JPH09182909A - ストリップの蛇行制御方法および装置 - Google Patents
ストリップの蛇行制御方法および装置Info
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- JPH09182909A JPH09182909A JP7342652A JP34265295A JPH09182909A JP H09182909 A JPH09182909 A JP H09182909A JP 7342652 A JP7342652 A JP 7342652A JP 34265295 A JP34265295 A JP 34265295A JP H09182909 A JPH09182909 A JP H09182909A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 連続ストリップ処理ラインにおけるストリッ
プの蛇行制御方法および装置を提供する。 【解決手段】 上流側蛇行修正装置２の出側に設置した
上流側蛇行センサ10と下流側蛇行修正装置６の出側に設
置した下流側蛇行センサ11とで検出したストリップＳの
蛇行量と、下流側蛇行修正装置６の入出側ステアリング
ロール７，８の傾動量とを用いて平均蛇行量を演算し、
ストリップＳの平均位置をラインセンタに追従するよう
に上流側蛇行修正装置２の制御基準値を変更することに
より、ロールアウトやストリップ破断の発生を防止す
る。
プの蛇行制御方法および装置を提供する。 【解決手段】 上流側蛇行修正装置２の出側に設置した
上流側蛇行センサ10と下流側蛇行修正装置６の出側に設
置した下流側蛇行センサ11とで検出したストリップＳの
蛇行量と、下流側蛇行修正装置６の入出側ステアリング
ロール７，８の傾動量とを用いて平均蛇行量を演算し、
ストリップＳの平均位置をラインセンタに追従するよう
に上流側蛇行修正装置２の制御基準値を変更することに
より、ロールアウトやストリップ破断の発生を防止す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストリップの蛇行
制御方法および装置に関する。
制御方法および装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、一般にストリップ連続処理ライン
におけるストリップの蛇行を制御する方法としては、 クラウンロールと呼ばれるロールの中央部の半径が端
部より大きな搬送ロールを用いる方法、 一般にステアリングロールを備えた蛇行修正装置を、
ストリップの搬送ラインの上流側と下流側とに配置し
て、蛇行センサによって検出されたストリップの蛇行量
を修正する方向に傾動させることにより蛇行を制御する
方法、 などが知られている。
におけるストリップの蛇行を制御する方法としては、 クラウンロールと呼ばれるロールの中央部の半径が端
部より大きな搬送ロールを用いる方法、 一般にステアリングロールを備えた蛇行修正装置を、
ストリップの搬送ラインの上流側と下流側とに配置し
て、蛇行センサによって検出されたストリップの蛇行量
を修正する方向に傾動させることにより蛇行を制御する
方法、 などが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のストリップの蛇行制御方法では、の場合は、
板幅が広く板厚が薄いストリップの通板時に、ストリッ
プの幅方向中央部近傍に座屈変形が生じやすくなり、製
品品質を損ねるおそれがあること、に関しては、スト
リップの片寄りが大きい時には上流側蛇行修正装置で蛇
行を修正したとしても、ストリップが下流側蛇行修正装
置に到達する前に蛇行量が再び過大となって、ロールア
ウトやストリップ破断のおそれがあること、等の問題が
あった。
た従来のストリップの蛇行制御方法では、の場合は、
板幅が広く板厚が薄いストリップの通板時に、ストリッ
プの幅方向中央部近傍に座屈変形が生じやすくなり、製
品品質を損ねるおそれがあること、に関しては、スト
リップの片寄りが大きい時には上流側蛇行修正装置で蛇
行を修正したとしても、ストリップが下流側蛇行修正装
置に到達する前に蛇行量が再び過大となって、ロールア
ウトやストリップ破断のおそれがあること、等の問題が
あった。
【０００４】本発明は、上記のような従来技術の有する
課題を解決したストリップの蛇行制御方法および装置を
提供することを目的とする。
課題を解決したストリップの蛇行制御方法および装置を
提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステアリング
ロールを用いた複数台の蛇行修正装置を備えた連続スト
リップ処理ラインにおけるストリップの蛇行制御方法で
あって、前記蛇行修正装置間のストリップの平均蛇行量
を、それぞれの蛇行修正装置出側でのストリップの蛇行
量と前記蛇行修正装置の下流側のステアリングロールの
傾動量とを用いて演算し、ストリップの平均位置をライ
ンセンタに追従するように前記蛇行修正装置の上流側の
制御基準値を変更することを特徴とするストリップの蛇
行制御方法である。
ロールを用いた複数台の蛇行修正装置を備えた連続スト
リップ処理ラインにおけるストリップの蛇行制御方法で
あって、前記蛇行修正装置間のストリップの平均蛇行量
を、それぞれの蛇行修正装置出側でのストリップの蛇行
量と前記蛇行修正装置の下流側のステアリングロールの
傾動量とを用いて演算し、ストリップの平均位置をライ
ンセンタに追従するように前記蛇行修正装置の上流側の
制御基準値を変更することを特徴とするストリップの蛇
行制御方法である。
【０００６】また、本発明は、ストリップを搬送する搬
送ロールと、該搬送ロールの上流側に配置されるステア
リングロールを備えた上流側蛇行修正装置および上流側
蛇行センサと、前記搬送ロールの下流側に配置されるス
テアリングロールを備えた下流側蛇行修正装置および下
流側蛇行センサと、前記上流側蛇行センサおよび下流側
蛇行センサで検出された前記上流側蛇行修正装置および
下流側蛇行修正装置でのストリップの蛇行量と、前記下
流側蛇行修正装置のステアリングロールの傾動量とを用
いて平均蛇行量を演算して、該平均蛇行量とラインセン
タとの偏差をゼロにするように前記上流側蛇行修正装置
を制御するステアリング制御装置と、からなることを特
徴とするストリップの蛇行制御装置である。
送ロールと、該搬送ロールの上流側に配置されるステア
リングロールを備えた上流側蛇行修正装置および上流側
蛇行センサと、前記搬送ロールの下流側に配置されるス
テアリングロールを備えた下流側蛇行修正装置および下
流側蛇行センサと、前記上流側蛇行センサおよび下流側
蛇行センサで検出された前記上流側蛇行修正装置および
下流側蛇行修正装置でのストリップの蛇行量と、前記下
流側蛇行修正装置のステアリングロールの傾動量とを用
いて平均蛇行量を演算して、該平均蛇行量とラインセン
タとの偏差をゼロにするように前記上流側蛇行修正装置
を制御するステアリング制御装置と、からなることを特
徴とするストリップの蛇行制御装置である。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施の形
態について、図面を参照して詳しく説明する。図１は、
本発明の実施例の構成を示す概要図であり、図２は本発
明に用いられるフィードバック制御系を示すブロック図
である。図１において、１はストリップＳを矢示Ｒ方向
に搬送する搬送ロールで、ライン上にほぼ等間隔で配置
される。２は上流側蛇行修正装置で、入側ステアリング
ロール３と出側ステアリングロール４とが架台５上に固
定されて構成される。この上流側蛇行修正装置２は支点
Ｐa を中心軸に旋回自在とされる。６は下流側蛇行修正
装置で、入側ステアリングロール７と出側ステアリング
ロール８とが架台９上に固定されて構成される。この下
流側蛇行修正装置６は支点Ｐb を中心軸に旋回自在とさ
れる。10は上流側蛇行センサ、11は下流側蛇行センサで
ある。12は上流側蛇行修正装置２および下流側蛇行修正
装置６をフィードバック制御するステアリング制御装置
である。
態について、図面を参照して詳しく説明する。図１は、
本発明の実施例の構成を示す概要図であり、図２は本発
明に用いられるフィードバック制御系を示すブロック図
である。図１において、１はストリップＳを矢示Ｒ方向
に搬送する搬送ロールで、ライン上にほぼ等間隔で配置
される。２は上流側蛇行修正装置で、入側ステアリング
ロール３と出側ステアリングロール４とが架台５上に固
定されて構成される。この上流側蛇行修正装置２は支点
Ｐa を中心軸に旋回自在とされる。６は下流側蛇行修正
装置で、入側ステアリングロール７と出側ステアリング
ロール８とが架台９上に固定されて構成される。この下
流側蛇行修正装置６は支点Ｐb を中心軸に旋回自在とさ
れる。10は上流側蛇行センサ、11は下流側蛇行センサで
ある。12は上流側蛇行修正装置２および下流側蛇行修正
装置６をフィードバック制御するステアリング制御装置
である。
【０００８】そこで、ステアリング制御装置12は、上流
側蛇行センサ10および下流側蛇行センサ11からストリッ
プＳの蛇行量の検出値Ｅa ，Ｅb を入力して、ラインセ
ンタＬＣからの偏差を制御に追従するように上流側蛇行
修正装置２および下流側蛇行修正装置６を図示しない駆
動装置でそれぞれ傾動させて、ストリップＳの幅方向中
心位置（ストリップセンタ）Ｓc を修正する。
側蛇行センサ10および下流側蛇行センサ11からストリッ
プＳの蛇行量の検出値Ｅa ，Ｅb を入力して、ラインセ
ンタＬＣからの偏差を制御に追従するように上流側蛇行
修正装置２および下流側蛇行修正装置６を図示しない駆
動装置でそれぞれ傾動させて、ストリップＳの幅方向中
心位置（ストリップセンタ）Ｓc を修正する。
【０００９】このフィードバック制御系について、具体
的に説明する。図２において、13は上流側蛇行修正装置
２の制御系で、第１の演算子14と第２の演算子15、制御
部16、駆動部17とから構成される。18は下流側蛇行修正
装置６の制御系で、第１の演算子19と第２の演算子20、
制御部21、駆動部22とから構成される。23はストリップ
移送時間遅延回路、24は第３の演算子、25は第４の演算
子、26は演算部である。
的に説明する。図２において、13は上流側蛇行修正装置
２の制御系で、第１の演算子14と第２の演算子15、制御
部16、駆動部17とから構成される。18は下流側蛇行修正
装置６の制御系で、第１の演算子19と第２の演算子20、
制御部21、駆動部22とから構成される。23はストリップ
移送時間遅延回路、24は第３の演算子、25は第４の演算
子、26は演算部である。
【００１０】そして、以下のような手順で制御がなされ
る。 まず、上流側蛇行修正装置制御系13において、第１の
演算子14を介して上流側蛇行修正装置入側ストリップ蛇
行量Ｅ0 を入力して、第２の演算子15を介して設定され
た制御基準値ＳＰa との偏差ΔＡがゼロになるように、
制御部16によって駆動部17が制御され、上流側蛇行修正
装置２が支点Ｐa を中心軸にして旋回される。その制御
結果は、上流側蛇行センサ10で蛇行量検出値Ｅa として
検出され、制御部16に入力される。 同様に、下流側蛇行修正装置制御系18において、第３
の演算子24と第１の演算子19を介して蛇行修正装置間ス
トリップ斜行量Ｆを入力して、第２の演算子20を介して
設定された制御基準値ＳＰb との偏差ΔＢがゼロになる
ように、制御部21によって駆動部22が制御され、下流側
蛇行修正装置６が支点Ｐb を中心軸にして旋回される。
その制御結果は、下流側蛇行センサ11で蛇行量検出値Ｅ
b として検出され、制御部21に入力される。なお、上流
側蛇行修正装置制御系13における制御結果は、ストリッ
プＳの制御ポイントが下流側蛇行修正装置６の入側に到
達するのに同期させるべくストリップ移送時間遅延回路
23によって調整される。 さらに、上流側蛇行修正装置２の蛇行量検出値Ｅa と
下流側蛇行修正装置６の蛇行量検出値Ｅb と、また下流
側蛇行修正装置６の入出側ステアリングロール７，８の
傾動量Ｃb とはそれぞれ第４の演算子25に入力され、こ
の第４の演算子25において下記(1) 式を用いて平均蛇行
量Ｄが演算される。
る。 まず、上流側蛇行修正装置制御系13において、第１の
演算子14を介して上流側蛇行修正装置入側ストリップ蛇
行量Ｅ0 を入力して、第２の演算子15を介して設定され
た制御基準値ＳＰa との偏差ΔＡがゼロになるように、
制御部16によって駆動部17が制御され、上流側蛇行修正
装置２が支点Ｐa を中心軸にして旋回される。その制御
結果は、上流側蛇行センサ10で蛇行量検出値Ｅa として
検出され、制御部16に入力される。 同様に、下流側蛇行修正装置制御系18において、第３
の演算子24と第１の演算子19を介して蛇行修正装置間ス
トリップ斜行量Ｆを入力して、第２の演算子20を介して
設定された制御基準値ＳＰb との偏差ΔＢがゼロになる
ように、制御部21によって駆動部22が制御され、下流側
蛇行修正装置６が支点Ｐb を中心軸にして旋回される。
その制御結果は、下流側蛇行センサ11で蛇行量検出値Ｅ
b として検出され、制御部21に入力される。なお、上流
側蛇行修正装置制御系13における制御結果は、ストリッ
プＳの制御ポイントが下流側蛇行修正装置６の入側に到
達するのに同期させるべくストリップ移送時間遅延回路
23によって調整される。 さらに、上流側蛇行修正装置２の蛇行量検出値Ｅa と
下流側蛇行修正装置６の蛇行量検出値Ｅb と、また下流
側蛇行修正装置６の入出側ステアリングロール７，８の
傾動量Ｃb とはそれぞれ第４の演算子25に入力され、こ
の第４の演算子25において下記(1) 式を用いて平均蛇行
量Ｄが演算される。
【００１１】 Ｄ＝（Ｅa ＋Ｅb −Ｃb ）／２ ………………(1) そして、演算部26において、この平均蛇行量Ｄによっ
て予め設定された制御基準値ＳＰa が修正演算され、上
流側蛇行修正装置制御系13の第２の演算子15に入力さ
れ、この第２の演算子15において蛇行量検出値Ｅa と突
き合わされて偏差ΔＡの大きさが変更され、制御部16に
おいて平均蛇行量Ｄがゼロになるように駆動部17の制御
がなされる。
て予め設定された制御基準値ＳＰa が修正演算され、上
流側蛇行修正装置制御系13の第２の演算子15に入力さ
れ、この第２の演算子15において蛇行量検出値Ｅa と突
き合わされて偏差ΔＡの大きさが変更され、制御部16に
おいて平均蛇行量Ｄがゼロになるように駆動部17の制御
がなされる。
【００１２】なお、この演算部26には、上流側蛇行修正
装置制御系13において制御基準値ＳＰa を変化させた効
果が下流側蛇行修正装置６に伝送されるまでは、制御基
準値ＳＰa を現在値で保持させておき、ストリップ移送
時間遅延回路23での遅延時間分だけ保持した後、ふたた
び平均蛇行量Ｄだけ制御基準値ＳＰa を変化させるとい
う機能が備えられている。
装置制御系13において制御基準値ＳＰa を変化させた効
果が下流側蛇行修正装置６に伝送されるまでは、制御基
準値ＳＰa を現在値で保持させておき、ストリップ移送
時間遅延回路23での遅延時間分だけ保持した後、ふたた
び平均蛇行量Ｄだけ制御基準値ＳＰa を変化させるとい
う機能が備えられている。
【００１３】このようにして、上記(1) 式で得られた平
均蛇行量Ｄを用いて、上流側蛇行修正装置２の制御基準
値ＳＰa を−Ｄだけ変化させることにより、ストリップ
Ｓの幅方向の中心位置Ｓc をラインセンタＬＣに追従さ
せることができる。特に、例えば、上流側蛇行修正装置
２と下流側蛇行修正装置６の２台の蛇行修正装置間で、
下流側蛇行修正装置６での制御範囲を超えるような片寄
り・蛇行が発生した場合であっても、その制御量を上流
側蛇行修正装置２に分担させることが可能となるから、
ロールアウトやストリップ破断の危険性を大幅に減少さ
せることができる。
均蛇行量Ｄを用いて、上流側蛇行修正装置２の制御基準
値ＳＰa を−Ｄだけ変化させることにより、ストリップ
Ｓの幅方向の中心位置Ｓc をラインセンタＬＣに追従さ
せることができる。特に、例えば、上流側蛇行修正装置
２と下流側蛇行修正装置６の２台の蛇行修正装置間で、
下流側蛇行修正装置６での制御範囲を超えるような片寄
り・蛇行が発生した場合であっても、その制御量を上流
側蛇行修正装置２に分担させることが可能となるから、
ロールアウトやストリップ破断の危険性を大幅に減少さ
せることができる。
【００１４】なお、上記実施例では、２台の蛇行修正装
置を用いる方法について説明したが、本発明はこれに限
るものではなく、３台以上の蛇行修正装置を用いる場合
にも同様に適用し得ることはいうまでもない。
置を用いる方法について説明したが、本発明はこれに限
るものではなく、３台以上の蛇行修正装置を用いる場合
にも同様に適用し得ることはいうまでもない。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数台の蛇行修正装置の中間位置でストリップの位置偏
差を制御できるようにしたので、従来の蛇行センサ位置
でのストリップ蛇行量の修正の大きさに比べてより大き
な蛇行や片寄りに対しても、ロールアウトやストリップ
破断を発生させることなくストリップを搬送させること
が可能となり、これによって生産性の向上を図ることが
できる。
複数台の蛇行修正装置の中間位置でストリップの位置偏
差を制御できるようにしたので、従来の蛇行センサ位置
でのストリップ蛇行量の修正の大きさに比べてより大き
な蛇行や片寄りに対しても、ロールアウトやストリップ
破断を発生させることなくストリップを搬送させること
が可能となり、これによって生産性の向上を図ることが
できる。
【図１】本発明の実施例の構成を示す概要図である。
【図２】本発明に用いられるフィードバック制御系を示
すブロック図である。
すブロック図である。
１ 搬送ロール ２ 上流側蛇行修正装置 ３，７ 入側ステアリングロール ４，８ 出側ステアリングロール ５，９ 架台 ６ 下流側蛇行修正装置 10 上流側蛇行センサ 11 下流側蛇行センサ 12 ステアリング制御装置 13 上流側蛇行修正装置制御系 14, 19 第１の演算子 15, 20 第２の演算子 16, 21 制御部 17, 22 駆動部 18 下流側蛇行修正装置制御系 23 ストリップ移送時間遅延回路 24 第３の演算子 25 第４の演算子 26 演算部 ΔＡ，ΔＢ 偏差 Ｃb 下流側蛇行修正装置のロール傾動量 Ｄ 平均蛇行量 Ｅ0 上流側蛇行修正装置入側ストリップ蛇行量 Ｅa ，Ｅb ストリップ蛇行量検出値 Ｆ 蛇行修正装置間ストリップ斜行量 ＬＣ ラインセンタ Ｐa ，Ｐb 支点 Ｓ ストリップ Ｓc ストリップセンタ
Claims (2)
- 【請求項１】 ステアリングロールを用いた複数台の蛇
行修正装置を備えた連続ストリップ処理ラインにおける
ストリップの蛇行制御方法であって、 前記蛇行修正装置間のストリップの平均蛇行量を、それ
ぞれの蛇行修正装置出側でのストリップの蛇行量と前記
蛇行修正装置の下流側のステアリングロールの傾動量と
を用いて演算し、ストリップの平均位置をラインセンタ
に追従するように前記蛇行修正装置の上流側の制御基準
値を変更することを特徴とするストリップの蛇行制御方
法。 - 【請求項２】 ストリップを搬送する搬送ロールと、該
搬送ロールの上流側に配置されるステアリングロールを
備えた上流側蛇行修正装置および上流側蛇行センサと、
前記搬送ロールの下流側に配置されるステアリングロー
ルを備えた下流側蛇行修正装置および下流側蛇行センサ
と、前記上流側蛇行センサおよび下流側蛇行センサで検
出された前記上流側蛇行修正装置および下流側蛇行修正
装置でのストリップの蛇行量と、前記下流側蛇行修正装
置のステアリングロールの傾動量とを用いて平均蛇行量
を演算して、該平均蛇行量とラインセンタとの偏差をゼ
ロにするように前記上流側蛇行修正装置を制御するステ
アリング制御装置と、からなることを特徴とするストリ
ップの蛇行制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34265295A JP3456328B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | ストリップの蛇行制御方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34265295A JP3456328B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | ストリップの蛇行制御方法および装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09182909A true JPH09182909A (ja) | 1997-07-15 |
| JP3456328B2 JP3456328B2 (ja) | 2003-10-14 |
Family
ID=18355436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34265295A Expired - Fee Related JP3456328B2 (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | ストリップの蛇行制御方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3456328B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102259772A (zh) * | 2010-05-24 | 2011-11-30 | Ckd株式会社 | 卷取装置 |
-
1995
- 1995-12-28 JP JP34265295A patent/JP3456328B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102259772A (zh) * | 2010-05-24 | 2011-11-30 | Ckd株式会社 | 卷取装置 |
| JP2011246212A (ja) * | 2010-05-24 | 2011-12-08 | Ckd Corp | 巻取装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3456328B2 (ja) | 2003-10-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |