JPH0917831A - ウエハプロービング装置 - Google Patents

ウエハプロービング装置

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JPH0917831A
JPH0917831A JP9640796A JP9640796A JPH0917831A JP H0917831 A JPH0917831 A JP H0917831A JP 9640796 A JP9640796 A JP 9640796A JP 9640796 A JP9640796 A JP 9640796A JP H0917831 A JPH0917831 A JP H0917831A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体LSIチップをウエハ状態で電気検査
をする際に使うプロービング用の端子が形成されたプロ
ーブウエハを被検査ウエハ上に正確にアライメントし、
プロービングを行なう。 【解決手段】 赤外光照明装置1にて被検査ウエハ10
の裏面よりシリコンを透過する波長域の赤外光で照明
し、被検査ウエハ10の表面よりプローブウエハを通し
て被検査ウエハ10のパターンと退避状態のプローブウ
エハ2のプロービング端子とにそれぞれ別の波長におい
て同時に焦点が合う様に色収差をもたせた赤外対物レン
ズ4により、第一のダイクロイックフィルタ5と第二の
ダイクロイックフィルタ6を切り換えて被検査ウエハ1
0のパターンと退避状態のプローブウエハ2のプロービ
ング端子双方を同一の光学系で観察し正確な相対位置を
測定して、高精度なアライメントを実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウエハプロービング
装置に関し、特に、半導体LSIチップをウエハ状態で
電気検査をする際に使うプロービング用の端子が形成さ
れたプローブウエハを被検査ウエハ上に正確にアライメ
ントし、プロービングを行なうウエハプロービング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のウエハプロービング装置について
図面を参照して詳細に説明する。
【0003】図2は、従来の第一の例を示す側面図であ
る。図2に示す第一のウエハプロービング装置は、半導
体ウエハ18を検査するための検査ステージ11と、検
査ステージ11の周囲に設置されたプローブカード自動
位置合わせ機構12と、プローブカード自動位置合わせ
機構12の構成要素であり、表面に数本等間隔で平行に
幅を持った導電線(a〜c)が形成された絶縁性のゴム
13と、前記のおのおのの導電線(a〜c)に接続され
ており、独立して各導電線(a〜c)に電気信号が送信
可能な電源14と、検査ステージ11の上方に位置する
プローブカード15と、プローブカード15が装着され
ているインサートリング16と、プローブカード15に
対してほぼ垂直に装着されているプローブ針17と、を
含んで構成される(例えば、特開平1−265175号
公報)。
【0004】検査ステージ11は、図示しない各モータ
に結合されていて、X・Y・Z方向、およびZ軸を中心
としたθ回転が可能とされており、検査ステージ11の
半導体ウエハ18の載置面は、真空装置に接続されてい
て、半導体ウエハ18を真空吸着可能とされている。さ
らに、検査ステージ11上に載置した半導体ウエハ18
を正確に位置決めするために、あらかじめ定められた位
置に、CCDカメラを使ったパターン認識装置又はレー
ザを用いた認識機構が設置されている。
【0005】プローブカード15は、例えば絶縁性の合
成樹脂で形成された絶縁基板に、各々絶縁状態でプリン
ト配線されたもの、即ち、プリント基板と呼ばれている
ものである。上記プリント配線は、一端を被検査体検査
装置であるテスタに接続する端子と、もう一端をプロー
ブ端子例えばプローブ針17と接続するごとく配線構成
されている。
【0006】プローブカード自動位置合わせ機構12
は、図3に示すように、絶縁性のゴム13に幅例えば1
5μmの導電線(a〜c)例えば15μmピッチで例え
ば3本形成されている。上記のように設置したプローブ
カード15により、半導体ウエハ18の検査を実行する
際、ICチップに形成された電極パッド配列パターン
と、プローブカード15に装着された各プローブ針17
を接触させるために予め正確な位置合わせを実行する。
この位置合わせについて説明する。
【0007】予め、プローブカード15に装着された各
プローブ針17に各々識別番号を付けるとともに、各配
列位置を図示しない制御部に記憶しておく。又、その中
のプローブ針から複数例えば2本のプローブ針17を基
準プローブ針17a、17bと記憶する。ここで、この
基準となるプローブ針17a、17bの決定は、通常I
Cチップの電極パッドの配列が、ICチップの周縁付近
や内部において縦横に規則的に形成されている部分があ
る、この縦又は横に同列又は同行の電極パッドに対応す
る最遠となる2本のプローブ針17a、17bを基準と
しておく。上記のような記憶はオペレータがマニュアル
入力しても良いし、プローブカード15自体に設けられ
た記憶機構例えばメモリーICから読み出しても良い。
このような状態で自動位置合わせを実行する。
【0008】まず、プローブカード15の各プローブ針
17が設けられている位置の下方向に、検査ステージ1
1を移動してプローブカード自動位置合わせ機構12を
設置する(A)。この設置は、ある程度位置合わせされ
た状態でプローブカード15がインサートリング16に
設置されるので、容易に行なうことが可能である。次に
検査ステージ11を上昇することにより、各プローブ針
17をプローブカード自動位置合わせ機構12の導電線
(a〜c)が形成された絶縁性のゴム13に接続させる
(B)。次に、電源14から導電線(a〜c)のうち中
心線である導電線bに電気信号を送信する(C)。この
ことにより、導電線bに接触しているプローブ針17か
らテスタ(図示せず)に信号が送られ、テスタにより、
どのプローブ針17が導電線bに接触しているか確認さ
れる(D)。この接触しているプローブ針17が上記で
記憶した基準となる第一の基準プローブ針17aか判断
する(E)。この判断により、接触しているプローブ針
17が第一の基準プローブ針17aでない場合、その接
触しているプローブ針17と第一の基準プローブ針17
aとの距離を計算し、その距離分だけ検査ステージ11
を下降後移動する(F)。そして、上記(B〜E)の動
作を第一の基準プローブ針17aが導電線bに接触する
まで繰り返す。次に、第一の基準プローブ針17aが導
電線bに接触した後、導電線a〜cから電気信号を各々
単独で送信する(G)。そして、テスタにより、第一の
基準プローブ針17aが導電線a〜cに接触しているか
判断する(H)。ここで、導電線a、cのどちらかにに
接触していない場合、検査ステージ11を下降後接触し
ていない導電線aまたはc方向に微移動する(I)。そ
して、検査ステージ11を上昇し(J)上記(G,H)
の動作を、第一の基準プローブ針17aが導電線a、c
の両方に接触するまで繰り返す。即ち、プローブ針17
の先端の直径は例えば50μmなので、ピッチ15μm
幅15μmの導電線a〜cに全て接触させることによ
り、高精度に位置決めを行なうものである。次に、第二
の基準プローブ針17bは、上記第一の基準プローブ針
17aが接触している各導電線a〜cの延長上で、この
各導電線a〜cに接触状態にある。つまり、上記第一の
基準プローブ針17aが位置合わせされた状態で、、各
導電線a〜cに電源14から電気信号を送信し、テスタ
によりどの導電線(a〜c)に第二の基準プローブ針1
7bが接触しているか判断する。
【0009】このことにより、図4に示すように第二の
基準プローブ針17bが各導電線(a〜c)のいずれか
もしくは複数に接触していない場合、検査ステージ11
の移動およびプローブカード15のθ回転により、上記
第一および第二の基準プローブ針17a、17bを参照
してプローブカード15のθ方向のズレを補正する。
又、第二の基準プローブ針17bが各導電線(a〜c)
と接触している場合、プローブカード15の設置にθ方
向のズレがないと判断し、この状態の検査ステージ11
の位置を第一の基準位置として記憶する(K)。次に、
検査ステージ11を90度回転し、所定量だけ移動し
て、プローブ針17群の下方に、導電線(a〜c)が上
記位置合わせとは直角をなすように設定する(L)。そ
して、検査ステージ11を上昇することにより(M)、
いずれかのプローブ針17と導電線bとを接触状態とし
て、電源14から導電線bに電気信号を送信する。この
ことにより、導電線bに接触しているプローブ針17か
らテスタに信号が送られ、テスタによりどのプローブ針
17が導電線bに接触しているか確認する。そして、そ
のプローブ針17が導電線aおよびcと接触するように
検査ステージ11を微移動して、導電線(a〜c)に接
触した状態の検査ステージ11の位置を第二の基準位置
と記憶するとともに、この接触しているプローブ針17
を第三の基準プローブ針17cとして記憶する。上記し
た第一、第二、第三の基準プローブ針17と第一および
第二の基準位置との関係からある位置における検査ステ
ージ11の中心に対して、どの位置にプローブ針が配列
されているか認識できる。
【0010】そして、検査すべき半導体ウエハ18を検
査ステージ11に載置し、CCDカメラ又はレーザ等で
検査ステージ11のX・Y方向と半導体ウエハ18に形
成されたスクライズライン等との方向を位置合わせする
と同時に、半導体ウエハ18の中心と検査ステージ11
との中心との位置関係を認識し、又、半導体ウエハ18
の中心からどの位置にICチップが形成されているかも
認識する。そして、上記したように、プローブ針17配
列と検査ステージ11の中心と半導体ウエハ18の中
心、半導体ウエハ18とICチップの形成位置の各位置
関係から、プローブ針17配列とICチップが位置合わ
せが可能であり、ゆえに各プローブ針17をICチップ
の電極にパッドに自動的に位置合わせ可能となる。
【0011】図5は、従来の第二の例を示す断面図であ
る。図5に示すウエハプロービング装置は、複数のプロ
ーブ針を備えたテストプローブ装置の各プローブ針の先
端を、ウエハの表面側に配列された複数のパッドに接触
させる半導体素子検査方法において、上記ウエハを透過
可能な検出用電磁波を上記ウエハの裏面側から照射する
と共に、上記ウエハを載置するチャック台においては、
少なくとも上記プローブ針の配置面積に相当する部分を
上記電磁波が透過可能に構成しておき、上記電磁波のウ
エハ表面近傍での反射波によって上記ウエハの裏面側か
ら上記各パッドと各プローブ針先端との位置を把握し、
これにより両者の位置合わせを行うことを特徴とする
(例えば、特開平5−142296号公報)。
【0012】チャック台20には、真空吸着法にてシリ
コンウエハ19が吸着、保持されている。そしてウエハ
19の上方の位置には、複数のプローブ針22を備えた
テストプローブ装置23が配置されている。またチャッ
ク台20及びチャック台20を垂直軸芯回りに回転する
ための回転機構21の軸芯部には、透孔24が形成され
ており、その下方の位置に、ウエハ表面近傍での反射赤
外光によってダミーチップ33内のパッドとプローブ針
22先端との位置を検出する位置検出手段として赤外線
TVカメラ25を配置している。赤外線TVカメラ25
は、赤外用レンズ26を備えるものである。赤外線TV
カメラ25に近接した位置には、透孔24を通してウエ
ハ19の裏面側に赤外線を照射するための赤外光ランプ
27(電磁波照射手段)が配置されている。赤外線TV
カメラ25は、Xステージ28、Yステージ29によ
り、XY移動可能であり、図示しないがZ方向にも移動
可能にされているものとする。チャック台20は、Xス
テージ30、Yステージ31、Zステージ32により、
XYZ移動可能である。
【0013】ウエハ19には、その中央部にダミーチッ
プ33が形成されており、通常のチップ34上のパッド
と同様なアルミニウムによって形成したマーカを有す
る。このダミーチップ33は、通常のチップ34のよう
な配線は施されない。
【0014】上記のような装置、及びウエハ19を用い
て、チップ21上のパッドとプローブ針22との位置合
わせを行う手順について説明する。まず、ウエハ19
を、チャック台20に装着する。その際、ダミーチップ
33をチャック台20の透孔24の部分に位置させる。
次いで赤外線ランプ27によってウエハ19をその裏面
から観察する。このときウエハ19は、赤外透過率が良
好なものである一方、アルミニウムのマーカは赤外光を
透過しないので、その表面に設けたマーカを、その裏面
側から観察することが可能である。そしてこの状態で、
テストプローブ装置23の直下にダミーチップ33が位
置するようにチャック台20を移動させ、次いでテスト
プローブ装置23を徐々に下降させて、各プローブ針2
2の先端がチップ表面のわずかに上方に位置するか又は
チップ表面に接触する状態にする。このとき、赤外線T
Vカメラ25においては、その光学系の焦点深度を充分
に浅くしておくことで、上記プローブ針22は、その先
端又はその先端部近傍のみが観察される。そして上記赤
外線TVカメラ25により観察し、ステージを動かし
て、プローブ針22の先端をマーカの位置に一致させる
ことで両者の位置合わせを行う。この後、チップ34の
配列ピッチだけXY方向にチャック台20を、順次移動
させ、ウエハ19上の全てのチップ34の検査を行う。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の第一の
ウエハプロービング装置は、プローブ針とプローブカー
ド自動位置合わせ機構上の導電線との間の電気的接触に
より求めたプローブ針配列と検査ステージの中心との位
置関係と、CCDカメラを使ったパターン認識装置又は
レーザを用いた認識機構により求めた検査ステージの中
心とウエハの中心、ウエハの中心とICチップの形成位
置の各位置関係からプローブ針配列とICチップの間の
位置合わせを行なうため、プローブ針と半導体ウエハに
形成されたICチップの電極パッドの位置関係を直接測
定しておらず、各位置関係により間接的に位置関係を求
めるため精度が各位置関係の精度の和となり精度が劣化
し、さらに微細化された半導体ウエハに適用するには精
度が不足するという問題点があった。
【0016】上述した従来の第二のウエハプロービング
装置は、プローブ針の先端とウエハのマーカを同時に観
察する撮像光学系において、プローブ針の先端又は先端
近傍のみを観察するように、その光学系の焦点深度を充
分浅くする必要があり、あるいは、微細な半導体ウエハ
のパターン上のマーカをみれる様、その光学系を高倍率
にするため必然的に焦点深度が浅くなり、そのため各プ
ローブ針の先端をウエハ表面のわずか上方に位置させる
か、又はウエハ表面に接触させる必要がある。このた
め、プローブ針がウエハ表面上の電極パッド以外の部分
と又は接触しても良い部分以外の部分と、プローブ針と
ウエハ間距離が極めて狭いために、接触してしまう可能
性がある、又は接触することにより半導体回路を破壊し
てしまう恐れがあるという問題点があった。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明のウエハプロ
ービング装置は、シリコンを透過する波長域の赤外光で
被検査ウエハを照明する手段と、被検査ウエハのパター
ン面側にプロービング用の端子を配置したシリコンをベ
ースにしたプローブウエハと、前記プローブウエハを被
検査ウエハ面に対し垂直に移動させ、プローブウエハの
プロービング端子を被検査ウエハ面に接触させたり離し
たりするプローブウエハ退避手段と、シリコンを透過す
る赤外域の一波長において被検査ウエハのパターン面上
に焦点が合い、シリコンを透過する赤外域の別の一波長
で前記プローブウエハ退避手段により退避状態である前
記プローブウエハのプロービング端子に焦点が合う色収
差をもつ赤外光用対物レンズと、シリコンを透過する前
記赤外域の一波長のみを透過する第一のダイクロイック
フィルタと、シリコンを透過する前記赤外域の別の一波
長のみを透過する第二のダイクロイックフィルタと、前
記第一のダイクロイックフィルタと前記第二のダイクロ
イックフィルタを前記赤外光用対物レンズの光路中に交
互に出し入れする切り換え手段と、前記赤外光用対物レ
ンズからの赤外光光束を結像する結像レンズと、前記結
像レンズの結像面上に撮像面が位置する赤外カメラと、
被検査ウエハパターンと前記プローブウエハのプロービ
ング端子の像より双方のずれ量を算出しアライメントす
る手段と、を備えて構成される。
【0018】第2の発明のウエハプロービング装置は、
第1の発明の前記照明する手段が複数の赤外線スペクト
ルを含有するものである。
【0019】第3の発明のウエハプロービング装置は、
第1の発明の前記赤外光用対物レンズの色収差が、前記
結像レンズを含んだものである。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図1に示すウエハプロービング装置は、被検査ウエ
ハ10の裏面よりシリコンを透過する波長域の赤外光で
照明する赤外光照明装置1と、被検査ウエハ10のパタ
ーン面側にプロービング用の端子を配置したシリコンを
ベースにしたプローブウエハ2と、プローブウエハ2を
被検査ウエハ10の表面に対し垂直に移動させ、プロー
ブウエハ2のプロービング端子を被検査ウエハ10に接
触させたり離したりするプローブウエハ退避装置3と、
シリコンを透過する赤外域の一波長において被検査ウエ
ハ10のパターン面上に焦点が合い、シリコンを透過す
る赤外域の別の一波長でプローブウエハ退避装置3によ
り退避状態であるプローブウエハ2のプロービング端子
に焦点が合う色収差をもつ赤外対物レンズ4と、シリコ
ンを透過する前記赤外域の一波長のみを透過する第一の
ダイクロイックフィルタ5と、シリコンを透過する前記
赤外域の別の一波長のみを透過する第二のダイクロイッ
クフィルタ6と、第一のダイクロイックフィルタ5と第
二のダイクロイックフィルタ6を赤外対物レンズ4の光
路中に交互に出し入れする切り換え装置7と、赤外対物
レンズ4からの光束を結像する結像レンズ8と、結像レ
ンズ8の結像面上に撮像面が位置する赤外カメラ9と、
被検査ウエハ10のパターンとプローブウエハ2のプロ
ービング端子の像より双方のずれ量を算出しアライメン
トする手段91と、を含んで構成される。
【0022】赤外光照明装置1にて被検査ウエハ10の
裏面よりシリコンを透過する波長域の赤外光で照明し、
被検査ウエハ10の表面よりプローブウエハを通して被
検査ウエハ10のパターンと退避状態のプローブウエハ
2のプロービング端子とをそれぞれ別の波長において同
時に焦点が合う様な色収差をもった赤外対物レンズ4に
より観察する。
【0023】被検査ウエハ10のパターン面上に焦点が
あう光の波長のみ透過させる第一のダイクロイックフィ
ルタ5とプローブウエハ退避装置3により退避状態であ
るプローブウエハ2のプロービング端子に焦点が合う光
の波長のみ透過させる第二のダイクロイックフィルタ6
を切り換え装置7により切り換えて、被検査ウエハ10
のパターンと退避状態のプローブウエハ2のプロービン
グ端子双方を同一の光学系で観察することで正確な相対
位置を測定して、高精度なアライメントを実現する。
【0024】アライメントを取った後、プローブウエハ
退避装置3によりプローブウエハ2を被検査ウエハ10
上におろしプロービングを行なう。ここで被検査ウエハ
10のパターンと退避状態のプローブウエハ2のプロー
ビング端子の像は結像レンズ8により赤外カメラ9の撮
像面上に結像される。被検査ウエハ10のパターンと退
避状態のプローブウエハ2のプロービング端子それぞれ
の像は図示しない画像処理装置により処理され、相対位
置から位置ズレ量が算出される。この位置ズレ量を補正
するように被検査ウエハ10を保持する図示しない検査
ステージを駆動して被検査ウエハ10を動かしアライメ
ントを取る。
【0025】赤外対物レンズ4の色収差は結像レンズ8
を含んだものであり、赤外カメラ9の撮像面にうつる結
像レンズ8により結像される像において、被検査ウエハ
10のパターン面上とプローブウエハ退避装置3により
退避状態であるプローブウエハ2のプロービング端子と
にそれぞれシリコンを透過する異なる2波長の赤外光で
同時に焦点が合うようにプローブウエハ退避装置3の退
避量を決め、あるいは、赤外対物レンズ4に色収差をも
たせている。
【0026】
【発明の効果】本発明のウエハプロービング装置は、色
収差をもたせた赤外対物レンズを用いて被検査ウエハの
パターンとプローブウエハのプロービング端子の双方を
同一の光学系により認識することにより、両者の位置ズ
レを直接測定できるため、高精度に測定でき、かつ非接
触であるため無用な被検査ウエハへの接触を減らすこと
ができる。すなわち、プローブ針をウエハから十分離し
た退避状態で、第1の波長の赤外光を照射してウエハの
位置を撮像し、第2の波長の赤外光を照射してプローブ
針の位置を撮像し、この両撮像データにもとづいて双方
のずれ量を計算してアライメントを行なうから、プロー
ブ針とウエハ間距離を十分にとれるので、プローブ針が
ウエハ表面上の電極パッド以外の部分または接触しても
よい部分以外の部分に接触して、半導体回路を破壊して
しまう恐れがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】従来の第一の例を示す側面図である。
【図3】図2に示したプローブカード自動位置合わせ機
構周辺を拡大した構成図である。
【図4】基準プローブ針17と各導電線(a〜c)の接
触状態を示す図である。
【図5】従来の第二の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 赤外光照明装置 2 プローブウエハ 3 プローブウエハ退避装置 4 赤外対物レンズ 5 第一のダイクロイックフィルタ 6 第二のダイクロイックフィルタ 7 切り換え装置 8 結像レンズ 9 赤外カメラ 10 被検査ウエハ 11 検査ステージ 12 プローブカード自動位置合わせ機構 13 絶縁性のゴム 14 電源 15 プローブカード 16 インサートリング 17 プローブ針 17a プローブ針 17b プローブ針 18 半導体ウエハ 19 ウエハ 20 チャック台 21 回転機構 22 プローブ針 23 テストプローブ装置 24 透孔 25 赤外線TVカメラ 26 赤外用レンズ 27 赤外光ランプ 28,29 赤外線TVカメラ25のXYステ
ージ 30,31,32 チャック台20のXYZステージ 33 ダミーチップ 34 チップ 91 ずれ量算出アライメント部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 1/00 G01R 31/28 K H01L 21/68 G06F 15/62 380

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコンを透過する波長域の赤外光で被検
    査ウエハを照明する手段と、 被検査ウエハのパターン面側にプロービング用の端子を
    配置したシリコンをベースにしたプローブウエハと、 前記プローブウエハを被検査ウエハ面に対し垂直に移動
    させ、プローブウエハのプロービング端子を被検査ウエ
    ハ面に接触させたり離したりするプローブウエハ退避手
    段と、 シリコンを透過する赤外域の一波長において被検査ウエ
    ハのパターン面上に焦点が合い、シリコンを透過する赤
    外域の別の一波長で前記プローブウエハ退避手段により
    退避状態である前記プローブウエハのプロービング端子
    に焦点が合う色収差をもつ赤外光用対物レンズと、 シリコンを透過する前記赤外域の一波長のみを透過する
    第一のダイクロイックフィルタと、 シリコンを透過する前記赤外域の別の一波長のみを透過
    する第二のダイクロイックフィルタと、 前記第一のダイクロイックフィルタと前記第二のダイク
    ロイックフィルタを前記赤外光用対物レンズの光路中に
    交互に出し入れする切り換え手段と、 前記赤外光用対物レンズからの赤外光光束を結像する結
    像レンズと、 前記結像レンズの結像面上に撮像面が位置する赤外カメ
    ラと、 被検査ウエハパターンと前記プローブウエハのプロービ
    ング端子の像より双方のずれ量を算出しアライメントす
    る手段と、を備えることを特徴とするウエハプロービン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 前記照明する手段が複数の赤外線スペク
    トルを含有する請求項1記載のウエハプロービング装
    置。
  3. 【請求項3】 前記赤外光用対物レンズの色収差が、前
    記結像レンズを含んだものである請求項1記載のウエハ
    プロービング装置。
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