JPH09186521A - 水膜防止機構付レドーム - Google Patents

水膜防止機構付レドーム

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JPH09186521A
JPH09186521A JP34313495A JP34313495A JPH09186521A JP H09186521 A JPH09186521 A JP H09186521A JP 34313495 A JP34313495 A JP 34313495A JP 34313495 A JP34313495 A JP 34313495A JP H09186521 A JPH09186521 A JP H09186521A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レドーム表面に水膜が形成されるのを防止す
る。 【解決手段】 レドーム本体11の上部に、レドーム本
体11の上部を取り囲む形状の雨樋12を形成する。そ
して、この雨樋12に排水パイプ13を接続する。レド
ーム本体11の上空から降ってきた雨は、雨樋12に集
められ、排水パイプ13を介し排出される。そこで、レ
ドーム本体11の側面に流れる雨水は非常に少なくな
り、側面に厚い水膜が形成されるのを防止できる。そこ
で、水膜による受信電波の大きな減衰を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーダアンテナを
収容するレドーム、特にレドーム表面に水膜が形成され
るのを防止できる水膜防止機構付レドームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、気象観測、航空管制等の目的
で、種々のレーダが設置されている。これらレーダは、
レーダアンテナからマイクロ波等を放射し、反射波を受
信することで、各種の状況検知を行う。例えば、気象レ
ーダであれば、パラボラ状のマイクロ波用レーダアンテ
ナを360゜回転させ、設置場所から見渡した空間にお
ける雲等の状況を検知する。
【0003】そして、レーダアンテナは、基本的に見渡
しのよい場所に設置されるため、雨風等の気象条件の影
響を受けやすい。そこで、レーダアンテナを過酷な気象
条件から保護するために、レドームと呼ばれる覆いの中
にレーダアンテナを収容する場合が多い。
【0004】図27及び図28には、従来のレドームの
構成例を示す。図27は、スイカ型と呼ばれるレドーム
1を示しており、所定形状のパネル1aを複数の組み合
わせて、全体として、球状に形成されている。また、図
28は、メタルスペースフレーム型と呼ばれるレドーム
1を示している。このレドーム1は、三角形のパネル1
bを組み合わせて、球形に近似の多面体で構成されてい
る。そして、このメタルスペースフレーム型のレドーム
1は、パネル1bをフレームに固定することで、形成さ
れる。すなわち、各パネル1bの接合部の内側には、パ
ネル1bを接合するためのフレームが存在している。
【0005】これらレドーム1の内部には、レーダアン
テナが配置されており、レーダアンテナを回転すること
により、周囲360゜の状況を検知する。そして、レー
ダアンテナはレドーム1内に収容されているため、雨風
から保護されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、レドームを設
けていても、強い雨が降ったときに、レーダによる観測
が十分行えなくなる。これは、レドームの表面に比較的
厚い雨水の水膜が形成されるからと考えられている。す
なわち、レドームは、ほぼ球状の形状を有しており、雨
が降ると、レドーム上部に降った雨が、レドーム表面を
伝って下方に流れる。従って、強い雨が降ると、レドー
ムの表面に比較的厚い水膜が形成される。
【0007】一方、レーダが使用している電波は、数G
Hz以上と比較的周波数が高い。そこで、レドームの表
面に水膜が存在すると、受信電波がここで無視できない
ほど大きく減衰してしまう。
【0008】そこで、レドーム表面の水膜を小さくする
工夫もある程度提案されている。図29に示したのは、
その一例であって、実開平7−42208号公報に示さ
れたものである。レドーム1の上部には、第1のロープ
2が通された第1のホース3がはちまきのようにして配
置されている。そして、このホース3の切れ目から下方
に向けて、第2のロープ4が通された第2のホース5が
垂れ下がっている。
【0009】従って、レドーム1の上部に降りかかった
雨水は、ホース3にせき止められると共に、第2のロー
プ4を伝って第2のホース5内に導かれ排水される。そ
こで、レドーム1の表面を流れる水量が減少し、レドー
ム1の表面に形成される水膜が薄くなる。
【0010】なお、第2のロープ4の下端には、重りの
入った筒6が取り付けられており、これによって、第2
のロープ4及び第2のホース5を鉛直方向に向けてい
る。また、アンテナ7がレドーム本体1内に設置されて
いる。
【0011】しかし、この従来例は、レドーム1の上部
が球面であることを前提としており、図28に示すよう
な多面体のレドーム1には、適用することができない。
すなわち、多面体のレドーム1に適用すると、第1のホ
ース3によって、雨水せき止めることができない。ま
た、第1のホース3が斜めになると、雨水が1カ所に集
中し効果的な排水ができないという問題点もある。
【0012】さらに、実開昭64−30907号公報に
は、レドームを高速で回転させ、レドーム表面に形成さ
れる水膜を振り払うものが示されている。しかし、この
例では、遠心力によって、水膜を振り払うため、かなり
高速で回転しないと水膜を振り払えないという問題点が
あった。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、降雨時においてレドーム表面に形成される雨水の
水膜の形成を効果的に防止できる水膜防止機構付レドー
ムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水膜防止機
構付レドームは、レドームの表面に、その上部の所定面
積を取り囲むように設けられ、レドームの表面を上部か
ら下に向けて流れる水を受け止める雨樋と、この雨樋が
受け止めた水をレドーム表面から離して排水するための
排水路とを有することを特徴とする。そして、この雨樋
及び排水路によって、上空から降ってくる雨をレドーム
表面から分離して排水する。そこで、レドーム表面に流
れる雨水は、少量になり、ドーム表面に水膜が形成され
るのを防止できる。これによって、雨天時における水膜
による電波の大幅な減衰が抑制され、雨天時においても
良好な観測を行うことができる。
【0015】また、他の発明では、レドームを複数のパ
ネルをフレームで接合して形成し、このフレームの表面
側に上記雨樋を形成する。このように、パネルとフレー
ムで、レドームを形成することによって、大型のレドー
ムも容易に、かつ十分な強度で製作できる。そして、レ
ドームの構成部材であるフレームに雨樋を形成したた
め、雨樋がそれ単体として、レーダアンテナの視界を妨
げることはない。従って、雨樋を形成しても良好な視界
を確保することができる。
【0016】また、さらに他の発明では、このフレーム
に排水路を形成する。これによって、排水路が、それ単
独ではレーダアンテナの視界を妨げないようにできる。
【0017】また、さらに他の発明では、雨樋は、レド
ーム表面に設けられた凹溝であることを特徴とする。こ
の凹溝に雨水が集められ、排水される。
【0018】また、さらに他の発明では、雨樋は、レド
ーム表面から上方けて伸びる凸条により形成されること
特徴とする。これによって、レドームの上部から流れて
くる雨水を受け止め、排水することができる。
【0019】また、さらに他の発明では、レドームの上
方を覆い、レドームに上方から降りかかる雨水を受け止
める傘部を有する。傘部によって、レドーム上方から降
ってくる雨の大部分が受け止められ、レドーム表面に流
れる雨水が大幅に減少する。そこで、水膜による受信電
波の大幅な減衰を防止できる。
【0020】また、さらに他の発明では、レドームの側
面が下方を向くように傾斜されている。そこで、レドー
ム側面に水膜が形成されるのを防止できる。
【0021】また、さらに他の発明では、レドームに上
方から降りかかり、レドーム表面に水膜を形成する雨水
を吸引する吸引手段を有する。雨水を吸引して排出する
ことによって、レドーム表面に流れる雨水を大幅に減少
でき、レドーム表面に水膜が形成されるのを防止でき
る。
【0022】また、さらに他の発明では、側部に電波透
過用の開口を有し、レドームの少なくとも上部を覆うカ
バーと、上記開口が常にレーダアンテナの指向方向に位
置するように、カバーをレーダアンテナの指向方向の移
動に同期して、移動させるカバー駆動手段とを有する。
上空から降ってくる雨は、カバーに受け止められ、カバ
ーの表面を伝って流れる。従って、レドームの表面に水
膜が形成されることはない。そして、カバーの開口がレ
ーダアンテナの指向方向に常に位置するよう駆動される
ため、カバーがレーダアンテナの視界の妨げになること
はない。
【0023】また、さらに他の発明では、レドームに上
方から降りかかり、レドーム表面に水膜を形成する雨水
を吹き飛ばす送風手段を有する。雨水が吹き飛ばされる
ため、レドームの表面に水膜が形成されるのが防止され
る。
【0024】また、さらに他の発明では、レドームの表
面を摺動し、レドーム表面の雨水を拭い去るワイパー手
段を有する。ワイパー手段によって、レドーム表面の雨
水を拭き去ることによって、レドーム表面の水膜を確実
に除去することができる。
【0025】このように、上記各種手段によって、レド
ーム表面の水膜形成を防止できる。そこで、水膜による
受信電波の大幅な減衰を防止して、常に良好な観測を行
うことができる。また、上記各種手段を適宜組み合わせ
ることも好適である。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に好適な実施の形態
(以下、実施形態という)について、図面に基づいて説
明する。
【0027】「第1実施形態」図1は、第1実施形態の
レドームの構成を示す図であり、レドーム本体11は、
球形をしており、その内部に、レーダアンテナ(図示せ
ず)を収容する。そして、このレドーム本体11の上部
(レドーム本体11の中心から見て立体角45度程度の
部分)を取り囲むように、雨樋12が形成されている。
この例では、上方に凸条12aを設け、レドーム本体1
1の表面との間でV字条の溝を形成している。
【0028】また、雨樋12の所定部分には、複数の排
水パイプ13が接続されている(図においては1本のみ
示す)。この排水パイプ13は、その上端が雨樋12の
底部に接続されており、雨樋12の溝と連通している。
そして、排水パイプ13は、レドーム本体11の表面に
沿って、下方に伸びて、排水溝(図示せず)に開口して
いる。
【0029】このようなレドームを屋外に設置し、上空
から雨が降ってくると、雨樋12より上側のレドーム本
体11に降りかかった雨水は、雨樋12によって受け止
められる。そして、排水パイプ13を介し、排水され
る。このため、レドーム本体11の周面に形成される水
膜は、非常に薄いものになる。従って、レドーム本体1
1内部に収容されているレーダアンテナの受信感度を所
定のものに維持できる。そこで、雨天時においても、好
適な観測が行える。
【0030】なお、レドーム本体11は、雨風に対し耐
性が大きいと共に、電波透過性のよいプラスチック材料
などで形成される。また、雨樋12は、上部に形成さ
れ、雨天時には雨水が溜まり、電波は透過しなくなって
しまう。このため、どのような材料で構成してもよく、
例えば金属材料で形成してもよい。また、雨が横からレ
ドーム本体11に降りかかった場合、雨樋12は余り機
能しないが、このような場合は、必ず風が強く、レドー
ム本体11の表面に形成される水膜は、薄くなるため、
余り問題にはならない。
【0031】ここで、図2に、凸条12aの構成例を示
す。この例では、レドーム本体11を複数のパネル11
aで形成している。すなわち、パネル11aの端部11
bが内側に折れ曲がっており、2つのパネル11aの端
部11bをボルト14で固定することによって、パネル
11aを接合している。そして、この接合部に凸条12
aを挟み込み固定することによって、雨樋12を形成し
ている。これによって、パネル11a自体は変更するこ
となく、雨樋12を形成することができる。
【0032】図3には、他の構成例が示されている。こ
の例では、レドーム本体11が複数のパネル11aで構
成されると共に、各パネル11aがフレーム15で固定
される。そして、図4に示すように、このフレーム15
に雨樋12が形成される。すなわち、フレーム15の端
部15aは、パネル11aを挟み込む形状になってお
り、この端部15aで、パネル11aを固定する。そし
て、このフレーム15の断面が凹状になっているため、
ここが溝15cになり、雨樋12が形成される。
【0033】また、上部の所定部分をこのようなフレー
ム15で取り囲むことによって、雨樋12が形成され
る。さらに、図3のような亀甲形状のパネル11aでレ
ドーム本体11を形成し、フレーム15のすべてに溝1
5cを形成することで、この溝15cを排水パイプ13
としても利用できる。この場合、フレーム15の溝15
cは、これがレドームの最大外周となる場所から下方に
ついては上面を覆い、パイプ状にするのが好ましい。
【0034】このように、本構成例によれば、フレーム
15を利用して、雨樋12、排水パイプ13を形成され
る。フレーム15は、通常アルミニウムなどの金属材料
によって構成されており、レドーム11を形成するため
に必要なものである。そこで、この構成例では、電波送
受信の邪魔になるものが、増加するわけではない。すな
わち、雨樋等を別途形成すると、フレームの他に電波の
透過を邪魔する部材が配置され、アンテナの視野が妨害
される。しかし、本構成例では、このような問題の発生
を回避できる。
【0035】また、本構成例では、雨樋12が、外から
見て山形になる。そこで、この雨樋12の谷の部分に排
水パイプ13を取り付けることで、レドーム本体11が
全体として傾いても、複数の排水パイプ13がそれぞれ
雨水を集水して排水できる。
【0036】さらに図5〜図7に雨樋12の他の構成例
を示す。図5の例では、フレーム15の溝15cの下側
の側壁15dを上方に突出させて、上から下に流れる雨
水を確実に受け止められるようにしている。
【0037】図6の例では、フレーム15をL字状と
し、このフレーム15で底部がL字状の雨樋12を形成
している。さらに、図7の例では、雨樋12を形成する
フレーム15によって、パネル11aを段違いになるよ
うに接続している。すなわち、下側のパネルの端部を周
面から突出するようにパネル11aを接続する。これに
よって、上から下に流れる雨水を効果的にせき止めるこ
とができる。
【0038】さらに、上述の構成例では、排水パイプ1
3をレドーム本体11の表面上に配置した。しかし、排
水パイプ13は、レドーム本体11内部に配置してもよ
い。さらに、レドーム本体11の内部に設けた排水パイ
プ13を一旦中央部に位置させ、その下方を常にレーダ
アンテナの指向方向の反対側に位置するよう、レーダア
ンテナの回転に同期して移動させてもよい。例えば、排
水パイプ13にフレキシブルパイプを用いることで、移
動可能にできる。
【0039】また、排水パイプ13が、レーダアンテナ
の視界に位置する場合には、これがなるべく細い方がよ
い。そこで、排水ポンプなどを設け、排水パイプ13内
の雨水を強制的に排出するのも好適である。これによっ
て、排水パイプ13による排水能力が大きくなり、排水
パイプ13を径の小さなものにできる。
【0040】以上のように、第1実施形態のレドームに
よれば、雨樋12を有している。そこで、レドーム本体
11の上部に降りかかる雨を雨樋12に集水し、排水パ
イプ13を介し排出できる。そこで、レドームの表面に
水膜が形成されるのを効果的に防止することができる。
【0041】「第2実施形態」図8に第2実施形態のレ
ドームを示す。本実施形態は、レドーム本体21の上方
に傘部材22を配置したことを特徴とする。
【0042】レドーム本体21は、第1実施形態と同様
に球状に形成されている。そして、このレドーム本体2
1の上部に雨水を収集する傘部材22が形成されてい
る。この傘部材22は、上方が開放のロート状で、その
中心の最下部が排水パイプ23に接続されている。ま
た、排水パイプ23は、フレキシブルパイプで、レーダ
アンテナの回転に同期して回転し、常にレーダアンテナ
の背後に位置する。
【0043】そして、雨天時には、上方から降りかかる
雨が傘部材22によって集められ、排水パイプ23を介
し排水される。そこで、レドーム本体21の表面を流れ
る雨水は大幅に減少され、表面における水膜形成を防止
できる。
【0044】なお、図においては、傘部材22をその中
心部のみでレドーム本体21に固定したが、支持部材を
設け補強してもよい。また、傘部材22の形状は、レド
ーム本体21の上方から降りかかる雨を集められれば、
図示のものに限らず、他の形状でもよい。
【0045】「第3実施形態」図9に第3実施形態のレ
ドームを示す。本実施形態は、レドーム本体31の側面
31aが下を向くように傾斜していることを特徴とす
る。
【0046】レドーム本体31は上方に向けて直径が大
きくなる円筒状に形成されている。従って、その側面3
1aは、すべて下方を向いている。レドーム本体31の
上面31bは、円錐状になっており、周辺部に雨樋31
cが形成されている。また、この雨樋31cに複数の排
水パイプ33が接続されている。
【0047】雨天時には、上方から降りかかる雨は、上
面31bに降りかかり、雨樋31c、排水パイプ33を
介し排出される。従って、上から降ってきた雨が側面3
1aを流れることはない。さらに、この側面31aは、
下向きであり、よほどの強風の時以外は、ここに雨が降
りかかることはない。従って、レドームの側面31aに
水膜が形成されるのを確実に防止できる。
【0048】なお、図においては、レドーム本体31の
内部に、回転するレーダアンテナ35を示してある。ま
た、図示の例では、上面31bを中央が膨らむ山形とし
たが、中央部をへこませてもよい。
【0049】「第4実施形態」図10に、第4実施形態
のレドームを示す。本実施形態は、雨水の吸引装置48
を有することを特徴とする。
【0050】レドーム本体41は、球形であり、その上
部に多数の雨水吸引口46が設けられている。この雨水
吸引口46は、レドーム本体41の所定領域を取り囲む
ように、円状に配置されている。そして、各雨水吸引口
46は、吸引パイプ47を介し、吸引装置48に接続さ
れている。また、電気伝導度の変化などにより、雨の落
下を検出する雨滴センサ49が設けられており、この検
出結果により、吸引装置48が制御される。
【0051】雨天時には、雨滴センサ49の検出結果に
応じて、吸引装置48が動作を開始する。すなわち、吸
引パイプ47を介し、雨水吸引口46から雨水を空気と
共に吸引する。これによって、レドーム本体41に降り
かかる雨は、雨水吸引口46、吸引パイプ47を介し、
吸引装置48によって、外部に排出される。
【0052】特に、吸引装置48は、雨水を空気と共に
吸引するため、雨水吸引口46周辺の雨水も雨水吸引口
46に引き込まれ、雨水の効果的な排出が行える。そこ
で、レドーム本体41の側面を流れる雨水は、大幅に減
少し、ここに水膜が形成されるのを防止することができ
る。
【0053】なお、図示の例では、雨水吸引口46の間
から雨水がそのまま下方に流れるおそれがある。そこ
で、雨水吸引口を互い違いに2列設け、雨水がそのまま
下方に流れるのを防止してもよい。また、第1実施形態
の雨樋をさらに設けることも好適である。
【0054】「第5実施形態」図11に、第5実施形態
のレドームを示す。本実施形態は、移動するカバー52
を設けたことを特徴とする。レドーム本体51は、球形
をしており、このレドーム本体51をそれより若干大き
な径のカバー52が覆っている。このカバー52の下端
は、レールなどに支持されていると共に、下端周囲に
は、フランジ部52aが形成されている。そして、フラ
ンジ部52aにモータ53によって駆動される駆動輪5
3aが接触されている。また、カバー52は、その一方
側に所定の大きさの開口部52bが設けられ、この開口
部52bの周囲には、外方に突出する鍔部52cが形成
されている。
【0055】そして、モータ53は、レーダアンテナ5
5に同期して駆動され、レーダアンテナ55の視野方向
に、常に開口部52bが位置するように制御されてい
る。
【0056】雨天時には、上方から雨が落ちてくるが、
この雨は、レドーム本体51にはほとんど降りかかるこ
とはなく、カバー52に降りかかる。カバー52に降り
かかった雨水はその表面を水膜となって周囲に落ちる。
また、鍔部52cがあるため、カバー52表面の雨水
が、開口部52bに対応するレドーム51表面にかかる
ことはない。
【0057】そして、このカバー52には、開口部52
bが設けられており、この開口部52bが常にレーダア
ンテナ55の視野方向に位置している。このため、レー
ダアンテナ55の視野方向には、水膜は存在せず、良好
な観測を行うことができる。なお、カバー52とレドー
ム本体51の間隙から空気を吸引したり、ここに温風を
供給したりすることによって、レドーム本体51の表面
に水膜が形成されるのを確実に防止できる。また、カバ
ー52の内側(特に、鍔部52cの内側)にワイパーを
設け、レドーム本体51の表面に付着した水膜を吹き払
うことも好適である。
【0058】ここで、カバー52は、基本的に電波を透
過させる必要はない。そこで、カバー52の材質は、レ
ドーム本体51に比べ、安価なものなどが採用できる。
但し、金属などを採用すると、反射などにより、レーダ
アンテナの特性に悪影響がでるため、レドーム51と同
様の材質を選択することも好適である。
【0059】「第6実施形態」図12に第6実施形態の
レドームを示す。本実施形態は、送風機62を有するこ
とを特徴とする。
【0060】レドーム本体61は球状で、通常のものと
同様である。そして、このレドーム本体61の下端側周
辺には、送風機62に接続された送風口63が設けられ
ている。
【0061】この送風機62は、雨天時に駆動され、こ
の駆動によって、この送風口63からレドーム本体61
の表面を下方から上方に向けて強い空気流が生起され
る。このような空気流が生起されると、上方から降って
くる雨は、レドーム本体61に降りかかりにくくなる。
従って、レドーム本体61に降りかかる雨が減少し、レ
ドーム本体61の表面に形成される水膜が薄くなる。
【0062】図13及び図14に示したのは、他の構成
例であり、多面体のレドーム本体61の上部に多数の送
風口63が、円状に配置されている。そして、この送風
口63と送風機62が、送風パイプ65によって接続さ
れている。
【0063】そして、送風機62が雨天時に駆動される
ことによって、送風口63から空気が吹き出される。こ
の吹き出された空気は、レドーム本体61の表面から離
れる方向に空気の流れを生起する。このため、上方から
落ちてくる雨滴は、レドーム本体61の方向に降りかか
らず、周辺に飛び散る。そこで、レドーム本体61に降
りかかる雨の量が減少し、レドーム本体61の表面に水
膜が形成されるのを防止することができる。
【0064】図15に示したのは、空気をレドーム本体
61の表面に沿って下方に向けて吹き出す例である。こ
の構成によっても、レドーム本体61の表面に降りかか
る雨の量を減少することができる。なお、この例では、
送風口63をパネル61aを接続するためのフレーム6
6を利用して形成しており、フレーム66を四角形のパ
イプ状にして、レドーム本体61の下側表面に向けて送
風口63が形成されている。
【0065】図16に示したのも、空気をレドーム本体
61の表面に沿って下方に向けて吹き出すものである。
この例の場合、フレーム66は、レドーム本体61の内
側にあり、ここから空気を吹き出す。
【0066】図17に示したのは、レドーム本体61の
頂部にレドーム本体61の表面に向けて空気を吹き付け
る複数の送風口63を設けた例である。この例によって
もレドーム周囲の空気流によって、雨滴がレドーム61
に降りかかるのを少なくできる。
【0067】図18に示したのは、レドーム本体61の
頂部に回転する送風口63を設けたものである。この例
のよっても、図16の例と同様に、レドーム本体61の
表面に空気流が生起され、レドーム本体61に降りかか
る雨量を減少することができる。
【0068】この場合、送風口63の数を少なくしてレ
ドーム本体61の表面全体に水膜が形成されるのを防止
できる。なお、送風口63を比較的早く回転させ、実質
的にレドーム本体61表面全体に対する雨の降りかかり
を少なくしてもよいが、レドーム本体61内部のレーダ
アンテナの指向方向に同期して、送風口63を回転し、
レーダアンテナの視界における水膜形成を防止してもよ
い。
【0069】図19に示したのは、レドーム本体61の
頂部に回転羽根67を設けた例である。この回転羽根6
7によって、レドーム本体61の上方において、外側に
広がる放射方向の空気流が生起され、これによって雨滴
がレドーム本体61に降りかかりにくくなる。
【0070】「第7実施形態」図20に第7実施形態の
レドームを示す。本実施形態は、ワイパー部材72を設
けたことを特徴とする。
【0071】レドーム本体71は、上述の場合と同様に
球形である。そして、レドーム本体71の頂部を軸とし
て、レドーム本体71周囲を回転可能なワイパー部材7
2が設けられている。このワイパー部材72をレドーム
本体71の表面を移動させることによって、レドーム本
体71の表面に付着した水が拭き去られ、これによって
水膜が除去される。
【0072】ここで、このワイパー部材72の回転は、
内部のレーダアンテナ75の回転に同期させるとよい。
特に、ワイパー部材72によってきれいになった部分が
レーダアンテナ75の視界になるように、ワイパー部材
72をレーダアンテナ75より若干先行させるのが好ま
しい。
【0073】また、ワイパー部材は、車両などに利用さ
れるのと同様に、金属製の支持部にゴム製のブレードを
取り付けたものなどが採用される。
【0074】図21は、本実施形態の他の構成例であ
り、この例ではレドーム本体71の上部にサークル状の
雨樋12が形成され、この雨樋12にワイパー部材72
の上端が支持されている。そして、雨樋12をガイドと
して、ワイパー部材72がレドーム本体71の表面の摺
動移動する。
【0075】この例では、ワイパー部材72は、内側に
向けてブラシ72aを有しており、このブラシ72aが
レドーム本体71の表面を吹き払う。
【0076】図22は、図21と同様のワイパー部材7
2をレドーム本体71の頂部で回転軸によって支持した
構成例である。さらに、図23は、ワイパー部材を複数
設け、回転駆動できるようにした例である。このような
構成によっても、レドーム本体71の表面に付着した水
をワイパー部材72によって拭き去ることができ、レド
ーム本体71の表面に水膜が形成されるのを防止するこ
とができる。
【0077】ワイパー部材72は、例えば3つ以上設
け、その下端はレールによって支持すると、バランスの
よい駆動が行える。また、ブラシ72aの毛先を比較的
長くすることによって、多面体のレドーム本体71にも
適用することができる。
【0078】なお、ワイパー部材72は、雨滴センサな
どの検知結果に基づき雨天時のみ駆動するとよい。この
場合、雨天時以外は、ワイパー部材72をレーダアンテ
ナの視界外に退避させるとよい。
【0079】「その他の構成例」図24に示したのは、
他の構成例であり、振動源82を有している。この振動
源82によって、レドーム本体81が振動する。そこ
で、上空から降ってきた雨は、この振動によって振り払
われ、レドーム本体81の表面に水膜が形成されるのが
防止される。
【0080】図25は、さらに他の構成例であり、この
例では、帯電装置92を有しており、電気的な反発力に
よって、雨滴をレドーム本体91から遠ざける。すなわ
ち、レドーム本体91を予め正(または負)に帯電させ
ておく。そして、レドーム本体91の上部に設けた、帯
電装置92によって、上空から降ってくる雨滴をレドー
ム本体91と同極に帯電させる。
【0081】これによって、雨滴は、レドーム本体91
と同極に帯電し、電気的反発力によって、レドーム本体
91に付着しなくなる。従って、レドーム本体91の表
面に水膜が形成されるのが防止される。
【0082】図26は、さらに他の構成例であり、レド
ーム本体101の上部にヒータ102が設けられてい
る。ヒータ102を高温にすることによって、上空から
降ってきた雨は、ヒータ102の熱によって蒸発する。
従って、レドーム本体101の側面を伝って流れる雨水
は非常に少なくなり、水膜の形成が防止される。
【0083】なお、振動源82、帯電装置92、ヒータ
102は、雨天時のみ、動作させるのが好適である。
【0084】
【発明の効果】以上の説明したように、各構成によっ
て、レドームの表面、特にレーダアンテナの視界となる
表面に流れる雨水の量を減少し、ここに水膜が形成され
るのを防止することができる。従って、雨天時における
受信電波の大幅な減衰を抑制することができ、良好な観
測が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 雨樋を有する第1実施形態の構成を示す図で
ある。
【図2】 雨樋の構成例を示す図である。
【図3】 フレームを利用した雨樋を有する構成例を示
す図である。
【図4】 雨樋の構成例を示す図である。
【図5】 雨樋の構成例を示す図である。
【図6】 雨樋の構成例を示す図である。
【図7】 雨樋の構成例を示す図である。
【図8】 傘部材を有する第2実施形態の構成を示す図
である。
【図9】 下向きの側壁を有する第3実施形態の構成を
示す図である。
【図10】 吸引装置を有する第4実施形態の構成を示
す図である。
【図11】 カバーを有する第5実施形態の構成を示す
図である。
【図12】 送風機を有する第6実施形態の構成を示す
図である。
【図13】 空気吹き出しの構成例を示す図である。
【図14】 空気吹き出しの構成例を示す図である。
【図15】 空気吹き出しの構成例を示す図である。
【図16】 空気吹き出しの構成例を示す図である。
【図17】 空気吹き出しの構成例を示す図である。
【図18】 空気吹き出しの構成例を示す図である。
【図19】 空気発生機の構成例を示す図である。
【図20】 第7実施形態の構成を示す図である。
【図21】 ワイパー部材の構成例を示す図である。
【図22】 ワイパー部材の構成例を示す図である。
【図23】 ワイパー部材の構成例を示す図である。
【図24】 振動を付加する構成例を示す図である。
【図25】 帯電装置を有する構成例を示す図である。
【図26】 ヒータを有する構成例を示す図である。
【図27】 従来例の構成を示す図である。
【図28】 従来例の構成を示す図である。
【図29】 従来例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1,11,21,31,41,51,61,71,8
1,91,101 レドーム本体、12 雨樋、13,
23,33 排水パイプ、14 ボルト、15,66
フレーム、22 傘部材、35,55,75 レーダア
ンテナ(回転する)、46 吸引口、47 吸引パイ
プ、48 吸引装置、49 雨滴センサ、52 カバ
ー、53 モータ、62 送風機、63 送風口、65
送風パイプ、66 フレーム、67 回転羽根、72
ワイパー部材、82 振動源、92帯電装置、102
ヒータ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダアンテナを収容するレドーム表面
    に水膜が形成されるのを防止できる水膜防止機構付レド
    ームであって、 レドームの表面に、その上部の所定面積を取り囲むよう
    に設けられ、レドームの表面を上部から下に向けて流れ
    る水を受け止める雨樋と、 この雨樋が受け止めた水をレドーム表面から離して排水
    するための排水路と、を有することを特徴とする水膜防
    止機構付レドーム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水膜防止機構付レドー
    ムにおいて、 上記レドームは、複数のパネルをフレームで接合して形
    成し、このフレームの表面側に上記雨樋を形成すること
    を特徴とする水膜防止機構付レドーム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の水膜防止機構付レドー
    ムにおいて、 上記フレームに排水路を形成することを特徴とする水膜
    防止機構付レドーム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載の水
    膜防止機構付レドームにおいて、 上記雨樋は、レドーム表面に設けられた凹溝であること
    を特徴とする水膜防止機構付レドーム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つに記載の水
    膜防止機構付レドームにおいて、 上記雨樋は、レドーム表面から上方に向けて伸びる凸条
    により形成されること特徴とする水膜防止機構付レドー
    ム。
  6. 【請求項6】 レーダアンテナを収容するレドーム表面
    に水膜が形成されるのを防止できる水膜防止機構付レド
    ームであって、 レドームの上方を覆い、レドームに上方から降りかかる
    雨水を受け止める傘部を有することを特徴とする水膜防
    止機構付レドーム。
  7. 【請求項7】 レーダアンテナを収容するレドーム表面
    に水膜が形成されるのを防止できる水膜防止機構付レド
    ームであって、 レドームの上方を覆い、レドームに上方から降りかかる
    雨水を受け止める上部集水部と、 この集水部に集水された水を排水する排水路と、 を有し、 レドームの側面が下方を向くように傾斜されていること
    を特徴とする水膜防止機構付レドーム。
  8. 【請求項8】 レーダアンテナを収容するレドーム表面
    に水膜が形成されるのを防止できる水膜防止機構付レド
    ームであって、 レドームに上方から降りかかり、レドーム表面に水膜を
    形成する雨水を吸引する吸引手段を有することを特徴と
    する水膜防止機構付レドーム。
  9. 【請求項9】 レーダアンテナを収容するレドーム表面
    に水膜が形成されるのを防止できる水膜防止機構付レド
    ームであって、 側部に電波透過用の開口を有し、レドームの少なくとも
    上部を覆うカバーと、 上記開口が常にレーダアンテナの指向方向に位置するよ
    うに、カバーをレーダアンテナの指向方向の移動に同期
    して、移動させるカバー駆動手段と、 を有することを特徴とする水膜防止機構付レドーム。
  10. 【請求項10】 レーダアンテナを収容するレドーム表
    面に水膜が形成されるのを防止できる水膜防止機構付レ
    ドームであって、 レドームに上方から降りかかり、レドーム表面に水膜を
    形成する雨水を吹き飛ばす送風手段を有することを特徴
    とする水膜防止機構付レドーム。
  11. 【請求項11】 レーダアンテナを収容するレドーム表
    面に水膜が形成されるのを防止できる水膜防止機構付レ
    ドームであって、 レドームの表面を摺動し、レドーム表面の雨水を拭い去
    るワイパー手段を有することを特徴とする水膜防止機構
    付レドーム。
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