JPH09179139A - 液晶パネルの点灯試験装置 - Google Patents

液晶パネルの点灯試験装置

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JPH09179139A
JPH09179139A JP7349565A JP34956595A JPH09179139A JP H09179139 A JPH09179139 A JP H09179139A JP 7349565 A JP7349565 A JP 7349565A JP 34956595 A JP34956595 A JP 34956595A JP H09179139 A JPH09179139 A JP H09179139A
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JP
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liquid crystal
crystal panel
cleaning
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lighting test
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Application number
JP7349565A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Koshio
義宏 小塩
Noriya Wada
憲也 和田
Shigeru Nakamura
茂 中村
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Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 点灯試験を行う前の段階で、液晶パネルの電
極形成部からごみ等の異物や汚れを除去できるようにし
たので、長期間繰り返しプローブをコンタクトさせて
も、常に安定したコンタクトを行わせる。 【構成】 移載ステーション1とコンタクトステーショ
ン2との間に液晶パネル10を往復移動させる搬送基台
20は、移載ステーション1からクリーニングステーシ
ョン3に搬入されて、幅広テープ60で、コモン基板1
1における搬送方向前方に位置する電極13aと当接さ
せて、搬送基台20を前後方向に往復移動させる間にこ
の部位のクリーニングを行い、次いで搬送方向の左右に
配置した幅狭テープ80をセグメント基板12の左右に
おける電極13bを形成した部位に当接させて、搬送基
台20を前進させることによって、その部位のクリーニ
ングを行った後、コンタクトステーション2に移行させ
て、可撓性面プローブ38をコモン基板11及びセグメ
ント基板12に当接させ、点灯試験を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶ディスプレイ
を構成する液晶パネルの点灯試験を行うために用いられ
るコンタクト装置に関するものであり、特に液晶パネル
の電極にプローブをコンタクトする前に、電極形成部を
クリーニングできるようにした液晶パネルの点灯試験装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイは、液晶パネルにドラ
イバICを組み込んだTAB(Tape Automated Bondin
g)を搭載し、このTABに直接またはフレキシブル基
板を介してPCB(Print Circuit Board )が接続さ
れ、さらにバックライト部を装着する構成としたもので
ある。そして、液晶パネルにTAB等の部材を組み込む
前の段階で、液晶パネルの全面を点灯させる点灯試験が
行われる。
【0003】液晶パネルは間に液晶を封入した2枚の透
明基板から構成されるが、少なくとも一方の基板には、
その周囲における1乃至複数の辺に多数の電極が設けら
れ、これら多数の電極は所定の数の電極を群として、各
群の電極につきTABが1枚ずつ接続される。従って、
点灯試験は、液晶パネルにTAB及びPCBを接続する
か、またはそれらに相当する部材を接続して、全ての電
極に通電することにより行われる。ただし、TABはA
CF(Anisotropic Conductive Film )を介して液晶パ
ネルに搭載されることから、TABを直接液晶パネルに
接触させたとしても、電気的なコンタクトが得られるも
のではない。このために、点灯試験を行うには、これら
液晶パネルにおける各群の電極の全てとTABの全ての
電極との間を確実に接続させるためのコンタクト部材が
必要となる。
【0004】ここで、コンタクト部材としては、ブロッ
ク状の部材にコンタクトピンを出没可能に設けたコンタ
クトピンブロックを用い、このコンタクトピンブロック
にインターフェイスボードを介してTABを連結するよ
うに構成したものが、従来から用いられている。このコ
ンタクトピンブロックに液晶パネルの電極の数と同じ数
のコンタクトピンを設け、これらコンタクトピンには、
電極と確実に電気的に接続できるようにするために、ば
ね等の付勢手段でコンタクトピンブロックから突出する
方向に付勢しておき、液晶パネルに対してコンタクトピ
ンを押し付けることによって、電極とピンとを接続する
ようにしている。
【0005】ここで、液晶ディスプレイにカラー映像を
表示する場合等にあっては、液晶パネル及びこれに接続
されるTABの電極はファインピッチ化される傾向にあ
り、このためにコンタクトピンブロックには膨大な数の
コンタクトピンを設けなければならず、極めて複雑な構
造になると共に、極細いコンタクトピンを使用しなけれ
ばならないことから、強度上の問題点もあり、コンタク
トピンブロックでは実質的に対処できない場合がある。
【0006】ところで、液晶ディスプレイにおいては、
液晶パネルに、ドライバICが組み込まれ、所定の回路
パターンを設けたTABが搭載され、またこのTABに
は直接またはフレキシブル基板を介してPCBが接続さ
れる。従って、このTAB,フレキシブル基板及びPC
Bからなる回路基板をユニット化して、TABを液晶パ
ネルと接続することにより点灯試験を行うことができ
る。そこで、TABと実質的に同じ構造をした可撓性を
有するフィルム状の面プローブを用い、この面プローブ
を所定の加圧力で液晶パネルに押し付けることによっ
て、面プローブ側の電極と、液晶パネル側の電極とを接
続する構成としたものも提案されている。そして、TA
Bには、例えばバンプ等の手段を用いて接点部を形設
し、この接点部を液晶パネルの電極に接続することによ
り、微細なピッチ間隔の電極を有する液晶パネルにも確
実にコンタクトできるので都合が良い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】コンタクトピンブロッ
クを用いたコンタクト部材を用いるものであれ、また面
プローブを用いたコンタクト部材を用いるものであれ、
いずれにしても液晶パネルへのコンタクトを確実に行う
には、両電極の接続部にごみ等の異物や汚れが付着しな
いようにしなければならない。液晶パネルが点灯試験装
置に搬送されるまでの間にごみ等が付着するおそれがあ
り、コンタクト部材側の電極乃至接点との接続に格別の
支障を来すことがある。特に、電極のファインピッチ化
が図られると、ごみ等が僅かに付着しても、接続不良が
発生するおそれがある。とりわけ、コンタクト機構は液
晶パネルと繰り返しコンタクトするものであるから、液
晶パネルにごみや汚れ等が付着すると、当該の液晶パネ
ルに対しては、コンタクト不良が起きなくても、このご
み等がコンタクト機構側に移行して堆積する結果、やが
ては接続不良の発生を招くことになる。このために、従
来技術にあっては、コンタクト部材を頻繁に清掃する必
要があり、この作業が極めて面倒である。
【0008】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、点灯試験を行う前の
段階で、液晶パネルの電極形成部からごみ等の異物や汚
れを除去できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、一対の透明基板間に液晶を封入して
なる液晶パネルを搬送手段に設置して、コンタクトステ
ーションに搬送して、このコンタクトステーションに設
けたプローブを液晶パネルの周辺部に設けた複数の電極
にコンタクトさせることにより点灯試験を行うに当っ
て、搬送手段の搬送経路におけるコンタクトステーショ
ンの手前側の位置に、液晶パネルの各電極形成部の表面
にクリーニングテープを摺接させてクリーニングするク
リーニング手段を配置する構成としたことをその特徴と
するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】液晶パネルの点灯試験を行うため
に、搬送手段上に液晶パネルを載置して位置決めを行っ
た上で、コンタクト部材が配置されている部位に搬送さ
れる。即ち、搬送手段は、液晶パネルが移載される移載
ステーションと、コンタクト部材が臨み、液晶パネルを
このコンタクト部材と接続して点灯試験を行うコンタク
トステーションとの間に往復移動するように構成され
る。そして、これら移載ステーションとコンタクトステ
ーションとの間の位置にクリーニングステーションを設
け、このクリーニングステーションにクリーニング機構
を配置する。
【0011】クリーニング機構は、液晶パネルに対して
クリーニングテープを摺接させる構成としたものであっ
て、これにより液晶パネルの表面に付着するごみや汚れ
等を落として、清浄になった状態で、コンタクト部材を
設けたコンタクトステーションに送り込まれる。従っ
て、コンタクト部材で繰り返しコンタクトを行っても、
コンタクト部材側の電極乃至端子にごみや汚れが付着す
ることはない。クリーニングテープは乾燥状態で液晶パ
ネルの表面に擦動させることも可能であるが、より効率
的にクリーニングを行うには、アルコール等の洗浄用流
体をクリーニングテープに供給しながらクリーニングす
る方が好ましい。
【0012】クリーニングテープを液晶パネルに摺接さ
せるために、クリーニングテープを加圧部材により液晶
パネルに押し付ける。ここで、加圧部材によるクリーニ
ングテープの押し付けは、液晶パネルの電極保護等の観
点から、弾性的に行う。従って、加圧部材をゴム等の弾
性部材で形成するか、あるいは剛体で形成して、ばねや
空気圧等を作用させるように構成する。しかも、この加
圧部材による押圧力を一定にする方が好ましく、例えば
加圧部材にばねを作用させる場合には、このばねよる付
勢力を調整可能なものとなし、押圧力をコントロールで
きる。
【0013】液晶パネルの電極形成部は、その3辺また
は4辺に設けられている。従って、電極の並び方向が搬
送手段による液晶パネルの搬送方向の電極形成部と、電
極の並び方向が搬送手段による液晶パネルの搬送方向と
直交する方向の電極形成部とでは、同一形状のテープで
クリーニングできない。搬送方向に電極形成部が並んで
いる部位をクリーニングするには、テープの幅は液晶パ
ネルにおいて、電極が露出している長さ分に相当する寸
法の幅狭クリーニングテープを用い、しかもこの幅狭ク
リーニングテープを上下動可能となし、液晶パネルが所
定の位置に到達すれば、テープを下降させて、電極形成
部に当接させた状態で搬送手段をコンタクトステーショ
ン側に向けて移動させることによりクリーニングされ
る。
【0014】これに対して、電極の並び方向が搬送手段
による液晶パネルの搬送方向と直交する方向の電極形成
部をクリーニングするには、少なくともクリーニングテ
ープの幅を電極形成部の長さより広い幅広クリーニング
テープとする。この幅広クリーニングテープは、搬送手
段による液晶パネルの搬送経路に臨み、しかも液晶パネ
ルのほぼ全長に及ぶように配置する。そして、この幅広
クリーニングテープも上下動可能となし、搬送手段で液
晶パネルが所定の位置に搬送された時に、一度液晶パネ
ルの搬送を停止させ、その間にテープを液晶パネルの所
定の位置に当接させ、かつ搬送手段を前後方向に1回乃
至複数回往復移動させることによって、この部位のクリ
ーニングを行うことができる。
【0015】また、液晶パネルには、一方の基板側にの
み電極が設けられているものと、両基板に電極が設けら
れている場合とがある。従って、搬送手段で搬送する際
に、液晶パネルに形成した全ての電極が上側面になって
いる場合と、一方の基板の上側面と他方の基板の下側面
と電極が形成されているものもある。いずれにしろ、ば
ねや空気圧等を用いて押圧力を発揮させることから、ク
リーニングテープを下方に向けて押圧力を作用させる
か、上方に向けて押圧力を作用させるかにより、電極形
成部にクリーニングテープを摺接させて、そのクリーニ
ングを行える。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。まず、図1に液晶パネルの点灯試験装置の
全体構成を示す。図中において、1は液晶パネル10を
搬入したり、搬出したりする移載ステーション、2は点
灯試験が行われるコンタクトステーションであって、移
載ステーション1とコンタクトステーション2との間に
はクリーニングステーション3が設けられている。
【0017】ここで、液晶パネル10は、図2に示した
ように、それぞれガラス等からなる透明部材のコモン基
板11とセグメント基板12とを有し、このコモン基板
11とセグメント基板12との間には液晶が封入されて
いる。セグメント基板12はコモン基板11より幅が広
く、長さはコモン基板11の方が長くなっている。従っ
て、両基板11,12を積層した時に、セグメント基板
12の左右の両側部がコモン基板11より所定の幅分だ
け張り出した状態となり、またコモン基板11の一端は
セグメント基板12より所定の長さ分だけ張り出してい
る。なお、もう一つの辺は、両基板11,12が完全に
重なり合っている。
【0018】コモン基板11及びセグメント基板12に
は、それぞれ相対向する表面には所定の回路パターンが
形成されており、前述した各張り出し部にはそれぞれ所
定のピッチ間隔で多数の電極13a,13bが引き出さ
れている。即ち、コモン基板11の1辺に電極13a
が、セグメント基板12の2辺にそれぞれ電極13bが
設けられるが、これらはそれぞれ所定数毎に群となし、
これらの電極群にはTAB14が接続される。TAB1
4は、周知のように、フレキシブルなフィルム状の基板
にドライバIC15を搭載すると共に、インナリード1
6とアウタリード17とが設けられている。インナリー
ド16は、液晶パネル10の電極13に接続されるもの
であり、またアウタリード17は図示しないPCBに接
続される。点灯試験装置によって点灯試験が行われるの
は、液晶パネル10にTAB14が搭載される前の段階
である。
【0019】TAB14の搭載前の段階の液晶パネル1
0の点灯試験を行うために、移載ステーション1とコン
タクトステーション2との間に液晶パネル10を往復移
動させるための搬送手段として、搬送基台20が設けら
れている。この搬送基台20は、例えばボールねじ送り
手段等のように、極めて厳格に位置制御を行える搬送駆
動手段21で移動される。搬送基台20には位置微調整
板22を介してテーブル23が装着されており、液晶パ
ネル10はこのテーブル23に取り付けられ、内部にバ
ックライトが挿脱可能となったパネルホルダ24に保持
される。
【0020】パネルホルダ24は、図3に示したよう
に、ボックス形状の部材であって、その上面は開口部2
4aとなっており、この上面における開口部24aには
パネル位置決め部材25が取り付けられている。パネル
位置決め部材25は枠状の部材であって、その3辺の部
分には、段差が形成されており、この段差による立ち上
がり壁25aが液晶パネル10におけるセグメント基板
12の3辺における各端面を位置決めするものである。
そして、この立ち上がり壁25aの高さは、セグメント
基板12の厚みより小さくなっている。従って、パネル
ホルダ24には、液晶パネル10のセグメント基板12
が当接するように配置され、このセグメント基板12の
電極13bを形成した面及びコモン基板11はパネルホ
ルダ24より上方に突出している。セグメント基板12
におけるコモン基板11が張り出した側の端部は、その
コーナ部分に接離する位置決め壁25bが突設されてお
り、この位置決め壁25bは、セグメント基板12のコ
モン基板11に対する左右の張り出し部分に当接するこ
とになる。そして、この位置決め壁25bも立ち上がり
壁25aと同じ高さとなっている。また、パネルホルダ
24の側部には後述するバックライトユニット31を挿
脱するための開口24bも開設されている。
【0021】ここで、位置微調整板22は、図4に示し
たように、テーブル23を搬送基台20の搬送方向と直
交する方向(Y軸方向)に位置を微調整できるようにな
っている。また、テーブル22は位置微調整板22に対
して回転方向(θ方向)に角度調整可能となものであ
る。なお、テーブル23における搬送基台20の搬送方
向(X軸方向)における位置微調整は、搬送駆動手段2
1で行うようになっているが、搬送駆動手段21では位
置制御を厳格に行えない場合には、別途X軸方向の位置
微調整部材を設けるように構成しても良い。
【0022】搬送基台20を移載ステーション1に配置
した状態で、図示しないピックアンドプレイス手段によ
り液晶パネル10がパネルホルダ24に載置されて、所
定の位置に位置決めされる。この状態で、搬送駆動手段
21を駆動することによって、まずクリーニングステー
ション3に移行させて、クリーニングを行った後に、コ
ンタクトステーション2に送り込まれて、点灯試験が行
われる。
【0023】コンタクトステーション2には、図1から
も明らかなように、画像認識手段を構成するテレビカメ
ラ30と、パネルホルダ24の内部に挿脱されるバック
ライトユニット31と、コンタクトユニット32とが設
けられている。テレビカメラ30は、テーブル23に設
けたパネルホルダ24に載置されている液晶パネル10
をコンタクトユニット32によりコンタクト可能な位置
に微調整を行うためのものである。一般に、液晶パネル
10には、コモン基板11とセグメント基板12とを接
合させたり、またTAB14を所定の位置に搭載したり
するために、その位置を確認するためのアライメントマ
ークが適宜の位置に設けられており、テレビカメラ30
は、このアライメントマークを撮影して、画像認識手段
でその位置のずれを検出し、搬送基台20,位置微調整
板22及びテーブル23を微調整することにより、液晶
パネル10は所定の位置に厳格に位置決めされる。
【0024】バックライトユニット31は、搬送基台2
0による搬送経路とは干渉しない退避位置と、パネルホ
ルダ24の開口24bから内部に入り込んで、液晶パネ
ル10の背面側からバックライトを点灯させる作動位置
とに往復変位するものであり、搬送基台20がコンタク
トステーション2の所定の位置に配置された時に、バッ
クライトユニット31は作動位置に移行されることにな
る。
【0025】コンタクトステーション2に配置したコン
タクトユニット32は、プローブユニット33と、この
プローブユニット33をホールドするプローブホルダ3
4とを有し、さらにプローブユニット33を液晶パネル
10に押し付けるコンタクトプレス35とを有し、この
コンタクトユニット32は図示しない昇降機構により上
下動可能になっている。
【0026】プローブユニット33は、図5乃至図7に
示したように、回路基板として、PCB36及びTAB
37と、可撓性面プローブ38とから構成され、PCB
36とTAB37との間にはフレキシブル基板39が介
装されており、このフレキシブル基板39によりPCB
36はプローブホルダ34の外部に導出されている。P
CB36、TAB37及びフレキシブル基板39は、液
晶ディスプレイを構成する部品と同じものを使用するこ
とができる。
【0027】可撓性面プローブ38は、フレキシブルな
ポリイミド等から構成されるフィルム状の基板38aを
有し、この基板38aには、TAB37におけるインナ
リード37aの数と同数の銅箔等からなるリード40の
パターンが形成されて、その一端側はACF41を介し
てTAB37に貼り付けられ、このACF41によっ
て、TAB37のインナリード37aは可撓性面プロー
ブ38の各リード40と電気的に接続されている。ま
た、可撓性面プローブ38の各リード40の他端側に
は、それぞれについて1個、または必要に応じて複数個
(図面においては2個)の接点42が取り付けられてい
る。この接点42は、可撓性面プローブ38のリード4
0が積層されている部位に設けたスルーホールを介して
リード40を設けた面とは反対側の面にほぼ半球面形状
に突出する導電部材、例えばニッケルのコアに金メッキ
を施した、所謂バンプで形成することができる。
【0028】プローブホルダ34は、以上の構成を有す
るプローブユニット33を着脱可能にホールドするもの
であり、図2に示したように、液晶パネル10には、コ
モン基板12の1辺に電極13aが、またセグメント基
板12には、その2辺部に電極13bが形成されてい
る。そして、この液晶パネル10を搬送基台20におけ
るパネルホルダ24に載置した時には、コモン基板11
の電極13aは下向きになり、またセグメント基板12
の電極13bは上向きとなる。しかも、コモン基板11
における電極13bを設けた部位を前方にして搬送され
る。従って、コモン基板11側の電極13aと接続され
る可撓性面プローブ38は、下方から上方に変位して、
液晶パネル10に当接させ、セグメント基板12側の電
極13bと接続される可撓性面プローブ38は上方から
下方に変位することにより液晶パネル10に当接するこ
とになる。従って、点灯試験を行う際には、コモン基板
11側と、セグメント基板12側とでは、プローブホル
ダ34の動きが逆になる。
【0029】搬送基台20をコンタクトステーション2
に位置させ、パネルホルダ24を所定の位置に位置決め
した状態で、まずバックライトユニット31をパネルホ
ルダ24の開口24bからその内部に挿入する。そし
て、プローブホルダ34を上下動させて、それぞれ可撓
性面プローブ38をコモン基板11及びセグメント基板
12に当接させ、接点42をこれら各基板11,12の
電極13a,13bに当接させて、コンタクトプレス3
5により所定の加圧力を作用させる。この状態で、バッ
クライトの点灯を行い、かつプローブユニット33にお
けるPCB36に通電させて、液晶パネル10を全点灯
させて、液晶表示領域全体が点灯するか否かの検査を行
う。この検査は、作業者の目視により行うことができる
が、テレビカメラを用いた画像処理により自動的に検査
することも可能である。
【0030】液晶パネル10の点灯試験が終了すると、
バックライトユニット31を退避位置に変位させ、コン
タクトユニット32を液晶パネル10から離間させて、
搬送基台20をコンタクトステーション2から移載ステ
ーション1に移行させて、パネルホルダ24から試験済
の液晶パネル10を取り出し、新たな液晶パネル10を
パネルホルダ24に設置して、前述と同様の操作を行う
ことによって、順次液晶パネル10の点灯試験が行われ
る。
【0031】前述したように、液晶パネル10の点灯試
験を行う際には、プローブユニット33における可撓性
面プローブ38をコモン基板11及びセグメント基板1
2に当接させるが、この可撓性面プローブ38における
全ての接点42が確実にこれら各基板11,12の電極
13a,13bに接続されなければならない。しかも、
電極13a,13b及び接点42は極めて微細なピッチ
間隔で形成されているから、その接続時に基板11,1
2にごみ等のごみが付着していたり、汚損されていたり
すると、接続不良が生じることになり、あたかも部分的
に点灯しない状態となってしまう。液晶パネル10は前
段階でクリーニングする等により清浄な状態にした上
で、点灯試験を行うようにする場合もあるが、改めてク
リーニングは行わない場合もある。いずれにしろ、点灯
試験を実行する前にも基板11,12にごみ等が付着す
るおそれもあることから、可撓性面プローブ38を繰り
返しコンタクトするうちに、この可撓性面プローブ3
8、特にその接点42の部位にごみが付着して堆積する
おそれがある。
【0032】以上のことから、コンタクトステーション
2に液晶パネル10が搬送される直前の位置にクリーニ
ングステーション3を設け、このクリーニングステーシ
ョン3で液晶パネル10のクリーニングを行う。ただ
し、可撓性面プローブ38にごみ等が付着しないように
するためのクリーニングであるから、必要な箇所、即ち
この可撓性面プローブ38が接触する箇所のみをクリー
ニングする。このクリーニングは不織布等から構成され
るクリーニングテープを液晶パネル10に摺接させて行
う。
【0033】このために、クリーニングステーション3
にはテープクリーニング装置50が設けられている。こ
のテープクリーニング装置50は、コモン基板クリーニ
ング機構51とセグメント基板クリーニング機構52と
から構成される。コモン基板クリーニング機構51は移
載ステーション1側の位置、セグメント基板クリーニン
グ機構52はコンタクトステーション2側の位置に、搬
送基台20による液晶パネル10の搬送方向に位置を変
えて配置されている。
【0034】まず、コモン基板クリーニング機構51
は、図8及び図9に示したように、コモン基板11にお
ける電極13aを形成した部位をテープクリーニングす
るためのものであり、このコモン基板11の電極13
は、液晶パネル11が搬送基台20に設置したパネルホ
ルダ24に載置した状態では、その搬送方向前方に向け
てパネルホルダ24から張り出している。コモン基板1
1のパネルホルダ24から張り出した部位のクリーニン
グを行うために、コモン基板クリーニング機構51はコ
モン基板11のほぼ全長に及ぶ幅を有する幅広テープ6
0が用いられる。この幅広テープ60は、ガイドレール
61に沿って上下方向に変位可能な昇降ブロック62に
一対の取付板63,63を設け、この取付板63,63
間に掛け渡すようにして設けた供給リール64から、同
様、取付板63,63間に適宜の位置に配置したガイド
ローラ65によりガイドされて、モータ等により回転駆
動される巻き取りリール66に巻き取られる。
【0035】取付板63,63間には、さらにテープ6
0の幅方向の全長に及ぶ長さを持った加圧ブロック67
の中間部が軸68に支承されて、この軸68を中心とし
て上下方向に揺動可能となっている。そして、テープ6
0はこの加圧ブロック67に巻き付くようにガイドされ
る。また、加圧ブロック67における軸68を挟んで、
テープ60が巻き付けられている側とは反対側の部位の
上部位置にはバー69が設けられており、このバー69
にはばね受け70が螺挿されており、このばね受け70
と加圧ブロック67との間には、加圧ブロック67のテ
ープ60を巻き付けた部位が持ち上がる方向に付勢する
ばね71が弾装されている。また、この加圧ブロック6
7が所定の角度以上回動しないようにするストッパが取
付板63等に設けられているが、その図示は省略する。
【0036】昇降ブロック62には、空気圧作動式の2
段シリンダ72が接続されており、この2段シリンダ7
2によって、コモン基板クリーニング機構51は、その
全体が搬送基台20により液晶パネル10を搬送する際
における障害とならないように最上昇した退避位置と、
加圧ブロック67がパネルホルダ24に設置した液晶パ
ネル10のコモン基板11より下方の下降位置と、加圧
ブロック67によりテープ60をコモン基板11の電極
13aを形成した部位に所定の加圧力により当接させる
作動位置との3つの位置に位置決めできるようになって
いる。而して、加圧ブロック67によるテープ60のコ
モン基板11への加圧力は、ばね71を撓めることによ
り生じるものであり、このばね71のばね荷重は、ばね
受け70を螺挿することにより調整できるようになって
いる。
【0037】このように、テープ60がコモン基板11
に当接した時に、このコモン基板11はパネルホルダ2
4から浮き上がる方向の力を受けるから、取付板63,
63に掛け渡すように、略コ字状のアーム73が設けら
れており、このアーム73には複数の押えローラ74が
回転自在に取り付けられている。そして、アーム73
は、モータ等の駆動手段(図示せず)により上下方向に
回動可能となっており、このアーム73は押えローラ7
4が液晶パネル10の上面に当接する加圧位置と、それ
から略鉛直状態に立ち上がる退避位置との間に往復変位
可能となる。
【0038】さらに、加圧ブロック67には、アルコー
ル等の洗浄用流体を供給するための流体供給チューブ7
5が接続されており、また加圧ブロック67内には流体
通路76が形成されて、この流体通路76に流体供給チ
ューブ75が接続される。そして、流体通路76は加圧
ブロック67の表面において、液晶パネル10との当接
面に設けた多数の流出口として開口している。
【0039】次に、セグメント基板クリーニング機構5
2は、図10及び図11に示した構成となっている。こ
のセグメント基板クリーニング機構52は、コモン基板
クリーニング機構51とほぼ同じ構成となっている。た
だし、セグメント基板12の電極13bは搬送基台20
の左右の両側に位置しており、しかもこの搬送基台20
による搬送方向に並んでいるから、この部位をクリーニ
ングするには、セグメント基板12のコモン基板11か
らの張り出し部分の幅に相当する幅の狭い幅狭テープ8
0が用いられる。
【0040】幅狭テープ80は、ガイドレール81に沿
って昇降可能な昇降ブロック82に設けた取付板83に
設けた供給リール84から供給されるようになってい
る。ここで、取付板83は幅狭テープ80を支持するた
めのものであるから、1枚の板体で形成される。供給リ
ール84から供給される幅狭テープ80は、複数のガイ
ドローラ85に沿って引き回されて、モータ等の駆動手
段で回転駆動される巻き取りリール86に巻き取られる
ようになっている。
【0041】ガイドローラ85により引き回される幅狭
テープ80の走行経路の途中には、加圧ブロック87に
よってセグメント基板12に押し付けられるようになっ
ている。ただし、この加圧ブロック87は揺動するもの
ではなく、スライドするようになっており、このために
取付板83にはスライドガイド88が設けられている。
そして、取付板83には支持板89が取り付けられてお
り、この支持板89にはばね受け90が設けられ、この
ばね受け90と加圧ブロック87との間にはばね91が
弾装されている。従って、このばね受け90を適宜螺回
することによって、ばね91により加圧ブロック87の
セグメント基板12への押圧力を調整することができる
ようになっている。
【0042】幅狭テープ80はセグメント基板12に対
して上方から押圧されるものであるから、この幅狭テー
プ80をセグメント基板12に当接する作動位置と、こ
の作動位置から所定の間隔だけ上方に変位させた退避位
置との間に変位させれば良い。従って、空気圧シリンダ
92が昇降ブロック82に連結されており、この空気圧
シリンダ92で昇降ブロック82を昇降駆動するように
構成している。そして、幅狭テープ80にもアルコール
等の洗浄用流体を供給するもので、このために加圧ブロ
ック87に流体供給チューブ93が接続されており、ま
た加圧ブロック87内には流体通路94が形成されて、
この流体通路94に流体供給チューブ93が接続され
る。そして、流体通路94は加圧ブロック87の表面に
おいて、液晶パネル10との当接面に設けた複数の流出
口として開口している。
【0043】このような構成を有するセグメント基板ク
リーニング機構52は、搬送基台20による液晶パネル
10の搬送経路における左右両側に配置されて、この液
晶パネル10におけるセグメント基板12の左右両側に
配置されている電極13bの表面がクリーニングされ
る。
【0044】移載ステーション1から搬送基台20が搬
出されると、コンタクトステーション2により点灯試験
を行う前のクリーニングステーション3に移行する。ク
リーニングステーション3においては、まずコモン基板
クリーニング機構51と対面する位置の直前にまで到達
した時に、搬送基台20を停止させる。この状態で、2
段シリンダ72を作動させて、下降位置にまで昇降ブロ
ック62を下降させる。そして、搬送基台20を前進さ
せて、コモン基板11のセグメント基板12から前方に
張り出した部位が加圧ブロック67の上部位置に移行さ
せる。この状態で、2段シリンダ72を再び作動させ
て、昇降ブロック62を作動位置に変位させる。これに
よって、幅広テープ60がコモン基板11の電極13a
を形成した部位に当接し、かつ加圧ブロック67により
幅広テープ60はコモン基板11に所定の押圧力で押圧
される。また、これと同時にアーム73を退避位置から
作動位置に変位させる。これによって、コモン基板11
は、アーム73に装着した押えローラ74と幅広テープ
60をコモン基板11に押圧する加圧ブロック67とに
より挾持された状態になる。
【0045】以上の状態で、搬送基台20をセグメント
基板12の張り出し部の長さ以下のストロークで1乃至
複数回往復動させ、この間に流体供給チューブ75から
流体通路76に洗浄用流体を供給することにより幅広テ
ープ60に洗浄用流体を含浸させる。これによって、コ
モン基板11の電極形成部分のクリーニングが行われ
る。ここで、コモン基板11には、ガラス等からなる基
板に直接電極13aが形成されているのではなく、基板
上にそれぞれ樹脂からなるカラーフィルタ及び保護膜を
積層した上で、電極13aが積層されているから、電極
13aは比較的脆弱なものであるが、幅広テープ60を
電極13aの引き出し方向に摺接させることにより、電
極13aが剥離する等のおそれはない。
【0046】コモン基板12のクリーニングが終了する
と、2段シリンダ72を作動させて、昇降ブロック62
を下降位置に変位させて、幅広テープ60をコモン基板
12から離間させ、次いで搬送基台20を後退させて、
退避位置に移行させる。これによって、コモン基板クリ
ーニング機構51は搬送基台20及びそれに設置されて
いる液晶パネル10とは干渉しない状態になる。
【0047】そこで、搬送基台20を前進させて、セグ
メント基板クリーニング機構52の配設部に移行させ
る。このセグメント基板クリーニング機構52の位置に
達すると、搬送基台20を停止させ、またはそのまま進
行させる間に、空気圧シリンダ97により昇降ブロック
82を下降させて、加圧ブロック87により幅狭テープ
80がセグメント基板11の電極13aを形成した部位
に当接させる。ここで、セグメント基板クリーニング機
構52は左右両側に設けられているから、幅狭テープ8
0がセグメント基板11に摺接し、かつ洗浄流体を供給
して、この幅狭テープ80に含浸させることにより、セ
グメント基板11のクリーニングが行われる。ここで、
セグメント基板11には、ガラス等の基板に直接電極が
形成されているから、強度が高く、この電極13aの並
び方向に幅狭テープ80を摺接させても、電極13aが
損傷する等の不都合が生じることはない。そして、搬送
基台20を前進させるだけで、セグメント基板11のク
リーニングが行われ、液晶パネル10がセグメント基板
クリーニング機構52の位置を通過すると、空気圧シリ
ンダ97により昇降ブロック82を上昇させる。
【0048】以上のように、コンタクトステーション2
に液晶パネル10を搬送する直前の位置で、この液晶パ
ネル10の電極13a,13bを形成した部位をクリー
ニングすることによって、液晶パネル10は、可撓性面
プローブ38が当接する部位が清浄な状態になるから、
この可撓性面プローブ38によるコンタクトを常に良好
な状態に保たれる。また、可撓性面プローブ38にごみ
や汚れ等が付着するおそれもないことから、長期間にわ
たってその清掃等を必要としないので、メンテナンス性
も向上する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、コンタ
クトステーションの手前側の位置で、液晶パネルの各電
極形成部の表面にクリーニングテープを摺接させてクリ
ーニングするクリーニング手段を配置して、点灯試験を
行う前の段階で、液晶パネルの電極形成部からごみ等の
異物や汚れを除去できるようにしたので、長期間繰り返
しプローブをコンタクトさせても、常に安定したコンタ
クトを行わせることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】液晶パネルの点灯試験の全体構成図である。
【図2】液晶パネルにTABを搭載した状態を示す外観
図である。
【図3】パネルホルダの外観図である。
【図4】液晶パネルの搬送手段の構成を示す図1のX−
Xの位置での断面図である。
【図5】プローブユニットの要部外観図である。
【図6】可撓性面プローブの平面図である。
【図7】図6のY−Y断面図である。
【図8】コモン基板クリーニング機構を図1の矢印方向
から見た正面図である。
【図9】図8のZ−Z断面図である。
【図10】一方のセグメント基板クリーニング機構の図
1の矢印方向の正面図である。
【図11】図10の左側面図である。
【符号の説明】
1 移載ステーション 2 コンタクトステーション 3 クリーニングステーション 10 液晶パネル 11 コモン基板 12 セグメント基板 13a,13b 電極 20 搬送基台 24 パネルホルダ 38 可撓性面プローブ 50 テープクリーニング装置 51 コモン基板クリーニング機構 52 セグメント基板クリーニング機構 60 幅広テープ 80 幅狭テープ 67,87 加圧ブロック 70,90 ばね受け 71,91 ばね 75,93 流体供給チューブ 76,94 流体通路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の透明基板間に液晶を封入してなる
    液晶パネルを搬送手段に設置して、コンタクトステーシ
    ョンに搬送して、このコンタクトステーションに設けた
    プローブを液晶パネルの周辺部に設けた複数の電極にコ
    ンタクトさせることにより点灯試験を行う装置におい
    て、前記搬送手段の搬送経路におけるコンタクトステー
    ションの手前側の位置に、前記液晶パネルの各電極形成
    部の表面にクリーニングテープを摺接させてクリーニン
    グするクリーニング手段を配置する構成としたことを特
    徴とする液晶パネルの点灯試験装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段により液晶パネルを移動さ
    せる間に、前記クリーニングテープを加圧部材を介して
    前記液晶パネルの電極形成部の表面に当接させることに
    よって、このクリーニングテープを液晶パネルに摺接さ
    せる構成としたことを特徴とする請求項1記載の液晶パ
    ネルの点灯試験装置。
  3. 【請求項3】 前記加圧部材は、付勢手段により前記液
    晶パネルの表面に所定の加圧力で弾性的に当接させる構
    成としたことを特徴とする請求項2記載の液晶パネルの
    点灯試験装置。
  4. 【請求項4】 前記クリーニングテープに洗浄用流体を
    滴下する流体滴下手段を備える構成としたことを特徴と
    する請求項1項記載の液晶パネルの点灯試験装置。
  5. 【請求項5】 前記液晶パネルには少なくとも3辺に電
    極形成部が形成されて、そのうちの2辺の部位が搬送方
    向に向けて並ぶように配列され、他の少なくとも1辺が
    搬送方向と直交する方向に並ぶように配列した状態で、
    前記搬送手段により搬送させるようになし、前記液晶パ
    ネルの電極が露出している長さ分に相当する幅寸法の幅
    狭クリーニングテープを前記搬送基台による液晶パネル
    の搬送方向の両側に位置させて設け、この幅狭クリーニ
    ングテープの配設位置とは搬送方向に位置を違えて、搬
    送方向と直交する方向の電極形成部の全長に及ぶ幅広ク
    リーニングテープを液晶パネルの搬送方向と直交する方
    向に位置させて設け、これら各クリーニングテープを上
    下方向に移動可能に配置する構成としたことを特徴とす
    る請求項1記載の液晶パネルの点灯試験装置。
  6. 【請求項6】 前記液晶パネルは、それぞれ対向面に、
    1辺に複数の電極を形成したコモン基板と、このコモン
    基板の電極形成部を挟んだ2辺に複数の電極を形成した
    セグメント基板との積層体から構成され、前記搬送手段
    では、この液晶パネルを、セグメント基板側を当接さ
    せ、かつコモン基板の電極形成部を搬送方向の前方に位
    置させた状態で搬送するようになし、セグメント基板の
    上側を向いた電極形成部をクリーニングする幅狭クリー
    ニングテープと、コモン基板の下側を向いた電極形成部
    をクリーニングする幅広クリーニングテープとを前記搬
    送手段による液晶パネルの搬送方向に位置を変えて、こ
    れら幅狭クリーニングテープ及び幅広クリーニングテー
    プを上下方向に移動可能に配置する構成としたことを特
    徴とする請求項1記載の液晶パネルの点灯試験装置。
  7. 【請求項7】 前記幅狭クリーニングテープは前記液晶
    パネルを前記コンタクトステーションに向けて搬送する
    間に、その電極形成部に摺接させ、また幅広クリーニン
    グテープは、液晶パネルに当接させた状態で、前記搬送
    手段により所定ストロークだけ前後方向に移動させるこ
    とによりその電極形成部に摺接させるようにしたことを
    特徴とする請求項5または請求項6記載の液晶パネルの
    点灯試験装置。
JP7349565A 1995-12-22 1995-12-22 液晶パネルの点灯試験装置 Pending JPH09179139A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005173310A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 接着テープ貼付装置および接着テープ貼付方法
JP2008045937A (ja) * 2006-08-11 2008-02-28 Micronics Japan Co Ltd 表示パネルのための検査装置、プローブユニットおよびプローブ組立体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005173310A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 接着テープ貼付装置および接着テープ貼付方法
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