JPH09175751A - 群管理エレベータのリニュアル方法 - Google Patents

群管理エレベータのリニュアル方法

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JPH09175751A
JPH09175751A JP7339310A JP33931095A JPH09175751A JP H09175751 A JPH09175751 A JP H09175751A JP 7339310 A JP7339310 A JP 7339310A JP 33931095 A JP33931095 A JP 33931095A JP H09175751 A JPH09175751 A JP H09175751A
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JP
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elevator
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elevators
floor
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JP7339310A
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Satoshi Yamamoto
諭 山本
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設の群管理エレベータをリニュアルする際
に、リニュアル期間中においても利用客へのサービスが
低下することのない安価な群管理エレベータのリニュア
ル方法を提供する。 【解決手段】 既設の群管理エレベータを新規な群管理
エレベータに取替えるに際し、新旧のエレベータのいず
れか一方が1台のみ混在する期間において、そのエレベ
ータが、群管理制御系から切り離されかご呼びのみにサ
ービスするようにすると共に、基準階へ復帰するように
し、かつ、この基準階の乗場呼びにのみ応答できるよう
にした手順とを設け、このエレベータが運行サービスで
きるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、古くなった群管
理エレベータを設計を異にし、かつ機能も新しくした群
管理エレベータに取替える(以下、これをリニュアルと
いう)場合に適用される群管理エレベータのリニュアル
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものをリニュアルする際
には、特開昭62−259973号公報に開示された方
法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記方法で
は、改造段階毎に新旧のエレベータの信号制御系との整
合のためにインターフェイスを設けなければならず、ま
た、これらインターフェイスはエレベータの台数分が必
要となり、この方法を用いることは、利用客へのサービ
ス向上にはなるものの改造経費を増大させてしまうとい
う欠点があった。
【0004】この発明の目的は、こうした欠点を解消
し、改造期間中において利用客のサービスを低下させる
ことなく安価に群管理エレベータをリニュアル化できる
群管理エレベータのリニュアル方法を提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、既設の群管理エレベータを新規な群管
理エレベータに取替えるに際し、新旧のエレベータのい
ずれか一方が1台のみ混在する期間において、当該エレ
ベータが、群管理制御系から切り離されかご呼びのみに
サービスするようにすると共に、基準階へ復帰するよう
にし、かつ、当該乗場呼びにのみ応答できるようにした
手段とを設け、当該エレベータを運行サービスできるよ
うにしたものである。
【0006】この発明は、上記構成となっているため、
新旧のエレベータの信号制御系を整合するインターフェ
イスは、基準階の乗場呼び回路用のみを準備し接続する
ことによって当該エレベータの当該乗場呼び回路が形成
されるので、エレベータを利用しようとする利用客は、
当該乗場呼び釦を操作すれば、当該エレベータに乗り込
むことができ、その後、当該エレベータのかご呼びを操
作すれば所望階へ行くことができる。そして、当該エレ
ベータは、サービス完了後に基準階へ帰着するので、利
用客の集中する基準階でのサービス向上が図れると共
に、他のエレベータのサービスと合わせると、従来方法
に対して部品点数を大幅に削減して利用客へのサービス
を低下させることのない群管理エレベータのリニュアル
方法が実現できるようになった。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。
【0008】図1は群管理エレベータの代表的な配列を
示したエレベータホールの平面図で、同図において、1
〜4は号機名と同一となるようにしたエレベータでホー
ル5を挟むようにエレベータが互いに対向するよう配列
してあり、乗場呼び登録装置7は並列配置された各エレ
ベータの間の壁7にホール5を挟み対向するように取付
けられている。6はホール5への出入口扉である。
【0009】この種の群管理エレベータをリニュアルす
る場合、通常は号機順序に従って実施されることが多
い。例えば、この実施形態では、先ず1号機のエレベー
タ1から順次、2、3、4と更新されて行き、そのと
き、最初に更新される1号機のエレベータ1が更新中に
は乗場呼び登録装置7は既設のままになっており、そし
て、最後に更新されるエレベータの1つ前のエレベータ
を更新中には、即ち、この実施例では3号機のエレベー
タ3に当るが、このときには既に乗場呼び登録装置7は
新規なものに取替えられている状況にある。
【0010】次に、この種の群管理エレベータのリニュ
アル方法について、その手順と各段階の状況を図に基づ
いて詳細に説明する。
【0011】図2は既設群管理エレベータの構成要素を
ブラックボックス的に示したもので、同図において、1
1−1〜11−4は機械室に設置されている旧制御盤、
12−1〜12−4は旧かごに取付けられている旧かご
呼び登録装置、13−1〜13−4はホール5に設置さ
れた乗場呼び登録装置7の旧操作釦、14−1〜14−
4は旧制御盤11−1〜11−4と旧かご呼び登録装置
12−1〜12−4とを接続する旧信号線、15−1〜
15−4は旧制御盤11−1〜11−4と旧操作釦13
−1〜13−4とを接続する旧信号線、16は旧制御盤
11−1〜11−4と17−1〜17−4で接続され各
制御盤に対してエレベータの運行管理指令を発する旧群
管理盤である。
【0012】このように構成された既設の古い群管理エ
レベータを、設計の異なる、かつ新しい機能を有する新
群管理エレベータに取替える場合は、図3〜7に示す5
段階のリニュアル工程を日時をおいて実施することによ
り行なわれる。先ず、第1段階としては、旧1号機エレ
ベータの撤去を行ない、そして、その跡に新規の1号機
エレベータを据付るのであるが、旧1号機のエレベータ
の撤去作業を行なう前に、準備作業として、図2に示し
た旧群管理盤16との信号線17−1を切り離して旧1
号機エレベータが群管理制御系と無関係な状態とする。
これは、撤去作業時に何らかの要因によって引き起こさ
れると思われる他の号機への影響を皆無にするための予
防策である。この作業が終了したら、次に旧制御盤11
−1、旧信号線14−1、旧かご呼び登録装置12−
1、信号線15−1を順次取外して行くが、旧乗場呼び
登録装置の操作釦13−1のうち、基準階の信号回路と
なるものは撤去せずにそのままの状態に残しておく。こ
こではその信号回路を便宜上旧操作釦13−1として用
いることにする。
【0013】尚、図面上の関係から、エレベータの他の
部分を表示していないが、このとき、旧1号機のエレベ
ータに係わる部品は、リニュアルの種類によっても異な
るが、一般的に案内レールと敷居、それに三方枠は旧品
をそのまま流用するようにしているので残され、他のも
のは全て撤去され、その跡に新規のものが据付けられ
る。図3はリニュアルの第1段階の各エレベータの状態
を示したもので、旧1号機エレベータが撤去され、その
跡に新規の1号機エレベータの更新中の状態を示したも
のである。この段階で、次の段階での作業効率を考えて
新規の1号機エレベータの制御盤21−1を機械室へ搬
入する際に、新規の群管理盤26も搬入しておき、そし
て、新規制御盤21−1と新規群管理盤26をも信号線
27−1で接続しておく。次に、新規のかごが組み立て
られると、新規のかご呼び登録装置22−1が取付けら
れるので、これと新規制御盤21−1とを信号線24−
1によって接続する。この状態のとき、前述したように
旧乗場操作釦のうち基準階となる旧操作釦13−1は後
述するインターフェイスとの接続ができる状態にし残し
ておく。そして、この段階でのエレベータの運転形態
は、旧2号機〜4号機が旧群管理盤16によって運行管
理されている状況下にあり、これは、1号機を休止状態
にして残りのエレベータを群管理制御していると同一状
態であるため、出勤時や退勤時のように利用客が極度に
集中する時間帯を除いた通常時間帯においては、利用客
へのサービスが大幅に低下することはない。
【0014】図4は、リニュアル工程の第2段階の各エ
レベータの状態を示したものであって、この時点では1
号機エレベータはリニュアルが完了し、運転できる状態
となっている。但し、運転できる状態と言っても、乗場
呼び登録装置の操作釦回路は旧品の乗場呼び登録装置の
操作釦13−1のままとなっているので、乗場呼びにこ
の1号機エレベータを応答させるようにするためには、
新制御盤21−1と旧乗場呼び登録装置の操作釦回路と
の間を信号の整合をとるためにインターフェイスを介在
させなければならない。しかしながら、各階の乗場呼び
登録装置に接続させるにはその負数だけインターフェイ
スが必要となり、コスト高となるばかりか、作業時間も
多く費やされることとなり、リニュアル化で顧客が最も
要求しているものの1つには短工期でもあり、全階の乗
場呼び登録装置に応答できるようにすれば、利用客にと
っては極めて便利になるが、その分だけ作業時間が余計
にかかることになるので、短工期にすることはできなく
なる。
【0015】そこで、この発明は、かご呼び登録装置2
2−1のみの運転によって利用客にサービスできるよ
う、即ち、周知である専用運転方式によって不特定多数
の者へのサービスができないものか検討した結果、エレ
ベータがサービス終了後、基準階へ帰着し、この階から
の利用者を対象にしてサービスさせるようにすればよい
ことに着目し、これを実現させるために必要な方法は何
かを検討した。その結果、先ず、基準階復帰回路28を
設ければよい訳である。また、一方、エレベータは周知
の如く、待機中は消防法の適用により扉を閉じていなけ
ればならないようになっており、エレベータが基準階へ
帰着してもかご内に乗り込むことができない。そこで、
次に、基準階の乗場呼び登録装置の操作釦を押すことに
よって、リニュアルされた1号機エレベータが基準階に
待機しているときにその扉を開くようにすれば、即ち、
周知のリオープン回路が作動できるようにすればよい訳
であるが、ところが、この基準階の乗場呼び登録装置の
操作釦回路は、旧式の乗場呼び登録装置の操作釦13−
1のままとなっており、このままでは新制御盤21−1
にその信号を取込めない。そこで、旧乗場呼び登録装置
の操作信号を新制御盤21−1に取込むために信号系を
整合するインターフェイス29を設け、旧乗場呼び登録
装置の操作釦13−1と信号線30で接続する。インタ
ーフェイス29は新規の信号線25−1と新制御盤21
−1と接続されている。尚、前述した基準階復帰回路2
8はこのために特別に設ける必要はなく、周知の如く、
エレベータには新旧を問わず設けられており、簡単な作
業でそれが作動できるようにしたり、また、停止させた
りできるようになっている。その方法は、旧エレベータ
では、即ち、リレーシーケンス回路方式の場合は、例え
ば、回路を作動できるようにする場合にはターミナル間
を渡り線で接続し、停止させたいときには、その渡り線
を取外せばよいようになっている。そして、新規のエレ
ベータでは、即ち、マイクロコンピュータで制御される
エレベータにあっては、その回路を作動させるか停止さ
せるかのフラグを立てるように設定するだけでよいよう
になっている。
【0016】このようにすることで、新規の1号機エレ
ベータは、利用客が基準階の旧乗場登録装置の操作釦1
3−1を押すことによって、その信号は信号線30、イ
ンターフェイス29及び信号線25−1より新規の制御
盤21−1へ伝送され、このエレベータが基準階で待機
中であるときには扉が開かれ、利用客はかご内に乗り込
める。そして、乗り込んだ利用客が新規のかご呼び登録
装置22−1の所望する階の登録釦を押すことによって
エレベータはその階へ向かって走行し、その階へ到着後
は周知の帰着運転動作で基準階へ帰着する。このように
利用客が基準階からエレベータへ乗り込みができ、そし
て、所望する階へ行くことができ、しかも利用客の大半
は基準階に集中しているので、エレベータの利用効率を
損ねることはないエレベータを僅かなインターフェイス
で対応させることが可能となり、かつ、そのために接続
作業を大幅に低減させられることから、工期の短縮化が
図れ、トータル的なコスト低減できる群管理エレベータ
のリニュアル方法が実現可能となった。尚、通常、基準
階としては1階またはロビー階を設定するが、この基準
階を1階またはロビー階の外に、最上階も設定し、そし
て時計装置を設けて、時間帯に対応してこの基準階を変
更するようにすれば、例えば、退勤時間帯のときには、
基準階を最上階に設定できるようにしておくと更に利用
客のサービスの向上が図れるようになる。
【0017】ところで、この第2段階でのエレベータの
運転形態は、1号機がかご呼び専用運転でサービスする
ようにし、そして、2号機が更新中で停止状態となって
おり、3〜4号機が旧群管理盤16によって群管理制御
されている状況であるので、本来の群管理制御のように
はサービスできないが、以上説明したように、利用客に
対するサービスが極度に低下するものではない。
【0018】次に、図5により第3段階目のリニュアル
工程を説明する。
【0019】同図は、1号機と2号機のエレベータとが
リニュアルを完了し、3号機のエレベータが更新中で、
そして、4号機のエレベータが旧制御方式で稼動してい
る状態のときを示したものであって、1、2号機のエレ
ベータは新規の群管理盤26によって群管理制御が行な
われて、この段階では、即ち、4台以上のエレベータが
群管理制御される群管理エレベータにあっては、全てリ
ニュアルが実施される1つ手前のエレベータがリニュア
ル中には、旧乗場呼び登録装置の操作釦は撤去され、工
事の効率化及び作業上の都合から、新操作釦23−1〜
23−4に取替えられていることが多く、この状態で
は、旧式のままの4号機エレベータはかご呼びには応答
できるが乗場呼びには応答できず、また、エレベータは
前述したように消防法の適用を受けることから扉は所定
の時間経過した場合に閉じなければならず、かご呼びに
は応答できても閉扉状態となったときにはかご内に乗り
込めないので、このままでは利用できないことになる。
そこで、このようなエレベータを低価格の改造費でもっ
て比較的運転効率を上げ稼動できるようにするには、先
ず、新旧の制御系に対するインターフェイスの数を減ら
し、そして、一度の運行でできる限り多くの利用客を輸
送することである。そのためには、1号機のときに説明
したように、エレベータの利用客が集中する階で、即
ち、基準階となる1階またはロビー階で待機させ、閉扉
されていてもかご内に乗り込めるようにすればよい訳で
ある。その方法は、かご呼びに応答した後、基準階へ帰
着するようにし、そして、基準階の乗場呼びにのみ応答
できるようにすれば、新旧制御系の信号を整合させるの
に必要なインターフェイスは1つで済み、かつ、その改
造作業も短時間で終了することになり、このための改造
経費を大幅に削減することができて、上述した目的を達
成することができる。即ち、この実施例においては、旧
制御盤11−4に基準階復帰回路28を設け、そして、
基準階に新規に取付けられた新乗場呼び登録装置の操作
釦23−4と旧制御盤11−4との信号の整合をとるた
めに用いるインターフェイス31を設け、このインター
フェイス31と新乗場呼び登録装置の操作釦23−4と
を信号線32で接続する。尚、基準階復帰回路28は前
述した通り、旧制御盤11−4に既に組み込まれてお
り、それを作動できるようにするには配線変更するだけ
で簡単に済むようになっている。こうすることで、利用
客は、基準階の新規の乗場呼び登録装置の操作釦23−
4の釦を押すことによって、4号機エレベータがその階
に閉扉状態で待機されている場合でも、新規の乗場呼び
登録装置の操作釦23−4から発せられた信号は、イン
ターフェイス31によって旧信号系に変換されて信号線
15−4を通して旧制御盤11−4に伝えられ、旧制御
盤11−4は、周知のリオープン回路で扉を開かせる。
エレベータの扉が開くことによって、利用客はかご内に
乗り込むことができ、乗り込んだ利用客は、かご呼び登
録装置12−4の所望する階の釦を押せば、エレベータ
はそれに応答して走行することができ、通常状態と変わ
らぬサービスを受けることができる。このように、新旧
のエレベータが混在しているときに、新旧の制御系の全
てを整合させなくてもエレベータを稼動させることがで
きるようになっているので、安価で、利用客に不便さを
感じさせない群管理エレベータのリニュアルを実現可能
とした。
【0020】尚、このときにも、前述したように基準階
を2種類準備して、そのビルのエレベータ交通需要に対
応させ、基準階の設定を変えるようにすれば、更に運転
効率を上げると共に、利用客にとって便利なものとな
る。
【0021】図6は第4段階目のリニュアル工程を示し
たもので、同図に示すように、1〜3号機のエレベータ
は、それぞれがともに新制御盤21−1〜3、新かご呼
び登録装置22−1〜3、そして新乗場呼び登録装置の
操作釦23−1〜3に取替えられ、新群管理盤26の下
で新群管理の運行管理が行なわれていて、そして、4号
機のエレベータは制御盤、かご呼び登録装置、及び乗場
呼び登録装置はそれぞれに新規なものに取替えられてい
るが、改造中ということで、新操作釦23−4や群管理
盤26との接続が未だ行なわれていない状況である。こ
れは、図3で示した第1段階目の状態に対し旧群管理盤
16よりも機能アップした新群管理盤26でエレベータ
全台数のうち1台が運転休止させているときと同様の運
行管理状況により、群管理盤26が機能アップした分だ
け第1段階目よりも同じ台数であってもサービスを向上
できるようになっている。
【0022】図7は第5段階目の群管理エレベータのリ
ニュアル状態を示したもので、即ち、リニュアルが全て
完了した状態にあって、そして、このような各段階を踏
んで、新規に機能アップした全エレベータが機能アップ
した新群管理盤26の下で運行管理できるようになっ
た。
【0023】以上説明したように、この実施形態によれ
ば、第1〜第4段階では改造中のエレベータが1台運行
されない状態となっているだけで、新旧のエレベータに
対して多くのインターフェイスを用意することなく、リ
ニュアル時の初期段階と最終段階とにその新旧の信号体
系を互いに整合させるのに用いるインターフェイス、そ
れも基準階の乗場呼び登録装置のものだけで、この種の
群管理エレベータのリニュアルに際して利用客に不便さ
を感じさせないで済む安価で、作業性に優れ、短工期化
の図れる群管理エレベータのリニュアル方法が提供でき
るようになった。
【0024】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、既設
の群管理エレベータを新規な群管理エレベータに取替え
るとき、新旧のエレベータが1台のみ混在する期間にお
いて、新旧エレベータの信号体系を整合するためのイン
ターフェイスを最少にしても利用客へのサービスが低下
することのない安価で、短工期の図れる群管理エレベー
タのリニュアル方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の対象となる群管理エレベータの配列
を示した平面図である。
【図2】この発明の対象となる既設群管理エレベータの
構成要素をブラックボックスで示した既設群管理エレベ
ータの概略図である。
【図3】第1段階目のリニュアル工程のときの概略図で
ある。
【図4】第2段階目のリニュアル工程のときの概略図で
ある。
【図5】第3段階目のリニュアル工程のときの概略図で
ある。
【図6】第4段階目のリニュアル工程のときの概略図で
ある。
【図7】第5段階目のリニュアル工程のときの概略図で
ある。
【符号の説明】
1〜4 エレベータ 11−1〜11−4 旧制御盤 12−1〜12−4 旧かご呼び登録装置 13−1〜13−4 旧操作釦 16 旧群管理盤 21−1〜21−4 新規制御盤 22−1〜22−4 新規かご呼び登録装置 23−1〜23−4 新操作釦 26 新規群管理盤 28 基準階復帰回路 29、30 インターフェイス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設の群管理エレベータを新規な群管理
    エレベータに取替えるに際し、新旧のエレベータのいず
    れか一方が1台のみ混在する期間において、当該エレベ
    ータが、群管理制御系から切り離されかご呼びのみにサ
    ービスするようにすると共に、基準階へ復帰するように
    し、かつ、当該乗場呼びにのみ応答できるようにした手
    段とを設け、当該エレベータを運行サービスできるよう
    にしたことを特徴とする群管理エレベータのリニュアル
    方法。
JP7339310A 1995-12-26 1995-12-26 群管理エレベータのリニュアル方法 Pending JPH09175751A (ja)

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