JPH0918228A - パラボラ空中線 - Google Patents

パラボラ空中線

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JPH0918228A
JPH0918228A JP18856395A JP18856395A JPH0918228A JP H0918228 A JPH0918228 A JP H0918228A JP 18856395 A JP18856395 A JP 18856395A JP 18856395 A JP18856395 A JP 18856395A JP H0918228 A JPH0918228 A JP H0918228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radio waves
parabolic
primary
parabolic antenna
primary radiators
Prior art date
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Pending
Application number
JP18856395A
Other languages
English (en)
Inventor
修造 ▲高▼橋
Shuzo Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Publication of JPH0918228A publication Critical patent/JPH0918228A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パラボラ空中線における周波数帯域の広帯域
化を図り、異なる周波数の電波を同時に送受信可能とす
る。 【構成】 パラボラ反射鏡1と、それぞれ異なる周波数
の電波を送受するための複数個の一次輻射器51〜54
と、各一次輻射器の入出力を結合する結合部7とを備え
ており、複数個の一次輻射器をパラボラ反射鏡の焦点近
傍に配置する。各一次輻射器に設けた電子スイッチ61
〜64を周波数選択装置8によって個々にオン、オフ制
御することで、各一次輻射器を個々に、或いは同時に動
作させ、各一次輻射器に対応する異なる周波数の電波の
送受が可能となり、空中線の広帯域化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTV放送に用いられるF
PU(Field Pickup Unit)等におけ
るSHF帯で使用するパラボラ空中線に関し、特に広帯
域化を可能にしたパラボラ空中線に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にパラボラ空中線は、パラボラ反射
鏡と、このパラボラ反射鏡の焦点位置に配置された一次
輻射器とで構成される。例えば、図4はその模式的な構
成図であり、パラボラ反射鏡101の焦点位置に、所定
の周波数帯に同調されるエレメントを有する一次輻射器
102を配置している。このパラボラ空中線では、外部
からの電波はパラボラ反射鏡101で反射されて焦点に
集束され、ここで一次輻射器102のエレメントに同調
される周波数の電波のが高利得で電磁結合され、一次輻
射器102から図外の送受信機等に伝送される。また、
送信の場合には逆となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のパラ
ボラ空中線は、パラボラ反射鏡の焦点位置に一次輻射器
を設置しているため、1つのパラボラ反射鏡に対しては
1つの一次輻射器を配置する構成となっている。このた
め、1つのパラボラ空中線における周波数帯域は一次輻
射器のエレメントの同調周波数に限定され、この周波数
帯域以外の電波を送受信することは難しいという問題が
ある。この場合、一次輻射器の高調波を送受信できるよ
うに構成することは可能ではあるが、それ以外の周波数
に適用することは困難である。
【0004】このため、送受信の周波数を変更する場合
には、変更しようとする周波数に適合する一次輻射器を
交換する必要があり、そのための人手による作業が必要
となる。あるいは、異なる周波数の電波を送受信する複
数個のパラボラ空中線をそれぞれ鉄塔等に装備せざるを
得ず、パラボラ空中線の個数が多くなり、かつ鉄塔に加
わる重量が保安上、或いは信頼性の上で問題となる。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、パラボラ空中線におけ
る周波数帯域の広帯域化を図り、異なる周波数の電波を
同時に送受信可能としたパラボラ空中線を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のパラボラ空中線
は、パラボラ反射鏡と、それぞれ異なる周波数の電波を
送受するためのエレメントを有する複数個の一次輻射器
と、各一次輻射器の入出力を結合する結合部とを備えて
おり、複数個の一次輻射器をパラボラ反射鏡の焦点近傍
に配置した構成とする。
【0007】ここで、複数の一次輻射器は、パラボラ反
射鏡の焦点の周囲のそれぞれ等距離位置に配置すること
が好ましい。また、複数の一次輻射器はその入出力をオ
ン、オフする電子スイッチを有し、この電子スイッチを
周波数選択装置によって個々にオン、オフ制御するよう
に構成されることが好ましい。
【0008】
【作用】複数の一次輻射器はそれぞれが独立して自己の
エレメントに同調する電波と結合し、電波の送受信を可
能とするため、各一次輻射器を個々に、或いは同時に動
作させるいずれの場合にも、各一次輻射器に対応する異
なる周波数の電波の送受が可能となり、空中線の広帯域
化が可能とされる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例の斜視図であり、TV放
送用の多数チャンネル用アンテナ、ここでは4チャンネ
ルの電波を送受信するパラボラ空中線に適用した例であ
る。大口径のパラボラ反射鏡1は、鉄塔等の支持機構2
により所定の方位、俯仰角に設定支持されている。パラ
ボラ反射鏡1の周縁部からは3本のステム3が突設さ
れ、パラボラ反射鏡1の焦点の近傍位置に一次輻射器の
支持盤4を固定支持している。そして、この支持盤4に
は4個の一次輻射器51,52,53、54を搭載して
いる。
【0010】各一次輻射器51〜54は、図2(a)の
ように、それぞれ異なる周波数の電波f1波、f2波、
f3波、f4波に適合されるエレメントとして構成され
ており、各々は図2(b)に示すように、パラボラ反射
鏡1の焦点Fの周囲に略等寸法間隔で配置される。ま
た、各一次輻射器51〜54はそれぞれ電子スイッチ6
1〜64を介して結合部7に接続されており、この結合
部7は図外の送受信機に接続される。
【0011】前記各一次輻射器の電子スイッチ61〜6
4は、トランジスタ等の電子素子で構成されており、周
波数選択装置8に接続される。この周波数選択装置8は
パラボラ反射鏡1とは離れた箇所、例えば送受信機の近
傍に設置されており、この周波数選択装置8を手操作等
により行うことで、前記各一次輻射器51〜54の各電
子スイッチ61〜64をそれぞれオン動作させ、1つま
たは2以上の一次輻射器を前記結合器7に接続するよう
に構成される。なお、各電子スイッチ61〜64に接続
される配線を共通化しておき、周波数選択装置8からは
コード化した信号を入力することで、各電子スイッチを
それぞれオンさせるように構成してもよく、このように
すれば配線数を低減することができる。
【0012】この構成によれば、外部より到来するそれ
ぞれ異なる波長の電波、すなわちf1波,f2波,f3
波,f4波はパラボラ反射鏡1にて反射され、焦点Fに
集束される。そして、各電波は焦点近傍に配置されてい
る各波長に同調されたそれぞれの一次輻射器51〜54
に電磁結合される。このとき、周波数選択装置8によ
り、1以上の一次輻射器の電子スイッチ51〜54をオ
ンさせることで、オンされた一次輻射器では受信した電
波を結合部7に出力することができ、選択された周波数
の電波を受信することが可能となる。
【0013】したがって、いずれか1つの一次輻射器の
みを選択的にオンしておけば、その電波のみを受信する
ことができ、複数の一次輻射器、例えば4個の一次輻射
器の全てをオンしておけば、f1〜f4の全ての電波を
受信することができる。このため、複数個の一次輻射器
を同時にオンさせて複数の異なる周波数の電波を同時に
受信することで、空中線の広帯域化が可能となる。
【0014】なお、4個の一次輻射器51〜54はそれ
ぞれ正確には焦点位置に配置されていないため、多少の
利得の損失が生じることは避けられない。しかしなが
ら、各一次輻射器はそれぞれ焦点位置に対して等しい距
離に配置されているため、図3に示すように各一次輻射
器のf1〜f4の利得は均一化される。したがって、複
数個の一次輻射器を同時にオン状態とした場合でも、異
なる電波の間で利得のばらつきが生じることはない。
【0015】なお、前記実施例では電波を受信する場合
を説明したが、各一次輻射器からそれぞれ異なる周波数
の電波を送信する場合においても同様であることは言う
までもなく、送信の場合にもアンテナの広帯域化が可能
となり、かつ異なる周波数電波の利得の均一化を図るこ
とができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、パラボラ
反射鏡の焦点近傍位置に、それぞれ異なる周波数の電波
を送受するための複数個の一次輻射器を配置しているの
で、複数の一次輻射器がそれぞれが独立して自己のエレ
メントに同調する電波の送受を可能となり、空中線全体
としては異なる周波数の電波の送受が可能となり、空中
線の広帯域化が可能とされる。したがって、複数のパラ
ボラ反射鏡を1つの鉄塔等に装備する必要がなく、パラ
ボラ空中線の数量低減及び鉄塔への重量低減を図ること
もできる。
【0017】また、複数の一次輻射器は、パラボラ反射
鏡の焦点の周囲のそれぞれ等距離位置に配置すること
で、各周波数の電波の利得を均一化し、バランスの良好
な送受信が可能となる。さらに、複数の一次輻射器はそ
の入出力をオン、オフする電子スイッチを有し、この電
子スイッチを周波数選択装置によって個々にオン、オフ
制御するように構成することで、異なる周波数の電波を
個々に、或いは同時に送受信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパラボラ空中線の一実施例の概略斜視
図である。
【図2】4個の一次輻射器の配置位置を示すための模式
配置図と正面図である。
【図3】本発明のパラボラ空中線における周波数特性を
示す図である。
【図4】従来のパラボラ空中線の模式的な構成図であ
る。
【符号の説明】
1 パラボラ反射鏡 2 鉄塔 4 支持盤 51〜54 一次輻射器 61〜64 電子スイッチ 7 結合器 8 周波数選択装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パラボラ反射鏡と、それぞれ異なる周波
    数の電波を送受するためのエレメントを有する複数個の
    一次輻射器と、各一次輻射器の入出力を結合する結合部
    とを備え、前記複数個の一次輻射器を前記パラボラ反射
    鏡の焦点近傍に配置したことを特徴とするパラボラ空中
    線。
  2. 【請求項2】 複数の一次輻射器は、パラボラ反射鏡の
    焦点の周囲のそれぞれ等距離位置に配置される請求項1
    のパラボラ空中線。
  3. 【請求項3】 複数の一次輻射器はその入出力をオン、
    オフする電子スイッチを有し、この電子スイッチを周波
    数選択装置によって個々にオン、オフ制御するように構
    成される請求項1または2のパラボラ空中線。
JP18856395A 1995-06-30 1995-06-30 パラボラ空中線 Pending JPH0918228A (ja)

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JP18856395A JPH0918228A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 パラボラ空中線

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JP18856395A JPH0918228A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 パラボラ空中線

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JP18856395A Pending JPH0918228A (ja) 1995-06-30 1995-06-30 パラボラ空中線

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56165406A (en) * 1980-05-23 1981-12-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Forming beam and multibeam sharing antenna
JPS6316709B2 (ja) * 1976-10-13 1988-04-11 Efu Hofuman Ra Roshu Unto Co Ag

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6316709B2 (ja) * 1976-10-13 1988-04-11 Efu Hofuman Ra Roshu Unto Co Ag
JPS56165406A (en) * 1980-05-23 1981-12-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Forming beam and multibeam sharing antenna

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