JPH09182110A - ディジタルデータ要素の復号化クロックを生成する方法及び装置 - Google Patents

ディジタルデータ要素の復号化クロックを生成する方法及び装置

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JPH09182110A
JPH09182110A JP8276647A JP27664796A JPH09182110A JP H09182110 A JPH09182110 A JP H09182110A JP 8276647 A JP8276647 A JP 8276647A JP 27664796 A JP27664796 A JP 27664796A JP H09182110 A JPH09182110 A JP H09182110A
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マルティーン プラントルト
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    • HELECTRICITY
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    • H04N9/80Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ビデオレコーダに記録されたWS
S情報を有する信号処理を考慮し、優れた費用効果で実
現できるディジタルデータ要素の復号化クロックの生成
方法の提供を目的とする。 【解決手段】 本発明によれば、状態ビットデータ要素
の基準クロック周波数よりも高く、状態ビット復号器ク
ロックが分周により生成されるかなり高い周波数の水晶
安定化自走クロックが状態ビットの復号化に使用され
る。最初のランインビットの最初の正又は負の側部が断
路器を初期化するまで自走水晶発振器からのパルスが分
周器に到達しないよう、分周器が実際のデータに先行す
るランイン情報項目に結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特性(アスペクト
比、カメラ/フィルム記録等)がWSS(ワイドスクリ
ーンシグナリング)情報項目によって特定されたテレビ
ジョン信号の記録及び/又は再生の状態ビット情報項目
を復号化及び測定する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】16:9のワイドスクリーンに関するビ
デオ信号の伝送、記録、再生及び再現に関する開発作業
と共に、記録及び再生中にその特性に調整される信号処
理動作を初期化するため、かかる画像フォーマット及び
他の信号特性の通知が必要である。ETSI(欧州電気
通信標準協会)は、1994年6月の最終草案(ETS
I, prETS 300294: テレビジョンシステムズ;625
本−走査線 テレビジョン,ワイドスクリーンシグナリ
ング (WSS))においてかかる通知法を詳細に記述してい
る。状態ビット情報は走査線23の最初の半分で伝送さ
れ、1フレーム当たり1回ずつ得られる。
【0003】PALプラス方式の開発活動において、あ
る作業部会は、PALプラス方式の信号の家庭用ビデオ
レコーダ(例えば、VHS方式、S−VHS方式)への
記録に関心があった。この作業部会は、草案(PALプ
ラス方式ビデオカセットレコーダ規格,1994年10
月;PALプラス方式ビデオカセットレコーダ作業部
会)に、状態ビット情報がPALプラス方式信号の記録
中に再度書き込まれるべきであることを詳細に記載して
いる。16:9方式の再生機器と記録機器は共に、WS
S情報項目を復号化し、適当な信号処理動作を始動させ
得る必要がある。16:9のワイドスクリーン方式信号
で予め記録されたソフトウェア(例えば、PALプラス
方式符号化を用いる映画で予め記録されたカセット)の
市場導入を考えるならば、少なくとも最初の記録で作ら
れたWSS情報項目でワイドスクリーン方式信号を復号
化し、処理することができる記録機器及び再生機器が必
要とされる。WSS復号器は、従って、ジッタを受けや
すい信号であっても処理可能でなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特に、ビデ
オレコーダに記録されたWSS情報を有する信号の処理
を考慮し、かつ、民生用機器に使用する点に関して優れ
た費用効果で実現することができるディジタルデータ要
素の復号化クロックの生成方法を記述することを目的と
する。
【0005】本発明の更なる目的は上記の本発明の方法
を使用する装置を記述することに基づいている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的は、請
求項1及び請求項4に記述された方法によって達成され
る。上記本発明の更なる目的は、請求項10に記述され
た装置によって達成される。欧州電気通信標準協会の草
案には、状態ビットと、状態ビットの符号化と、走査線
23内の状態ビットの位置とが詳細に記述されている。
走査線のカップリングが与えられていないならば、デー
タ要素が得られる基準クロック周波数は5MHzであ
る。データ要素の間隔は、6*(1/5MHz)=1.
2μsである。データの符号化は、2相−L符号を用い
る浮動方式で行われる。従って、データを復号化するク
ロック周波数として、1/1.2μs=833.33k
Hz
【0007】
【外1】
【0008】の値が得られる。データパケットの位置
は、ライン同期パルスの立ち下がりフランク(側部)か
ら測定された±250nsの公差で指定される。PAL
プラス方式VCR作業部会の草案は、データパケットを
家庭用ビデオレコーダ(VHS、S−VHS方式)上に
記録するとき、入来信号と記録信号のデータパケットの
間に±1μsの時間のずれを許容するので、下降する同
期信号の側部に対し±1250nsの許容範囲が得られ
る。同様の配置を、例えば、レーザーディスクのような
他の記録媒体に使用することができる。
【0009】ETSI草案によれば、実際のデータビッ
トには、受信端の復号器クロックの同期のためのランイ
ン(又は、追加)情報項目及びスタート符号情報項目が
前置される。ランインは、833.33kHzの復号器
クロック周波数の4周期からなる。走査線23はフレー
ム周期性に伴って生じるので、かかるランイン情報は4
0msの範囲内で1回しか得られない。特に、PLL回
路(位相ロックドループ)がランイン情報に同期させら
れ、PLL回路はランイン情報から周波数−同期及び位
相−同期復号器クロックを提供する。復号器クロック周
波数のフレーミングレートに対する比により説明される
400nsの位相遷移が、システム仕様に基づいてフレ
ームとフレームの間で復号器クロックに生じる。PLL
回路は、実際のデータを使用するまでにかかる位相遷移
を完全に調節することができる。ランダムな位相は、レ
コーダ手段の記録に基づくこの例の場合には、未だ考慮
されていない。
【0010】上記のPLL回路は、著しい複雑さを伴っ
てはじめて実現され、民生用機器で使用するためには利
用できない。PLL回路を用いて5MHzの基準周波数
を生成するため、ライン周波数の同期パルスを使用する
方がより良い選択である。安定な5MHzの発振は、1
ライン当たり1回ずつ与えられる基準に基づいて比較的
容易に生成することができる。データパケットに対する
位相は、しかしながら、同期信号に対するデータ公差の
ため、最初はランダムである。更に、ランイン情報項目
を利用する位相調節は、復号器クロックを正確なクロッ
ク−データ関係に変更する。位相遷移のための手段が上
記目的のため必要とされる。
【0011】復号器クロックが走査線23内のデータパ
ケットに結合された場合、更に有利な解決方法が得られ
る。これは、基準クロック周波数(5MHz)よりも高
く、基準クロック周波数の倍数である周波数を有し、分
周により復号器クロックを生成する比較的高周波の安
定、又は、水晶安定化された自走クロック(例えば、2
0MHz)を用いることにより実現される。この目的の
ため必要とされる分周器は、最初のランインビットの最
初の正又は負の側部が断路器を初期化するまで、自走水
晶発振器からのパルスが分周器に到達しないような態様
で、実際のデータよりも先行するランイン情報項目に結
合される。
【0012】検波回路から得られたリセットパルスは、
ランイン情報項目の発生前に分周回路と共に断路器を定
義されたスタート状態に導く。水晶発振器の自走クロッ
クは、最初のランインビットの正の側部に対しあらゆる
位相をとることができるが、水晶発振器の±1/2クロ
ックのランインビットだけに対し最大の誤差が生じる。
分周器を定義された初期状態に設定することにより、復
号器クロックに伝えられる上記最大の誤差が得られる。
【0013】例えば、20MHzの水晶発振器が使用さ
れた場合に、復号器クロックとデータの間の最大の時間
のずれは、±25nsである。水晶周波数と復号器クロ
ック周波数の間の分周比は24である。データと復号器
クロックの間の時間の誤差を小さくすることは、原則的
に、より高い水晶発振器周波数を使用することにより達
成される。しかし、これは、分周比をより高くすること
に繋がる。
【0014】復号器クロックを走査線23内のデータパ
ケットに同期させることにより、WSS情報項目が家庭
用ビデオレコーダに記録されている場合にも、データの
復号化が保証される。1本の走査線内に発生するジッタ
が±1/2復号器クロック周期の時間的な復号化ウィン
ドウを越えることがないので、ビデオレコーダからの再
生信号は、ジッタを受けやすいにも関わらず正確に処理
される。
【0015】本発明の方法は、テレビジョン信号の伝送
及び記録用の状態ビット情報項目(ワイドスクリーンシ
グナリング)を復号化、測定するため使用される。この
例の場合、特に、家庭用ビデオレコーダに記録された信
号が再生されるとき発生するジッタを受けやすい信号が
処理される。更に、伝送及び/又は記録されたWSS信
号を復号化する能力を示し得る測定方法が、本発明の復
号器クロックの復元から得られる。
【0016】同時に、WSS情報項目は、PALプラス
規格で使用され、伝送される。ETSI草案は、625
本の走査線のPAL及びSECAM方式に関して開発さ
れた。しかし、本発明は他のテレビジョン規格に適用す
ることができる。原則として、本発明の方法は、アナロ
グ信号に含まれ、位相ロックされた態様でアナログ信号
に結合されているとは限らない基準クロック周波数を有
し、データ要素のクロック周波数は基準クロック周波数
よりも低く、データ要素の前にランインデータ要素が置
かれたディジタルデータ要素から復号化クロックを生成
するため、以下の段階が実行されることにより構成さ
れ、本発明の方法は、データ要素の復号化クロック周波
数が基準クロック周波数よりも高い周波数の安定周波数
自走クロックからの分周によって生成され、定義された
スタート状態から、特に最初の定義されたランインデー
タ要素の最初の正又は負の側部の後まで、自走クロック
のパルスが考慮されることなく分周処理が行われ、デー
タ要素の復号化クロックが上記の如く行われる分周によ
り生成される段階、或いは、基準クロック周波数がライ
ン周波数同期信号パルスを用いてPLLによって生成さ
れ、基準クロックが、ランインデータ要素を用いて位相
レギュレータによってランインデータ要素と安定した位
相関係に導かれ、データ要素の復号化クロックが分周に
より制御された位相の基準クロックから生成される段階
の何れかにより構成される。
【0017】本発明による方法の有利な展開は、関連し
た従属項から得られる。原則として、本発明の装置は、
アナログ信号に含まれ、位相ロックされた態様でアナロ
グ信号に結合されているとは限らない基準クロック周波
数を有し、データ要素のクロック周波数は基準クロック
周波数よりも低く、データ要素の前にランインデータ要
素が置かれたディジタルデータ要素の復号化クロックを
生成するため使用される。本発明の装置は、基準周波数
よりも高い周波数の安定周波数自走クロックを生成する
発振器手段と、自走クロックからデータ要素の復号化ク
ロックを生成する分周手段と、データ要素の評価が始ま
る前に、夫々の場合に分周手段の定義されたスタート状
態を生成する設定手段と、定義されたスタート状態か
ら、定義された特に最初のランインデータ要素の最初の
正又は負の側部の後まで、自走クロックのパルスが分周
手段において考慮されないように動作するゲートスイッ
チング手段とからなる。
【0018】本発明による装置の有利な展開は、関連し
た従属項から得られる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施例を説明する。図1には、ETSI草案に従って
特定された公差を引用する状態ビット情報項目の位置が
示されている。状態ビット情報項目は、カラーバースト
(CB)を含む水平帰線消去間隔のエンド(EHBI)
の後に始まる。
【0020】図2の(a)には、符号化に使用される2
相−レベル符号のBPH−Lの一例が示されている。初
期にNRZ(非ゼロ復帰)符号のNRZ−L(非ゼロ復
帰レベル)に2値の形式“0”及び“1”で現れる実際
のデータ情報項目は、2値の“1”が負の側部(正から
負への領域)によって表わされるような形で記録され
る。正の側部は、図2の(b)に示されているように、
2値の“0”のため使用される。2値の“1”又は
“0”は、夫々の場合に、5MHzの長さの基準クロッ
ク周波数の6回の周期である(Ts =1/(5MHz)
=200ns,Td =6*Ts =1.2μs)。3*T
s =600nsの後に、区別のできる側部がデータの中
央に現れる。この符号化の結果として、例えば、
〔“0” “0”〕のシーケンス内で見られるように、
情報を全く伝達しない側部の遷移が必要である。全く情
報の無い負の側部が新しいデータ項目の開始時に生じ
る。
【0021】このことから分かる復号器とデータの間で
必要とされる時間的関係が図3に示されている。データ
側部DSLの理想的な位置は、従って、クロックCLの
ハイレベルの中央にある。これにより、±300nsの
時間的な復号化ウィンドウが得られる。図4には、家庭
用ビデオレコーダ上の記録に対する走査線23内のデー
タパケットのスタートに対する周知の公差の詳細が示さ
れている。PALプラス方式VCR作業部会の草案によ
れば、入力信号と記録信号の間で±1μsの時間偏移が
許容される。
【0022】図5は、図3に従って正確に位相が一致し
た復号器クロックの復元の本発明による第1の実施例を
示す図である。この方法は、周波数生成用のライン同期
信号と、厳密なデータ/クロック関係を得る分離位相調
節とを使用し、分離位相調節は伝送されたデータ情報項
目に関係している。端子51に供給された複合ビデオ信
号は、最初、クランプ回路541に、次いで、複合ビデ
オ信号からライン周波数同期パルスを分離する分離段5
46に供給される。上記同期パルスは、次に、n倍(n
は整数)高い周波数をこのライン周波数発振に同期させ
るPLL回路548に伝えられる。高い方の周波数は、
例えば、5MHzであり、n=320が結果として得ら
れる。分周器510によって復号器クロック周波数83
3.33kHzを得るため、ライン周波数に同期させら
れた高い方の周波数を整数で分割できることが必要であ
る。
【0023】PLL回路548により生成された周波数
の位相は、位相レギュレータ50の入来データに同期さ
せられる。走査線23の識別が、この目的のため最初に
要求され、識別回路547において提供される。同期分
離段546及びライン識別回路547は、例えば、本出
願の明細書中に別の回路(走査線23の検出)が示され
た従来のLM 1881 形同期モジュールに基づいている。
【0024】クランプされた複合ビデオ信号(クランプ
段541の出力)は、標準化されたレベル(例えば、T
TLレベル又はCMOSレベル)を使用する別の処理に
WSSデータの振幅を整合させるため、増幅器542に
供給される。増幅された信号は、次に、処理に必要とさ
れるレベルで定義“1”及び“0”の状態に対応したデ
ータを供給する振幅弁別器543(例えば、シュミット
トリガ回路)に供給される。論理積演算は、論理積段5
44において上記信号を識別回路547の出力からの走
査線23の識別パルスと結合するので、論理積段は走査
線23に対するデータだけを送出する。かかるデータ
は、次に、D形フリップフロップ545(入力D)に送
られる。D形フリップフロップ545は、例えば、PL
L回路548により生成され、位相が移相器501で調
節された5MHzのクロック周波数によってクロック入
力CLKにパルスが送られる。移相器501は、位相比
較器504と、ローパスフィルタ503と、サンプルホ
ールド特性を備えた積分器502を更に含む位相レギュ
レータ50の一部である。
【0025】入力Dからのデータは、クロック入力CL
Kの各クロックパルスに伴ってD形フリップフロップ5
45のQ側出力Qで受けられる。D形フリップフロップ
545の入力D及び出力Qは、何れも位相レギュレータ
50の位相比較器504に接続されている。位相比較器
504は、入力信号の側部のタイミングを比較し、対応
したデューティ比を有する信号を発生する。例えば、タ
イプ4046積分回路がこの作業を遂行する。位相比較器5
04の出力信号は、フィルタ503において低域通過濾
波を受ける。フィルタ503には、積分器として接続さ
れ、前にスイッチが置かれた演算増幅器が後置される。
かかるユニットがサンプルホールド特性を有する積分器
502を形成する。パルス形成器549は積分器502
に駆動を与え、パルス形成器549は、識別回路547
の走査線23の識別信号から、積分器502にトリガを
与えるパルスを得る。このパルスは、データによって占
有された走査線23の最初の半分、又は、半分未満に亘
って伸長し、かつ、例えば、ランイン情報だけに亘って
伸長する。パルスの選択された長さは、位相レギュレー
タ50の全配置の調節特性に依存する。
【0026】積分器502の出力信号は、D形フリップ
フロップ545の入力信号(D入力)と出力信号(Q出
力)の間の位相差が最小になるように移相器501の位
相の再調節を行う。最終的に復号器クロックを提供する
分周器510は、例えば、端子53の出力信号に対し図
3に従うデータ/クロック関係が得られるように、一定
の位相遷移を含む。例えば、5MHzの周波数を有する
PLL回路548の場合、分周比は6である。
【0027】原則として、位相レギュレータ50は欧州
特許出願第0158770号明細書に記載されたように
設計される。図6に示された本発明の更なる実施例は、
833.33kHzの復号器クロックが提供される自走
安定化発振器周波数に基づいている。しかし、復号器ク
ロックは走査線23のデータパケットに同期させられ
る。
【0028】リセットパルスが端子64を介してRS形
フリップフロップ662に伝達される。RS形フリップ
フロップ662は、走査線23のデータパケットが得ら
れる端子65を介してセットされる。否定論理積ゲート
663は、RS形フリップフロップ662の出力を介し
てスイッチとして動作させられる。ランイン情報の最初
のビットが端子65に発生したとき、水晶発振器661
からのパルスが、否定論理積ゲート663を通って分周
回路664に送られる。水晶発振器661は、例えば、
20MHzの周波数でもよい。分周回路664は、端子
64のリセットパルスによって制御された論理回路66
5を介して定義された状態に設定される。論理回路66
5は、最初のランインビットが出現する前に、分周回路
664の出力66を論理レベル“ハイ”に設定する。論
理回路665の設計は、分周回路664で使用されるモ
ジュールに依存する。
【0029】図7は図6の一実施例を示す図であり、図
7において、分周回路764(図6の分周回路664に
対応する)は、同期プログラマブル4ビットアップダウ
ンカウンタ7013及びJK形フリップフロップ702
3により構成される。例えば、タイプ 74HC132形ゲート
に接続された水晶発振器761が20MHzのクロック
周波数を有するならば、分周比は24でなければならな
い。4ビットカウンタ7013は、74HCT193形モジュー
ルとして構成され、分周比12のダウンカウンタとして
動作させられる。JK形フリップフロップは、74HCT73
形モジュールによって形成され、トグルモードにおいて
倍率2で分割する。倍率2による分割によって、復号器
クロックに対し、図3に従うデータ/クロック関係を実
現するために必要な2:1のデューティ比(50%のデ
ューティサイクル)が出力端子76で得られる。上記の
構成の分周回路764の場合に、論理回路765(図6
の論理回路665に対応する)は、2個のタイプ 74HCT
00形否定論理積ゲート7012及び7022により構成
され、否定論理積ゲート7012はその両方の入力を接
続することによりインバータとして動作する。否定論理
積ゲート7022は、端子74のリセットパルスと、4
ビットカウンタ7013の出力(BO=ボロー)とによ
って動作させられる。リセットパルスは、JK形フリッ
プフロップ7023のクリア入力CLEARに直接的に
作用する。インバータとして動作する否定論理積ゲート
7012の出力は、4ビットカウンタ7013のロード
入力LOADに影響する。JK形フリップフロップ70
23は、端子77からの状態ビットの間の分割をする準
備ができている。リセットパルスの発生後、端子77に
“ロー”レベルが現れる。JK形フリップフロップ70
23は、その結果としてリセット状態RESET(J=
0,K=1)で符号化され、端子76に“ハイ”レベル
を発生する。ランイン情報項目が走査線23中に現れた
場合、即ち、データパケットが走査線23に存在するな
らば、端子77のレベルは“ハイ”に変化する。JK形
フリップフロップ7023は、トグルモードに対し符号
化され、分割を行う準備ができている。
【0030】RS形フリップフロップ762は、2個の
タイプ 74HCT00形否定論理積ゲート7011及び702
1から形成される。RS形フリップフロップを定義され
た状態にセットするリセットパルスは、端子74(図6
の端子64に対応する)を介して供給される。ランイン
情報の最初のビットが端子75(図6の端子65に対応
する)に現れたとき、否定論理積ゲート7021は反対
の論理状態に変化し、スイッチ、時間ゲート又はウィン
ドウ関数として動作する別の否定論理積ゲート763を
自由にさせる。否定論理積ゲート763は、水晶発振器
761からのパルスを通過させて分周回路764に伝達
する。
【0031】図8には、図6又は図7の夫々の端子64
又は74に供給されたリセットパルスの波形及びタイミ
ングが示されている。リセットパルスは、最初のランイ
ンビットが発生する前に、走査線23に現れる。このパ
ルスは、LM1881形同期モジュールを用いて複合ビデオ信
号から得ることができる。図8の(a)は、ランイン情
報の最初のビットを含む走査線23のスタート時の複合
ビデオ信号BL23を示している。LM1881形モジュール
は、同期信号SYN(図8の(b))を分離し、複合ビ
デオ信号内のカラーバーストのタイミングを示すバース
トフラグ信号CBF(図8の(c))を供給する。リセ
ットパルスRESは、例えば、モノフロップを介して上
記信号から得られ、図8の(d)に示されたようなタイ
ミング及び波形を有する。
【0032】図9には、図6の実施例に従って833.
33kHzの復号器クロック周波数の同期を示す図であ
る。図9の(a)は、走査線23内のデータパケットの
最初の同期ランインビットFRIを示し、図9の(b)
乃至(d)は、同期の時点t 0 の前後の上記ランインビ
ットに対する復号器クロック周波数の位相CLを示して
いる。図9の(b)乃至(d)に示されているように、
走査線23内のデータパケットに対する復号器クロック
周波数の位相は、同期前にはランダム性である。同期の
時点t0 の後に、復号器クロックの最初の立ち下がり側
部は、最初のランインビットの立ち上がり側部FRIS
Lと一定の位相関係を有し、この位相関係は、復号器ク
ロックを発生する水晶発振器周波数の±1/2周期の最
大値で変化する。例えば、20MHzの発振器周波数を
有する水晶発振器661、761に対し最大の誤差は、
±25nsである。
【0033】これにより、一定のデータ/クロック関係
が保証される。ランイン及びスタートコードに続く情報
伝達データ側部が復号器クロックの“ハイ”レベルによ
って図3に従って形成された復号化ウィンドウの中央に
厳密に置かれるように、リセットパルス及び論理回路6
65、765が選択される。このような選択は、情報伝
達データ側部の復号化が、データパケット、即ち、ラン
イン情報の最初の側部から直接的に得られるため可能で
ある。データ信号は、ETSI草案に準拠して1/10
000しか変化しない5MHzのクロックに基づいてい
るため、2.74nsの全データパケットの最大時間変
化しか生じないので、最初のランインビットの最初の側
部から測定されたデータ側部のタイミングを予め厳密に
定めることが可能である。
【0034】
【実施例】図10には、伝送された状態ビットをシフト
レジスタに読み込み、図6又は図7に従って生成された
復号器クロック周波数を用いてそれらを並列形式で送出
する復号化装置の実際的な構成が示されている。走査線
23の14個の状態ビットが2個のタイプ 74HCT164 形
8ビットシフトレジスタ109及び110に読み込まれ
る。実際の状態ビットだけに関心があるので、ランイン
情報項目及びスタートコードは、数え上げられたクロッ
クパルスにより無視される。2個のRS形フリップフロ
ップ101及び102と、2個のゲート回路103及び
104と、2個のタイプ 74HCT193 形カウンタ105及
び106がこの目的のため使用される。回路101乃至
104は、例えば、タイプ74HCT00 形ゲートから形成さ
れる。上記2個のカウンタは、端子1008のリセット
パルス(図8の(d)のリセットパルスRES)を介し
て一定値がロードされる。カウンタ105は、ダウンカ
ウンタとして動作し、スタート値9がロードされる。こ
のスタート値は、最初のランイン側部から、最初のデー
タ側部を復号化する最初の復号化ウィンドウの位置まで
のクロック周期の数に対応する。RS形フリップフロッ
プ101は、端子1008のリセットパルスによってセ
ットされ、端子1009に得られる復号器クロック周波
数CLで、ゲート回路103を介してカウンタ105に
パルスを伝達する。カウンタ105が負側のオーバーフ
ローに達したとき、RS形フリップフロップ101はカ
ウンタ出力信号(ボロー)によりリセットされるので、
これ以上のクロックパルスがカウンタ105に到達する
ことはない。上記信号(ボロー)は、同時に、ゲート回
路104を介して復号器クロック周波数のパルスを状態
ビットカウンタ106に切換える第2のRS形フリップ
フロップ102をセットする。同様にダウンカウンタと
して構成されたカウンタ106は、リセットパルスによ
ってスタート値16がロードされる。状態ビットカウン
タ106は、状態ビットが読み込まれ、かつ、2個の縦
続されたシフトレジスタ109及び110の中を端まで
シフトされることを保証する。この目的のため、復号器
クロックパルスは、ゲート回路104の後でピックオフ
され、2個のシフトレジスタ109及び110に供給さ
れる。状態ビットカウンタ106のオーバーフローはR
S形フリップフロップ102をリセットし、データは、
次の走査線23までシフトレジスタに格納されたままの
状態にされる。
【0035】RS形フリップフロップ102の反転Q出
【0036】
【外2】
【0037】は、同時に復号器ストップフラグとして使
用され、かつ、“ロー”レベルによって復号化処理の作
動状態を通知する。かくして、状態ビットがシフトレジ
スタ内で前方にシフトされ、定められた位置を持たない
時間が示される。この時間中、状態ビットを更なる処理
のため利用し得ない。走査線23のデータは、タイプ74
HCT107形のJK形フリップフロップ108を介してシフ
トレジスタ109にロードされる。この目的のため、走
査線23のデータは、最初に、処理可能なレベル、この
例ではTTLレベルに変更される。端子1010から得
られる走査線23の信号L23は、下流のタイプ74HCT1
32形振幅弁別器(シュミットトリガ)112がTTLレ
ベルを用いて定義“0”及び“1”の状態を検出し得る
ように、最初に、増幅器111で増幅される。
【0038】データをシフトレジスタ109に読み込む
処理は図11により説明されている。振幅弁別器112
の出力のデータは、JK形フリップフロップ108のク
ロック信号として動作する。このフリップフロップは、
復号器クロックCLによりアドレス指定されたパルス形
成器107によってセットされる。復号化器クロックに
正側の側部が生じたとき、JK形フリップフロップ10
8は、パルス形成器107によって、その出力が“ロ
ー”レベルにセットされる。フリップフロップ108
は、トグルモードで動作し、クロック入力に負側の側部
が発生したとき出力信号の状態を変化させる。フリップ
フロップ108のクロック入力に供給された走査線23
のデータ中に負側の側部(図11の(a))が発生した
とき、フリップフロップは図11の(c)に示されてい
るように“ハイ”状態に変化する。2相レベル符号化に
よる“0”に対応するデータ中の正側の側部は、フリッ
プフロップ108により無視されるが、その理由は、フ
リップフロップ108が負側の側部によりトリガされて
動作するからである。しかし、図11の(c)及び
(d)に従って復号器クロックの正側のクロック側部が
後に続く“0”が、JK形フリップフロップ108の出
力に生じる。フリップフロップ108の出力信号は、シ
フトレジスタ109及び110のクロックとして動作す
る復号器クロックの負側の各側部でシフトレジスタ10
9に伝達される。図11の(d)は、シフトレジスタへ
の書込みの処理を示す図である。
【0039】伝達されたデータは、状態ビットカウンタ
106が数え上げられた後、次の走査線23が発生した
ときに全ての復号化処理が再初期化されるまで、シフト
レジスタに残されたままである。14個の状態ビット
(ビット0乃至ビット13)は、更なる処理のためシフ
トレジスタの出力で得られる。目視によるグラフの測定
と類似したテスト方法が、伝送されたデータを復号化す
る能力の計測学的検査に使用される。しかし、関連した
データが発生する時間間隔だけが表示される。図12
は、かかる表現に適当なトリガ信号TRSを示してい
る。トリガ信号は、例えば、データDの生起中に“ハ
イ”信号を送出し、その結果として、ランインデータR
IとスタートコードデータSCが遮断されるウィンドウ
関数による論理積演算によって関心のある時間間隔に制
限された復号器クロック信号からなる。
【0040】伝送されたデータの品質の計測学的検出の
本発明による第1のオプションは、リサージュ図の表示
に基づいている。この計測のために、例えば、5Vに増
幅された振幅を有するデータ信号が図10の増幅器11
1の後でピックオフされる。図12に示された信号がX
偏向として使用される。かくしてデータ及びクロックの
理想的な配置が5Vのエッジ長を有する方形を生成す
る。データとクロックの信号波形は理想的な矩形状とは
異なるので、その表示も変化する。測定中に発生する公
差のウィンドウを定義するため、使用された回路配置及
びモジュールの典型的な本質的なタイプ(例えば、TT
Lモジュール)を考慮する必要がある。図10に示され
た回路配置に対し、これは、クロックのアナログレベル
が、データ側部が評価される前に、例えば、少なくとも
2Vに達していなければならないことを意味する。情報
を伝達しないデータ側部は、例えば、クロックが800
mV未満のレベルであるときに限り発生する。
【0041】図13には、理想的な信号波形を備えたデ
ータ信号DSとクロック信号CLSが、X−Y表示内に
生成された矩形状の公差ウィンドウと共に示されてい
る。図14には、家庭用ビデオレコーダ上に記録された
信号を用いた実際の測定図が公差ウィンドウTFと共に
示されている。本発明による更なる計測学的な表示が、
図15の(c)及び(d)により、オシロスコープのX
−Y表示に対するトリガ信号で示されている。図15の
(a)は、最初に、データ信号DSを示し、図15の
(b)の復号器クロック信号CLSは、情報伝達データ
側部が復号器クロックの“ハイ”レベルの間に発生する
ように、データ信号DSに対し要求された位相遷移を有
する。図15の(c)に示されたランプ信号は、かかる
“ハイ”レベルの間に生成され、オシロスコープのX偏
向のため使用され、関連したデータ側部(Y偏向のため
使用され続けるデータ)がオシロスコープ上で相互に重
畳的に描かれる。側部は、オシロスコープ上のX方向に
描かれた600nsの復号化ウィンドウ内で可視化され
る。
【0042】図15の(d)は三角形状の信号“X偏向
とトリガ信号”を示している。図15の(d)による三
角形状の信号がX偏向に使用された場合に、同様の表示
が得られる。データ信号には情報を伝達しない側部も含
まれている。不正確な復号化が行われないように、情報
を含む側部と同一の振幅及び時間の状態がかかる側部に
も適用される。原則として、180°の位相遷移を有す
る三角形状信号が図15の(d)における表示に使用さ
れる。オシロスコープ上に立ち下がり及び立ち上がり側
部を描く向きだけが相違している。
【0043】図16は、家庭用ビデオレコーダ上に記録
された信号の対応する測定量が図15の(d)によるX
偏向を用いて示されている。記録されたWSSビットの
信頼性を更に高めるために、各ビットが、例えば、M=
3又はM=16の複数のフレームに亘って復号器で評価
される。この評価は、記憶装置と、対応するビットに関
する次の多数決、又は、対応するビット又はWSSビッ
トの中にM回のフレームに亘って間違いがない場合に限
りビットが有効であることを認める次のゼロ誤差判定の
何れかを用いて行われる。
【0044】上記動作は、伝送又は記録されたテレテキ
ストデータ(双方向的ではないビデオテキスト)、特
に、VPS(ビデオプログラムシステム)データに対応
する動作と組み合わせた方が有利である。図17の回路
は、複数のフレームに亘って、ビット0,...,ビッ
ト13の状態ビットを評価するため使用される。この回
路は、図10による状態ビット復号器の後に置かれる。
夫々の入来状態ビットは、記憶手段SM、例えば、シフ
トレジスタ又はRAMに格納され、回路MLで共に評価
される。上記の如く、この評価は、多数決又はゼロ誤差
判定を用いて行われる。回路SM及びMLは監視ユニッ
トCMによって制御される。監視ユニットCMは、例え
ば、復号器クロックCLによってドライブされる。
【0045】本発明は、例えば、PALプラス方式ビデ
オレコーダ、PALプラス方式テレビジョン受像機、P
ALプラス方式機器、他のテレビジョン規格用の対応す
る機器、或いは、ビデオディスクに使用することができ
る。本発明は、同様に、テレテキストデータ又は他のデ
ィジタルデータ信号の復号化に使用可能である。
【0046】上記の場合において、信号は、例えば、地
上、衛星、又は、ケーブルネットワークによって伝送し
てもよい。本発明による復号化は、画質が実際には許容
できない−22dBのSN比まで動作することが試験に
よって示された。
【図面の簡単な説明】
【図1】走査線23の状態ビットの周知の位置を示す図
である。
【図2】状態ビットの周知の2相−L符号化を示す図で
ある。
【図3】理想的なデータ/クロック関係を示す図であ
る。
【図4】家庭用ビデオレコーダ上の記録に対する走査線
23のデータパケットの公差を示す図である。
【図5】PLLと分離位相調節を用いる復号器クロック
復元の本発明による第1の実施例を示す図である。
【図6】自走水晶発振器を用いる復号器クロック復元の
本発明による第2の実施例を示す図である。
【図7】図6に関係した詳細回路図である。
【図8】リセットパルスのタイミングを示す図である。
【図9】同期の前と後の復号器クロックのタイミングチ
ャートである。
【図10】WSS復号器の回路図である。
【図11】データを読み込む処理を示す図である。
【図12】オシロスコープ測定用のトリガ信号を示す図
である。
【図13】理想的な信号波形の矩形状公差ウィンドウを
示す図である。
【図14】実際の信号の公差ウィンドウを示す図であ
る。
【図15】オシロスコープ上のデータの側部を測定する
トリガ信号の生成を示す図である。
【図16】実際の信号を用いたデータの側部の測定を示
す図である。
【図17】複数のフレームに亘る状態ビットの評価用回
路を示す図である。
【符号の説明】
50 位相レギュレータ 51,53,64,65,74,77,1008,10
09,1010 端子 66,76 出力端子 101,102,662,762 RS形フリップフ
ロップ 103,104 ゲート回路 105,106 カウンタ 107,549 パルス形成器 108,7023 JK形フリップフロップ 109,110 8ビットシフトレジスタ 111,542 増幅器 112,543 振幅弁別器 501 移相器 502 積分器 503 ローパスフィルタ 504 位相比較器 510 分周器 541 クランプ回路 544 論理積段 545 D形フリップフロップ 546 分離段 547 識別回路 548 PLL回路 661,761 水晶発振器 663,763,7012,7012,7021,70
22 否定論理積ゲート 664,764 分周回路 665,765 論理回路 7013 アップダウンカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 9/455

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号に含まれ、その基準クロッ
    ク周波数が上記アナログ信号に位相ロックされた態様で
    結合されているとは限らず、そのクロック周波数は上記
    基準クロック周波数よりも低く、ランインデータ要素が
    前に置かれたディジタルデータ要素の復号化クロックを
    生成する方法であって、 上記データ要素の上記復号化クロック周波数が上記基準
    クロック周波数よりも高い周波数の安定周波数自走クロ
    ックからの分周によって生成され、 定義されたスタート状態から始まり、定義された特に最
    初のランインデータ要素の最初の正又は負の側部の後ま
    で、上記自走クロックのパルスが分周処理中に考慮され
    ることがなく、 上記データ要素の上記復号化クロックが上記の如く行わ
    れる分周により生成されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 上記アナログ信号はビデオ信号であり、 上記結合が上記ビデオ信号のライン周波数に関して位相
    ロックしているとは限らない請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記定義されたスタート状態を得るため
    カラーバーストのタイミングが定められる請求項2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 アナログビデオ信号に含まれ、その基準
    クロック周波数が上記ビデオ信号のライン周波数に位相
    ロックされた態様で結合されているとは限らず、そのク
    ロック周波数は上記基準クロック周波数よりも低く、ラ
    ンインデータ要素が前に置かれたディジタルデータ要素
    の復号化クロックを生成する方法であって、 上記基準クロック周波数がライン周波数同期信号パルス
    を用いてPLLによって生成され、 上記基準クロックは、ランインデータ要素を用いて位相
    レギュレータによって上記ランインデータ要素と安定し
    た位相関係に導かれ、 上記データ要素の上記復号化クロックが分周により上記
    制御された位相の基準クロックから生成されることを特
    徴とする方法。
  5. 【請求項5】 上記データ要素は2相レベルで符号化さ
    れている請求項1乃至4のうちいずれか1項記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 データ要素の周期間隔が、上記基準クロ
    ック周波数の周期間隔の6倍である請求項1乃至5のう
    ちいずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 上記基準クロックと上記定義されたラン
    インデータ要素の間の最大位相誤差が上記基準クロック
    周波数の±1/2の周期である請求項1乃至6のうちい
    ずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 上記復号化クロックは、ワイドスクリー
    ンシグナリング規格のデータ要素である請求項1乃至7
    のうちいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 復号化されたデータ要素の論理レベル
    が、夫々の場合に、複数のフレームに亘り評価され、最
    終的に、特に多数決を用いてそれらから判定される請求
    項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 アナログ信号に含まれ、その基準クロ
    ック周波数が上記アナログ信号に位相ロックされた態様
    で結合されているとは限らず、そのクロック周波数は基
    準クロック周波数よりも低く、ランインデータ要素が前
    に置かれたディジタルデータ要素の復号化クロックを生
    成する装置であって、 上記基準周波数よりも高い周波数の安定周波数自走クロ
    ックを生成する発振器手段と、 上記自走クロックから上記データ要素の上記復号化クロ
    ックを生成する分周手段と、上記データ要素の評価が始
    まる前に、夫々の場合に上記分周手段の定義されたスタ
    ート状態を生成する設定手段と、 上記定義されたスタート状態から始めて、定義された特
    に最初のランインデータ要素の最初の正又は負の側部の
    後まで、上記自走クロックのパルスが上記分周手段にお
    いて考慮されることのないように動作するゲートスイッ
    チング手段とからなる装置。
JP8276647A 1995-10-20 1996-10-18 ディジタルデータ要素の復号化クロックを生成する方法及び装置 Ceased JPH09182110A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19539069:5 1995-10-20
DE19539069A DE19539069A1 (de) 1995-10-20 1995-10-20 Verfahren und Vorrichtung zur Erzeugung des Decodierungs-Taktes von digitalen Datenelementen

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JPH09182110A true JPH09182110A (ja) 1997-07-11

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JP8276647A Ceased JPH09182110A (ja) 1995-10-20 1996-10-18 ディジタルデータ要素の復号化クロックを生成する方法及び装置

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JP (1) JPH09182110A (ja)
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CN1155210A (zh) 1997-07-23
EP0769880A3 (de) 1998-12-02
EP0769880A2 (de) 1997-04-23
EP0769880B1 (de) 2004-04-07
CN1070009C (zh) 2001-08-22
DE59610967D1 (de) 2004-05-13

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