JPH09184783A - 風洞内風向制御装置 - Google Patents
風洞内風向制御装置Info
- Publication number
- JPH09184783A JPH09184783A JP35265395A JP35265395A JPH09184783A JP H09184783 A JPH09184783 A JP H09184783A JP 35265395 A JP35265395 A JP 35265395A JP 35265395 A JP35265395 A JP 35265395A JP H09184783 A JPH09184783 A JP H09184783A
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- Japan
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- wing
- wind
- blade
- wind direction
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- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 風洞内で、風路床面からの高さに応じ風向の
異なる制御を行なえるようにする。 【解決手段】 風洞内の計測部3に設置された地形模型
4などに、風向制御によって自然風に近い気流を送るた
め、上部翼2aおよび下部翼2bにそれぞれ専用の回動
制御機構1a,1bをそなえるとともに、中間には回動
自由の中間翼2cをそなえ、各翼2a,2b,2cの相
互間を可撓性連結部材6で連結したので、中間翼2cの
翼方向は、上部翼2aおよび下部翼2bの各翼方向の中
間方向に自動的に制御されて、上部翼2aと下部翼2b
との間の急激な風向変化が抑制される。
異なる制御を行なえるようにする。 【解決手段】 風洞内の計測部3に設置された地形模型
4などに、風向制御によって自然風に近い気流を送るた
め、上部翼2aおよび下部翼2bにそれぞれ専用の回動
制御機構1a,1bをそなえるとともに、中間には回動
自由の中間翼2cをそなえ、各翼2a,2b,2cの相
互間を可撓性連結部材6で連結したので、中間翼2cの
翼方向は、上部翼2aおよび下部翼2bの各翼方向の中
間方向に自動的に制御されて、上部翼2aと下部翼2b
との間の急激な風向変化が抑制される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風洞内において風
向を制御するための装置に関する。
向を制御するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の風洞内風向制御装置としては、図
3に示すようなものがあり、風洞内の計測部3における
風路の前端部に、鉛直軸線のまわりに回動しうる翼板2
が横方向に並設されて翼列を形成している。そして、各
翼板2には、モーターを含んだ回動制御機構1が設けら
れている。なお、各翼板2の上端で上方に突設された支
軸は、軸受箱5内の軸受に支承されている。上述の構成
により、計測部3に設置された地形模型4に対し、風向
の制御された気流が送られるようになっている。
3に示すようなものがあり、風洞内の計測部3における
風路の前端部に、鉛直軸線のまわりに回動しうる翼板2
が横方向に並設されて翼列を形成している。そして、各
翼板2には、モーターを含んだ回動制御機構1が設けら
れている。なお、各翼板2の上端で上方に突設された支
軸は、軸受箱5内の軸受に支承されている。上述の構成
により、計測部3に設置された地形模型4に対し、風向
の制御された気流が送られるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のよう
な従来の風洞内風向制御装置では、各翼板2が上下方向
に長い単一のものとして形成されているので、同翼板2
の近傍では風路の上下方向にわたり風向が一定になっ
て、高度により風向の異なる自然風に十分には近似しな
くなるという不具合がある。本発明は、このような問題
点の解消をはかろうとするもので、高度に応じ風向を異
ならせることができるようにして、実際の大気の流れに
極力近似させた状況を現出しうる風洞内風向制御装置を
提供することを目的とする。
な従来の風洞内風向制御装置では、各翼板2が上下方向
に長い単一のものとして形成されているので、同翼板2
の近傍では風路の上下方向にわたり風向が一定になっ
て、高度により風向の異なる自然風に十分には近似しな
くなるという不具合がある。本発明は、このような問題
点の解消をはかろうとするもので、高度に応じ風向を異
ならせることができるようにして、実際の大気の流れに
極力近似させた状況を現出しうる風洞内風向制御装置を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明の風洞内風向制御装置は、風洞内の風路にお
いて、ほぼ同一の鉛直軸線のまわりに回動しうる上部翼
と下部翼とをそなえ、これらの上部翼と下部翼とにそれ
ぞれ専用の回動制御機構が設けられたことを特徴として
いる。上述のように風洞内で風向を変えるための翼板が
少なくとも上部翼と下部翼とに分割されて、それぞれ専
用の回動制御機構をそなえていると、上記の上部翼と下
部翼とが互いに独立して回動制御されるので、地上から
の高度に応じ風向の異なる自然風に近似した気流が生成
されるようになる。
め、本発明の風洞内風向制御装置は、風洞内の風路にお
いて、ほぼ同一の鉛直軸線のまわりに回動しうる上部翼
と下部翼とをそなえ、これらの上部翼と下部翼とにそれ
ぞれ専用の回動制御機構が設けられたことを特徴として
いる。上述のように風洞内で風向を変えるための翼板が
少なくとも上部翼と下部翼とに分割されて、それぞれ専
用の回動制御機構をそなえていると、上記の上部翼と下
部翼とが互いに独立して回動制御されるので、地上から
の高度に応じ風向の異なる自然風に近似した気流が生成
されるようになる。
【0005】また、本発明の風洞内風向制御装置は、上
記の上部翼および下部翼が、それぞれ横方向に並設され
て翼列を形成していることを特徴としている。このよう
に上部翼および下部翼がそれぞれ横方向に翼列を形成し
ていると、風路における風向の制御が、同風路の横方向
の位置に応じても、きめ細かく行なえるようになる。
記の上部翼および下部翼が、それぞれ横方向に並設され
て翼列を形成していることを特徴としている。このよう
に上部翼および下部翼がそれぞれ横方向に翼列を形成し
ていると、風路における風向の制御が、同風路の横方向
の位置に応じても、きめ細かく行なえるようになる。
【0006】さらに、本発明の風洞内風向制御装置は、
上記の上部翼と下部翼との中間に、上記鉛直軸線のまわ
りに回動制御しうる中間翼が設けられたことを特徴とし
ている。これにより、中間翼にも専用の回動制御機構を
設けるか、あるいは中間翼を上部翼または下部翼に適宜
拘束する手段を用いて、上部翼と下部翼との間での急激
な風向の変化に対する抑制効果が得られ、高度に応じ、
きめ細かく風向を制御できるようになる。
上記の上部翼と下部翼との中間に、上記鉛直軸線のまわ
りに回動制御しうる中間翼が設けられたことを特徴とし
ている。これにより、中間翼にも専用の回動制御機構を
設けるか、あるいは中間翼を上部翼または下部翼に適宜
拘束する手段を用いて、上部翼と下部翼との間での急激
な風向の変化に対する抑制効果が得られ、高度に応じ、
きめ細かく風向を制御できるようになる。
【0007】また、本発明の風洞内風向制御装置は、上
記中間翼が回動自由に軸支されて、同中間翼が、上記上
部翼との相互間および上記下部翼との相互間を、それぞ
れ可撓性の連結部材を介して連結されたことを特徴とし
ている。このような構成により、上部翼および下部翼の
各回動制御に伴い、中間翼との相互間を連結する可撓性
連結部材の変形を生じて、同中間翼の翼方向は、上部翼
の翼方向と下部翼の翼方向との中間方向となり、上部翼
と下部翼との間での急激な風向変化が自動的に抑制され
るようになる。
記中間翼が回動自由に軸支されて、同中間翼が、上記上
部翼との相互間および上記下部翼との相互間を、それぞ
れ可撓性の連結部材を介して連結されたことを特徴とし
ている。このような構成により、上部翼および下部翼の
各回動制御に伴い、中間翼との相互間を連結する可撓性
連結部材の変形を生じて、同中間翼の翼方向は、上部翼
の翼方向と下部翼の翼方向との中間方向となり、上部翼
と下部翼との間での急激な風向変化が自動的に抑制され
るようになる。
【0008】さらに、本発明の風洞内風向制御装置は、
上記中間翼が上下に複数段設けられ、上下の中間翼の相
互間も可撓性の連結部材を介して連結されたことを特徴
としている。このように、中間翼が上下に複数段設けら
れて相互に可撓性連結部材で連結されると、中間翼の相
互間にも自動的に相対的な方向変化を生じて、上部翼と
下部翼との間での急激な風向変化が一層適切に緩和され
るようになる。
上記中間翼が上下に複数段設けられ、上下の中間翼の相
互間も可撓性の連結部材を介して連結されたことを特徴
としている。このように、中間翼が上下に複数段設けら
れて相互に可撓性連結部材で連結されると、中間翼の相
互間にも自動的に相対的な方向変化を生じて、上部翼と
下部翼との間での急激な風向変化が一層適切に緩和され
るようになる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態としての風洞内風向制御装置について説明すると、
図1はその斜視図、図2はその一部を示す斜視図であ
る。
形態としての風洞内風向制御装置について説明すると、
図1はその斜視図、図2はその一部を示す斜視図であ
る。
【0010】本実施形態の風洞内風向制御装置では、図
2に示す要素が横方向に複数組(図1に示す形態では3
組)並設されることにより、装置全体が構成されてい
る。すなわち、図1に示すように、風洞内の計測部3に
おける風路で、地形模型4よりも上流側の風路前端部
に、同一の鉛直軸線のまわりに回動しうる上部翼2aと
下部翼2bとが、それぞれ専用のモーターを含む回動制
御機構1a,1bをそなえて設置されている。そして、
上部翼2aと下部翼2bとの中間には、中間翼2cが上
記鉛直軸線のまわりに回動しうるように設置されてお
り、具体的には図2に示すごとく上記鉛直軸線に沿う支
軸7で各翼2a,2b,2cが相対的に回動できるよう
になっている。
2に示す要素が横方向に複数組(図1に示す形態では3
組)並設されることにより、装置全体が構成されてい
る。すなわち、図1に示すように、風洞内の計測部3に
おける風路で、地形模型4よりも上流側の風路前端部
に、同一の鉛直軸線のまわりに回動しうる上部翼2aと
下部翼2bとが、それぞれ専用のモーターを含む回動制
御機構1a,1bをそなえて設置されている。そして、
上部翼2aと下部翼2bとの中間には、中間翼2cが上
記鉛直軸線のまわりに回動しうるように設置されてお
り、具体的には図2に示すごとく上記鉛直軸線に沿う支
軸7で各翼2a,2b,2cが相対的に回動できるよう
になっている。
【0011】また中間翼2cは、上部翼2aとの相互間
および下部翼2bとの相互間を、それぞれ柔軟で伸縮性
のある可撓性連結部材6を介して連結されている。な
お、上部の回動制御装置1aは、その上部翼2aを回動
させるための駆動軸を支承する軸受の入った軸受箱5よ
りも上方に、すなわち風路天井よりも上方に設置され、
また下部の回動制御装置1bは、その下部翼2bを回動
させるための駆動軸が風路床部を貫通するようにして、
同床部の下方に設けられている。
および下部翼2bとの相互間を、それぞれ柔軟で伸縮性
のある可撓性連結部材6を介して連結されている。な
お、上部の回動制御装置1aは、その上部翼2aを回動
させるための駆動軸を支承する軸受の入った軸受箱5よ
りも上方に、すなわち風路天井よりも上方に設置され、
また下部の回動制御装置1bは、その下部翼2bを回動
させるための駆動軸が風路床部を貫通するようにして、
同床部の下方に設けられている。
【0012】本実施形態の風洞内風向制御装置は、上述
のように構成されているので、上部翼2aと下部翼2b
とが、それぞれの回動制御機構1a,1bにより互いに
独立して回動制御されるようになり、その際、中間翼2
cは上部翼2aおよび下部翼2bと可撓性の連結部材6
を介し連動して、中間翼2cの翼方向は上部翼2aの翼
方向と下部翼2bの翼方向との中間方向となる。このよ
うにして、地上からの高度に応じ風向の異なる自然風に
近似した気流が生成されるようになり、特に中間翼2c
の存在により、上部翼2aと下部翼2bとの間での急激
な風向の変化を自動的に抑制する効果が得られるように
なる。
のように構成されているので、上部翼2aと下部翼2b
とが、それぞれの回動制御機構1a,1bにより互いに
独立して回動制御されるようになり、その際、中間翼2
cは上部翼2aおよび下部翼2bと可撓性の連結部材6
を介し連動して、中間翼2cの翼方向は上部翼2aの翼
方向と下部翼2bの翼方向との中間方向となる。このよ
うにして、地上からの高度に応じ風向の異なる自然風に
近似した気流が生成されるようになり、特に中間翼2c
の存在により、上部翼2aと下部翼2bとの間での急激
な風向の変化を自動的に抑制する効果が得られるように
なる。
【0013】また、上部翼2a,下部翼2bおよび中間
翼2cが横方向に翼列を形成されているので、風向の制
御が、風路の横方向の位置に応じても、きめ細かく行な
えるようになる。なお、本実施形態では中間翼2cが1
段だけ設けられているが、このような中間翼を上下に複
数段設けて、中間翼相互を可撓性の連結部材で連結する
ようにしてもよく、この場合は上部翼2aと下部翼2b
との間での急激な風向の変化を、複数段の中間翼により
さらに適切に緩和できるようになる。
翼2cが横方向に翼列を形成されているので、風向の制
御が、風路の横方向の位置に応じても、きめ細かく行な
えるようになる。なお、本実施形態では中間翼2cが1
段だけ設けられているが、このような中間翼を上下に複
数段設けて、中間翼相互を可撓性の連結部材で連結する
ようにしてもよく、この場合は上部翼2aと下部翼2b
との間での急激な風向の変化を、複数段の中間翼により
さらに適切に緩和できるようになる。
【0014】また、上部翼2aと下部翼2bとの間に設
置される中間翼も専用の回動制御機構をそなえて、より
一層適切な翼方向となるように制御することも可能であ
る。さらに、専用の回動制御機構1a,1bをそなえた
上部翼2aおよび下部翼2bを、それぞれゴムのごとき
可撓性の材料で形成して、中間翼2cを省略し、上部翼
2aの後縁下端と下部翼2bの後縁上端とを適宜連結す
るようにしても、上部翼2aと下部翼2bとの間の急激
な風向の変化を抑制することが可能であり、本発明は、
このような形態も含むものである。
置される中間翼も専用の回動制御機構をそなえて、より
一層適切な翼方向となるように制御することも可能であ
る。さらに、専用の回動制御機構1a,1bをそなえた
上部翼2aおよび下部翼2bを、それぞれゴムのごとき
可撓性の材料で形成して、中間翼2cを省略し、上部翼
2aの後縁下端と下部翼2bの後縁上端とを適宜連結す
るようにしても、上部翼2aと下部翼2bとの間の急激
な風向の変化を抑制することが可能であり、本発明は、
このような形態も含むものである。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の風洞内風
向制御装置によれば次のような効果が得られる。 (1) 風洞内で風路を変える上部翼と下部翼とに、それぞ
れ専用の回動制御機構をそなえているので、上記の上部
翼と下部翼とが互いに独立して回動制御されるようにな
り、地上からの高度に応じ風向の異なる自然風に近似し
た気流が生成されるようになる。 (2) 上部翼および下部翼がそれぞれ横方向に翼列を形成
していると、風路における風向の制御が、同風路の横方
向の位置に応じても、きめ細かく行なえるようになる。 (3) 上記の上部翼と下部翼との中間に中間翼が回動制御
可能に設けられると、上記の上部翼と下部翼との間での
急激な風向の変化に対する抑制効果が得られるほか、地
形模型に対し、地上からの高度に応じた風向制御を、き
め細かく行なえるようになる。 (4) 上記中間翼が、回動自由に設けられて、上記上部翼
との相互間および上記下部翼との相互間を、それぞれ可
撓性連結部材で連結されると、上記の上部翼および下部
翼の各回動制御に伴い、上記中間翼の翼方向は上記上部
翼の翼方向と上記下部翼の翼方向との中間方向になり、
上記の上部翼および下部翼の相互間での急激な風向変化
が自動的に抑制されるようになる。 (5) 上記の上部翼と下部翼との間に、上記中間翼が上下
に複数段設けられて相互に可撓性連結部材で連結される
と、上記中間翼どうしの間にも自動的に相対的な方向変
化を生じて、上記の上部翼と下部翼との間での急激な風
向変化が一層適切に緩和されるようになる。
向制御装置によれば次のような効果が得られる。 (1) 風洞内で風路を変える上部翼と下部翼とに、それぞ
れ専用の回動制御機構をそなえているので、上記の上部
翼と下部翼とが互いに独立して回動制御されるようにな
り、地上からの高度に応じ風向の異なる自然風に近似し
た気流が生成されるようになる。 (2) 上部翼および下部翼がそれぞれ横方向に翼列を形成
していると、風路における風向の制御が、同風路の横方
向の位置に応じても、きめ細かく行なえるようになる。 (3) 上記の上部翼と下部翼との中間に中間翼が回動制御
可能に設けられると、上記の上部翼と下部翼との間での
急激な風向の変化に対する抑制効果が得られるほか、地
形模型に対し、地上からの高度に応じた風向制御を、き
め細かく行なえるようになる。 (4) 上記中間翼が、回動自由に設けられて、上記上部翼
との相互間および上記下部翼との相互間を、それぞれ可
撓性連結部材で連結されると、上記の上部翼および下部
翼の各回動制御に伴い、上記中間翼の翼方向は上記上部
翼の翼方向と上記下部翼の翼方向との中間方向になり、
上記の上部翼および下部翼の相互間での急激な風向変化
が自動的に抑制されるようになる。 (5) 上記の上部翼と下部翼との間に、上記中間翼が上下
に複数段設けられて相互に可撓性連結部材で連結される
と、上記中間翼どうしの間にも自動的に相対的な方向変
化を生じて、上記の上部翼と下部翼との間での急激な風
向変化が一層適切に緩和されるようになる。
【図1】本発明の一実施形態としての風洞内風向制御装
置の全体構成を概略的に示す斜視図である。
置の全体構成を概略的に示す斜視図である。
【図2】図1の装置の基本要素を取り出して示す斜視図
である。
である。
【図3】従来の風洞内風向制御装置の概略的構成を示す
斜視図である。
斜視図である。
1a 上部翼専用の回動制御機構 1b 下部翼専用の回動制御機構 2a 上部翼 2b 下部翼 2c 中間翼 3 計測部 4 地形模型 5 軸受箱 6 可撓性連結部材 7 支軸
Claims (5)
- 【請求項1】 風洞内の風路において、ほぼ同一の鉛直
軸線のまわりに回動しうる上部翼と下部翼とをそなえ、
これらの上部翼と下部翼とにそれぞれ専用の回動制御機
構が設けられたことを特徴とする、風洞内風向制御装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の風洞内風向制御装置に
おいて、上記の上部翼および下部翼が、それぞれ横方向
に並設されて翼列を形成していることを特徴とする、風
洞内風向制御装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の風洞内風向制
御装置において、上記の上部翼と下部翼との中間に、上
記鉛直軸線のまわりに回動制御しうる中間翼が設けられ
たことを特徴とする、風洞内風向制御装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載の風洞内風向制御装置に
おいて、上記中間翼が回動自由に軸支されて、同中間翼
が、上記上部翼との相互間および上記下部翼との相互間
を、それぞれ可撓性の連結部材を介して連結されたこと
を特徴とする、風洞内風向制御装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の風洞内風向制御装置に
おいて、上記中間翼が上下に複数段設けられ、上下の中
間翼の相互間も可撓性の連結部材を介して連結されたこ
とを特徴とする、風洞内風向制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35265395A JP3207736B2 (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 風洞内風向制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35265395A JP3207736B2 (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 風洞内風向制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09184783A true JPH09184783A (ja) | 1997-07-15 |
JP3207736B2 JP3207736B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=18425523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35265395A Expired - Fee Related JP3207736B2 (ja) | 1995-12-29 | 1995-12-29 | 風洞内風向制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3207736B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104596725A (zh) * | 2015-01-26 | 2015-05-06 | 大连理工大学 | 风洞谐波风场的半主动模拟装置 |
CN109538307A (zh) * | 2018-12-16 | 2019-03-29 | 中国航发沈阳发动机研究所 | 一种调节气流机匣 |
CN109827742A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-05-31 | 沈阳航空航天大学 | 一种用于风蚀风洞实验的自然风模拟方法 |
CN110567670A (zh) * | 2019-09-11 | 2019-12-13 | 交通运输部天津水运工程科学研究所 | 港口大型机械设备突发阵风响应风洞模拟装置及试验方法 |
-
1995
- 1995-12-29 JP JP35265395A patent/JP3207736B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104596725A (zh) * | 2015-01-26 | 2015-05-06 | 大连理工大学 | 风洞谐波风场的半主动模拟装置 |
CN109538307A (zh) * | 2018-12-16 | 2019-03-29 | 中国航发沈阳发动机研究所 | 一种调节气流机匣 |
CN109827742A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-05-31 | 沈阳航空航天大学 | 一种用于风蚀风洞实验的自然风模拟方法 |
CN110567670A (zh) * | 2019-09-11 | 2019-12-13 | 交通运输部天津水运工程科学研究所 | 港口大型机械设备突发阵风响应风洞模拟装置及试验方法 |
CN110567670B (zh) * | 2019-09-11 | 2021-08-13 | 交通运输部天津水运工程科学研究所 | 港口大型机械设备突发阵风响应风洞模拟装置及试验方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3207736B2 (ja) | 2001-09-10 |
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