JPH09179534A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH09179534A
JPH09179534A JP35144495A JP35144495A JPH09179534A JP H09179534 A JPH09179534 A JP H09179534A JP 35144495 A JP35144495 A JP 35144495A JP 35144495 A JP35144495 A JP 35144495A JP H09179534 A JPH09179534 A JP H09179534A
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circuit
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Yoshiharu Hirakata
吉晴 平形
Shunpei Yamazaki
舜平 山崎
Kenji Fukunaga
健司 福永
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクティブマトリクス型液晶表示装置におい
て、欠陥による映像画質の悪化を改善し、製品価格を引
き下げる。 【構成】 欠陥記憶素子102において赤と緑に対応し
た液晶パネル108、109の少なくとも一方の表示領
域に欠陥箇所が認識されると、赤緑青に対応したマルチ
プレクサ103、104、105によって映像信号と映
像補正信号との切り換えが行われる。映像補正信号は赤
と緑の表示を行わずに青のみを表示するもので、欠陥を
視覚的に目立たない青で補正する構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本明細書で開示する発明は、
アクティブマトリクス型液晶表示装置の回路構成に関す
る。特に、液晶表示装置においてカラー表示を行う場合
の回路構成に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、数十万〜数百万画素の液晶パネル
を組み合わせることで、様々なカラープロジェクター表
示装置が制作されている。これらの表示装置は携帯機器
やデスクトップパソコンのディスプレイとして用いられ
てきたが、最近ではより高画質なものが求められてい
る。
【0003】従って、ここで使用される液晶パネルは、
その制作にあたって表示画素に欠陥のないものが望まれ
る。しかし、数十万〜数百万もの画素を作製する以上、
画素の動作不良による欠陥は不可避であるのが現状であ
る。
【0004】そこで、実際には数十個程度の欠陥であれ
ば良品として使用する場合が多い。これらの製品をすべ
て不良品としてしまうと、歩留りが極端に悪くなるため
制作される液晶パネルは非常に高価な代物となってしま
う。
【0005】これでは、需要に対して供給が間に合わな
いばかりか、消費者にとっては高級品としか映らず普及
は望めないであろう。そのため、各製造メーカーとも多
少の欠陥は許容して歩留りを上げ、液晶パネルの価格を
下げている。
【0006】通常このような欠陥は程度の差こそあれ、
意識して確認しないと気がつかないものであるが、一度
意識してしまうとかなり気になるのも事実である。なぜ
なら、欠陥となった表示画素からの映像光はたとえ一つ
の画素であっても、その時発する色調により目立つこと
が多いからである。
【0007】従って、個人的にモニタやTV画面として
の使用で購入する場合、価格の面から考えてもかなり気
を使うところである。このことが、液晶表示装置を広く
一般に普及させるための大きな障害となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上の問題点を解決す
べく、本発明は欠陥が存在する液晶パネルを用いた場合
においても、極力その欠陥を目立たないものとして映像
画質を向上させる技術を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本明細書で開示する発明
の構成は、液晶パネルの欠陥座標を示す欠陥記憶素子
と、前記欠陥記憶素子に対してアドレスを発生するアド
レスポインター回路と、通常の映像信号と補正用の映像
信号を切り換える手段と、液晶パネルへのクロックや水
平・垂直走査制御信号、およびこれらに同期した前記欠
陥記憶素子のアドレスを発生するクロックやアドレスポ
インター制御信号を発生する液晶パネル制御回路と、前
記液晶パネル制御回路から送られた映像信号を取り込
み、前記液晶パネルの走査を制御するドライバー回路
と、マトリクス状に配置された薄膜トランジスタでもっ
て構成される液晶表示素子を有することを特徴とする。
【0010】また、他の発明の構成は、液晶パネルの欠
陥座標を示す欠陥記憶素子と、前記欠陥記憶素子に対し
てアドレスを発生するアドレスポインター回路と、液晶
パネルの物理座標を発生する物理アドレスポインター回
路と、前記欠陥記憶素子から読み出される前記欠陥座標
と前記物理アドレスポインター回路から発生する前記物
理座標とを比較して一致の有無を調べる一致検出回路
と、前記一致検出回路が一致すると認識した際の信号に
より通常の映像信号と補正用の映像信号を切り換える手
段と、液晶パネルへのクロックや水平・垂直走査制御信
号、およびこれらに同期した前記欠陥記憶素子のアドレ
スを発生するクロックやアドレスポインター制御信号を
発生する液晶パネル制御回路と、前記液晶パネル制御回
路から送られた映像信号を取り込み、前記液晶パネルの
走査を制御するドライバー回路と、マトリクス状に配置
された薄膜トランジスタでもって構成される液晶表示素
子を有することを特徴とする。
【0011】通常の映像信号に対して、補正用の映像信
号(以下、映像補正信号とよぶ)とは、液晶パネル上に
欠陥箇所が認識された時にその欠陥座標に位置する映像
を補正するための映像信号を指す。なお、欠陥座標(液
晶パネル上において欠陥箇所を示す座標)は液晶を表示
する際に走査される順番に従って座標決めが行なわれる
こととする。
【0012】欠陥の補正方法としては、カラー表示にお
いて、赤もしくは緑の液晶パネルに欠陥箇所があれば、
その欠陥箇所には映像信号を与えず、代わりに青の液晶
パネルの映像信号でもって補正する方法を用いる。従っ
て、青の液晶パネルに使用掏る液晶パネルは極力欠陥の
少ないものでなくてはならない。
【0013】また、映像補正信号は長時間の電圧印加に
より生じる液晶の劣化や、電気光学特性のヒステリシス
の発生を防ぐため、電圧極性を反転させながら発生させ
る。
【0014】また、液晶パネルと補正映像信号供給回路
とを同一ガラス基板上に形成することも可能である。さ
らに液晶パネル制御回路を同一ガラス基板上に組み込ん
でしまえば、外部入力として映像信号のみを必要とする
集積化回路が実現できる。
【0015】上記構成を有する液晶表示装置について、
より詳細な説明を実施例において説明する。
【0016】
【実施例】
〔実施例1〕本実施例では、欠陥記憶素子(メモリ)の
欠陥アドレスに欠陥箇所の有無を示す信号(ここでは欠
陥フラグとよぶ)を格納しておく例を示す。この回路は
図1で示される構成となっている。なお、ここでいう欠
陥記憶素子とは、欠陥箇所の有無を示すものであり欠陥
フラグ記憶素子といったニュアンスを持つ。
【0017】まず構成の概略を説明する。補正映像信号
供給回路は、アドレスポインター回路101、欠陥記憶
素子102と、欠陥記憶素子102からの信号を受けて
映像信号と映像補正信号とを切り換える3つのマルチプ
レクサ103、104、105で構成される。
【0018】また、液晶パネル(本実施例ではシフトレ
ジスタ方式とする)の表示制御は液晶パネル制御回路1
06からのHSYNC やVSYNC (水平・垂直走査制御信号)
およびHCLKやVCLK(水平・垂直走査制御クロック)にて
行われる。これらの信号は液晶パネルだけでなく反転タ
イミング発生回路107へも入力される。
【0019】以上の補正映像信号供給回路および液晶パ
ネル制御回路106は、それぞれパネル外部にあって、
R(赤)、G(緑)、B(青)それぞれに対応する液晶
パネル108、109、110へと接続されている。こ
の際、Bに対応する液晶パネル110は欠陥映像補正用
であるので、極力欠陥の少ないものでなくてはならな
い。
【0020】また、本実施例では動作原理を説明するた
め、パイプライン構造や信号の受渡しに用いるフリップ
フロップ回路等を省略してある。また、クロックのタイ
ミング等の詳細な説明も省略する。
【0021】ここで、上記欠陥記憶素子102について
詳細な説明を行う。欠陥記憶素子102には液晶パネル
の構成画素に1対1で対応したアドレス(以下、欠陥箇
所を示すという意味で欠陥アドレスとよぶ)が確保さ
れ、各欠陥アドレスには欠陥箇所の有無を示す信号が格
納される。そのため、この欠陥記憶素子102は液晶パ
ネル1枚分の構成画素数に等しいまたはそれ以上に相当
するデータ深さのビット数を必要とする。
【0022】上記の欠陥箇所の有無を示す信号は、2進
法を用いて1もしくは0のいずれかの信号で表すことと
する。本実施例では、欠陥有りは1の信号、欠陥無しは
0の信号とする。
【0023】また、本実施例ではRとGに対応した液晶
パネル108、109のそれぞれの欠陥箇所の論理和を
とって、欠陥アドレスに格納しておく方式とする。即
ち、RとGいずれかの液晶パネルに欠陥があれば、欠陥
アドレスには1の信号が格納され、どちらのパネルにも
欠陥がなければ0の信号が格納される。従って、欠陥記
憶素子102は0もしくは1の信号を格納する分として
1ビットのデータ幅が確保されていれば良い。
【0024】また、上記方法以外にRとGに対応した液
晶パネル108、109ごとにアドレスポインター回路
と欠陥記憶素子とを用意し、個別に欠陥箇所の管理を行
っても良い。この場合、アドレスポインター回路と欠陥
記憶素子が2組分必要となるが、個別に欠陥箇所を管理
できるため有効である。また、この場合、RとGに対応
したそれぞれの欠陥記憶素子から出力された結果(欠陥
が有るか無いか)の論理和をとって映像信号と映像補正
信号の切り換えに使用すれば良い。
【0025】上記の欠陥記憶素子102は不揮発性のRO
M を使用しても良いし、外部から書込み可能な構成と
し、RAM で構成してハードディスク等からその都度設定
しても構わない。ROM を使用すると、データ管理が容易
であるという利点がある。
【0026】例えば、EWS仕様(1280×1024画素)の
液晶パネルを使用する場合には、約130 万個の画素が存
在する。従って、データ深さが約1.3 Mビット、データ
幅が1ヒ゛ットの容量を持つ欠陥記憶素子が必要となる。
【0027】次にアドレスポインター回路101につい
て詳細な説明を行う。アドレスポインター回路101
は、現在液晶パネルで表示している座標(以下、物理座
標とよぶ)に対応した物理アドレスを発生する回路であ
る。
【0028】ここで、図1においてアドレスポインター
回路101に入力されるINCENAはHドライバー回路(水
平走査制御用回路)111の走査期間を基準に発生され
るインクリメントイネーブル信号(以下、INCENAと略記
する)である。液晶パネルでは表示の前後にダミーサイ
クルが存在するが、この信号はダミーサイクルを無視し
て有効表示区間を利用するための信号である。
【0029】この信号が入力されている時にクロック
(CLK )が入ると、アドレスポインター回路101にお
いて物理座標の変化に対応した物理アドレスがカウント
アップされる。
【0030】この物理アドレスはカウントアップを繰り
返しながら、順次欠陥記憶素子102の欠陥アドレスを
カウントアップさせていく。即ち、液晶パネルにおいて
座標が次の座標に移る(物理アドレスが一つカウントア
ップされることに対応する)と、次の欠陥アドレスが発
生する。
【0031】その都度、欠陥記憶素子102に格納され
ている1または0(欠陥有りまたは無し)の信号が出力
されていく。この動作をEWS仕様ならば約130 万画素
分繰り返すことになる。
【0032】従って、データ深さが約1.3 Mビットであ
る欠陥記憶素子102の全アドレスを指示するために
は、アドレスポインター回路101にはデータ幅として
21ビットを確保しなければならない。
【0033】また、図1においてアドレスポインター回
路101に入力されるLDENA は物理アドレスが最大アド
レスとなった時に、すべてのポインターに初期アドレス
を設定するための制御信号である。CLEAR は電源投入時
もしくはコントローラからのリセット時にシステムの初
期化を行うために使用される。
【0034】これら液晶パネル制御回路106から発生
するアドレスポインター制御信号は、同じく液晶パネル
制御回路106から発生するVSYNC やHSYNC 等の液晶パ
ネル制御信号と同期している。
【0035】次に、図1を用いて上記構成でなる液晶表
示装置において、液晶パネルに欠陥を認識した場合の補
正方法について動作原理を説明する。
【0036】まず、外部から取り込まれたRGBの映像
信号は、液晶パネル制御回路106によってRGBそれ
ぞれに対応した3枚の液晶パネル108、109、11
0に映像表示される。また、その際に液晶パネルへ印加
されるHCLKやVCLKは、タイミング発生器から発振器等に
より発生した基準クロックを液晶パネル制御回路106
で制御して出力される。
【0037】その際、液晶パネルのHドライバー回路1
11およびVドライバー回路112は、それぞれHSYNC
、HCLKおよびVSYNC 、VCLKによって制御される。ま
た、SH回路113は、取り込まれた映像信号のサンプ
リングとホールドを行う。
【0038】液晶パネルを走査する水平走査制御信号が
前述の有効表示区間にある時、液晶パネル制御回路10
6からはINCENAで示される信号がアドレスポインター回
路101に発せられる。そのため、クロックが入るたび
にアドレスポインター回路101において物理アドレス
がカウントアップされ、順次欠陥記憶素子102へと印
加される。
【0039】前述のように欠陥記憶素子102内では、
液晶パネルの欠陥箇所(正確にはRとG2枚の液晶パネ
ルの欠陥箇所の論理和)に対応した欠陥フラグが格納さ
れている。この時、この欠陥フラグが1の信号であれば
欠陥有り、0の信号であれば欠陥無しである。
【0040】アドレスポインター回路101において物
理アドレスがカウントアップすると、次の物理アドレス
が発生する。この時、物理アドレスと対応した物理座標
が欠陥箇所でなければ、欠陥記憶素子には0を示す信号
が格納されており、出力結果として0の信号が発生す
る。また、物理アドレスに対応した物理座標が欠陥箇所
であれば、欠陥記憶素子には1の信号が格納さており、
出力結果として1の信号が発生する。
【0041】次に、欠陥記憶素子102からの出力結果
はRGBそれぞれに対応した3つのマルチプレクサ10
3、104、105に印加される。このマルチプレクサ
103、104、105は、欠陥記憶素子102からの
出力結果が0の信号なら映像信号を出力し、1の信号な
らRGBに対応した映像補正信号を出力する役割を果た
すいわゆる選択装置である。
【0042】このRGBに対応した3つの映像補正信号
の補正レベルは、補正レベル切り換え用の3つのマルチ
プレクサ114、115、116によって選択される。
この選択は、反転タイミング発生回路107とフリップ
フロップ回路117で発生したタイミング信号を用いて
行われる。
【0043】補正レベルを変えるとはいってもプラスと
マイナスが反転するだけであって、液晶の劣化や焼付け
を防ぐための対策である。基本的には、RとGに対応し
た映像補正信号は液晶に透光性を与えないレベルとす
る。逆に、Bに対応した映像補正信号は液晶に透光性を
与えるレベルとする。
【0044】即ち、RとGに対応した液晶パネル10
8、109に関しては欠陥箇所に表示は行われず、Bに
対応した液晶パネル110のみが表示される。これによ
って、RGBを合成した映像を視覚的に見た際に、欠陥
箇所は青色のみで表示されることになる。
【0045】上記のように、アドレスポインター回路1
01において物理アドレスがカウントアップされるに従
い、1対1で対応して欠陥アドレスもカウントアップさ
れ、欠陥有りと認識された場合に限り青色で補正され
る。この繰り返しによって、映像画面の欠陥箇所を、青
色補正された視覚的に目立たないものとすることが可能
となる。
【0046】〔実施例2〕本実施例では、実施例1に示
した映像補正信号供給回路回路と液晶パネルとを同一ガ
ラス基板上に一体化した場合の回路構成の例を示す。こ
の回路は図2で示される構成となっている。
【0047】映像補正信号供給回路の基本的な動作原理
については、実施例1で既に詳細な説明を行ったので本
実施例での説明は省略する。また、パイプライン構造や
信号の受渡しに用いるフリップフロップ回路、クロック
のタイミング等の詳細な説明も省略する。
【0048】図2において、201はアドレスポインタ
ー回路、202は欠陥記憶素子、203は映像信号と映
像補正信号とを切り換えるマルチプレクサである。ま
た、点線で囲んだ領域に設けられているのは、反転タイ
ミング発生回路204、フリップフロップ回路205、
補正レベル切り換え用マルチプレクサ206である。ま
た、207は液晶パネルである。
【0049】本実施例においては映像補正信号供給回路
と液晶パネルを一体化するため、RGBに対応した3枚
の液晶パネルのそれぞれを図2に示すような構成とす
る。また、欠陥記憶素子202の欠陥アドレスには、R
とGに対応した液晶パネルの欠陥箇所の論理和をとった
結果を格納してある。従って、各液晶パネルごとに映像
補正を行なうことができる。
【0050】また、RとGに対応した液晶パネルごとに
個別に欠陥箇所を格納しておく方式もある。この場合、
RとGに対応した液晶パネルごとに欠陥箇所の管理を行
えるが、映像補正信号の切り換えは外部から入力した他
のパネルの出力結果との論理和でもって行う必要があ
る。
【0051】なお、上記の方式による場合に限り、図2
の破線で示されるライン208を基板上に設け、このラ
インでもって他の液晶パネルの欠陥アドレスとの論理和
をとる。この時、図2においてINRSLTで示される信号が
他の液晶パネルの出力結果であり、OUTRSLT で示される
信号が他の液晶パネルへ送られる出力結果である。
【0052】また、本実施例では実施例1で説明したよ
うな液晶パネル制御回路はパネル外部に外付けされる。
従って、液晶パネル制御回路から発生するHSYNC やVSYN
C 、INCENA、映像信号などは、端子でもって外部から入
力される。勿論、この液晶パネル制御回路を同一基板上
に組み込んで、より集積化を実現することも可能であ
る。
【0053】〔実施例3〕本実施例では、0または1の
2進法で表される欠陥座標を欠陥記憶素子に記憶するこ
とで、欠陥記憶素子の容量を必要最低限に抑えて構成し
た映像補正信号供給回路を用いた場合の例を示す。この
回路は図3で示される構成となっている。なお、ここで
いう欠陥記憶素子とは欠陥アドレスに0または1の信号
を格納して欠陥座標(欠陥アドレスデータ)を記憶して
おくものであり欠陥座標記憶素子と考えれば良い点で実
施例1とは異なる。
【0054】図3において、301、302はそれぞれ
RとGに対応したアドレスポインター回路、303、3
04はそれぞれRとGに対応した欠陥記憶素子、30
5、306、307はそれぞれRGBに対応した映像信
号と映像補正信号とを切り換えるマルチプレクサであ
る。
【0055】また、反転タイミング発生回路308、フ
リップフロップ回路309、補正レベル切り換え用マル
チプレクサ310、311、312等で構成される補正
信号発生回路は既に実施例1で詳細な説明を行ったので
ここでは説明を省略する。
【0056】実施例1または実施例2で示したように、
液晶パネル1枚分の構成画素に相当する欠陥アドレスを
確保すると欠陥記憶素子の容量は非常に大きなものとな
る。これは、液晶パネルの構成画素数が百数十万以上で
あることによる。
【0057】しかし、良品パネルとしての選別欠陥数
(許容される欠陥の数)は数十個以下である。即ち、ど
こに欠陥箇所があるかを記憶しておくだけならば、百数
十万桁の欠陥アドレスを格納できる二十数ビット程度の
データ幅を備えた欠陥記憶素子で十分である。また、深
さ方向には、欠陥箇所の数、即ち、数十個分のデータ深
さを備えていれば足りる。
【0058】本実施例の大きな特徴は、この点を考慮し
て欠陥記憶素子303、304記憶容量を数百〜1K ビ
ット程度に抑えている点である。例えば、EWS仕様の
液晶パネルを使用する場合においては、約130 万画素分
の欠陥座標を21ビット程度のデータ幅で示すことにな
る。
【0059】ここで一つの問題がある。欠陥記憶素子3
03、304には、それぞれRとGに対応した欠陥アド
レスが複数個分確保されている。しかし、各液晶パネル
319、320の欠陥箇所が、確保された欠陥アドレス
に満たない場合、残りの欠陥アドレスは必要が無くなっ
てしまう。
【0060】しかし、必要が無くなった欠陥アドレスに
もランダムに0または1の信号が格納されてしまう。す
ると、その部分に格納された信号が欠陥箇所を示すもの
でなくても、欠陥箇所を示すと見なされて出力されてし
まう。
【0061】そのため、欠陥アドレスのどこまでが有効
であるかを認識する手段が必要となる。本実施例では、
欠陥記憶素子303、304の各欠陥アドレスに対して
有効ビットと名付ける1ビット分のデータ幅を追加し
て、その欠陥アドレスが有効であるかどうかを確認す
る。
【0062】本実施例では、その欠陥アドレスが有効で
ある場合、有効ビットには1の信号を格納しておく。ま
た、その欠陥アドレスが無効である場合、有効ビットに
は0の信号を格納しておく。勿論、この定義は回路構成
の都合により任意である。
【0063】従って、欠陥記憶素子のデータ幅は、欠陥
箇所を示す信号を格納する欠陥アドレス(複数ビット)
とその欠陥アドレスが有効であることを示す有効ビット
(1ビット)とを合わせ持たなければならない。これは
本発明の特徴の一つである。
【0064】次に、映像補正信号供給回路の動作原理を
図3を用いて説明する。ただし、各回路の詳細な説明は
実施例1で既に行なったのでここでは省略する。
【0065】まず、液晶パネル制御回路313から発生
したINCENAは、それぞれRとGに対応したアドレスポイ
ンター回路301、302へと印加される。なお、欠陥
記憶素子303、304が複数個重ね合わせて図示され
ているのは、データ幅が多ビットであることを意味す
る。
【0066】次に、欠陥記憶素子303、304に読み
出されたRとGに対応した欠陥アドレスデータは、物理
アドレスポインター回路314から発生した物理アドレ
スと照らし合わされる。この一致検出動作はRとGに対
応した一致検出回路315、316で行われる。
【0067】この欠陥アドレスデータと物理アドレスと
が一致すると、一致検出回路315、316から一致検
出信号が発生する。本実施例では、この一致検出信号を
1の信号で表す。この一致検出信号が発生した場合、液
晶パネルにおいて欠陥箇所が認識されたことを意味す
る。
【0068】また、欠陥アドレスデータと物理アドレス
とが一致しない場合は、欠陥箇所は認識されないという
ことで0の信号が発生する。
【0069】次に、この一致検出信号と有効ビットに格
納された信号との論理積をとり、一致検出信号が有効で
あることを確認する。もし、有効ビットに0の信号(無
効の信号)が格納されていれば、論理積は必ず0となり
一致検出信号は無効となって0の信号が出力される。
【0070】この信号は、マルチプレクサ305、30
6、307へ向かうものとアドレスポインター回路30
1、302へ向かうものと二つに分岐する。そのため、
まずマルチプレクサへ向かうものについて説明し、その
後でアドレスポインター回路へ向かうものについて説明
することにする。
【0071】上記信号のうちマルチプレクサへ向かうも
のは、RとGに対応するそれぞれの論理和をとってから
マルチプレクサ305、306、307へ送られる。こ
の場合、RとGどちらか一方の液晶パネルに欠陥箇所が
あれば1の信号が、RとG両方の液晶パネルに欠陥箇所
がなければ0の信号が送られることになる。
【0072】その結果、マルチプレクサ305、30
6、307では、入力信号が1であれば映像補正信号
が、0であれば映像信号が選択されて液晶パネルへと送
られる。詳細は実施例1に述べたので省略する。
【0073】また、上記信号のうちアドレスポインター
回路へ向かうものは、INCENAとの論理積をとった後にR
とGに対応したアドレスポインター回路301、302
へフィードバックされる。ここで、INCENAとの論理積を
とる理由は、液晶表示が有効表示区間(この時、INCENA
は1の信号で印加される)にある時のみ、アドレスポイ
ンター回路301、302のカウントアップを行なうた
めである。
【0074】即ち、液晶パネルの水平走査が有効表示区
間外のダミーサイクルであれば、INCENAが0の信号であ
るのでフィードバックしてきた信号との論理積は0とな
り、アドレスポインター回路301、302は0の信号
が印加されカウントアップされない。
【0075】逆に、有効表示区間であれば、INCENAが1
の信号であるのでフィードバックしてきた信号との論理
積は1となり、アドレスポインター回路301、302
のINC で示される入力端子に1の信号が印加され、クロ
ックに同期してカウントアップされる
【0076】カウントアップされたアドレスポインター
回路301、302は欠陥記憶素子に格納された次の欠
陥アドレスデータを読出し、物理アドレスポインター3
14から発生する物理アドレスとの照合が繰り返され
る。
【0077】次に317で示される一致検出回路におい
て物理アドレスと最大アドレスが一致すると、一致検出
回路からLOD (ロード信号)が発生される。ここでLOD
とは、物理アドレスポインターが最大アドレスとなった
時に初期アドレスを設定するための制御信号である。こ
の最大アドレスは318で示される記憶素子から発生す
る。
【0078】以上の作業を繰り返して、RとGに対応し
た液晶パネル319、320において欠陥が認識された
時、Bに対応した液晶パネル321のみが表示される。
これによって、RGBを合成した映像を視覚的に見た際
に、欠陥箇所は青色で表示されることになる。即ち、映
像画面の点欠陥を、青色補正された視覚的に目立たない
ものとすることが可能となる。
【0079】なお、本実施例ではRとGに対応した液晶
パネル319、320の欠陥箇所を個別の欠陥記憶素子
303、304に格納しておく方式をとった。この場
合、液晶パネルごと個別に欠陥箇所を管理することがで
きる。また、欠陥記憶素子303、304はそれぞれR
とGに対応した液晶パネル319、320の欠陥箇所の
みを記憶しておけば良いので比較的小さい容量で済む。
【0080】勿論、上記方式以外にもRとGに対応した
欠陥箇所の論理和を予めとり、それを一つの欠陥記憶素
子に格納することも可能である。この場合、色ごとにア
ドレスポインター回路や欠陥記憶素子を必要としない構
成となる。ただし、1組の回路で構成した場合、欠陥記
憶素子容量およびアドレスポインター回路のビット数は
増加する。
【0081】また、本実施例で用いた物理アドレスポイ
ンター回路314は、液晶パネルのX、Y座標に対応し
て2組のポインターを用意し、これらを組み合わせて用
いて良い。これにより、多ビットを要するポインターを
ビット数の少ないポインターに分離できるため、動作周
波数が高くなった場合に対応することができる。
【0082】〔実施例4〕本実施例では、実施例3で説
明した映像補正信号供給回路と液晶パネルとを同一ガラ
ス基板上に一体化した例を示す。この回路は図4で示さ
れる構成となっている。
【0083】映像補正信号供給回路の基本的な動作原理
については、実施例1および実施例3で既に詳細な説明
を行ったのでここでは省略する。本実施例では、映像補
正信号供給回路と液晶パネルを一体化した場合の回路構
成について説明する。
【0084】図4において、401はアドレスポインタ
ー回路、402は複数ビットのデータ幅を備えた欠陥記
憶素子、403は物理アドレスと欠陥アドレスデータと
を照合する一致検出回路、404は映像信号と映像補正
信号とを切り換えるマルチプレクサである。
【0085】また、点線で囲んだ領域に設けられている
のは、反転タイミング発生回路405、フリップフロッ
プ回路406、補正レベル切り換え用マルチプレクサ4
07である。また、408は液晶パネルである。
【0086】また、409で示されるのが物理アドレス
ポインター回路、410が最大アドレスを格納する記憶
素子、411が最大アドレスの一致検出回路である。
【0087】本実施例においては映像補正信号供給回路
と液晶パネルを一体化するため、RGBに対応した3枚
の液晶パネルのそれぞれを図4に示すような構成とす
る。また、欠陥記憶素子402の欠陥アドレスには、R
とGに対応した液晶パネルの欠陥箇所の論理和をとった
結果を格納してある。従って、各液晶パネルごとに映像
補正を行なうことができる。
【0088】また、液晶パネルごと個別に欠陥箇所を格
納しておく方式もある。この場合、各液晶パネルで個別
に欠陥箇所の管理を行えるが、映像補正信号の切り換え
は、外部から入力した他のパネルの出力結果との論理和
でもって行う必要がある。
【0089】なお、上記の方式による場合、図4の破線
で示されるライン412を基板上に設け、このラインで
もって他の液晶パネルの欠陥アドレスとの論理和をと
る。この時、図4においてINRSLTで示される信号が他の
液晶パネルの出力結果であり、OUTRSLT で示される信号
が他の液晶パネルへ送られる出力結果である。
【0090】また、本実施例では実施例1で説明したよ
うな液晶パネル制御回路はパネル外部に外付けされる。
従って、液晶パネル制御回路から発生するHSYNC やVSYN
C 、INCENA、映像信号などは、端子でもって外部から入
力される。勿論、この液晶パネル制御回路を同一基板上
に組み込んで、より集積化を実現することも可能であ
る。
【0091】〔実施例5〕本実施例は、実施例3で示し
た構成において、欠陥記憶素子の機能に改良を加えた例
である。従って、欠陥記憶素子の改良点のみについて説
明する。
【0092】実施例3において、欠陥記憶素子のデータ
幅は欠陥箇所を示す信号を格納する欠陥アドレス(複数
ビット)と、その欠陥アドレスが有効であることを示す
有効ビット(1ビット)との2種類で構成されていた。
【0093】本実施例では、対象となる液晶パネルの物
理座標(アドレス)の最大値を超える欠陥アドレスデー
タを記憶できるデータ幅を持つ欠陥記憶素子を用いるこ
とを特徴とする。そして、物理アドレス最大値を超える
値を任意に一つ決定し、その値が格納されている場合の
一致検出(欠陥検出)を無効とする。
【0094】即ち、有効なデータが格納されない全ての
欠陥アドレスに、対象となる液晶パネルの欠陥座標と絶
対に重ならない値(無効値)を格納しておき、その値を
認識したら一致検出の結果を0、即ち欠陥無しの状態と
する構成とする。
【0095】この構成では、実施例3で必要としたよう
な有効ビットを別に設ける必要がないため、欠陥記憶素
子の容量を小さくすることが可能である。
【0096】ただし、図3において無効値を記憶した記
憶素子を別個に用意し、その記憶素子から出力される無
効値を示す信号と欠陥アドレスデータとの一致を検出す
る一致検出回路を付け足す必要がある。即ち、その一致
検出回路において無効値と欠陥アドレスデータが一致す
ることが確認されると一致検出の結果を0、即ち欠陥無
しの状態とする構成とする。
【0097】以上の構成は、図3において有効ビットに
格納された信号と一致検出回路315、316からの一
致検出信号の論理積をとる作業と同じ効果を有してい
る。
【0098】
【発明の効果】本明細書で開示する発明によれば、カラ
ー液晶表示装置において赤または緑に対応する液晶パネ
ルに欠陥箇所があった場合、ただちに通常の映像信号と
映像補正信号の切り換えが行なわれる。
【0099】具体的には、赤または緑に対応する液晶パ
ネルの欠陥箇所は表示が行なわれず、その代わり青に対
応する液晶パネルのみが表示される。即ち、赤、緑、青
の映像を合成してカラー映像を表示した際に、欠陥箇所
がすべて青色で補正された映像が得られる。
【0100】従って、視覚的に目立たない青色で欠陥の
補正を行なうため、欠陥自体が気にならない映像画面を
提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 液晶表示装置の回路構成を示す図。
【図2】 パネル一体型液晶表示装置の回路構成を示す
図。
【図3】 液晶表示装置の回路構成を示す図。
【図4】 パネル一体型液晶表示装置の回路構成を示す
図。
【符号の説明】
101 アドレスポインター回路 102 欠陥記憶素子 103 R映像信号用マルチプレクサ 104 G映像信号用マルチプレクサ 105 B映像信号用マルチプレクサ 106 液晶パネル制御回路 107 反転タイミング発生回路 108 R映像信号用液晶パネル 109 G映像信号用液晶パネル 110 B映像信号用液晶パネル 111 Hドライバー回路(水平走査制御用回
路) 112 Vドライバー回路(垂直走査制御用回
路) 113 SH回路 114 R映像補正信号用マルチプレクサ 115 G映像補正信号用マルチプレクサ 116 B映像補正信号用マルチプレクサ 117 フリップフロップ回路

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶パネルの欠陥座標を示す欠陥記憶素子
    と、 前記欠陥記憶素子に対してアドレスを発生するアドレス
    ポインター回路と、 通常の映像信号と補正用の映像信号を切り換える手段
    と、 液晶パネルへのクロックや水平・垂直走査制御信号、お
    よびこれらに同期した前記欠陥記憶素子のアドレスを発
    生するクロックやアドレスポインター制御信号を発生す
    る液晶パネル制御回路と、 前記液晶パネル制御回路から送られた映像信号を取り込
    み、前記液晶パネルの走査を制御するドライバー回路
    と、 マトリクス状に配置された薄膜トランジスタでもって構
    成される液晶表示素子を有することを特徴とする液晶表
    示装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、電圧極性レベル反転機
    能を備えた映像補正信号供給回路を有することを特徴と
    する液晶表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、補正用の映像信号によ
    り液晶パネルへ表示されるカラー映像は、青を基調とす
    るものであることを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】同一ガラス基板上に、 液晶パネルの欠陥座標を示す欠陥記憶素子と、 前記欠陥記憶素子に対してアドレスを発生するアドレス
    ポインター回路と、 通常の映像信号と補正用の映像信号を切り換える手段
    と、 液晶パネルへのクロックや水平・垂直走査制御信号、お
    よびこれらに同期した前記欠陥記憶素子のアドレスを発
    生するクロックやアドレスポインター制御信号を発生す
    る液晶パネル制御回路と、 前記液晶パネル制御回路から送られた映像信号を取り込
    み、前記液晶パネルの走査を制御するドライバー回路
    と、 マトリクス状に配置された薄膜トランジスタでもって構
    成される液晶表示素子を有することを特徴とする液晶表
    示装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、電圧極性レベル反転機
    能を備えた映像補正信号供給回路を有することを特徴と
    する液晶表示装置。
  6. 【請求項6】請求項4において、補正用の映像信号によ
    り液晶パネルへ表示されるカラー映像は、青を基調とす
    るものであることを特徴とする液晶表示装置。
  7. 【請求項7】液晶パネルの欠陥座標を示す欠陥記憶素子
    と、 前記欠陥記憶素子に対してアドレスを発生するアドレス
    ポインター回路と、 液晶パネルの物理座標を発生する物理アドレスポインタ
    ー回路と、 前記欠陥記憶素子から読み出される前記欠陥座標と前記
    物理アドレスポインター回路から発生する前記物理座標
    とを比較して一致の有無を調べる一致検出回路と、 前記一致検出回路が一致すると認識した際の信号により
    通常の映像信号と補正用の映像信号を切り換える手段
    と、 液晶パネルへのクロックや水平・垂直走査制御信号、お
    よびこれらに同期した前記欠陥記憶素子のアドレスを発
    生するクロックやアドレスポインター制御信号を発生す
    る液晶パネル制御回路と、 前記液晶パネル制御回路から送られた映像信号を取り込
    み、前記液晶パネルの走査を制御するドライバー回路
    と、 マトリクス状に配置された薄膜トランジスタでもって構
    成される液晶表示素子を有することを特徴とする液晶表
    示装置。
  8. 【請求項8】請求項7において、欠陥記憶素子は液晶パ
    ネルの欠陥座標を示す領域と、 前記欠陥座標が有効であることを示す信号を格納する領
    域とを有することを特徴とする液晶表示装置。
  9. 【請求項9】請求項7において、欠陥記憶素子は複数ビ
    ットでなるデータ幅を有し、 前記データ幅は対象となる液晶パネルの構成画素の物理
    座標の最大値を超える値を扱うことができることを特徴
    とする液晶表示装置。
  10. 【請求項10】請求項7において、電圧極性レベル反転
    機能を備えた映像補正信号供給回路を有することを特徴
    とする液晶表示装置。
  11. 【請求項11】請求項7において、補正用の映像信号に
    より液晶パネルへ表示されるカラー映像は、青を基調と
    するものであることを特徴とする液晶表示装置。
  12. 【請求項12】同一ガラス基板上に、 液晶パネルの欠陥座標を示す欠陥記憶素子と、 前記欠陥記憶素子に対してアドレスを発生するアドレス
    ポインター回路と、 液晶パネルの物理座標を発生する物理アドレスポインタ
    ー回路と、 前記欠陥記憶素子から読み出される前記欠陥座標と前記
    物理アドレスポインター回路から発生する前記物理座標
    とを比較して一致の有無を調べる一致検出回路と、 前記一致検出回路が一致すると認識した際の信号により
    通常の映像信号と補正用の映像信号を切り換える手段
    と、 液晶パネルへのクロックや水平・垂直走査制御信号、お
    よびこれらに同期した前記欠陥記憶素子のアドレスを発
    生するアドレスポインター制御信号やクロックを発生す
    る液晶パネル制御回路と、 前記液晶パネル制御回路から送られた映像信号を取り込
    み、前記液晶パネルの走査を制御するドライバー回路
    と、 マトリクス状に配置された薄膜トランジスタでもって構
    成される液晶表示素子を有することを特徴とする液晶表
    示装置。
  13. 【請求項13】請求項12において、欠陥記憶素子は液
    晶パネルの欠陥座標を示す領域と、 前記欠陥座標が有効であることを示す信号を格納する領
    域とを有することを特徴とする液晶表示装置。
  14. 【請求項14】請求項12において、欠陥記憶素子は複
    数ビットでなるデータ幅を有し、 前記データ幅は対象となる液晶パネルの構成画素の物理
    座標の最大値を超える値を扱うことができることを特徴
    とする液晶表示装置。
  15. 【請求項15】請求項12において、電圧極性レベル反
    転機能を備えた映像補正信号供給回路を有することを特
    徴とする液晶表示装置。
  16. 【請求項16】請求項12において、補正用の映像信号
    により液晶パネルへ表示されるカラー映像は、青を基調
    とするものであることを特徴とする液晶表示装置。
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