JPH09177677A - チューブポンプ - Google Patents
チューブポンプInfo
- Publication number
- JPH09177677A JPH09177677A JP35473995A JP35473995A JPH09177677A JP H09177677 A JPH09177677 A JP H09177677A JP 35473995 A JP35473995 A JP 35473995A JP 35473995 A JP35473995 A JP 35473995A JP H09177677 A JPH09177677 A JP H09177677A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- row
- floating ring
- tubes
- motor shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Reciprocating Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】チューブポンプを駆動するモータの軸及び軸受
の摩耗を減少させて、チューブポンプの耐久性を向上さ
せると共に、液体を連続的に吐出させるチューブポンプ
を提供するものである。 【構成】(イ)液体の流入口側と流出口側の中間を1巻
して、略1.5巻のコイル状に形成したチューブを、円
形部を有する空洞部材の空洞壁に添わせて並列に配置す
る。 (ロ)夫々の列のチューブに対応させて、遊動リングを
チューブの内側に配置する。 (ハ)偏芯方向を互いに逆方向に指向させた2個の偏芯
軸を1体に構成した回転体を、遊動リングの内側に設置
する。 (ニ)該回転体を回転させ、各遊動リングを互いに逆方
向に駆動させて、チューブを順次圧迫する。
の摩耗を減少させて、チューブポンプの耐久性を向上さ
せると共に、液体を連続的に吐出させるチューブポンプ
を提供するものである。 【構成】(イ)液体の流入口側と流出口側の中間を1巻
して、略1.5巻のコイル状に形成したチューブを、円
形部を有する空洞部材の空洞壁に添わせて並列に配置す
る。 (ロ)夫々の列のチューブに対応させて、遊動リングを
チューブの内側に配置する。 (ハ)偏芯方向を互いに逆方向に指向させた2個の偏芯
軸を1体に構成した回転体を、遊動リングの内側に設置
する。 (ニ)該回転体を回転させ、各遊動リングを互いに逆方
向に駆動させて、チューブを順次圧迫する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】チューブポンプを駆動するモータ
の軸及び軸受の摩耗を減少させて、チューブポンプの耐
久性を向上させると共に、液体を連続的に吐出させるチ
ューブポンプを提供するものである。
の軸及び軸受の摩耗を減少させて、チューブポンプの耐
久性を向上させると共に、液体を連続的に吐出させるチ
ューブポンプを提供するものである。
【0002】
【従来の技術】チューブを円筒状部材の内壁に添わせて
リング状に配置し、リング状に形成れたチューブの内側
に遊動リングを配置し、遊動リングの内側に設置した偏
芯軸を回転させて、遊動リングで、チューブを順次圧迫
してチューブ内の液体を絞り出してポンプ作用を行わせ
た。
リング状に配置し、リング状に形成れたチューブの内側
に遊動リングを配置し、遊動リングの内側に設置した偏
芯軸を回転させて、遊動リングで、チューブを順次圧迫
してチューブ内の液体を絞り出してポンプ作用を行わせ
た。
【0003】
(イ)1個の偏芯軸で遊動リングを駆動する構造である
ために、偏芯軸を回転させるモータの軸と軸受には、常
に一定方向に大きな側圧がかかるので、モータの軸及び
軸受の摩耗が甚だしかった。 (ロ)チューブがリング状に形成されているので、チュ
ーブが交叉する付近では、遊動リングの圧迫によって、
液体の流入路と流出路が同時に閉止されるので液体が間
欠的に吐出された。
ために、偏芯軸を回転させるモータの軸と軸受には、常
に一定方向に大きな側圧がかかるので、モータの軸及び
軸受の摩耗が甚だしかった。 (ロ)チューブがリング状に形成されているので、チュ
ーブが交叉する付近では、遊動リングの圧迫によって、
液体の流入路と流出路が同時に閉止されるので液体が間
欠的に吐出された。
【0004】
(イ)液体の流入口側と流出口側の中間を1巻して、略
1.5巻のコイル状に形成したチューブを、円形部を有
する空洞部材の空洞壁に添わせて並列に配置する。 (ロ)夫々の列のチューブに対応させて、遊動リングを
チューブの内側に配置する。 (ハ)偏芯方向を互いに逆方向に指向させた2個の偏芯
軸を1体に構成した回転体を、遊動リングの内側に設置
する。 (ニ)該回転体を回転させ、各遊動リングを互いに逆方
向に駆動させて、チューブを順次圧迫する。
1.5巻のコイル状に形成したチューブを、円形部を有
する空洞部材の空洞壁に添わせて並列に配置する。 (ロ)夫々の列のチューブに対応させて、遊動リングを
チューブの内側に配置する。 (ハ)偏芯方向を互いに逆方向に指向させた2個の偏芯
軸を1体に構成した回転体を、遊動リングの内側に設置
する。 (ニ)該回転体を回転させ、各遊動リングを互いに逆方
向に駆動させて、チューブを順次圧迫する。
【0005】
【作用】第1列目の遊動リングがチューブを順次圧迫す
る動作に対応して、第2列目の遊動リングは、第1列目
の遊動リングのチューブ圧迫運動の始点から180°隔
たった位置から圧迫運動を開始して順次チューブを圧迫
する。従って、チューブの中の液体は、第1列目の遊動
リングのチューブ圧迫位置と、第2列目の遊動リングの
チューブ圧迫位置の間に狭持されながら連続的に移送さ
れてポンプ作用が行われる。
る動作に対応して、第2列目の遊動リングは、第1列目
の遊動リングのチューブ圧迫運動の始点から180°隔
たった位置から圧迫運動を開始して順次チューブを圧迫
する。従って、チューブの中の液体は、第1列目の遊動
リングのチューブ圧迫位置と、第2列目の遊動リングの
チューブ圧迫位置の間に狭持されながら連続的に移送さ
れてポンプ作用が行われる。
【0006】
【図1】の実施例において、 (イ)円形部を有する空洞部材1の空洞壁2に添わせ
て、流入口側と流出口側の中間を1捲きして、略1.5
巻のコイル状に形成したチューブ3のコイル部分を2列
に配置する。 (ロ)1列目に配置した1列目チューブ4のコイルの内
側に1列目遊動リング5を、2列目に配置した2列目チ
ューブ6のコイルの内側に2列目遊動リング7を、夫々
独立させて遊動自在に配置する。 (ハ)1列目遊動リング5の内側に1列目偏芯軸8を、
2列目遊動リング7の内側に2列目偏芯軸9を互いに逆
方向に指向させて、モータ軸10に固定した回転体11
に固着する。 以上、(イ)(ロ)(ハ)の構成に於いて、回転体11
をモータ軸10で回転させると、空洞壁2と1列目遊動
リング5の間に配置された1列目チューブ4は、1列目
偏芯軸8の回転によって、1列目遊動リング5を介して
順次圧迫され、液体は順次2列目チューブ6に移送され
る。次に2列目チューブ6は、1列目チューブ4から移
送された液体を吐出する。1列目チューブ4が2列目チ
ューブ6に移行する位置に於いては、チューブ3が1列
目遊動リング5と2列目遊動リング7に挟まれて損傷す
る可能性があるので、移行する位置にあるチューブ3
を、1列目遊動リング5及び2列目遊動リング7の動作
範囲外に配置し、該位置に、チューブ3と略同様のダミ
ー部材を設置して、モータ軸の側圧を均等ならしめても
よい。尚、流入口側の遊動リング径に対して流出口側の
遊動リング径を小さくすれば、流路にコンデンサ作用を
行わせることが出来るので脈流を減らすことが出来る。
て、流入口側と流出口側の中間を1捲きして、略1.5
巻のコイル状に形成したチューブ3のコイル部分を2列
に配置する。 (ロ)1列目に配置した1列目チューブ4のコイルの内
側に1列目遊動リング5を、2列目に配置した2列目チ
ューブ6のコイルの内側に2列目遊動リング7を、夫々
独立させて遊動自在に配置する。 (ハ)1列目遊動リング5の内側に1列目偏芯軸8を、
2列目遊動リング7の内側に2列目偏芯軸9を互いに逆
方向に指向させて、モータ軸10に固定した回転体11
に固着する。 以上、(イ)(ロ)(ハ)の構成に於いて、回転体11
をモータ軸10で回転させると、空洞壁2と1列目遊動
リング5の間に配置された1列目チューブ4は、1列目
偏芯軸8の回転によって、1列目遊動リング5を介して
順次圧迫され、液体は順次2列目チューブ6に移送され
る。次に2列目チューブ6は、1列目チューブ4から移
送された液体を吐出する。1列目チューブ4が2列目チ
ューブ6に移行する位置に於いては、チューブ3が1列
目遊動リング5と2列目遊動リング7に挟まれて損傷す
る可能性があるので、移行する位置にあるチューブ3
を、1列目遊動リング5及び2列目遊動リング7の動作
範囲外に配置し、該位置に、チューブ3と略同様のダミ
ー部材を設置して、モータ軸の側圧を均等ならしめても
よい。尚、流入口側の遊動リング径に対して流出口側の
遊動リング径を小さくすれば、流路にコンデンサ作用を
行わせることが出来るので脈流を減らすことが出来る。
【0007】
(イ)一体に成形した偏芯軸の偏芯方向が互いに逆方向
に指向されているので、モータ軸の直径方向には常に均
等な力が働くから、モータ軸及び、軸受の摩耗を軽減さ
せて、チューブポンプの耐久性を向上させることが出来
る。 (ロ)遊動リングの動作範囲内にはチューブが交叉する
部分が無いので、液体の流入路と流出路を同時に閉鎖す
ることが無いから液体は連続的に吐出される。
に指向されているので、モータ軸の直径方向には常に均
等な力が働くから、モータ軸及び、軸受の摩耗を軽減さ
せて、チューブポンプの耐久性を向上させることが出来
る。 (ロ)遊動リングの動作範囲内にはチューブが交叉する
部分が無いので、液体の流入路と流出路を同時に閉鎖す
ることが無いから液体は連続的に吐出される。
【図1】本発明の実施例の構成を示す正面図
【図2】図1のA−A’矢視断面図
【図3】図1のB−B’矢視断面図
Claims (1)
- 【請求項1】チューブを圧迫して液体を送る形式のチュ
ーブポンプに於いて、(イ)コイル状に形成したチュー
ブを、円形部を有する空洞部材の空洞壁に添わせて並列
に配置する。 (ロ)夫々の列の該チューブに対応させて、遊動リング
を該チューブの内側に配置する。 (ハ)該遊動リングの内側に、偏芯方向を互いに逆方向
に指向させた偏芯軸を有する回転部材を設置する。 (ニ)該回転部材を回転させる。 以上(イ)(ロ)(ハ)(ニ)によって構成されたチュ
ーブポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35473995A JPH09177677A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | チューブポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35473995A JPH09177677A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | チューブポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09177677A true JPH09177677A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18439587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35473995A Pending JPH09177677A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | チューブポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09177677A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104061141A (zh) * | 2014-06-04 | 2014-09-24 | 肖立峰 | 匀动管道泵 |
CN107498069A (zh) * | 2016-06-14 | 2017-12-22 | 沈阳鼓风机集团申蓝机械有限公司 | 泵体结合部偏心圆加工工艺 |
-
1995
- 1995-12-25 JP JP35473995A patent/JPH09177677A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104061141A (zh) * | 2014-06-04 | 2014-09-24 | 肖立峰 | 匀动管道泵 |
CN104061141B (zh) * | 2014-06-04 | 2016-08-24 | 肖立峰 | 匀动管道泵 |
CN107498069A (zh) * | 2016-06-14 | 2017-12-22 | 沈阳鼓风机集团申蓝机械有限公司 | 泵体结合部偏心圆加工工艺 |
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