JPH0917895A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH0917895A
JPH0917895A JP7165726A JP16572695A JPH0917895A JP H0917895 A JPH0917895 A JP H0917895A JP 7165726 A JP7165726 A JP 7165726A JP 16572695 A JP16572695 A JP 16572695A JP H0917895 A JPH0917895 A JP H0917895A
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JP
Japan
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memory device
gate electrode
floating gate
insulating film
semiconductor memory
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JP7165726A
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English (en)
Inventor
Kojiro Yuzuriha
幸二郎 杠
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラッシュメモリのメモリセル製造工程にお
いて、イオン注入工程およびエッチング工程によって発
生する電荷をフローティングゲートとコントロールゲー
トに蓄積されないように散逸させることで、トンネル絶
縁膜とポリシリコン−ポリシリコン間の絶縁膜の損傷を
防止する。 【構成】 フローティングゲート7およびコントロール
ゲート13のうち少なくともいずれか一方の一端を半導
体基板1と電気的に接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体記憶装置および
その製造方法に関し、特にフラッシュメモリの構造およ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データを自由に書込むことがで
き、書込まれた情報電荷を電気的に一括消去することが
可能なフラッシュEEPROM(Electrically Erasabl
e and Programmable Read Only Memory )が知られてい
る。
【0003】図34は、フラッシュEEPROMの一般
的な構造を示すブロック図である。図34において、フ
ラッシュメモリは、行列状に配列されたメモリセルマト
リクス1100と、Xアドレスデコーダ1200と、Y
ゲート1300と、Yアドレスデコーダ1400と、ア
ドレスバッファ1500と、書込回路1600と、セン
スアンプ1700と、入出力バッファ1800と、コン
トロールロジック1900とを含む。メモリセルマトリ
クス1100は、行列状に配置された複数個のメモリト
ランジスタをその内部に有する。メモリセルマトリクス
1100の行および列を選択するためにXアドレスデコ
ーダ1200とYゲート1300とが接続されている。
Yゲート1300には、列の選択情報を与えるYアドレ
スデコーダ1400が接続されている。
【0004】Xアドレスデコーダ1200とYアドレス
デコーダ1400とには、それぞれアドレス情報が一部
格納されるアドレスバッファ1500が接続されてい
る。Yゲート1300には、データ入出力時に書込動作
を行なうための書込回路1600と、データ出力時に流
れる電流値から“0”と“1”を判定するセンスアンプ
1700とが接続されている。書込回路1600とセン
スアンプ1700には、それぞれ入出力データを一時格
納する入出力バッファ1800が接続されている。アド
レスバッファ1500と入出力バッファ1800には、
フラッシュEEPROMの動作制御を行なうためのコン
トロールロジック1900が接続されている。コントロ
ールロジック1900は、チップイネーブル信号、アウ
トプットイネーブル信号およびプログラム信号に基づい
た制御を行なう。
【0005】図35は、図34に示されたメモリセルマ
トリクス1100の概略構成を示す等価回路図である。
図35において、行方向に延びる複数本のワード線WL
1 、WL2 …、WLi と、列方向に延びる複数本のビッ
ト線BL1 、BL2 …、BL j とが互いに直交するよう
に配置され、マトリクスを構成する。各ワード線と各ビ
ット線との交点には、それぞれフローティングゲートを
有するメモリトランジスタQ11、Q12…Qijが配置され
ている。各メモリトランジスタのドレインは、各ビット
線に接続されている。メモリトランジスタのコントロー
ルゲートは、各ワード線に接続されている。メモリトラ
ンジスタのソースは各ソース線S1 、S 2 …に接続され
ている。同一行に属するメモリトランジスタのソース
は、図に示されるように相互に接続されている。
【0006】図36は、上記のようなフラッシュEEP
ROMを構成する1つのメモリトランジスタの断面構造
を示す部分断面図である。図36に示されるフラッシュ
メモリは、スタックゲート型フラッシュEEPROMと
呼ばれている。図37は、従来のスタックゲート型フラ
ッシュEEPROMの平面的配置を示す概略平面図であ
る。図38は、図37の9000−9000線に沿った
断面図である。これらの図を参照して、従来のフラッシ
ュEEPROMの構造について説明する。
【0007】このp型半導体基板1001の主表面上の
所定領域に、SiO2 よりなる絶縁膜1002を介して
m行をn列のマトリクス状に配列した(m×n)個のフ
ローティングゲート1037が配列されている。またフ
ローティングゲート1037上には、SiO2 などより
なる絶縁膜1009を介して各行ごとに形成されたm本
のワード線(コントロールゲート)1013が形成され
ている。
【0008】半導体基板1001の主表面にはチャネル
領域を規定するように所定の間隔を隔ててn型のドレイ
ン領域1001iとn型のソース領域1001aとが形
成されている。
【0009】また、フローティングゲート1037およ
びワード線(コントロールゲート)1013を覆い、か
つ、上記ドレイン領域1001iに一部が重なるように
形成された第3の絶縁膜1016が形成されている。
【0010】上記のように構成されたフラッシュEEP
ROMの動作について、図36を参照して説明する。
【0011】まず、書込動作においては、n型ドレイン
領域1001iに6ないし8V程度の電圧VD1、コント
ロールゲート1013に10ないし15V程度の電圧V
G1が印加される。さらに、n型ソース領域1001aと
p型半導体基板1001は接地電位に保たれる。このと
きメモリトランジスタのチャネルには、数100μAの
電流が流れる。ソースからドレインに流れた電子のうち
ドレイン近傍で加速された電子は、この近傍で高いエネ
ルギを有する電子すなわちホットエレクトロンとなる。
この電子の一部は、コントロールゲート1013に印加
された電圧VGによる電界により、図中矢印に示され
るように、フローティングゲート1037に注入され
る。このようにして、フローティングゲート1037に
電子の蓄積が行なわれると、メモリトランジスタのしき
い値電圧Vthが高くなる。このしきい値電圧Vthが所定
の値よりも高くなった状態が書込まれた状態、“0”と
呼ばれる。
【0012】次に消去動作においては、n型ソース領域
1001aに10ないし12V程度の電圧Vs が印加さ
れ、コントロールゲート1013とp型半導体基板10
01は接地電位に保持される。さらにn型ドレイン領域
1001iは解放される。n型ソース領域1001aに
印加された電圧Vs による電界により、図中矢印に示
されるように、フローティングゲート1037の中の電
子は、薄いゲート酸化膜1002をトンネル現象によっ
て通過する。このようにして、フローティングゲート1
037の中の電子が引抜かれることにより、メモリトラ
ンジスタのしきい値電圧Vthが低くなる。このしきい値
電圧Vthが所定の値よりも低い状態が、消去された状
態、“1”と呼ばれる。各メモリトランジスタのソース
は、図30に示されるように相互に接続されているの
で、この消去動作によって、すべてのメモリセルを一括
で消去できる。さらに、読出動作においては、コントロ
ールゲート1013に5V程度の電圧VG2、n型ドレイ
ン領域に1ないし2V程度の電圧VD2が印加される。こ
のとき、メモリトランジスタのチャネル領域に電流が流
れるかどうか、すなわちメモリトランジスタがオン状態
かオフ状態かによって上記の“1”、“0”の判定が行
なわれる。
【0013】図39〜図41は従来のEEPROM型フ
ラッシュメモリのメモリセルの構造を示す図である。図
39は平面図を、図40は図39の8000−8000
に沿った断面図であり、図41は図39の7000−7
000に沿った断面図を示している。図39を参照し
て、半導体基板の主表面に、所定の方向に延びる複数の
活性領域1111が所定の間隔を隔てて形成されてい
る。その活性領域1111の延びる方向と直交する方向
に延びるように複数のワード線1013が所定の間隔を
隔てて形成されている。それと直交するようにビット線
1014が形成されている。図40を参照して、半導体
基板1001の主表面上の所定領域に分離酸化膜100
5が形成されている。分離酸化膜1005の間にまたが
るように、半導体基板1001の主表面上にトンネル酸
化膜1002を介してフローティングゲート1037が
形成されている。その全体を覆うようにポリシリコン−
ポリシリコン間絶縁膜1009を介してコントロールゲ
ート1013が形成されている。コントロールゲート1
013の上部を覆うようにシリコン酸化膜1016が形
成されている。また、シリコン酸化膜1016の上方に
はビット線1014が形成されている。
【0014】図41を参照して、半導体基板1001の
主表面の所定領域には分離酸化膜1005が形成されて
いる。素子分離酸化膜1005によって囲まれた活性領
域に位置する半導体基板1001の主表面にはチャネル
領域を挟むように所定の間隔を隔ててドレイン領域10
01iおよびソース領域1001aが形成されている。
チャネル領域上には、フローティングゲート1037、
コントロールゲート1013などが形成されている。
【0015】図42〜図44はメモリセルの製造工程の
第1工程を示した図である。図42は平面図を、図43
は図42の8000−8000に沿った断面図を示して
いる。また図44は、図42の7000−7000に沿
った断面図を示している。図42〜図44を参照して、
半導体基板1001の主表面に、メモリセルのチャネル
およびソース/ドレイン領域となる活性領域1111
と、フィールド酸化膜1005とを形成する。
【0016】次に図45〜図47を参照して、図45は
平面図を、図46は図45の8000−8000に沿っ
た断面図を、図47は図45の7000−7000に沿
った断面図を示している。半導体基板1001の主表面
上の所定領域にトンネル酸化膜1002を形成した後、
リンがドープされたポリシリコン層(図示せず)を堆積
する。このポリシリコン層の周辺回路部分を除去して、
セルアレイ部の同一ビット線上のセルごとにポリシリコ
ン層を残すことによって図45に示されるようなパター
ンを残す。この形成されたポリシリコン層1037aは
最終的には、メモリセルの記憶ノードであるフローティ
ングゲートになる。
【0017】次に、図48〜図50を参照して、図48
は平面図を、図49は図48の8000−8000に沿
った断面図を、図50は図48の7000−7000に
沿った断面図を示している。減圧CVD法により、シリ
コン酸化膜(O膜)とシリコン窒化膜(N膜)とからな
るONO膜と呼ばれる3層の膜を堆積しパターニングす
ることによりセルアレイ部のみにこれらを残し、ポリシ
リコン−ポリシリコン間絶縁膜1009を形成する。
【0018】次に、図51〜図53を参照して、図51
は平面図を、図52は図51の8000−8000に沿
った断面図を、図53は図51の7000−7000に
沿った断面図を示している。コントロールゲート層とし
てリンがドープされたポリシリコン層1013を減圧C
VD法またはスパッタリング法によって堆積する。さら
にその上に後工程でセルアレイ内のフローティングゲー
トをエッチングする際にマスクとなる、シリコン酸化膜
1016を堆積する。そのシリコン酸化膜1016をパ
ターニングし、セルアレイ内のコントロールゲート10
13と周辺回路部のトランジスタのゲート電極(図示せ
ず)とを形成する。
【0019】次に図54〜図56を参照して、図54は
平面図を、図55は図54の8000−8000に沿っ
た断面図を、図56は図54の7000−7000に沿
った断面図を示している。まず、周辺回路部にレジスト
パターンを形成し(図示せず)、コントロールゲートの
上に位置するシリコン酸化膜1016をマスクとして、
ポリシリコン−ポリシリコン絶縁膜1009(図49参
照)、ポリシリコン層1037a(図51参照)をエッ
チングする。これにより、フローティングゲート103
7を形成する。
【0020】次に図57〜図59を参照して、図57は
平面図を、図58は図57の8000−8000に沿っ
た断面図を、図59は図57の7000−7000に沿
った断面図を示している。図57〜図59に示すよう
に、メモリセルのソースとなる部分をレジスト膜103
8aで覆った後、砒素とリンを注入することによってメ
モリセルのドレイン領域1001iを形成する。
【0021】次に、図60〜図62を参照して、図60
は平面図を、図61は図60の8000−8000に沿
った断面図を、図62は図60の7000−7000に
沿った断面図を示している。まず、メモリセルのドレイ
ンとなる部分をフォトレジスト膜1038bで覆った
後、各セルのソース領域となる部分を分離しているフィ
ールド酸化膜を、コントロールゲート1013上に位置
するシリコン酸化膜1016をマスクとしてエッチング
する。その後、砒素を注入することによってメモリセル
のソース領域1001aを形成する。この工程により、
ワード線1013方向のセルのソース領域1001aは
共通となる。
【0022】この後、周辺回路部のソース/ドレイン領
域(図示せず)を形成し、層間膜(図示せず)を堆積し
た後、メモリセルのドレイン領域1001iにコンタク
ト部を開口し、アルミニウム合金または高融点金属シリ
サイド層よりなるビット線1014を形成する。以上の
ようにして図39〜図41に示す従来のEEPROM型
フラッシュメモリのメモリセルは完成されていた。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】前述のような従来のE
EPROM型フラッシュメモリの製造方法では、図59
および図62に示したソース/ドレイン注入工程と、図
56に示したフローティングゲート1037の形成のた
めのエッチング工程とによって発生する電荷がフローテ
ィングゲート1037とコントロールゲート1013に
蓄積されてしまうという不都合が生じていた。その結
果、トンネル酸化膜1003とポリシリコン−ポリシリ
コン間絶縁膜1009を損傷させる場合があった。この
損傷は、形成されたメモリセルの記憶特性の悪化などの
問題を生じさせる。
【0024】この発明は以上のような問題を解決するた
めになされたもので、イオン注入工程およびエッチング
工程により発生する電荷を散逸させることで、トンネル
酸化膜とポリシリコン−ポリシリコン間絶縁膜の損傷を
防止する。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1における半導体
記憶装置は、半導体基板と、第1の絶縁膜と、フローテ
ィングゲート電極層と、第2の絶縁膜と、コントロール
ゲート電極層と、第1の不純物領域と、第2の不純物領
域とを備えている。第1の絶縁膜は、半導体基板上に直
接接するように形成されている。フローティングゲート
電極層は、第1の絶縁膜上に形成されている。第2の絶
縁膜は、フローティングゲート電極層の主表面上の所定
領域に形成されている。コントロールゲート電極層は、
第2の絶縁膜の主表面上に直接接するように形成されて
いる。第1の不純物領域は、半導体基板の主表面上に形
成されており、第1導電型を有する。第2の不純物領域
は、第1の不純物領域の主表面に形成され、第2導電型
を有する。フローティングゲート電極層およびコントロ
ールゲート電極層のうち少なくともいずれかの一端が第
2の不純物領域の主表面に電気的に接触している。
【0026】請求項2における半導体記憶装置の製造方
法は、半導体基板の主表面上に第1導電型の第1の不純
物領域を形成する。第1の不純物領域の主表面に第2導
電型の第2の不純物領域を形成する。半導体基板上に直
接接するように第1の絶縁膜を形成する。第1の絶縁膜
上にフローティングゲート電極層を形成する。フローテ
ィングゲート電極層の主表面上の所定領域に第2の絶縁
膜を形成する。第2の絶縁膜の主表面上に直接接するよ
うにコントロールゲート電極層を形成する。フローティ
ングゲート電極層およびコントロールゲート電極層のう
ち少なくともいずれかの一端を半導体基板の主表面と接
触するように形成する。
【0027】請求項3〜5における半導体記憶装置の製
造方法は、半導体基板上に直接接するように第1の絶縁
膜を形成する。第1の絶縁膜上にフローティングゲート
電極層を形成する。フローティングゲート電極層の主表
面上の所定領域に第2の絶縁膜を形成する。第2の絶縁
膜の主表面上に直接接するようにコントロールゲート電
極層を形成する。フローティングゲート電極層およびコ
ントロールゲート電極層のうち少なくともいずれかの一
端を半導体基板の主表面と接触するように形成する。半
導体基板の主表面にその一端が接触するフローティング
ゲート電極層およびコントロールゲート電極層の一部を
除去する。
【0028】
【作用】請求項1に係わる半導体記憶装置では、フロー
ティングゲート電極層およびコントロールゲート電極層
のうち少なくともいずれかの一端が第2の不純物領域の
主表面に電気的に接触しているので、ソース/ドレイン
形成のためのイオン注入またはゲート電極を形成するた
めのエッチングにおいて、フローティングゲート電極と
コントロールゲート電極に発生する電荷を半導体基板に
散逸させるので、トンネル酸化膜およびポリシリコンと
ポリシリコンの間に位置する絶縁膜の損傷が防止され
る。
【0029】請求項2に係わる半導体記憶装置の製造方
法では、フローティングゲート電極層およびコントロー
ルゲート電極層のうち少なくともいずれかの一端が半導
体基板の主表面に電気的に接触しているので、ソース/
ドレイン形成のためのイオン注入またはゲート電極を形
成するためのエッチングにおいて、フローティングゲー
ト電極とコントロールゲート電極に発生する電荷を半導
体基板に散逸させるので、トンネル酸化膜およびポリシ
リコンとポリシリコンの間に位置する絶縁膜の損傷がな
い半導体記憶装置が容易に製造される。
【0030】請求項3ないし5に係わる半導体記憶装置
の製造方法では、フローティングゲート電極層およびコ
ントロールゲート電極層のうち、少なくともいずれかの
一端が半導体基板の主表面に接触するように形成するの
で、ソース/ドレイン形成のためのイオン注入またはエ
ッチングにおいて発生する電荷を散逸させるので、トン
ネル酸化膜およびポリシリコンとポリシリコンの間に位
置する絶縁膜の損傷がない半導体記憶装置が容易に製造
される。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1および図2は本発明の第1実施例による半導
体記憶装置を示した平面図および断面図である。図1は
平面図であり、図2は図1の3000−3000に沿っ
た断面図を示している。図1を参照して、半導体基板1
上にフローティングゲート7およびコントロールゲート
13が形成されている。フローティングゲート7および
コントロールゲート13を挟むように、ソース/ドレイ
ン領域17が形成されている。フローティングゲート7
およびコントロールゲート13にはそれぞれ電荷吸収部
15および11がそれぞれ形成されている。
【0032】図2を参照して、半導体基板1の主表面上
の所定領域に素子分離絶縁膜5が形成されている。素子
分離絶縁膜5によって囲まれた活性領域に位置する半導
体基板の主表面上には、トンネル酸化膜3が形成されて
いる。トンネル酸化膜3および素子分離絶縁膜5の主表
面の所定領域上には、フローティングゲート7が形成さ
れている。フローティングゲート7は、電荷吸収部15
において、半導体基板1と接するように形成されてい
る。電荷吸収部15の下に位置する半導体基板1の表面
には、p型不純物領域16aが形成され、そのp型不純
物領域16aを覆うようにn型不純物領域16bが形成
されている。
【0033】フローティングゲート7の主表面上の所定
領域には、ポリシリコン−ポリシリコン間絶縁膜9が形
成されている。ポリシリコン−ポリシリコン間絶縁膜9
の主表面上の所定領域には、コントロールゲート13が
形成されている。ポリシリコン−ポリシリコン間絶縁膜
9は半導体基板1と接する所定領域において、開口を有
しており、その部分においてコントロールゲート13と
半導体基板1とが接するように形成されている。このコ
ントロールゲート13と半導体基板1が接する部分によ
って電荷吸収部11が形成されている。電荷吸収部11
の下に位置する半導体基板1の表面には、n型不純物領
域12aが形成され、そのn型不純物領域12aを覆う
ようにp型不純物領域12bが形成されている。
【0034】ここで、図1および図2に示す本発明の第
1実施例による半導体記憶装置では、フローティングゲ
ート7およびコントロールゲート13にそれぞれのゲー
トと半導体基板1とが接することで構成される電荷吸収
部15および11が形成されている。これらゲートと半
導体基板が接することで構成される電荷吸収部15、1
1を有するために、ソース/ドレイン形成のためのイオ
ン注入またはゲート電極を形成するためのエッチング工
程において発生する電荷をフローティングゲート7およ
びコントロールゲート13から散逸させることができ
る。これによってトンネル酸化膜3およびポリシリコン
−ポリシリコン間絶縁膜9の破損を防止することができ
る。
【0035】その一方、電荷吸収部15、11が単に半
導体基板1とそれぞれの電極を電気的に導通させるもの
であれば、半導体記憶装置を形成した際に記憶に係わる
電荷もこの部分から散逸してしまうことによってデータ
の保持ができない。この対策として、電荷吸収部15、
11の下面であって半導体基板1の所定領域にp−n接
合16a、16b、12a、12bを形成している。こ
のp−n接合16a、16b、12a、12bは、破損
が問題となる絶縁膜の破壊耐圧よりは低く、記憶に必要
な電圧よりは高い接合耐圧を持つように形成されている
ので、イオン注入などにおいて発生する電荷による絶縁
膜の損傷を有効に防止しながら、記憶機能を有する半導
体装置が形成される。ここで、p−n接合16a、16
bとp−n接合12a、12bで極性が逆になっている
のは、記憶保持時においてはフローティングゲート7に
はマイナスの電位がかかり、データの書込,消去,読出
時には、コントロールゲート13にプラスの電位がかか
るためである。
【0036】図3ないし図6は本発明の第2実施例によ
る半導体記憶装置の製造工程を示した平面図および断面
図である。第2実施例では、フローティングゲート7に
のみ電荷吸収部15を形成した場合の実施例を示してい
る。図3および図4を参照して、図3は平面図を、図4
は図3の4000−4000に沿った断面図を示してい
る。前述の第1実施例とは、コントロールゲート13に
電荷吸収部がないことが異なっている。前述の第1実施
例では、電荷吸収部15を有しながら、データの保持が
可能になるように、p−n接合16a、16bが形成さ
れていた。そのp−n接合に替えて、この第2実施例で
は、電荷吸収部15の機能が必要とならなくなった後
に、フローティングゲート層15の一部をレーザートリ
ミングによって切断している。
【0037】図3および図4は、レーザートリミング2
1によって切断する前の状態を示し、図5および図6は
レーザートリミング21によってフローティングゲート
7が切断された後の構造を示している。図5および図6
を参照して、フローティングゲート7は電荷吸収部15
が不要となった後にレーザートリミングによりその一部
が切断されているので、電荷吸収が必要とされる工程に
おいては電荷吸収部15が電荷を散逸させる機能を発揮
することで絶縁膜の破損を防止する。その後フローティ
ングゲート7を切断するので、その後形成される半導体
記憶装置のデータ保持についても問題のないフラッシュ
メモリが得られる。
【0038】図7および図8は本発明の第3実施例によ
る半導体記憶装置の製造工程を示した平面図である。図
7を参照して、電荷吸収部15が電荷を散逸させる機能
を発揮した後、電荷吸収部15を含むフローティングゲ
ート7の一部を除いて、レジスト21で覆った図であ
る。この状態で、フローティングゲート7をエッチング
により除去する。図8は、エッチング後の平面図を示し
ている。フローティングゲート7の電荷吸収部に至る部
分はエッチングにより、完全に除去されており、電荷吸
収部15とは電気的に絶縁されていることがわかる。こ
の方法によっても、前述の第2実施例と同様に、電荷吸
収部15が必要な際にはその機能を発揮し、不要となっ
た後にはフローティングゲート7と電荷吸収部15とを
電気的に絶縁することで、データ保持の問題のないフラ
ッシュメモリを得ることができる。
【0039】図9ないし図12は本発明の第4実施例に
よる半導体記憶装置を示した平面図である。図9ないし
図12を参照して、セルアレイにはワード線35方向の
端、すなわちアレイブロックの端の同一ビット線上にあ
るセルのフローティングゲート37aに対して電荷吸収
体15を設置することが可能である。この部分はソース
/ドレイン注入時に斜め注入において周辺の障害物のか
げとなり注入がされないいわゆる、シャドーイングの効
果を受けにくいため電荷吸収体を配置することで大きな
効果が期待できる。図9ないし図12は、この方法を適
用した場合のパターンレイアウトを平面的に示したもの
である。図9は、コントロールゲートのパターニング
後、従来のメモリセルの製造工程で示したようにコント
ロールゲート上のシリコン酸化膜をマスクとしてフロー
ティングゲートを形成するためのレジストマスク31の
パターニングの仕方を示している。図10はこのように
してメモリセルのゲート電極を形成した後、メモリセル
のソース/ドレイン注入時のパターン形状を示してい
る。たとえば、イオン注入によって注入された砒素、リ
ンイオンなどの電荷は図中に示す矢印のように電荷吸収
部へ流れるので、フローティングゲートが帯電してトン
ネル酸化膜を破壊することが防止される。
【0040】図11は、電荷吸収部によるデータ消失の
問題を回避する方法を示している。すなわち、同一ビッ
ト線上のセルに繋がっているフローティングゲート37
の隣り合うセル間の部分(図中Xで示す)をレーザート
リミングで切断する。あるいは、図12に示すように、
エッチングにより電荷吸収部15に接続されたフローテ
ィングゲート部を除去することによってもこの問題を回
避することができる。
【0041】図13ないし図16は本発明の第5実施例
による半導体記憶装置を示した平面図である。図13な
いし図16を参照して、第5実施例では第4実施例にお
いて問題となる電荷吸収部を設置した際のフローティン
グゲートの面積の増大を改良したものである。半導体基
板上にフローティングゲート47およびコントロールゲ
ート35が形成されている。図13においてはレジスト
マスク41で覆う方法を示している。図14は、メモリ
セルのゲート電極を完成させるための工程のエッチング
が終了した後、メモリセルのソース/ドレインを注入す
る際のパターン形状を示している。図15に示す工程で
は、コントロールゲート35によってフローティングゲ
ート47の大きさが決定されるので、ゲートの端が一致
したレイアウトになる。このレイアウトによればアレイ
端のこれらのセルの面積を第4実施例より小さくでき、
電荷吸収部を接続しなかった他のアレイ中のセルとほぼ
同じセルの特性が得られる。また、第4実施例と同様
に、図16に示すように、エッチングによってフローテ
ィングゲート47を切断する方法も採用できる。
【0042】第4および第5実施例の場合はアレイ端で
はパターンが形成されないオープン領域32があるので
ワード線の寸法(セルトランジスタにおいてはゲート長
Lに相当する)がアレイ内のセルに比べて細る傾向があ
る。ゲート長Lが細るとコントロールゲート、フローテ
ィングゲートとセルのソース/ドレインとの間のゲート
容量の方が、セルのコントロールゲート−フローティン
グゲート間、フローティングゲート−基板間の容量より
は相対的に大きくなってしまい、実際の書込、消去の際
に重要なフローティングゲートにかかる電圧が小さくな
ってしまう。ところが実施例4および5においてはセル
アレイ端のフローティングゲート47をアレイ中のセル
より大きくできるので、蓄えられる電荷が多く、フロー
ティングゲートと基板間にかかる電圧を大きくできるの
で、ゲート長Lの細りによるこの悪影響を解消できる。
【0043】図17および図18は本発明の第6実施例
による半導体装置の断面図である。図17および図18
を参照して、第6実施例では、電荷吸収部をコントロー
ルゲートに設けた場合を示している。コントロールゲー
ト13に電荷吸収部11を形成することで、イオン注入
などの工程において発生する電荷がコントロールゲート
13から半導体基板1に散逸するので、ポリシリコン−
ポリシリコン間絶縁膜9の破壊が防止される。この後、
電荷吸収部11の上記した機能が不要となった際、デー
タの書込,消去,読出機能を阻害しないようにコントロ
ールゲート13と電荷吸収部11とを電気的に絶縁する
必要がある。図17に示すように、レーザートリミング
によって、コントロールゲートの一部(図中Xで示す)
を切断する。図18は切断後の断面図を示している。
【0044】このとき、実際のレーザートリミング装置
の仕様において下地のフィールド酸化膜5を通してシリ
コン基板1にダメージを与える場合がある。そこでこの
第6実施例ではレーザートリミング地点(X)にダメー
ジを緩和するためにフローティングゲート材57dをダ
ミーのパターンとして敷いている。
【0045】また、エッチングによるコントロールゲー
ト13の切断においても、上述のような問題が発生する
場合があり、図19および図20に示すように第6実施
例と同様にエッチング部分の下地に与えるダメージを緩
和するためにフローティングゲート材57dをダミーの
パターンとして敷いたものを示した。
【0046】図21ないし図24は、本発明の第8実施
例による半導体記憶装置の平面図および断面図を示した
ものである。図21ないし図24を参照して、コントロ
ールゲート(ワード線)63に電荷吸収部11を形成す
る場合は、ポリシリコン−ポリシリコン間絶縁膜69が
直接シリコン基板1上に形成される場所において、電荷
吸収部11を形成することができる。図21および図2
2は、電荷吸収部11を形成した際のパターンレイアウ
トを示す平面図および断面図である。セルに注入された
イオンなどによって発生する電荷は図21に示す矢印の
ように電荷吸収部11へ流れるので、コントロールゲー
ト63を帯電させてポリシリコン−ポリシリコン間絶縁
膜69を破損させるようなことはない。
【0047】図23は、コントロールゲート63に形成
された電荷吸収部11によるデータ保持の障害を回避す
るための方法を示したものである。電荷吸収部11が電
荷を散逸させる機能を発揮した後、図23に示すように
レジスト64を用い、セル部分と電荷吸収体11との間
に位置するコントロールゲート63の部分をエッチング
により除去する。また前述の第6実施例と同様に、コン
トロールゲート63の一部をレーザートリミングにより
切断する方法を採用することもできる。またさらに、図
25に示すように、電荷吸収部11に接する半導体基板
の部分に、p−n型接合11a、11bを形成すること
により、コントロールゲート63の一部を除去すること
なしに、データの書込,消去,読出が可能な半導体記憶
装置を得ることができる。
【0048】以上示した第8実施例および第9実施例の
構造は、実際のセルアレイに用いる場合、図24に示す
ように、コントロールゲートはワード線75として使わ
れるため、1つのワード線75に連なっているセルアレ
イブロック73に対して、電荷吸収の効果をもたらすこ
とになる。たとえば、1つのワード線75に4Kビット
のセルが繋がっている場合、アレイ端に1個の電荷吸収
部を設ければよいのでチップの面積の増加は小さい。ま
たワード線の電位固定のための杭打71ごとに電荷吸収
部を形成する場合で、たとえば256ビットごとに杭打
の場合15個、また、ワード線端にも杭打がある場合は
17個の電荷吸収部を作ればよいので、チップ面積の増
大は小さい。
【0049】図26ないし図31は本発明の第10実施
例による半導体記憶装置を示した図である。第10実施
例では、電荷吸収部15をフローティングゲート85に
形成した場合を示しており、その際のエッチングのダメ
ージを低減する方法を示している。図26はフローティ
ングゲート85のエッチング工程におけるダメージを回
避するために各ビット線ごとにビット線方向に延長した
ビット線の端の部分に電荷吸収体15を設けたパターン
レイアウトを示したものであり、図27はその4500
−4500に沿った断面構造図を示したものである。エ
ッチング中に発生するプラス電荷はフローティングゲー
ト85を伝わり電荷吸収部15から半導体基板に散逸す
るので、トンネル酸化膜3を損傷させることはない。図
28は、セルアレイブロックの端に電荷吸収体15を形
成したパターンレイアウト図である。図28に示すレイ
アウトでは、セルアレイのフローティングゲート部85
と電荷吸収部15はメモリセルのスタックトゲート電極
85gを形成する工程で切離すことが可能である。この
工程を図29と図30に示す。すなわち、図29および
図30を参照して、図29はメモリセルのゲート電極を
完成するためのマスク91のかけ方を示しており、この
後エッチングすることで図30に示すようなセルが得ら
れる。また、このレイアウトはコントロールゲート93
の上側に位置する酸化膜93aをマスクとしてフローテ
ィングゲート85をエッチングする際にも効果がある。
この効果を図31に示す。図31を参照して、エッチン
グ中にフローティングゲート94に蓄えられたプラス電
荷101は、フローティングゲート94を伝わり電荷吸
収部15から半導体基板1へ散逸するため、トンネル酸
化膜3を損傷させることはない。
【0050】図32および図33は、本発明の第11実
施例による半導体記憶装置の平面図および断面図を示
す。図32および図33を参照して、第11実施例では
コントロールゲートに電荷吸収部を設けてエッチングの
際の絶縁膜などの損傷を防止する方法を示している。図
32は、コントロールゲート35のエッチング中の損傷
を回避するために各ワード線35ごとに電荷吸収体11
を設けたパターンレイアウトの平面図である。また図3
3は、図32の5000−5000に沿った断面図を示
している。エッチング中にコントロールゲート35に発
生したプラスの電荷121は電荷吸収部11から半導体
基板1へ散逸するため、ポリシリコン−ポリシリコン間
絶縁膜129を損傷またはダメージを与えることはな
い。
【0051】今回開示された実施例はすべての点で例示
であって制限的なものではないと考えられるべきであ
る。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特
許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変
更が含まれることが意図される。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載の半導体記憶装置によれ
ば、フローティングゲート電極層およびコントロールゲ
ート電極層のうち少なくともいずれかの一端が第2の不
純物領域の主表面に電気的に接触しているので、ソース
/ドレイン形成のためのイオン注入またはゲート電極を
形成するためのエッチングにおいて、フローティングゲ
ート電極とコントロールゲート電極に発生する電荷を半
導体基板に散逸させることによって、トンネル酸化膜お
よびポリシリコンとポリシリコンの間に位置する絶縁膜
の損傷が防止されることができ、メモリセルの記憶特性
を向上させることができる。
【0053】請求項2に記載の半導体記憶装置の製造方
法によれば、フローティングゲート電極層およびコント
ロールゲート電極層のうち少なくともいずれかの一端が
半導体基板の主表面に電気的に接触しているので、ソー
ス/ドレイン形成のためのイオン注入またはゲート電極
を形成するためのエッチングにおいてフローティングゲ
ート電極とコントロールゲート電極に発生する電荷を散
逸させることができ、トンネル酸化膜およびポリシリコ
ンとポリシリコンの間に位置する絶縁膜の損傷がない半
導体記憶装置が容易に製造され、メモリセルの記憶特性
を向上させることができる。
【0054】請求項3ないし5に記載の半導体記憶装置
の製造方法によれば、フローティングゲート電極層およ
びコントロールゲート電極層のうち、少なくともいずれ
かの一端が半導体基板の主表面に接触するように形成す
るので、ソース/ドレイン形成のためのイオン注入また
はエッチングにおいてフローティングゲートとコントロ
ールゲートに発生する電荷を散逸させることができ、ト
ンネル酸化膜およびポリシリコンとポリシリコンの間に
位置する絶縁膜の損傷がない半導体記憶装置が容易に製
造され、メモリセルの記憶特性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例による半導体記憶装置を
示した平面図である。
【図2】 本発明の第1実施例による半導体記憶装置を
示した断面図である。
【図3】 本発明の第2実施例による半導体記憶装置の
製造プロセスの第1工程を説明するための平面図であ
る。
【図4】 本発明の第2実施例による半導体記憶装置の
製造プロセスの第1工程を説明するための断面図であ
る。
【図5】 本発明の第2実施例による半導体記憶装置の
製造プロセスの第2工程を説明するための平面図であ
る。
【図6】 本発明の第2実施例による半導体記憶装置の
製造プロセスの第2工程を説明するための断面図であ
る。
【図7】 本発明の第3実施例による半導体記憶装置の
製造プロセスの第1工程を説明するための平面図であ
る。
【図8】 本発明の第3実施例による半導体記憶装置の
製造プロセスの第2工程を説明するための平面図であ
る。
【図9】 本発明の第4実施例による半導体記憶装置の
製造プロセスの第1工程を説明するための平面図であ
る。
【図10】 本発明の第4実施例による半導体記憶装置
の製造プロセスの第2工程を説明するための平面図であ
る。
【図11】 本発明の第4実施例による半導体記憶装置
の製造プロセスの第3工程を説明するための平面図であ
る。
【図12】 本発明の第4実施例による半導体記憶装置
の製造プロセスの第4工程を説明するための平面図であ
る。
【図13】 本発明の第5実施例による半導体記憶装置
の製造プロセスの第1工程を説明するための平面図であ
る。
【図14】 本発明の第5実施例による半導体記憶装置
の製造プロセスの第2工程を説明するための平面図であ
る。
【図15】 本発明の第5実施例による半導体記憶装置
の製造プロセスの第3工程を説明するための平面図であ
る。
【図16】 本発明の第5実施例による半導体記憶装置
の製造プロセスの第4工程を説明するための平面図であ
る。
【図17】 本発明の第6実施例による半導体記憶装置
の製造プロセスの第1工程を説明するための断面図であ
る。
【図18】 本発明の第6実施例による半導体記憶装置
の製造プロセスの第2工程を説明するための断面図であ
る。
【図19】 本発明の第7実施例による半導体記憶装置
の製造プロセスの第1工程を説明するための断面図であ
る。
【図20】 本発明の第7実施例による半導体記憶装置
の製造プロセスの第2工程を説明するための断面図であ
る。
【図21】 本発明の第8実施例による半導体記憶装置
の製造プロセスの第1工程を説明するための平面図であ
る。
【図22】 図21に示した第8実施例の半導体記憶装
置の製造プロセスの第1工程を説明するための5000
−5000に沿った断面図である。
【図23】 本発明の第8実施例による半導体記憶装置
の製造プロセスの第2工程を説明するための平面図であ
る。
【図24】 本発明の第8実施例による半導体記憶装置
の模式図である。
【図25】 本発明の第9実施例による半導体記憶装置
を示した断面図である。
【図26】 本発明の第10実施例による半導体記憶装
置の製造プロセスを説明するための平面図である。
【図27】 図26に示した第10実施例の半導体記憶
装置の製造プロセスを説明するための断面図である。
【図28】 本発明の第10実施例による半導体記憶装
置の製造プロセスを説明するための平面図である。
【図29】 本発明の第10実施例による半導体記憶装
置の製造プロセスの第2工程を説明するための平面図で
ある。
【図30】 本発明の第10実施例による半導体記憶装
置の製造プロセスの第3工程を説明するための平面図で
ある。
【図31】 本発明の第10実施例による半導体記憶装
置の製造プロセスの第4工程を説明するための平面図で
ある。
【図32】 本発明の第11実施例による半導体記憶装
置の製造プロセスの第1工程を説明するための平面図で
ある。
【図33】 図32に示した第11実施例の半導体記憶
装置の製造プロセスの第1工程を説明するための断面図
である。
【図34】 フラッシュEEPROMの一般的な構造を
示すブロック図である。
【図35】 図34に示されたメモリセルマトリクス1
100の概略構成を示す等価回路図である。
【図36】 フラッシュEEPROMを構成する1つの
メモリトランジスタの断面構造を示す部分断面図であ
る。
【図37】 従来のスタックゲート型フラッシュEEP
ROMの平面的配置を示す概略平面図である。
【図38】 図37の9000−9000に沿った断面
図である。
【図39】 従来の半導体記憶装置を示した平面図であ
る。
【図40】 図39に示した従来の半導体記憶装置を示
した8000−8000に沿った断面図である。
【図41】 図39に示した従来の半導体記憶装置を示
した7000−7000に沿った断面図である。
【図42】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第1工程を説明するための平面図
である。
【図43】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第1工程を説明するための800
0−8000に沿った断面図である。
【図44】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第1工程を説明するための700
0−7000に沿った断面図である。
【図45】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第2工程を説明するための平面図
である。
【図46】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第2工程を説明するための800
0−8000に沿った断面図である。
【図47】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第2工程を説明するための700
0−7000に沿った断面図である。
【図48】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第3工程を説明するための平面図
である。
【図49】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第3工程を説明するための800
0−8000に沿った断面図である。
【図50】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第3工程を説明するための700
0−7000に沿った断面図である。
【図51】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第4工程を説明するための平面図
である。
【図52】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第4工程を説明するための800
0−8000に沿った断面図である。
【図53】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第4工程を説明するための700
0−7000に沿った断面図である。
【図54】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第5工程を説明するための平面図
である。
【図55】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第5工程を説明するための800
0−8000に沿った断面図である。
【図56】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第5工程を説明するための700
0−7000に沿った断面図である。
【図57】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第6工程を説明するための平面図
である。
【図58】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第6工程を説明するための800
0−8000に沿った断面図である。
【図59】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第6工程を説明するための700
0−7000に沿った断面図である。
【図60】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第7工程を説明するための平面図
である。
【図61】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第7工程を説明するための800
0−8000に沿った断面図である。
【図62】 図39〜図41に示した従来の半導体記憶
装置の製造プロセスの第7工程を説明するための700
0−7000に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、3 トンネル絶縁膜、5 素子分離絶
縁膜、7 フローティングゲート、9 ポリシリコン−
ポリシリコン間絶縁膜、11 電荷吸収部、13 コン
トロールゲート、15 電荷吸収部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板上に直接接するように形成された第1の
    絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜上に形成されたフローティングゲート
    電極層と、 前記フローティングゲート電極層の主表面上の所定領域
    に形成された第2の絶縁膜と、 前記第2の絶縁膜の主表面上に直接接するように形成さ
    れたコントロールゲート電極層と、 前記半導体基板の主表面上に形成された第1導電型の第
    1の不純物領域と、 前記第1の不純物領域の主表面に形成された第2導電型
    の第2の不純物領域とを備え、 前記フローティングゲート電極層および前記コントロー
    ルゲート電極層のうちの少なくともいずれかの一端が前
    記第2の不純物領域の主表面に電気的に接触している、
    半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板の主表面上に第1導電型の第
    1の不純物領域を形成する工程と、 前記第1の不純物領域の主表面に第2導電型の第2の不
    純物領域を形成する工程と、 前記半導体基板上に直接接するように第1の絶縁膜を形
    成する工程と、 前記第1の絶縁膜上にフローティングゲート電極層を形
    成する工程と、 前記フローティングゲート電極層の主表面上の所定領域
    に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜の主表面上に直接接するようにコント
    ロールゲート電極層を形成する工程とを備え、 前記フローティングゲート電極層および前記コントロー
    ルゲート電極層のうち少なくともいずれかの一端を前記
    半導体基板の主表面と接触するように形成する、半導体
    記憶装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に直接接するように第1の
    絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の絶縁膜上にフローティングゲート電極層を形
    成する工程と、 前記フローティングゲート電極層の主表面上の所定領域
    に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜の主表面上に直接接するようにコント
    ロールゲート電極層を形成する工程とを備え、 前記フローティングゲート電極層および前記コントロー
    ルゲート電極層のうち少なくともいずれかの一端を前記
    半導体基板の主表面と接触するように形成し、 前記半導体基板の主表面にその一端が接触する、前記フ
    ローティングゲート電極層および前記コントロールゲー
    ト電極層の一部を除去する、半導体記憶装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 前記除去する工程は、レーザートリミン
    グ法を用いて行なう、請求項3に記載の半導体記憶装置
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記除去する工程は、エッチング法を用
    いて行なう、請求項3に記載の半導体記憶装置の製造方
    法。
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