JPH09186712A - スイッチングハブ装置 - Google Patents
スイッチングハブ装置Info
- Publication number
- JPH09186712A JPH09186712A JP7352979A JP35297995A JPH09186712A JP H09186712 A JPH09186712 A JP H09186712A JP 7352979 A JP7352979 A JP 7352979A JP 35297995 A JP35297995 A JP 35297995A JP H09186712 A JPH09186712 A JP H09186712A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- error
- frame
- information
- hub device
- physical address
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 エラーフレームの発生源の特定が容易に行
え、よって故障箇所又は伝送路の劣化箇所等の特定を容
易にするスイッチングハブ装置を提供する。 【解決手段】 複数のローカルエリアネットワーク１６
−１〜１６３と複数のコネクタ部１５−１〜１５３を介
して接続し、受信したローカルエリアネットワークから
のフレームをコネクタ部毎に中継するスイッチング制御
部１２を備えるスイッチングハブ装置であり、コネクタ
部毎に設けられた受信したフレームのエラー検出を行な
うエラー検出部１３−１〜１３−３と、エラー検出され
たフレームについて、エラー発生源を特定するために必
要なフレームを受信したコネクタ部と中継したコネクタ
部の識別情報及び送信元物理アドレスと送信先物理アド
レス及びフレーム内容を含む情報をエラー情報として参
照可能に格納するエラー情報テーブル１４を備える。
え、よって故障箇所又は伝送路の劣化箇所等の特定を容
易にするスイッチングハブ装置を提供する。 【解決手段】 複数のローカルエリアネットワーク１６
−１〜１６３と複数のコネクタ部１５−１〜１５３を介
して接続し、受信したローカルエリアネットワークから
のフレームをコネクタ部毎に中継するスイッチング制御
部１２を備えるスイッチングハブ装置であり、コネクタ
部毎に設けられた受信したフレームのエラー検出を行な
うエラー検出部１３−１〜１３−３と、エラー検出され
たフレームについて、エラー発生源を特定するために必
要なフレームを受信したコネクタ部と中継したコネクタ
部の識別情報及び送信元物理アドレスと送信先物理アド
レス及びフレーム内容を含む情報をエラー情報として参
照可能に格納するエラー情報テーブル１４を備える。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、スイッチングハブ
装置に関し、特に受信したフレームをバッファに格納せ
ずスループット方式で中継するスイッチングハブ装置に
関する。
装置に関し、特に受信したフレームをバッファに格納せ
ずスループット方式で中継するスイッチングハブ装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のスイッチングハブ装置に
おいては、媒体アクセス制御方式としてＣＳＭＡ／ＣＤ
方式等を使用した複数のローカルエリアネットワーク
（ＬＡＮ）を複数のポートを介して相互に接続し、各ポ
ートで受信したローカルエリアネットワークからのフレ
ームをポート毎に中継する。
おいては、媒体アクセス制御方式としてＣＳＭＡ／ＣＤ
方式等を使用した複数のローカルエリアネットワーク
（ＬＡＮ）を複数のポートを介して相互に接続し、各ポ
ートで受信したローカルエリアネットワークからのフレ
ームをポート毎に中継する。
【０００３】図５に、従来のスイッチングハブ装置の一
例を示す。図５において、スイッチングハブ装置５０
は、スイッチ部５１と、スイッチング制御部５２と、伝
送媒体とのアクセス制御方式としてＣＳＭＡ／ＣＤ方式
を使用する複数のＬＡＮ５６−１とＬＡＮ５６−２及び
ＬＡＮ５６−３がそれぞれ接続されたコネクタ部５５−
１〜５５−３とで構成される。ＬＡＮ５６−１とＬＡＮ
５６−２及びＬＡＮ５６−３には、それぞれ端末５７−
１、５７−２、５７−３が接続されている。スイッチン
グハブ装置５０は、ＬＡＮ５６−１〜５６−３間におい
て送受信されるフレームについてコネクタ部５５−１〜
５５−３のポート毎にカットスルー方式で中継処理を行
なう。
例を示す。図５において、スイッチングハブ装置５０
は、スイッチ部５１と、スイッチング制御部５２と、伝
送媒体とのアクセス制御方式としてＣＳＭＡ／ＣＤ方式
を使用する複数のＬＡＮ５６−１とＬＡＮ５６−２及び
ＬＡＮ５６−３がそれぞれ接続されたコネクタ部５５−
１〜５５−３とで構成される。ＬＡＮ５６−１とＬＡＮ
５６−２及びＬＡＮ５６−３には、それぞれ端末５７−
１、５７−２、５７−３が接続されている。スイッチン
グハブ装置５０は、ＬＡＮ５６−１〜５６−３間におい
て送受信されるフレームについてコネクタ部５５−１〜
５５−３のポート毎にカットスルー方式で中継処理を行
なう。
【０００４】スイッチング制御部５２は、複数のＬＡＮ
５６−１〜５６−３からのフレームを受信すると、フレ
ーム内の送信先及び送信元の端末の物理アドレスをコネ
クタ部（ポート）５５−１〜５５−３毎に識別し、フレ
ームで指定される送信先端末の物理アドレスが登録され
ている場合には、その物理アドレスに対応する送信先端
末が存在するＬＡＮと接続されているコネクタ部へフレ
ームを中継する。フレームで指定される送信先端末の物
理アドレスが登録されていない場合には、フレームを受
信したコネクタ部以外の全てのコネクタ部５５−１〜５
５−３へフレームを中継する。また、フレームで指定さ
れる送信先端末の物理アドレスが登録されていない場
合、フレームの中継処理が完了した後に、その物理アド
レスをスイッチング制御部１２自身に登録する。
５６−１〜５６−３からのフレームを受信すると、フレ
ーム内の送信先及び送信元の端末の物理アドレスをコネ
クタ部（ポート）５５−１〜５５−３毎に識別し、フレ
ームで指定される送信先端末の物理アドレスが登録され
ている場合には、その物理アドレスに対応する送信先端
末が存在するＬＡＮと接続されているコネクタ部へフレ
ームを中継する。フレームで指定される送信先端末の物
理アドレスが登録されていない場合には、フレームを受
信したコネクタ部以外の全てのコネクタ部５５−１〜５
５−３へフレームを中継する。また、フレームで指定さ
れる送信先端末の物理アドレスが登録されていない場
合、フレームの中継処理が完了した後に、その物理アド
レスをスイッチング制御部１２自身に登録する。
【０００５】上述のスイッチングハブ装置では、受信中
継したフレームがエラーフレームか通常のフレームかを
識別することなくそのまま上述した方法によってフレー
ムの中継処理を行なう。
継したフレームがエラーフレームか通常のフレームかを
識別することなくそのまま上述した方法によってフレー
ムの中継処理を行なう。
【０００６】なお、スイッチングハブ装置に関する記述
としては、例えば、特開昭６２−９４０３９号に開示さ
れるものが存在する。
としては、例えば、特開昭６２−９４０３９号に開示さ
れるものが存在する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のカットスルー方式によってフレームの中継を行なうス
イッチングハブ装置の場合、受信中継したフレームがエ
ラーフレームか通常のフレームかを識別せず、エラーフ
レームであっても通常のフレームと同様に中継を行なっ
ているので、エラーフレームがどのＬＡＮまたはどの端
末装置において発生したか、すなわちエラーフレームの
発生源の特定が困難であり、故障箇所又は伝送路の劣化
箇所等の特定が簡単に行えないという問題点があった。
のカットスルー方式によってフレームの中継を行なうス
イッチングハブ装置の場合、受信中継したフレームがエ
ラーフレームか通常のフレームかを識別せず、エラーフ
レームであっても通常のフレームと同様に中継を行なっ
ているので、エラーフレームがどのＬＡＮまたはどの端
末装置において発生したか、すなわちエラーフレームの
発生源の特定が困難であり、故障箇所又は伝送路の劣化
箇所等の特定が簡単に行えないという問題点があった。
【０００８】本発明は、上記従来の欠点を解消し、エラ
ーフレームの発生源の特定が容易に行え、これによって
故障箇所又は伝送路の劣化箇所等の特定を容易にするス
イッチングハブ装置を提供することを目的とする。
ーフレームの発生源の特定が容易に行え、これによって
故障箇所又は伝送路の劣化箇所等の特定を容易にするス
イッチングハブ装置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数のローカルエリアネットワークと複
数のポートを介して接続し、各ポートで受信した前記ロ
ーカルエリアネットワークからのフレームを前記ポート
毎に中継するスイッチング制御手段を備えるスイッチン
グハブ装置において、前記ポート毎に設けられた受信し
た前記フレームのエラー検出を行なうエラー検出手段
と、前記エラー検出手段によってエラー検出されたフレ
ームについて、エラー発生源を特定するために必要な情
報をエラー情報として取得するエラー情報取得手段と、
取得された前記エラー情報をフレーム毎に、参照可能に
格納するエラー情報格納手段を備えることを特徴とす
る。
め、本発明は、複数のローカルエリアネットワークと複
数のポートを介して接続し、各ポートで受信した前記ロ
ーカルエリアネットワークからのフレームを前記ポート
毎に中継するスイッチング制御手段を備えるスイッチン
グハブ装置において、前記ポート毎に設けられた受信し
た前記フレームのエラー検出を行なうエラー検出手段
と、前記エラー検出手段によってエラー検出されたフレ
ームについて、エラー発生源を特定するために必要な情
報をエラー情報として取得するエラー情報取得手段と、
取得された前記エラー情報をフレーム毎に、参照可能に
格納するエラー情報格納手段を備えることを特徴とす
る。
【００１０】請求項２の本発明のスイッチングハブ装置
は、前記エラー情報取得手段が、前記エラー検出手段に
よってエラー検出されたフレームについて、フレームを
受信したコネクタ部と中継したコネクタ部の識別情報及
び送信元物理アドレスと送信先物理アドレス及びフレー
ム内容を含む情報をエラー情報として取得し、前記エラ
ー情報格納手段が、前記エラーフレーム毎に、前記エラ
ー情報を格納するテーブルで構成されることを特徴とす
る。
は、前記エラー情報取得手段が、前記エラー検出手段に
よってエラー検出されたフレームについて、フレームを
受信したコネクタ部と中継したコネクタ部の識別情報及
び送信元物理アドレスと送信先物理アドレス及びフレー
ム内容を含む情報をエラー情報として取得し、前記エラ
ー情報格納手段が、前記エラーフレーム毎に、前記エラ
ー情報を格納するテーブルで構成されることを特徴とす
る。
【００１１】請求項３の本発明は、複数のローカルエリ
アネットワークと複数のポートを介して接続し、各ポー
トで受信した前記ローカルエリアネットワークからのフ
レームをバッファに格納せず前記ポート毎にカットスル
ー方式によって中継するスイッチング制御手段を備える
スイッチングハブ装置において、前記ポート毎に設けら
れた受信した前記フレームのエラー検出を行なうエラー
検出手段と、前記エラー検出手段によってエラー検出さ
れたフレームについて、少なくともそのフレームを受信
したコネクタ部と中継したコネクタ部の識別情報及び送
信元物理アドレスと送信先物理アドレスを含む情報をエ
ラー情報として取得する手段と、取得された前記エラー
情報をフレーム毎に、参照可能に格納するエラー情報格
納手段を備えることを特徴とする。
アネットワークと複数のポートを介して接続し、各ポー
トで受信した前記ローカルエリアネットワークからのフ
レームをバッファに格納せず前記ポート毎にカットスル
ー方式によって中継するスイッチング制御手段を備える
スイッチングハブ装置において、前記ポート毎に設けら
れた受信した前記フレームのエラー検出を行なうエラー
検出手段と、前記エラー検出手段によってエラー検出さ
れたフレームについて、少なくともそのフレームを受信
したコネクタ部と中継したコネクタ部の識別情報及び送
信元物理アドレスと送信先物理アドレスを含む情報をエ
ラー情報として取得する手段と、取得された前記エラー
情報をフレーム毎に、参照可能に格納するエラー情報格
納手段を備えることを特徴とする。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。図１は、本発明の一実施
例によるスイッチングハブ装置を適用したシステムの構
成を示すブロック図である。図１において、スイッチン
グハブ装置１０は、スイッチ部１１と、スイッチング制
御部１２と、エラー検出部１３−１〜１３−３と、エラ
ー情報テーブル１４と、コネクタ部１５−１〜１５−３
とで構成される。
面を参照して詳細に説明する。図１は、本発明の一実施
例によるスイッチングハブ装置を適用したシステムの構
成を示すブロック図である。図１において、スイッチン
グハブ装置１０は、スイッチ部１１と、スイッチング制
御部１２と、エラー検出部１３−１〜１３−３と、エラ
ー情報テーブル１４と、コネクタ部１５−１〜１５−３
とで構成される。
【００１３】このスイッチングハブ装置１０のポートで
ある各コネクタ部１５−１〜１５−３には、複数のＬＡ
Ｎ１６−１とＬＡＮ１６−２及びＬＡＮ１６−３がそれ
ぞれ接続され、ＬＡＮ１６−１とＬＡＮ１６−２及びＬ
ＡＮ１６−３には、それぞれ端末１７−１、１７−２、
１７−３が接続されている。このＬＡＮ１６−１〜１６
−３については、例えば伝送媒体とのアクセス制御方式
としてＣＳＭＡ／ＣＤ方式を使用している。
ある各コネクタ部１５−１〜１５−３には、複数のＬＡ
Ｎ１６−１とＬＡＮ１６−２及びＬＡＮ１６−３がそれ
ぞれ接続され、ＬＡＮ１６−１とＬＡＮ１６−２及びＬ
ＡＮ１６−３には、それぞれ端末１７−１、１７−２、
１７−３が接続されている。このＬＡＮ１６−１〜１６
−３については、例えば伝送媒体とのアクセス制御方式
としてＣＳＭＡ／ＣＤ方式を使用している。
【００１４】スイッチングハブ装置１０は、ＬＡＮ１６
−１〜１６−３間において送受信されるフレームについ
てコネクタ部１５−１〜１５−３のポート毎にカットス
ルー方式で中継処理を行なう。
−１〜１６−３間において送受信されるフレームについ
てコネクタ部１５−１〜１５−３のポート毎にカットス
ルー方式で中継処理を行なう。
【００１５】スイッチ部１１は、あるコネクタ部で受信
したフレームをスイッチング制御部１２の制御に基づい
て特定のコネクタ部に中継する。スイッチング制御部１
２は、受信したフレームに指定されている送信先及び送
信元の物理アドレスに基づいて上記スイッチ部１１によ
る中継動作を制御する。ここで、送信先及び送信元の物
理アドレスとは、物理層におけるアドレスであり、各Ｌ
ＡＮに接続された各ノードを識別するために付与されて
いる固有のアドレスである。スイッチング制御部１２
は、複数のＬＡＮ１６−１〜１６−３からのフレームを
受信すると、フレーム内の送信先及び送信元の端末の物
理アドレスをコネクタ１５−１〜１５−３毎に識別し、
送信先の物理アドレスが登録されているポートへのみフ
レームを中継するようスイッチ１１を制御する。
したフレームをスイッチング制御部１２の制御に基づい
て特定のコネクタ部に中継する。スイッチング制御部１
２は、受信したフレームに指定されている送信先及び送
信元の物理アドレスに基づいて上記スイッチ部１１によ
る中継動作を制御する。ここで、送信先及び送信元の物
理アドレスとは、物理層におけるアドレスであり、各Ｌ
ＡＮに接続された各ノードを識別するために付与されて
いる固有のアドレスである。スイッチング制御部１２
は、複数のＬＡＮ１６−１〜１６−３からのフレームを
受信すると、フレーム内の送信先及び送信元の端末の物
理アドレスをコネクタ１５−１〜１５−３毎に識別し、
送信先の物理アドレスが登録されているポートへのみフ
レームを中継するようスイッチ１１を制御する。
【００１６】エラー検出部１３−１〜１３−３は、コネ
クタ部１５−１〜１５−３とスイッチ部１１間にそれぞ
れ設けられており、対応するコネクタ部１５−１〜１５
−３で受信したフレームについてＣＲＣエラーチェック
等の方式によりエラーの検出を行なう。フレームのエラ
ーを検出した場合、エラー検出部１３−１〜１３−３
は、スイッチング制御部１２に対してエラー通知を行な
う。スイッチング制御部１２は、エラー検出部１３−１
〜１３−３により検出されたエラーフレームの通知を認
識し、該当するフレームをどのコネクタ部１５−１〜１
５−３へ中継したかを示す情報をエラーテーブル１４へ
格納する。
クタ部１５−１〜１５−３とスイッチ部１１間にそれぞ
れ設けられており、対応するコネクタ部１５−１〜１５
−３で受信したフレームについてＣＲＣエラーチェック
等の方式によりエラーの検出を行なう。フレームのエラ
ーを検出した場合、エラー検出部１３−１〜１３−３
は、スイッチング制御部１２に対してエラー通知を行な
う。スイッチング制御部１２は、エラー検出部１３−１
〜１３−３により検出されたエラーフレームの通知を認
識し、該当するフレームをどのコネクタ部１５−１〜１
５−３へ中継したかを示す情報をエラーテーブル１４へ
格納する。
【００１７】エラー情報テーブル１４は、エラー検出部
１３−１〜１３−３で検出されたエラーフレームに関す
る情報をエラー情報として格納する。このエラー情報の
格納は、上記のようにスイッチング制御部１２によって
なされる。
１３−１〜１３−３で検出されたエラーフレームに関す
る情報をエラー情報として格納する。このエラー情報の
格納は、上記のようにスイッチング制御部１２によって
なされる。
【００１８】図２に、フレームのフォーマット構成の一
例を示す。フレームは、プリアンブル部２０１、送り先
物理アドレス（ＤＡ）２０２、送り元物理アドレス（Ｓ
Ａ）２０３、パケットタイプ２０４、データ部２０５、
フレーム検査シーケンス部（ＦＣＳ）２０６で構成され
る。
例を示す。フレームは、プリアンブル部２０１、送り先
物理アドレス（ＤＡ）２０２、送り元物理アドレス（Ｓ
Ａ）２０３、パケットタイプ２０４、データ部２０５、
フレーム検査シーケンス部（ＦＣＳ）２０６で構成され
る。
【００１９】また、図３に、エラー情報テーブル１４の
構成を示す。エラー情報テーブル１４には、図示のよう
に、エラー検出部１３−１〜１３−３で検出されたエラ
ーフレーム毎に、送り先物理アドレス（ＤＡ）３０１、
送り元物理アドレス（ＳＡ）３０２、フレーム内容３０
３、当該フレームを受信した受信元のコネクタ部の識別
情報３０４、当該フレームの中継先のコネクタ部の識別
情報３０５が情報として格納される。ここで、フレーム
内容３０３には、フレームのデータ部２０５に含まれる
フレームを特定するための情報、例えばフレーム番号、
送信元アドレス、相手先アドレス等が格納される。
構成を示す。エラー情報テーブル１４には、図示のよう
に、エラー検出部１３−１〜１３−３で検出されたエラ
ーフレーム毎に、送り先物理アドレス（ＤＡ）３０１、
送り元物理アドレス（ＳＡ）３０２、フレーム内容３０
３、当該フレームを受信した受信元のコネクタ部の識別
情報３０４、当該フレームの中継先のコネクタ部の識別
情報３０５が情報として格納される。ここで、フレーム
内容３０３には、フレームのデータ部２０５に含まれる
フレームを特定するための情報、例えばフレーム番号、
送信元アドレス、相手先アドレス等が格納される。
【００２０】次いで、上記のように構成される本実施例
のスイッチングハブ装置による中継動作について、図４
のフローチャートを参照して説明する。
のスイッチングハブ装置による中継動作について、図４
のフローチャートを参照して説明する。
【００２１】スイッチング制御部１２は、複数のＬＡＮ
１６−１〜１６−３からのフレームを受信すると（ステ
ップ４０１）、フレーム内の送信先及び送信元の端末の
物理アドレスをコネクタ部（ポート）１５−１〜１５−
３毎に識別し、送信先の物理アドレスが登録されている
かどうかを判別する（ステップ４０２）。
１６−１〜１６−３からのフレームを受信すると（ステ
ップ４０１）、フレーム内の送信先及び送信元の端末の
物理アドレスをコネクタ部（ポート）１５−１〜１５−
３毎に識別し、送信先の物理アドレスが登録されている
かどうかを判別する（ステップ４０２）。
【００２２】フレームで指定される送信先端末の物理ア
ドレスが登録されている場合には、その物理アドレスに
対応する送信先端末が存在するＬＡＮと接続されている
コネクタ部へフレームを中継する（ステップ４０３）。
フレームで指定される送信先端末の物理アドレスが登録
されていない場合には、フレームを受信したコネクタ部
以外の全てのコネクタ部１５−１〜１５−３へフレーム
を中継する（ステップ４０４）。また、フレームで指定
される送信先端末の物理アドレスが登録されていない場
合、フレームの中継処理が完了した後に、その物理アド
レスをスイッチング制御部１２自身に登録する（ステッ
プ４０５）。
ドレスが登録されている場合には、その物理アドレスに
対応する送信先端末が存在するＬＡＮと接続されている
コネクタ部へフレームを中継する（ステップ４０３）。
フレームで指定される送信先端末の物理アドレスが登録
されていない場合には、フレームを受信したコネクタ部
以外の全てのコネクタ部１５−１〜１５−３へフレーム
を中継する（ステップ４０４）。また、フレームで指定
される送信先端末の物理アドレスが登録されていない場
合、フレームの中継処理が完了した後に、その物理アド
レスをスイッチング制御部１２自身に登録する（ステッ
プ４０５）。
【００２３】例えば、端末１７−１から端末１７−２宛
のフレームをコネクタ部１５−１で受信した場合、端末
１７−２の物理アドレスがスイッチング制御部１２に登
録されていないときには、フレームを受信したコネクタ
部１５−１以外の全てのポートであるコネクタ部１５−
２〜１５−３へフレームを中継する。そして、中継処理
完了後に、端末１７−２の物理アドレスを登録する。ま
た、端末１７−２の物理アドレスがスイッチング制御部
１２に登録されているときには、送信先の端末１５−２
が存在するＬＡＮ１６−２と接続されているコネクタ部
１５−２のみへフレームを中継する。
のフレームをコネクタ部１５−１で受信した場合、端末
１７−２の物理アドレスがスイッチング制御部１２に登
録されていないときには、フレームを受信したコネクタ
部１５−１以外の全てのポートであるコネクタ部１５−
２〜１５−３へフレームを中継する。そして、中継処理
完了後に、端末１７−２の物理アドレスを登録する。ま
た、端末１７−２の物理アドレスがスイッチング制御部
１２に登録されているときには、送信先の端末１５−２
が存在するＬＡＮ１６−２と接続されているコネクタ部
１５−２のみへフレームを中継する。
【００２４】次いで、受信したフレームについてエラー
検出部１３−１〜１３−３でエラーが検出された場合、
スイッチング制御１２はエラー検出部１３−１〜１３−
３からのエラー通知を受け取り（ステップ４０６）、エ
ラー通知のあったフレームについて、そのフレームを受
信したコネクタ部と中継したコネクタ部の識別情報及び
送信元物理アドレスと送信先物理アドレス及びフレーム
内容を含む情報をエラー情報として取得し、エラー情報
テーブル１４に登録格納する（ステップ４０７）。エラ
ー検出部１３−１〜１３−３でエラーが検出されない場
合には、処理を終了する。
検出部１３−１〜１３−３でエラーが検出された場合、
スイッチング制御１２はエラー検出部１３−１〜１３−
３からのエラー通知を受け取り（ステップ４０６）、エ
ラー通知のあったフレームについて、そのフレームを受
信したコネクタ部と中継したコネクタ部の識別情報及び
送信元物理アドレスと送信先物理アドレス及びフレーム
内容を含む情報をエラー情報として取得し、エラー情報
テーブル１４に登録格納する（ステップ４０７）。エラ
ー検出部１３−１〜１３−３でエラーが検出されない場
合には、処理を終了する。
【００２５】エラー情報の登録に際しては、上述したよ
うに、エラー検出部１３−１〜１３−３で検出されたエ
ラーフレームの送り先物理アドレス（ＤＡ）３０１、送
り元物理アドレス（ＳＡ）３０２、フレーム内容３０
３、当該フレームを受信した受信元のコネクタ３０４、
当該フレームの中継先のコネクタ３０５がエラー情報と
して格納される。
うに、エラー検出部１３−１〜１３−３で検出されたエ
ラーフレームの送り先物理アドレス（ＤＡ）３０１、送
り元物理アドレス（ＳＡ）３０２、フレーム内容３０
３、当該フレームを受信した受信元のコネクタ３０４、
当該フレームの中継先のコネクタ３０５がエラー情報と
して格納される。
【００２６】本実施例のスイッチングハブ装置１０は、
カットスルー方式によってフレームの中継処理を行なう
と共に、エラー検出部１３−１〜１３−３でエラーが検
出されたフレームについて、受信したエラーフレームを
どのポートから受信し、どのポートへ中継したかを示す
エラー情報をエラー情報テーブル１４に登録する処理を
行なう。従って、エラー発生後にエラー情報テーブル１
４に登録されているエラー情報を参照することにより、
どの端末からどのＬＡＮを経由して送信されたフレーム
かを特定することができるようになり、故障箇所又は伝
送路の劣化箇所の特定が簡単となる。
カットスルー方式によってフレームの中継処理を行なう
と共に、エラー検出部１３−１〜１３−３でエラーが検
出されたフレームについて、受信したエラーフレームを
どのポートから受信し、どのポートへ中継したかを示す
エラー情報をエラー情報テーブル１４に登録する処理を
行なう。従って、エラー発生後にエラー情報テーブル１
４に登録されているエラー情報を参照することにより、
どの端末からどのＬＡＮを経由して送信されたフレーム
かを特定することができるようになり、故障箇所又は伝
送路の劣化箇所の特定が簡単となる。
【００２７】なお、本発明は上述した例に限定されるも
のではなく、その技術思想の範囲内において様々に変形
して実施することができる。
のではなく、その技術思想の範囲内において様々に変形
して実施することができる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項１
のスイッチングハブ装置によれば、エラー検出手段でエ
ラーが検出されたフレームについて、受信したエラーフ
レームをどのポートから受信し、どのポートへ中継した
かを示すエラー情報をエラー情報テーブルに登録する構
成としたので、エラー発生後にエラー情報テーブルに登
録されているエラー情報を参照することにより、エラー
フレームがどの端末からどのＬＡＮを経由して送信され
たフレームかを特定することができるようになり、エラ
ーフレームの発生源の特定を容易に行なうことができ、
故障箇所又は伝送路の劣化箇所の特定が容易となる。
のスイッチングハブ装置によれば、エラー検出手段でエ
ラーが検出されたフレームについて、受信したエラーフ
レームをどのポートから受信し、どのポートへ中継した
かを示すエラー情報をエラー情報テーブルに登録する構
成としたので、エラー発生後にエラー情報テーブルに登
録されているエラー情報を参照することにより、エラー
フレームがどの端末からどのＬＡＮを経由して送信され
たフレームかを特定することができるようになり、エラ
ーフレームの発生源の特定を容易に行なうことができ、
故障箇所又は伝送路の劣化箇所の特定が容易となる。
【図１】 本発明の一実施例によるスイッチングハブ装
置を適用したネットワークシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
置を適用したネットワークシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図２】 スイッチングハブ装置によって中継されるフ
レームのフォーマット構成例を示す図である。
レームのフォーマット構成例を示す図である。
【図３】 スイッチングハブ装置のエラー情報テーブル
の内容を説明する図である。
の内容を説明する図である。
【図４】 本実施例のスイッチングハブ装置によるフレ
ーム中継処理の流れを説明するフローチャートである。
ーム中継処理の流れを説明するフローチャートである。
【図５】 従来のスイッチングハブ装置の構成を説明す
るためのブロック図である。
るためのブロック図である。
１０ スイッチングハブ装置 １１ スイッチ部 １２ スイッチング制御部 １３−１〜１３−３ エラー検出部 １４ エラー情報テーブル １５−１〜１５−３ コネクタ部 １６−１〜１６−３ ＬＡＮ １７−１〜１７−３ 端末
Claims (4)
- 【請求項１】 複数のローカルエリアネットワークと複
数のポートを介して接続し、各ポートで受信した前記ロ
ーカルエリアネットワークからのフレームを前記ポート
毎に中継するスイッチング制御手段を備えるスイッチン
グハブ装置において、 前記ポート毎に設けられた受信した前記フレームのエラ
ー検出を行なうエラー検出手段と、 前記エラー検出手段によってエラー検出されたフレーム
について、エラー発生源を特定するために必要な情報を
エラー情報として取得するエラー情報取得手段と、 取得された前記エラー情報をフレーム毎に、参照可能に
格納するエラー情報格納手段を備えることを特徴とする
スイッチングハブ装置。 - 【請求項２】 前記エラー情報取得手段は、 前記エラー検出手段によってエラー検出されたフレーム
について、フレームを受信したコネクタ部と中継したコ
ネクタ部の識別情報及び送信元物理アドレスと送信先物
理アドレス及びフレーム内容を含む情報をエラー情報と
して取得し、 前記エラー情報格納手段は、前記エラーフレーム毎に、
前記エラー情報を格納するテーブルで構成されることを
特徴とする請求項１に記載のスイッチングハブ装置。 - 【請求項３】 複数のローカルエリアネットワークと複
数のポートを介して接続し、各ポートで受信した前記ロ
ーカルエリアネットワークからのフレームをバッファに
格納せず前記ポート毎にカットスルー方式によって中継
するスイッチング制御手段を備えるスイッチングハブ装
置において、 前記ポート毎に設けられた受信した前記フレームのエラ
ー検出を行なうエラー検出手段と、 前記エラー検出手段によってエラー検出されたフレーム
について、少なくともそのフレームを受信したコネクタ
部と中継したコネクタ部の識別情報及び送信元物理アド
レスと送信先物理アドレスを含む情報をエラー情報とし
て取得する手段と、 取得された前記エラー情報をフレーム毎に、参照可能に
格納するエラー情報格納手段を備えることを特徴とする
スイッチングハブ装置。 - 【請求項４】 前記エラー情報取得手段は、 前記エラー検出手段によってエラー検出されたフレーム
について、フレームを受信したコネクタ部と中継したコ
ネクタ部の識別情報及び送信元物理アドレスと送信先物
理アドレス及びフレーム内容を含む情報をエラー情報と
して取得し、 前記エラー情報格納手段は、前記エラーフレーム毎に、
前記エラー情報を格納するテーブルで構成されることを
特徴とする請求項３に記載のスイッチングハブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352979A JP2689973B2 (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | スイッチングハブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352979A JP2689973B2 (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | スイッチングハブ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09186712A true JPH09186712A (ja) | 1997-07-15 |
| JP2689973B2 JP2689973B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=18427756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7352979A Expired - Lifetime JP2689973B2 (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | スイッチングハブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2689973B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000312420A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-11-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 配線システム |
| WO2004066562A1 (ja) * | 2003-01-24 | 2004-08-05 | Fujitsu Limited | データ転送装置 |
| CN100446481C (zh) * | 2006-01-09 | 2008-12-24 | 华为技术有限公司 | 一种检测路由器中光纤链路的方法及装置 |
| JP2009151795A (ja) * | 1997-11-17 | 2009-07-09 | Seagate Technology Llc | オンチップメモリにおけるデータ健全性のためのｃｒｃを用いる方法および装置 |
| JP2018113630A (ja) * | 2017-01-13 | 2018-07-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 中継装置、エラー情報管理システムおよびプログラム |
-
1995
- 1995-12-29 JP JP7352979A patent/JP2689973B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009151795A (ja) * | 1997-11-17 | 2009-07-09 | Seagate Technology Llc | オンチップメモリにおけるデータ健全性のためのｃｒｃを用いる方法および装置 |
| JP4547452B2 (ja) * | 1997-11-17 | 2010-09-22 | シーゲイト テクノロジー エルエルシー | オンチップメモリにおけるデータ健全性のためのｃｒｃを用いる方法および装置 |
| JP2000312420A (ja) * | 1999-04-23 | 2000-11-07 | Matsushita Electric Works Ltd | 配線システム |
| WO2004066562A1 (ja) * | 2003-01-24 | 2004-08-05 | Fujitsu Limited | データ転送装置 |
| US7570592B2 (en) | 2003-01-24 | 2009-08-04 | Fujitsu Limited | Data transfer device for executing the process discarding error frame |
| CN100446481C (zh) * | 2006-01-09 | 2008-12-24 | 华为技术有限公司 | 一种检测路由器中光纤链路的方法及装置 |
| JP2018113630A (ja) * | 2017-01-13 | 2018-07-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 中継装置、エラー情報管理システムおよびプログラム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2689973B2 (ja) | 1997-12-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3307508B2 (ja) | 通信ネットワーク構成検出方法 | |
| JP3869712B2 (ja) | 無線ブリッジ | |
| JP3183668B2 (ja) | 通信システム | |
| JP4547349B2 (ja) | ネットワーク型ルーティング機構 | |
| KR20060024337A (ko) | 사용자 ｍａｃ 프레임 전송방법, 에지 브리지 및 프로그램 | |
| US20060045091A1 (en) | Transmission device | |
| JP4729117B2 (ja) | エッジスイッチ及びフォワーディングテーブルの書き換え方法 | |
| CN109120492B (zh) | 一种存储单元、源交换机、报文转发方法及镜像系统 | |
| JP3407717B2 (ja) | Ｌａｎ通信路制御システム及び制御方法 | |
| US20070147231A1 (en) | Path protection method and layer-2 switch | |
| US20040202186A1 (en) | ATM bridge device and method for detecting loop in ATM bridge transmission | |
| JP2004320248A (ja) | 通信装置，輻輳回避方法および伝送システム | |
| JP2689973B2 (ja) | スイッチングハブ装置 | |
| US7546496B2 (en) | Packet transmission device and packet transmission method | |
| JPH09214545A (ja) | ネットワーク通信制御方式 | |
| JPH03169139A (ja) | ネツトワーク構成制御方式 | |
| JP2617648B2 (ja) | ネットワークの構成認識装置 | |
| JPH04360440A (ja) | 伝送路障害検出方式 | |
| JPH06268650A (ja) | ネットワーク中継装置 | |
| JP3452002B2 (ja) | スイッチングハブ及び登録アドレスの処理方法 | |
| JP3784199B2 (ja) | 伝送路の冗長化方法及びその方法を用いたシステム | |
| JPH08335948A (ja) | Ｌａｎ及びｌａｎ用中継装置 | |
| JPH0964872A (ja) | ネットワークシステム | |
| JP2972440B2 (ja) | 中継装置 | |
| JP4239341B2 (ja) | 無線パケットデータ送受信装置，無線パケットデータ送受信方法及び無線パケットデータ送受信システム |