JPH09174568A - エアブローを用いる成形金型 - Google Patents

エアブローを用いる成形金型

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JPH09174568A
JPH09174568A JP34349895A JP34349895A JPH09174568A JP H09174568 A JPH09174568 A JP H09174568A JP 34349895 A JP34349895 A JP 34349895A JP 34349895 A JP34349895 A JP 34349895A JP H09174568 A JPH09174568 A JP H09174568A
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air
annular member
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mirror
fitting
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Kazuo Inoue
和夫 井上
Manabu Nakanishi
学 中西
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形品を成形金型のミラー部材やスタンパか
ら一様に離型できるエアブローを用いる成形金型を提供
する。 【解決手段】 エア通路部材として、側面に幅または深
さが異なる複数の軸方向溝を配した環状部材、側面に複
数の軸方向溝をエア流入口近傍では少なく離れるにつれ
て多く軸方向溝を配した環状部材、エア吹き出し部に複
数の球を設けた環状部材、エア吹き出し部に嵌合隙間の
広い箇所と狭い箇所を交互に設けた環状部材または嵌合
位置出し部に複数の球を設けた環状部材を用いることに
より周方向のエアブローの偏りを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エアブローによっ
て成型品を金型から離型する成形金型に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】
《用語の定義》本明細書において、下記のように用語を
それぞれ定義する。「環状部材」とは、ミラー部材の円
筒状孔に挿入して用いる実質円筒形の部材をいう。「軸
方向」とは、環状部材の中心軸に平行な方向をいう。
「軸方向溝」とは、環状部材の側面に軸方向に設けた溝
をいう。「周方向」とは、環状部材の中心軸に垂直な断
面と側面が交って作る円の円周方向をいう。「周方向
溝」とは、環状部材の側面に週方向に設けられた溝をい
う。「離型」とは、成型品を金型から離すことをいう。
「離型むら」とは、離型によって生ずる光学的な欠陥を
いう。「エア流入口」とは、図9のエア通路(118)
または(119)のミラー部材の円筒状孔内面側端部を
いう。「嵌合位置だし部」とは、環状部材を、軸方向溝
を設けていない側面でミラー部材の円筒状孔内面と嵌合
させて位置を定める部分をいう。
【0003】従来より光ディスク用等のプラスチック製
記録媒体の基板はポリカーボネート樹脂、アクリル樹
脂、ポリオレフィン樹脂等の合成樹脂を用いて射出成形
方法で成形されている。
【0004】従来のエアブローを用いる成形金型の構成
を図9の断面図に示す。101は固定金型であり、10
2は可動金型である。この固定金型101と可動金型1
02とを閉じた際にその間にキャビティ103が形成さ
れる。このキャビティ103に溶融した樹脂が射出によ
り流入され、成型品が成形される。
【0005】可動金型102ではスタンパ104がスタ
ンパ内周押さえ105とスタンパ外周押さえ106とに
よって可動金型のミラー部材107に装着されている。
スタンパ104には成型品に刻印すべき情報が刻まれて
いる。この可動金型のミラー部材107は温調水路10
8を有し、その中を流れる水により一定の温度に制御さ
れている。また、可動金型のミラー部材107は可動金
型の基盤109と螺合され、さらに、成形機の大プレー
トに固定されている。そして、この大プレートに力を加
えることによって可動金型102を動かし、固定金型1
01と可動金型102との間に型締め力を発生させる。
【0006】可動金型102の中心軸の部分には環状部
材110、カットパンチ111、突出ピン112があ
る。カットパンチ111は成型品に内孔を形成するもの
であり、環状部材110は突出パンチとして成型品を上
方へ押し上げ、突出ピン112はスプルを取り除く。
【0007】固定金型101では、固定金型の基盤11
3が成形機の大プレートに固定される。この固定金型の
基盤113には固定金型のミラー部材114が螺合す
る。固定金型のミラー部材114は可動金型のミラー部
材107と共に成型品を形成する部材である。この固定
金型のミラー部材114も温調水路115を有し、その
中を流れる水により一定温度に制御されている。
【0008】固定金型101の中心軸の部分には溶融樹
脂の流入路となるスプルブッシュ116および環状部材
117がある。この環状部材117は固定側ブッシュと
してスプルブッシュ116と固定金型のミラー部材11
4との間に断熱作用を有する。
【0009】固定金型の基盤113にはエア通路118
があり、このエア通路118を通ったエアは固定金型の
ミラー部材114と環状部材117との嵌合隙間125
を通ってキャビティ103まで導かれる。一方、可動金
型基盤109にはエア通路119があり、このエア通路
119を通ったエアは可動金型のミラー部材107に装
置されたスタンパ内周押さえ105と環状部材110と
の嵌合隙間124を通ってキャビティ103まで導かれ
る。これらのエアは成型品を金型から剥す際に成型品に
吹き付けられる。それにより成型品を離型させる。
【0010】図9の環状部材110または117は図1
0の環状部材110、117に該当する。その構造を図
10に、そのX−X’の断面を図11に示す。エアは図
10の矢印Pで示す方向より金型内部に流入される。環
状部材110、117には、周方向にエアを廻すための
周方向溝120が周方向に一周ある。その周方向溝12
0に続いてエアをキャビティ表面に導く複数の軸方向溝
121が軸方向に平行に同一断面形状で、かつ、均等な
間隔にある。さらに、軸方向溝121に続いてキャビテ
ィ側で円筒状の環状部材の周方向にエアを分散するた
め、周方向に一周して形成された円方向溝122があ
る。この周方向溝122まで導かれたエアは、エア吹き
出し部123と図9のスタンパ内周押さえ105または
固定金型のミラー部材114との間の嵌合隙間124ま
たは125を通ってキャビティ103へ吹き出される。
この嵌合隙間は溶融した樹脂がキャビティ103から嵌
合隙間124または125へ流入せず、かつ、エアがキ
ャビティ103へ吹き出すように約20μm近傍に設計
されている。
【0011】上記嵌合隙間124または125からエア
が成型品に吹き付けられると同時に、可動金型102が
下方に動いて固定金型101と離れ離型が行われる。そ
の後突出パンチ110が上方に摺動し成型品を押し上
げ、成型品が取り出される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述の通り図9、図1
0、図11を用いて説明した従来の環状部材を用いたエ
アブローを用いる成形金型では、エアブロー量が周方向
で(軸回りの角度位置に関して)偏りがみられ、成型品
と金型との離型が全面で一様に行われない。このために
離型むらが生じるという問題があった。特に、高密度の
情報を転写するためにはこれまでより樹脂の温度を高く
する必要があり、このため成型品がこれまでのものより
金型やスタンパにくっつきやすくなり、この離型むらが
発生しやすい。本発明は上記の問題を解決することを課
題とし、成型品を金型やスタンパから一様に離型できる
エアブローを用いる成形金型を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明のエアブローを
用いる成形金型は、側面に複数の軸方向溝を設けた環状
部材を側面でミラー部材またはミラー部材と内接する部
材の円筒状孔内面と嵌合させてこの環状部材の位置を定
め、この環状部材のエア吹き出し部の外周面とミラー部
材またはミラー部材と内接する部材の円筒状孔内面とで
嵌合隙間を生じさせたエアブローを用いる成形金型であ
って、その軸方向溝が軸方向に垂直な断面において異な
った形状を有する。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明に係るエ
アブローを用いる成形金型は、側面に複数の軸方向溝を
設けた環状部材を側面でミラー部材またはミラー部材と
内接する部材(例えばスタンパ内周押さえ)の円筒状孔
内面と嵌合させてこの環状部材の位置を定め、この環状
部材のエア吹き出し部の外周面とミラー部材またはミラ
ー部材と内接する部材の円筒状孔内面とで嵌合隙間を生
じさせたるエアブローを用いる成形金型であって、その
軸方向軸が軸方向に垂直な断面において異なった形状を
有することを特徴としている。
【0015】請求項2に記載した発明に係るエアブロー
を用いる成形金型は、請求項1に記載したものにおい
て、軸方向溝の幅がエア流入口近傍では狭く、環状部材
の円周に沿ってそれから離れるにしたがって広く選ばれ
ていることを特徴としている。
【0016】請求項3に記載した発明に係るエアブロー
を用いる成形金型は、請求項1に記載したものにおい
て、軸方向溝の深さがエア流入口近傍では浅く、環状部
材の円周に沿ってそれから離れるにしたがって深く選ば
れていることを特徴としている。
【0017】請求項4に記載した発明に係るエアブロー
を用いる成形金型は、側面に複数の軸方向溝を設けた環
状部材を側面でミラー部材またはミラー部材と内接する
部材の円筒状孔内面と嵌合させて位置を定め、キャビテ
ィ近傍でこの環状部材のエア吹き出し部の外周面とミラ
ー部材またはミラー部材と内接する部材の円筒状孔の内
面とで嵌合隙間を生じさせたエアブローを用いる成形金
型であって、複数の軸方向溝の軸回りの単位角当たりの
数をエア流入口近傍では少なく、環状部材の円周に沿っ
てそれから離れるにしたがって多くすることを特徴とし
ている。
【0018】請求項5に記載した発明に係るエアブロー
を用いる成形金型は、請求項1ないし4に記載したもの
において、キャビティ近傍での嵌合隙間を10μm以上
30μm以下とすることを特徴としている。
【0019】請求項6に記載した発明に係るエアブロー
を用いる成形金型は、側面に複数の軸方向溝を設けた環
状部材を側面でミラー部材またはミラー部材と内接する
部材の円筒状孔内面と嵌合させて位置を定め、この環状
部材のエア吹き出し部の外周面とミラー部材またはミラ
ー部材と内接する部材の円筒状孔内面とで嵌合隙間を生
じさせたエアブローを用いる成形金型であって、エア吹
き出し部に複数の球を設けたことを特徴としている。
【0020】請求項7に記載した発明に係るエアブロー
を用いる成形金型は、側面に複数の軸方向溝を設けた環
状部材を側面でミラー部材またはミラー部材と内接する
部材の円筒状孔内面と嵌合させて位置を定め、この環状
部材のエア吹き出し部の外周面とミラー部材またはミラ
ー部材と内接する部材の円筒状孔内面とで嵌合隙間を生
じさせたエアブローを用いる成形金型であって、エア吹
き出し部の外周を2つの異なる外径で交互に形成するこ
とにより、このエア吹き出し部の外周面とこのエア吹き
出し部が嵌合する部材の内面とで、嵌合隙間の広い箇所
と狭い箇所とが交互に形成されることを特徴としてい
る。
【0021】請求項8に記載した発明に係るエアブロー
を用いる成形金型は、請求項7に記載したものにおい
て、狭い嵌合隙間を5μm以下、広い嵌合隙間を10μ
m以上30μm以下とすることを特徴としている。
【0022】請求項9に記載した発明に係るエアブロー
を用いる成形金型は、側面に複数の軸方向溝を設けた環
状部材を側面でミラー部材またはミラー部材と内接する
部材の円筒状孔内面と嵌合させて位置を定め、この環状
部材のエア吹き出し部の外周面とミラー部材またはミラ
ー部材と内接する部材の円筒状孔内面とで嵌合隙間を生
じさせたエアブローを用いる成形金型であって、環状部
材が摺動する部材であり、かつ嵌合位置出し部に複数の
球を設けたことを特徴としている。
【0023】複数の軸方向溝を有する環状部材をエア通
路に用い、軸方向溝の幅、深さまたは周方向の間隔を最
適にすることにより、エアの流入口が一箇所であっても
軸回り角度位置によるエア流量の不均一を解消し、エア
を周方向で偏りなくキャビティに吹き出させることがで
きる。
【0024】また、複数の球をエア吹き出し部に設ける
ことによりキャビティ近傍でのエア通路の嵌合隙間の偏
りが抑制される。エア吹き出し部に嵌合隙間の広い箇所
と狭い箇所とを交互に設けることでエアは広い隙間から
確実に吹き出し、さらに、隙間の偏りは狭い箇所で抑制
できる。
【0025】さらに、嵌合位置出し部に複数の球を設け
ることによって、接触磨耗による損傷を防止するための
隙間を広くする必要がなくなる。そのため、部材が摺動
する度ごとに生じる嵌合隙間の変化が抑制される。その
ため摺動する部材を環状部材として用いてもエアを周方
向で偏りなくキャビティに吹き出させることができる。
【0026】上記各手段により、キャビティ近傍でエア
が周方向で一様に吹き出すため、離型むらを抑制でき、
成型品の歩留まりが向上する。
【0027】
【実施例】本発明の最良の実施例の形態を添付の図1な
いし図9を用いて説明する。図1ないし図7における環
状部材に係る成形金型全体の構成は図9に示す従来の成
形金型の構成と同一である。それ故、本発明の実施の形
態を説明するに当たって、成形金型全体の構成に係る部
分については図9を用いて説明する。図1、5および6
の環状部材110、117は、図9の環状部材110、
117に、図7の環状部材110は図9の環状部材11
0に該当する。図8は実施例の一部を変形した構成を示
す図である。
【0028】《実施例1》本発明に係るエアブローを用
いる成形金型の第1の実施例の環状部材110、117
を図1に、その断面A−A’を図2に示す。この環状部
材110、117はエア通路を形成する。図1中の矢印
Pは金型内部にエアが流入される方向を示す。
【0029】環状部材110、117の側面には周方向
溝2がエア流入口に対向して設けられていて、周方向に
エアを廻す働きをする。この周方向溝2に続いて複数の
軸方向溝3が設けられている。この複数の軸方向溝3は
エアを金型内のキャビティ近傍まで導く。本実施例では
この複数の軸方向溝3をエアの流入口から離して均等間
隔で配し、かつ、このエア流入口に近いほど複数の軸方
向溝3の幅を狭くしている。これは、複数の軸方向溝3
に流れるエアがエア流入口に近い軸方向溝に流れ込みや
すい性質を持つのを抑制し、複数の軸方向溝3の各々で
のエア流量を均等にするためである。複数の軸方向溝3
には周方向溝4が続いており、この周方向溝4は複数の
軸方向溝3から流入したエアを周方向に分散する。
【0030】エア吹き出し部5は、図9のスタンパ内周
押さえ105または固定金型のミラー部材114との間
に嵌合隙間124または125を形成する。この嵌合隙
間124または125を通って周方向溝4まで導かれた
エアはキャビティ103内に吹き出される。上記嵌合隙
間124または125は均一に設計されている。この嵌
合隙間は、エアを吹き出すためには広く、また、溶融し
た樹脂が入り込んでバリを形成しないようにするために
は狭くする必要がある。実験の結果、10μm〜30μ
mが好適であり、10μm以上で十分なエア流量が得ら
れ、30μm以下でバリが実用上問題のないレベルであ
ることがわかった。
【0031】複数の軸方向溝3のある側面で軸方向溝の
ない部分は嵌合位置出し部6である。この嵌合位置出し
部6は環状部材110、117と嵌合する相手の部材、
すなわちスタンパ内周押さえ105または固定金型のミ
ラー部材114と嵌合し、エア吹き出し部5での嵌合隙
間の偏りを抑制する。嵌合位置出し部6とスタンパ内周
押さえ105との間の嵌合隙間、および嵌合位置出し部
6と固定金型のミラー部材114との嵌合隙間は5μm
以下であることが望ましい。
【0032】エアが周方向に偏りなくキャビティ方向に
吹き出すためには軸方向溝3の数は4つ以上あるのが望
ましいことが実験の結果わかった。
【0033】本実施例によれば、成型品を固定金型のミ
ラー部材114やスタンパ104から剥す際に、キャビ
ティ103の表面でエアが周方向で一様に吹き出すた
め、成型品が周方向で一様に固定金型のミラー部材11
4やスタンパ104から剥がれる。したがって、離型む
らを抑制できる。
【0034】実施例の一部を変形した例として、スタン
パが固定金型側に装着される場合は、図9のうち、スタ
ンパ104、スタンパ内周押さえ105、スタンパ外周
押さえ106が固定金型101側になる場合がある。こ
の場合は、成型品を可動金型のミラー部材107やスタ
ンパ104から剥がすことになる。このような実施例を
一部変形した構成を図8に示す。
【0035】《実施例2》本発明に係るエアブローを用
いる成形金型の第2の実施例を図3を用いて説明する。
図1の環状部材110、117の複数の軸方向溝3を有
する断面A−A’を図3に示す。断面A−A’に係る構
成以外の環状部材110、117の他の部分の構成は図
1に示す実施例1と同じである。環状部材110、11
7はエア通路を形成する。
【0036】本実施例では、環状部材110、117に
設けた複数の軸方向溝3の深さをエア流入口から遠ざか
るにつれて深くしている。また、複数の軸方向溝3をエ
アの流入口を外して均等間隔で配している。これは、エ
ア流入口に近い軸方向溝にエアが流れやすいのでこれを
抑制し、複数の軸方向溝3の各々でのエア流量を均等に
するためである。
【0037】本実施例でも、エアが周方向に偏りなくキ
ャビティ方向に吹き出すためには複数の軸方向溝3の数
は4つ以上あるのが望ましいことが実験の結果わかっ
た。
【0038】本実施例によれば、成型品を固定金型のミ
ラー部材114やスタンパ104から剥す際に、キャビ
ティ103の表面でエアが周方向で一様に吹き出すた
め、成型品が周方向で一様に固定金型のミラー部材11
4やスタンパ104から剥がれる。したがって、離型む
らを抑制できる。
【0039】《実施例3》本発明に係るエアブローを用
いる成形金型の第3の実施例を図4を用いて説明する。
図1の環状部材110、117の複数の軸方向溝を有す
る断面A−A’を図4に示す。断面A−A’に係る構成
以外の環状部材1の他の部分の構成は図1に示す実施例
1と同じである。環状部材110、117はエア通路を
形成する。
【0040】本実施例では、環状部材110、117の
側面に複数の軸方向溝3として断面形状が同じ溝を環状
部材110、117の軸方向にエア流入口から遠ざかる
につれて多く配している。これは、エアがエア流入口に
近い軸方向溝にエアが流れやすいのでこれを抑制し、図
1の周方向溝4に導かれるエア流量を周方向で均等にす
るためである。
【0041】本実施例でも、エアが周方向に偏りなくキ
ャビティ方向に吹き出すためには複数の軸方向溝3の数
は4つ以上あるのが望ましいことが実験の結果わかっ
た。
【0042】本実施例によれば、成型品を固定金型のミ
ラー部材114やスタンパ104から剥す際に、キャビ
ティ103表面でエアが周方向で一様に吹き出すため、
成型品が周方向で一様に固定金型のミラー部材114や
スタンパ104から剥がれる。したがって、離型むらを
抑制できる。
【0043】実施例1から実施例3では、環状部材11
0、117の側面に配した複数の軸方向溝3の幅や深さ
あるいは数に対して個々に示したが、もちろん、これら
の混合の形態であっても差し支えない。
【0044】《実施例4》本発明に係るエアブローを用
いる成形金型の第4の実施例の環状部材110、117
について図5を用いて説明する。この環状部材110、
117はエア通路を形成する。図5中の矢印Pは金型内
部にエアが流入される方向を示す。
【0045】環状部材110、117の側面には周方向
溝2がエア流入口に対向して設けられていて、周方向に
エアを廻す働きをする。この周方向溝2に続いて複数の
軸方向溝3が設けられている。この複数の軸方向溝3は
エアを金型内のキャビティ近傍まで導く。本実施例では
この複数の軸方向溝3をエアの流入口から離して均等間
隔で配している。複数の軸方向溝3には周方向溝4が続
いている。この周方向溝4は複数の軸方向溝3から流入
したエアを周方向に分散する。
【0046】エア吹き出し部5は、図9のスタンパ内周
押さえ105または固定金型のミラー部材114との間
に嵌合隙間124または125を形成する。この嵌合隙
間124または125を通って周方向溝4まで導かれた
エアはキャビティ103内に吹き出される。
【0047】本実施例ではエア吹き出し部5にボールベ
アリングのボールなどの複数の球7が周方向に設けられ
ている。この結果、環状部材110、117とこの環状
部材110、117と嵌合する相手の部材との間に形成
されるキャビティ近傍でのエア吹き出しの嵌合隙間12
4または125の偏りが抑制される。特に、環状部材1
10、117の肉厚が薄い場合に、環状部材110、1
17の変形を抑制でき、キャビティ103の表面でのエ
ア吹き出しが周方向で一様にできる。
【0048】エアが周方向に偏りなくキャビティ方向に
吹き出すためには軸方向溝3の数は4つ以上あるのが望
ましいことが実験の結果わかった。
【0049】本実施例によれば、成型品を固定金型のミ
ラー部材114やスタンパ104から剥す際に、キャビ
ティ103の表面でエアが周方向で一様に吹き出すた
め、成型品が周方向で一様に固定金型のミラー部材11
4やスタンパ104から剥がれる。したがって、離型む
らを抑制できる。
【0050】実施例の一部を変形した例として、スタン
パが固定金型側に装着される場合は、図9のうち、スタ
ンパ104、スタンパ内周押さえ105、スタンパ外周
押さえ106が固定金型101側になる場合がある。こ
の場合は、成型品を可動金型のミラー部材107やスタ
ンパ104から剥がすことになる。このような実施例を
一部変形した構成を図8に示す。
【0051】《実施例5》本発明に係るエアブローを用
いる成形金型の第5の実施例の環状部材110、117
について図6を用いて説明する。この環状部材110、
117はエア通路を形成する。図6中の矢印は金型内部
にエアが流入される方向を示す。
【0052】環状部材110、117の側面には周方向
溝2がエア流入口に対向して設けられていて、周方向に
エアを廻す働きをする。この周方向溝2に続いて複数の
軸方向溝3が設けられている。この複数の軸方向溝3は
エアを金型内のキャビティ近傍まで導く。本実施例では
この複数の軸方向溝3をエアの流入口から離して均等間
隔で配している。複数の軸方向溝3には周方向溝4が続
いている。この周方向溝4は複数の軸方向溝3から流入
したエアを周方向に分散する。
【0053】エア吹き出し部5は、図9のスタンパ内周
押さえ105または固定金型のミラー部材114との間
に嵌合隙間124または125を形成する。この嵌合隙
間124または125を通って周方向溝4まで導かれた
エアはキャビティ103内に吹き出される。
【0054】本実施例では、エア吹き出し部5は外周が
2つの異なる外径で交互に形成されている。このため、
このエア吹き出し部5の外周面とこのエア吹き出し部5
が嵌合する部材の内面とで嵌合隙間124または125
の広い箇所と狭い箇所とが交互にできる。したがって、
広い嵌合隙間からエアは確実に吹き出し、狭い箇所で部
材間の嵌合隙間の偏りが抑制される。特に、環状部材1
10、117の肉厚が薄い場合においても環状部材11
0、117の変形を抑制でき、キャビティ表面でのエア
吹き出しが周方向で一様にできる。
【0055】上記広い嵌合隙間はエアを吹き出すために
は広く、また、溶融した樹脂が入り込んでバリを形成し
ないようにするためには狭くする必要がある。実験の結
果、10μm〜30μmが好適であり、10μm以上で
十分なエア流量が得られ、30μm以下でバリが実用上
問題のないレベルであることがわかった。また、上記狭
い嵌合隙間は5μm以下であることが望ましい。
【0056】エアが周方向に偏りなくキャビティ方向に
吹き出すためには軸方向溝3の数は4つ以上あるのが望
ましいことが実験の結果わかった。
【0057】本実施例によれば、成型品を固定金型のミ
ラー部材114やスタンパ104から剥す際に、キャビ
ティ103表面でエアが周方向で一様に吹き出すため、
成型品が周方向で一様に固定金型のミラー部材114や
スタンパ104から剥がれる。したがって、離型むらを
抑制できる。
【0058】実施例の一部を変形した例として、スタン
パが固定金型側に装着される場合は、図9のうち、スタ
ンパ104、スタンパ内周押さえ105、スタンパ外周
押さえ106が固定金型101側になる場合がある。こ
の場合は、成型品を可動金型のミラー部材107やスタ
ンパ104から剥がすことになる。このような実施例を
一部変形した構成を図8に示す。
【0059】《実施例6》本発明に係るエアブローを用
いる成形金型の第6の実施例の環状部材110を図7を
用いて説明する。この環状部材110はエア通路を形成
する。図7中の矢印Pは金型内部にエアが流入される方
向を示す。
【0060】環状部材110の側面には周方向溝2がエ
ア流入口に対向して設けられていて、周方向にエアを廻
す働きをする。この周方向溝2に続いて複数の軸方向溝
3が設けられている。この複数の軸方向溝3はエアを金
型内のキャビティ近傍まで導く。本実施例ではこの複数
の軸方向溝3をエアの流入口から離して均等間隔で配し
ている。複数の軸方向溝3には周方向溝4が続いてい
る。この周方向溝4は複数の軸方向溝3から流入したエ
アを周方向に分散する。
【0061】エア吹き出し部5は、図9のスタンパ内周
押さえ105との間に嵌合隙間124を形成する。この
嵌合隙間124を通って周方向溝4まで導かれたエアは
キャビティ103内に吹き出される。
【0062】複数の軸方向溝3のある側面で溝のない部
分は嵌合位置出し部6である。この嵌合位置出し部6は
環状部材110と嵌合する相手の部材、すなわちスタン
パ内周押さえ105と嵌合し、エア吹き出し部5での嵌
合隙間の偏りを抑制する。嵌合位置出し部6とスタンパ
内周押さえ105との間の嵌合隙間は5μm以下である
ことが望ましい。
【0063】本実施例では、嵌合位置出し部6にベアリ
ングのボールなどの複数の球8が設けられている。一般
に摺動する部材と固定している部材との間の嵌合隙間は
摺動する部材の接触磨耗による損傷を防止するために、
20μmないし30μmに設計される。しかし、環状部
材110が上下に摺動する場合、これだけの嵌合隙間が
あると環状部材110が半径方向に振れ上記嵌合隙間は
周方向で偏る。このため、このような摺動する環状部材
110をエア通路として用いると、エア吹き出し部5と
このエア吹き出し部5が嵌合する部材との間の嵌合隙間
から吹き出すエアは周方向でエア流量に偏りが生じる。
しかし、本実施例ではエア通路を形成する環状部材11
0の位置が複数の球8で定められているため上記偏りが
なくなっている。このため、キャビティ表面でのエア吹
き出しが周方向で一様にできる。
【0064】本実施例によれば、成型品をスタンパ10
4から剥す際に、キャビティ表面でエアが周方向で一様
に吹き出すため、成型品が周方向で一様にスタンパ10
4から剥がれる。従って、離型むらを抑制できる。
【0065】実施例の一部を変形した例として、スタン
パが固定金型側に装着される場合は、図9のうち、スタ
ンパ104、スタンパ内周押さえ105、スタンパ外周
押さえ106が固定金型101側になる場合がある。こ
の場合は、成型品を可動金型のミラー部材107から剥
がすことになる。このような実施例を一部変形した構成
を図8に示す。
【0066】
【発明の効果】請求項1ないし5に記載した発明のエア
ブローを用いる成形金型は、複数の軸方向溝を有する環
状部材をエア通路に用い軸方向溝の幅、深さまたは周方
向の配置間隔を最適にすることにより、エアの流入口が
一箇所であっても、軸回り角度位置による流量の不均一
を解消し、エアを周方向で偏りなくキャビティに吹き出
させることができる。
【0067】請求項6に記載した発明のエアブローを用
いる成形金型は、複数の球をエア吹き出し部に設けるこ
とによりキャビティ近傍でのエア通路の嵌合隙間の偏り
が抑制される。
【0068】請求項7ないし8に記載した発明のエアブ
ローを用いる成形金型は、エア吹き出し部に嵌合隙間の
広い箇所と狭い箇所とを交互に設けることでエアは広い
隙間から確実に吹き出し、さらに、隙間の偏りは狭い箇
所で抑制できる。
【0069】請求項9に記載した発明のエアブローを用
いる成形金型は、嵌合位置出し部に複数の球を設けるこ
とによって、接触磨耗による損傷を防止するための嵌合
隙間を広くする必要がなくなる。そのため環状部材を摺
動させてもエアを周方向で偏りなくキャビティに吹き出
させることができる。
【0070】以上のように本発明に係るエアブローを用
いる成形金型によれば、キャビティ近傍でエアが周方向
で一様に吹くため、離型むらを抑制でき、成型品の歩留
まりが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のエアブローを用いる成形金型の第1
の実施例の環状部材を示した斜視図。
【図2】 本発明のエアブローを用いる成形金型の第1
の実施例の環状部材の軸方向溝を示した断面図。
【図3】 本発明のエアブローを用いる成形金型の第2
の実施例の環状部材の軸方向溝を示した断面図。
【図4】 本発明のエアブローを用いる成形金型の第3
の実施例の環状部材の軸方向溝を示した断面図。
【図5】 本発明のエアブローを用いる成形金型の第4
の実施例の環状部材を示した斜視図。
【図6】 本発明のエアブローを用いる成形金型の第5
の実施例の環状部材を示した斜視図。
【図7】 本発明のエアブローを用いる成形金型の第6
の実施例の環状部材を示した斜視図。
【図8】 本発明のエアブローを用いる成形金型の実施
例の一部を変形した構成を示す断面図。
【図9】 従来のエアブローを用いる成形金型の構成を
示す断面図。
【図10】 従来のエアブローを用いる成形金型の環状
部材を示した斜視図。
【図11】 従来のエアブローを用いる成形金型の環状
部材の軸方向溝を示した断面図。
【符号の説明】
2、4 周方向溝 3 軸方向溝 5 エア吹き出し部 6 嵌合位置出し部 7、8 球 101 固定金型 102 可動金型 103 キャビティ 104 スタンパ 105 スタンパ内周押さえ 106 スタンパ外周押さえ 107 可動金型のミラー部材 108、115 温調水路 109 可動金型の基盤 110、117 環状部材 111 カットパンチ 112 突出ピン 113 固定金型基盤 114 固定金型のミラー部材 116 スプルブッシュ 118、119 エア通路 124、125 嵌合隙間

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面に複数の軸方向溝を設けた環状部材
    を側面でミラー部材またはミラー部材と内接する部材の
    円筒状孔内面と嵌合させてこの環状部材の位置を定め、
    この環状部材のエア吹き出し部の外周面とミラー部材ま
    たはミラー部材と内接する部材の円筒状孔内面とで嵌合
    隙間を生じさせたエアブローを用いる成形金型であっ
    て、その軸方向溝が軸方向に垂直な断面において異なっ
    た形状を有することを特徴とするエアブローを用いる成
    形金型。
  2. 【請求項2】 前記軸方向溝の幅がエア流入口近傍では
    狭く、環状部材の円周に沿ってそれから離れるにしたが
    って広く選ばれていることを特徴とする請求項1記載の
    エアブローを用いる成形金型。
  3. 【請求項3】 前記軸方向溝の深さがエア流入口近傍で
    は浅く、環状部材の円周に沿ってそれから離れるにした
    がって深く選ばれていることを特徴とする請求項1記載
    のエアブローを用いる成形金型。
  4. 【請求項4】 側面に複数の軸方向溝を設けた環状部材
    を側面でミラー部材またはミラー部材と内接する部材の
    円筒状孔内面と嵌合させてこの環状部材の位置を定め、
    この環状部材のエア吹き出し部の外周面とミラー部材ま
    たはミラー部材と内接する部材の円筒状孔内面とで嵌合
    隙間を生じさせたエアブローを用いる成形金型であっ
    て、複数の軸方向溝の軸回りの単位角当たりの数をエア
    流入口近傍では少なく、環状部材の円周に沿ってそれか
    ら離れるにしたがって多くすることを特徴とするエアブ
    ローを用いる成形金型。
  5. 【請求項5】 キャビティ近傍での嵌合隙間を10μm
    以上30μm以下とすることを特徴とする請求項1ない
    し4記載のエアブローを用いる成形金型。
  6. 【請求項6】 側面に複数の軸方向溝を設けた環状部材
    を側面でミラー部材またはミラー部材と内接する部材の
    円筒状孔内面と嵌合させてこの環状部材の位置を定め、
    この環状部材のエア吹き出し部の外周面とミラー部材ま
    たはミラー部材と内接する部材の円筒状孔内面とで嵌合
    隙間を生じさせたエアブローを用いる成形金型であっ
    て、エア吹き出し部に複数の球を設けたことを特徴とす
    るエアブローを用いる成形金型。
  7. 【請求項7】 側面に複数の軸方向溝を設けた環状部材
    を側面でミラー部材またはミラー部材と内接する部材の
    円筒状孔内面と嵌合させてこの環状部材の位置を定め、
    この環状部材のエア吹き出し部の外周面とミラー部材ま
    たはミラー部材と内接する部材の円筒状孔内面とで嵌合
    隙間を生じさせたエアブローを用いる成形金型であっ
    て、エア吹き出し部の外周を2つの異なる外径で交互に
    形成することにより、このエア吹き出し部の外周面とこ
    のエア吹き出し部が嵌合する部材の内面とで、嵌合隙間
    の広い箇所と狭い箇所とが交互に形成されることを特徴
    とするエアブローを用いる成形金型。
  8. 【請求項8】 狭い嵌合隙間を5μm以下、広い嵌合隙
    間を10μm以上30μm以下とすることを特徴とする
    請求項7記載のエアブローを用いる成形金型。
  9. 【請求項9】 側面に複数の軸方向溝を設けた環状部材
    を側面でミラー部材またはミラー部材と内接する部材の
    円筒状孔内面と嵌合させてこの環状部材の位置を定め、
    この環状部材のエア吹き出し部の外周面でミラー部材ま
    たはミラー部材と内接する部材の円筒状孔内面とで嵌合
    隙間を生じさせたエアブローを用いる成形金型であっ
    て、環状部材が摺動する部材であり、かつ嵌合位置出し
    部に複数の球を設けたことを特徴とするエアブローを用
    いる成形金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007111917A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Fujifilm Corp 成形用金型および成形用金型の組立方法
JP2007112040A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Fujifilm Corp 成形用金型および成形方法
WO2020258679A1 (zh) * 2019-06-28 2020-12-30 郭秋盛 一种薄壁多腔型塑件成型模具
WO2020258681A1 (zh) * 2019-06-28 2020-12-30 郭秋盛 一种销塞式侧吹脱模机构

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