JPH09176573A - コーティング媒体および多層コーティングを製造する方法 - Google Patents

コーティング媒体および多層コーティングを製造する方法

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JPH09176573A
JPH09176573A JP8296023A JP29602396A JPH09176573A JP H09176573 A JPH09176573 A JP H09176573A JP 8296023 A JP8296023 A JP 8296023A JP 29602396 A JP29602396 A JP 29602396A JP H09176573 A JPH09176573 A JP H09176573A
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JP8296023A
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Heinz Dietholf Becker
ハインツ・デイートルフ・ベツカー
Gerhard Bremer
ゲールハルト・ブレーマー
Werner Stephan
ヴエルナー・シユテフアン
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Original Assignee
Herberts GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリイソシアネート成分と、イソシアネート
と反応する成分とをベースとする溶媒で希釈可能な二成
分系コーティング成分から成るコーティング媒体の提
供。 【解決手段】 このコーティング媒体は、一つまたはそ
れ以上のヒドロキシ官能性コポリマー、一つまたはそれ
以上の、エステル基を含む第二級ポリアミン、アロファ
ネート基を含む脂肪族および(または)環式脂肪族一つ
またはそれ以上のポリイソシアネート、エクステンダー
および(または)顔料そして場合によっては一つまたは
それ以上の有機溶媒および慣用のラッカー添加剤を含
む。水酸化アルミニウムと炭酸カルシウムマグネシウム
とがエクステンダーおよび(または)顔料の全量に対し
て全部で60〜75wt%の量で含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はポリイソシアネート成分と、イソ
シアネートと反応する成分とをベースとする、溶媒で希
釈可能な二成分系のコーティング媒体に関する。コーテ
ィング媒体は極めて高い固体含量(solid content)を
有し、また自動車およびその部品のコーティングにおい
て特に下塗り−上塗りコートまたは下塗りコートとして
使用されている。
【0002】ポリヒドロキシル成分とポリイソシアネー
ト成分とをベースとする二成分系コーティング媒体は永
年にわたって知られている。化学薬品および溶媒に対す
る耐性が極めて良好でありまた極めて高水準の視覚的お
よび機械的特性を示す高品質のコーティングが上記のコ
ーティング媒体から得られる。
【0003】環境に対する一般的要求という文脈で、溶
媒を含有するこの種のコーティング媒体の溶媒含有率ま
たは揮発性有機化合物(VOC)の割合をできるだけ低
く保持し、そして高い固体含量を得るための努力がなさ
れている。これは例えば、反応性希釈剤と称されるもの
の使用によりまたは特別に開発した低粘度のバインダー
ベヒクルの使用により実現される。
【0004】E−A−0 470 461はポリイソシア
ネートと、イソシアネートと反応する成分とを含む、自
動車の補修用の二成分系のラッカーのためのバインダー
ベヒクルについて記載している。イソシアネートと反応
する成分はポリヒドロキシル化合物(OH−官能性のポ
リアクリレートおよび(または)ポリエステル)およ
び、エステル基を含む第二級アミンをベースとする。後
者は3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノジシクロヘ
キシルメタンをジエチルマロネートまたはジエチルフマ
レート(ポリアスパラギン酸誘導体)と反応させること
により製造することができる。上記のコーティング媒体
では45〜65wt%の固形物含有率が得られる。
【0005】DE−A−43 16 912は上塗り−下
塗りコートおよび下塗りコートを製造するのに適しま
た、ポリイソシアネートと、ジエステル、α,β−オレ
フィン不飽和ジカルボン酸、芳香族ビニル炭化水素、
α,β−オレフィン不飽和モノカルボン酸のアルキルエ
ステルおよびヒドロキシアルキルエステルおよびエステ
ルに可溶なニトロセルロースから得ることができるヒド
ロキシ官能性コポリマーとをベースとするバインダーベ
ヒクル系を開示している。
【0006】このバインダーベヒクル系から、慣用のO
H/NCO架橋系に比べて揮発性有機化合物の含有率が
より低く、従って固体含量がより高いコーティング媒体
を処方することができる。このコーティング媒体は、例
えば法規制のため、2.1ポンド/ガロンを下回れる極
端に低いVOC値が要求される特別な応用および使用分
野、特に自動車の補修を目的とするコーティングでは使
用することができない。
【0007】本発明の目的は、特にプライマーコートお
よびプライマーサーフェーサーコートを製造するための
溶媒をベースとするイソシアネート架橋コーティング媒
体を提供することであり、このコーティング媒体は直ち
に噴霧できる条件下での固体含量が極めて高く、HVL
P(大容積低圧力)技術によってさえ容易に噴霧される
ことができ、また研磨おろし(rubbed down)を良好に行
うことができ、表面品質が完全なコーティングを生ずる
のである。
【0008】この目的は A) ラジカル重合開始剤の存在で a) 第三級または第四級α−炭素原子を有する脂肪族
飽和モノカルボン酸のグリシジルエステルの一つまたは
それ以上の3〜50wt%と b) 少なくとも一つがカルボキシル基を少なくとも一
つ有しそして少なくとも一つが立体障害をうけている、
少なくとも二つのオレフィン不飽和の共重合可能なモノ
マー97〜50wt%との反応によって得ることができ、
ここで成分b)のカルボキシル基の量は、得られるコポ
リマーが少なくとも15mg KOH/gの酸価を有する
程度に、成分a)のグリシジル基の量より多いものとす
る、ヒドロキシ官能性コポリマーの一つまたはそれ以
上、 B) エステル基を有しそして一般式
【化2】 (式中Xは4〜20個の炭素原子を有するn価の有機基
を表し、R1およびR2は1〜8個の炭素原子を有する同
一のまたは異なるアルキル基を表し、そしてnは少なく
とも2の整数を表す)を有する第二級ポリアミンの一つ
またはそれ以上、 C) アロファネート基を有する脂肪族および(また
は)環式脂肪族ポリイソシアネートの一つまたはそれ以
上、 D) その全重量に対して、水酸化アルミニウム(Al
(OH)3)と炭酸カルシウムマグネシウム(CaMg(C
3)2)とが全体で60〜75wt%含まれるエクステンダ
ーおよび(または)顔料、および E) 必要によって、一つまたはそれ以上の有機溶媒お
よび慣用のラッカー添加剤を含有するコーティング媒体
により達成される。
【0009】成分A)およびB)は固体樹脂に対して好
ましくは8:1〜1:2、そして最も好ましくは6:1
〜1:1の重量比で存在する。本発明のコーティングで
は極めて高い固体含量の、好ましくは80〜88wt%の
固体含量が得られる。この場合固体含量はストービング
残留物つまりストービング後にコーティング中に残留す
る非揮発性成分の全体を意味するものとする。このコー
ティング媒体はその固体含量が極めて高いにもかかわら
ず、HVLP技術によってさえうまく噴霧することがで
き、また細孔のない完全な表面を与える。
【0010】成分A)は15mg KOH/gより大き
い、好ましくは18〜50mg KOH/g、最も好まし
くは21〜35mg KOH/gの酸価、40〜250、
好ましくは70〜200、最も好ましくは80〜180
mg KOH/gのOH価、そして10〜2000、好ま
しくは15〜500、最も好ましくは20〜150mPa.
秒の溶液粘度(DIN 53 018に従って50%溶液
を23℃で測定)を有するコポリマーからなる。このコ
ポリマーは5000g/molより小さく、好ましくは3
00〜4500g/mol、最も好ましくは500〜40
00g/molの数平均分子量を有する。
【0011】6〜30wt%の成分a)と70〜94wt%
の成分b)を使用するのが好ましい。成分a)として、
α−アルキルアルカンカルボン酸のおよび(または)
α,α−ジアルキルアルカンカルボン酸のグリシジルエ
ステルを個々にあるいは混合物として使用するのが好ま
しい。これらは好ましくはC4〜C30モノカルボン酸の
グリシジルエステル最も好ましくはC5〜C20モノカル
ボン酸のグリシジルエステルである。
【0012】これらの例には、2,2−ジメチルプロピ
オン酸、2,2−ジメチルウンデカン酸ならびにネオヘ
キサン酸、ネオノナン酸およびネオデカン酸のようなネ
オ酸のそれぞれグリシジルエステルがある。この場合ア
ルキル基は異なる数の炭素原子を含んでもよい。
【0013】成分b)は b1) 少なくとも一つのカルボキシル基を含むオレフ
ィン不飽和モノマーの一つまたはそれ以上、 b2) 一つまたはそれ以上の立体障害をうけたオレフ
ィン不飽和モノマーおよび場合によっては一つまたはそ
れ以上のb3)〜b5)の成分、 b3) 一つまたはそれ以上の、不飽和カルボン酸のヒ
ドロキシアルキルエステル、ヒドロキシアリールエステ
ルまたはオリゴマーヒドロキシアルキレングリコールエ
ステル、 b4) 一つまたはそれ以上の、炭素原子1〜20個を
有する1価アルコールとの不飽和カルボン酸のエステル
および b5) b1)、b2)、b3)またはb4)以外のオ
レフィン不飽和化合物の混合物の一つまたはそれ以上か
らなる。
【0014】b1)のモノマーの例にはアクリル酸、メ
タクリル酸、マレイン酸、フマール酸およびイタコン酸
ならびにこれらの半エステル、クロトン酸、イソクロト
ン酸およびビニル酢酸がある。(メタ)アクリル酸、マ
レイン酸およびフマール酸が好ましい。
【0015】b2)のモノマーは立体障害をうけたオレ
フィン不飽和モノマーであり、このホモポリマーは、ガ
ラス転移温度が分子量にもはや関係しないような十分に
大きい分子量で測定する際に45℃を越えるガラス転移
温度を有する。立体障害をうけた不飽和モノマーは、少
なくとも一つのC−C二重結合並びに分枝のある炭素鎖
および(または)単環もしくは多環構造を有する化合物
と解されるべきである。
【0016】好適なb2)のモノマーは、アクリル酸お
よびメタクリル酸のようなα,β−オレフィン不飽和カ
ルボン酸の立体障害をうけたアルコールとのエステルか
らおよびまた立体障害をうけたビニルモノマーからな
る。立体障害をうけたアルコールの好適な例には、第三
−ブチルアルコール、第三−アミルアルコール、2,3
−ジメチル−2−ブタノール、ネオペンチルアルコール
および3−ペンタノールのような4〜20個の炭素原子
を有する飽和アルコール、並びに例えばシクロヘキサノ
ール、4−第三−ブチルシクロヘキサノール、3,3,3
−トリメチルシクロヘキサノールおよびイソボルネオー
ルのような6〜20個の炭素原子を含む環式脂肪アルコ
ールがある。立体障害をうけたビニルモノマーの好適な
例にはスチレン、4−フェニルスチレン、ビニルシクロ
ヘキサン、第三−ブチルスチレンおよびα−メチルスチ
レンがある。
【0017】好ましいb2)のモノマーは(メタ)アク
リル酸の第三−ブチルエステル、シクロヘキシルエステ
ル、4−第三−ブチルヘキシルエステルおよびイソボル
ニルエステルである。b3)のヒドロキシアルキルエス
テルは、好ましくは2〜20個の炭素原子を有する脂肪
族ジオールと不飽和のモノカルボン酸とのエステルであ
る。これの例にはヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ヒドロ
キシブチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシヘキシル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレートおよび2−ヒドロキシブチル(メタ)
アクリレートがある。1モルのヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレートと2モルのε−カプロラクトンとの反
応生成物もまた好適である。
【0018】b4)の不飽和モノマーの例にはメチル
(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレートま
たはブチル(メタ)アクリレートのような、1〜20個
の炭素原子を有する脂肪族アルコールとの不飽和モノカ
ルボン酸のエステルがある。
【0019】b5)の不飽和モノマーの例にはビニルア
セテートのようなビニルエステルおよび(メタ)アクリ
ルオキシプロピルトリメトキシシランおよび(メタ)ア
クリルオキシプロピル−トリス(2−メトキシエトキ
シ)シランのようなシラン基を含むモノマーがある。
【0020】A)のコポリマーを製造するためには、個
別的なまたは混合物としての通常のラジカル生成重合開
始剤が好適である。開始剤の例には脂肪族アゾ化合物、
ジアシルパーオキサイドおよび好ましくはジアルキルパ
ーオキサイドがある。重合は塊状重合で実施するのが好
ましい。このようにして得られるポリマーに適する溶媒
には、キシレンまたはトルエンのような芳香族炭化水
素、エチルアセテート、ブチルアセテートまたはブチル
プロピオネートのようなエステル、グリコール、アルコ
ールまたはメチルイソブチルケトンのようなケトンがあ
る。
【0021】成分B)は一般式
【化3】 (式中X、R1およびR2は前記した意味をもつ)の化合
物からなる。Xが1,4−ジアミノブタン、1,6−ジア
ミノヘキサン、2,2,4−および2,4,4−トリメチル
−1,6−ジアミノヘキサン、1−アミノ−3,3,5−
トリメチル−5−アミノメチル−シクロヘキサン、4,
4′−ジアミノ−ジシクロヘキシルメタンまたは3,
3′−ジメチル−4,4′−ジアミノヘキシルメタンか
らアミノ基を除去することによって得られる2価の炭化
水素基を表し、nが2であるような「ポリアスパラギン
酸誘導体」が特に好ましい。好ましいR1およびR2基は
メチルまたはエチル基である。
【0022】成分B)は一般式R1OOC−CH=CH
−COOR2のマレイン酸のまたはフマル酸のエステル
を式X−(−NH2)nの対応する第一級ポリアミンと反
応させることによりこの技術分野で既知の方法で製造す
ることができる。マレイン酸またはフマル酸のエステル
の好適な例にはジメチルマロネート、ジエチルマロネー
ト、ジ−n−ブチルマロネートおよびこれらに対応する
フマル酸エステルである。nはここでは好ましくは2で
ある。
【0023】この種のポリアスパラギン酸誘導体および
その製造は例えばEP−A−0 470 461に記載さ
れている。異なる成分B)の混合物が存在してよい。
【0024】ポリイソシアネート成分C)はアロフアネ
ート基を有する(環式)脂肪族ポリイソシアネートから
なる。この「(環式)脂肪族」の言葉はここでそして以
下において脂肪族および(または)環式脂肪族を表す。
【0025】ポリイソシアネートはさらにイシアヌレー
ト基を有するのが好ましい。アロファネート基を有する
ポリイソシアネートは(環式)脂肪族ジイソシアネート
(好ましくは分子量が140〜400のもの)のイソシ
アネート基の一部を、分子内に1〜5個の炭素原子を有
する1価アルコールと反応させてアロファネートを生成
させることによりつくられる。アロファネート基および
イソシアヌレート基を含む好ましいポリイソシアネート
は、(環式)脂肪族ジイソシアネートのイソシアネート
基の一部の接触三量体化により、また三量体化に先立っ
て、その際におよび(または)その後でイソシアネート
基の別な一部を分子内に1〜5個の炭素原子を有する1
価アルコールと反応させて、アロファネートを生成する
ことによりつくられる。アロファネートの生成およびイ
ソシアヌレートの生成は好ましくは50〜150℃、最
も好ましくは90〜120℃の反応温度で実施される。
【0026】アロファネート基を含むポリイソシアネー
トをつくるための出発成分として使用できる好適な(環
式)脂肪族ジイソシアネートは、Rが4〜15個の炭素
原子を有する(環式)脂肪族炭化水素基からなるのが好
ましい一般式R(NCO)2の有機ジイソシアネートであ
る。この種のポリイソシアネートの例には、1,4−テ
トラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、1,12−ドデカメチルジイソシ
アネート、2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサメチ
レンジイソシアネート、シクロヘキサン1,3−ジイソ
シアネートおよびシクロヘキサン1,4−ジイソシアネ
ート、イソホロンジイソシアネート、ビス−(4−イソ
シアナトシクロヘキシル)−メタン、ビス−(4−イソ
シアナト−3−メチルシクロヘキシル)−メタン、1,
3−および1,4−ビス(イソシアナトメチル)−シク
ロヘキサン、並びに1,3−および1,4−テトラメチル
キシリレンジイソシアネートがある。1,6−ヘキサメ
チレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート
およびビス−(4−イソシアナトシクロヘキシル)−メ
タンが好ましい。ジイソシアネートはまた混合物で使用
することもできる。
【0027】1〜5個の炭素原子を有する、場合によっ
てはエーテル酸素原子も含んでよい1価アルコールの使
用可能なものの例には、メタノール、エタノール、n−
プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、イ
ソブタノール、第三−ブタノール、n−ペンタノール、
2−ペンタノール、3−ペンタノール、メチルブチルア
ルコール異性体、エトキシメタノールおよびメトキシメ
タノールがある。好ましいアルコールはエタノール、n
−プロパノール、イソ−プロパノールおよびブタノール
異性体である。
【0028】成分C)として好適なこの種のポリイソシ
アネートおよびこれの製造は例えばEP−A−0 49
6 208およびEP−A−0 649 866に明確に
記載されている。アロファネート基を有するポリイソシ
アネートが慣用の別なラッカーポリイソシアネートと混
合して存在するのは好ましくないが可能でもある。
【0029】本発明のコーティング媒体は顔料および
(または)エクステンダーを含有する。この点からみる
と、エクステンダーおよび(または)顔料の全量に対し
て水酸化アルミニウムと炭酸カルシウムマグネシウムと
を合計して60〜75wt%がコーティング媒体に含まれ
ることが本発明にとって重要である。水酸化アルミニウ
ムおよび炭酸カルシウムマグネシウムが65〜70wt%
が含まれるのが好ましい。水酸化アルミニウムおよび炭
酸カルシウムマグネシウムは好ましくは1:3〜3:
1、最も好ましくは1:1.5〜1.5:1の重量比で存
在する。
【0030】水酸化アルミニウムは例えば粉末状で商業
的に入手できる水酸化アルミニウムであってよい。炭酸
カルシウムマグネシウムは粉末状で商業的に入手できる
炭酸カルシウムマグネシウム(ドロマイト)であってよ
い。
【0031】本発明のコーティング媒体は別な顔料およ
び(または)エクステンダーを一つまたはそれ以上追加
的に含む。有機または無機の性質をもつ慣用的なラッカ
ー顔料はすべて顔料として好適である。顔料は着色顔料
および(または)腐蝕防止顔料であってよい。無機顔料
または有機顔料の例には二酸化チタン、微粉化二酸化チ
タン、酸化鉄顔料、カーボンブラック、アゾ顔料、フタ
ロシアニン顔料およびキナクリドンまたはピロロピロー
ル顔料がある。燐酸亜鉛は腐蝕防止顔料の例である。水
酸化アルミニウムおよび炭酸カルシウムマグネシウムに
加えてコーティング媒体に含まれてよい別なエクステン
ダーの例には水和シリカ、硅酸アルミニウム、硅酸マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、カオリンお
よびチャコがある。
【0032】エクステンダーおよび(または)顔料とバ
インダーベヒクルとの重量比(固形物対固形物に基づく
比)は70〜80:30〜20であるのが好ましい。本
発明のコーティング媒体は有機溶媒を含有してよい。好
適な有機溶媒の例には、エチレングリコールジメチルエ
ーテルまたはプロピレングリコールジメチルエーテルの
ようなグリコールエーテル;エチルグリコールアセテー
ト、ブチルグリコールアセテート、3−メトキシ−n−
ブチルアセテート、ブチルジグリコールアセテートまた
はメトキシプロピルアセテートのようなグリコールエー
テルエステル;ブチルアセテート、イソブチルアセテー
トまたはアシルアセテートのようなエステル;メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノ
ンまたはイソホロンのようなケトン;芳香族炭化水素
(例えば136°〜180℃の沸点をもつ)および脂肪
族炭化水素がある。
【0033】さらに、本発明のコーティング媒体は慣用
のラッカー添加剤を含有してよい。これの例には(メ
タ)アクリルホモポリマーまたはシリコーン油をベース
とする平坦化剤、火成シリカまたは水素化ひまし油のよ
うなレオロジー影響剤およびポリイソシアネートと架橋
反応させるための硬化促進剤および湿潤剤がある。これ
らの添加剤は技術上熟達の者にとって周知の量で使用さ
れる。
【0034】本発明のコーティング媒体をつくるために
個々の成分は互いに混合されそして通常の方法で均質化
されあるいは粉砕される。本発明のコーティング媒体は
二成分系コーティング媒体つまりシアネートと反応する
成分A)およびB)であり、またポリイソシアネート成
分C)はこれらとは別に保管せねばならない。
【0035】イソシアネートと反応する成分A)および
B)と成分D)とは場合により溶媒および慣用のラッカ
ー添加剤とともに施用のすぐ前にポリイソシアネート成
分C)と完全に混合される。その後、混合物は有機溶媒
で噴霧粘度に調整することができる。
【0036】このようにしてつくられるコーティング媒
体は空気乾燥または強制乾燥される多層コーティングの
下塗り−上塗りコートおよび(または)下塗りコートを
製造するのに特に適している。しかしながらこのコーテ
ィング媒体は例えば80°〜140℃といったより高い
温度でも硬化されうる。これは乗物のコーティングおよ
び工業的なコーティングに好適であり、また補修のため
に乗物およびその部品をコートするのに特に適してい
る。
【0037】コーティング媒体は噴霧、浸漬、ロール掛
けまたはドクターナイフ施工のような既知の方法により
施される。コーティング媒体は必要に応じて予備処理さ
れた基材に直接、あるいは慣用の下塗りコート上に施さ
れてよい。コーティング媒体は裸の鋼シート、磨き出さ
れた(rubbed down)ポリビニルブチラール下塗り、二成
分系エポキシド下塗り、あるいは磨き出された工場施工
コーティングまたは古くなったコーティングのような極
めて様々な基材によく接着する。乾燥および磨き出しの
後、本発明のコーティング媒体は通常の被覆用ラッカー
に伴う問題なしに上塗り被覆されることができる。この
ラッカーは単コートの被覆用ラッカー例えば二成分系の
アクリレート/イソシアネートをベースとするラッカー
からなり、または慣用のベースコート/クリアーコート
構造物からなる。このラッカーは溶媒をベースとするコ
ーティング媒体または水で希釈可能なコーティング媒体
で上塗り被覆されることができる。
【0038】本発明のコーティング媒体は室温で乾燥さ
れまたは、例えば5〜15分間の換気時間の後60℃で
30〜50分間乾燥されうる。本発明はまた、多層コー
ティングをつくるための方法およびこれをつくるための
コーティング媒体の使用に関し、この場合多層コーティ
ングの下塗り−上塗りコートおよび(または)下塗りコ
ートは本発明のコーティング媒体によって代替される。
【0039】上記に説明したコーティング媒体は、直ち
に噴霧できる条件下で極めた高い固体含量(80〜88
wt%)を有しまた良好な噴霧性能を有する。HVLP噴
霧技術を用いることにより、細孔のない表面さえ得られ
る。本発明のコーティング媒体では、2.1ポンド/ガ
ロンまたはそれ以下のVOC値が得られる。優れただれ
止め特性、良好なボディー、良好な磨き出し性を示し、
またエッジマークを生ずる傾向が低い。上塗り被覆上で
のラッカーの状態は極めて良好である。本発明は以下の
実施例に関し一層詳細に説明される。すべてのデータは
重量基準である。
【0040】実施例1 24.18部のα,α−ジアルキルアルカン−モノカルボ
ン酸のグリシジルエステル(Shell ChemicalsのCardura
E10)(溶媒に部分的に溶けている)を、撹拌機、不活性
ガス管、加熱および冷却装置および添加手段を具備する
反応器にいれ、そして不活性ガスの許で170℃まで加
熱した。次に、3.54部のアクリル酸、7.69部のメタ
クリル酸、19.85部のヒドロキシエチルメタクリレ
ート、14.89部のイソボルニルメタクリレート、7.
18部のメチルメタクリレートおよび22.67部のス
チレン(部分的に溶媒に溶けている)からなるモノマー
混合物を1.5部の開始剤(ジ−第三−アミルパーオキ
シド)とともに6時間にわたって計量して装入した。少
なくとも95%の転化率が得られるまで混合物をさらに
2時間重合した。残留するモノマーを蒸溜した後、9
8.4%の固体含量が得られた。次にコポリマーをブチ
ルアセテートに溶解した。この結果、固体含量は70.
1%となった。コポリマーの酸価は22.3mg KOH/
gの固体樹脂であり、ヒドロキシル価は134.8mg K
OH/g固体樹脂でありまた粘度は51mPa・秒(ブチ
ルアセテート中で50%、23℃)であった。
【0041】実施例2 下塗り−上塗り剤の製造 実施例1に相当する18部のコポリマー溶液、商業的に
入手できる1.45部のアスパラギン酸誘導体(Bayerか
ら供給される商業製品のDesmophen VP LS 2973)ブチル
グリコールアセテートとメトキシプロピルアセテートと
からなる4部の溶媒混合物および商業的に入手できる
0.6部の湿潤剤を清浄な乾燥した槽内に入れそして完
全に混合した。次に商業的に入手できる0.3部の搖変
剤、商業的に入手できる1.9部の平坦化剤、1.5部の
酸化鉄顔料、5部の二酸化チタン、7.2部の腐蝕防止
顔料、商業的に入手できる28部の水酸化アルミニウム
(Apyral 15)および商業的に入手できる29部の炭
酸カルシウムマグネシウム(Microdol 1)を添加しそ
して慣用の分散手段によって分散した。
【0042】硬化剤成分の製造 38部の酢酸ブチル、商業的に入手できる1.5部のジ
ブチル錫ジラウレート溶液および商業的に入手できる6
0.5部のアロファネート基を含むポリイソシアネート
(Bayerから供給される商業製品のDesmodur VP LS 210
2)を互いに混合した。施用のすぐ前に主成分とポリイ
ソシアネート硬化剤とを3:1の容積比で互いに混ぜ
た。この操作のために主成分を槽内に入れそしてポリイ
ソシアネート硬化剤を添加しそして完全に撹拌した。撹
拌剤を添加の後、下塗り−上塗り剤はいつでも噴霧でき
るものとなった。このいつでも噴霧できる条件下での固
体含量は85wt%であった。
【0043】下塗り-上塗り剤の施用 このようにして得たコーティング媒体を、ウォッシュプ
ライマーで下塗りされている、清浄化され、磨き出され
た鋼の薄板に、噴霧処理を1〜2回行って、乾燥コート
厚さ80〜200μmとなるように噴霧コーティングを
施し、そして室温で乾燥した。細孔のないコーティング
が得られた。室温で一晩乾燥の後、コーティングを磨き
出すことができた。コーティングは良好なだれ止め特性
と極めて良好なボディーを示した。溶媒をベースとする
ベースラッカーと溶媒をベースとする二成分系クリアー
ラッカーとで、または水性ベースラッカーと溶媒をベー
スとする二成分系被覆ラッカーとで上塗り被覆した後、
または溶媒をベースとする二成分系被覆ラッカーで上塗
り被覆した後、塩水噴霧試験(DIN 53162)、
温度および湿度試験(DIN 50017)およびVD
A試験(621−415)での結果を得た。これらの結
果は自動車の補修用ラッカーの構造に対する最も苛酷な
要求を満足した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲールハルト・ブレーマー ドイツ連邦共和国デー−50226フレヒエン. ロスマーシユトラーセ118 (72)発明者 ヴエルナー・シユテフアン ドイツ連邦共和国デー−42111ヴツパータ ール.ヴエストフアーレンヴエーク169

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A) ラジカル重合開始剤の存在で a) 第三級または第四級α−炭素原子を有する脂肪族
    飽和モノカルボン酸のグリシジルエステルの一つまたは
    それ以上3〜50wt%と b) 少なくとも一つがカルボキシル基を少なくとも一
    つ有しそして少なくとも一つが立体障害をうけている、
    少なくとも二つのオレフィン不飽和の共重合可能なモノ
    マー97〜50wt%との反応によって得ることができ、
    ここで成分b)のカルボキシル基の量は、得られるコポ
    リマーが少なくとも15mg KOH/gの酸価を有する
    程度に、成分a)のグリシジル基の量より多いものとす
    る、ヒドロキシ官能性コポリマーの一つまたはそれ以
    上、 B) エステル基を有しそして一般式 【化1】 (式中Xは4〜20個の炭素原子を有するn価の有機基
    を表し、R1およびR2は1〜8個の炭素原子を有する同
    一のまたは異なるアルキル基を表し、そしてnは少なく
    とも2の整数を表す)を有する第二級ポリアミンの一つ
    またはそれ以上、 C) アロファネート基を有する脂肪族および(また
    は)環式脂肪族ポリイソシアネートの一つまたはそれ以
    上、 D) その全重量に対して、水酸化アルミニウム(Al
    (OH)3)と炭酸カルシウムマグネシウム(CaMg(C
    3)2)とが全体で60〜75wt%含まれるエクステンダ
    ーおよび(または)顔料、および E) 必要によって、一つまたはそれ以上の有機溶媒お
    よび慣用のラッカー添加剤を含有することを特徴とし、
    活性水素を含む基一つに対してイソシアネート基0.5
    〜2個が割当てられるような定量的な割合でポリイソシ
    アネート成分C)が存在することを特徴とする、ポリイ
    ソシアネート成分と、イソシアネートと反応する成分と
    をベースとする溶媒で希釈可能な二成分系コーティング
    媒体。
  2. 【請求項2】 成分A)および成分B)が8:1〜1:
    2の重量比で存在することを特徴とする請求項1記載の
    コーティング媒体。
  3. 【請求項3】 固体含量が80〜88wt%であることを
    特徴とする請求項1または2に記載のコーティング媒
    体。
  4. 【請求項4】 コポリマーA)が5000g/モルより
    小さい数平均分子量、15mg KOH/gより大きい酸
    価、40〜250mg KOH/gのOH価およびDIN
    53 018による10〜2000の溶液粘度を有する
    ことを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記
    載のコーティング媒体。
  5. 【請求項5】 成分B)の一般式においてnが2であり
    そしてR1およびR2が互いに独立にメチル基またはエチ
    ル基を表すことを特徴とする、請求項1から4のいずれ
    か1項に記載のコーティング媒体。
  6. 【請求項6】 下塗り−上塗りコートまたは下塗りコー
    トをつくるため、請求項1から5のいずれか1項に記載
    のコーティング媒体が使用されることを特徴とする、少
    なくとも二つのコーティング層を基材に施すことによる
    多層コーティングの製造方法。
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