JPH09183448A - 吸い口管付き飲料容器の蓋体 - Google Patents
吸い口管付き飲料容器の蓋体Info
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- JPH09183448A JPH09183448A JP7207770A JP20777095A JPH09183448A JP H09183448 A JPH09183448 A JP H09183448A JP 7207770 A JP7207770 A JP 7207770A JP 20777095 A JP20777095 A JP 20777095A JP H09183448 A JPH09183448 A JP H09183448A
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- packing
- container
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/20—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
- B65D47/30—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with plug valves, i.e. valves that open and close a passageway by turning a cylindrical or conical plug without axial passageways
- B65D47/305—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with plug valves, i.e. valves that open and close a passageway by turning a cylindrical or conical plug without axial passageways provided with a spout, e.g. "escargot"-type valve
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65D77/00—Packages formed by enclosing articles or materials in preformed containers, e.g. boxes, cartons, sacks or bags
- B65D77/22—Details
- B65D77/24—Inserts or accessories added or incorporated during filling of containers
- B65D77/28—Cards, coupons, or drinking straws
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液体収容容器の口部に螺合する蓋体に、注出
口と吸い口管とを設けてコップでも口付けでも飲用でき
るようにすると共に、蓋を密閉するためのパッキングを
容易に着脱できるように設けて、使用後の洗浄を容易に
する。 【解決手段】 水筒状をした容器本体２の口頸部２ａに
螺合して密閉する蓋体３の上面に、凹状溝３ｃ形成し
て、該凹状溝内に吸い口管５を起伏自在に設けると共
に、着脱可能なねじ栓７を螺合した円筒状の注出口６を
設け、且つ、蓋体３の裏面に、前記吸い口管５に連通す
るように吸い上げチューブ８を接続する接続筒４を設け
ると共に、蓋天板部に蓋内周面と同心状にパッキング擁
壁３ａを立設してパッキング保持用の環状凹溝３ｂを形
成して、該凹溝内に摘み片９ａを有する環状のパッキン
グ９を着脱可能に嵌合して設けた吸い口管付き飲料容器
の蓋体。
口と吸い口管とを設けてコップでも口付けでも飲用でき
るようにすると共に、蓋を密閉するためのパッキングを
容易に着脱できるように設けて、使用後の洗浄を容易に
する。 【解決手段】 水筒状をした容器本体２の口頸部２ａに
螺合して密閉する蓋体３の上面に、凹状溝３ｃ形成し
て、該凹状溝内に吸い口管５を起伏自在に設けると共
に、着脱可能なねじ栓７を螺合した円筒状の注出口６を
設け、且つ、蓋体３の裏面に、前記吸い口管５に連通す
るように吸い上げチューブ８を接続する接続筒４を設け
ると共に、蓋天板部に蓋内周面と同心状にパッキング擁
壁３ａを立設してパッキング保持用の環状凹溝３ｂを形
成して、該凹溝内に摘み片９ａを有する環状のパッキン
グ９を着脱可能に嵌合して設けた吸い口管付き飲料容器
の蓋体。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を収納した中
空容器の開口部に嵌合する蓋体に関する、更に詳しく
は、容器の開口部に密閉する蓋体を取り外すことなく、
内容液を簡単に飲むことが可能な吸い口を設けた合成樹
脂製のキャップ、即ち、蓋体に関するものである。
空容器の開口部に嵌合する蓋体に関する、更に詳しく
は、容器の開口部に密閉する蓋体を取り外すことなく、
内容液を簡単に飲むことが可能な吸い口を設けた合成樹
脂製のキャップ、即ち、蓋体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の飲料水その他の飲料液体を収納し
た大型の中空容器、中でも水筒その他の広口容器於いて
は、容器の口部に螺合する蓋体を取り外すか、蓋部に設
けた注出口の口栓を外すかしてから、容器を傾けて内容
液を開口縁部からコップや茶碗に注いで飲むか、容器の
開口縁部に直接口を当ててがぶ飲みするかしていた。し
かし、コップについで飲む飲み方をするには、常にコッ
プや茶碗を用意しておかなくてはならず、また、幼児に
とってはこぼさずに上手にコップに注ぐことはむずかし
く、更に、がぶ飲みする飲み方は不衛生感を催したり、
粗暴に見えたりするばかりか、歩行中その他で身体を動
かしながらでも内容液をこぼすことなく自由に飲むこと
は困難であった。
た大型の中空容器、中でも水筒その他の広口容器於いて
は、容器の口部に螺合する蓋体を取り外すか、蓋部に設
けた注出口の口栓を外すかしてから、容器を傾けて内容
液を開口縁部からコップや茶碗に注いで飲むか、容器の
開口縁部に直接口を当ててがぶ飲みするかしていた。し
かし、コップについで飲む飲み方をするには、常にコッ
プや茶碗を用意しておかなくてはならず、また、幼児に
とってはこぼさずに上手にコップに注ぐことはむずかし
く、更に、がぶ飲みする飲み方は不衛生感を催したり、
粗暴に見えたりするばかりか、歩行中その他で身体を動
かしながらでも内容液をこぼすことなく自由に飲むこと
は困難であった。
【０００３】そこで、このような容器に代わる物とし
て、実開昭５７−１８６３６７号公報や実開昭５９−５
５１３１号公報に見るように、円筒状をした容器の蓋体
にストロー装着用の孔を穿設して、該孔から柔軟なスト
ローの一端側を容器内に挿入すると共に、他端側は容器
外に突出させて設けて吸口部となし、該ストローを介し
て内容液を飲めるようにしたものが知られている。しか
し、上記のような容器に設けられたストローは、柔軟性
があり特に吸口部分が軟らかくできているので、人の歯
に当たったり、無意識に噛まれたりするうちに変形し
て、不都合を生ずることがしばしばあった。
て、実開昭５７−１８６３６７号公報や実開昭５９−５
５１３１号公報に見るように、円筒状をした容器の蓋体
にストロー装着用の孔を穿設して、該孔から柔軟なスト
ローの一端側を容器内に挿入すると共に、他端側は容器
外に突出させて設けて吸口部となし、該ストローを介し
て内容液を飲めるようにしたものが知られている。しか
し、上記のような容器に設けられたストローは、柔軟性
があり特に吸口部分が軟らかくできているので、人の歯
に当たったり、無意識に噛まれたりするうちに変形し
て、不都合を生ずることがしばしばあった。
【０００４】ところで、近年は、従来の登山やハイキン
グの折りに小休止して、お茶やコーヒー等により水分を
補給するのみならず、テニスやサッカー等の各種スポー
ツの最中に、従来とは異なった種々のスポーツドリンク
水溶液を素早く飲用して水分を補給する手段が取られる
ようになるに伴って、携帯に便利で、且つ、丈夫で、動
きながらも誰にでも簡単に素早く飲める容器が要求され
るようになった。そこで、合成樹脂製の軽くて、丈夫な
水筒状をした容器の蓋面に、突出する細くて硬い吸い口
管を吸い出す方向に回動可能に設けると共に、容器内部
には吸い口管の基部に連結する吸い上げチューブを設け
た液体容器が提案されている。
グの折りに小休止して、お茶やコーヒー等により水分を
補給するのみならず、テニスやサッカー等の各種スポー
ツの最中に、従来とは異なった種々のスポーツドリンク
水溶液を素早く飲用して水分を補給する手段が取られる
ようになるに伴って、携帯に便利で、且つ、丈夫で、動
きながらも誰にでも簡単に素早く飲める容器が要求され
るようになった。そこで、合成樹脂製の軽くて、丈夫な
水筒状をした容器の蓋面に、突出する細くて硬い吸い口
管を吸い出す方向に回動可能に設けると共に、容器内部
には吸い口管の基部に連結する吸い上げチューブを設け
た液体容器が提案されている。
【０００５】例えば、このような容器としては図７に示
すように、液体を収納した容器本体２の口頸部に螺合し
た蓋体３の上面に突出するように筒状開口部４ａを形成
し、該筒状開口部内にＬ字状をした吸い口管５の基筒部
を回動可能に嵌合すると共に、前記基筒部内には容器底
部に達する吸い上げチューブ８を嵌合固定し、前記吸い
口管５の水平筒部の開口先端部には蓋体側壁面に連結す
るキャップ５ａが着脱自在に嵌合されており、内溶液を
飲用するには、吸い口管５先端のキャップ５ｂを外して
水平筒部１８０度回動すると、吸い口管の先端部を容器
胴部よりも外方へ突出させて吸い出し可能となしたもの
（実公昭６０−１６５２１号公報参照）や、図６に示す
ように、液体を収納した容器本体２の口頸部に螺合した
蓋体３の上面の中央部には、吸い口管５を起伏自在に支
承する溝状凹部を形成して、該凹部の底壁に通水孔を設
けると共に、注出口９を形成して口栓７を嵌合してな
り、また、蓋体３の裏面には前記通水孔の下部に吸い上
げチューブの接続筒４を形成し、該接続筒内に容器底部
に達するように吸い上げチューブ８を嵌合して設けてな
り、容器内の飲料液を飲む際は、上記蓋体の凹部に軸支
する吸い口管を回動して起立させると、吸い口管が吸い
上げチューブに連通して吸い出し可能としたもの（実公
昭６２−３６７６０号公報参照）がある。
すように、液体を収納した容器本体２の口頸部に螺合し
た蓋体３の上面に突出するように筒状開口部４ａを形成
し、該筒状開口部内にＬ字状をした吸い口管５の基筒部
を回動可能に嵌合すると共に、前記基筒部内には容器底
部に達する吸い上げチューブ８を嵌合固定し、前記吸い
口管５の水平筒部の開口先端部には蓋体側壁面に連結す
るキャップ５ａが着脱自在に嵌合されており、内溶液を
飲用するには、吸い口管５先端のキャップ５ｂを外して
水平筒部１８０度回動すると、吸い口管の先端部を容器
胴部よりも外方へ突出させて吸い出し可能となしたもの
（実公昭６０−１６５２１号公報参照）や、図６に示す
ように、液体を収納した容器本体２の口頸部に螺合した
蓋体３の上面の中央部には、吸い口管５を起伏自在に支
承する溝状凹部を形成して、該凹部の底壁に通水孔を設
けると共に、注出口９を形成して口栓７を嵌合してな
り、また、蓋体３の裏面には前記通水孔の下部に吸い上
げチューブの接続筒４を形成し、該接続筒内に容器底部
に達するように吸い上げチューブ８を嵌合して設けてな
り、容器内の飲料液を飲む際は、上記蓋体の凹部に軸支
する吸い口管を回動して起立させると、吸い口管が吸い
上げチューブに連通して吸い出し可能としたもの（実公
昭６２−３６７６０号公報参照）がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】合成樹脂製のネジ蓋を
螺合した水筒容器にあっては、通常は容器内に収容する
飲料液が漏れないように蓋はきつく密閉されており、飲
用するに際しては容器口部から蓋を取り外さねばならな
いが、幼児や子供達にとっては飲料液をこぼさずに蓋を
開けることは困難であり、また、蓋を開けてからも大き
な容器から小さなコップに飲料液をこぼさずに注ぐこと
も困難であった。
螺合した水筒容器にあっては、通常は容器内に収容する
飲料液が漏れないように蓋はきつく密閉されており、飲
用するに際しては容器口部から蓋を取り外さねばならな
いが、幼児や子供達にとっては飲料液をこぼさずに蓋を
開けることは困難であり、また、蓋を開けてからも大き
な容器から小さなコップに飲料液をこぼさずに注ぐこと
も困難であった。
【０００７】そこで、これ等の欠点を改良して誰にでも
容易に飲めるようにしたものが、上記した実公昭６０−
１６５２１号公報や実公昭６２−３６７６０号公報に記
載するような発明であるが、前者のものは、吸い口管を
介して容易に吸飲できるが、注出口を有しないのでコッ
プや茶碗に注いで飲むには、蓋体３を捩じって開蓋しな
ければならず不便であり、また、後者のものは、注出口
を有するが、口栓の開栓及び開栓した口栓の始末に注意
を要する等の難点があった。更に、上記した容器は、内
容液が漏れないようにと蓋をいくらきつく閉めておいて
も、振動その他で自然に緩むためか液漏れがすることが
あるので、液漏れを完全に防ぐための手段として、蓋内
面にパッキングを密着して設けておいて、ねじ蓋を容器
口頸部に螺合した際に両者間を密着するようになされて
いる。
容易に飲めるようにしたものが、上記した実公昭６０−
１６５２１号公報や実公昭６２−３６７６０号公報に記
載するような発明であるが、前者のものは、吸い口管を
介して容易に吸飲できるが、注出口を有しないのでコッ
プや茶碗に注いで飲むには、蓋体３を捩じって開蓋しな
ければならず不便であり、また、後者のものは、注出口
を有するが、口栓の開栓及び開栓した口栓の始末に注意
を要する等の難点があった。更に、上記した容器は、内
容液が漏れないようにと蓋をいくらきつく閉めておいて
も、振動その他で自然に緩むためか液漏れがすることが
あるので、液漏れを完全に防ぐための手段として、蓋内
面にパッキングを密着して設けておいて、ねじ蓋を容器
口頸部に螺合した際に両者間を密着するようになされて
いる。
【０００８】しかし、これ等の水筒容器は一度使用した
ものは、内面にドリンク剤やジュース等の成分が付着し
ていて、他の成分と混ざったり、腐敗し易かったりする
ので、再度使用するには内部をきれいに洗浄しなればな
らないが、蓋内面にパッキングを設けたものは、密閉用
パッキングが所定位置に密着固定されていて、蓋部の隅
々まで洗浄して付着成分を完全に取り除くことは困難で
あるので、洗浄時には密閉用パッキングを容易に取り外
しできるようにして、隅々まできれいに洗浄可能にする
ことが必要である。
ものは、内面にドリンク剤やジュース等の成分が付着し
ていて、他の成分と混ざったり、腐敗し易かったりする
ので、再度使用するには内部をきれいに洗浄しなればな
らないが、蓋内面にパッキングを設けたものは、密閉用
パッキングが所定位置に密着固定されていて、蓋部の隅
々まで洗浄して付着成分を完全に取り除くことは困難で
あるので、洗浄時には密閉用パッキングを容易に取り外
しできるようにして、隅々まできれいに洗浄可能にする
ことが必要である。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、蓋体２の上面
に設けた注出口６を筒状に形成すると共に、該注出口に
は筒状基部に嵌合した支持リング７ｂに連結したねじ栓
７を螺合密閉可能に設け、また、蓋体の裏面には密閉用
パッキングを保持する環状の凹溝３ｂを形成して、該凹
溝内に着脱自在な環状パッキング９を装着して、容器１
内に飲料液体を収容して使用する際には、前記パッキン
グは所定位置に移動不能に保持されて、容器口頸部２ａ
と蓋体３との間を完全密封可能とする。そして、使用済
み後に容器１を洗浄する際に、前記パッキング９は、前
記蓋体３の凹溝３ｂから容易に取り外しできて、蓋体３
の隅々まできれいに洗浄できるように、環状形にしたパ
ッキング９の内周面の一部に摘み片９ａを形成したもの
にする。
に設けた注出口６を筒状に形成すると共に、該注出口に
は筒状基部に嵌合した支持リング７ｂに連結したねじ栓
７を螺合密閉可能に設け、また、蓋体の裏面には密閉用
パッキングを保持する環状の凹溝３ｂを形成して、該凹
溝内に着脱自在な環状パッキング９を装着して、容器１
内に飲料液体を収容して使用する際には、前記パッキン
グは所定位置に移動不能に保持されて、容器口頸部２ａ
と蓋体３との間を完全密封可能とする。そして、使用済
み後に容器１を洗浄する際に、前記パッキング９は、前
記蓋体３の凹溝３ｂから容易に取り外しできて、蓋体３
の隅々まできれいに洗浄できるように、環状形にしたパ
ッキング９の内周面の一部に摘み片９ａを形成したもの
にする。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明は、大略円筒状をした水筒
形の容器本体２の口頸部２ａに蓋体３を嵌合した液体容
器１を合成樹脂により構成し、前記蓋体３は円筒状の周
壁部と水平状の上壁部とから形成し、上壁部の上面には
吸い口管５及び注出口６を設けると共に該注出口に口栓
７を設け、上壁部の内面にはパッキング保持用の環状凹
溝３ｂ及び接続筒４を形成し、該凹溝にパッキング９を
設けると共に、該接続筒４に吸い上げチューブ８を設け
て、液体容器１内に収容した飲料液を吸い口管５を介し
て吸い出すことにより飲用可能とした。
形の容器本体２の口頸部２ａに蓋体３を嵌合した液体容
器１を合成樹脂により構成し、前記蓋体３は円筒状の周
壁部と水平状の上壁部とから形成し、上壁部の上面には
吸い口管５及び注出口６を設けると共に該注出口に口栓
７を設け、上壁部の内面にはパッキング保持用の環状凹
溝３ｂ及び接続筒４を形成し、該凹溝にパッキング９を
設けると共に、該接続筒４に吸い上げチューブ８を設け
て、液体容器１内に収容した飲料液を吸い口管５を介し
て吸い出すことにより飲用可能とした。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１及び２に示すように本発明は、水筒状の形
をした容器本体２の口頸部２ａに螺合する蓋体３の上面
には、周縁近傍から中心点を横切るように他の周縁近傍
にかけて吸い口管５を収納するための凹状溝３ｃを形成
すると共に、該凹状溝の一端寄りには吸い口管５の先端
部をつかむ指挿入凹部３ｄを連通して形成し、更に、前
記凹状溝３ｃの側部に注出口６を筒状に突出して形成
し、そして、前記凹状溝内には指挿入凹部とは反対側端
部側壁に吸い口管５の基部を起伏自在に軸支５ａして設
け、前記筒状の注出口６の先端には密閉用のねじ栓７が
螺合され、該ねじ栓７は連結片７ａを介して支持リング
７ｂにより筒状基部に回動自在に嵌合して設けられてい
る。
明する。図１及び２に示すように本発明は、水筒状の形
をした容器本体２の口頸部２ａに螺合する蓋体３の上面
には、周縁近傍から中心点を横切るように他の周縁近傍
にかけて吸い口管５を収納するための凹状溝３ｃを形成
すると共に、該凹状溝の一端寄りには吸い口管５の先端
部をつかむ指挿入凹部３ｄを連通して形成し、更に、前
記凹状溝３ｃの側部に注出口６を筒状に突出して形成
し、そして、前記凹状溝内には指挿入凹部とは反対側端
部側壁に吸い口管５の基部を起伏自在に軸支５ａして設
け、前記筒状の注出口６の先端には密閉用のねじ栓７が
螺合され、該ねじ栓７は連結片７ａを介して支持リング
７ｂにより筒状基部に回動自在に嵌合して設けられてい
る。
【００１２】また、前記蓋体３の内面には、蓋体の周壁
部の内周面と同心状にパッキング擁壁を立設してパッキ
ング保持用の環状凹溝３ｂを形成すると共に、前記吸い
口管５の基部開口端に連通する位置に吸い上げチューブ
接続筒４を形成し、そして、前記環状凹溝内には、テフ
ロンゴムその他の弾性を備えた合成樹脂からなるリング
状をした平らなパッキング９を、パッキング内周部に設
けた摘み片９ａが前記擁壁３ａに形成した切り欠き部３
ｅから蓋の中心方向へ突出させて嵌合密着して設け、前
記接続筒４には柔軟な吸い上げチューブ８を容器の底部
に達するように嵌合接続して設けられている。
部の内周面と同心状にパッキング擁壁を立設してパッキ
ング保持用の環状凹溝３ｂを形成すると共に、前記吸い
口管５の基部開口端に連通する位置に吸い上げチューブ
接続筒４を形成し、そして、前記環状凹溝内には、テフ
ロンゴムその他の弾性を備えた合成樹脂からなるリング
状をした平らなパッキング９を、パッキング内周部に設
けた摘み片９ａが前記擁壁３ａに形成した切り欠き部３
ｅから蓋の中心方向へ突出させて嵌合密着して設け、前
記接続筒４には柔軟な吸い上げチューブ８を容器の底部
に達するように嵌合接続して設けられている。
【００１３】上記のような構造をした蓋体を備えた水筒
状の容器１を合成樹脂の射出成形により形成した本願の
発明を用いれば、例えば、蓋体３を捩じって容器本体２
の口頸部２ａから分離すると、容器本体２内に所定量の
スポーツドリンク剤の粉末を入れたら水を満たした後、
再び前記蓋体３を容器の口頸部２ａに被せて螺合密閉し
てから容器１をよく振ることにより、前記ドリンク剤を
完全に溶けてスポーツドリンク溶液が完成する。
状の容器１を合成樹脂の射出成形により形成した本願の
発明を用いれば、例えば、蓋体３を捩じって容器本体２
の口頸部２ａから分離すると、容器本体２内に所定量の
スポーツドリンク剤の粉末を入れたら水を満たした後、
再び前記蓋体３を容器の口頸部２ａに被せて螺合密閉し
てから容器１をよく振ることにより、前記ドリンク剤を
完全に溶けてスポーツドリンク溶液が完成する。
【００１４】このようにして得た容器１から内溶液を飲
用するには、蓋体２の上部に被せられたカップＣを取り
除いてから、蓋体２の上面凹状溝３ｃに収納した吸い口
管５を起立させると、吸い口管５の底部の開口と吸い上
げチューブ８の流路とが連通した状態になるので、吸い
口管５の先端に口付けして吸えば、内容液を誰でもが容
易に飲むことができるし、吸い口管は凹状溝３ｃ内に収
納されて、コップＣが被されているので吸い口が汚れる
こともない。また、コップ等で飲むことを所望する時
は、吸い口管５を上面凹状溝３ｃ内に倒して収納した状
態で、注出口６先端のねじ栓７を捩じって開栓してか
ら、容器１を手に持って注出口６を先に取り除いたコッ
プＣや茶碗等に傾ければ、内容液はコップに注ぐことが
でき、コップから飲むことができる。開栓したねじ栓７
は、連結片７ａを介して注出口６の基部に嵌合した支持
リング７ｂに一体に形成されたものであるから、落下し
て汚れたり、紛失したりする恐れもない。
用するには、蓋体２の上部に被せられたカップＣを取り
除いてから、蓋体２の上面凹状溝３ｃに収納した吸い口
管５を起立させると、吸い口管５の底部の開口と吸い上
げチューブ８の流路とが連通した状態になるので、吸い
口管５の先端に口付けして吸えば、内容液を誰でもが容
易に飲むことができるし、吸い口管は凹状溝３ｃ内に収
納されて、コップＣが被されているので吸い口が汚れる
こともない。また、コップ等で飲むことを所望する時
は、吸い口管５を上面凹状溝３ｃ内に倒して収納した状
態で、注出口６先端のねじ栓７を捩じって開栓してか
ら、容器１を手に持って注出口６を先に取り除いたコッ
プＣや茶碗等に傾ければ、内容液はコップに注ぐことが
でき、コップから飲むことができる。開栓したねじ栓７
は、連結片７ａを介して注出口６の基部に嵌合した支持
リング７ｂに一体に形成されたものであるから、落下し
て汚れたり、紛失したりする恐れもない。
【００１５】本発明の蓋付き容器は上記のようにして使
用されるが、一度使用した容器を洗浄するには、容器本
体２から蓋体３を分離してから内外面を洗浄するが、容
器本体２は、その内外面には何ら洗浄作業の障害となる
ようなものが存在しないので容易に洗浄することができ
る。つづいて、蓋体３を洗浄するには、上面のねじ栓７
を捩じって開栓して、注出口６基部から支持リング７ｂ
を抜いて分離すると共に、凹状溝３ｃ内の吸い口管５を
指で掴んで起立させて軸支部５ａから引き抜いて分離
し、つづいて、裏面の吸い上げチューブ８を接続筒４か
ら分離すると共に、摘み片９ａを掴んでパッキング９を
環状凹溝３ｂから分離すると、蓋体３は上面及び裏面と
も容易に隅々まできれいに洗浄することができる。
用されるが、一度使用した容器を洗浄するには、容器本
体２から蓋体３を分離してから内外面を洗浄するが、容
器本体２は、その内外面には何ら洗浄作業の障害となる
ようなものが存在しないので容易に洗浄することができ
る。つづいて、蓋体３を洗浄するには、上面のねじ栓７
を捩じって開栓して、注出口６基部から支持リング７ｂ
を抜いて分離すると共に、凹状溝３ｃ内の吸い口管５を
指で掴んで起立させて軸支部５ａから引き抜いて分離
し、つづいて、裏面の吸い上げチューブ８を接続筒４か
ら分離すると共に、摘み片９ａを掴んでパッキング９を
環状凹溝３ｂから分離すると、蓋体３は上面及び裏面と
も容易に隅々まできれいに洗浄することができる。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、円筒状を
した容器本体の口頸部にねじ蓋体を螺合した水筒形の液
体容器に於いて、蓋体の上面には、硬質の吸い口管を起
伏及び着脱自在に設けると共に、筒状をしたねじ栓付き
の注出口を設けて、また、蓋体の裏面には、摘み片を有
するパッキングをパッキング保持用の環状凹溝内に着脱
自在に設けると共に、吸い上げチューブを前記吸い口管
に連通して設けたので、吸い口管を起立させるだけで、
幼児でも内溶液をこぼすことなく容易に飲むことができ
るし、運動中やどのような姿勢でも飲むことができ、ま
た、必要ならば、ねじ栓を外すことによりコップで飲む
ことができるし、吸い口管が傷ついたり変形してしまっ
ても交換することが可能である。そして、使用後の洗浄
をするには、蓋体に設けられたパッキングは柔軟性があ
るので、突出した摘み片を掴んで引っ張れば容易に取り
外すことができるので、隅々まできれいに洗うことがで
きるし、パッキングが傷んだ場合にもすぐに交換するこ
とができる。
した容器本体の口頸部にねじ蓋体を螺合した水筒形の液
体容器に於いて、蓋体の上面には、硬質の吸い口管を起
伏及び着脱自在に設けると共に、筒状をしたねじ栓付き
の注出口を設けて、また、蓋体の裏面には、摘み片を有
するパッキングをパッキング保持用の環状凹溝内に着脱
自在に設けると共に、吸い上げチューブを前記吸い口管
に連通して設けたので、吸い口管を起立させるだけで、
幼児でも内溶液をこぼすことなく容易に飲むことができ
るし、運動中やどのような姿勢でも飲むことができ、ま
た、必要ならば、ねじ栓を外すことによりコップで飲む
ことができるし、吸い口管が傷ついたり変形してしまっ
ても交換することが可能である。そして、使用後の洗浄
をするには、蓋体に設けられたパッキングは柔軟性があ
るので、突出した摘み片を掴んで引っ張れば容易に取り
外すことができるので、隅々まできれいに洗うことがで
きるし、パッキングが傷んだ場合にもすぐに交換するこ
とができる。
【図１】本発明の蓋体を装着した容器の平面図である。
【図２】図１に於けるＡ−Ａ断面図である。
【図３】本発明の蓋体の斜視図である。
【図４】本発明の蓋体の裏面図である。
【図５】本発明の蓋体を密封するのに用いるパッキング
の平面図である。
の平面図である。
【図６】従来例を示す容器の断面図である。
【図７】別の従来例を示す容器の断面図である。
１ 飲料容器 ２ 容器本体 ３ 蓋体 ４ チューブ接続筒 ５ 吸い口管 ６ 注出口 ７ ねじ栓 ８ 吸い上げチューブ ９ パッキング
Claims (7)
- 【請求項１】 飲料液体を収納する水筒状をした容器本
体の口頸部に嵌合もしくは螺合して密閉する蓋体であっ
て、蓋体の上面には、起伏が自在な吸い口管を設けると
共に、開口端部に着脱可能なねじ栓を螺合した円筒状の
注出口を設け、且つ、蓋体の裏面には、吸い上げチュー
ブを前記吸い口管に連通するように接続可能な接続筒を
設けると共に、天板部にパッキング保持用の環状凹溝を
形成して、該凹溝内に環状のパッキングを嵌合して設け
たことを特徴とする吸い口管付き飲料容器の蓋体。 - 【請求項２】 前記蓋体の上面に形成した注出口の開口
部に螺合したねじ栓は、連結片により円筒状注出口の基
部に着脱自在に嵌合した支持リングに連結していること
を特徴とする請求項１に記載する吸い口管付き飲料容器
の蓋体。 - 【請求項３】 前記蓋体の上面に設けた吸い口管は、硬
質の合成樹脂からなると共に、蓋体の中心を横切って形
成した凹状溝内に起伏及び着脱自在に軸支して設けたこ
とを特徴とする請求項１に記載する吸い口管付き飲料容
器の蓋体。 - 【請求項４】 前記蓋体の上面には、前記凹状溝に連通
して吸い口管の先端部の両側に指挿入凹部を形成したこ
とを特徴とする請求項１乃至３に記載する吸い口管付き
飲料容器の蓋体。 - 【請求項５】 前記蓋体の上面に設けた、吸い口管収納
用凹状溝と該凹状溝に連通する指挿入凹部と開口端部に
ねじ部を形成した円筒状注出口、及び、蓋体の裏面に設
けた、パッキング保持用の環状凹溝と吸い上げチューブ
接続筒とを、合成樹脂の射出成形により一体に成形した
ことを特徴とする請求項１乃至４に記載する吸い口管付
き飲料容器の蓋体。 - 【請求項６】 前記蓋体裏面の天板部に形成したパッキ
ング保持用の環状凹溝には、その擁壁の一部に切り欠き
部が設けられ、環状パッキングの内周面に形成した摘み
片を該切り欠き部に突出させて着脱可能に設けたことを
特徴とする請求項１乃至５に記載する吸い口管付き飲料
容器の蓋体。 - 【請求項７】 前記蓋体の裏面に設けた接続筒に、容器
底部に達するように合成樹脂チューブを嵌合接続したこ
とを特徴とする請求項１乃至６に記載する吸い口管付き
飲料容器の蓋体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7207770A JPH09183448A (ja) | 1995-07-22 | 1995-07-22 | 吸い口管付き飲料容器の蓋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7207770A JPH09183448A (ja) | 1995-07-22 | 1995-07-22 | 吸い口管付き飲料容器の蓋体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09183448A true JPH09183448A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=16545247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7207770A Pending JPH09183448A (ja) | 1995-07-22 | 1995-07-22 | 吸い口管付き飲料容器の蓋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09183448A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014121587A1 (zh) * | 2013-02-05 | 2014-08-14 | 浙江白鸽实业有限公司 | 多功能瓶 |
| WO2017124352A1 (zh) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 张添章 | 弹出吸管时的信息推送方法以及吸管收纳装置 |
| EP4104710A1 (en) * | 2021-06-17 | 2022-12-21 | Lifetime Brands, Inc. | Multifunctional bottle lid assembly |
-
1995
- 1995-07-22 JP JP7207770A patent/JPH09183448A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014121587A1 (zh) * | 2013-02-05 | 2014-08-14 | 浙江白鸽实业有限公司 | 多功能瓶 |
| WO2017124352A1 (zh) * | 2016-01-20 | 2017-07-27 | 张添章 | 弹出吸管时的信息推送方法以及吸管收纳装置 |
| EP4104710A1 (en) * | 2021-06-17 | 2022-12-21 | Lifetime Brands, Inc. | Multifunctional bottle lid assembly |
| US11639253B2 (en) | 2021-06-17 | 2023-05-02 | Lifetime Brands, Inc. | Multifunctional bottle lid assembly |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040113 |