JPH09174300A - 液圧作動加圧加工装置 - Google Patents

液圧作動加圧加工装置

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JPH09174300A
JPH09174300A JP35023495A JP35023495A JPH09174300A JP H09174300 A JPH09174300 A JP H09174300A JP 35023495 A JP35023495 A JP 35023495A JP 35023495 A JP35023495 A JP 35023495A JP H09174300 A JPH09174300 A JP H09174300A
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孝 山田
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信宏 岩淵
Kazuyuki Harada
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液圧シリンダを利用した加圧加工装置で、液
圧シリンダのための液圧ポンプ駆動の際の動力損失を低
減する。 【構成】 液圧ポンプ1を駆動する電動機4のための制
御装置17を設け、制御装置17には、電動機4を駆動
するインバータ18と、液圧シリンダ5による加圧加工
の際のフィードバック信号を入力して電動機回転速度を
変化させるようインバータ18を制御するインバータ制
御装置19を設け、電動機4を加圧加工の状態に応じ可
変速駆動するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液圧ポンプからの
加圧液を受けて作動する液圧シリンダを利用し、かし
め、絞り加工、圧入、粉末成形などの各種プレス加工を
行う液圧作動加圧加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような液圧作動加圧加工装置が、実
開平2─11700号公報に記載されている。このもの
では、電磁切換弁により油圧シリンダの作動方向を切り
換えるとともに、油圧シリンダへの圧油の供給経路に設
けた電磁比例式のリリーフ弁により供給油圧を制御する
ことで適正な加圧加工を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにリリーフ弁
を用いて供給油圧を制御する場合、油圧ポンプからの供
給油のうち油圧シリンダへ送られる以外はリリーフ弁か
らタンクへ戻されるから、油圧ポンプが費やした動力の
うち、この戻し量に相当分は損失となり、そして、加圧
加工が行われるときには、加圧加工が開始される以前の
前進作動時や、加圧加工終了後の後退作動時に比べ油圧
シリンダの速度は遅くて油圧シリンダへ送られる流量が
少ないのが普通であるから、油圧ポンプからの供給油の
大部分がタンクへ戻されることになり、大きな動力損失
が生じる問題点がある。
【0004】本発明は、液圧ポンプからの無駄な吐出を
抑えて、動力損失の小さな液圧作動加圧加工装置を実現
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、液
圧シリンダから突出したピストンロッドの作動により加
圧加工をを行う液圧作動加圧加工装置において、液圧シ
リンダを電動機で駆動される両回転形の液圧ポンプに閉
回路接続する。さらに、電動機を駆動するインバータ
と、液圧シリンダでの加圧加工に伴うフィードバック信
号を入力して電動機の回転速度を変化させるようインバ
ータを制御するインバータ制御部とを有した電動機駆動
のための制御装置を設けて、電動機を加圧加工の状態に
応じ可変速駆動するようにした。
【0006】そして、このものにおいては、加圧加工に
伴うフィードバック信号を入力するインバータ制御部
が、インバータを介して電動機の回転速度を、電動機で
駆動される液圧ポンプから適正な加圧加工に要する吐出
量が得られるよう変化させることができるので、液圧ポ
ンプからの無駄な吐出が抑えられて、動力損失を少なく
することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1において、1は、正転時には給排通路2が吐出
側で給排通路3が吸入側、逆転時には給排通路3が吐出
側で給排通路2が吸入側となる両回転形の油圧ポンプで
あり、4は、この油圧ポンプ1を駆動する電動機であ
る。そしてこの電動機4は、周知の交流用の誘導電動機
となっている。また、5は、油圧ポンプ1からの圧油を
受けて作動する片ロッド形の油圧シリンダで、その、キ
ャップ側の作動室6とヘッド側の作動室7が、それぞれ
給排通路2、3に接続されて、油圧ポンプ1に閉回路接
続されている。8は、油圧シリンダ5のピストンであ
り、9はピストン8に一体連結したピストンロッドであ
る。
【0008】ピストンロッド9の突出端には、ピストン
ロッド9を突出させる油圧シリンダ5の前進作動の際
に、ワーク10に当接して、ワーク10を加圧加工する
加工具11が一体的に連結されている。そして、加工具
11とピストンロッド9の間には、加圧加工の際の加圧
力を検出する加圧力検出器12が介在設置してあり、こ
こでは、加圧力検出器12として、圧電式のロードセル
を利用している。13は位置検出器で、ピストンロッド
9及びこれに連結された加工具11の位置を検出するよ
う、その可動部分をピストンロッド9に、また、固定部
分を油圧シリンダ6に、それぞれ取り付けている。そし
てここでは、位置検出器13として、単位長さの変位に
対してアップダウン用のパルスが得られる磁歪式のリニ
ヤスケールを利用している。
【0009】14は逆止め弁であり、給排通路3とタン
ク15間に、タンク15から給排通路3方向へ自由流れ
となるよう設置されている。16はパイロット操作式の
逆止め弁で、給排通路2とタンク15間に、タンク15
から給排通路2方向へ自由流れとなるよう設置されると
ともに、給排通路3からのパイロット圧力を受けて、給
排通路2からタンク15への逆流を許すように開く、制
御流れ作動を行うようになっている。
【0010】17は、電動機4のための制御装置であ
り、電動機4へ駆動電力を出力するインバータ18と、
インバータ18からの出力周波数を変化させるようイン
バータ18を制御する、インバータ制御装置19を有し
ている。なお、インバータ18は、図示しないが、入力
する交流電力を直流化するコンバータ部と、転流コンデ
ンサやスイッチング素子等を備えて、コンバータ部から
の直流をスイッチング素子の動作に応じた周波数の交流
電力に変換して出力できるものである。これにより、電
動機4はインバータ18の出力に応じて、正逆両方向で
可変速に駆動でき、また非回転状態とすることができる
ようになっている。
【0011】20は、電動機4回転軸の回転変位を検出
するロータリーエンコーダである。エンコーダ20から
は電動機4回転軸の単位回転角変位に対するアップダウ
ン用のパルスがカウンタ21(図2)へ出力され、単位
時間内に入力するエンコーダ20からのパルスをカウン
タ21で計数することで、電動機4の回転速度を検出す
るようにしており、エンコーダ20とカウンタ21によ
り回転速度検出器を構成する。
【0012】インバータ制御装置19は、マイクロコン
ピュータ22を備えている。このマイクロコンピュータ
22は、バスライン23で接続される、入力部24、出
力部25、CPU26、ROMとRAMとを含むメモリ
ー27を有し、この入力部24には、前期カウンタ21
からの電動機4の回転速度Smを示す信号が入力される
とともに、加圧力検出器12からAD変換器28を介し
て加圧力Pを示す信号が入力される。29は、位置検出
器13からのパルスを積算してピストンロッド9即ち加
工具11の位置Lを示す信号を入力部24へ出力するカ
ウンタである。
【0013】30は、油圧シリンダ6の前進作動の際、
加圧加工を始める前にピストンロッド9を減速させる、
減速開始位置L1を設定してこの信号を入力部24に出
力する設定器である。また、31は、加圧加工のための
制御を開始する位置L2を設定してこの信号を入力部2
4に出力する設定器であり、なお、この位置L2は、加
工具11がワーク10のごく近くに接近した位置となる
よう選定される。32は、加圧加工前にピストンロッド
9を高速で前進させるための電動機4の回転速度S1を
設定し、また、33は、加圧加工後にピストンロッド8
を高速で後退させるための電動機4の回転速度S2を設
定して、これらの信号をそれぞれ入力部24に出力する
設定器である。そして、34は、前記位置L2に達して
から加圧加工を終了させるまでのタイマ設定時間Tを定
める設定器、35は、加圧加工の際の加圧力Psを設定
する設定器、さらに、36は、加圧加工の際のピストン
ロッド9即ち加工具11が到達すべき位置Lsを設定す
る設定器であり、これら各設定器34、35、36も、
設定値の信号を入力部24へ出力する。
【0014】CPU26は、入力部24からこれらの信
号を読み込みつつ、メモリー27に格納されたプログラ
ムに応じて、電動機4の回転速度を制御するために、イ
ンバータ18への制御信号Nを逐次作りだして出力部2
5を介してインバータ18へ出力する。ここで、メモリ
ー27には、加圧加工の際に、加圧力Psを制御する場
合と、ピストンロッド9即ち加工具11の到達すべき位
置Lsを制御する場合との二通りのプログラムが、番地
を異ならせて格納されるようになっており、動作を開始
させる際の制御端子37への信号の有無により、どの番
地からプログラムを開始するかを選択することで、前記
加圧力Psの制御と位置Lsの制御が選択できるように
している。そして、加圧力Psを制御する場合の手順が
図3から図9に示してあり、また、位置Lsを制御する
場合の手順が図10から図12に示してある。
【0015】すなわち、加圧力制御が選択された場合、
ピストンロッド9が後退端に位置する状態から動作が開
始されると、ステップ50で減速開始位置L1、加圧力
制御を開始する位置L2、前進後退の設定速度S1、S
2、タイマ作動の設定時間T、加圧力の設定値Psが読
み込まれ、次いでステップ51の前進速度制御が行われ
る。この前進速度制御では、図4のように、ステップ5
2でピストンロッド9の位置Lが読み込まれ、ステップ
53で、このLが前記L2より小さいとき、ステップ5
4において、位置Lに回転速度設定値Sを示す信号を対
応させる関数fに基づき該設定値Sを得る。
【0016】即ち、関数fは、前進速度制御の開始と同
時に、ピストンロッド9を微小な速度で前進させるよう
電動機4を微速で正転させる予め定めたS3の大きさに
立ち上がったのち、前記前進速度の設定値S1に達する
まで位置Lの増加に対し正転方向に増加し、このS1に
達した後は、位置Lが前記L1に達するまでS1に保た
れる回転速度設定値Sを与える。さらに、関数fは、位
置LがL1より大きくなると前記S3に達するまで位置
Lの増加に対し減少し、S3に達した後は、S3に保た
れる回転速度設定値Sを与える。この、S1に達するま
での位置Lの増加に対するSの増加の度合いと、S3に
達するまでの位置Lの増加に対するSの減少の度合い
は、予め定められている。
【0017】次いでステップ55で、電動機4の回転速
度Smが読み込まれ、ステップ56で、回転速度設定値
Sを示す信号と実回転速度Smを示す信号の差に応じて
この差を解消するに要するインバータ18への制御信号
Nが演算され、なお、ここでKは比例定数である。そし
て、ステップ57でこのNが出力される。このような手
順が、ステップ53において位置Lが加圧力制御開始位
置L2に達することが検出されるまで反復され、電動機
4の回転速度Smは関数fで与えられる設定値Sに制御
されるのである。そして、L2に達したことが検出され
ると、ステップ58(図3)で設定時間Tのタイマ計時
が開始されて、ステップ59の加圧力制御が開始され
る。
【0018】この加圧力制御においては、図6に示すよ
うに、ステップ60で加圧力Pが読み込まれ、ステップ
61で、加圧力の設定値Psと実加圧力Pの差に対し回
転速度設定値Sを示す信号を対応させる関数gに基づ
き、PsとPの差を解消するに要する回転速度設定値S
を得る。この関数gは、この実施例では、図7に示すよ
うに、回転速度設定値Sを、PsがPより所定値以上大
きいと正転方向のS3とするとともに、PがPsより所
定値以上大きいと逆転方向のS3とし、また、PsがP
より所定値より小さく、かつ、PがPsより所定値より
小さい範囲では、PsとPが等しければ零となる、Ps
−Pに比例した回転速度設定値Sを与えるようにしてい
る。
【0019】次いでステップ62で電動機4の回転速度
Smが読み込まれ、ステップ63で、回転速度設定値S
を示す信号とと実回転速度Smを示す信号の差に応じて
この差を解消するに要するインバータ18への制御信号
Nが演算され、ステップ64でこのNが出力される。こ
のような手順が、ステップ65(図3)においてタイム
アップが検出されるまで、即ちタイマ設定時間Tの間、
反復され、加圧力Pは設定値のPsとなるよう制御され
るのである。
【0020】ステップ65でタイムアップが検出される
と、ステップ66の後退速度制御が開始される。この後
退速度制御では、図8のように、ステップ67でピスト
ンロッド9の位置Lが読み込まれ、ステップ68で、こ
のLが作動開始時の零より大きいとき、ステップ69に
おいて、位置Lに回転速度設定値Sを示す信号を対応さ
せる関数hに基づき該設定値Sを得る。
【0021】図9に示すように、この関数hは、後退速
度制御の開始と同時に、ピストンロッド9を後退させる
よう逆転方向へS3の大きさに立ち上がるとともに前記
後退速度の設定値S2に達するまで位置Lの減少に対し
逆転方向に増加し、このS2に達した後は、位置Lが予
め定められた減速開始位置L3に達するまでS2に保た
れる回転速度設定値Sを与える。さらに関数hは、位置
LがL3より小さくなると前記S3に達するまで位置L
の減少に対し減少し、S3に達した後は、S3に保たれ
る設定値Sを与える。このS2達するまでの位置Lの減
少に対するSの増加の度合いと、S3に達するまでの位
置Lの減少に対するSの減少の度合いは、予め定められ
ている。
【0022】次いでステップ70で、電動機4の回転速
度Smが読み込まれ、ステップ71で、回転速度設定値
Sを示す信号と実回転速度Smを示す信号の差に応じて
この差を解消するに要するインバータ17への制御信号
Nが演算され、ステップ72でこのNが出力される。こ
のような手順が、ステップ68において位置Lが作動開
始時の位置に達することが検出されるまで反復され、電
動機4の回転速度Smは関数hで与えられるSに制御さ
れるのであり、ピストンロッド9が作動開始時の位置に
達すると作動が終了する。
【0023】そして、このような制御の手順において、
電動機4の回転速度の設定値Sを生じる回転速度設定機
構が形成されるとともに、回転速度設定値Sを示す信号
と実回転速度Smを示す信号の差に応じてこの差を解消
するようインバータ17への制御信号Nを変化させる制
御信号調整機構が形成される。さらに、回転速度設定機
構においては、加圧加工の開始前に回転速度の設定値を
S1からS3に低下させる如き、前進減速設定機構と、
加圧加工後の後退作動時において、停止前に回転速度の
設定値をS2からS3に低下させる如き、後退減速設定
機構が形成されるとともに、加圧力制御をおこなう際
に、加圧力Pの検出値に応じ、関数gに基づき所要回転
速度を得るために回転速度の設定値Sを変化させる、調
整機構が形成されるのである。
【0024】また、加圧加工の際に位置制御を行うこと
が選択されたときは、図10に示すように、ステップ5
0で、加圧力の設定値Psの代わりにピストンロッド9
の位置の設定値Lsが読み込まれ、また、タイマ計時を
開始するステップ58の後に加圧力制御の代わりにステ
ップ59で位置制御を行う点で前記加圧力制御を行う場
合と異なるが、他の点では、前記加圧力制御を行う場合
と全く同じである。
【0025】そして、ステップ59の位置制御の詳細
は、図11に示すように、ステップ60で位置Lが読み
込まれる。そしてステップ61で、位置の設定値Lsと
実位置Lの差に対し回転速度設定値Sを示す信号を対応
させる関数jに基づき、LsとLの差を解消するに要す
る回転速度設定値Sを得る。
【0026】この関数jは、この実施例では、図12に
示すように、回転速度設定値Sを、LsがLより所定値
以上大きいと正転方向のS3にするとともに、LがLs
より所定値以上大きいと逆転方向のS3にし、また、L
sがLより所定値より小さく、かつ、LがLsより所定
値より小さい範囲では、LsとLが等しければ零とな
る、Ls−Lに比例した回転速度設定値Sを与えるよう
にしている。
【0027】次いでステップ62で電動機4の回転速度
Smが読み込まれ、ステップ63で、回転速度設定値S
を示す信号と実回転速度Smを示す信号の差に応じてこ
の差を解消するに要するインバータ17への制御信号N
が演算され、ステップ64でこのNが出力される。この
ような手順が、ステップ65(図10)においてタイム
アップが検出されるまで、即ちタイマ設定時間Tの間、
反復され、LがLsに制御されるのである。そして、こ
のような位置制御の手順においても、前記同様電動機4
の回転速度設定値Sを生じる回転速度設定機構が形成さ
れるとともに、電動機4の実回転速度Smを示す信号か
ら、この設定値Sに応じた回転速度を得るようインバー
タ17への制御信号Nを変化させる制御信号調整機構が
形成され、さらに、回転速度設定機構においては、位置
Lをその設定値Lsに保つよう、関数jによりLに応じ
て回転速度設定値Sを変化させる、調整機構が形成され
るのである。
【0028】次のこの実施例の作動を説明する。今、ピ
ストンロッド9が後退端に位置させて停止した図1の状
態より、作動を開始すると、前進速度制御を受け、正転
方向に始動する電動機4は、増速過程を経て、設定値S
1に応じた一定の回転速度で正転する。なお、開始にあ
たって、制御端子37への入力はなくて加圧加工の際に
加圧力制御を行うことが選択されたとする。油圧ポンプ
1は、電動機4の回転速度に応じた流量の圧油を給排通
路2に吐出するので、この圧油が作動室6に供給されて
前進作動する油圧シリンダ5のピストンロッド9の前進
速度も、電動機4の回転速度に対応したものとなり、増
速過程を経て、前記設定値S1に対応した一定速度に達
する。
【0029】なお、油圧シリンダ5の前進作動時に、給
排通路3をへて油圧シリンダ5の作動室7から油圧ポン
プ1へ戻される流量は、ピストン8の受圧面積が作動室
6側より作動室7側が小さいことより、作動室6へ供給
される油圧ポンプ1の吐出流量より少ないが、逆止め弁
14が開きタンク15から不足分が補給されて油圧ポン
プ1の吸入作用は支障なく行われる。
【0030】そして、ピストンロッド9が、減速開始位
置L1に達すると電動機4は減速してS3の速度に達
し、油圧シリンダ5のピストンロッド9も、減速過程を
経た後、S3に応じた微速で前進し、ピストンロッド9
が位置L2に達すると、加圧力制御が開始され、加工具
11がワーク10に当接する。このように、微速状態で
加工具11がワーク10に当接するので、ワーク10や
加工具11に無用な損傷を与えることを防止できる。
【0031】加圧力制御においては、電動機4は正転、
逆転あるいは非回転状態をとる如くその回転速度が制御
されて油圧シリンダ5のピストンロッド9による加圧力
Pが設定値Pmに保たれ、これにより、ワーク10へ適
正な加工がなされる。そして、タイマ設定時間Tが経過
すると、加圧加工が終了し、電動機4が逆転されて油圧
シリンダ5が復帰作動する。このとき電動機4は設定値
S2に達するまで増速され、そして、ピストンロッド9
が停止位置近傍のL3に達するとS2からS3に達する
まで減速されるので、ピストンロッド9の速度もこれに
対応した速度に制御されて、ピストンロッド9が初期位
置に達すれば作動が終了され、電動機4が停止し、油圧
シリンダ5が停止されて、再度の作動開始に備えるので
ある。
【0032】この油圧シリンダ5の復帰時には、作動室
6から給排通路2へと、油圧ポンプ1吸入側へ排出され
る流量は、作動室7へ供給される、油圧ポンプ1から吐
出される流量より多いが、給排通路3からの圧力で逆止
め弁16が開くことで過剰な流量が給排通路2からタン
ク15へ排出されるので、油圧ポンプ1の吸入作用に支
障はない。また、復帰作動の開始直後では、電動機4の
逆転に、ピストン8が直ちに追従して復帰作動をせず、
給排通路2に負圧が生じることがある。このような場
合、逆止め弁16により、タンク15からの吸入が許さ
れるので、吸入作用が阻害されてキャビテーションが生
じる事態を防止でき、良好なポンプ作動を維持できる。
そして、油圧シリンダ5のピストン8及びピストンロッ
ド9は、電動機4回転速度が停止の前にS3に低下され
るので、このS3に対応した微速状態まで速度が低下し
て停止されるので、高速状態のままピストン8が油圧シ
リンダ6の後退側端壁に衝突するような事態が防止で
き、油圧シリンダ5の不要な損傷を防止できる。
【0033】また、作動の開始にあたって、制御端子3
7へ信号が入力され、加圧加工の際に位置制御を行うこ
とが選択された場合には、前進するピストンロッド9が
L2に達したときから、タイマ設定時間Tの間に位置制
御が行われる以外は、上記と同様に作動する。そして、
この位置制御においても、電動機4は正転、逆転あるい
は非回転状態をとる如くその回転速度が制御されて油圧
シリンダ5のピストンロッド9の位置Lが設定値Lmが
設定値Lmに保たれ、これにより、ワーク10に対する
加工具11の進出量が設定値Lmに応じ定められること
でワーク10へ適正な加工がなされる。
【0034】この作動において、油圧ポンプ1からは、
電動機4の回転速度に応じた量の圧油しか吐出されず、
加圧加工前または後の前進、後退作動では、電動機4が
回転速度制御を受けることにより油圧シリンダ5の速度
制御が行われ、加圧加工の際には、加圧力あるいはピス
トンロッド9の位置を設定値に保つに必要な速度に電動
機4の回転速度が制御されるので、油圧ポンプ1からの
無駄な吐出は、油圧ポンプ1や油圧シリンダ5等で生じ
る漏れに相当分程度の少ないものに抑えることができ、
動力損失をきわめて少なくできる。
【0035】そして、油圧シリンダ5の作動方向は油圧
ポンプ1の回転方向により定まるので、作動方向変更の
ために切換弁を設ける必要がなくて、油圧回路が簡単に
なるとともに、加圧加工の前及び後の油圧シリンダ5の
先進作動、後退作動は、電動機4の設定速度S1、S2
に応じた高速状態で行うことができ、サイクルタイムが
大きくなることが防止でき、しかも、これらS1、S2
は、設定器30、31で適宜設定できるので、都合のい
い速度を容易に選定できる。また、前進作動での減速開
始位置L1や、加圧加工開始位置L2をワーク10の高
さに応じて適宜設定することで、ワーク10に応じた最
適の前進作動を得ることができるし、タイマ設定時間T
の間、加圧力制御や、位置制御による加圧加工を行うの
で、確実な加圧加工を得ることができる。また、加圧加
工の際に加圧力制御を行うか、位置制御を行うかを選択
できるので、より短時間に、より正確な加圧加工が得ら
れる方をワーク10に応じて選択することで、一層好適
な加圧加工を行うことができる。
【0036】図13は油圧回路の異なった実施例を示
す。先の実施例との相違点を説明すると、このもので
は、油圧シリンダ5のピストン8、ピストンロッド9及
び加工具11の重量が大きく、単にピストン8を後退端
で停止させるのみでは、これらが自重により、前進方向
へと下降してしまう場合の、このような自重による下降
を防止するカウンタバランス弁80を給排通路3に設置
している。81は、給排通路3から作動室7へ圧油を供
給する際、カウンタバランス弁80をバイパスするよ
う、該弁80と並列に設けた逆止め弁である。そして、
パイロット操作式の逆止め弁16の給排通路2側には、
絞り83が設けられ、さらに、給排通路2は、この通路
2方向へ自由流れとなる逆止め弁84を介し、タンク1
5に接続されている。
【0037】そしてこのものでは、電動機4の正転時に
は、ウンタバランス弁80を開いて作動室7からの圧油
が排出されるとともに、逆転時には、逆止め弁81を経
て作動室7へ圧油が供給されて、先の実施例と同様な作
用効果を奏する。さらに、電動機4の停止時には、カウ
ンタバランス弁80の閉止でピストン8等の自重による
降下(前進作動)が防止される。そして、電動機4を逆
転させる油圧シリンダ5の後退作動時には、逆止め弁1
6が、給排通路3の圧力で開くことにより、給排通路2
より油圧ポンプ1が吸入する以上の過剰流量がタンク1
5へ排出されるが、このとき、絞り83の作用で給排通
路2に圧力が生じるので、油圧ポンプ1の吸入作用が良
好になされる。また、油圧シリンダ5の後退開始直後に
ピストン8が電動機4の作動に直ちに応じて移動しない
とき、逆止め弁84は、タンク15からの吸入を許すよ
う開いて油圧ポンプ1のキャビテーション発生を防止す
る。
【0038】また、図14は、作動室6への供給油圧を
圧力検出器85で検出することで、加圧力を検出する場
合を示している。なお、圧力検出器85として、例え
ば、半導体歪みゲージ式のように圧力に応じたアナログ
電圧を出力するものが利用でき、この出力は、前記同
様、AD変換器をへてデジタル信号に変換のうえ、イン
バータ制御装置へ出力するのである。一般にピストンロ
ッド9による加圧力には、作動室6への供給油圧の他、
作動室7の油圧、ピストン8及びピストンロッド9に働
く摩擦力、油圧シリンダ5を垂直設置するときにはピス
トン8、ピストンンロッド9及び加工具11の重量など
が影響する。しかし、一番大きな影響を与えるのは作動
室6への供給油圧であるので、さほど精度を必要としな
い場合には、前記各実施例のように直接加圧力を検出す
る事なく、作動室6への供給油圧を検出することで、加
圧力の検出に代用できるのである。
【0039】なお、各実施例では油圧作動の場合を示し
たが、例えば、水圧ポンプで水圧用のシリンダを駆動す
る場合のような、各種液圧作動の場合に適用できる。
【0040】
【発明の効果】このように本発明によると、電動機の回
転速度を、電動機で駆動される液圧ポンプから適正な加
圧加工に要する吐出量が得られるよう、変化させること
ができるので、液圧ポンプからの無駄な吐出が抑えられ
て、動力損失を少なくすることができる。また、液圧シ
リンダは、両回転形の液圧ポンプに閉回路接続するの
で、液圧シリンダの作動方向を切換弁を用いることなく
変更でき、液圧回路の構成を簡単にすることができる。
【0041】そして、液圧シリンダを、加圧加工の開始
前に減速して加圧加工を行うようにした場合には、加圧
加工がピストンロッドの低速状態で開始されるので、被
加工物の損傷を防止でき、サイクルタイムを無闇に大き
くすることなく良好な加圧加工が可能となる。
【0042】また、液圧シリンダの後退作動の際に、ピ
ストンを減速したうえで停止させるようにした場合に
は、ピストンが高速状態で停止側端壁へ衝突することが
防止されて、液圧シリンダの損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を油圧回路図と共に示す構
成説明図。
【図2】本発明の第1実施例における制御装置のブロッ
ク図。
【図3】本発明の第1実施例における制御の手順を示す
流れ図
【図4】図3における前進速度制御を詳細に示す流れ
図。
【図5】図4における関数fを示す説明図。
【図6】図3における加圧力制御を詳細に示す流れ図。
【図7】図6における関数gを示す説明図。
【図8】図3における後退速度制御を詳細に示す流れ図
【図9】図9における関数hを示す説明図。
【図10】本発明の第1実施例における制御の手順を示
す流れ図。
【図11】図10における位置制御の詳細を示す流れ
図。
【図12】図11における関数jを示す説明図。
【図13】本発明の第2実施例を油圧回路図とともに示
す構成説明図。
【図14】本発明の第3実施例を示す構成説明図。
【符号の説明】
1 液圧ポンプ(油圧ポンプ) 4 電動機 5 液圧シリンダ(油圧シリンダ) 12 加圧力検出器 13 位置検出器 17 制御装置 18 インバータ 19 インバータ制御装置 20 ロータリエンコーダ 21 カウンタ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液圧シリンダから突出したピストンロッド
    の作動により加圧加工を行う液圧作動加圧加工装置にお
    いて、液圧シリンダが電動機で駆動される両回転形の液
    圧ポンプに閉回路接続すると共に、電動機駆動のための
    制御装置を設け、制御装置は、電動機を駆動するインバ
    ータと、液圧シリンダでの加圧加工に伴うフィードバッ
    ク信号を入力して電動機の回転速度を変化させるようイ
    ンバータを制御するインバータ制御部とを有した液圧作
    動加圧加工装置。
  2. 【請求項2】液圧シリンダの加圧力を検出する加圧力検
    出器を設け、この加圧力検出器からの信号をフィードバ
    ック信号としてインバータ制御部に入力する請求項1に
    記載の液圧作動加圧加工装置。
  3. 【請求項3】液圧シリンダのピストンロッドの位置を検
    出する位置検出器を設け、この位置検出器からの信号を
    フィードバック信号としてインバータ制御部に入力する
    請求項1に記載の液圧作動加圧加工装置。
  4. 【請求項4】液圧シリンダの加圧力を検出する加圧力検
    出器と、液圧シリンダのピストンロッドの位置を検出す
    る位置検出器とを設け、フィードバック信号として、こ
    れら検出器からの信号を選択してインバータ制御部に入
    力する請求項1に記載の液圧作動加圧加工装置。
  5. 【請求項5】電動機の回転速度検出器を備え、インバー
    タ制御部が、電動機の回転速度を設定する回転速度設定
    機構と、この設定機構による回転速度の設定信号と回転
    速度検出器からのフィードバック信号をもとに回転速度
    設定信号に対応した電動機の回転速度を得るようインバ
    ータへの制御信号を変化させる制御信号調整機構とを有
    するとともに、回転速度設定機構が、液圧シリンダでの
    加圧加工によるフィードバック信号を入力して設定する
    回転速度を変化させる調整機構を有した請求項1に記載
    の液圧作動加圧加工装置。
  6. 【請求項6】電動機の回転速度検出器を備え、インバー
    タ制御部が、電動機の回転速度を設定する回転速度設定
    機構と、この設定機構による回転速度設定信号と回転速
    度検出器からのフィードバック信号をもとに回転速度設
    定信号に対応した電動機の回転速度を得るようインバー
    タへの制御信号を変化させる制御信号調整機構とを有す
    るとともに、回転速度設定機構が、加圧力検出器からの
    フィードバック信号をもとに加圧加工の際に所定の加圧
    力が得られるよう設定する回転速度を変化させる調整機
    構を有した請求項2に記載の液圧作動加圧加工装置。
  7. 【請求項7】電動機の回転速度検出器を備え、インバー
    タ制御部が、電動機の回転速度を設定する回転速度設定
    機構と、この設定機構による回転速度設定信号と回転速
    度検出器からのフィードバック信号をもとに回転速度設
    定信号に対応した電動機の回転速度を得るようインバー
    タへの制御信号を変化させる制御信号調整機構とを有す
    るとともに、回転速度設定機構が、ピストンロッドの位
    置を検出する位置検出器からのフィードバック信号をも
    とに加圧加工の際にピストンロッドが所定の位置に達す
    るよう設定する回転速度を変化させる調整機構を有した
    請求項3に記載の液圧作動加圧加工装置。
  8. 【請求項8】電動機の回転速度検出器を備え、インバー
    タ制御部が、電動機の回転速度を設定する回転速度設定
    機構と、回転速度設定機構による回転速度設定信号と回
    転速度検出器からのフィードバック信号をもとに回転速
    度設定信号に対応した電動機の回転速度を得るようイン
    バータへの制御信号を変化させる制御信号調整機構を有
    するとともに、回転速度設定機構には、加圧力検出器か
    らのフィードバック信号をもとに加圧加工の際に所定の
    加圧力が得られるよう設定する回転速度を変化させる調
    整機構と、ピストンロッドの位置を検出する位置検出器
    からのフィードバック信号をもとに加圧加工の際にピス
    トンロッドが所定の位置に達するよう設定する回転速度
    を変化させる調整機構とが選択的に形成される請求項4
    に記載の液圧作動加圧加工装置。
  9. 【請求項9】回転速度設定機構には、液圧シリンダが加
    圧加工を行うため前進作動する際、液圧シリンダのピス
    トンロッドが加圧加工開始位置の近傍に達すると電動機
    が減速する回転速度を設定する前進減速設定機構を設
    け、これにより、ピストンロッドを低速度に減速したう
    えで加圧加工が開始されるようにした請求項5から請求
    項8のいずれかに記載の液圧作動加圧加工装置。
  10. 【請求項10】回転速度設定機構には、液圧シリンダが
    加圧加工完了後に後退作動する際、液圧シリンダのピス
    トンが後退端位置の近傍に達すると電動機が減速する回
    転速度を設定する後退減速設定機構を設け、これによ
    り、ピストンを低速度に減速したうえで停止させるよう
    にした請求項5から請求項9のいずれかに記載の液圧作
    動加圧加工装置。
  11. 【請求項11】液圧シリンダを片ロッド形とし、液圧ポ
    ンプと液圧シリンダのヘッド側の作動室を接続する通路
    をこの通路方向へ自由流れとなる逆止め弁を介してタン
    クへ接続すると共に、この通路からの圧力によりタンク
    へ通じるよう開かれる開閉弁を介して液圧ポンプと液圧
    シリンダのキャップ側の作動室を接続する通路をタンク
    へ接続した請求項1から請求項10のいずれかに記載の
    液圧作動加圧加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004263645A (ja) * 2003-03-03 2004-09-24 Opton Co Ltd 液圧装置
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