、そのベクトルの
    大きさに基づいて、前記他車両と自車両との相対関係を
    監視する車両用後側方監視装置において、 前記撮像手段は、車両の後方正面、車両の右側方及び車
    両の左側方を撮像するよう構成され、 前記オプティカルフロー検出手段は、前記撮像手段から
    の後方正面画像、右側方画像及び左側方画像に基づい
    て、前記他車両のオプティカルフローを検出することを
    特徴とする車両用後側方監視装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像手段は、車両の後方正面を撮像
    する後方正面撮像部と、車両の右側方を撮像する右側方
    撮像部と、車両の左側方を撮像する左側方撮像部とを有
    し、 前記後方正面撮像部、右側方撮像部及び左側方撮像部を
    順次選択する撮像方向選択部を有することを特徴とする
    請求項1記載の車両用後側方監視装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像手段は、その配設位置に応じた
    所定領域を撮像する撮像部を有し、 前記撮像部を車両の右側方乃至左側方の範囲で旋回させ
    る撮像部旋回機構を有することを特徴とする請求項1記
    載の車両後側方監視装置。
  4. 【請求項4】 前記オプティカルフロー検出手段は、前
    記撮像部が車両の後方正面を撮像している状態において
    その撮像範囲から前記他車両が消失すると予測された場
    合、その消失方向に応じて撮像部の撮像方向を前記右側
    方あるいは左側方に切り換える指示情報を前記撮像部旋
    回機構に送出する撮像方向指示手段を有することを特徴
    とする請求項3記載の車両用後側方監視装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像方向指示手段は、前記撮像部の
    撮像領域内におけるオプティカルフローの大きさに基づ
    いて前記他車両の消失方向を判定する消失方向判定手段
    を有していることを特徴とする請求項3又は4記載の車
    両後側方監視装置。
  6. 【請求項6】 前記消失方向判定手段は、前記撮像画像
    を左右方向に分割することにより設定された複数の短冊
    状領域毎に、オプティカルフローの大きさに基づいて算
    出された危険度の判定を行い、この判定した危険度に基
    づいて前記他車両の消失方向を判定することを特徴とす
    る請求項5記載の車両後側方監視装置。
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