JPH09174439A - ショットブラスト装置 - Google Patents
ショットブラスト装置Info
- Publication number
- JPH09174439A JPH09174439A JP35057595A JP35057595A JPH09174439A JP H09174439 A JPH09174439 A JP H09174439A JP 35057595 A JP35057595 A JP 35057595A JP 35057595 A JP35057595 A JP 35057595A JP H09174439 A JPH09174439 A JP H09174439A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- pressing member
- members
- hooking
- hook members
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ショットブラスト装置において、従来の製品
掛止機構は、製品の形状やサイズが変わる場合には他の
ものと交換しなかけばならず、汎用性に欠ける。 【解決手段】 水平移動可能に配設されかつ水平方向へ
延びる棒状の支持部材２と支持部材２に上部が水平移動
自在に装着されかつ下方へ延びて前記製品を掛止可能な
２個の掛止部材３とで成る製品掛止機構１と、昇降可能
に配設されかつ２個の掛止部材３を相互に接近させるよ
うに押圧する第１押圧部材７と第１押圧部材７に対向し
て昇降可能に配設されかつ２個の掛止部材３を押圧して
これらの間隔が次第に広がるように相互に離隔させる第
２押圧部材９とで成る間隔調節機構５とを有して、２個
の掛止部材３を、第１押圧部材７により相互に接近させ
た後第２押圧部材９により所要の長さに離隔する。
掛止機構は、製品の形状やサイズが変わる場合には他の
ものと交換しなかけばならず、汎用性に欠ける。 【解決手段】 水平移動可能に配設されかつ水平方向へ
延びる棒状の支持部材２と支持部材２に上部が水平移動
自在に装着されかつ下方へ延びて前記製品を掛止可能な
２個の掛止部材３とで成る製品掛止機構１と、昇降可能
に配設されかつ２個の掛止部材３を相互に接近させるよ
うに押圧する第１押圧部材７と第１押圧部材７に対向し
て昇降可能に配設されかつ２個の掛止部材３を押圧して
これらの間隔が次第に広がるように相互に離隔させる第
２押圧部材９とで成る間隔調節機構５とを有して、２個
の掛止部材３を、第１押圧部材７により相互に接近させ
た後第２押圧部材９により所要の長さに離隔する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ショットブラスト装置
に係り、より詳しくは、例えば、自動車のクランクシャ
フトのように多数回に折曲がり全体としては直線状を成
す棒状の製品を横にして掛止する製品掛止機構を備えた
ショットブラスト装置の改良に関する。
に係り、より詳しくは、例えば、自動車のクランクシャ
フトのように多数回に折曲がり全体としては直線状を成
す棒状の製品を横にして掛止する製品掛止機構を備えた
ショットブラスト装置の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ショットブラスト装置における製
品掛止機構の一つとして、所要の間隔をおいて配置した
２個一組のフック状の掛止部材を、多数組環状に配置し
て移動可能に設け、各組の掛止部材間に製品を横にして
掛止させるのようにしたものがある。
品掛止機構の一つとして、所要の間隔をおいて配置した
２個一組のフック状の掛止部材を、多数組環状に配置し
て移動可能に設け、各組の掛止部材間に製品を横にして
掛止させるのようにしたものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように構
成された従来の製品掛止機構は、製品の形状やサイズが
変わる場合には他のものと交換しなければならず、汎用
性に欠けるなどの問題があった。本発明は上記の事情に
鑑みて為されたもので、その目的は、クランクシャフト
のような製品について、各種のものに対応することが可
能な汎用性を有する製品掛止機構を備えたショットブラ
スト装置を提供することにある。
成された従来の製品掛止機構は、製品の形状やサイズが
変わる場合には他のものと交換しなければならず、汎用
性に欠けるなどの問題があった。本発明は上記の事情に
鑑みて為されたもので、その目的は、クランクシャフト
のような製品について、各種のものに対応することが可
能な汎用性を有する製品掛止機構を備えたショットブラ
スト装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のショットブラスト装置は、水平移動可能に
配設されかつ水平方向へ延びる棒状の支持部材とこの支
持部材に上部が水平移動自在に装着されかつ下方へ延び
て前記製品を掛止可能な２個の掛止部材とで成る製品掛
止機構と、昇降可能に配設されかつ前記２個の掛止部材
を相互に接近させるように押圧する第１押圧部材とこの
第１押圧部材に対向して昇降可能に配設されかつ前記２
個の掛止部材を押圧してこれらの間隔が次第に広がるよ
うに相互に離隔させる第２押圧部材とで成る間隔調節機
構とを有して、２個の掛止部材を、第１押圧部材により
相互に接近させた後第２押圧部材により所要の長さに離
隔する。
めに本発明のショットブラスト装置は、水平移動可能に
配設されかつ水平方向へ延びる棒状の支持部材とこの支
持部材に上部が水平移動自在に装着されかつ下方へ延び
て前記製品を掛止可能な２個の掛止部材とで成る製品掛
止機構と、昇降可能に配設されかつ前記２個の掛止部材
を相互に接近させるように押圧する第１押圧部材とこの
第１押圧部材に対向して昇降可能に配設されかつ前記２
個の掛止部材を押圧してこれらの間隔が次第に広がるよ
うに相互に離隔させる第２押圧部材とで成る間隔調節機
構とを有して、２個の掛止部材を、第１押圧部材により
相互に接近させた後第２押圧部材により所要の長さに離
隔する。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図１および図２に基づき詳細に説明する。本発明のショ
ットブラスト装置に用いた製品掛止機構１は、環状に構
成されて研掃室（図示せず）を水平に貫通するトロリー
（図示せず）に垂設されかつ水平方向へ延びる２本の棒
状の支持部材２と、この支持部材２に上部が水平移動自
在に装着されかつ下方へ延びて製品（クランクシャフ
ト）を横にして掛止可能な２個の掛止部材３とで構成し
てあり、各掛止部材３は上部前面に軸受内臓のローラー
４が回転自在に装着してある。
図１および図２に基づき詳細に説明する。本発明のショ
ットブラスト装置に用いた製品掛止機構１は、環状に構
成されて研掃室（図示せず）を水平に貫通するトロリー
（図示せず）に垂設されかつ水平方向へ延びる２本の棒
状の支持部材２と、この支持部材２に上部が水平移動自
在に装着されかつ下方へ延びて製品（クランクシャフ
ト）を横にして掛止可能な２個の掛止部材３とで構成し
てあり、各掛止部材３は上部前面に軸受内臓のローラー
４が回転自在に装着してある。
【０００６】また、前記トロリー（図示せず）における
前記研掃室（図示せず）の上流側位置には、前記製品掛
止機構１の掛止部材３の間隔を調節する間隔調節機構５
が配設してある。間隔調節機構５は、下向きのエヤーシ
リンダ６を介して昇降可能に配設されかつ下部に山形状
の凹み７ａを有して前記ローラー４を介し前記２個の掛
止部材３を押圧して相互に接近させる第１押圧部材７
と、この第１押圧部材７に対向して上向きの電動シリン
ダ８を介し昇降可能に配設されかつ前記第１押圧部材７
の凹み７ａに対応する山形状の突起部９ａを有して前記
ローラー４を介し前記２個の掛止部材３を押圧してこれ
らの間隔が次第に増加するように相互に離隔させる第２
押圧部材９と、で構成してある。
前記研掃室（図示せず）の上流側位置には、前記製品掛
止機構１の掛止部材３の間隔を調節する間隔調節機構５
が配設してある。間隔調節機構５は、下向きのエヤーシ
リンダ６を介して昇降可能に配設されかつ下部に山形状
の凹み７ａを有して前記ローラー４を介し前記２個の掛
止部材３を押圧して相互に接近させる第１押圧部材７
と、この第１押圧部材７に対向して上向きの電動シリン
ダ８を介し昇降可能に配設されかつ前記第１押圧部材７
の凹み７ａに対応する山形状の突起部９ａを有して前記
ローラー４を介し前記２個の掛止部材３を押圧してこれ
らの間隔が次第に増加するように相互に離隔させる第２
押圧部材９と、で構成してある。
【０００７】次に、製品掛止機構１の２個の掛止部材３
の間隔を調節する作動について述べると、図示するよう
に、間隔調節機構５のエヤーシリンダ６および電動シリ
ンダ８を収縮作動して第１押圧部材７を上昇させるとと
もに第２押圧部材９を下降させた状態の下に、掛止部材
３の間隔を調節すべき製品掛止機構１をトロリー（図示
せず）をもって第１・第２押圧部材７、９間に搬入し、
続いて、エヤーシリンダ６を伸長作動して第１押圧部材
７を下降させ、これにより、第１押圧部材７の凹み７ａ
の傾斜面で前記２個のローラー４をこれらの外側から内
側へ向けて水平方向に押圧して前記２個の掛止部材３を
相互に接近させる。次いで、エヤーシリンダ６の後蓋側
の圧縮空気を排出させてエヤーシリンダ６を自由の状態
にした後、電動シリンダ８を所要長さ伸長作動して第２
押圧部材９を所要高さまで上昇させる。これにより、第
２押圧部材９の突起部９ａの上端が２個のローラー４間
に侵入した後、第１・第２押圧部材７、９がローラー４
を挟んだ状態で上昇して、相互に接近している２個のロ
ーラー４および２個の掛止部材３を、第２押圧部材９の
突起部９ａの傾斜面により前記２個のローラー４をこれ
らの間位置から外側へ向けて水平方向に押圧して所定距
離それぞれ相互に離隔する。この結果、２個の掛止部材
３の間隔は、製品の形状やサイズに対応した所要の長さ
にされることとなる。
の間隔を調節する作動について述べると、図示するよう
に、間隔調節機構５のエヤーシリンダ６および電動シリ
ンダ８を収縮作動して第１押圧部材７を上昇させるとと
もに第２押圧部材９を下降させた状態の下に、掛止部材
３の間隔を調節すべき製品掛止機構１をトロリー（図示
せず）をもって第１・第２押圧部材７、９間に搬入し、
続いて、エヤーシリンダ６を伸長作動して第１押圧部材
７を下降させ、これにより、第１押圧部材７の凹み７ａ
の傾斜面で前記２個のローラー４をこれらの外側から内
側へ向けて水平方向に押圧して前記２個の掛止部材３を
相互に接近させる。次いで、エヤーシリンダ６の後蓋側
の圧縮空気を排出させてエヤーシリンダ６を自由の状態
にした後、電動シリンダ８を所要長さ伸長作動して第２
押圧部材９を所要高さまで上昇させる。これにより、第
２押圧部材９の突起部９ａの上端が２個のローラー４間
に侵入した後、第１・第２押圧部材７、９がローラー４
を挟んだ状態で上昇して、相互に接近している２個のロ
ーラー４および２個の掛止部材３を、第２押圧部材９の
突起部９ａの傾斜面により前記２個のローラー４をこれ
らの間位置から外側へ向けて水平方向に押圧して所定距
離それぞれ相互に離隔する。この結果、２個の掛止部材
３の間隔は、製品の形状やサイズに対応した所要の長さ
にされることとなる。
【０００８】なお、上記の実施例では、第１押圧部材７
は第２押圧部材９の上方に配置してあるが、これらの配
置と向きを逆にして第１押圧部材７を第２押圧部材９の
下方に配置して設け、第１押圧部材７を上昇させて前記
２個の掛止部材３を相互に接近させ後、第２押圧部材９
を下降させて２個の掛止部材３を所定距離相互に離隔す
るようにしてもよいのはもちろんである。また、上記の
実施例では、前記第１押圧部材７および前記第２押圧部
材９を昇降させる手段は、それぞれエヤーシリンダ６、
電動シリンダ８であるが、第２押圧部材９が例えば低速
度で作動して２個の第２押圧部材９が過剰に離隔される
ことがないなら、これらに限定されない。
は第２押圧部材９の上方に配置してあるが、これらの配
置と向きを逆にして第１押圧部材７を第２押圧部材９の
下方に配置して設け、第１押圧部材７を上昇させて前記
２個の掛止部材３を相互に接近させ後、第２押圧部材９
を下降させて２個の掛止部材３を所定距離相互に離隔す
るようにしてもよいのはもちろんである。また、上記の
実施例では、前記第１押圧部材７および前記第２押圧部
材９を昇降させる手段は、それぞれエヤーシリンダ６、
電動シリンダ８であるが、第２押圧部材９が例えば低速
度で作動して２個の第２押圧部材９が過剰に離隔される
ことがないなら、これらに限定されない。
【０００９】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、水平移動可能に配設されかつ水平方向へ延びる棒状
の支持部材とこの支持部材に上部が水平移動自在に装着
されかつ下方へ延びて製品を横にして掛止可能な２個の
掛止部材とで成る製品掛止機構と、昇降可能に配設され
かつ前記２個の掛止部材を相互に接近させるように押圧
する第１押圧部材とこの第１押圧部材に対向して昇降可
能に配設されかつ前記２個の掛止部材を押圧してこれら
の間隔が次第に広がるように相互に離隔させる第２押圧
部材とで成る間隔調節機構とを備えたから、クランクシ
ャフトのような製品について各種のものに対応させて２
個の掛止部材の間隔を適確に調整することができるた
め、汎用性が生じるなどの優れた効果を奏する。
は、水平移動可能に配設されかつ水平方向へ延びる棒状
の支持部材とこの支持部材に上部が水平移動自在に装着
されかつ下方へ延びて製品を横にして掛止可能な２個の
掛止部材とで成る製品掛止機構と、昇降可能に配設され
かつ前記２個の掛止部材を相互に接近させるように押圧
する第１押圧部材とこの第１押圧部材に対向して昇降可
能に配設されかつ前記２個の掛止部材を押圧してこれら
の間隔が次第に広がるように相互に離隔させる第２押圧
部材とで成る間隔調節機構とを備えたから、クランクシ
ャフトのような製品について各種のものに対応させて２
個の掛止部材の間隔を適確に調整することができるた
め、汎用性が生じるなどの優れた効果を奏する。
【図１】本発明の一実施例の主要部を示す正面図であ
る。
る。
【図２】図１の右側面図である。
１ 製品掛止機構 ２ 支持部材 ３ 掛止部材 ５ 間隔調節機構 ７ 第１押圧部材 ９ 第２押圧部材
Claims (1)
- 【請求項１】 多数回に折曲がり全体としては直線状を
成す棒状の製品を横にして支持しながらブラスト処理す
る装置であって、水平移動可能に配設されかつ水平方向
へ延びる棒状の支持部材２とこの支持部材２に上部が水
平移動自在に装着されかつ下方へ延びて前記製品を掛止
可能な２個の掛止部材３とで成る製品掛止機構１と、昇
降可能に配設されかつ前記２個の掛止部材３を相互に接
近させるように押圧する第１押圧部材７とこの第１押圧
部材７に対向して昇降可能に配設されかつ前記２個の掛
止部材３を押圧してこれらの間隔が次第に広がるように
相互に離隔させる第２押圧部材９とで成る間隔調節機構
５と、を有することを特徴とするショットブラスト装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35057595A JPH09174439A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | ショットブラスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35057595A JPH09174439A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | ショットブラスト装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09174439A true JPH09174439A (ja) | 1997-07-08 |
Family
ID=18411420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35057595A Pending JPH09174439A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | ショットブラスト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09174439A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112171526A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-01-05 | 丽水市知科科技有限公司 | 一种齿套批量连续抛丸机 |
-
1995
- 1995-12-22 JP JP35057595A patent/JPH09174439A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112171526A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-01-05 | 丽水市知科科技有限公司 | 一种齿套批量连续抛丸机 |
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