JPH09186022A - Lc複合部品及びその製造方法 - Google Patents

Lc複合部品及びその製造方法

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JPH09186022A
JPH09186022A JP35291695A JP35291695A JPH09186022A JP H09186022 A JPH09186022 A JP H09186022A JP 35291695 A JP35291695 A JP 35291695A JP 35291695 A JP35291695 A JP 35291695A JP H09186022 A JPH09186022 A JP H09186022A
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JP
Japan
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bobbin
collar
metal plate
pair
winding groove
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JP35291695A
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English (en)
Inventor
Ikuo Ochiai
郁雄 落合
Kazuhiro Nakayama
一博 中山
Mamoru Takeda
守 竹田
Taiji Tsuneki
泰治 常木
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Toko Inc
Original Assignee
Toko Inc
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコイル素子又は、複数のコイルが形成
されたボビン及び複数のコンデンサがそれぞれ基板上に
搭載され、基板を介して接続されるので形状が大きくな
る。また、部品点数も多くなり、コストが高くなる。 【解決手段】 鍔と鍔によって区切られた巻溝を有する
ボビン、鍔に埋設された1対の金属板端子、巻溝に巻回
されるコイルを備える。ホビンのそれぞれの鍔内で1対
の金属板端子間にチップコンデンサが接続される。この
1対の金属板端子は、それぞれボビンの鍔に埋設された
一端を内部電極とし、鍔の側面から露出した他端を二股
に形成し、上下別方向に折り曲げて一方をカラゲ部、他
方を面接続部とする。 【効果】 従来の様に基板を用いることなく、1対の金
属板端子間にチップコンデンサが接続されたものを一括
して樹脂で封止してボビンを形成し、これにコイルを巻
回する様にしたので、製造作業性が良く、従来のものよ
り形状を小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ、通
信機器、画像処理機器、テレビ受像機等の信号回路にお
いて、フィルタや遅延素子等として用いられるLC複合
部品及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のLC複合部品は、複数のコイル素
子及びコンデンサをそれぞれ基板上に搭載してフィルタ
回路や遅延回路が形成される。または、図7に示す様に
複数の鍔74とその鍔によって区切られた巻溝75を有
するボビン71を用い、巻溝75に巻線を巻回し、鍔7
4に埋設された端子72に接続して複数のコイルを形成
し、このボビン71とコンデンサ73を基板70上に搭
載し、基板70に形成された配線パターンに接続してフ
ィルタ回路や遅延回路が形成される。そして、この基板
70に外部端子76を取付け、点線で囲まれた部分77
が樹脂で封止される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのLC
複合部品は、複数のコイル素子又は複数のコイルが形成
されたボビン及び複数のコンデンサがそれぞれ基板上に
搭載され、基板を介して接続されるので形状が大きくな
るという問題があった。また、基板に配線パターンを形
成したり、複数のコイル素子又は複数のコイルが形成さ
れたボビン及び複数のコンデンサを基板に搭載し、配線
パターンに接続したりする作業が必要となる。さらに、
これらの素子を接続するために基板が必要となり、かつ
コンピュータ、通信機器、画像処理機器、テレビ受像機
等の基板に接続するために外部端子が必要となって部品
点数が多くなりコストが高くなる。本発明は、従来より
も形状を小さくしたLC複合部品を提供することを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のLC複合部品
は、鍔と鍔によって区切られた巻溝を有するボビン、鍔
に埋設された1対の金属板端子、巻溝に巻回されたコイ
ルを備え、ボビンのそれぞれの鍔内で1対の金属板端子
間にチップコンデンサが接続されたものである。この1
対の金属板端子は、それぞれボビンの鍔に埋設された一
端を内部電極とし、鍔の側面から露出した他端を二股に
形成し、上下別方向に折り曲げて一方をカラゲ部、他方
を面接続部とする。また、本発明のLC複合部品は、鍔
と鍔によって区切られた巻溝を有するボビン、鍔に埋設
された1対の金属板端子、巻溝に巻回されたコイルを備
え、鍔は対向する側面にそれぞれ内側の側面と外側の側
面が形成してあり、1対の金属板端子は、それぞれボビ
ンの鍔に埋設された一端を内部電極とし、他端を二股に
形成して内側の側面と外側の側面から別々に露出させ、
上下別方向に折り曲げて一方をカラゲ部、他方を面接続
部とし、ボビンのそれぞれの鍔内で1対の金属板端子の
内部電極間にチップコンデンサが接続されたものであ
る。
【0005】さらに、本発明のLC複合部品の製造方法
は、一端を内部電極とし、他端を二股に形成して一方を
カラゲ部、他方を面接続部とした1対の金属端子板が、
内部電極を対向させてリードフレームに複数組を一体形
成される工程、それぞれの1対の金属端子板の内部電極
間にチップコンデンサが接続される工程、全体を金型を
用いて封止して鍔と鍔によって区切られた巻溝が形成さ
れた後、カラゲ部と面接続部が上下別方向に折り曲げら
れる工程を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のLC複合部品は、鍔と鍔
によって区切られた巻溝を有するボビン、鍔に埋設され
た1対の金属板端子、巻溝に巻回されたコイルを備え
る。この1対の金属板端子は、それぞれボビンの鍔に埋
設された一端を内部電極とし、鍔の側面から露出した他
端を二股に形成し、上下別方向に折り曲げて一方をカラ
ゲ部、他方を面接続部とする。そして、1対の金属板端
子の内部電極間にチップコンデンサを接続してそれぞれ
の鍔内に位置させ、かつ埋設することにより、複数のチ
ップコンデンサがこのボビン内に内蔵される。また、こ
のボビンのそれぞれの鍔は、対向する側面にそれぞれ段
差等を設けて側面を異ならせ、内側の側面と外側の側面
を形成する。そして、1対の金属板端子は、それぞれボ
ビンの鍔に埋設された一端を内部電極とし、他端を二股
に形成して鍔の内側の側面と外側の側面から別々に露出
させる。この二股に形成された金属板端子の他端を、上
下逆の方向に折り曲げて一方をカラゲ部、他方を面接続
部とする。
【0007】
【実施例】以下、本発明のLC複合部品の第1の実施例
を示す図1、図2を参照して説明する。図1は本発明の
LC複合部品の第1の実施例におけるボビンの斜視図、
図2は本発明のLC複合部品の第1の実施例における製
造途中の上面図である。図1、図2において、11はボ
ビン、12A、12Bは金属板端子、13はチップコン
デンサである。ボビン11は、合成樹脂が用いられ、6
つの鍔14とこの鍔によって区切られた5つの巻溝15
が形成される。それぞれの鍔14は、表面から側面にか
けてテーパー16が設けられる。このボビン11のそれ
ぞれの鍔14には、1対の金属板端子12A、12Bが
埋設され、この1対の金属板端子12A、12Bを対向
する側面から露出させる。金属板端子12Aは、板状の
金属板を用いて内部電極17A、カラゲ部18A、面接
続部19Aが一体に形成される。内部電極17Aは、金
属板の一端に形成される。この金属板の他端は、先端部
を二股にし、一方にカラゲ部18Aが形成され、他方に
面接続部19Aが形成される。また、金属板端子12B
は、金属板の一端に内部電極17Bが形成され、他端を
二股にしてカラゲ部18Bと面接続部19Bが形成され
る。この1対の金属板端子12A、12Bは、対向して
配置されて内部電極17Aと内部電極17B間にチップ
コンデンサ13が接続される。この内部電極17A、1
7B及びチップコンデンサ13は、ボビン11の鍔14
内に埋設される。そして、金属板端子12Aのカラゲ部
18Aと面接続部19A及び金属板端子12Bのカラゲ
部18Bと面接続部19Bを鍔14の側面から露出させ
る。カラゲ部18Aと18Bは、それぞれ鍔14の側面
に沿って上方に折り曲げられる。また、面接続部19A
と19Bは、それぞれ下方に折り曲げられ、ボビン11
の底面と同一平面に配置される。このボビン11の巻溝
15にコイルが巻回され、コイルのリードが金属板端子
12Aのカラゲ部18A又は金属板端子12Bのカラゲ
部18Bにからげられ、はんだ等で接続される。この様
なLC複合部品は、ボビン11のそれぞれの鍔14に、
表面から側面にかけてテーパー16が設けられるので、
コイルのリードがカラゲやすい。
【0008】このLC複合部品の金属板端子12Aと金
属板端子12Bは、内部電極17Aと内部電極17Bを
対向させて配置し、カラゲ部18Aとカラゲ部18Bを
それぞれ自由端とした状態でリードフレーム20と一体
に形成される。このリードフレーム20には、複数組の
1対の金属板端子が一体に形成され、それぞれの1対の
金属板端子の内部電極17Aと17Bの裏面に、チップ
コンデンサ13が接続される。そして、チップコンデン
サ13が接続されたリードフレーム20が金型に配置さ
れ、点線で囲まれた部分が合成樹脂で封止されてボビン
11が形成された後、それぞれの1対の金属板端子がリ
ードフレーム20から切断されて下方に折り曲げられて
面接続部20Aと20Bが形成される。また、カラゲ部
18Aとカラゲ部18Bは、上方に折り曲げられる。
【0009】図3は本発明のLC複合部品の第2の実施
例におけるボビンの斜視図、図4は本発明のLC複合部
品の第2の実施例の上面図、図5は本発明のLC複合部
品の第2の実施例における製造途中の上面図である。図
3乃至図5において、31はボビン、32A、32Bは
金属板端子、33はチップコンデンサである。ボビン3
1は、合成樹脂が用いられ、6つの鍔34とこの鍔によ
って区切られた5つの巻溝35が形成される。このボビ
ン31のそれぞれの鍔34は、表面から側面にかけてテ
ーパー36が設けられ、底面にスタンドオフ40が設け
られて1対の金属板端子32A、32Bが埋設される。
金属板端子32Aは、金属板の一端に内部電極37Aが
形成され、他端を二股にし、一方を上方に折り曲げてカ
ラゲ部38Aが形成され、他方を下方に折り曲げて面接
続部39Aが形成される。また、金属板端子32Bは、
金属板の一端に内部電極37Bが形成され、他端を二股
にしてカラゲ部38Bと面接続部39Bが形成される。
この金属板端子32Aの内部電極37Aと金属板端子3
2Bの内部電極37Bの間には、チップコンデンサ33
が接続され、内部電極37A、37B及びチップコンデ
ンサ33が鍔34の中に埋設される。そして、金属板端
子32Aのカラゲ部38Aと金属板端子32Bのカラゲ
部38Bを鍔34の対向する側面から露出させ、鍔34
の側面に沿って上方に折り曲げられる。また、金属板端
子32Aの面接続部39Aと金属板端子32Bの面接続
部39Bは、鍔34の対向する側面から露出させ、それ
ぞれ下方に折り曲げてボビン31の底面に延在させると
共に、面接続部39Aと39Bと鍔34のスタンドオフ
40の底面を同じ平面に位置させる。このボビン31の
巻溝35にコイルが巻回され、コイルのリードが金属板
端子32Aのカラゲ部38A又は金属板端子32Bのカ
ラゲ部38Bにからげられ、はんだ等で接続される。そ
して、ボビン31の上面に、図4に示される様な板状の
蓋41を搭載して接着される。蓋41は、対向する側面
にカラゲ部が挿入される切込み42が形成される。この
様にボビン31の上面に蓋41が接着されるので、カラ
ゲ部38Aとカラゲ部38Bが変形するのを防止できる
と共に、基板に実装する際に自動実装機を用いることが
できる。本実施例のものは、面接続部39Aと39B
は、それぞれ先端を底面に延在させ、面接続部39Aと
39Bと鍔34のスタンドオフ40の底面を同じ平面に
位置させるので、第1の実施例のものより形状が小さく
できる。
【0010】この様なLC複合部品は、内部電極37A
と37Bが対向する様に配置された複数組の1対の金属
板端子32Aと32Bが、リードフレーム50に一体に
形成される。このリードフレーム50に形成された内部
電極37Aと内部電極37B間の表面にチップコンデン
サ33が接続される。そして、点線で囲まれた部分がト
ランスファ成形法や射出成形法により樹脂で封止されて
ボビン31が形成された後、1対の金属板端子32Aと
32Bをリードフレーム50から切断し、カラゲ部38
Aと38Bが上方に折り曲げられ、面接続部39Aと3
9Bが下方に折り曲げられる。この様に金属板端子32
Aのカラゲ部38Aと面接続部39A及び、金属板端子
32Bのカラゲ部38Bと面接続部39Bは、ボビン3
1が形成されるまでリードフレーム50に固定される。
従って、チップコンデンサ33の位置がずれることがな
い。
【0011】図6は本発明のLC複合部品の第3の実施
例におけるボビンの斜視図である。図6において、61
はボビン、62A、62Bは金属板端子である。ボビン
61は、合成樹脂が用いられ、6つの鍔64とこの鍔に
よって区切られた5つの巻溝65が形成される。それぞ
れの鍔64には、対向する側面にそれぞれ段差を設けて
内側の側面60Aと外側の側面60Bを形成すると共
に、表面から側面にかけてテーパー66が設けられる。
鍔64の対向する側面に形成された内側の側面60Aと
外側の側面60Bは、それぞれ対向する位置に形成され
る。このボビン61のそれぞれの鍔64に1対の金属板
端子62A、62Bが埋設される。金属板端子62A
は、板状の金属板の一端に内部電極が形成されて鍔64
内に埋設され、他端を二股にしてカラゲ部68Aと面接
続部69Aが形成される。また、金属板端子62Bは、
板状の金属板の一端に内部電極が形成さて鍔64内に埋
設され、他端を二股にしてカラゲ部68Bと面接続部6
9Bが形成される。この金属板端子62Aの内部電極と
金属板端子62Bの内部電極間にチップコンデンサが接
続され、鍔64内に埋設される。そして、金属板端子6
2Aのカラゲ部68Aと金属板端子62Bのカラゲ部6
8Bは、それぞれ鍔64の対向する内側の側面60Aか
ら露出し、上方に内側の側面に沿って折り曲げられる。
また、金属板端子62Aの面接続部69Aと金属板端子
62Bの面接続部69Bは、それぞれ鍔64の対向する
外側の側面60Bから露出し、下方に折り曲げられ、ボ
ビン61の底面と同じ平面に配置される。このボビン6
1の巻溝65にコイルが巻回され、コイルのリードが金
属板端子62Aのカラゲ部68A又は金属板端子62B
のカラゲ部68Bにからげられ、はんだ等で接続され
る。
【0012】以上、本発明のLC複合部品の実施例を述
べたが、本実施例に限られるものではない。例えば、第
1の実施例と第3の実施例において、ボビンの上面に板
状の蓋を搭載して接着してもよい。また、板状の蓋の対
向する側面に設けられた切込みの代わりに、板状の蓋の
表面にカラゲ部が挿入される貫通孔が形成されてもよ
い。さらに、ボビンの上面からケースを被せてもよい。
第3の実施例において、鍔の内側の側面から金属板端子
の面接続部を露出させ、鍔の外側の側面からカラゲ部を
露出させてもよい。また、第3の実施例において、ボビ
ンの鍔の底面にスタンドオフが設けられ、金属板端子の
面接続部がこのスタンドオフの底面と同じ水平面に配置
されてもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明のLC複合部品は、従来の様に基
板を用いることなく、ボビンのそれぞれの鍔内で1対の
金属板端子間にチップコンデンサが接続されるので、従
来のものより形状を小さくできる。また、1対の金属板
端子は、それぞれボビンの鍔に埋設された一端を内部電
極とし、鍔の側面から露出した他端を二股に形成し、上
下別方向に折り曲げて一方をカラゲ部、他方を面接続部
としているので、カラゲ部におけるコイルのリードのか
らげ及び接続時の機械的、熱的ストレスが面接続部に伝
わることがない。逆に、面接続部における機械的、熱的
ストレスが、コイルのリードを接続したからげ部に伝わ
ることがない。従って、面実装部品としての信頼性が向
上する。さらに、ボビンの巻溝に巻回された複数のコイ
ルは、1対の金属板端子のうちのいずれかの金属板端子
のカラゲ部にリードをからげるだけチップコンデンサに
接続されるので、基板に配線パターンを形成したり、複
数のコイル素子又は複数のコイルが形成されたボビン及
び複数のコンデンサを基板に搭載して配線パターンに接
続したりする作業が不要になる。またさらに、コイルの
リードを接続する金属板端子と接地される金属板端子が
自由に設定できるので、複数のコイルと複数のチップコ
ンデンサが接続されているにもかかわらず、このLC複
合部品が実装される基板の配線パターンにより、様々な
フィルタ回路や遅延回路が形成できる。
【0014】また、ボビンのそれぞれの鍔が対向する側
面にそれぞれ内側の側面と外側の側面が形成してある場
合は、1対の金属板端子は、それぞれボビンの鍔に埋設
された一端を内部電極とし、他端を二股に形成して内側
の側面と外側の側面から別々に露出させ、上下別方向に
折り曲げて一方をカラゲ部、他方を面接続部とし、ボビ
ンのそれぞれの鍔内で1対の金属板端子の内部電極間に
チップコンデンサが接続される。従って、金属板端子の
カラゲ部と面接続部が上下逆の方向に折り曲げられる位
置を相対的にずらすことことができ、それぞれの金属板
端子のカラゲ部と面接続部の間隔を狭くすることができ
るので、従来のものより形状を小さくすることができ
る。
【0015】本発明のLC複合部品の製造方法は、一端
を内部電極とし、他端を二股に形成して一方をカラゲ
部、他方を面接続部とした1対の金属端子板が、内部電
極を対向させてリードフレームに複数組を一体形成され
る工程、それぞれの1対の金属端子板の内部電極間にチ
ップコンデンサが接続される工程、全体を金型を用いて
封止して鍔と鍔によって区切られた巻溝が形成された
後、カラゲ部と面接続部が上下別方向に折り曲げられる
工程を有するので、製造作業性がよくなる。また、ボビ
ンが形成された後、からげ部と面接続部を折り曲げ加工
するので、全体を封止する際の金型が複雑になることな
く、1対の金属板端子の表面のバリも少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のLC複合部品の第1の実施例におけ
るボビンの斜視図である。
【図2】 本発明のLC複合部品の第1の実施例におけ
る製造途中の上面図である。
【図3】 本発明のLC複合部品の第2の実施例におけ
るボビンの斜視図である。
【図4】 本発明のLC複合部品の第2の実施例の上面
図である。
【図5】 本発明のLC複合部品の第2の実施例におけ
る製造途中の上面図である。
【図6】 本発明のLC複合部品の第3の実施例におけ
るボビンの斜視図である。
【図7】 従来のLC部品の透視図である。
【符号の説明】
11 ボビン 12A 金属板端子 12B 金属板端子 13 チップコンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常木 泰治 埼玉県鶴ケ島市大字五味ケ谷18番地 東光 株式会社埼玉事業所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍔と該鍔によって区切られた巻溝を有す
    るボビン、該鍔に埋設された1対の金属板端子、該巻溝
    に巻回されたコイルを備え、該ボビンのそれぞれの鍔内
    で該1対の金属板端子間にチップコンデンサが接続され
    たことを特徴とするLC複合部品。
  2. 【請求項2】 鍔と該鍔によって区切られた巻溝を有す
    るボビン、該鍔に埋設された1対の金属板端子、該巻溝
    に巻回されたコイルを備え、該1対の金属板端子は、そ
    れぞれ該ボビンの該鍔に埋設された一端を内部電極と
    し、該鍔の側面から露出した他端を二股に形成し、上下
    別方向に折り曲げて一方をカラゲ部、他方を面接続部と
    し、該ボビンのそれぞれの鍔内で該1対の金属板端子の
    内部電極間にチップコンデンサが接続されたことを特徴
    とするLC複合部品。
  3. 【請求項3】 鍔と該鍔によって区切られた巻溝を有す
    るボビン、該鍔に埋設された1対の金属板端子、該巻溝
    に巻回されたコイルを備え、該ボビンのそれぞれの鍔は
    対向する側面にそれぞれ内側の側面と外側の側面が形成
    してあり、該1対の金属板端子は、それぞれ該ボビンの
    該鍔に埋設された一端を内部電極とし、他端を二股に形
    成して内側の側面と外側の側面から別々に露出させ、上
    下別方向に折り曲げて一方をカラゲ部、他方を面接続部
    とし、該ボビンのそれぞれの鍔内で該1対の金属板端子
    の内部電極間にチップコンデンサが接続されたことを特
    徴とするLC複合部品。
  4. 【請求項4】 前記ボビンが、2つの鍔と該鍔によって
    区切られた1つの巻溝を有する請求項1、2、3のいず
    れかに記載のLC複合部品。
  5. 【請求項5】 前記ボビンが、3つ以上の鍔と該鍔によ
    って区切られた2つ以上の巻溝を有する請求項1、2、
    3のいずれかに記載のLC複合部品。
  6. 【請求項6】 一端を内部電極とし、他端を二股に形成
    して一方をカラゲ部、他方を面接続部とした1対の金属
    端子板が、内部電極を対向させてリードフレームに複数
    組を一体形成される工程、それぞれの1対の金属端子板
    の内部電極間にチップコンデンサが接続される工程、全
    体を封止して鍔と該鍔によって区切られた巻溝が形成さ
    れた後、カラゲ部と面接続部が上下別方向に折り曲げら
    れる工程を有することを特徴とするLC複合部品の製造
    方法。
JP35291695A 1995-12-28 1995-12-28 Lc複合部品及びその製造方法 Pending JPH09186022A (ja)

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