JPH09180799A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH09180799A
JPH09180799A JP7337575A JP33757595A JPH09180799A JP H09180799 A JPH09180799 A JP H09180799A JP 7337575 A JP7337575 A JP 7337575A JP 33757595 A JP33757595 A JP 33757595A JP H09180799 A JPH09180799 A JP H09180799A
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Mitsuharu Ikeda
光治 池田
Yoshihiro Tanigawa
嘉浩 谷川
Koji Yamashita
耕司 山下
Masahiko Amano
正彦 天野
Shinji Morino
信治 盛野
Hirohisa Okuno
裕寿 奥野
Takao Sase
貴郎 佐瀬
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/646Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00 specially adapted for high-frequency, e.g. structures providing an impedance match or phase match
    • H01R13/6461Means for preventing cross-talk
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R24/00Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
    • H01R24/60Contacts spaced along planar side wall transverse to longitudinal axis of engagement
    • H01R24/62Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices
    • H01R24/64Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices for high frequency, e.g. RJ 45

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】漏話防止の設計が容易なコネクタを提供する。 【解決手段】コネクタAは、コンタクト部1と端子部2
とを接続部3を介して接続した導体を絶縁材料の基台4
に保持することにより構成される。接続部3は互いに短
絡せず漏話を防止する位置関係となるように3層に配置
される。したがって、接続部3が立体的に配置されるこ
とによって、一平面上に接続部3を配置する場合よりも
漏話を防止する設計が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として信号伝送
用に用いられ漏話を防止したコネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電気通信の分野においては伝送さ
れる情報量が飛躍的に増大してきているものであるか
ら、高速な信号伝送が要求されている。高速な伝送を行
なうには高い周波数の信号を用いる必要があるから、静
電結合による信号線間での漏話量が大きくなる。すなわ
ち、信号品質の劣化を防止するためには、漏話量を減少
させることが必要であって、高速な信号伝送を行なうた
めには信号線だけではなく、コネクタにおいても漏話を
防止することが要求される。
【0003】ところで、一般に通信用に用いられるコネ
クタは2つのコネクタ(プラグとジャック)を互いに接
続する構成であって、互いに他方に接続されるコンタク
ト部、外部電線(信号線)を接続する端子部、コンタク
ト部と端子部とを内部で接続する接続部が導体により形
成されており、これらの導体には一平面内で互いに平行
に配置される部分が存在する。このような平行部分では
互いに他の信号を伝送する導体間の容量成分が不平衡に
なるから漏話電流が流れることになる。また、コンタク
ト部は規格によって信号の種類の割当てや位置関係が固
定的に決められているものであるから、設計の自由度が
低くコンタクト部での漏話の軽減は難しいという問題が
ある。
【0004】そこで、この種のコネクタにおいては、プ
ラグとジャックとを互いに結合した状態で両者の端子部
間での漏話が軽減されるように接続部を配置することが
提案されている。考えられている。この場合、プラグ側
となるコネクタはジャック側となるコネクタに比較する
と寸法が小さく接続部の配置を変更するのが難しいもの
であるから、漏話特性の改善にはジャック側となるコネ
クタにおいて導体の配置を工夫するのが一般的である。
また、上述のようにコンタクト部は配置に制約があり、
端子部についても配置の自由度が低いものであるから、
接続部を形成する導体の配置を採用することによって漏
話を低減させる試みがなされている。
【0005】たとえば、特開平6−84562号公報に
記載された図9に示す電気コネクタは8極のモジュラジ
ャック型のコネクタであって、モジュラプラグ型のコネ
クタに接触するコンタクト部1と外部電線を接続する端
子部2との間に設けた接続部3の一部を立体交差させた
構成を有している。具体的には正面(図の左側)から見
てコンタクト部1に〜の番号を付したときに、
、、の各対のコンタクト部1に接続されてい
る接続部3がそれぞれ立体交差する。この構成は、
の対との対との間の漏話の防止を主な目的にしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多種類の信
号線を1つのコネクタによって接続しようとすれば、す
べての信号線間の漏話を防止するように接続部を配置す
るのが望ましいが、上記構成のコネクタでは接続部は同
一平面上に配置されているものであるから、接続部につ
いても設計の自由度が低く、すべての信号線間の漏話を
防止するような接続部の配置を設計することが困難にな
っている。
【0007】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、漏話を防止するような設計が容易な
コネクタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的の達成のために、相手側コネクタのコンタクト部に
電気的に接触する複数個のコンタクト部と、外部電線に
接続される複数個の端子部と、互いに対応する各コンタ
クト部と各端子部とをそれぞれ電気的に接続する複数個
の接続部と、コンタクト部と端子部と接続部とを保持す
る絶縁材料よりなる基台とを備え、接続部は互いに短絡
せず漏話を防止する位置関係となるように少なくとも2
層で基台に保持されている。
【0009】上述のように接続部を2層以上に配置する
ことによって、接続部の配置の自由度が高くなり、近接
ないし離間させようとする接続部を容易に配置すること
ができ、結果的に漏話を防止するような接続部の配置設
計が容易になるのである。また、従来構成では接続部を
一平面内で配置していたものであるから接続部において
漏話対策を施すようにするとコネクタが全体的に広幅に
なっていたが、請求項1の発明の構成を採用すれば、漏
話対策のために接続部を立体的に配置することができる
から、コネクタの幅寸法を従来構成よりも小さくするこ
とが可能になる。すなわち、漏話を抑制しながらも小型
化が可能になるのである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、コンタクト部と端子部と接続部とが金属板を打ち抜
いて形成されたものであることを特徴とする。この構成
によれば、コンタクト部と端子部と接続部とを金属版を
打ち抜くことによって形成するから、コンタクト部と端
子部と接続部とを電気的に接続する工程が不要であり製
造が容易になるとともに信頼性が高くなる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、コンタクト部と端子部と接続部とが各層ごとに金属
板を打ち抜いて形成されたものであることを特徴とす
る。この構成によれば、請求項2の発明と同様に、コン
タクト部と端子部と接続部とを金属版を打ち抜くことに
よって形成するから、コンタクト部と端子部と接続部と
を電気的に接続する工程が不要であり製造が容易になる
とともに信頼性が高くなる。しかも、層枚に導体のパタ
ーンを形成することによって、同層の導体を層単位で一
括して製造するとともに層単位で導体を基台に配置する
ことができて製造が一層容易になる。
【0012】請求項4の発明では、請求項1ないし請求
項3の発明において、互いに他層の接続部同士は立体交
差しない位置関係に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、他層の接続部同士が立体交差しない
ように配置しているから、層同士の重なり順序を考慮す
ることなく各層毎に接続部を基台に配置した後に整列さ
せればよいのであって、このことによっても製造が容易
になる。
【0013】請求項5の発明では、請求項1ないし請求
項4の発明において、外部電線はペア線であって、端子
部は1組のペア線に接続される対ごとに隣接するように
配置されていることを特徴とする。この構成によれば、
端子部がペア線毎に隣接していることによりペア線を接
続すべき端子部の位置がわかりやすく結線作業が容易に
なる。しかも、ペア線の対ごとに端子部が隣接している
から、ペア線を形成する各線を末端部分において引き離
す必要がなく、ペア線の特性インピーダンスを変動させ
ることなくコネクタに接続することが可能になる。つま
り、ペア線の特性インピーダンスの変動による伝送特性
の劣化が生じにくく、施工状態による伝送や漏話の変動
が少なくなるのであって、施工状態にによる伝送や漏話
の変動が少なく、安定な伝送特性を得ることができる。
【0014】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、一部の接続部は他の接続部に連続する端子部に対
してコンタクト部とは反対側を通る回り込み部を有する
ことを特徴とする。この構成によれば、一部の接続部に
ついて回り込み部を形成していることにより、ペア線の
対に対応するように端子部を配列することが容易にな
る。つまり、請求項2、3の発明のように金属板の打ち
抜きによって容易に形成することができ、しかも、請求
項4の発明のように接続部同士を立体交差させないよう
に配置することが容易になる。
【0015】請求項7の発明では、請求項5または請求
項6の発明において、ペア線は、絶縁被覆が単一色であ
る色線と白色を含む白地線との対であって、端子部は色
線と白地線とが交互に並ぶようにコンタクト部との接続
関係が設定されていることを特徴とする。この構成によ
れば、ペア線の対ごとに端子部が配列されていることに
加えてペア線を構成する各線を色によって識別し、しか
も結線状態では色線と白地線とが交互に並ぶようにして
いることによって誤結線が一見して認識でき、結果的に
誤結線の可能性を低減することができる。
【0016】請求項8の発明では、請求項1ないし請求
項7の発明において、各層の接続部はそれぞれ一つの平
面内に形成されていることを特徴とする。この構成によ
れば、各層の接続部が一平面内に形成されているのであ
って各層の接続部には折曲部分を形成する必要がなく、
結果的に曲げ加工の箇所が少なく製造が容易になる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下では実施の形態としてモジュ
ラジャック型のコネクタを示すが、ここに示す実施の形
態は本発明の技術思想を他の形式のコネクタに適用する
のを妨げるものではない。図4に示すように、コネクタ
は8極型のモジュラジャックであって、前面にプラグ挿
入口11が開口する接続基台10aの下部後方に端子基
台10bが連続一体に延長された絶縁材料よりなる基台
10を備える。接続基台10aにはレバー12の一端部
が枢着され、レバー12は端子基台10bの上面に被さ
る位置と、端子基台10bの上面を開放する位置との間
で開閉する。また、端子基台10bの上には保持部材1
3が上下に移動自在に配置され、レバー12の開閉に連
動して保持部材13が上下に移動可能となるように保持
部材13がレバー12に連結されている。レバー12の
回動を保持部材13の上下移動に変換する機構について
は先に出願されており、本発明の要旨ではないからここ
では説明を省略する。
【0018】接続基台10aには接続凹所14が形成さ
れ、接続凹所14の開口面がプラグ挿入口11になって
いる。接続凹所14にはプラグ挿入口11を通してモジ
ュラプラグ型のコネクタが挿入されるのであって、モジ
ュラプラグ型のコネクタに設けたコンタクト部に弾接し
て電気的に接続される複数本(ここでは8本)のコンタ
クト部1が接続凹所14の中に互いに平行になるように
配列されている。各コンタクト部1は線状のばねであ
り、接続凹所14の前端部から後上方に向かって突出す
るように配置される。また、端子基台10bには各コン
タクト部1にそれぞれ電気的に接続された複数個の端子
部2が立設される。各端子部2は板状の端子片2a(図
2参照)を備え、各端子片2aにはそれぞれ上端が開放
された圧接スリット2bが形成される。この端子片2a
は周知のように、絶縁被覆を施した電線を圧接スリット
2bに上端から圧入することによって、絶縁被覆を圧接
スリット2bの両側縁で切るとともに、芯線を圧接スリ
ット2bの両側縁間に挟持するものである。
【0019】一方、保持部材13は中空に形成されてお
り、図5に示すように、端子片2aに接続する電線L1
〜L8 を各別に分離して保持することができるように仕
切壁13aを有している。保持部材13において端子片
2aに対応する部位には開口窓13bが形成され、レバ
ー12を閉じたときにレバー12の下面側に突設されて
いる突起(図示せず)が開口窓13bを通して電線L1
〜L8 を押さえることにより、電線L1 〜L8 を圧接ス
リット2bに押し込むことができるようになっている。
【0020】ところで、コンタクト部1の配線割当て
は、ANSI/EIA/TIA−568(商用ビル通信
配線規格)に規定されており、図3に示すように、プラ
グ挿入口11を正面から見てコンタクト部1が上から下
に突出する配置としたときに左から〜の順で端子番
号を割当て、このとき〜の各コンタクト部1に電気
的に接続される電線のカラーコードは次のように規定さ
れる。つまり、白−オレンジ、オレンジ、白−
緑、青、白−青、緑、白−茶、茶になる(白
−X(X:オレンジ、緑、青、茶)で示すものは、白色
とX色との2色が全長に着色されていることを表す)。
また、端子部2に接続される電線L1 〜L8はツイスト
ペア線であって、コンタクト部1の、、、
がそれぞれ対になるように接続関係が規定されてい
る。すなわち、ツイストペア線の対になる線は、絶縁被
覆が単一色である色線と、絶縁被覆が白色および他色の
2色である白地線とを撚り合わせたものであって、白地
線における白色ではない色は、対になる色線の色と同一
色が採用されている。たとえば、白地線が白と緑との2
色であるときには色線は緑のものが対になる。このよう
な電線のカラーコードの規定のほか、対になる線間の近
端漏話量についても規定されている。
【0021】ここにおいて、の対はの対の間に
配置されることになるから、接続部3が一平面上に形成
されているとすれば各接続部3の間の容量成分により形
成されるブリッジ回路が不平衡になる。つまり、の
対との対との間には漏話電流が流れやすく、とくに
信号の周波数が高くなると漏話電流が増加することにな
る。また、他の対についても周波数が高くなれば漏話量
が増加する。
【0022】しかして、本発明では、図1、図2に示す
ように、コンタクト部1と端子部2とを電気的に接続す
る接続部3を3層で配置し、かつ接続部3の形状を従来
とは異なる形状とすることにより、漏話量を低減すると
ともに結線作業を容易にしている。コンタクト部1と端
子部2と接続部3とは弾性を有する0.4mm程度の厚
みの金属板(合金)を打ち抜くことによってリードフレ
ーム状に連続一体に形成されており、接続部3が同一層
に配置されるコンタクト部1、端子部2、接続部3は1
枚の金属板を打ち抜くことにより形成される。すなわ
ち、図6ないし図8に示す形状の3枚の金属板4を打ち
抜くことによって、3層分の導体部分を形成することが
できる。この金属板4は集積回路用のリードフレームを
形成する場合と同様にフープ材として供給すれば連続的
に打ち抜き加工を施すことができる。
【0023】上述のような形状に打ち抜き形成された金
属板4は3層が順に重なるようにして基台10に装着さ
れる。また、コンタクト部1は基台10を形成した後に
折り曲げられる。このように、曲げ加工をほとんど要し
ないから加工が容易になる。ここで、各金属板4に形成
される導体のパターンは基台10に取り付けてコンタク
ト部1および端子部2を曲げると互いに立体交差しない
ような形状に形成されている。したがって、各金属板4
は漏話特性を考慮して積層順序を設定する以外には積層
順序に制約が生じない。しかも、接続部3を基台10の
厚み方向にずらして配置していることによって、導体間
の距離や寸法の設計の自由度が高くなり、対になる各接
続部3の間の容量成分をほぼ平衡させることが可能にな
って、漏話量を低減させることが可能になるのである。
また、、、の各対についてはコンタクト部
1と接続部3との左右を逆にしているから、これらの各
対ではコンタクト部1に接触する相手側コネクタである
モジュラプラグ型のコネクタのコンタクト部の左右の並
びとコネクタの接続部3の左右の並びとの関係を逆にす
ることができる。その結果、コネクタに相手側コネクタ
を接続した状態では、相手側コネクタにおいて生じる不
平衡電流とは逆位相の不平衡電流がコネクタで生じるこ
とになり両者の不平衡電流が打ち消しあうことによって
漏話量がさらに低減される。
【0024】ところで、上述した、、の対
は接続部3が隣合っているから、端子部2も隣合わせる
ことができるが、の対は接続部3の間にの対の
接続部3が存在するからの接続部3に回り込み部3a
を形成することにより端子部2を隣合わせに配置してい
る。つまり、回り込み部3aは、他の対(の対)の
端子部2に対してコンタクト部1とは反対側を通るよう
に形成されることにより、の対の端子部2を隣合わ
せることができるようにしてある。また、端子部2は、
接続されるペア線の色線と白地線とが交互に並ぶよう
に、の順に並べられる。このような配
列とすることによって、対になる色線と白地線とが隣合
う端子部2に接続されるとともに、色線と白地線とが交
互に並ぶことになり、誤結線を視覚的に容易に認識する
ことができ、結果的に誤結線を少なくすることができ
る。このことは、施工の信頼性の向上につながる。な
お、図1における左右は入換え可能であるから、回り込
み部3aはの接続部3に設けてもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、コンタクト部と端子
部との間を電気的に接続している接続部を互いに短絡せ
ず漏話を防止する位置関係となるように少なくとも2層
で基台に保持しているので、接続部の配置の自由度が高
くなり、近接ないし離間させようとする接続部を容易に
配置することができ、結果的に漏話を防止するような接
続部の配置設計が容易になるという利点がある。また、
漏話対策を施すために接続部を立体的に配置するから、
コネクタの幅寸法を比較的小さくすることが可能にな
り、漏話を抑制しながらも小型化が可能になるという利
点がある。
【0026】請求項2の発明は、コンタクト部と端子部
と接続部とを金属板を打ち抜いて形成しているので、コ
ンタクト部と端子部と接続部とを電気的に接続する工程
が不要であり製造が容易になるとともに信頼性が高くな
るという利点がある。請求項3の発明は、コンタクト部
と端子部と接続部とを各層ごとに金属板を打ち抜いて形
成しているので、コンタクト部と端子部と接続部とを電
気的に接続する工程が不要であり製造が容易になるとと
もに信頼性が高くなるという利点があり、しかも、層枚
に導体のパターンを形成することによって、同層の導体
を層単位で一括して製造するとともに層単位で導体を基
台に配置することができて製造が一層容易になるという
効果がある。
【0027】請求項4の発明は、互いに他層の接続部同
士を立体交差しない位置関係に配置しているので、層同
士の重なり順序を考慮することなく各層毎に接続部を基
台に配置した後に整列させればよく、製造が容易になる
という利点がある。請求項5の発明は、外部電線をペア
線とし、端子部を1組のペア線に接続される対ごとに隣
接するように配置しているから、ペア線を接続すべき端
子部の位置がわかりやすく結線作業が容易になるという
利点がある。しかも、ペア線の対ごとに端子部が隣接し
ているから、ペア線を形成する各線を末端部分において
引き離す必要がなく、ペア線の特性インピーダンスを変
動させることなくコネクタに接続することが可能にな
る。つまり、ペア線の特性インピーダンスの変動による
伝送特性の劣化が生じにくく、施工状態による伝送や漏
話の変動が少なくなるのであって、施工状態にによる伝
送や漏話の変動が少なく、安定な伝送特性を得ることが
できるという利点がある。
【0028】請求項6の発明は、一部の接続部において
他の接続部に連続する端子部に対してコンタクト部とは
反対側を通る回り込み部を設けているから、ペア線の対
に対応するように端子部を配列することが容易になると
いう利点がある。請求項7の発明は、ペア線の色線と白
地線とが交互に並ぶように端子部が配列されているの
で、結線状態では色線と白地線とが交互に並ぶことにな
り、誤結線を一見して認識できることにより誤結線の可
能性を低減することができるという利点がある。
【0029】請求項8の発明は、各層の接続部をそれぞ
れ一つの平面内に形成しているので、各層の接続部には
折曲部分を形成する必要がなく、結果的に曲げ加工の箇
所が少なく製造が容易になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し(a)は導体部分の平
面図、(b)は(a)のA−A線断面に対応する断面図
である。
【図2】同上の導体部分の斜視図である。
【図3】同上のコンタクト部の配列を示す説明図であ
る。
【図4】同上の斜視図である。
【図5】同上のレバーを外した状態の平面図である。
【図6】同上に用いる導体部分の打ち抜きパターンを示
す平面図である。
【図7】同上に用いる導体部分の打ち抜きパターンを示
す平面図である。
【図8】同上に用いる導体部分の打ち抜きパターンを示
す平面図である。
【図9】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 コンタクト部 2 端子部 3 接続部 3a 回り込み部 4 金属板 10 基台
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、コンタクト部と端子部と接続部とが金属板を打ち抜
いて形成されたものであることを特徴とする。この構成
によれば、コンタクト部と端子部と接続部とを金属
打ち抜くことによって形成するから、コンタクト部と端
子部と接続部とを電気的に接続する工程が不要であり製
造が容易になるとともに信頼性が高くなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、コンタクト部と端子部と接続部とが各層ごとに金属
板を打ち抜いて形成されたものであることを特徴とす
る。この構成によれば、請求項2の発明と同様に、コン
タクト部と端子部と接続部とを金属を打ち抜くことに
よって形成するから、コンタクト部と端子部と接続部と
を電気的に接続する工程が不要であり製造が容易になる
とともに信頼性が高くなる。しかも、層枚に導体のパタ
ーンを形成することによって、同層の導体を層単位で一
括して製造するとともに層単位で導体を基台に配置する
ことができて製造が一層容易になる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 正彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 盛野 信治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 奥野 裕寿 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 佐瀬 貴郎 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側コネクタのコンタクト部に電気的
    に接触する複数個のコンタクト部と、外部電線に接続さ
    れる複数個の端子部と、互いに対応する各コンタクト部
    と各端子部とをそれぞれ電気的に接続する複数個の接続
    部と、コンタクト部と端子部と接続部とを保持する絶縁
    材料よりなる基台とを備え、接続部は互いに短絡せず漏
    話を防止する位置関係となるように少なくとも2層で基
    台に保持されていることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 コンタクト部と端子部と接続部とは金属
    板を打ち抜いて形成されたものであることを特徴とする
    請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 コンタクト部と端子部と接続部とは各層
    ごとに金属板を打ち抜いて形成されたものであることを
    特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 互いに他層の接続部同士は立体交差しな
    い位置関係に配置されていることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 外部電線はペア線であって、端子部は1
    組のペア線に接続される対ごとに隣接するように配置さ
    れていることを特徴とする請求項1ないし請求項4記載
    のコネクタ。
  6. 【請求項6】 一部の接続部は他の接続部に連続する端
    子部に対してコンタクト部とは反対側を通る回り込み部
    を有することを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
  7. 【請求項7】 ペア線は、絶縁被覆が単一色である色線
    と白色を含む白地線との対であって、端子部は色線と白
    地線とが交互に並ぶようにコンタクト部との接続関係が
    設定されていることを特徴とする請求項5または請求項
    6記載のコネクタ。
  8. 【請求項8】 各層の接続部はそれぞれ一つの平面内に
    形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項
    7記載のコネクタ。
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