JPH09181785A - コンボルーション・デコーダ - Google Patents

コンボルーション・デコーダ

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JPH09181785A
JPH09181785A JP8245023A JP24502396A JPH09181785A JP H09181785 A JPH09181785 A JP H09181785A JP 8245023 A JP8245023 A JP 8245023A JP 24502396 A JP24502396 A JP 24502396A JP H09181785 A JPH09181785 A JP H09181785A
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    • H03M13/25Error detection or forward error correction by signal space coding, i.e. adding redundancy in the signal constellation, e.g. Trellis Coded Modulation [TCM]
    • H03M13/256Error detection or forward error correction by signal space coding, i.e. adding redundancy in the signal constellation, e.g. Trellis Coded Modulation [TCM] with trellis coding, e.g. with convolutional codes and TCM
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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 8−PSKおよび16,32,64,12
8,256QAMトレリスコードをデマッピングする機
能を備えたトレリス・デマッパを提供する。 【解決手段】 トレリス・デマッパ310はIチャネル
RAM400、QチャネルRAM402、リマッパRA
M404、8−PSKデマッパ・ロジック手段406お
よびMUX408を備えている。これらのRAMの各々
はルックアップ・テーブルを収めており、このルックア
ップ・テーブルはQAMコードの各々ごとに選択的にプ
ログラムされている。IチャネルRAMとQチャネルR
AMは、その各々が768ビットの記憶容量をもち、2
の偶数倍(つまり、16,64または256)であるQ
AMトレリスコードが選択されるとそれに応答して、そ
れぞれの出力をトレリス・デマッパ出力としてMUXを
経由して直接転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンボルーション
・デコーダに関するものである。
【0002】更に詳述すると、本発明は、衛星・地上お
よびケーブル伝送の誤り訂正(forward-error-correcte
d - FEC)済み圧縮されたディジタル・テレビジョン
・データのマルチチャネル受信装置で使用するのに適し
たディジタル処理装置に関し、より具体的には、ビタビ
アルゴリズム(Viterbi-algorithm) をベースとし、プラ
グマチック・トレリスコード(pragmatic trellis code)
をデコード化(復号化)する機能を備えたコンボルーシ
ョン・デコーダ(convolutional decoder) のトレリス・
デマッパ(trellis demapper)に関する。
【0003】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる米国特許出願第08/528,370号(1
995年9月14日出願)の明細書の記載に基づくもの
であって、当該米国特許出願の番号を参照することによ
って当該米国特許出願の明細書の記載内容が本明細書の
一部分を構成するものとする。
【0004】
【従来の技術】符号化ディジタル・データをノイズ(雑
音)のあるチャネルを経由して、送信装置から、ビタビ
アルゴリズム・ベースのコンボルーション・デコーダ用
のブランチ・メトリック・コンピュータ(branch metric
computer)を備えた受信装置へ送信する際に、コンボル
ーション符号化を含む誤り訂正を行うことは、この分野
では公知である。ビタビアルゴリズムは、ノイズのある
チャネルを経由して送信されてきたコンボルーション符
号化ビット・シーケンス(ビット列)をデコード化する
ために幅広く使用されている。ビタビアルゴリズムの中
心となるのは一連の反復的加算−比較−選択(add-compa
re-select)演算であり、この演算では、受信された各シ
ンボル(記号)について計算された、ある種のメトリッ
クス(ブランチ・メトリックスと呼ばれる)をデモジュ
レータから入力として受け取っている。高データレート
信号の衛星、ケーブルおよび地上伝送の場合には、上記
の計算は非常に高レートで実行する必要がある。さら
に、いくつかの異なるチャネル上で動作し、符号化方式
が異なっている(しかし相互に関係がある)モデム/デ
コーダでは、ブランチ・メトリックスを計算するコスト
は、ルックアップ・テーブル・メモリ(lookup table me
mory) や実際にこれらの計算を行うハードウェアによっ
て非常に高くなる。
【0005】衛星伝送チャネルの場合には、受信装置の
コンボルーション・デコーダに知られている、ある種の
特定パンクチャド1/4位相シフトキーイング(quatern
aryphase shift keyed - QPSK)コードを送信する
ことが通常になっている。地上またはケーブル伝送チャ
ネルの場合には、受信装置のコンボルーション・デコー
ダに知られている、ある種の特定プラグマチック・トレ
リスコード(直交振幅変調(quadrature amplitude mod
ulation - QAM)、位相振幅変調(phase amplitude m
odulation - PAM)または位相シフトキーイング (ph
ase shift keyed - PSK)コードなど)を送信するこ
とが普通になっている。例えば、従来技術では、高精細
(高品位)テレビジョン(high definition television
- HDTV)のQAM伝送ためにプラグマチック・トレ
リスコードを実用コードとして使用することが知られて
いる。
【0006】本願に関連した参照文献としては、「衛
星、地上およびケーブル伝送のFEC圧縮ディジタル・
テレビジョン・データのマルチチャネル受信装置で使用
するのに適したパンクチャドおよびプラグマチック・ト
レリスコード・コンボルーション・デコーダのビタビ・
デコーダ用のブランチ・メトリック・コンピュータ(A B
ranch Metric Computer for a Viterbi Decoder Suitab
le for Use in a Multi-channel Receiver of Sattelit
e, Terrestial and Cable Transmitted FEC Compressed
Digital Television Data) 」という名称の米国特許第
5,497,401号がある。
【0007】従来、ビタビアルゴリズム・ベースのコン
ボルーション・デコーダはあらかじめ決められた単一タ
イプのコンボルーション・コードだけで動作するように
設計されているのが一般的であった。しかし、近い将来
には、マルチチャネル・ディジタル受信装置が大量生産
マーケットに参入することが予想され、現在使用されて
いるアナログ・テレビジョン受信装置に取って代わるこ
とは時間の問題になっている。テレビジョン受信装置へ
の直接放送衛星伝送は、地上およびケーブル伝送と共に
すでに実用化されている。従って、かかるマルチチャネ
ル・ディジタル・テレビジョン受信装置のコンボルーシ
ョン・デコーダは、マルチチャネル・ディジタル・テレ
ビジョン受信装置がそのとき受信しているチャネルのコ
ードのタイプ(ケースに応じてパンクチャドまたはプラ
グマチック・トレリス)およびモジュレーション(変
調)のタイプ(ケースに応じてQPSKと8−PSKの
両方を含むPSKか、PAMまたはQAM)に応じて、
選択的に動作できることが望まれている。さらに、大量
生産のテレビジョン受信装置は、コスト削減と複雑さの
低減化を念頭に置いた設計になっていることが望まれて
いる。
【0008】上述した米国特許第5,497,401号
は、コスト削減と複雑さの低減化を念頭に置いた設計に
なっている、かかるマルチチャネル・ディジタル・テレ
ビジョン受信装置に組み込むことが可能であるコンボル
ーション・デコーダのビタビデコーダ用のブランチ・メ
トリック・コンピュータの構造を目的としている。第一
に、このブランチ・メトリック・コンピュータはRAM
を採用し、このRAMには、コントロール入力としてマ
イクロコントローラ・インタフェースに入力されたあと
で、プログラマブルで、事前に計算されたIルックアッ
プ・テーブルおよびQルックアップ・テーブルが、初期
化フェーズ期間にマイクロコントローラ・インタフェー
スからプリロードされている。第二に、このブランチ・
メトリック・コンピュータ構造は2次元I、Q平面内の
2点間の距離の1次元測定量を、2点間の距離(「マン
ハッタン」距離と呼ばれるもの)のIコンポーネントお
よびQコンポーネントの和(I+Q)を2点間のユーク
リッド距離(I2 +Q2 1/2 の代わりに使用すること
によって計算している。これにより、Iコンポーネント
とQコンポーネントを相互に独立して扱うことより、ブ
ランチ・メトリック・コンピュータのコスト削減と複雑
さの低減化を可能にしている。
【0009】上記の米国特許に開示されているコンボル
ーション・デコーダは、マイクロコントローラ・インタ
フェースの制御を受けて、ある種の特定パンクチャド・
コード・モード(どれもトレリス・デマッパを利用して
いない)でも、ある種の特定プラグマチック・トレリス
コード・モード(すべてがトレリス・デマッパを利用し
ている)でも、選択的に動作できるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の米国
特許第5,497,401号に開示されているタイプの
コンボルーション・デコーダがプラグマチック・トレリ
スコード・モード(例えば、16、32、64、128
および256QAMコード用と8−PSKコード用)で
動作するときの、トレリス・デマッパのデマッピング手
法と構造の両方を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によるトレリス・
デマッパはコスト削減と複雑さの低減化とを念頭に置い
た設計になっているので、QAMトレリスコード用のR
OMストレージ(記憶装置)を採用するトレリスコード
・デマッパに比べて、必要記憶容量が最小限になってい
る。
【0012】具体的には、本発明は、I、Q平面内のシ
ンボルの各コンステレーション集合(constellation se
t) ごとに個別コード(distinct code) を含む複数のコ
ード用の上記デマッパを形成するにあたり、各コンステ
レーション集合は、(1)方形グリッド(square grid)
のビット対シンボルのマッピング(bit-to-symbol mappi
ng) に配置された2の偶数倍個のシンボル、(2)交差
グリッド(cross grid)のビット対シンボルのマッピング
に配置された2の奇数倍個のシンボルおよび/または
(3)8−PSKコードを含んでいる。IチャネルRA
MとQチャネルRAMは、それぞれがQAMコードの各
々用に選択的にプログラムされたルックアップ・テーブ
ルを含んでおり、上記のカテゴリ(1)と(2)の両方
に採用されている。カテゴリ(1)の場合には、Iチャ
ネルRAMとQチャネルRAMのそれぞれの出力はトレ
リス・デマッパの出力として直接的に送出(forward) さ
れる。カテゴリ(2)の場合には、IチャネルRAMと
QチャネルRAMのそれぞれの出力は入力としてリマッ
パRAMに印加され、リマッパRAMの出力はトレリス
・デマッパの出力として送出される。カテゴリ(3)の
場合には、8−PSKデマッパ・ロジック手段が8−P
SKコードをデマッピングするために採用され、このデ
マッパ・ロジック手段の出力はトレリス・デマッパの出
力として送出される。トレリス・デマッパがカテゴリ
(1),(2)および(3)の2つまたは3つすべてに
応答するような場合には、これらのカテゴリの選択され
たものの出力を、トレリス・デマッパの出力として送出
するためにMUX(セレクタ)が用いられる。
【0013】請求項1の発明は、同位相(I)および直
角位相(Q)ディジタル入力信号として印加された一連
のコンボルーション符号化シンボル・パケットによって
定義されている複数のプラグマチック・トレリスコード
のコンボルーション・デコーダ(200、図2および図
3)であって、前記複数のプラグマチック・トレリスコ
ードは、方形グリッドのビット対シンボルのマッピング
に配置された2の偶数倍個のシンボルを含んでいる、I
およびQ平面内の各シンボル・コンステレーション集合
ごとに個別コードを有し、前記方形グリッド・シンボル
・コンステレーションのうち最大のものは22y個のシン
ボルを含んでおり(ここで、yは所与の値が少なくとも
2である第1正整数である)、該コンボルーション・デ
コーダは該複数のプラグマチック・トレリスコードの各
々をデマッピングするトレリス・デマッパ(310)を
含んでいるものにおいて、(1)各コンステレーション
集合の前記方形グリッドのビット対シンボルのマッピン
グは、該方形グリッドの奇数行の1つおきのセルが第1
シンボル・サブセットを定義し、該方形グリッドの奇数
行の残りのセルが第2シンボル・サブセットを定義し、
該方形グリッドの偶数行の1つおきのセルが第3シンボ
ル・サブセットを定義し、該方形グリッドの偶数行の残
りのセルが第4シンボル・サブセットを定義するように
なっており、(2)前記トレリス・デマッパは、2
(x+2) 個の記憶ロケーションの実効深さ(ここで、xは
前記第1正整数よりも大きい所与の値をもつ第2正整数
である)をもち、各記憶ロケーションは、少なくとも、
yビットのI定義ルックアップ・テーブルのエントリを
ストアするだけの充分な実効幅をもっているIチャネル
・ランダムアクセスメモリ(RAM)(400)と、2
(x+2) 個の記憶ロケーションの実効深さをもち、各記憶
ロケーションは、少なくとも、yビットのQ定義ルック
アップ・テーブルのエントリをストアするだけの充分な
実効幅をもっているQチャネルRAM(402)と、第
1のxビット入力を前記IチャネルRAMに印加して、
前記同位相(I)ディジタル入力信号の値を定義し、第
2のxビット入力を前記QチャネルRAMに印加して、
前記直角位相(Q)ディジタル入力信号の値を定義する
ための第1手段(312)と、2ビット入力を前記Iチ
ャネルRAMおよび前記QチャネルRAMの両方に印加
して、前記4サブセットのうち選択されたものを前記印
加された2ビット入力の2進値に従って定義するための
第2手段(308)と、前記シンボル・コンステレーシ
ョン集合のうち選択されたものに従って、前記Iチャネ
ルRAMの前記ルックアップ・テーブルをプリロード
し、前記コンステレーション集合のうち前記選択された
ものの前記4サブセットのうち選択されたものの中で、
前記IチャネルRAMへの同位相(I)ディジタル入力
信号によって定義された値に最も近い値をもつシンボル
のIコンポーネントをマッピングするビットが、前記I
チャネルRAMの出力として読み出されるようにする第
3手段(204、図2および図3)と、前記シンボル・
コンステレーション集合のうち選択されたものに従っ
て、前記QチャネルRAMの前記ルックアップ・テーブ
ルをプリロードし、前記コンステレーション集合のうち
前記選択されたものの前記4サブセットのうち選択され
たものの中で、前記QチャネルRAMへの直角位相
(Q)ディジタル入力信号によって定義された値に最も
近い値をもつシンボルのQコンポーネントをマッピング
するビットが、前記QチャネルRAMの出力として読み
出されるようにする第4手段(204)とを備えている
ことを特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、請求項1に記載のコン
ボルーション・デコーダにおいて、各コンステレーショ
ン集合の前記方形グリッドの前記ビット対シンボルのマ
ッピングは、前記第3手段がグレー符号化2進ビットを
使用して前記IチャネルRAMの前記プリロードされた
ルックアップ・テーブルをビットマッピングし、前記第
4手段が前記QチャネルRAMの前記プリロードされた
ルックアップ・テーブルをビットマッピングするように
したことを特徴とする。
【0015】請求項3の発明は、請求項2に記載のコン
ボルーション・デコーダにおいて、方形グリッドに配置
された異なる2の偶数倍個のシンボルを含んでいる、I
およびQ平面内の前記シンボル・コンステレーション集
合は、16シンボルQAMコンステレーションと、64
シンボルQAMコンステレーションと、256シンボル
QAMコンステレーションとを含み、yの値は3、xの
値は6であることを特徴とするコンボルーション・デコ
ーダ。
【0016】請求項4の発明は、請求項1に記載のコン
ボルーション・デコーダにおいて、前記複数のプラグマ
チック・トレリスコードは、交差グリッドのビット対シ
ンボルのマッピングに配置された2の奇数倍個のシンボ
ルを含んでいる、IおよびQ平面内の各シンボル・コン
ステレーション集合ごとに個別コードも含んでおり、前
記交差グリッド・シンボル・コンステレーションのうち
最大のものは2z 個(ここで、zは所与の値が少なくと
も5である第3正整数である)のシンボルを含んでお
り、前記第2正整数の値xはz/2の値よりも大になる
ようになっており、各コンステレーション集合の前記交
差グリッドのビット対シンボルのマッピングは、該交差
グリッドの奇数行の1つおきのセルが第1シンボル・サ
ブセットを定義し、該交差グリッドの奇数行の残りのセ
ルが第2シンボル・サブセットを定義し、該交差グリッ
ドの偶数行の1つおきのセルが第3シンボル・サブセッ
トを定義し、該交差グリッドの偶数行の残りのセルが第
4シンボル・サブセットを定義するようになっており、
前記IチャネルRAMの前記ルックアップ・テーブル
は、2の奇数倍個のシンボルである前記コンステレーシ
ョン集合のうちの前記選択されたものに従って前記第3
手段によってプリロードされたとき、(1)前記4サブ
セットの各々のIコンポーネントに対して同一のビット
対シンボルのマッピングを用意しており、(2)このビ
ット対シンボルのマッピングは方形グリッドの任意の個
数の列を含み、そこでは、その任意の個数の列は2の奇
数倍個のシンボルの前記コンステレーション集合の交差
グリッドの4サブセットの単一サブセットにおける最大
数の列であり、前記QチャネルRAMの前記ルックアッ
プ・テーブルは、2の奇数倍個のシンボルである前記コ
ンステレーション集合のうちの前記選択されたものに従
って前記第4手段によってプリロードされたとき、
(1)前記4サブセットの各々のQコンポーネントに対
して同一のビット対シンボルのマッピングを用意してお
り、(2)このビット対シンボルのマッピングは方形グ
リッドの任意の個数の行を含み、ここで、その任意の個
数の行は2の奇数倍個のシンボルの該コンステレーショ
ン集合の交差グリッドの4サブセットの単一サブセット
における最大数の行であり、前記トレリス・デマッパ
は、さらに、(1)前記2ビット入力、前記Iチャネル
RAMの前記出力および該QチャネルRAMの前記出力
がそれぞれの入力としてそこに印加されるとそれに応答
して、前記IチャネルRAMの出力に現れた前記Iコン
ポーネントと前記QチャネルRAMの出力に現れた前記
Qコンポーネントの両方によって定義されたシンボルの
方形グリッドのビット対シンボルのマッピングを、方形
グリッド・ビット対シンボルのマッピングにリマッピン
グしてその出力端から出力するリマッパRAM(40
4)であって、該リマッパ出力方形グリッドは、該4サ
ブセットの任意の1つを構成する所与のシンボル・セル
と、該リマッパ出力方形グリッドの少なくとも1つのコ
ーナに置かれた少なくとも1つの追加シンボル・セルを
含んでおり、前記少なくとも1つの追加シンボル・セル
をマッピングするビットは該方形グリッドの前記1つの
コーナに対して連続して置かれている所与のシンボル・
セルをマッピングするビットの複製であるものと、
(2)(a)2の奇数倍個のシンボルである前記コンス
テレーション集合のうちの前記選択されたものに応答し
て前記リマッパRAMの該出力を前記トレリス・デマッ
パの出力として転送し、(b)2の偶数倍個のシンボル
である前記コンステレーション集合のうちの該選択され
たものに応答して前記IチャネルRAMと前記Qチャネ
ルRAMの前記それぞれの出力を前記トレリス・デマッ
パの出力として送出するセレクト手段(408)とを備
えていることを特徴とする。
【0017】請求項5の発明は、請求項4に記載のコン
ボルーション・デコーダにおいて、前記複数のシンボル
・コンステレーション集合は5に等しい2の奇数倍個の
シンボルの一定のコンステレーション集合を含んでお
り、前記IチャネルRAMからの出力は4つの取り得る
2進値のうちの3つだけを表すことに制限されている2
ビットからなっており、これらの3つの2進値は前記3
×3方形グリッドの3列を定義しており、前記Qチャネ
ルRAMからの出力は4つの取り得る2進値のうちの3
つだけを表すことに制限されている2ビットからなり、
これらの3つの2進値は前記3×3方形グリッドの3行
を定義しており、これにより、前記4サブセットの各々
ごとに異なるビット対シンボルのマッピングをもつ3×
3方形グリッド内に位置している非対称8シンボル・サ
ブセットが前記リマッパの出力から得られるようになっ
ており、そこでは、複製ビットは前記4サブセットの各
々別に単一の追加シンボル・セルを定義しており、該単
一の追加シンボル・セルは、それぞれが前記4サブセッ
トの各々別に対応する個別3×3方形グリッドの4コー
ナの異なるコーナに置かれていることを特徴とする。
【0018】請求項6の発明は、請求項4に記載のコン
ボルーション・デコーダにおいて、前記複数のシンボル
・コンステレーション集合は5より大きい所与の2の奇
数倍個のシンボルの一定のコンステレーション集合を含
んでおり、5より大きい所与の2の奇数倍個のシンボル
の前記一定のコンステレーション集合の4サブセットの
各々のシンボルは交差グリッドに配置されており、前記
IチャネルRAMの出力は少なくとも3ビットのグルー
プからなり、該ビット・グループによって表された2進
値の数は4サブセットの任意の1つの交差グリッド内の
列数k(ここで、kは第4正整数である)を表すことに
制限されており、前記QチャネルRAMの出力は少なく
とも3ビットのグループからなり、該ビット・グループ
によって表された2進値の数は4サブセットの任意の1
つの交差グリッド内の行数kを表すことに制限されてお
り、これにより、前記4サブセットの各々ごとに同一の
ビット対シンボルのマッピングをもつk×k方形グリッ
ド内に位置する対称交差グリッド・シンボル・サブセッ
トが前記リマッパの出力から得られるようになってお
り、そこでは、複製ビットは該4サブセットの各々ごと
にk×k方形グリッドの4コーナの各々に置かれてい
る、少なくとも1つの追加シンボル・セルをマッピング
していることを特徴とする。
【0019】請求項7の発明は、請求項4に記載のコン
ボルーション・デコーダにおいて、前記IチャネルRA
M、前記QチャネルRAM、および前記リマッパRAM
の前記出力の各々に現れる前記ビット対シンボルのマッ
ピングは2進グレー符号化ビットからなることを特徴と
する。
【0020】請求項8の発明は、請求項7に記載のコン
ボルーション・デコーダにおいて、方形グリッドに配置
された異なる偶数倍個のシンボルを含んでいる、I,Q
平面内の前記シンボル・コンステレーション集合は16
シンボルQAMコンステレーションと、64シンボルQ
AMコンステレーションと、256シンボルQAMコン
ステレーションとを含んでおり、交差グリッドに配置さ
れた異なる奇数倍個のシンボルを含んでいる、I,Q平
面内の前記シンボル・コンステレーション集合は32シ
ンボルQAMコンステレーションと128シンボルQA
Mコンステレーションを含んでおり、yの値は3、zの
値は7、xの値は6であることを特徴とする。
【0021】請求項9の発明は、請求項8に記載のコン
ボルーション・デコーダにおいて、前記複数のプラグマ
チック・トレリスコードは、I,Q平面内の8シンボル
の8−PSKコンステレーション集合について個別コー
ドも含んでおり、前記8シンボルは、前記I,Q平面の
起点を中心に左右対称に半径方向に分布され、該8シン
ボルの各々は該I,Q平面の軸に対して角度がほぼ2
2.5°だけオフセットされており、前記8シンボルの
8−PSKコンステレーション集合は3ビットのビット
対シンボルのマッピングをもち、該8−PSKコンステ
レーション集合は前記3ビットの最下位2ビットによっ
て表された2進値に従って各々が2シンボルの4サブセ
ットに分割されており、これらの4サブセットの各々の
2シンボルは該3ビットの最上位1ビットによって表さ
れた2進値に従って相互に区別されており、前記トレリ
ス・デマッパは、さらに、(1)前記第1xビット入力
が第1入力としてそこに印加されるとそれに応答して、
前記同位相(I)ディジタル入力信号の値を定義し、
(2)前記第2xビット入力が第2入力としてそこに印
加されるとそれに応答して、前記直角位相(Q)ディジ
タル入力信号の値を定義し、(3)前記2ビット入力が
第3入力としてそこに印加されるとそれに応答して、印
加された該2ビット入力によって表された2進値に従っ
て前記8−PSKコンステレーション集合の前記4サブ
セットの1つを選択する8−PSKデマッパ・ロジック
手段(406)を備えており、前記第1、第2および第
3入力がそこに印加されるとそれに応答して、前記8−
PSKデマッパ・ロジック手段は、第1入力としてそこ
に印加された同位相(I)ディジタル入力信号と第2入
力としてそこに印加された直角位相(Q)ディジタル入
力信号のそれぞれの値によって定義された該I,Q平面
内のシンボルの位置に(I+Q)距離だけ最も近接して
いる、前記8−PSKコンステレーションの前記4サブ
セットのうちの前記選択されたものの2シンボルの1つ
を示している、前記ビット対シンボルのマッピングの前
記3ビットの前記最上位1ビットの2進値を表している
1ビット出力をそこから導き出し、前記セレクト手段は
前記8−PSKコンステレーション集合の選択に応答し
て、前記1ビット出力を前記トレリス・デマッパの出力
として前記8−PSKデマッパ・ロジック手段から送出
することを特徴とする。
【0022】請求項10の発明は、請求項9に記載のコ
ンボルーション・デコーダにおいて、8−PSKコンス
テレーション集合の8シンボルのビット対シンボルのマ
ッピングは、I軸に対してほぼ22.5°の向きになっ
たI,Q平面の第1象限内のシンボルが2進値000で
マッピングされ、Q軸に対してほぼ22.5°の向きに
なったI,Q平面の第1象限内のシンボルが2進値00
1でマッピングされ、I軸に対してほぼ22.5°の向
きになったI,Q平面の第2象限内のシンボルが2進値
010でマッピングされ、Q軸に対してほぼ22.5°
の向きになったI,Q平面の第2象限内のシンボルが2
進値011でマッピングされ、I軸に対してほぼ22.
5°の向きになったI,Q平面の第3象限内のシンボル
が2進値100でマッピングされ、Q軸に対してほぼ2
2.5°の向きになったI,Q平面の第3象限内のシン
ボルが2進値101でマッピングされ、I軸に対してほ
ぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第4象限内の
シンボルが2進値110でマッピングされ、Q軸に対し
てほぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第4象限
内のシンボルが2進値111でマッピングされるように
なっており、前記8−PSKデマッパ・ロジック手段
は、前記同位相(I)ディジタル入力信号の数値にI1
の数値をかけた積が前記直角位相(Q)ディジタル入力
信号の数値にQ2 の数値をかけた積より小さいときだ
け、前記1ビット出力の2進値として“1”を出力する
手段を含んでおり、ここで、I1 の数値はサブセット0
0では9、サブセット01では4、サブセット10では
−9、サブセット11では−4であり、Q2 の数値はサ
ブセット00では−4、サブセット01では−9、サブ
セット10では−4、サブセット11では−9であるこ
とを特徴とする。
【0023】請求項11の発明は、請求項10に記載の
コンボルーション・デコーダにおいて、該コンボルーシ
ョン・デコーダはマルチチャネル受信装置(100,図
1)のコンポーネントであることを特徴とする。
【0024】請求項12の発明は、請求項11に記載の
コンボルーション・デコーダにおいて、前記マルチチャ
ネル受信装置は、そこに送られてきた誤り訂正済み圧縮
ディジタル・テレビジョン・データを受信するディジタ
ル・テレビジョン受信装置であることを特徴とする。
【0025】請求項13の発明は、同位相(I)および
直角位相(Q)ディジタル入力信号として印加された一
連のコンボルーション符号化シンボル・パケットによっ
て定義されている複数のプラグマチック・トレリスコー
ドのコンボルーション・デコーダ(200、図2および
図3)であって、前記複数のプラグマチック・トレリス
コードは、交差グリッドのビット対シンボルのマッピン
グに配置された2の奇数倍個のシンボルを含んでいる、
I,Q平面内の各シンボル・コンステレーション集合ご
とに個別コードを有し、前記交差グリッド・シンボル・
コンステレーションのうち最大のものは2z 個のシンボ
ルを含んでおり(ここで、zは所与の値が少なくとも5
である第1正整数である)、該コンボルーション・デコ
ーダは該複数のプラグマチック・トレリスコードの各々
をデマッピングするトレリス・デマッパ(310)を含
んでいるものにおいて、(1)各コンステレーション集
合の前記交差グリッドのビット対シンボルのマッピング
は、該交差グリッドの奇数行の1つおきのセルが第1シ
ンボル・サブセットを定義し、該交差グリッドの奇数行
の残りのセルが第2シンボル・サブセットを定義し、該
交差グリッドの偶数行の1つおきのセルが第3シンボル
・サブセットを定義し、該交差グリッドの偶数行の残り
のセルが第4シンボル・サブセットを定義するようにな
っており、(2)前記トレリス・デマッパは、2(x+2)
個の記憶ロケーションの実効深さ(ここで、xは前記第
1正整数の1/2よりも大きい所与の値をもつ第2正整
数である)をもち、各記憶ロケーションは、少なくと
も、bビット(ここで、b=z/2+1/1)のI定義
ルックアップ・テーブルのエントリをストアするだけの
充分な実効幅をもっているIチャネル・ランダムアクセ
スメモリ(RAM)(400)と、2(x+2) 個の記憶ロ
ケーションの実効深さをもち、各記憶ロケーションは、
少なくとも、bビットのQ定義ルックアップ・テーブル
のエントリをストアするだけの充分な実効幅をもってい
るQチャネルRAM(402)と、第1のxビット入力
を前記IチャネルRAMに印加して前記同位相(I)デ
ィジタル入力信号の値を定義し、第2のxビット入力を
前記QチャネルRAMに印加して前記直角位相(Q)デ
ィジタル入力信号の値を定義するための第1手段(31
2)と、2ビット入力を前記IチャネルRAMと前記Q
チャネルRAMの両方に印加して、前記4サブセットの
うち選択されたものを前記印加された2ビット入力の2
進値に従って定義するための第2手段(308)と、前
記2の奇数倍個のシンボル・コンステレーション集合の
うち選択されたものに従って、前記IチャネルRAMの
前記ルックアップ・テーブルをプリロードし、前記コン
ステレーション集合のうち前記選択されたものの前記4
サブセットのうち選択されたものの中で、前記Iチャネ
ルRAMへの同位相(I)ディジタル入力信号によって
定義された値に最も近い値をもつシンボルのIコンポー
ネントをマッピングするビットが、前記IチャネルRA
Mの出力として読み出されて、(1)前記4サブセット
の各々のIコンポーネントについて同一ビット対シンボ
ルのマッピングを出力し、(2)このビット対シンボル
のマッピングは方形グリッドの任意の個数の列を含んで
おり、ここで、任意の個数の列は前記2の奇数倍個のシ
ンボルのコンステレーション集合のうち選択されたもの
の交差グリッドの4サブセットの1つにおける最大数の
列になっている第3手段(204、図2および図3)
と、前記2の奇数倍個のシンボルのコンステレーション
集合のうち選択されたものに従って、前記QチャネルR
AMの前記ルックアップ・テーブルをプリロードし、前
記コンステレーション集合のうち前記選択されたものの
前記4サブセットのうち選択されたものの中で、前記Q
チャネルRAMへの直角位相(Q)ディジタル入力信号
によって定義された値に最も近い値をもつシンボルのQ
コンポーネントをマッピングするビットが、該Qチャネ
ルRAMの出力として読み出されて、(1)前記4サブ
セットの各々のQコンポーネントについて同一ビット対
シンボルのマッピングを提供し、(2)このビット対シ
ンボルのマッピングは方形グリッドの任意の個数の行を
含んでおり、ここで、任意の個数の行は前記2の奇数倍
個のシンボルのコンステレーション集合のうち選択され
たものの交差グリッドの4サブセットの1つにおける最
大数の行になっている第4手段(204)と、前記2ビ
ット入力、前記IチャネルRAMの前記出力および前記
QチャネルRAMの前記出力がそれぞれの入力として印
加されるのに応答して、前記IチャネルRAMの出力に
現れた前記Iコンポーネントと前記QチャネルRAMの
出力に現れた前記Qコンポーネントの両方によって定義
されたシンボルの方形グリッドのビット対シンボルのマ
ッピングを、方形グリッド・ビット対シンボルのマッピ
ングにリマッピングしてその出力端から出力するリマッ
パRAM(404)であって、該リマッパ出力方形グリ
ッドは、前記4サブセットの任意の1つを構成する所与
のシンボル・セルと、該リマッパ出力方形グリッドの少
なくとも1つのコーナに置かれた少なくとも1つの追加
シンボル・セルを含んでおり、前記少なくとも1つの追
加シンボル・セルをマッピングするビットは前記方形グ
リッドの前記1つのコーナに対して連続して置かれてい
る所与のシンボル・セルをマッピングするビットの複製
になっているリマッパRAM(404)とを備えている
ことを特徴とする。
【0026】請求項14の発明は、請求項13に記載の
コンボルーション・デコーダにおいて、前記複数のシン
ボル・コンステレーション集合は5に等しい2の奇数倍
個のシンボルの一定のコンステレーション集合を含んで
おり、前記IチャネルRAMからの出力は4つの取り得
る2進値のうちの3つだけを表すことに制限されている
2ビットからなっており、これらの3つの2進値は前記
3×3方形グリッドの3列を定義しており、前記Qチャ
ネルRAMからの出力は4つの取り得る2進値のうちの
3つだけを表すことに制限されている2ビットからな
り、これらの3つの2進値は前記3×3方形グリッドの
3行を定義しており、これにより、前記4サブセットの
各々ごとに異なるビット対シンボルのマッピングをもつ
3×3方形グリッド内に位置している非対称8シンボル
・サブセットが前記リマッパの出力から得られるように
なっており、そこでは、複製ビットは前記4サブセット
の各々別に単一の追加シンボル・セルを定義しており、
該単一の追加シンボル・セルは、それぞれが前記4サブ
セットの各々別に対応する個別3×3方形グリッドの4
コーナの異なるコーナに置かれていることを特徴とす
る。
【0027】請求項15の発明は、請求項13に記載の
コンボルーション・デコーダにおいて、前記複数のシン
ボル・コンステレーション集合は5より大きい所与の2
の奇数倍個のシンボルの一定のコンステレーション集合
を含んでおり、5より大きい所与の2の奇数倍個のシン
ボルの前記一定のコンステレーション集合の4サブセッ
トの各々のシンボルは交差グリッドに配置されており、
前記IチャネルRAMの出力は少なくとも3ビットのグ
ループからなり、前記ビット・グループによって表され
た2進値の数は4サブセットの任意の1つの交差グリッ
ド内の列数k(ここで、kは第4正整数である)を表す
ことに制限されており、前記QチャネルRAMの出力は
少なくとも3ビットのグループからなり、前記ビット・
グループによって表された2進値の数は4サブセットの
任意の1つの交差グリッド内の行数kを表すことに制限
されており、これにより、前記4サブセットの各々ごと
に同一のビット対シンボルのマッピングをもつk×k方
形グリッド内に位置する対称交差グリッド・シンボル・
サブセットが前記リマッパの出力から得られるようにな
っており、そこでは、複製ビットは該4サブセットの各
々ごとにk×k方形グリッドの4コーナの各々に置かれ
ている、少なくとも1つの追加シンボル・セルをマッピ
ングしていることを特徴とする。
【0028】請求項16の発明は、請求項13に記載の
コンボルーション・デコーダにおいて、前記Iチャネル
RAM、前記QチャネルRAM、および前記リマッパR
AMの前記出力の各々に現れる前記ビット対シンボルの
マッピングは2進グレー符号化ビットからなることを特
徴とする。
【0029】請求項17の発明は、請求項16に記載の
コンボルーション・デコーダにおいて、交差グリッドに
配置された異なる奇数倍個のシンボルを含んでいる、
I,Q平面内の前記シンボル・コンステレーション集合
は32シンボルQAMコンステレーションと256シン
ボルQAMコンステレーションとを含んでおり、zの値
は7、xの値は6であることを特徴とする。
【0030】請求項18の発明は、請求項17に記載の
コンボルーション・デコーダにおいて、前記複数のプラ
グマチック・トレリスコードは、I,Q平面内の8シン
ボルの8−PSKコンステレーション集合について個別
コードも含んでおり、前記8シンボルは前記I,Q平面
の起点を中心に左右対称に半径方向に分布され、該8シ
ンボルの各々は前記I,Q平面の軸に対して角度がほぼ
22.5°だけオフセットされており、前記8シンボル
の8−PSKコンステレーション集合は3ビットのビッ
ト対シンボルのマッピングをもち、前記8−PSKコン
ステレーション集合は前記3ビットの最下位2ビットに
よって表された2進値に従って各々が2シンボルの4サ
ブセットに分割されており、これらの4サブセットの各
々の2シンボルは前記3ビットの最上位1ビットによっ
て表された2進値に従って相互に区別されており、前記
トレリス・デマッパは、さらに、(1)前記第1xビッ
ト入力が第1入力として印加されるのに応答して、前記
同位相(I)ディジタル入力信号の値を定義し、(2)
前記第2xビット入力が第2入力として印加されるのに
応答して、前記直角位相(Q)ディジタル入力信号の値
を定義し、(3)前記2ビット入力が第3入力として印
加されるのに応答して、印加された該2ビット入力によ
って表された2進値に従って前記8−PSKコンステレ
ーション集合の前記4サブセットの1つを選択する8−
PSKデマッパ・ロジック手段(406)を備えてお
り、前記第1、第2および第3入力が印加されるのに応
答して、前記8−PSKデマッパ・ロジック手段は、第
1入力として印加された同位相(I)ディジタル入力信
号と第2入力としてそこに印加された直角位相(Q)デ
ィジタル入力信号のそれぞれの値によって定義された前
記I,Q平面内のシンボルの位置に(I+Q)距離だけ
最も近接している、前記8−PSKコンステレーション
の前記4サブセットのうちの前記選択されたものの2シ
ンボルの1つを示している、前記ビット対シンボルのマ
ッピングの前記3ビットの前記最上位1ビットの2進値
を表している1ビット出力をそこから導き出すものと、
(a)2の奇数倍個のシンボルである前記コンステレー
ション集合のうち前記選択されたものに応答して前記リ
マッパRAMの前記出力を前記トレリス・デマッパの出
力として送出し、(b)前記8−PSKコンステレーシ
ョン集合の選択に応答して前記8−PSKデマッパ・ロ
ジック手段からの前記1ビット出力を前記トレリス・デ
マッパの出力として転送するセレクト手段(408)と
を備えていることを特徴とする。
【0031】請求項19の発明は、請求項18に記載の
コンボルーション・デコーダにおいて、8−PSKコン
ステレーション集合の8シンボルのビット対シンボルの
マッピングは、I軸に対してほぼ22.5°の向きにな
ったI,Q平面の第1象限内のシンボルが2進値000
でマッピングされ、Q軸に対してほぼ22.5°の向き
になったI,Q平面の第1象限内のシンボルが2進値0
01でマッピングされ、I軸に対してほぼ22.5°の
向きになったI,Q平面の第2象限内のシンボルが2進
値010でマッピングされ、Q軸に対してほぼ22.5
°の向きになったI,Q平面の第2象限内のシンボルが
2進値011でマッピングされ、I軸に対してほぼ2
2.5°の向きになったI,Q平面の第3象限内のシン
ボルが2進値100でマッピングされ、Q軸に対してほ
ぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第3象限内の
シンボルが2進値101でマッピングされ、I軸に対し
てほぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第4象限
内のシンボルが2進値110でマッピングされ、Q軸に
対してほぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第4
象限内のシンボルが2進値111でマッピングされるよ
うになっており、前記8−PSKデマッパ・ロジック手
段は、前記同位相(I)ディジタル入力信号の数値にI
1 の数値をかけた積が前記直角位相(Q)ディジタル入
力信号の数値にQ2 の数値をかけた積より小さいときだ
け、前記1ビット出力の2進値として“1”を出力する
手段を含んでおり、上記において、I1 の数値はサブセ
ット00では9、サブセット01では4、サブセット1
0では−9、サブセット11では−4であり、Q2 の数
値はサブセット00では−4、サブセット01では−
9、サブセット10では−4、サブセット11では−9
であることを特徴とする。
【0032】請求項20の発明は、同位相(I)および
直角位相(Q)ディジタル入力信号としてそこに印加さ
れた一連のコンボルーション符号化シンボル・パケット
によって定義されたプラグマチック・トレリスのコンボ
ルーション・デコ−ダであって、前記プラグマチック・
トレリスコードはI,Q平面における8シンボルの8−
PSKコンステレーション集合を含んでおり、そこで
は、前記8シンボルは前記I,Q平面の起点を中心に左
右対称に半径方向に分布され、該8シンボルの各々は該
I,Q平面の軸に対して角度がほぼ22.5°だけオフ
セットされており、前記8シンボルの8−PSKコンス
テレーション集合は3ビットのビット対シンボルのマッ
ピングをもち、前記8−PSKコンステレーション集合
は前記3ビットの最下位2ビットによって表された2進
値に従って各々が2シンボルの4サブセットに分割され
ており、これらの4サブセットの各々の2シンボルは前
記3ビットの最上位1ビットによって表された2進値に
従って相互に区別されており、前記コンボルーション・
デコーダはプラグマチック・トレリスコードをデマッピ
ングするトレリス・デマッパを含んでいるものにおい
て、前記トレリス・デマッパは、(1)第1xビット入
力が第1入力としてそこ(312)に印加されるとそれ
に応答して、前記同位相(I)ディジタル入力信号の値
を定義し(ここで、xは8より大きい所与の値をもつ正
整数である)、(2)第2xビット入力が第2入力とし
てそこ(312)に印加されるとそれに応答して、前記
直角位相(Q)ディジタル入力信号の値を定義し、
(3)2ビット入力が第3入力としてそこ(308)に
印加されるとそれに応答して、印加された該2ビット入
力によって表された2進値に従って前記8−PSKコン
ステレーション集合の前記4サブセットの1つを選択す
る8−PSKデマッパ・ロジック手段(406)を備え
ており、前記第1、第2および第3入力がそこに印加さ
れるとそれに応答して、前記8−PSKデマッパ・ロジ
ック手段は、第1入力としてそこに印加された同位相
(I)ディジタル入力信号と第2入力としてそこに印加
された直角位相(Q)ディジタル入力信号のそれぞれの
値によって定義された該I,Q平面内のシンボルの位置
に(I+Q)距離だけ最も近接している、前記8−PS
Kコンステレーションの前記4サブセットのうちの前記
選択されたものの2シンボルの1つを示している、該ビ
ット対シンボルのマッピングの該3ビットの前記最上位
1有効ビットの2進値を表している1ビット出力をそこ
から導き出すことを特徴とする。
【0033】請求項21の発明は、請求項20に記載の
コンボルーション・デコーダにおいて、8−PSKコン
ステレーション集合の8シンボルのビット対シンボルの
マッピングは、I軸に対してほぼ22.5°の向きにな
ったI,Q平面の第1象限内のシンボルが2進値000
でマッピングされ、Q軸に対してほぼ22.5°の向き
になったI,Q平面の第1象限内のシンボルが2進値0
01でマッピングされ、I軸に対してほぼ22.5°の
向きになったI,Q平面の第2象限内のシンボルが2進
値010でマッピングされ、Q軸に対してほぼ22.5
°の向きになったI,Q平面の第2象限内のシンボルが
2進値011でマッピングされ、I軸に対してほぼ2
2.5°の向きになったI,Q平面の第3象限内のシン
ボルが2進値100でマッピングされ、Q軸に対してほ
ぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第3象限内の
シンボルが2進値101でマッピングされ、I軸に対し
てほぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第4象限
内のシンボルが2進値110でマッピングされ、Q軸に
対してほぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第4
象限内のシンボルが2進値111でマッピングされるよ
うになっており、前記8−PSKデマッパ・ロジック手
段は、前記同位相(I)ディジタル入力信号の数値にI
1 の数値をかけた積が前記直角位相(Q)ディジタル入
力信号の数値にQ2 の数値をかけた積より小さいときだ
け、前記1ビット出力の2進値として“1”を出力する
手段を含んでおり、上記において、I1 の数値はサブセ
ット00では9、サブセット01では4、サブセット1
0では−9、サブセット11では−4であり、Q2 の数
値はサブセット00では−4、サブセット01では−
9、サブセット10では−4、サブセット11では−9
であることを特徴とする。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は、誤り訂正済の圧縮ディジ
タル・テレビション送信装置から送信されて、マルチチ
ャネル圧縮ディジタル・テレビジョン受信装置によって
受信可能な異種タイプの伝送チャネルを示す図である。
図2は、図1のマルチチャネル圧縮ディジタル・テレビ
ジョン受信装置において、コンボルーション・デコーダ
と、このデコーダへ入力を印加するデモジュレータと、
マイクロコントローラ・インタフェースとの間の相互関
係を示すブロック図である。図3は、プラグマチック・
トレリスコード・デコード化モードで動作するようにマ
イクロコントローラ・インタフェースによってプログラ
ムされているときの、図2に示すコンボルーション・デ
コーダの構成エレメントを示すブロック図であって、図
2のマイクロコントローラ・インタフェースとコンボル
ーション・デコーダとの結合関係を示す図である。図4
は、図3に示すトレリス・デマッパの構成エレメントを
示すブロック図である。図5は、トレリス符号化8−P
SK(レートR=2/3で符号化)を行う場合の、ビッ
ト対シンボルのマッピングを示す図である。
【0035】図1に示すように、マルチチャネル圧縮さ
れたディジタル・テレビジョン受信装置100は、複数
の異なるチャネルの各々を経由して送られてきたディジ
タル符号化テレビジョン・データを選択的に受信する機
能を備えている。これらの複数のチャネルとしては、デ
ィジタル符号化テレビジョン・データを順方向誤り訂正
テレビジョン送信装置104から送信する衛星伝送チャ
ネル102、ディジタル符号化テレビジョン・データを
順方向誤り訂正テレビジョン送信装置108から送信す
る地上伝送チャネル106、ディジタル符号化テレビジ
ョン・データを順方向誤り訂正テレビジョン送信装置1
12から送信するケーブル伝送チャネル110がある。
この分野で公知であるように、送信側の順方向誤り訂正
は、符号化済みの圧縮されたディジタル・テレビジョン
・データの連続送信シンボル・パケットをコンボルーシ
ョン符号化することを含んでいるのが一般的である。
【0036】さらに、この分野で公知であるように、Q
SPKベースのパンクチャド・コード(QSPK‐base
d punctured codes)はコンボルーション符号化データを
衛星チャネル経由で送信するために採用されているのが
一般的であるが、コンボルーション符号化データを地上
またはケーブル・チャネル経由でPAM、PSKまたは
QAMベースで送信する場合には、高位アルファベット
(つまり、8、16、32、64、128および25
6)n/n+1プラグマチック・トレリスコードを採用
できる可能性をもっている。従って、マルチチャネル受
信装置100に要求されることは、マルチチャネルのど
のチャネルが選択されて受信されているかに応じて、Q
SPKベースのパンクチャドまたはPAM、 PSKまた
はQAMベースの高位アルファベットn/n+1プラグ
マチック・トレリスコードのうちの任意の特定コードを
復号化(デコード)する機能を備えたコンボルーション
・デコーダを内蔵していることである。
【0037】具体的に説明すると、マルチチャネル受信
装置100はディジタル処理装置を装備しており、この
ディジタル処理装置は、図2に示すように、受信側コン
ボルーション・デコーダ200と受信側デモジュレータ
202を含んでおり、受信側デモジュレータ202から
は、公知のように、連続して受信された一連のコンボル
ーション符号化シンボル・パケットの各々が信号入力デ
ータとして受信側コンボルーション・デコーダ200に
入力されるようになっている。このデータの連続して受
信されたシンボル・パケットの各々は、同位相(I)、
直角位相(Q)平面における点を定義している。マルチ
チャネル受信装置100のディジタル処理装置は、さら
に、コントロール入力を受信側コンボルーション・デコ
ーダ200に入力するマイクロコントローラ・インタフ
ェース204をもつマイクロコントローラを備えてい
る。
【0038】マイクロコントローラ・インタフェース2
04は、特に、コンボルーション・デコーダ200がパ
ンクチャド・コードのデコーダとして、さもなければ、
トレリスコードのデコーダとして動作するように構成で
きるコンボルーション・デコーダ200に仕様リスト(l
ist of specifications)を提供する。図3は、トレリス
コードのデコーダとして動作するように構成されたコン
ボルーション・デコーダ200を示している。図3に示
すように、受信側コンボルーション・デコーダ200を
構成するエレメントとしては、同期回路300、ブラン
チ・メトリック・コンピュータ304、ビタビ・デコー
ダ306、コンボルーション・エンコーダ308、トレ
リス・デマッパ310、遅延ロジック312、同期モニ
タ314および選択手段(セレクタ)316がある。
【0039】デモジュレータ202からの出力データ
は、I、Q入力データとして同期回路300に入力され
る。説明の便宜上、IデータとQデータの各々は、6ビ
ットで定義されているものとする(つまり、入力データ
は合計12パラレル入力コンダクタを通して入力され
る)。このようにすると、I、Q平面における64×6
4=4096個の個別点の各々を、12ビット入力デー
タの6ビットIコンポーネントと6ビットQコンポーネ
ントで定義することが可能になる。同期回路300に
は、クロックおよびクロック・イネーブル(Clk Enb) 入
力も印加される。さらに、同期回路300はマイクロコ
ントローラ・インタフェース204からコントロール・
データを受信すると共に、データをマイクロコントロー
ラ・インタフェースに出力する。この同期回路300
は、同期モニタ314に直接的に結合されている。
【0040】エレメント302,304,306,30
8および310の各々には、マイクロコントローラ・イ
ンタフェース204からコントロール・データが入力さ
れる。さらに、図3には示されていないが、クロックが
これらのエレメントに印加される。正しく同期がとられ
たIデータとQデータは、データ出力クロック・イネー
ブル(DOCE)を受けて、同期回路300からブラン
チ・メトリック・コンピュータ304へ送られる。さら
に、正しく同期がとられたIデータとQデータは遅延ロ
ジック312を経由してトレリス・デマッパ310と同
期モニタ314へ送られる。
【0041】ブランチ・メトリック・コンピュータ30
6(その詳細は既述の米国特許第5,497,401号
に開示されている)は、連続的に受信されたシンボル・
パケットの各々に応答して4個の別々の5ビット出力を
作り出す。これらの4個の別々の5ビット出力とブラン
チ・メトリック・コンピュータ304からのDOCE信
号は入力としてビタビ・デコーダ306に印加される。
ビタビ・デコーダ304はレートR=1/2、制約長さ
(constraint length) k=7のデコーダであり、トレリ
スコードに対してビタビアルゴリズムを実行するが、そ
こでは、ブランチ・メトリック・コンピュータ306か
らの5ビット・メトリック入力はステート(状態)を更
新し、ビット判断を行うために使用されている。ビタビ
・デコーダ306は、加算−比較−選択 (add-compare-
select(ACS))手段、パス・メトリック・ストレー
ジ手段、およびサバイバ・パス(survivor path) 用のメ
モリをトレリス内の各レベルで採用している。さらに、
ビタビ・デコーダ306は累積されるメトリックが蓄積
してオーバフローするのを防止するために、メトリック
再正規化(metric renormalization)の処理も行ってい
る。
【0042】ビタビ・デコーダ306からの1ビット出
力は入力としてコンボルーション・エンコーダ308に
印加される。トレリスコードの場合は、コンボルーショ
ン・エンコーダ308はレート1/2埋込みコードの2
送信ビットの最良推定値を再生成する働きをする。エン
コーダ308からの出力は同期モニタ314にも印加さ
れる。さらに、ビタビ・デコーダ306からの出力は入
力として選択手段316に印加される。
【0043】コンボルーション・エンコーダ308から
の出力は、トレリス・デマッパ310に印加され、そこ
でシンボル決定(symbol decision) が行われる。具体的
に説明すると、トレリス・デマッパ310はコンボルー
ション・エンコーダ308からの2ビット出力を、遅延
ロジック312を経由して送られてきた遅延IおよびQ
受信シンボル・データと一緒に使用してサブセット(部
分集合)選択を行い、上記のシンボル決定を行う(その
方法は以下に詳述する)。トレリス・デマッパ310か
らの6ビット出力は、入力として同期モニタ314と選
択手段316の両方に印加される。
【0044】遅延ロジック312は、ビタビ・デコーダ
306/エンコーダ308および関連の回路で引き起こ
された遅延の原因を明らかにして、エンコーダ308の
出力端に現われたデータ・ストリームを受信シンボル・
ストリームと同期させる。
【0045】同期モニタ314は同期回路300、トレ
リス・デマッパ310の出力端、エンコーダ308、遅
延ロジック312の出力端、およびマイクロコントロー
ラ・インタフェース204に結合されており、ブランチ
・メトリック情報をマイクロコントローラ・インタフェ
ース204からの観察インターバル指定(observationin
terval specification)と一緒に使用して、同期ステー
タス(状況)を決定する。同期モニタ314からは、オ
プションの自動同期をとるための情報も同期回路300
に与えられる。自動同期オペレーション・モードでは、
同期機能を実行するために内部同期回路が採用されてい
る。別の方法として、外部回路から同期をとることも可
能である。同期モニタ314は信号をデモジュレータへ
送って、位相のあいまいさを解決するためにも使用され
る。この信号は、受信側デモジュレータ202における
位相のあいまいさの原因を明らかにする目的だけに使用
される。さらに、同期モニタ314はデモジュレート
(復調)された同期信号も出力し、これは受信装置10
0のダウンストリーム(下流側)コンポーネントで使用
される。
【0046】選択手段316は、入力としてそこに印加
されたビタビ・デコーダ306の1ビット出力とトレリ
ス・デマッパ310の6ビット出力を受信したあと、そ
の7ビットすべてをその出力端へ送る。この出力データ
はクロックおよび信号と一緒に選択手段316から出力
され、受信装置100のダウンストリーム・コンポーネ
ントで使用される。
【0047】本発明の原理によれば、トレリス・デマッ
パ310は、その実施例を図4のブロック図で示してい
るように、そこに入力として印加されたレート3/4−
16QAM、レート4/5−32QAM、レート5/6
−64QAM、レート6/7−128QAM、レート7
/8−256QAMおよびレート2/3−8/PSKの
遅延受信コードの各々を、効率よくデマッピングできる
最小ハードウェア構成になっている。図4に示すよう
に、デマッパ310はIチャネル・ランダムアクセスメ
モリ(random access memory - RAM)400、Qチャ
ネルRAM402、リマッパRAM404、8−PSK
デマッパ・ロジック手段406およびMUX(セレク
タ)408を備えている。
【0048】図3に示すレート1/2コンボルーション
・エンコーダ308の出力端に現われた2ビット・コー
ドは、第1入力としてIチャネルRAM400、Qチャ
ネルRAM402、リマッパRAM404、および8−
PSKデマッパ・ロジック手段406に印加される。図
3に示す遅延ロジック312の12ビット出力のうち、
受信シンボルがI,Q平面に置かれている位置のIコン
ポーネントを示している6ビットは、第2入力としてI
チャネルRAM400に印加される。遅延ロジック31
2の12ビット出力のうち、受信シンボルがI,Q平面
に置かれている位置のQコンポーネントを示している6
ビットは、第2入力としてQチャネルRAM402に印
加される。遅延ロジック312の12ビット出力のう
ち、受信シンボルがI,Q平面に置かれている位置のI
コンポーネントを示している6ビットと、遅延ロジック
312の12ビット出力のうち、受信シンボルがI,Q
平面に置かれている位置のQコンポーネントを示してい
る6ビットは共に、それぞれ第2および第3入力として
8-PSKデマッパ・ロジック手段406に入力される。
【0049】さらに、種々のQAMコードのどれが選択
され、受信されたかに応じて、IチャネルRAM40
0、QチャネルRAM402およびリマッパRAM40
4の各々には、コントロール入力としてそこに入力され
たプログラマブルで、事前に計算されたIとQルックア
ップ・テーブルが初期化フェーズ期間にマイクロコント
ローラ・インタフェース204からプリロードされてい
る。ルックアップ・テーブルは8−PSKデマッパ・ロ
ジック手段406では必要とされない。さらに、マイク
ロコントローラ・インタフェース204からのコントロ
ール入力はMUX(セレクタ)408に印加され、
(1)IチャネルRAM400とQチャネルRAM40
2の両方の3ビット出力、(2)リマッパRAM404
の5ビット出力、または(3)8−PSKデマッパ・ロ
ジック手段406の1ビット出力が選択される。Iチャ
ネルRAM400とQチャネルRAM402の3ビット
出力はそれぞれ第2および第3入力としてリマッパRA
M404にも印加されるのに対し、MUX(セレクタ)
408からの6ビット出力は、入力として図3のセレク
タ(選択手段)316に印加される。
【0050】6ビットIコンポーネントは64(26
個の異なるI値を定義しており、他方、6ビットQコン
ポーネントは64(26 )個の異なるQ値を定義してい
る。これらは共に、受信されたシンボルがI,Q平面内
の4096(212)個の点の集合の中のある1点を占め
ているものと定義している。しかし、送信されたシンボ
ルの最大コンステレーション(つまり、256QAM)
は256(28 )個だけのシンボルの集合を構成してい
る。本発明の目的上、この最大256QAMコンステレ
ーションはそれより小さい16(24 )QAMと64
(26 )QAMコンステレーション(これらは2の偶数
倍になっている)と共に、第1デマッピング・カテゴリ
を構成している。小さい32(25 )QAMと128
(27 )QAMコンステレーション(これらは2の奇数
倍になっている)は第2デマッピング・カテゴリを構成
し、8−PSKコンステレーションは単独で第3デマッ
ピング・カテゴリを構成している。これらの3デマッピ
ング・カテゴリの各々は順を追って以下に説明する。
【0051】第1カテゴリに属する16,64および2
56QAMコンステレーションの各々のビット対シンボ
ルのマッピングは方形グリッドに配置されている。ま
ず、テーブル1に8進表現と2進表現で示されている1
6QAMコンステレーションのビット対シンボルのマッ
ピングについて説明する。
【0052】
【表1】
【0053】各コンステレーション・シンボルの各2進
表現の最下位2桁(ボールドタイプで示されている)
は、エンコーダ308からIチャネルRAM400とQ
チャネルRAM402の各々への2ビット入力のそれぞ
れの2進値によって決定される。テーブル1に示すよう
に、2進値の最下位2桁が00であるときは、8進値の
最下位桁が0または4のどちらかのときに相当する。2
進値の最下位2桁が01であるときは、8進値の最下位
桁が1または5のどちらかのときに相当する。2進値の
最下値2桁が10であるときは、8進値の最下位が2ま
たは6のどちらかのときに相当する。2進値の最下位2
桁が11であるときは、8進値の最下位桁が3または7
のどちらかのときに相当する。さらに、2進値の最下位
2桁00(8進値の最下位桁0または4)は、テーブル
1に示す奇数行と奇数列のセルだけを占めている。2進
値の最下位2桁01(8進値の最下位桁1または5)
は、テーブル1における奇数行と偶数列のセルだけを占
めている。2進値の最下位2桁10(8進値の最下位桁
2または6)は、テーブル1における偶数行と奇数列の
セルだけを占めている。2進値の最下位2桁11(8進
値の最下位桁3または7)は、テーブル1における奇数
行と奇数列のセルだけを占めている。
【0054】このように、テーブル1におけるコンステ
レーションの16シンボルの集合は、それぞれ、次のテ
ーブル1−00,1−01,1−10および1−11に
示すように、各々が4シンボルからなる別々の00,0
1,10および11サブセットに実効的に分割すること
ができる。
【0055】
【表2】
【0056】
【表3】
【0057】
【表4】
【0058】
【表5】
【0059】テーブル1−00,1−01,1−10お
よび1−11の各セルでは、QビットおよびIビットの
各々の2進値は、普通字体で示されている、テーブル1
の対応するセルの最下位2ビットの各々と同じになって
いる(つまり、テーブル1の各セルに太字で示されてい
る2ビットのすぐ左側の2ビット)。この結果、それぞ
れのテーブル1−00,1−01,1−10および1−
11の対応するセルに示されている、00,01,10
および00サブセットのQとIの2進値は相互に同じに
なる。さらに、テーブル1−00,1−01,1−10
および1−11に示すように、ビット対シンボルのマッ
ピングは、バイナリ・グレーコード・マッピング(binar
y Gray code)が直接に得られるように選択されており、
そこでは、I,Q平面内の各シンボルのそれぞれのIコ
ンポーネントおよびQコンポーネントは相互に独立した
ままになっている。従って、左から右へ向かう水平(つ
まり、Iコンポーネント)方向では、バイナリ・グレー
コードで表わされた値はテーブル1−00,1−01,
1−10および1−11の各々では0と1になってい
る。同様に、上から下へ向かう垂直(つまり、Qコンポ
ーネント)方向では、バイナリ・グレーコードで表わさ
れた値も、テーブル1−00,1−01,1−10およ
び1−11の各々では0と1になっている。
【0060】第1カテゴリの64および256QAMコ
ンステレーションの各々の、選択されたビット対シンボ
ルのマッピング(次のテーブル2および3に8進表現で
示されている)は、基本的には、上述した16QAMコ
ンステレーションの選択されたビット対シンボルのマッ
ピングと同じである。
【0061】
【表6】
【0062】
【表7】
【0063】具体的には、テーブル2とテーブル3の各
セルに示されている8進表現は2進表現に変換できるの
で、(1)テーブル2のこのように変換された2進表現
の最下位2ビットは、64シンボルの集合を、各々が1
6シンボルの別々の00,01,10および11サブセ
ットに実効的に分割し、(2)テーブル3のこのように
変換された2進表現の最下位2ビットは、256シンボ
ルの集合を、各々が64シンボルの別々の00,01,
10および11サブセットに実効的に分割している。テ
ーブル2の集合のサブセット00,01,10および1
1の各セルでは、QビットおよびIビットの各々の2進
値は、テーブル2の対応するセルの2進表現の最下位2
ビットのすぐ上位にあって、テーブル2のその対応する
セルの2進表現の4有効ビットの各々の2進値と同じに
なっている。同じように、テーブル3のサブセット0
0,01,10および11の各セルでは、Qビットおよ
びIビットの各々の2進値は、テーブル3の対応するセ
ルの2進表現の最下位2ビットのすぐ上位にあって、テ
ーブル3のその対応するセルの2進表現の6有効ビット
の各々の2進値と同じになっている。この結果、テーブ
ル2とテーブル3の集合の各々の00,01,10およ
び11サブセットのQおよびIの2進値は相互に同じに
なる。さらに、テーブル2とテーブル3の各々のビット
対シンボルのマッピングは、バイナリ・グレーコードの
マッピングが直接に得られるように選択されており、そ
こでは、IおよびQ平面における各シンボルのそれぞれ
のIコンポーネントおよびQコンポーネントは相互に独
立したままになっている。従って、左から右へ向かう水
平(つまり、Iコンポーネント)方向では、バイナリ・
グレーコードで表わされた値は、テーブル2の集合の0
0,01,10および11サブセットの各々では0,
1,2および3になっており、バイナリ・グレーコード
で表わされた値は、テーブル3の集合の00,01,1
0および11サブセットの各々では0,1,2,3,
4,5,6および7になっている。同じように、上から
下へ向かう垂直(つまり、Qコンポーネント)方向で
は、バイナリ・グレーコードで表わされた値は、テーブ
ル2の集合の00,01,10および11サブセットの
各々では0,1,2および3になっており、バイナリ・
グレーコードで表わされた値は、テーブル3の集合の0
0,01,10および11サブセットの各々では0,
1,2,3,4,5,6および7になっている。
【0064】図4に戻って説明すると、IチャネルRA
M400には、16QAM(テーブル1)のケースでは
1ビット・ルックアップ・テーブルが、64QAM(テ
ーブル2)のケースでは2ビット・ルックアップ・テー
ブルが、256QAM(テーブル3)のケースでは3ビ
ット・ルックアップ・テーブルが、マイクロコントロー
ラ・インタフェース204によって初期プリロードされ
ている。同じように、QチャネルRAM402には、1
6QAM(テーブル1)のケースでは1ビット・ルック
アップ・テーブルが、64QAM(テーブル2)のケー
スでは2ビット・ルックアップ・テーブルが、256Q
AM(テーブル3)のケースでは3ビット・ルックアッ
プ・テーブルが、マイクロコントローラ204によって
初期プリロードされている。IチャネルRAM400の
ルックアップ・テーブルは、遅延ロジック312からの
6ビットI入力とコンボルーション・エンコーダ308
からの2ビットI入力によってアドレスされると、遅延
受信シンボルのIコンポーネント位置に対してI(水
平)方向の距離が最も近い、コンステレーション・シン
ボルの列のバイナリ・グレーコードIコンポーネントを
読み出す。同じように、QチャネルRAM402のルッ
クアップ・テーブルは、遅延ロジック312からの6ビ
ットQ入力とコンボルーション・エンコーダ308から
の2ビットI入力によってアドレスされると、遅延受信
シンボルのQコンポーネント位置に対してQ(垂直)方
向の距離が最も近い、コンステレーション・シンボルの
列のバイナリ・グレーコードQコンポーネントを読み出
す。
【0065】第1カテゴリ(つまり、16,64および
256QAM)の場合には、MUX(セレクタ)408
はマイクロコントローラ・インタフェース204からそ
こに入力されたコントロール入力によって動作して、I
チャネルRAM400とQチャネルRAMからのそれぞ
れのルックアップ・テーブル読出し出力を、入力として
図3の選択手段(セレクタ)316へ転送する。図3か
ら明らかなように、00,01,10および11サブセ
ットの同一性(アイデンティティ)は、図3の選択手段
(セレクタ)316を経由してマルチチャネル受信装置
のダウンストリーム部分へ転送された、IチャネルRA
M400とQチャネルRAMからの読出し出力では失わ
れている。しかし、図3に示すように、ビタビ・デコー
ダ306からの1ビット出力も、図3の選択手段(セレ
クタ)316を経由してマルチチャネル受信装置のダウ
ンストリーム部分に転送される。コンボルーション・エ
ンコーダ308の2ビット出力(これは00,01,1
0および11サブセットを定義するためにトレリス・デ
マッパ310で使用される)は、ビタビ・デコーダ30
6の1ビット出力から導き出されるので、00,01,
10および11サブセットは、そこへ転送されたビタビ
・デコーダの1ビット出力からダウンストリーム部分で
再度導き出すことが可能である。
【0066】32(25 )および128(27 )QAM
コンステレーションは、カテゴリ2に属している。カテ
ゴリ2のコンステレーションでは、2の奇数倍個のシン
ボルを含んでいるので、シンボルは方形グリッドではな
く、交差グリッドに配置されている。さらに、カテゴリ
2のコンステレーション集合のビット対シンボルのマッ
ピングでは、その00,01,10および11サブセッ
トについてはバイナリ・グレーコードのマッピングを直
接に得る機能を備えていない。従って、各サブセットの
シンボルの正しいバイナリ・グレーコードのマッピング
を得るためには、カテゴリ2の00,01,10および
11サブセットのビット対シンボルのマッピングをリマ
ッピングすることが必要である。
【0067】この点に関して、次のテーブル4は、32
QAMコンスレーション集合の場合の交差グリッド配置
のビット対シンボルのマッピングを8進表現で示してお
り、テーブル4−00,4−01,4−10および4−
11は、それぞれ、32QAMコンステレーション集合
の00,01,10および11サブセットの各々の異な
るリマッピングを示している。同じように、次のテーブ
ル5は、128QAMコンステレーション集合の場合の
交差グリッド配置のビット対シンボルのマッピングを8
進表現で示しており、テーブル5aは、128QAMコ
ンステレーション集合の00,01,10および11サ
ブセットの各々の共通リマッピングを示している。
【0068】
【表8】
【0069】
【表9】
【0070】
【表10】
【0071】
【表11】
【0072】
【表12】
【0073】
【表13】
【0074】
【表14】
【0075】テーブル4およびテーブル5(テーブル
1,テーブル2およびテーブル3と同様)において、8
進表現の最下位桁が0または4になっているセルは00
サブセットに属している。8進表現の最下位桁が1また
は5になっているセルは01サブセットに属している。
8進表現の最下位桁が2または6になっているセルは1
0サブセットに属している。8進表現の最下位桁が3ま
たは7になっているセルは11サブセットに属してい
る。テーブル4とテーブル5の各セルの8進表現が2進
表現に変換されると、最下位2桁の2進有効ビットより
上位の2進有効ビットがリマッパRAM404の出力を
構成する。
【0076】リマッパRAM404には、32QAM
(テーブル4)のケースでは3ビット・ルックアップ・
テーブルが、128QAM(テーブル5)のケースでは
5ビット・ルックアップ・テーブルが、マイクロコント
ローラ・インタフェース204によって初期プリロード
されている。32QAMのケースでは、リマッパ・ルッ
クアップ・テーブルは、そこに第1入力として印加され
たIチャネルRAM400からの2ビット出力、そこに
第2入力として印加されたQチャネルRAM402から
の2ビット出力、およびそこに第3入力として印加され
たコンボルーション・エンコーダ308からの2ビット
出力に応答して読み出される。128QAMのケースで
は、リマッパ・ルックアップ・テーブルは、そこに第1
入力として印加されたIチャネルRAM400からの3
ビット出力およびそこに第2入力として印加されたQチ
ャネルRAM402からの3ビット出力に応答して読み
出される。
【0077】32QAMコンステレーション集合の0
0,01,10および11サブセットの各々について
は、IチャネルRAM400とQチャネルRAM402
の各々のルックアップ・テーブルからの2ビット出力の
それぞれの2進値は、2ビットが取り得る4つの2進値
のうちの3つだけに制限されている。具体的に説明する
と、テーブル4−00,4−01,4−10および4−
11の各々の左部分に示すように、RAM400および
402からのそれぞれの2ビット出力からは、00,0
1,10、 および11サブセットの各々について取り得
る16個のシンボル・コンステレーションのうちの9シ
ンボル部分の4個の2進ビットのビット対シンボルのマ
ッピングが得られ、各サブセットの各セルの4個の2進
ビットの最下位2ビットはRAM400からの2ビット
Iコンポーネントに、4個の2進ビットの最上位2ビッ
トはRAM402からの2ビットQコンポーネントにな
っている。テーブル4−00,4−01,4−10およ
び4−11の左部分に示すように、サブセット00,0
1,10および11の各々についての4個の2進ビット
のビット対シンボルのマッピングは相互に同じになって
いる。リマッパRAM404はこれらのサブセット0
0,01,10および11の各々の4個の2進ビットの
ビット対シンボルのマッピングを、それぞれテーブル4
−00,4−01,4−10および4−11の各々の右
部分に示すように、これら4サブセットの各々について
異なる3個の2進ビットのビット対シンボルのマッピン
グにリマッピングする。これら4サブセットの各々につ
いて異なる3個の2進ビットのビット対シンボルのリマ
ッピングが必要になる理由は、これら4サブセットの各
々を構成する32QAMシンボル・コンステレーション
集合(テーブル4に示す)の8セルのそれぞれの形状が
相互に対して非対称になっているからである。さらに、
それぞれテーブル4−00,4−01,4−10および
4−11の各々の右部分に示されている、これら4サブ
セットの各々について3個の2進ビットのビット対シン
ボルのマッピングは、正しい8セルではなく9セルを含
んでいるので、4サブセットの各々の9セルの2隣接セ
ルの1ペアで3個の2進ビットのビット対シンボルのマ
ッピングを複製する必要があり、この場合、2隣接セル
のペアはテーブル4−00,4−01,4−10および
4−11の各々のシングル・コーナを占めることにな
る。この複製によって起こるパフォーマンス低下は無視
できるほどに軽微である。
【0078】128QAMコンステレーション集合の場
合には、00,01,10および11サブセットの各々
についてIチャネルRAM400とQチャネルRAM4
02の各々のルックアップ・テーブルからの3ビット出
力のそれぞれの2進値は、6個の2進ビットのビット対
シンボルのマッピングのうち、テーブル5aの各々の左
部分に8進表現で示されている36シンボルを含んでい
る部分に制限されている。リマッパRAM404は、テ
ーブル5aの各々の左部分に8進表現で示されている3
6シンボルを、128QAMコンステレーション集合の
00,01,10および11サブセットの各々ついてテ
ーブル5aの各々の右部分に8進表現で示されている3
6シンボルにリマッピングする。これら4サブセットの
各々について同じビット対シンボルのリマッピングを採
用することができるが、これは、これら4サブセットの
各々を構成する128QAMシンボル・コンステレーシ
ョン集合(テーブル5に示す)の32セルのそれぞれの
形状が相互に対して対称になっているためである。さら
に、テーブル5aの各々の右部分に示されている、これ
ら4サブセットの各々についてのビット対シンボルのマ
ッピングは正しい32セルではなく36セルを含んでい
るので、36セルの2隣接セルの4ペアで3個の2進ビ
ットのビット対シンボルのマッピングを複製する必要が
あるが、この場合、2隣接セルの4ペアの各々はテーブ
ル5aの4コーナの異なるコーナを占めることになる。
この場合も、この複製によって起こるパフォーマンス低
下は無視できるほどに軽微である。
【0079】次に、図5を参照して説明すると、図5に
は、I,Q平面におけるトレリス符号化8−PSKの場
合の、3個の2進ビットのビット対シンボルのマッピン
グが示されている。図示のように、シンボルはI,Q起
点を中心に左右対称に分布され、シンボルの各々は角度
がI軸に対して22.5°または67.5°だけオフセ
ットされている。ビット対シンボルのマッピングは、最
下位2桁の2進値がシンボルの8−PSK集合を00,
01,10および11サブセットに分割するようになっ
ており、各サブセットは2シンボルを含んでいる。3ビ
ットの最上位有効桁の2進値は4サブセットの各々にお
ける2シンボルを区別するために使用されている。具体
的には、I,Q平面の上部象限(つまり、第一と第二)
における3ビットの最上位有効桁の2進値は“0”であ
り、I,Q平面の下方象限(つまり、第三と第四)にお
ける3ビットの最上位有効桁の2進値は“1”である。
【0080】図4に戻って説明すると、8−PSKデマ
ッパ・ロジック手段406は、コンボルーション・エン
コーダ308から8−PSKデマッパ・ロジック手段4
06へ送られた2ビット入力で選択された、00,0
1,10および11サブセットのうちの1つにおける2
シンボル(I1 1 )および(I2 2 )のどちらが、
遅延ロジック312から8−PSKデマッパ・ロジック
手段406へ送られた6ビットI入力および6ビットQ
入力で決定された受信シンボルのデータ点(I,Q)に
近いか否かを決定するためにルックアップ・テーブルを
直接には使用していない。この決定を行うために必要と
されるオペレーションだけは、8−PSKデマッパ・ロ
ジック手段406が次のような論理比較を行うことによ
って決定することができる。
【0081】 IF I×I1 <Q×Q2 , then Output=1; ELSE Output=0. この比較はルックアップ・テーブルを使用して乗算を実
行するように実現できるが、明示的な乗算を行なうこと
も可能である。図5に示すオフセット8−PSKコンス
テレーションでは、乗算値はすべてが22.5°のサイ
ンおよびコサインになっている。これにより、積は10
sin22.5°=4(1桁の有効数字)と10cos
22.5°=9(1桁の有効数字)に約分される。Iお
よびQは共に、サインおよびコサイン係数倍されるの
で、10をかけるときは、比較結果には変化がない。2
進数に9をかける場合は、シフト演算(追加ハードウェ
アは不要)と加算器が必要になる。2進数に4をかける
ことは単純なシフト演算であるので、余分のハードウェ
アは不要である。選択されたサブセットの2シンボル・
コンステレーションのうちの正しい方は、この比較に基
づいて選択することができる。さらに、ラウンドオフ(r
oundoff)に起因する(つまり、正確なサイン値とコサイ
ン値を使用しないことに起因する)パフォーマンス低下
は、判断領域が最悪の場合でも4°だけ変更されるの
で、無視し得るほど軽微である。変化はこのように小さ
いので、関心のあるすべての領域におけるエラーパフォ
ーマンス(シンボル誤差確率<10-3)の変化は、ほと
んどない。各サブセットの乗算とシフトのテーブルの詳
細は次のテーブル6に示されている。
【0082】
【表15】
【0083】図4に示したトレリス・デマッパの実施例
で必要になる記憶容量は最小限である。IチャネルRA
M400とQチャネルRAM402にストアする必要の
あるビット数は、上述した異種変調方式のいずれの場合
も、合計でわずか2×256×3=1,536ビットで
ある。その理由は、IコンポーネントおよびQコンポー
ネントはRAM400およびRAM402の各々のオペ
レーションの間、相互に独立したままになっているから
である。従来のトレリス・デマッピング手法を利用する
と、この手法では、IコンポーネントとQコンポーネン
トがその期間中、相互に独立したままになっていないの
で、上述した異種変調方式のいずれの場合も、記憶容量
として約8,000ビットのリードオンリメモリ(RO
M)が必要になる。上述した32と128QAM変調方
式では、図4のリマッパRAM404用として、付加的
な64×5=320ビットのRAMが必要になる。従っ
て、図4に示した本発明のトレリス・デマッパの実施例
で必要になる総記憶容量は1,536+320=1,8
56ビットである。
【0084】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明のコンボルーション・デコーダ用のトレリス・デマッ
パは、2の偶数倍である最大のQAMコンステレーショ
ン・トレリスコードが方形グリッド(square grid) に配
置された22y個(ただし、yは値が少なくとも2である
正整数である)のシンボルを含んでいる第1のケース
と、2の奇数倍である最大のQAMコンステレーション
・トレリスコードが交差グリッド(cross grid)に配置さ
れた2z 個(ただし、zは値が少なくとも5である奇数
の正整数である)のシンボルを含んでいる第2のケース
に一般化することが可能である。第1のケースは、上述
した16,64および256QAMコンステレーション
・トレリスコードと、256より大きい任意のQAMコ
ンステレーション・トレリスコードの両方を含んでいる
(つまり、yは値が4より大になっている)。第2のケ
ースは、上述した32と128QAMコンステレーショ
ン・トレリスコードと、128より大きい任意のQAM
コンステレーション・トレリスコードの両方を含んでい
る(つまり、zは7より大きい値をもつ奇数の正整数で
ある)。第1のケースでは、シンボルは方形グリッドに
配置されているので、yの値が4より大きくなっても、
パフォーマンス低下は起こらない。しかし、第2ケース
では、シンボルは交差グリッドに配置されているので、
zの値が7より大きくなると、若干のパフォーマンス低
下が起こることになる。その理由は、リマッピングは、
セルのコンステレーション・サブセット・リマップト・
グリッドのコーナ・セルをマッピングするビットの複製
を必要とするからである(例えば、例を挙げると、51
2(29 )シンボル・コンステレーションの128(2
7 )リマップト・シンボル・サブセットの場合には、1
2×12グリッドの4コーナの各々で2×2=4個の複
製が必要になり、2,048(211)シンボル・コンス
テレーションの512(29 )リマップト・シンボル・
サブセットの場合には、24×24グリッドの4コーナ
の各々で4×4=16個の複製が必要になる)。
【0085】さらに一般化すると、それぞれが入力とし
てIチャネルRAM400、QチャネルRAM402お
よび8−PSKデマッパ・ロジック手段406に印加で
きる、受信シンボルが異なるIコンポーネント値の個数
および異なるQコンポーネント値の個数は各々が正の整
数2x になっている。ここで、x>y、かつx>z/2
である。
【0086】IチャネルRAM400、QチャネルRA
M402およびリマッパRAM404は図4に個別部品
として示されているが、実際には、これらのRAMは任
意の2つまたは3つすべてのRAMを、単一の物理デバ
イス上に結合し得ることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】誤り訂正済の圧縮ディジタル・テレビション送
信装置から送信されて、マルチチャネル圧縮ディジタル
・テレビジョン受信装置によって受信可能な異種タイプ
の伝送チャネルを示す図である。
【図2】図1のマルチチャネル圧縮ディジタル・テレビ
ジョン受信装置において、コンボルーション・デコーダ
と、このデコーダへ入力を印加するデモジュレータと、
マイクロコントローラ・インタフェースとの間の相互関
係を示すブロック図である。
【図3】プラグマチック・トレリスコード・デコード化
モードで動作するようにマイクロコントローラ・インタ
フェースによってプログラムされているときの、図2に
示すコンボルーション・デコーダの構成エレメントを示
すブロック図であって、図2のマイクロコントローラ・
インタフェースとコンボルーション・デコーダとの結合
関係を示す図である。
【図4】図3に示すトレリス・デマッパの構成エレメン
トを示すブロック図である。
【図5】トレリス符号化8−PSK(レートR=2/3
で符号化)を行う場合の、ビット対シンボルのマッピン
グを示す図である。
【符号の説明】
100 ディジタルテレビジョン受信装置 102 衛星伝送チャネル 104 ディジタルテレビジョン送信装置 106 地上伝送チャネル 108 ディジタルテレビジョン送信装置 110 ケーブル伝送チャネル 112 ディジタルテレビジョン送信装置 200 レシーバ・コンボルーション・デコーダ 202 レシーバ・デモジュレータ 204 マイクロコントローラ・インタフェース 300 同期回路 304 ブランチ・メトリック・コンピュータ 306 ビタビ・デコーダ 308 コンボルーション・エンコーダ 310 トレリス・デマッパ 312 遅延ロジック 316 選択手段(セレクタ) 400 IチャネルRAM 402 QチャネルRAM 402 リマッパRAM 406 8−PSKデマッパ・ロジック手段 408 MUX(セレクタ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 11/00 H04N 11/00 11/24 (72)発明者 クマール ラマスワミ アメリカ合衆国 46240 インディアナ州 インディアナポリス カレッジ ドライ ブ 9417 ナンバー 4 (72)発明者 ジョン シドニー スチュワート アメリカ合衆国 46268 インディアナ州 インディアナポリス ウエスト 71エス ティー ストリート 3655

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同位相および直角位相ディジタル入力信
    号として印加された一連のコンボルーション符号化シン
    ボル・パケットによって定義されている複数のプラグマ
    チック・トレリスコードのコンボルーション・デコーダ
    であって、前記複数のプラグマチック・トレリスコード
    は、方形グリッドのビット対シンボルのマッピングに配
    置された2の偶数倍個のシンボルを含んでいる、Iおよ
    びQ平面内の各シンボル・コンステレーション集合ごと
    に個別コードを有し、前記方形グリッド・シンボル・コ
    ンステレーションのうち最大のものは22y個のシンボル
    を含んでおり(ここで、yは所与の値が少なくとも2で
    ある第1正整数である)、該コンボルーション・デコー
    ダは該複数のプラグマチック・トレリスコードの各々を
    デマッピングするトレリス・デマッパを含んでいるもの
    において、 (1)各コンステレーション集合の前記方形グリッドの
    ビット対シンボルのマッピングは、該方形グリッドの奇
    数行の1つおきのセルが第1シンボル・サブセットを定
    義し、該方形グリッドの奇数行の残りのセルが第2シン
    ボル・サブセットを定義し、該方形グリッドの偶数行の
    1つおきのセルが第3シンボル・サブセットを定義し、
    該方形グリッドの偶数行の残りのセルが第4シンボル・
    サブセットを定義するようになっており、(2)前記ト
    レリス・デマッパは、 2(x+2) 個の記憶ロケーションの実効深さ(ここで、x
    は前記第1正整数よりも大きい所与の値をもつ第2正整
    数である)をもち、各記憶ロケーションは、少なくと
    も、yビットのI定義ルックアップ・テーブルのエント
    リをストアするだけの充分な実効幅をもっているIチャ
    ネル・ランダムアクセスメモリ(RAM)と、 2(x+2) 個の記憶ロケーションの実効深さをもち、各記
    憶ロケーションは、少なくとも、yビットのQ定義ルッ
    クアップ・テーブルのエントリをストアするだけの充分
    な実効幅をもっているQチャネルRAMと、 第1のxビット入力を前記IチャネルRAMに印加し
    て、前記同位相ディジタル入力信号の値を定義し、第2
    のxビット入力を前記QチャネルRAMに印加して、前
    記直角位相ディジタル入力信号の値を定義するための第
    1手段と、 2ビット入力を前記IチャネルRAMおよび前記Qチャ
    ネルRAMの両方に印加して、前記4サブセットのうち
    選択されたものを前記印加された2ビット入力の2進値
    に従って定義するための第2手段と、 前記シンボル・コンステレーション集合のうち選択され
    たものに従って、前記IチャネルRAMの前記ルックア
    ップ・テーブルをプリロードし、前記コンステレーショ
    ン集合のうち前記選択されたものの前記4サブセットの
    うち選択されたものの中で、前記IチャネルRAMへの
    同位相ディジタル入力信号によって定義された値に最も
    近い値をもつシンボルのIコンポーネントをマッピング
    するビットが、前記IチャネルRAMの出力として読み
    出されるようにする第3手段と、 前記シンボル・コンステレーション集合のうち選択され
    たものに従って、前記QチャネルRAMの前記ルックア
    ップ・テーブルをプリロードし、前記コンステレーショ
    ン集合のうち前記選択されたものの前記4サブセットの
    うち選択されたものの中で、前記QチャネルRAMへの
    直角位相ディジタル入力信号によって定義された値に最
    も近い値をもつシンボルのQコンポーネントをマッピン
    グするビットが、前記QチャネルRAMの出力として読
    み出されるようにする第4手段とを備えていることを特
    徴とするコンボルーション・デコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンボルーション・デ
    コーダにおいて、 各コンステレーション集合の前記方形グリッドの前記ビ
    ット対シンボルのマッピングは、前記第3手段がグレー
    符号化2進ビットを使用して前記IチャネルRAMの前
    記プリロードされたルックアップ・テーブルをビットマ
    ッピングし、前記第4手段が前記QチャネルRAMの前
    記プリロードされたルックアップ・テーブルをビットマ
    ッピングするようにしたことを特徴とするコンボルーシ
    ョン・デコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のコンボルーション・デ
    コーダにおいて、 方形グリッドに配置された異なる2の偶数倍個のシンボ
    ルを含んでいる、IおよびQ平面内の前記シンボル・コ
    ンステレーション集合は、16シンボルQAMコンステ
    レーションと、64シンボルQAMコンステレーション
    と、256シンボルQAMコンステレーションとを含
    み、 yの値は3、 xの値は6であることを特徴とするコンボルーション・
    デコーダ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のコンボルーション・デ
    コーダにおいて、 前記複数のプラグマチック・トレリスコードは、交差グ
    リッドのビット対シンボルのマッピングに配置された2
    の奇数倍個のシンボルを含んでいる、IおよびQ平面内
    の各シンボル・コンステレーション集合ごとに個別コー
    ドも含んでおり、前記交差グリッド・シンボル・コンス
    テレーションのうち最大のものは2z 個(ここで、zは
    所与の値が少なくとも5である第3正整数である)のシ
    ンボルを含んでおり、前記第2正整数の値xはz/2の
    値よりも大になるようになっており、各コンステレーシ
    ョン集合の前記交差グリッドのビット対シンボルのマッ
    ピングは、該交差グリッドの奇数行の1つおきのセルが
    第1シンボル・サブセットを定義し、該交差グリッドの
    奇数行の残りのセルが第2シンボル・サブセットを定義
    し、該交差グリッドの偶数行の1つおきのセルが第3シ
    ンボル・サブセットを定義し、該交差グリッドの偶数行
    の残りのセルが第4シンボル・サブセットを定義するよ
    うになっており、 前記IチャネルRAMの前記ルックアップ・テーブル
    は、2の奇数倍個のシンボルである前記コンステレーシ
    ョン集合のうちの前記選択されたものに従って前記第3
    手段によってプリロードされたとき、(1)前記4サブ
    セットの各々のIコンポーネントに対して同一のビット
    対シンボルのマッピングを用意しており、(2)このビ
    ット対シンボルのマッピングは方形グリッドの任意の個
    数の列を含み、そこでは、その任意の個数の列は2の奇
    数倍個のシンボルの前記コンステレーション集合の交差
    グリッドの4サブセットの単一サブセットにおける最大
    数の列であり、 前記QチャネルRAMの前記ルックアップ・テーブル
    は、2の奇数倍個のシンボルである前記コンステレーシ
    ョン集合のうちの前記選択されたものに従って前記第4
    手段によってプリロードされたとき、(1)前記4サブ
    セットの各々のQコンポーネントに対して同一のビット
    対シンボルのマッピングを用意しており、(2)このビ
    ット対シンボルのマッピングは方形グリッドの任意の個
    数の行を含み、ここで、その任意の個数の行は2の奇数
    倍個のシンボルの該コンステレーション集合の交差グリ
    ッドの4サブセットの単一サブセットにおける最大数の
    行であり、 前記トレリス・デマッパは、さらに、(1)前記2ビッ
    ト入力、前記IチャネルRAMの前記出力および該Qチ
    ャネルRAMの前記出力がそれぞれの入力としてそこに
    印加されるとそれに応答して、前記IチャネルRAMの
    出力に現れた前記Iコンポーネントと前記QチャネルR
    AMの出力に現れた前記Qコンポーネントの両方によっ
    て定義されたシンボルの方形グリッドのビット対シンボ
    ルのマッピングを、方形グリッド・ビット対シンボルの
    マッピングにリマッピングしてその出力端から出力する
    リマッパRAMであって、該リマッパ出力方形グリッド
    は、該4サブセットの任意の1つを構成する所与のシン
    ボル・セルと、該リマッパ出力方形グリッドの少なくと
    も1つのコーナに置かれた少なくとも1つの追加シンボ
    ル・セルを含んでおり、前記少なくとも1つの追加シン
    ボル・セルをマッピングするビットは該方形グリッドの
    前記1つのコーナに対して連続して置かれている所与の
    シンボル・セルをマッピングするビットの複製であるも
    のと、(2)(a)2の奇数倍個のシンボルである前記
    コンステレーション集合のうちの前記選択されたものに
    応答して前記リマッパRAMの該出力を前記トレリス・
    デマッパの出力として転送し、(b)2の偶数倍個のシ
    ンボルである前記コンステレーション集合のうちの該選
    択されたものに応答して前記IチャネルRAMと前記Q
    チャネルRAMの前記それぞれの出力を前記トレリス・
    デマッパの出力として送出するセレクト手段とを備えて
    いることを特徴とするコンボルーション・デコーダ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のコンボルーション・デ
    コーダにおいて、 前記複数のシンボル・コンステレーション集合は5に等
    しい2の奇数倍個のシンボルの一定のコンステレーショ
    ン集合を含んでおり、 前記IチャネルRAMからの出力は4つの取り得る2進
    値のうちの3つだけを表すことに制限されている2ビッ
    トからなっており、これらの3つの2進値は前記3×3
    方形グリッドの3列を定義しており、 前記QチャネルRAMからの出力は4つの取り得る2進
    値のうちの3つだけを表すことに制限されている2ビッ
    トからなり、これらの3つの2進値は前記3×3方形グ
    リッドの3行を定義しており、これにより、 前記4サブセットの各々ごとに異なるビット対シンボル
    のマッピングをもつ3×3方形グリッド内に位置してい
    る非対称8シンボル・サブセットが前記リマッパの出力
    から得られるようになっており、そこでは、複製ビット
    は前記4サブセットの各々別に単一の追加シンボル・セ
    ルを定義しており、該単一の追加シンボル・セルは、そ
    れぞれが前記4サブセットの各々別に対応する個別3×
    3方形グリッドの4コーナの異なるコーナに置かれてい
    ることを特徴とするコンボルーション・デコーダ。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のコンボルーション・デ
    コーダにおいて、 前記複数のシンボル・コンステレーション集合は5より
    大きい所与の2の奇数倍個のシンボルの一定のコンステ
    レーション集合を含んでおり、5より大きい所与の2の
    奇数倍個のシンボルの前記一定のコンステレーション集
    合の4サブセットの各々のシンボルは交差グリッドに配
    置されており、 前記IチャネルRAMの出力は少なくとも3ビットのグ
    ループからなり、該ビット・グループによって表された
    2進値の数は4サブセットの任意の1つの交差グリッド
    内の列数k(ここで、kは第4正整数である)を表すこ
    とに制限されており、 前記QチャネルRAMの出力は少なくとも3ビットのグ
    ループからなり、該ビット・グループによって表された
    2進値の数は4サブセットの任意の1つの交差グリッド
    内の行数kを表すことに制限されており、これにより、 前記4サブセットの各々ごとに同一のビット対シンボル
    のマッピングをもつk×k方形グリッド内に位置する対
    称交差グリッド・シンボル・サブセットが前記リマッパ
    の出力から得られるようになっており、そこでは、複製
    ビットは該4サブセットの各々ごとにk×k方形グリッ
    ドの4コーナの各々に置かれている、少なくとも1つの
    追加シンボル・セルをマッピングしていることを特徴と
    するコンボルーション・デコーダ。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載のコンボルーション・デ
    コーダにおいて、 前記IチャネルRAM、前記QチャネルRAM、および
    前記リマッパRAMの前記出力の各々に現れる前記ビッ
    ト対シンボルのマッピングは2進グレー符号化ビットか
    らなることを特徴とするコンボルーション・デコーダ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のコンボルーション・デ
    コーダにおいて、 方形グリッドに配置された異なる偶数倍個のシンボルを
    含んでいる、I,Q平面内の前記シンボル・コンステレ
    ーション集合は16シンボルQAMコンステレーション
    と、64シンボルQAMコンステレーションと、256
    シンボルQAMコンステレーションとを含んでおり、 交差グリッドに配置された異なる奇数倍個のシンボルを
    含んでいる、I,Q平面内の前記シンボル・コンステレ
    ーション集合は32シンボルQAMコンステレーション
    と128シンボルQAMコンステレーションを含んでお
    り、 yの値は3、 zの値は7、 xの値は6であることを特徴とするコンボルーション・
    デコーダ。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のコンボルーション・デ
    コーダにおいて、 前記複数のプラグマチック・トレリスコードは、I,Q
    平面内の8シンボルの8−PSKコンステレーション集
    合について個別コードも含んでおり、前記8シンボル
    は、前記I,Q平面の起点を中心に左右対称に半径方向
    に分布され、該8シンボルの各々は該I,Q平面の軸に
    対して角度がほぼ 22.5oだけオフセットされており、前
    記8シンボルの8−PSKコンステレーション集合は3
    ビットのビット対シンボルのマッピングをもち、該8−
    PSKコンステレーション集合は前記3ビットの最下位
    2ビットによって表された2進値に従って各々が2シン
    ボルの4サブセットに分割されており、これらの4サブ
    セットの各々の2シンボルは該3ビットの最上位1ビッ
    トによって表された2進値に従って相互に区別されてお
    り、 前記トレリス・デマッパは、さらに、(1)前記第1x
    ビット入力が第1入力としてそこに印加されるとそれに
    応答して、前記同位相ディジタル入力信号の値を定義
    し、(2)前記第2xビット入力が第2入力としてそこ
    に印加されるとそれに応答して、前記直角位相ディジタ
    ル入力信号の値を定義し、(3)前記2ビット入力が第
    3入力としてそこに印加されるとそれに応答して、印加
    された該2ビット入力によって表された2進値に従って
    前記8−PSKコンステレーション集合の前記4サブセ
    ットの1つを選択する8−PSKデマッパ・ロジック手
    段を備えており、前記第1、第2および第3入力がそこ
    に印加されるとそれに応答して、前記8−PSKデマッ
    パ・ロジック手段は、第1入力としてそこに印加された
    同位相ディジタル入力信号と第2入力としてそこに印加
    された直角位相ディジタル入力信号のそれぞれの値によ
    って定義された該I,Q平面内のシンボルの位置に(I
    +Q)距離だけ最も近接している、前記8−PSKコン
    ステレーションの前記4サブセットのうちの前記選択さ
    れたものの2シンボルの1つを示している、前記ビット
    対シンボルのマッピングの前記3ビットの前記最上位1
    ビットの2進値を表している1ビット出力をそこから導
    き出し、 前記セレクト手段は前記8−PSKコンステレーション
    集合の選択に応答して、前記1ビット出力を前記トレリ
    ス・デマッパの出力として前記8−PSKデマッパ・ロ
    ジック手段から送出することを特徴とするコンボルーシ
    ョン・デコーダ。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のコンボルーション・
    デコーダにおいて、8−PSKコンステレーション集合
    の8シンボルのビット対シンボルのマッピングは、I軸
    に対してほぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第
    1象限内のシンボルが2進値000でマッピングされ、
    Q軸に対してほぼ22.5°の向きになったI,Q平面
    の第1象限内のシンボルが2進値001でマッピングさ
    れ、I軸に対してほぼ22.5°の向きになったI,Q
    平面の第2象限内のシンボルが2進値010でマッピン
    グされ、Q軸に対してほぼ22.5°の向きになった
    I,Q平面の第2象限内のシンボルが2進値011でマ
    ッピングされ、I軸に対してほぼ22.5°の向きにな
    ったI,Q平面の第3象限内のシンボルが2進値100
    でマッピングされ、Q軸に対してほぼ22.5°の向き
    になったI,Q平面の第3象限内のシンボルが2進値1
    01でマッピングされ、I軸に対してほぼ22.5°の
    向きになったI,Q平面の第4象限内のシンボルが2進
    値110でマッピングされ、Q軸に対してほぼ22.5
    °の向きになったI,Q平面の第4象限内のシンボルが
    2進値111でマッピングされるようになっており、 前記8−PSKデマッパ・ロジック手段は、前記同位相
    ディジタル入力信号の数値にI1 の数値をかけた積が前
    記直角位相ディジタル入力信号の数値にQ2 の数値をか
    けた積より小さいときだけ、前記1ビット出力の2進値
    として“1”を出力する手段を含んでおり、ここで、I
    1 の数値はサブセット00では9、サブセット01では
    4、サブセット10では−9、サブセット11では−4
    であり、Q2 の数値はサブセット00では−4、サブセ
    ット01では−9、サブセット10では−4、サブセッ
    ト11では−9であることを特徴とするコンボルーショ
    ン・デコーダ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のコンボルーション
    ・デコーダにおいて、該コンボルーション・デコーダは
    マルチチャネル受信装置のコンポーネントであることを
    特徴とするコンボルーション・デコーダ。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のコンボルーション
    ・デコーダにおいて、前記マルチチャネル受信装置は、
    そこに送られてきた誤り訂正済み圧縮ディジタル・テレ
    ビジョン・データを受信するディジタル・テレビジョン
    受信装置であることを特徴とするコンボルーション・デ
    コーダ。
  13. 【請求項13】 同位相および直角位相ディジタル入力
    信号として印加された一連のコンボルーション符号化シ
    ンボル・パケットによって定義されている複数のプラグ
    マチック・トレリスコードのコンボルーション・デコー
    ダであって、前記複数のプラグマチック・トレリスコー
    ドは、交差グリッドのビット対シンボルのマッピングに
    配置された2の奇数倍個のシンボルを含んでいる、I,
    Q平面内の各シンボル・コンステレーション集合ごとに
    個別コードを有し、前記交差グリッド・シンボル・コン
    ステレーションのうち最大のものは2z 個のシンボルを
    含んでおり(ここで、zは所与の値が少なくとも5であ
    る第1正整数である)、該コンボルーション・デコーダ
    は該複数のプラグマチック・トレリスコードの各々をデ
    マッピングするトレリス・デマッパを含んでいるものに
    おいて、 (1)各コンステレーション集合の前記交差グリッドの
    ビット対シンボルのマッピングは、該交差グリッドの奇
    数行の1つおきのセルが第1シンボル・サブセットを定
    義し、該交差グリッドの奇数行の残りのセルが第2シン
    ボル・サブセットを定義し、該交差グリッドの偶数行の
    1つおきのセルが第3シンボル・サブセットを定義し、
    該交差グリッドの偶数行の残りのセルが第4シンボル・
    サブセットを定義するようになっており、(2)前記ト
    レリス・デマッパは、 2(x+2) 個の記憶ロケーションの実効深さ(ここで、x
    は前記第1正整数の1/2よりも大きい所与の値をもつ
    第2正整数である)をもち、各記憶ロケーションは、少
    なくとも、bビット(ここで、b=z/2+1/1)の
    I定義ルックアップ・テーブルのエントリをストアする
    だけの充分な実効幅をもっているIチャネル・ランダム
    アクセスメモリ(RAM)と、 2(x+2) 個の記憶ロケーションの実効深さをもち、各記
    憶ロケーションは、少なくとも、bビットのQ定義ルッ
    クアップ・テーブルのエントリをストアするだけの充分
    な実効幅をもっているQチャネルRAMと、 第1のxビット入力を前記IチャネルRAMに印加して
    前記同位相ディジタル入力信号の値を定義し、第2のx
    ビット入力を前記QチャネルRAMに印加して前記直角
    位相ディジタル入力信号の値を定義するための第1手段
    と、 2ビット入力を前記IチャネルRAMと前記Qチャネル
    RAMの両方に印加して、前記4サブセットのうち選択
    されたものを前記印加された2ビット入力の2進値に従
    って定義するための第2手段と、 前記2の奇数倍個のシンボル・コンステレーション集合
    のうち選択されたものに従って、前記IチャネルRAM
    の前記ルックアップ・テーブルをプリロードし、前記コ
    ンステレーション集合のうち前記選択されたものの前記
    4サブセットのうち選択されたものの中で、前記Iチャ
    ネルRAMへの同位相ディジタル入力信号によって定義
    された値に最も近い値をもつシンボルのIコンポーネン
    トをマッピングするビットが、前記IチャネルRAMの
    出力として読み出されて、(1)前記4サブセットの各
    々のIコンポーネントについて同一ビット対シンボルの
    マッピングを出力し、(2)このビット対シンボルのマ
    ッピングは方形グリッドの任意の個数の列を含んでお
    り、ここで、任意の個数の列は前記2の奇数倍個のシン
    ボルのコンステレーション集合のうち選択されたものの
    交差グリッドの4サブセットの1つにおける最大数の列
    になっている第3手段と、 前記2の奇数倍個のシンボルのコンステレーション集合
    のうち選択されたものに従って、前記QチャネルRAM
    の前記ルックアップ・テーブルをプリロードし、前記コ
    ンステレーション集合のうち前記選択されたものの前記
    4サブセットのうち選択されたものの中で、前記Qチャ
    ネルRAMへの直角位相ディジタル入力信号によって定
    義された値に最も近い値をもつシンボルのQコンポーネ
    ントをマッピングするビットが、該QチャネルRAMの
    出力として読み出されて、(1)前記4サブセットの各
    々のQコンポーネントについて同一ビット対シンボルの
    マッピングを提供し、(2)このビット対シンボルのマ
    ッピングは方形グリッドの任意の個数の行を含んでお
    り、ここで、任意の個数の行は前記2の奇数倍個のシン
    ボルのコンステレーション集合のうち選択されたものの
    交差グリッドの4サブセットの1つにおける最大数の行
    になっている第4手段と、 前記2ビット入力、前記IチャネルRAMの前記出力お
    よび前記QチャネルRAMの前記出力がそれぞれの入力
    として印加されるのに応答して、前記IチャネルRAM
    の出力に現れた前記Iコンポーネントと前記Qチャネル
    RAMの出力に現れた前記Qコンポーネントの両方によ
    って定義されたシンボルの方形グリッドのビット対シン
    ボルのマッピングを、方形グリッド・ビット対シンボル
    のマッピングにリマッピングしてその出力端から出力す
    るリマッパRAMであって、該リマッパ出力方形グリッ
    ドは、前記4サブセットの任意の1つを構成する所与の
    シンボル・セルと、該リマッパ出力方形グリッドの少な
    くとも1つのコーナに置かれた少なくとも1つの追加シ
    ンボル・セルを含んでおり、前記少なくとも1つの追加
    シンボル・セルをマッピングするビットは前記方形グリ
    ッドの前記1つのコーナに対して連続して置かれている
    所与のシンボル・セルをマッピングするビットの複製に
    なっているリマッパRAMとを備えていることを特徴と
    するコンボルーション・デコーダ。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のコンボルーション
    ・デコーダにおいて、 前記複数のシンボル・コンステレーション集合は5に等
    しい2の奇数倍個のシンボルの一定のコンステレーショ
    ン集合を含んでおり、 前記IチャネルRAMからの出力は4つの取り得る2進
    値のうちの3つだけを表すことに制限されている2ビッ
    トからなっており、これらの3つの2進値は前記3×3
    方形グリッドの3列を定義しており、 前記QチャネルRAMからの出力は4つの取り得る2進
    値のうちの3つだけを表すことに制限されている2ビッ
    トからなり、これらの3つの2進値は前記3×3方形グ
    リッドの3行を定義しており、これにより、 前記4サブセットの各々ごとに異なるビット対シンボル
    のマッピングをもつ3×3方形グリッド内に位置してい
    る非対称8シンボル・サブセットが前記リマッパの出力
    から得られるようになっており、そこでは、複製ビット
    は前記4サブセットの各々別に単一の追加シンボル・セ
    ルを定義しており、該単一の追加シンボル・セルは、そ
    れぞれが前記4サブセットの各々別に対応する個別3×
    3方形グリッドの4コーナの異なるコーナに置かれてい
    ることを特徴とするコンボルーション・デコーダ。
  15. 【請求項15】 請求項13に記載のコンボルーション
    ・デコーダにおいて、 前記複数のシンボル・コンステレーション集合は5より
    大きい所与の2の奇数倍個のシンボルの一定のコンステ
    レーション集合を含んでおり、5より大きい所与の2の
    奇数倍個のシンボルの前記一定のコンステレーション集
    合の4サブセットの各々のシンボルは交差グリッドに配
    置されており、 前記IチャネルRAMの出力は少なくとも3ビットのグ
    ループからなり、前記ビット・グループによって表され
    た2進値の数は4サブセットの任意の1つの交差グリッ
    ド内の列数k(ここで、kは第4正整数である)を表す
    ことに制限されており、 前記QチャネルRAMの出力は少なくとも3ビットのグ
    ループからなり、前記ビット・グループによって表され
    た2進値の数は4サブセットの任意の1つの交差グリッ
    ド内の行数kを表すことに制限されており、これによ
    り、 前記4サブセットの各々ごとに同一のビット対シンボル
    のマッピングをもつk×k方形グリッド内に位置する対
    称交差グリッド・シンボル・サブセットが前記リマッパ
    の出力から得られるようになっており、そこでは、複製
    ビットは該4サブセットの各々ごとにk×k方形グリッ
    ドの4コーナの各々に置かれている、少なくとも1つの
    追加シンボル・セルをマッピングしていることを特徴と
    するコンボルーション・デコーダ。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載のコンボルーション
    ・デコーダにおいて、 前記IチャネルRAM、前記QチャネルRAM、および
    前記リマッパRAMの前記出力の各々に現れる前記ビッ
    ト対シンボルのマッピングは2進グレー符号化ビットか
    らなることを特徴とするコンボルーション・デコーダ。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のコンボルーション
    ・デコーダにおいて、 交差グリッドに配置された異なる奇数倍個のシンボルを
    含んでいる、I,Q平面内の前記シンボル・コンステレ
    ーション集合は32シンボルQAMコンステレーション
    と256シンボルQAMコンステレーションとを含んで
    おり、 zの値は7、 xの値は6であることを特徴とするコンボルーション・
    デコーダ。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載のコンボルーション
    ・デコーダにおいて、 前記複数のプラグマチック・トレリスコードは、I,Q
    平面内の8シンボルの8−PSKコンステレーション集
    合について個別コードも含んでおり、前記8シンボルは
    前記I,Q平面の起点を中心に左右対称に半径方向に分
    布され、該8シンボルの各々は前記I,Q平面の軸に対
    して角度がほぼ22.5°だけオフセットされており、
    前記8シンボルの8−PSKコンステレーション集合は
    3ビットのビット対シンボルのマッピングをもち、前記
    8−PSKコンステレーション集合は前記3ビットの最
    下位2ビットによって表された2進値に従って各々が2
    シンボルの4サブセットに分割されており、これらの4
    サブセットの各々の2シンボルは前記3ビットの最上位
    1ビットによって表された2進値に従って相互に区別さ
    れており、 前記トレリス・デマッパは、さらに、(1)前記第1x
    ビット入力が第1入力として印加されるのに応答して、
    前記同位相ディジタル入力信号の値を定義し、(2)前
    記第2xビット入力が第2入力として印加されるのに応
    答して、前記直角位相ディジタル入力信号の値を定義
    し、(3)前記2ビット入力が第3入力として印加され
    るのに応答して、印加された該2ビット入力によって表
    された2進値に従って前記8−PSKコンステレーショ
    ン集合の前記4サブセットの1つを選択する8−PSK
    デマッパ・ロジック手段を備えており、前記第1、第2
    および第3入力が印加されるのに応答して、前記8−P
    SKデマッパ・ロジック手段は、第1入力として印加さ
    れた同位相ディジタル入力信号と第2入力としてそこに
    印加された直角位相ディジタル入力信号のそれぞれの値
    によって定義された前記I,Q平面内のシンボルの位置
    に(I+Q)距離だけ最も近接している、前記8−PS
    Kコンステレーションの前記4サブセットのうちの前記
    選択されたものの2シンボルの1つを示している、前記
    ビット対シンボルのマッピングの前記3ビットの前記最
    上位1ビットの2進値を表している1ビット出力をそこ
    から導き出すものと、 (a)2の奇数倍個のシンボルである前記コンステレー
    ション集合のうち前記選択されたものに応答して前記リ
    マッパRAMの前記出力を前記トレリス・デマッパの出
    力として送出し、(b)前記8−PSKコンステレーシ
    ョン集合の選択に応答して前記8−PSKデマッパ・ロ
    ジック手段からの前記1ビット出力を前記トレリス・デ
    マッパの出力として転送するセレクト手段とを備えてい
    ることを特徴とするコンボルーション・デコーダ。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のコンボルーション
    ・デコーダにおいて、 8−PSKコンステレーション集合の8シンボルのビッ
    ト対シンボルのマッピングは、I軸に対してほぼ22.
    5°の向きになったI,Q平面の第1象限内のシンボル
    が2進値000でマッピングされ、Q軸に対してほぼ2
    2.5°の向きになったI,Q平面の第1象限内のシン
    ボルが2進値001でマッピングされ、I軸に対してほ
    ぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第2象限内の
    シンボルが2進値010でマッピングされ、Q軸に対し
    てほぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第2象限
    内のシンボルが2進値011でマッピングされ、I軸に
    対してほぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第3
    象限内のシンボルが2進値100でマッピングされ、Q
    軸に対してほぼ22.5°の向きになったI,Q平面の
    第3象限内のシンボルが2進値101でマッピングさ
    れ、I軸に対してほぼ22.5°の向きになったI,Q
    平面の第4象限内のシンボルが2進値110でマッピン
    グされ、Q軸に対してほぼ22.5°の向きになった
    I,Q平面の第4象限内のシンボルが2進値111でマ
    ッピングされるようになっており、 前記8−PSKデマッパ・ロジック手段は、前記同位相
    ディジタル入力信号の数値にI1 の数値をかけた積が前
    記直角位相ディジタル入力信号の数値にQ2 の数値をか
    けた積より小さいときだけ、前記1ビット出力の2進値
    として“1”を出力する手段を含んでおり、上記におい
    て、I1 の数値はサブセット00では9、サブセット0
    1では4、サブセット10では−9、サブセット11で
    は−4であり、Q2 の数値はサブセット00では−4、
    サブセット01では−9、サブセット10では−4、サ
    ブセット11では−9であることを特徴とするコンボル
    ーション・デコーダ。
  20. 【請求項20】 同位相および直角位相ディジタル入力
    信号としてそこに印加された一連のコンボルーション符
    号化シンボル・パケットによって定義されたプラグマチ
    ック・トレリスのコンボルーション・デコ−ダであっ
    て、前記プラグマチック・トレリスコードはI,Q平面
    における8シンボルの8−PSKコンステレーション集
    合を含んでおり、そこでは、前記8シンボルは前記I,
    Q平面の起点を中心に左右対称に半径方向に分布され、
    該8シンボルの各々は該I,Q平面の軸に対して角度が
    ほぼ22.5°だけオフセットされており、前記8シン
    ボルの8−PSKコンステレーション集合は3ビットの
    ビット対シンボルのマッピングをもち、前記8−PSK
    コンステレーション集合は前記3ビットの最下位2ビッ
    トによって表された2進値に従って各々が2シンボルの
    4サブセットに分割されており、これらの4サブセット
    の各々の2シンボルは前記3ビットの最上位1ビットに
    よって表された2進値に従って相互に区別されており、
    前記コンボルーション・デコーダはプラグマチック・ト
    レリスコードをデマッピングするトレリス・デマッパを
    含んでいるものにおいて、前記トレリス・デマッパは、 (1)第1xビット入力が第1入力としてそこに印加さ
    れるとそれに応答して、前記同位相ディジタル入力信号
    の値を定義し(ここで、xは8より大きい所与の値をも
    つ正整数である)、(2)第2xビット入力が第2入力
    としてそこに印加されるとそれに応答して、前記直角位
    相ディジタル入力信号の値を定義し、(3)2ビット入
    力が第3入力としてそこに印加されるとそれに応答し
    て、印加された該2ビット入力によって表された2進値
    に従って前記8−PSKコンステレーション集合の前記
    4サブセットの1つを選択する8−PSKデマッパ・ロ
    ジック手段を備えており、前記第1、第2および第3入
    力がそこに印加されるとそれに応答して、前記8−PS
    Kデマッパ・ロジック手段は、第1入力としてそこに印
    加された同位相ディジタル入力信号と第2入力としてそ
    こに印加された直角位相ディジタル入力信号のそれぞれ
    の値によって定義された該I,Q平面内のシンボルの位
    置に(I+Q)距離だけ最も近接している、前記8−P
    SKコンステレーションの前記4サブセットのうちの前
    記選択されたものの2シンボルの1つを示している、該
    ビット対シンボルのマッピングの該3ビットの前記最上
    位1有効ビットの2進値を表している1ビット出力をそ
    こから導き出すことを特徴とするコンボルーション・デ
    コーダ。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のコンボルーション
    ・デコーダにおいて、 8−PSKコンステレーション集合の8シンボルのビッ
    ト対シンボルのマッピングは、I軸に対してほぼ22.
    5°の向きになったI,Q平面の第1象限内のシンボル
    が2進値000でマッピングされ、Q軸に対してほぼ2
    2.5°の向きになったI,Q平面の第1象限内のシン
    ボルが2進値001でマッピングされ、I軸に対してほ
    ぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第2象限内の
    シンボルが2進値010でマッピングされ、Q軸に対し
    てほぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第2象限
    内のシンボルが2進値011でマッピングされ、I軸に
    対してほぼ22.5°の向きになったI,Q平面の第3
    象限内のシンボルが2進値100でマッピングされ、Q
    軸に対してほぼ22.5°の向きになったI,Q平面の
    第3象限内のシンボルが2進値101でマッピングさ
    れ、I軸に対してほぼ22.5°の向きになったI,Q
    平面の第4象限内のシンボルが2進値110でマッピン
    グされ、Q軸に対してほぼ22.5°の向きになった
    I,Q平面の第4象限内のシンボルが2進値111でマ
    ッピングされるようになっており、 前記8−PSKデマッパ・ロジック手段は、前記同位相
    ディジタル入力信号の数値にI1 の数値をかけた積が前
    記直角位相ディジタル入力信号の数値にQ2 の数値をか
    けた積より小さいときだけ、前記1ビット出力の2進値
    として“1”を出力する手段を含んでおり、上記におい
    て、I1 の数値はサブセット00では9、サブセット0
    1では4、サブセット10では−9、サブセット11で
    は−4であり、Q2 の数値はサブセット00では−4、
    サブセット01では−9、サブセット10では−4、サ
    ブセット11では−9であることを特徴とするコンボル
    ーション・デコーダ。
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