JPH09183987A - Lng気化器における海水ポンプの運転方法 - Google Patents
Lng気化器における海水ポンプの運転方法Info
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- JPH09183987A JPH09183987A JP34362995A JP34362995A JPH09183987A JP H09183987 A JPH09183987 A JP H09183987A JP 34362995 A JP34362995 A JP 34362995A JP 34362995 A JP34362995 A JP 34362995A JP H09183987 A JPH09183987 A JP H09183987A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】LNG気化器の散水量を削減して、海水ポンプ
の動力費を削減することを図る。 【解決手段】監視対象のLNG気化器の入側の海水温度
を気化器設計条件に当てはめて求めた必要散水量と、幕
切れ限界散水量のうちの大きな方を設定散水量として海
水ポンプによる海水の供給量を算出して運転を行う方法
において、気化器のパネルの下部ヘッダー部付近のチュ
ーブの散水温度を左右方向に渡って測定して、夫々のチ
ューブ毎に入側の海水温度との差温を算出し、次いで算
出した差温と、LNG流量、入側LNG及び出側ガスの
エンタルピー並びに散水の比熱とからチューブ毎の見か
けの散水量を算出し、見かけの散水量が上記設定散水量
よりも低下した場合に海水ポンプによる海水の供給量を
増加する制御を行うLNG気化器における海水ポンプの
運転方法。
の動力費を削減することを図る。 【解決手段】監視対象のLNG気化器の入側の海水温度
を気化器設計条件に当てはめて求めた必要散水量と、幕
切れ限界散水量のうちの大きな方を設定散水量として海
水ポンプによる海水の供給量を算出して運転を行う方法
において、気化器のパネルの下部ヘッダー部付近のチュ
ーブの散水温度を左右方向に渡って測定して、夫々のチ
ューブ毎に入側の海水温度との差温を算出し、次いで算
出した差温と、LNG流量、入側LNG及び出側ガスの
エンタルピー並びに散水の比熱とからチューブ毎の見か
けの散水量を算出し、見かけの散水量が上記設定散水量
よりも低下した場合に海水ポンプによる海水の供給量を
増加する制御を行うLNG気化器における海水ポンプの
運転方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオープンラック式ベ
ーパライザ等のLNG気化器における海水ポンプの運転
方法に関するものである。
ーパライザ等のLNG気化器における海水ポンプの運転
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】海水を加熱源とするLNG気化器である
オープンラック式ベーパライザにおいては、LNGの負
荷に対して海水の散水量が不足すると、気化器のパネル
の温度が次第に下降して氷着が発生し、放置すると下流
側の常温配管へ低温液が流入する危険性がある。一方、
水幕切れが発生する等によりパネルへの海水の散水状態
が不均一となると、パネルの温度分布が不均一となっ
て、氷着と共にパネルの変形の原因となる応力が発生す
る危険性があり、これらの散水に関する異常は、トラフ
の詰まりやパネルの汚れ等を原因として起る。
オープンラック式ベーパライザにおいては、LNGの負
荷に対して海水の散水量が不足すると、気化器のパネル
の温度が次第に下降して氷着が発生し、放置すると下流
側の常温配管へ低温液が流入する危険性がある。一方、
水幕切れが発生する等によりパネルへの海水の散水状態
が不均一となると、パネルの温度分布が不均一となっ
て、氷着と共にパネルの変形の原因となる応力が発生す
る危険性があり、これらの散水に関する異常は、トラフ
の詰まりやパネルの汚れ等を原因として起る。
【0003】ところが、LNG気化器では、従来は、そ
の設計値(例えば海水温度8℃、LNG負荷100%、LN
G偏流5%、海水余裕値20%)において、氷着高さ2.5m
以内となるような定格散水流量を、海水温度が15℃以下
の場合には100%、15℃を超える時は80%を散水するよ
うに海水ポンプを運転しており、散水状態を自動的に検
出して海水ポンプの運転台数を散水状態に応じて制御す
ることは行われていない。
の設計値(例えば海水温度8℃、LNG負荷100%、LN
G偏流5%、海水余裕値20%)において、氷着高さ2.5m
以内となるような定格散水流量を、海水温度が15℃以下
の場合には100%、15℃を超える時は80%を散水するよ
うに海水ポンプを運転しており、散水状態を自動的に検
出して海水ポンプの運転台数を散水状態に応じて制御す
ることは行われていない。
【0004】ところでLNG気化器の散水状態を、作業
員の目視でなく自動的に監視する従来の方法としては、
以下の方法がある。 a.赤外線画像処理手段を用い、赤外線画像のパターン
で異常を検出する方法。(例えば特願平2−18691
4号の明細書及び図面参照) b.赤外線画像処理手段を用い、赤外線画像を処理して
パネル氷着高さを検出して、異常判定を行う方法。(例
えば特願平4−341999号、342000号、34
2001号、特願平5−3311294号、特願平6−
228233号の明細書及び図面参照)
員の目視でなく自動的に監視する従来の方法としては、
以下の方法がある。 a.赤外線画像処理手段を用い、赤外線画像のパターン
で異常を検出する方法。(例えば特願平2−18691
4号の明細書及び図面参照) b.赤外線画像処理手段を用い、赤外線画像を処理して
パネル氷着高さを検出して、異常判定を行う方法。(例
えば特願平4−341999号、342000号、34
2001号、特願平5−3311294号、特願平6−
228233号の明細書及び図面参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したとおり、従来
の海水ポンプの運転方法では、海水温度のみに対応して
一定の割合でしか散水量を減らすことができないので、
海水ポンプを運転するための動力費の削減が困難であ
る。
の海水ポンプの運転方法では、海水温度のみに対応して
一定の割合でしか散水量を減らすことができないので、
海水ポンプを運転するための動力費の削減が困難であ
る。
【0006】そこで、上述したような方法により散水状
態を検出して海水ポンプの運転を制御することも考えら
れるが、従来の方法では次のような課題がある。 a.温度パターンにより、大雑把な異常の検出はできる
が、氷着のアンバランスを直接捉えることができず、
散水量の削減についての細かな指示はできない。 b.散水に関する異常の検出は可能であるが、その異常
がトラフの詰まりによるものなのか、パネルの汚れによ
るものなのかの判別ができないので、どの程度散水量を
増やせば、その異常を解消できるのかの具体的指針を与
えることはできない。 本発明は、このような従来の監視方法の課題を解決する
ことを目的とするものである。
態を検出して海水ポンプの運転を制御することも考えら
れるが、従来の方法では次のような課題がある。 a.温度パターンにより、大雑把な異常の検出はできる
が、氷着のアンバランスを直接捉えることができず、
散水量の削減についての細かな指示はできない。 b.散水に関する異常の検出は可能であるが、その異常
がトラフの詰まりによるものなのか、パネルの汚れによ
るものなのかの判別ができないので、どの程度散水量を
増やせば、その異常を解消できるのかの具体的指針を与
えることはできない。 本発明は、このような従来の監視方法の課題を解決する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、まず第1の方法として、監視対象
のLNG気化器の入側の海水温度を気化器設計条件に当
てはめて求めた必要散水量と、幕切れ限界散水量のうち
の大きな方を設定散水量として海水ポンプによる海水の
供給量を算出して運転を行う方法において、気化器のパ
ネルの下部ヘッダー部付近のチューブの散水温度を左右
方向に渡って測定して、夫々のチューブ毎に入側の海水
温度との差温を算出し、次いで算出した差温と、LNG
流量、入側LNG及び出側ガスのエンタルピー並びに散
水の比熱とからチューブ毎の見かけの散水量を算出し、
見かけの散水量が上記設定散水量よりも低下した場合に
海水ポンプによる海水の供給量を増加する制御を行う海
水ポンプの運転方法を提案する。
ために、本発明では、まず第1の方法として、監視対象
のLNG気化器の入側の海水温度を気化器設計条件に当
てはめて求めた必要散水量と、幕切れ限界散水量のうち
の大きな方を設定散水量として海水ポンプによる海水の
供給量を算出して運転を行う方法において、気化器のパ
ネルの下部ヘッダー部付近のチューブの散水温度を左右
方向に渡って測定して、夫々のチューブ毎に入側の海水
温度との差温を算出し、次いで算出した差温と、LNG
流量、入側LNG及び出側ガスのエンタルピー並びに散
水の比熱とからチューブ毎の見かけの散水量を算出し、
見かけの散水量が上記設定散水量よりも低下した場合に
海水ポンプによる海水の供給量を増加する制御を行う海
水ポンプの運転方法を提案する。
【0008】次に、本発明では、第2の方法として、監
視対象のLNG気化器の入側の海水温度を気化器設計条
件に当てはめて求めた必要散水量と、幕切れ限界散水量
のうちの大きな方を設定散水量として海水ポンプによる
海水の供給量を算出して運転を行う方法において、気化
器のパネルの下部ヘッダー部付近のチューブの表面をカ
メラにより撮影して流下する水の動画像を収集し、動画
像中の隣接フレームから局所的な注目領域の動きベクト
ルを抽出して水の流速を算出した後、流速と流量との既
知の対応関係を用いて、上記算出した流速からチューブ
毎の真の散水量を算出し、真の散水量が上記設定散水量
よりも低下した場合に海水ポンプによる海水の供給量を
増加する制御を行う海水ポンプの運転方法を提案する。
視対象のLNG気化器の入側の海水温度を気化器設計条
件に当てはめて求めた必要散水量と、幕切れ限界散水量
のうちの大きな方を設定散水量として海水ポンプによる
海水の供給量を算出して運転を行う方法において、気化
器のパネルの下部ヘッダー部付近のチューブの表面をカ
メラにより撮影して流下する水の動画像を収集し、動画
像中の隣接フレームから局所的な注目領域の動きベクト
ルを抽出して水の流速を算出した後、流速と流量との既
知の対応関係を用いて、上記算出した流速からチューブ
毎の真の散水量を算出し、真の散水量が上記設定散水量
よりも低下した場合に海水ポンプによる海水の供給量を
増加する制御を行う海水ポンプの運転方法を提案する。
【0009】次に、本発明では、第3の方法として、監
視対象のLNG気化器の入側の海水温度を気化器設計条
件に当てはめて求めた必要散水量と、幕切れ限界散水量
のうちの大きな方を設定散水量として海水ポンプによる
海水の供給量を算出して運転を行う方法において、気化
器のパネルの下部ヘッダー部付近のチューブの散水温度
を左右方向に渡って測定して、夫々のチューブ毎に入側
の海水温度との差温を算出し、次いで算出した差温と、
LNG流量、入側LNG及び出側ガスのエンタルピー並
びに散水の比熱とからチューブ毎の見かけの散水量を算
出すると共に、気化器のパネルの下部ヘッダー部付近の
チューブの表面をカメラにより撮影して流下する水の動
画像を収集し、動画像中の隣接フレームから局所的な注
目領域の動きベクトルを抽出して水の流速を算出した
後、流速と流量との既知の対応関係を用いて、上記算出
した流速からチューブ毎の真の散水量を算出し、見かけ
の散水量が上記設定散水量よりも低下した場合に異常を
判定し、見かけの散水量と真の散水量との比較により異
常の原因を判別して海水ポンプによる海水の供給量を増
加する制御を行う海水ポンプの運転方法を提案する。
視対象のLNG気化器の入側の海水温度を気化器設計条
件に当てはめて求めた必要散水量と、幕切れ限界散水量
のうちの大きな方を設定散水量として海水ポンプによる
海水の供給量を算出して運転を行う方法において、気化
器のパネルの下部ヘッダー部付近のチューブの散水温度
を左右方向に渡って測定して、夫々のチューブ毎に入側
の海水温度との差温を算出し、次いで算出した差温と、
LNG流量、入側LNG及び出側ガスのエンタルピー並
びに散水の比熱とからチューブ毎の見かけの散水量を算
出すると共に、気化器のパネルの下部ヘッダー部付近の
チューブの表面をカメラにより撮影して流下する水の動
画像を収集し、動画像中の隣接フレームから局所的な注
目領域の動きベクトルを抽出して水の流速を算出した
後、流速と流量との既知の対応関係を用いて、上記算出
した流速からチューブ毎の真の散水量を算出し、見かけ
の散水量が上記設定散水量よりも低下した場合に異常を
判定し、見かけの散水量と真の散水量との比較により異
常の原因を判別して海水ポンプによる海水の供給量を増
加する制御を行う海水ポンプの運転方法を提案する。
【0010】これらの方法においては、見かけの散水量
又は真の散水量を各チューブ毎に監視して、海水ポンプ
の運転台数を増減したり、各海水ポンプの吐出量を変化
させて海水の供給量を制御できるので、散水状態に異常
がない場合には、余分な海水量を減らし、ポンプの動力
費を削減することができる。
又は真の散水量を各チューブ毎に監視して、海水ポンプ
の運転台数を増減したり、各海水ポンプの吐出量を変化
させて海水の供給量を制御できるので、散水状態に異常
がない場合には、余分な海水量を減らし、ポンプの動力
費を削減することができる。
【0011】特に第3の方法においては、見かけの散水
量が設定散水量よりも低下した異常において、真の散水
量に着目することにより、散水の異常が、トラフ詰まり
に起因するものか、パネルの汚れに起因するものかを判
別することができるので、これらの原因に応じて散水量
の制御を行うこともできる。
量が設定散水量よりも低下した異常において、真の散水
量に着目することにより、散水の異常が、トラフ詰まり
に起因するものか、パネルの汚れに起因するものかを判
別することができるので、これらの原因に応じて散水量
の制御を行うこともできる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付図
面を参照して説明する。図1は本発明の方法を適用する
装置の構成を概念的に示すもので、符号1は気化器、即
ちオープンラック式ベーパライザを示すものであり、こ
のオープンラック式ベーパライザは周知のように、上部
ヘッダー2と下部ヘッダー3間にフィンを備えたチュー
ブ4を連続的に列設してパネル5を構成し、このパネル
5の上部の両側側面に構成した海水トラフ6から海水を
幕状に均一に流下させて下部ヘッダー3から流入するL
NGを気化させる構成である。
面を参照して説明する。図1は本発明の方法を適用する
装置の構成を概念的に示すもので、符号1は気化器、即
ちオープンラック式ベーパライザを示すものであり、こ
のオープンラック式ベーパライザは周知のように、上部
ヘッダー2と下部ヘッダー3間にフィンを備えたチュー
ブ4を連続的に列設してパネル5を構成し、このパネル
5の上部の両側側面に構成した海水トラフ6から海水を
幕状に均一に流下させて下部ヘッダー3から流入するL
NGを気化させる構成である。
【0013】符号11は複数の気化器1のトラフ6への
海水供給系統を示すもので、この供給系統11には複数
の海水ポンプ8を設けていて、その運転台数を制御可能
に構成している。符号9は運転台数の制御手段であり、
この制御手段9は気化器1の散水状態を監視する処理手
段10の処理結果により動作させる構成としている。こ
の実施の形態では、海水の供給量の制御は、海水ポンプ
の運転台数の制御により行っているが、各海水ポンプの
吐出量が変化できる構成、即ちいわゆるVVVF方式の
場合には、各海水ポンプの吐出量の変化により海水の供
給量の制御を行うことができる。
海水供給系統を示すもので、この供給系統11には複数
の海水ポンプ8を設けていて、その運転台数を制御可能
に構成している。符号9は運転台数の制御手段であり、
この制御手段9は気化器1の散水状態を監視する処理手
段10の処理結果により動作させる構成としている。こ
の実施の形態では、海水の供給量の制御は、海水ポンプ
の運転台数の制御により行っているが、各海水ポンプの
吐出量が変化できる構成、即ちいわゆるVVVF方式の
場合には、各海水ポンプの吐出量の変化により海水の供
給量の制御を行うことができる。
【0014】符号11はパネル5を視野12内に対応さ
せて撮影可能な位置に設置した赤外線カメラであり、こ
の赤外線カメラ11は、パネル5の下部ヘッダー3付近
13のチューブの散水温度を左右方向に渡って測定する
手段である。しかしながらこの測定手段は、赤外線カメ
ラ11に代えて放射温度計や光ファイバ式温度計等を使
用することもできる。
せて撮影可能な位置に設置した赤外線カメラであり、こ
の赤外線カメラ11は、パネル5の下部ヘッダー3付近
13のチューブの散水温度を左右方向に渡って測定する
手段である。しかしながらこの測定手段は、赤外線カメ
ラ11に代えて放射温度計や光ファイバ式温度計等を使
用することもできる。
【0015】符号14はLNG気化器1のパネル5を視
野とするように配置したカメラであり、このカメラ14
は、パネル5の表面を撮影して、そこを流下している海
水の表面の動画像を得る構成としている。海水の表面の
画像とは、実質的に表面の流れが見える画像という意味
であり、必ずしも厳密な意味での海水の表面の画像であ
る必要はない。またカメラ14の視野15は2点鎖線で
模式的に示しているように、図1においてはパネル5全
体としているが、所望の局所を視野とすることもでき
る。
野とするように配置したカメラであり、このカメラ14
は、パネル5の表面を撮影して、そこを流下している海
水の表面の動画像を得る構成としている。海水の表面の
画像とは、実質的に表面の流れが見える画像という意味
であり、必ずしも厳密な意味での海水の表面の画像であ
る必要はない。またカメラ14の視野15は2点鎖線で
模式的に示しているように、図1においてはパネル5全
体としているが、所望の局所を視野とすることもでき
る。
【0016】カメラ14は、例えばモノクロームCCD
カメラを使用して、モノクロームの画像、即ち階調画像
を得る構成とする他、カラーカメラによりカラー画像を
得る構成とすることもでき、単位時間当たりのフレーム
数も適宜に設定することができる。
カメラを使用して、モノクロームの画像、即ち階調画像
を得る構成とする他、カラーカメラによりカラー画像を
得る構成とすることもでき、単位時間当たりのフレーム
数も適宜に設定することができる。
【0017】図1においては、カメラ11,14はパネ
ル5の正面側から撮影している状態を表しているが、パ
ネル5の設置状態に応じて斜め方向から撮影したり、ま
た1台のカメラで複数のパネル5を視野12,15内に
対応させて撮影するように構成することができる。
ル5の正面側から撮影している状態を表しているが、パ
ネル5の設置状態に応じて斜め方向から撮影したり、ま
た1台のカメラで複数のパネル5を視野12,15内に
対応させて撮影するように構成することができる。
【0018】符号10は処理手段であり、この処理手段
10は上記カメラ11,14 からの画像や他の測定手
段からの信号に基づいて以下のような処理を行う。
10は上記カメラ11,14 からの画像や他の測定手
段からの信号に基づいて以下のような処理を行う。
【0019】まず処理手段10は、温度測定手段16に
より測定した気化器1の入側の海水供給系統7の海水温
度と、赤外線カメラ11の画像により測定されるパネル
5の下部ヘッダー部3付近13の散水温度をチューブの
左右方向に渡って測定して温度分布17を求め、夫々の
チューブ毎に入側の海水温度との差温を算出し、次いで
算出した差温と、LNG流量、入側LNG及び出側ガス
のエンタルピー並びに散水の比熱とからチューブ毎の見
かけの散水量を算出する。この算出方法は特開平11−
2288119号公報に開示されているもので、以下の
とおりである。
より測定した気化器1の入側の海水供給系統7の海水温
度と、赤外線カメラ11の画像により測定されるパネル
5の下部ヘッダー部3付近13の散水温度をチューブの
左右方向に渡って測定して温度分布17を求め、夫々の
チューブ毎に入側の海水温度との差温を算出し、次いで
算出した差温と、LNG流量、入側LNG及び出側ガス
のエンタルピー並びに散水の比熱とからチューブ毎の見
かけの散水量を算出する。この算出方法は特開平11−
2288119号公報に開示されているもので、以下の
とおりである。
【0020】即ち、LNGパネルの散水量は、下記の基
準温度低下の式に示されるように出側散水温度の差温と
反比例関係にある。 ΔT=(H1−H2)×FLNG /(FSW×CSW) …………(1) (但し、ΔT:入側海水温度Tentと出側散水温度Texi
tの差温、H1:出側ガスのエンタルピー、H2:入側L
NGのエンタルピー、FLNG:LNG流量、FSW:散水
量、CSW:海水の比熱)
準温度低下の式に示されるように出側散水温度の差温と
反比例関係にある。 ΔT=(H1−H2)×FLNG /(FSW×CSW) …………(1) (但し、ΔT:入側海水温度Tentと出側散水温度Texi
tの差温、H1:出側ガスのエンタルピー、H2:入側L
NGのエンタルピー、FLNG:LNG流量、FSW:散水
量、CSW:海水の比熱)
【0021】従ってパネル5の左右方向の各チューブの
出側散水温度Texit(i)をチューブ毎に測定すると共
に、各所に共通な上記物理量H1,H2,Tent,FLNG及
びCSWを測定または既知の値として得て上記関係式に代
入することにより、パネル5のチューブ毎に散水量FSW
(i)を算出して、散水量の分布18aを求めることがで
きる。このようにして算出した散水量は見かけの散水量
でありFSW1と記す。尚、iはチューブの本数を示す添
字である。
出側散水温度Texit(i)をチューブ毎に測定すると共
に、各所に共通な上記物理量H1,H2,Tent,FLNG及
びCSWを測定または既知の値として得て上記関係式に代
入することにより、パネル5のチューブ毎に散水量FSW
(i)を算出して、散水量の分布18aを求めることがで
きる。このようにして算出した散水量は見かけの散水量
でありFSW1と記す。尚、iはチューブの本数を示す添
字である。
【0022】一方、処理手段10は、カメラ14で収集
したパネル5の下部ヘッダー部3付近13のチューブの
表面を流下する水の動画像中の隣接フレームから局所的
な注目領域の動きベクトルを抽出して水の流速を算出し
た後、流速と流量との既知の対応関係を用いて、上記算
出した流速からチューブ毎の真の散水量を各チューブに
つき算出する。この算出方法は、特願平11−2011
1102号の明細書及び図面に開示されるもので、概略
は以下のとおりである。
したパネル5の下部ヘッダー部3付近13のチューブの
表面を流下する水の動画像中の隣接フレームから局所的
な注目領域の動きベクトルを抽出して水の流速を算出し
た後、流速と流量との既知の対応関係を用いて、上記算
出した流速からチューブ毎の真の散水量を各チューブに
つき算出する。この算出方法は、特願平11−2011
1102号の明細書及び図面に開示されるもので、概略
は以下のとおりである。
【0023】図2は海水の流れによって画像中に現れる
ランダムなパターンの速度を求める過程を模式的に表し
たもので、左右の矩形枠は、夫々動画像中のi,i+1
番目の静止画像、即ちフレームfi,fi+1を示すもの
で、これらはカメラ14の視野15に対応している。こ
れらのフレームfi,fi+1には、海水の流下に伴って下
方に移動するランダムなパターン19が現れており、こ
のランダムなパターン19は図中横方向の破線で表して
いる。これらのランダムなパターン19の動きは動画像
認識の分野における既知の手法を利用して解析する。即
ち、上記隣接したフレームfi,fi+1間におけるランダ
ムなパターン19の移動距離は、画像間相関法等の既知
の手法を利用して得ることができる。
ランダムなパターンの速度を求める過程を模式的に表し
たもので、左右の矩形枠は、夫々動画像中のi,i+1
番目の静止画像、即ちフレームfi,fi+1を示すもの
で、これらはカメラ14の視野15に対応している。こ
れらのフレームfi,fi+1には、海水の流下に伴って下
方に移動するランダムなパターン19が現れており、こ
のランダムなパターン19は図中横方向の破線で表して
いる。これらのランダムなパターン19の動きは動画像
認識の分野における既知の手法を利用して解析する。即
ち、上記隣接したフレームfi,fi+1間におけるランダ
ムなパターン19の移動距離は、画像間相関法等の既知
の手法を利用して得ることができる。
【0024】画像間相関法では、例えばフレームfiの
所望の個所に局所的な注目領域Bを設定し、このフレー
ムfiの注目領域Bを、フレームfi+1内で走査しなが
ら、注目領域内画素の階調値の相互相関係数を算出し
て、注目領域Bと最も一致度が高いフレームfi+1の領
域B′、即ち相互相関係数が最大となる領域B′を求
め、これらの領域B,B′の画面上のずれ量から、フレ
ームfi,fi+1間におけるランダムなパターン19の画
面上の移動距離を求めることができる。そして、この画
面上の移動距離から実際のパネル5上の移動距離を求め
ることができる。注目領域Bの位置はフレーム内の適所
に設定することができ、また注目領域B内の画素数や縦
横比を適宜に設定することができる。この他ランダムな
パターン19の移動距離は、従来の適宜の手法を適用す
ることができる。
所望の個所に局所的な注目領域Bを設定し、このフレー
ムfiの注目領域Bを、フレームfi+1内で走査しなが
ら、注目領域内画素の階調値の相互相関係数を算出し
て、注目領域Bと最も一致度が高いフレームfi+1の領
域B′、即ち相互相関係数が最大となる領域B′を求
め、これらの領域B,B′の画面上のずれ量から、フレ
ームfi,fi+1間におけるランダムなパターン19の画
面上の移動距離を求めることができる。そして、この画
面上の移動距離から実際のパネル5上の移動距離を求め
ることができる。注目領域Bの位置はフレーム内の適所
に設定することができ、また注目領域B内の画素数や縦
横比を適宜に設定することができる。この他ランダムな
パターン19の移動距離は、従来の適宜の手法を適用す
ることができる。
【0025】以上の手法により、海水の流下に伴ってパ
ネル5上を下方に移動するランダムパターンの、フレー
ムfi,fi+1間における移動距離、従って海水の流下距
離を求めることかでき、この流下距離をフレームfi,
fi+1間の時間で除算することにより、海水の流速を算
出することができる。
ネル5上を下方に移動するランダムパターンの、フレー
ムfi,fi+1間における移動距離、従って海水の流下距
離を求めることかでき、この流下距離をフレームfi,
fi+1間の時間で除算することにより、海水の流速を算
出することができる。
【0026】図3はLNG気化器1のパネル5におい
て、パネル5を流下する海水の流速と、パネル5の局所
の流量との関係を実測した結果を示すものであり、この
場合、海水の流速は上記手法を適用して求めると共に、
局所の流量は従来の体積法により求めている。この図に
示されるように、表面の流速と局所の流量とは有意な対
応関係が認められ、次式で近似することができる。 v≒1.49×q0・673 …(1) 但し、v:表面の流速[m/sec],q:局所の流量[kg/
sec・m]である。従って、以上の手法を用いて算出した
海水の流速を、この(1)式に当てはめることにより、
局所、即ちチューブ毎の真の散水量を算出することがで
きる。この真の散水量をFSW2と記す。
て、パネル5を流下する海水の流速と、パネル5の局所
の流量との関係を実測した結果を示すものであり、この
場合、海水の流速は上記手法を適用して求めると共に、
局所の流量は従来の体積法により求めている。この図に
示されるように、表面の流速と局所の流量とは有意な対
応関係が認められ、次式で近似することができる。 v≒1.49×q0・673 …(1) 但し、v:表面の流速[m/sec],q:局所の流量[kg/
sec・m]である。従って、以上の手法を用いて算出した
海水の流速を、この(1)式に当てはめることにより、
局所、即ちチューブ毎の真の散水量を算出することがで
きる。この真の散水量をFSW2と記す。
【0027】処理手段10は以上のようにして算出した
各チューブに対応する見かけの散水量Fsw1に着目し、
設定値、例えば定格の77%以下になった場合には、散水
に関する異常、即ち、トラフ詰まりやパネル汚れ有りと
いう判定を行う。
各チューブに対応する見かけの散水量Fsw1に着目し、
設定値、例えば定格の77%以下になった場合には、散水
に関する異常、即ち、トラフ詰まりやパネル汚れ有りと
いう判定を行う。
【0028】次いで各チューブの真の散水量Fsw2に着
目し、見かけの散水量Fsw1と同様に低下している場
合、即ちFsw2=Fsw1の場合には、真の散水量が低下し
ていることが原因であるとして、対応するチューブのト
ラフ6の詰まり発生と判別する。
目し、見かけの散水量Fsw1と同様に低下している場
合、即ちFsw2=Fsw1の場合には、真の散水量が低下し
ていることが原因であるとして、対応するチューブのト
ラフ6の詰まり発生と判別する。
【0029】一方、上述したように見かけの散水量F
sw1が低下しているものの、真の散水量Fsw2が低下して
いない場合には、そのチューブにおける散水量は低下し
ていないが、パネル5の汚れが原因で熱交換能力が低下
し、エンタルピー差から求めた見かけの散水量が低下し
ていることが原因であるとして、対応するチューブの汚
れと判別する。
sw1が低下しているものの、真の散水量Fsw2が低下して
いない場合には、そのチューブにおける散水量は低下し
ていないが、パネル5の汚れが原因で熱交換能力が低下
し、エンタルピー差から求めた見かけの散水量が低下し
ていることが原因であるとして、対応するチューブの汚
れと判別する。
【0030】海水ポンプ8の制御手段9は、処理手段1
0が散水に関する異常を判定していない場合には、気化
器1の設計値(例えば海水温度8℃、LNG負荷100%、
LNG偏流5%、海水余裕値20%)において、氷着高さ
2.5m以内となるような定格散水流量又は幕切れ限界散水
量のうちの大きな方を設定散水量として海水ポンプによ
る海水の供給量、即ち図の形態の場合には海水ポンプ8
の運転台数を算出して複数の海水ポンプ8を運転する。
0が散水に関する異常を判定していない場合には、気化
器1の設計値(例えば海水温度8℃、LNG負荷100%、
LNG偏流5%、海水余裕値20%)において、氷着高さ
2.5m以内となるような定格散水流量又は幕切れ限界散水
量のうちの大きな方を設定散水量として海水ポンプによ
る海水の供給量、即ち図の形態の場合には海水ポンプ8
の運転台数を算出して複数の海水ポンプ8を運転する。
【0031】一方、処理手段10が異常を判定している
場合には、その異常の原因に応じて、海水ポンプ8の運
転台数を増加する運転を行う。具体的には、異常の原因
がトラフの詰まりに起因する場合には、海水の供給量が
大幅に増加するように運転台数を算出し、異常の原因が
チューブの汚れの場合には、海水の供給量が増加するよ
うに運転台数を算出する。このように運転台数を制御す
ることにより、海水ポンプの運転台数を必要最小限に維
持することができ、もって動力費の節減がなされる。
場合には、その異常の原因に応じて、海水ポンプ8の運
転台数を増加する運転を行う。具体的には、異常の原因
がトラフの詰まりに起因する場合には、海水の供給量が
大幅に増加するように運転台数を算出し、異常の原因が
チューブの汚れの場合には、海水の供給量が増加するよ
うに運転台数を算出する。このように運転台数を制御す
ることにより、海水ポンプの運転台数を必要最小限に維
持することができ、もって動力費の節減がなされる。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上のとおりであるので、次の
ような効果がある。 a.従来の運転方法では、余分に散水していた海水量を
削減することができるので、海水ポンプの動力費を削減
することができる。 b.散水量の設定値を、海水温度と幕切れ限界とから定
める方法では、局部的な詰まりや海水の偏流又はパネル
の汚れに起因する異常が発生した場合、対処不可能であ
るが、本発明では、算出した散水量に基づいて散水状態
を常時監視し、異常が発生した場合には、散水量を増加
する運転制御を行えるので、異常の発生時も安全な形で
運転が継続できる。
ような効果がある。 a.従来の運転方法では、余分に散水していた海水量を
削減することができるので、海水ポンプの動力費を削減
することができる。 b.散水量の設定値を、海水温度と幕切れ限界とから定
める方法では、局部的な詰まりや海水の偏流又はパネル
の汚れに起因する異常が発生した場合、対処不可能であ
るが、本発明では、算出した散水量に基づいて散水状態
を常時監視し、異常が発生した場合には、散水量を増加
する運転制御を行えるので、異常の発生時も安全な形で
運転が継続できる。
【図1】 本発明の方法を適用する装置の構成を概念的
に示す説明図である。
に示す説明図である。
【図2】 海水の流れによって画像中に現れるランダム
なパターンの速度を求める過程を表す模式図である。
なパターンの速度を求める過程を表す模式図である。
【図3】 表面流速と局所流量の対応関係を測定した結
果を示す説明図である。
果を示す説明図である。
1 LNG気化器 2 上部ヘッダー 3 下部ヘッダー 4 チューブ 5 気化器パネル 6 海水トラフ 7 海水供給系統 8 海水ポンプ 9 制御手段 10 処理手段 11 赤外線カメラ 12,15 視野 13 付近 14 カメラ 16 温度測定手段 17 温度分布 18a,18b 散水量の分布
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
Claims (7)
- 【請求項1】 監視対象のLNG気化器の入側の海水温
度を気化器設計条件に当てはめて求めた必要散水量と、
幕切れ限界散水量のうちの大きな方を設定散水量として
海水ポンプによる海水の供給量を算出して運転を行う方
法において、気化器のパネルの下部ヘッダー部付近のチ
ューブの散水温度を左右方向に渡って測定して、夫々の
チューブ毎に入側の海水温度との差温を算出し、次いで
算出した差温と、LNG流量、入側LNG及び出側ガス
のエンタルピー並びに散水の比熱とからチューブ毎の見
かけの散水量を算出し、見かけの散水量が上記設定散水
量よりも低下した場合に海水ポンプによる海水の供給量
を増加する制御を行うことを特徴とするLNG気化器に
おける海水ポンプの運転方法 - 【請求項2】 監視対象のLNG気化器の入側の海水温
度を気化器設計条件に当てはめて求めた必要散水量と、
幕切れ限界散水量のうちの大きな方を設定散水量として
海水ポンプによる海水の供給量を算出して運転を行う方
法において、気化器のパネルの下部ヘッダー部付近のチ
ューブの表面をカメラにより撮影して流下する水の動画
像を収集し、動画像中の隣接フレームから局所的な注目
領域の動きベクトルを抽出して水の流速を算出した後、
流速と流量との既知の対応関係を用いて、上記算出した
流速からチューブ毎の真の散水量を算出し、真の散水量
が上記設定散水量よりも低下した場合に海水ポンプによ
る海水の供給量を増加する制御を行うことを特徴とする
LNG気化器における海水ポンプの運転方法 - 【請求項3】 監視対象のLNG気化器の入側の海水温
度を気化器設計条件に当てはめて求めた必要散水量と、
幕切れ限界散水量のうちの大きな方を設定散水量として
海水ポンプによる海水の供給量を算出して運転を行う方
法において、気化器のパネルの下部ヘッダー部付近のチ
ューブの散水温度を左右方向に渡って測定して、夫々の
チューブ毎に入側の海水温度との差温を算出し、次いで
算出した差温と、LNG流量、入側LNG及び出側ガス
のエンタルピー並びに散水の比熱とからチューブ毎の見
かけの散水量を算出すると共に、気化器のパネルの下部
ヘッダー部付近のチューブの表面をカメラにより撮影し
て流下する水の動画像を収集し、動画像中の隣接フレー
ムから局所的な注目領域の動きベクトルを抽出して水の
流速を算出した後、流速と流量との既知の対応関係を用
いて、上記算出した流速からチューブ毎の真の散水量を
算出し、見かけの散水量が上記設定散水量よりも低下し
た場合に異常を判定し、見かけの散水量と真の散水量と
の比較により異常の原因を判別して海水ポンプによる海
水の供給量を増加する制御を行うことを特徴とするLN
G気化器における海水ポンプの運転方法 - 【請求項4】 真の散水量が見かけの散水量と等しい場
合にトラフ詰まりと判別することを特徴とする請求項3
記載のLNG気化器における海水ポンプの運転方法 - 【請求項5】 見かけの散水量のみが設定散水量以下と
なっている場合にパネル汚れ有りと判別することを特徴
とする請求項3記載のLNG気化器における海水ポンプ
の運転方法 - 【請求項6】 海水の供給量は、海水ポンプの運転台数
により制御すること特徴とする請求項1〜5のいずれか
1項に記載のLNG気化器における海水ポンプの運転方
法 - 【請求項7】 海水の供給量は、海水ポンプの吐出量を
変化させて制御すること特徴とする請求項1〜5のいず
れか1項に記載のLNG気化器における海水ポンプの運
転方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34362995A JPH09183987A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | Lng気化器における海水ポンプの運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34362995A JPH09183987A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | Lng気化器における海水ポンプの運転方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09183987A true JPH09183987A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18363011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34362995A Pending JPH09183987A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | Lng気化器における海水ポンプの運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09183987A (ja) |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP34362995A patent/JPH09183987A/ja active Pending
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