JPH09185775A - 侵入監視装置および侵入監視装置用センサ - Google Patents
侵入監視装置および侵入監視装置用センサInfo
- Publication number
- JPH09185775A JPH09185775A JP34296895A JP34296895A JPH09185775A JP H09185775 A JPH09185775 A JP H09185775A JP 34296895 A JP34296895 A JP 34296895A JP 34296895 A JP34296895 A JP 34296895A JP H09185775 A JPH09185775 A JP H09185775A
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- sensor
- intruder
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- intrusion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被監視部位に存在する侵入体が移動した場合
であっても、それを確実に検知する侵入監視装置を提供
する。 【解決手段】被監視部位である防護壁2に侵入体が存在
する場合と存在しない場合とで各々異なるレベルの信号
を出力するセンサ11と、センサ11からの出力信号に
基づいて所定の警報を発報する発報装置12とを備え
る。発報装置12は、監視時間経過後、センサ11から
出力される侵入検知信号のレベル変化を認識したとき、
たとえば、監視時間経過後、最初に上記レベル変化を認
識した時点で警報を発報するように構成する。
であっても、それを確実に検知する侵入監視装置を提供
する。 【解決手段】被監視部位である防護壁2に侵入体が存在
する場合と存在しない場合とで各々異なるレベルの信号
を出力するセンサ11と、センサ11からの出力信号に
基づいて所定の警報を発報する発報装置12とを備え
る。発報装置12は、監視時間経過後、センサ11から
出力される侵入検知信号のレベル変化を認識したとき、
たとえば、監視時間経過後、最初に上記レベル変化を認
識した時点で警報を発報するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、侵入監視区域内に
おける侵入体の有無を検知する侵入監視用センサと、そ
の侵入監視用センサの出力信号に基づいて侵入警報を発
報する侵入監視装置に関する。
おける侵入体の有無を検知する侵入監視用センサと、そ
の侵入監視用センサの出力信号に基づいて侵入警報を発
報する侵入監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、侵入体の監視を行う侵入監視装置
は、侵入監視区域とその侵入監視区域内に設置されて侵
入体を検知するためのセンサと、侵入監視区域外で、セ
ンサからの出力信号を受信することにより侵入警報を発
報する発報装置とから構成されている。この種のセンサ
には、侵入体の重量を検知する重量センサなどが知られ
ている。重量センサを用いた侵入監視装置の一例とし
て、例えば実開昭60−144188号公報に記載され
たものがある。
は、侵入監視区域とその侵入監視区域内に設置されて侵
入体を検知するためのセンサと、侵入監視区域外で、セ
ンサからの出力信号を受信することにより侵入警報を発
報する発報装置とから構成されている。この種のセンサ
には、侵入体の重量を検知する重量センサなどが知られ
ている。重量センサを用いた侵入監視装置の一例とし
て、例えば実開昭60−144188号公報に記載され
たものがある。
【0003】この公報に記載された侵入監視装置は、侵
入監視区域を囲む防護柵とその防護柵の上に設置された
センサ(重量センサ)と、センサからの侵入体の検出信
号を受信したときに侵入警報を発報する発報装置とを有
している。
入監視区域を囲む防護柵とその防護柵の上に設置された
センサ(重量センサ)と、センサからの侵入体の検出信
号を受信したときに侵入警報を発報する発報装置とを有
している。
【0004】センサは、防護柵の上部に設けられたカバ
ー部材と、防護柵とカバー部材との間に、カバー部材を
昇降可能に支持する弾性支持部材と近接スイッチとから
構成されている。近接スイッチは、対向する一対の接点
部材から成り、一方の接点部材がカバー部材側に組み込
まれ、他方の接点部材が防護柵側に組み込まれている。
侵入体がカバー部材に乗り上げると、その重量でカバー
部材が押し下げられて、近接スイッチの接点部材が互い
に接触する。これによりセンサはオン状態となり、発報
装置から侵入警報が発報される。乗り上げた侵入体がカ
バー部材から離れるとカバー部材が相対的に上昇し、近
接スイッチの接点部材同士が離れる。これによりセンサ
がオフ状態となり、センサおよび発報装置が初期状態に
戻る。
ー部材と、防護柵とカバー部材との間に、カバー部材を
昇降可能に支持する弾性支持部材と近接スイッチとから
構成されている。近接スイッチは、対向する一対の接点
部材から成り、一方の接点部材がカバー部材側に組み込
まれ、他方の接点部材が防護柵側に組み込まれている。
侵入体がカバー部材に乗り上げると、その重量でカバー
部材が押し下げられて、近接スイッチの接点部材が互い
に接触する。これによりセンサはオン状態となり、発報
装置から侵入警報が発報される。乗り上げた侵入体がカ
バー部材から離れるとカバー部材が相対的に上昇し、近
接スイッチの接点部材同士が離れる。これによりセンサ
がオフ状態となり、センサおよび発報装置が初期状態に
戻る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
侵入監視装置では、侵入体が被監視部位のカバー部材に
乗り上げ、センサがオン状態になることをもって侵入体
の存在を検知し、侵入体がカバー部材から離れてセンサ
がオフ状態となることをもって初期状態になる仕組みに
なっている。
侵入監視装置では、侵入体が被監視部位のカバー部材に
乗り上げ、センサがオン状態になることをもって侵入体
の存在を検知し、侵入体がカバー部材から離れてセンサ
がオフ状態となることをもって初期状態になる仕組みに
なっている。
【0006】しかしながら、例えば、上記侵入監視装置
を監視時間帯と非監視時間帯とに分けて運用する場合、
従来の仕組みによると、以下のような問題があった。す
なわち、非監視時間帯にカバー部材の上に侵入体として
認識してはならない物が誤って置かれたままとする。こ
の状態で非監視時間帯から監視時間に移行すると、セン
サがオン状態なので、発報装置は直ちに侵入警報を発報
する。つまり、誤報を生じてしまう。一方、侵入体がそ
の後にカバー部材から離れてセンサがオフ状態になれ
ば、発報装置は非発報状態に移行し、再び、侵入体がカ
バー部材に乗らない限りは警報は発報されない。このた
め、侵入体がカバー部材から離れた後、侵入警報の第一
報を聞き逃した運用者は、侵入体無しと判断してしま
う。
を監視時間帯と非監視時間帯とに分けて運用する場合、
従来の仕組みによると、以下のような問題があった。す
なわち、非監視時間帯にカバー部材の上に侵入体として
認識してはならない物が誤って置かれたままとする。こ
の状態で非監視時間帯から監視時間に移行すると、セン
サがオン状態なので、発報装置は直ちに侵入警報を発報
する。つまり、誤報を生じてしまう。一方、侵入体がそ
の後にカバー部材から離れてセンサがオフ状態になれ
ば、発報装置は非発報状態に移行し、再び、侵入体がカ
バー部材に乗らない限りは警報は発報されない。このた
め、侵入体がカバー部材から離れた後、侵入警報の第一
報を聞き逃した運用者は、侵入体無しと判断してしま
う。
【0007】そこで本発明の課題は、監視区域内に侵入
体が存在し、それが監視時間帯または非監視時間帯の任
意の時点で移動した場合においても、確実に侵入体の存
在を検知する技術を提供することにある。
体が存在し、それが監視時間帯または非監視時間帯の任
意の時点で移動した場合においても、確実に侵入体の存
在を検知する技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、改良された侵入監視装置を提供する。こ
の侵入監視装置は、被監視部位に侵入体が存在する場合
と存在しない場合とで各々異なるレベルの信号を出力す
るセンサと、このセンサからの出力信号に基づいて所定
の警報を発報する発報手段とを備えた侵入監視装置にお
いて、前記発報手段を、前記センサからの出力信号のレ
ベル変化を認識したときに前記警報を発報するように構
成したものである。この構成において、前記発報手段
は、監視開始時点経過後、最初に前記レベル変化を認識
した時点で前記警報を発報することを特徴としている。
め、本発明は、改良された侵入監視装置を提供する。こ
の侵入監視装置は、被監視部位に侵入体が存在する場合
と存在しない場合とで各々異なるレベルの信号を出力す
るセンサと、このセンサからの出力信号に基づいて所定
の警報を発報する発報手段とを備えた侵入監視装置にお
いて、前記発報手段を、前記センサからの出力信号のレ
ベル変化を認識したときに前記警報を発報するように構
成したものである。この構成において、前記発報手段
は、監視開始時点経過後、最初に前記レベル変化を認識
した時点で前記警報を発報することを特徴としている。
【0009】本発明は、侵入監視装置に用いられる改良
されたセンサをも提供する。このセンサは、被監視部位
に弾性支持され、監視開始時点経過後に、侵入体から規
定の付勢力が与えられた場合または該付勢力が消勢した
場合に、各々前記侵入体を検知したことを表す侵入検知
信号を所定の発報手段に出力するものである。
されたセンサをも提供する。このセンサは、被監視部位
に弾性支持され、監視開始時点経過後に、侵入体から規
定の付勢力が与えられた場合または該付勢力が消勢した
場合に、各々前記侵入体を検知したことを表す侵入検知
信号を所定の発報手段に出力するものである。
【0010】上記のように構成された侵入監視装置で
は、被監視部位に存在した侵入体が完全に退いた場合、
あるいは、被監視部位に侵入体が新たに存在することと
なった状態になった場合のいずれの場合においても、セ
ンサからの出力信号のレベルが変化し、侵入体が存在し
ていることを検知することができる。
は、被監視部位に存在した侵入体が完全に退いた場合、
あるいは、被監視部位に侵入体が新たに存在することと
なった状態になった場合のいずれの場合においても、セ
ンサからの出力信号のレベルが変化し、侵入体が存在し
ていることを検知することができる。
【0011】また、侵入監視装置が監視を行なわない非
監視時間と、監視を行なう監視時間帯とが存在する場合
において、非監視時間帯から監視時間帯に移行する時点
(基準時)から最初のセンサの出力信号のレベル変化に
基づいて侵入警報を発報するようにすることが可能であ
る。たとえば、非監視時間帯において被監視部位に存在
する侵入体が、基準時を経て監視時間帯に移行した後に
完全に退いた場合、センサのレベル変化を検知すること
でそれを認識することができる。一方、非監視時間帯に
おいて被監視部位に存在するものが侵入体ではない場合
は、基準時を経て監視時間帯に移行してもセンサの出力
信号のレベル変化がないため、誤報が発報されることは
ない。
監視時間と、監視を行なう監視時間帯とが存在する場合
において、非監視時間帯から監視時間帯に移行する時点
(基準時)から最初のセンサの出力信号のレベル変化に
基づいて侵入警報を発報するようにすることが可能であ
る。たとえば、非監視時間帯において被監視部位に存在
する侵入体が、基準時を経て監視時間帯に移行した後に
完全に退いた場合、センサのレベル変化を検知すること
でそれを認識することができる。一方、非監視時間帯に
おいて被監視部位に存在するものが侵入体ではない場合
は、基準時を経て監視時間帯に移行してもセンサの出力
信号のレベル変化がないため、誤報が発報されることは
ない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態の侵入
監視装置1の構成を示している。この侵入監視装置1
は、被監視部位である防護壁2の上に配設されたセンサ
11と、このセンサ11に接続された発報装置12とか
ら構成される。
施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態の侵入
監視装置1の構成を示している。この侵入監視装置1
は、被監視部位である防護壁2の上に配設されたセンサ
11と、このセンサ11に接続された発報装置12とか
ら構成される。
【0013】センサ11は、防護壁2に侵入体が存在す
る場合と存在しない場合とで各々異なるレベルの検知信
号を発報装置12に出力する。たとえば、侵入体が存在
する場合は論理”1”(オン状態)、存在しない場合は
論理”0”(オフ状態)とし、両状態の識別が可能にな
るようにする。
る場合と存在しない場合とで各々異なるレベルの検知信
号を発報装置12に出力する。たとえば、侵入体が存在
する場合は論理”1”(オン状態)、存在しない場合は
論理”0”(オフ状態)とし、両状態の識別が可能にな
るようにする。
【0014】発報装置12は、少なくとも、レベル変化
検出部121と、時間監視部122と、警報出力部12
3とを備えるものである。レベル変化検出部121は、
センサ11から出力される信号(侵入検知信号)のレベ
ルと、時間監視部122における現在時刻とを常時監視
する。そして、侵入検知信号のレベル変化を検出すると
ともに、レベル変化の検出時点が監視時間帯にあると判
断した場合は、後続の警報出力部123に侵入警報を発
報させるための命令信号を出力する。一方、レベル変化
の検出時点が監視時間帯にないと判断した場合は、警報
出力部123への信号出力を行わない。
検出部121と、時間監視部122と、警報出力部12
3とを備えるものである。レベル変化検出部121は、
センサ11から出力される信号(侵入検知信号)のレベ
ルと、時間監視部122における現在時刻とを常時監視
する。そして、侵入検知信号のレベル変化を検出すると
ともに、レベル変化の検出時点が監視時間帯にあると判
断した場合は、後続の警報出力部123に侵入警報を発
報させるための命令信号を出力する。一方、レベル変化
の検出時点が監視時間帯にないと判断した場合は、警報
出力部123への信号出力を行わない。
【0015】図2は、本実施形態におけるセンサ11の
要部構造を示した拡大図である。このセンサ11は、防
護壁2を非接触に覆うカバー部材11a、防護壁2とカ
バー部材11aの対向面部に各々設けられる一対の接点
部材11b,11c,およびカバー部材11aを防護壁
2の対向面上で弾性支持するスプリング11dを備えて
成る。
要部構造を示した拡大図である。このセンサ11は、防
護壁2を非接触に覆うカバー部材11a、防護壁2とカ
バー部材11aの対向面部に各々設けられる一対の接点
部材11b,11c,およびカバー部材11aを防護壁
2の対向面上で弾性支持するスプリング11dを備えて
成る。
【0016】このセンサ11は、侵入体によってカバー
部材11aが押されてスプリング11dが付勢され、接
点部材11b,c同士が接触することにより、オン状態
となる。このとき、上記論理”1”の検知信号が発報装
置12に出力される。一方、センサ11がオン状態のと
きに、侵入体がカバー部材11aから離れてスプリング
11dが消勢され、それまで接触していた接点部材11
b,cが互いに離れることにより、オフ状態になる。こ
のとき、上記論理”0”の検知信号が発報装置12に出
力される。
部材11aが押されてスプリング11dが付勢され、接
点部材11b,c同士が接触することにより、オン状態
となる。このとき、上記論理”1”の検知信号が発報装
置12に出力される。一方、センサ11がオン状態のと
きに、侵入体がカバー部材11aから離れてスプリング
11dが消勢され、それまで接触していた接点部材11
b,cが互いに離れることにより、オフ状態になる。こ
のとき、上記論理”0”の検知信号が発報装置12に出
力される。
【0017】次に、本実施形態の侵入監視装置1の動作
を、図3(a)〜(c)を参照しながら具体的に説明す
る。各図において、321,332,341は、非監視
時間帯と監視時間帯との境界時刻(基準時)を表す。つ
まり、侵入監視装置1は、基準時321,332,34
1を境に監視時間帯のみ動作し、非監視時間帯には動作
しない。
を、図3(a)〜(c)を参照しながら具体的に説明す
る。各図において、321,332,341は、非監視
時間帯と監視時間帯との境界時刻(基準時)を表す。つ
まり、侵入監視装置1は、基準時321,332,34
1を境に監視時間帯のみ動作し、非監視時間帯には動作
しない。
【0018】図3(a)は、監視時間帯のある時点32
2において、侵入体がカバー部材11aを押した結果、
センサ11がオフ状態からオン状態に切り替った様子を
示している。この場合、時点322でセンサ11からの
侵入検知信号のレベルが論理”0”から論理”1”に変
化する。レベル変化検出部121は、このレベル変化を
検出し、時間監視部122で監視時間帯であることを確
認した後、警報出力部123に命令信号を出力する。こ
れにより警報出力部123が侵入警報の発報状態に入
る。
2において、侵入体がカバー部材11aを押した結果、
センサ11がオフ状態からオン状態に切り替った様子を
示している。この場合、時点322でセンサ11からの
侵入検知信号のレベルが論理”0”から論理”1”に変
化する。レベル変化検出部121は、このレベル変化を
検出し、時間監視部122で監視時間帯であることを確
認した後、警報出力部123に命令信号を出力する。こ
れにより警報出力部123が侵入警報の発報状態に入
る。
【0019】図3(b)は、非監視時間帯のある時点3
31において、侵入体がカバー部材11aを押した結
果、センサ11がオフ状態からオン状態に切り替った様
子を示している。この場合、センサ11からの侵入検知
信号のレベルが変化するが、基準時332以前には侵入
監視装置1は非監視状態にあるため、侵入警報の発報は
起こらない。また、時点332以後もセンサ11がオン
状態にあるが、センサ11からの侵入検知信号のレベル
は変化しないので警報の発報は起こらない。つまり、セ
ンサ11が再度オフの状態に移行し、検知信号のレベル
変化が生じない限りは発報状態に入らない。
31において、侵入体がカバー部材11aを押した結
果、センサ11がオフ状態からオン状態に切り替った様
子を示している。この場合、センサ11からの侵入検知
信号のレベルが変化するが、基準時332以前には侵入
監視装置1は非監視状態にあるため、侵入警報の発報は
起こらない。また、時点332以後もセンサ11がオン
状態にあるが、センサ11からの侵入検知信号のレベル
は変化しないので警報の発報は起こらない。つまり、セ
ンサ11が再度オフの状態に移行し、検知信号のレベル
変化が生じない限りは発報状態に入らない。
【0020】図3(c)は、監視時間帯のある時点34
2に、侵入体が防護壁2を離れてセンサ11がオン状態
からオフ状態に切り替った様子を示している。この場
合、非監視時間帯が終わる基準時341以前で、すでに
侵入体がカバー部材11aを押してセンサ11がオン状
態になっている。基準時341で侵入監視装置1が作動
を始めるが、時点342においてセンサ11がオン状態
からオフ状態に変化し、この変化によって初めて侵入警
報が発報される。
2に、侵入体が防護壁2を離れてセンサ11がオン状態
からオフ状態に切り替った様子を示している。この場
合、非監視時間帯が終わる基準時341以前で、すでに
侵入体がカバー部材11aを押してセンサ11がオン状
態になっている。基準時341で侵入監視装置1が作動
を始めるが、時点342においてセンサ11がオン状態
からオフ状態に変化し、この変化によって初めて侵入警
報が発報される。
【0021】このように、本実施形態では、センサ11
による侵入体の検知基準を、「基準時からの侵入検知信
号のレベル変化の有無」としたので、従来のように、本
来検知すべきでない物の載置についての誤発報、あるい
は実際に存在する侵入体の検知漏れを防止することがで
きる。また、センサ11上に鞄等の物を置いたままにし
ても侵入体の検知に影響を及ぼさないことから、センサ
11の設置部位を特に限定する必要がなく、例えば、床
面や壁面、あるいは天井部分にセンサ11を設置するこ
とも可能になる。
による侵入体の検知基準を、「基準時からの侵入検知信
号のレベル変化の有無」としたので、従来のように、本
来検知すべきでない物の載置についての誤発報、あるい
は実際に存在する侵入体の検知漏れを防止することがで
きる。また、センサ11上に鞄等の物を置いたままにし
ても侵入体の検知に影響を及ぼさないことから、センサ
11の設置部位を特に限定する必要がなく、例えば、床
面や壁面、あるいは天井部分にセンサ11を設置するこ
とも可能になる。
【0022】なお、上述のセンサ11の構成は一例であ
って、必ずしも図2で示された構成に限定されるもので
はない。つまり、被監視部位に侵入体が存在する場合と
存在しない場合とで各々異なるレベルの信号を出力する
ものであれば、その種類は不問である。
って、必ずしも図2で示された構成に限定されるもので
はない。つまり、被監視部位に侵入体が存在する場合と
存在しない場合とで各々異なるレベルの信号を出力する
ものであれば、その種類は不問である。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の侵入監視装置によれば、被監視部位に存在した侵入体
が移動して完全に退いた場合、あるいは、被監視部位に
新たに侵入体が存在する状態になった場合のいずれをも
検知することができる。また、監視時間と非監視時間と
の境界時点がある場合に、これらの時間帯間における侵
入体の移動をも確実に検知することができる。
の侵入監視装置によれば、被監視部位に存在した侵入体
が移動して完全に退いた場合、あるいは、被監視部位に
新たに侵入体が存在する状態になった場合のいずれをも
検知することができる。また、監視時間と非監視時間と
の境界時点がある場合に、これらの時間帯間における侵
入体の移動をも確実に検知することができる。
【0024】また、本発明の侵入監視用センサによれ
ば、監視開始時点経過後に、侵入体から規定の付勢力が
与えられた場合または該付勢力が消勢した場合に、各々
侵入体を検知したことを表す侵入検知信号が発報手段に
出力されるので、上記侵入監視装置の機能をセンサの側
から担保することができる。
ば、監視開始時点経過後に、侵入体から規定の付勢力が
与えられた場合または該付勢力が消勢した場合に、各々
侵入体を検知したことを表す侵入検知信号が発報手段に
出力されるので、上記侵入監視装置の機能をセンサの側
から担保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である侵入監視装置の構成
図。
図。
【図2】本実施形態におけるセンサの要部構造を示した
拡大図。
拡大図。
【図3】(a)は本実施形態における侵入監視装置の動
作例1の説明図。(b)は本実施形態における侵入監視
装置の動作例2の説明図。(c)は本実施形態における
侵入監視装置の動作例3の説明図。
作例1の説明図。(b)は本実施形態における侵入監視
装置の動作例2の説明図。(c)は本実施形態における
侵入監視装置の動作例3の説明図。
1 侵入監視装置 11 センサ 11a カバー部材 11b,11c 接点部材 11d 弾性体の一例であるスプリング 12 発報装置 121 レベル変化検出部 122 時間監視部 123 警報出力部 2 被監視部位である防護壁 321,332,341 基準時 322,331,342 侵入検知信号のレベル変化時
点
点
Claims (3)
- 【請求項1】 被監視部位に侵入体が存在する場合と存
在しない場合とで各々異なるレベルの信号を出力するセ
ンサと、 このセンサからの出力信号に基づいて所定の警報を発報
する発報手段とを備えた侵入監視装置において、 前記発報手段は、前記センサからの出力信号のレベル変
化を認識したときに前記警報を発報するように構成され
ていることを特徴とする侵入監視装置。 - 【請求項2】 前記発報手段は、監視開始時点経過後、
最初に前記レベル変化を認識した時点で前記警報を発報
することを特徴とする請求項1記載の侵入監視装置。 - 【請求項3】 被監視部位に弾性支持され、 監視開始時点経過後に、侵入体から規定の付勢力が与え
られた場合または該付勢力が消勢した場合に、各々前記
侵入体を検知したことを表す侵入検知信号を所定の発報
手段に出力することを特徴とすることを特徴とする侵入
監視用センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34296895A JPH09185775A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 侵入監視装置および侵入監視装置用センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34296895A JPH09185775A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 侵入監視装置および侵入監視装置用センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09185775A true JPH09185775A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18357909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34296895A Pending JPH09185775A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 侵入監視装置および侵入監視装置用センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09185775A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005057513A1 (en) * | 2003-12-11 | 2005-06-23 | John Mcrae | Perimeter wall security systems |
CN114613090A (zh) * | 2022-01-06 | 2022-06-10 | 湖南省正邦建设工程有限公司 | 沥青混凝土路面信息化监测方法及施工方法 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP34296895A patent/JPH09185775A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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