JPH0917347A - カラーブラウン管 - Google Patents
カラーブラウン管Info
- Publication number
- JPH0917347A JPH0917347A JP16245495A JP16245495A JPH0917347A JP H0917347 A JPH0917347 A JP H0917347A JP 16245495 A JP16245495 A JP 16245495A JP 16245495 A JP16245495 A JP 16245495A JP H0917347 A JPH0917347 A JP H0917347A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner shield
- mask frame
- mask
- opening
- openings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マスクフレームとインナーシールドに形成さ
れた開孔にクリップを差込んでインナーシールドを取付
けるとき、開孔側縁のバリの脱落を防止することを目的
とする。 【構成】 シャドウマスク20のマスクフレーム22と外部
磁界を遮蔽するインナーシールド24の対向面部に形成さ
れた開孔28m,28i に差込まれたクリップ17によりシャド
ウマスクにインナーシールドが取付けられるカラーブラ
ウン管において、マスクフレームとインナーシールドの
開孔の側縁部にマスクフレームおよびインナーシールド
の内側に位置するカール部29m,29i を形成し、各開孔に
差込まれたクリップが各開孔の側縁に接触しない構造に
形成した。
れた開孔にクリップを差込んでインナーシールドを取付
けるとき、開孔側縁のバリの脱落を防止することを目的
とする。 【構成】 シャドウマスク20のマスクフレーム22と外部
磁界を遮蔽するインナーシールド24の対向面部に形成さ
れた開孔28m,28i に差込まれたクリップ17によりシャド
ウマスクにインナーシールドが取付けられるカラーブラ
ウン管において、マスクフレームとインナーシールドの
開孔の側縁部にマスクフレームおよびインナーシールド
の内側に位置するカール部29m,29i を形成し、各開孔に
差込まれたクリップが各開孔の側縁に接触しない構造に
形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラーブラウン管に
係り、特にシャドウマスクに対するインナーシールドの
取付け構造を改善したカラーブラウン管に関する。
係り、特にシャドウマスクに対するインナーシールドの
取付け構造を改善したカラーブラウン管に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラーブラウン管は、図3に示す
ように、周辺部にスカート部1が設けられたパネル2と
そのスカート部1に接合された漏斗状のファンネル3か
らなる外囲器を有し、そのパネル2の内面に、青、緑、
赤に発光する3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン4
が設けられ、この蛍光体スクリーン4と所定間隔離れ
て、その内側にシャドウマスク5が配置されている。こ
のシャドウマスク5は、多数の電子ビーム通過孔の形成
されたマスク本体6とこのマスク本体6の周辺部に取付
けられたマスクフレーム7とからなる。そのマスクフレ
ーム7は、側壁の一端部側に内側張出し部8をもつ断面
L字形に形成されている。一方、ファンネル3のネック
9内に、3電子ビーム10を放出する電子銃11が配設
されている。そして、この電子銃11から放出される3
電子ビーム10をファンネル3の外側に装着された偏向
装置(図示せず)により偏向して、上記蛍光体スクリー
ン4を水平、垂直走査することにより、カラー画像を表
示する構造に形成されている。
ように、周辺部にスカート部1が設けられたパネル2と
そのスカート部1に接合された漏斗状のファンネル3か
らなる外囲器を有し、そのパネル2の内面に、青、緑、
赤に発光する3色蛍光体層からなる蛍光体スクリーン4
が設けられ、この蛍光体スクリーン4と所定間隔離れ
て、その内側にシャドウマスク5が配置されている。こ
のシャドウマスク5は、多数の電子ビーム通過孔の形成
されたマスク本体6とこのマスク本体6の周辺部に取付
けられたマスクフレーム7とからなる。そのマスクフレ
ーム7は、側壁の一端部側に内側張出し部8をもつ断面
L字形に形成されている。一方、ファンネル3のネック
9内に、3電子ビーム10を放出する電子銃11が配設
されている。そして、この電子銃11から放出される3
電子ビーム10をファンネル3の外側に装着された偏向
装置(図示せず)により偏向して、上記蛍光体スクリー
ン4を水平、垂直走査することにより、カラー画像を表
示する構造に形成されている。
【0003】さらにカラーブラウン管においては、上記
電子銃11から放出される3電子ビーム10に対する地
磁気などの外部磁界の影響を遮蔽するため、ファンネル
3の径大部13の内側に強磁性体からなるインナーシー
ルド14がマスクフレーム7に取付けられて位置してい
る。このインナーシールド14は、ネック9側を径小と
し、径大部側に内側張出し部15をもつ台形筒状に形成
されている。
電子銃11から放出される3電子ビーム10に対する地
磁気などの外部磁界の影響を遮蔽するため、ファンネル
3の径大部13の内側に強磁性体からなるインナーシー
ルド14がマスクフレーム7に取付けられて位置してい
る。このインナーシールド14は、ネック9側を径小と
し、径大部側に内側張出し部15をもつ台形筒状に形成
されている。
【0004】上記インナーシールド14のマスクフレー
ム7への取付け手段として、図4に示すように、プレス
打抜き加工により、マスクフレームの内側張出し部8と
インナーシールドの内側張出し部15に長方形状の開孔
16m ,16i を同軸に形成し、その開孔16m ,16
i にクリップ17を差込んで取付けたものがある。
ム7への取付け手段として、図4に示すように、プレス
打抜き加工により、マスクフレームの内側張出し部8と
インナーシールドの内側張出し部15に長方形状の開孔
16m ,16i を同軸に形成し、その開孔16m ,16
i にクリップ17を差込んで取付けたものがある。
【0005】しかしこのような手段によりマスクフレー
ム7にインナーシールド14を取付けると、図4に示し
たように、プレス打抜き加工により形成される開孔16
m ,16i の側縁には、その打抜き方向にバリ18が発
生しているため、開孔16m,16i にクリップ17を
差込むとき、バリ18にクリップ17が接触して脱落
し、耐電圧特性の劣化やシャドウマスク5の孔詰まりが
生ずるという問題がある。
ム7にインナーシールド14を取付けると、図4に示し
たように、プレス打抜き加工により形成される開孔16
m ,16i の側縁には、その打抜き方向にバリ18が発
生しているため、開孔16m,16i にクリップ17を
差込むとき、バリ18にクリップ17が接触して脱落
し、耐電圧特性の劣化やシャドウマスク5の孔詰まりが
生ずるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、カラー
ブラウン管は、電子銃から放出される電子ビームに対す
る地磁気などの外部磁界の影響を遮蔽するためのインナ
ーシールドをシャドウマスクのマスクフレームに取付け
て、ファンネルの径大部の内側に位置させている。その
マスクフレームに対するインナーシールドの取付け手段
として、マスクフレームの内側張出し部とインナーシー
ルドの内側張出し部に、プレス打抜き加工により長方形
状の開孔を同軸に形成し、その各開孔にクリップを差込
んで取付けたものがある。
ブラウン管は、電子銃から放出される電子ビームに対す
る地磁気などの外部磁界の影響を遮蔽するためのインナ
ーシールドをシャドウマスクのマスクフレームに取付け
て、ファンネルの径大部の内側に位置させている。その
マスクフレームに対するインナーシールドの取付け手段
として、マスクフレームの内側張出し部とインナーシー
ルドの内側張出し部に、プレス打抜き加工により長方形
状の開孔を同軸に形成し、その各開孔にクリップを差込
んで取付けたものがある。
【0007】しかしこのような手段によりマスクフレー
ムにインナーシールドを取付けると、プレス打抜き加工
により形成される開孔の側縁には、その打抜き方向にバ
リが発生するため、開孔にクリップを差込むとき、その
バリにクリップが接触して脱落し、カラーブラウン管の
耐電圧特性の劣化やシャドウマスクの孔詰まりが生ずる
という問題がある。
ムにインナーシールドを取付けると、プレス打抜き加工
により形成される開孔の側縁には、その打抜き方向にバ
リが発生するため、開孔にクリップを差込むとき、その
バリにクリップが接触して脱落し、カラーブラウン管の
耐電圧特性の劣化やシャドウマスクの孔詰まりが生ずる
という問題がある。
【0008】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたものであり、マスクフレームとインナーシール
ドに開孔を形成し、その開孔にクリップを差込んでイン
ナーシールドが取付けられるカラーブラウン管におい
て、クリップの差込みによるバリの脱落を防止すること
を目的とする。
なされたものであり、マスクフレームとインナーシール
ドに開孔を形成し、その開孔にクリップを差込んでイン
ナーシールドが取付けられるカラーブラウン管におい
て、クリップの差込みによるバリの脱落を防止すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】シャドウマスクのマスク
フレームと外部磁界を遮蔽するインナーシールドの対向
面部にそれぞれ開孔が形成され、これら開孔に差込まれ
たクリップによりシャドウマスクにインナーシールドが
取付けられるカラーブラウン管において、マスクフレー
ムとインナーシールドの開孔の側縁部にマスクフレーム
およびインナーシールドの内側に位置するカール部を形
成し、各開孔に差込まれたクリップが各開孔の側縁に接
触しない構造に形成した。
フレームと外部磁界を遮蔽するインナーシールドの対向
面部にそれぞれ開孔が形成され、これら開孔に差込まれ
たクリップによりシャドウマスクにインナーシールドが
取付けられるカラーブラウン管において、マスクフレー
ムとインナーシールドの開孔の側縁部にマスクフレーム
およびインナーシールドの内側に位置するカール部を形
成し、各開孔に差込まれたクリップが各開孔の側縁に接
触しない構造に形成した。
【0010】
【作用】上記のように、マスクフレームとインナーシー
ルドの開孔の側縁部にマスクフレームおよびインナーシ
ールドの内側に位置するカール部を形成すると、クリッ
プを差込んでも、開孔側縁との接触を避けることがで
き、開孔側縁に発生しているバリを脱落させることがな
く、耐電圧特性の劣化やシャドウマスクの孔詰まりを防
止することができる。
ルドの開孔の側縁部にマスクフレームおよびインナーシ
ールドの内側に位置するカール部を形成すると、クリッ
プを差込んでも、開孔側縁との接触を避けることがで
き、開孔側縁に発生しているバリを脱落させることがな
く、耐電圧特性の劣化やシャドウマスクの孔詰まりを防
止することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0012】図1にその一実施例であるカラーブラウン
管を示す。このカラーブラウン管は、周辺部にスカート
部1が設けられたパネル2とそのスカート部1に接合さ
れた漏斗状のファンネル3からなる外囲器を有し、その
パネル2の内面に、青、緑、赤に発光する3色蛍光体層
からなる蛍光体スクリーン4が設けられ、この蛍光体ス
クリーン4と所定間隔離れて、その内側にシャドウマス
ク20が配置されている。このシャドウマスク20は、
多数の電子ビーム通過孔の形成されたマスク本体21と
このマスク本体21の周辺部に取付けられたマスクフレ
ーム22とからなる。そのマスクフレーム22は、側壁
の一端部側に内側張出し部23をもつ断面L字形に形成
されている。そしてこのマスクフレーム22の内側張出
し部23に、ファンネル3の径大部13の内側に位置す
る後述するインナーシールド24が取付けられている。
一方、ファンネル3のネック9内に、3電子ビーム10
を放出する電子銃11が配設されている。そして、この
電子銃11から放出される3電子ビーム10をファンネ
ル3の外側に装着された偏向装置25により偏向して、
上記蛍光体スクリーン4を水平、垂直走査することによ
り、カラー画像を表示する構造に形成されている。
管を示す。このカラーブラウン管は、周辺部にスカート
部1が設けられたパネル2とそのスカート部1に接合さ
れた漏斗状のファンネル3からなる外囲器を有し、その
パネル2の内面に、青、緑、赤に発光する3色蛍光体層
からなる蛍光体スクリーン4が設けられ、この蛍光体ス
クリーン4と所定間隔離れて、その内側にシャドウマス
ク20が配置されている。このシャドウマスク20は、
多数の電子ビーム通過孔の形成されたマスク本体21と
このマスク本体21の周辺部に取付けられたマスクフレ
ーム22とからなる。そのマスクフレーム22は、側壁
の一端部側に内側張出し部23をもつ断面L字形に形成
されている。そしてこのマスクフレーム22の内側張出
し部23に、ファンネル3の径大部13の内側に位置す
る後述するインナーシールド24が取付けられている。
一方、ファンネル3のネック9内に、3電子ビーム10
を放出する電子銃11が配設されている。そして、この
電子銃11から放出される3電子ビーム10をファンネ
ル3の外側に装着された偏向装置25により偏向して、
上記蛍光体スクリーン4を水平、垂直走査することによ
り、カラー画像を表示する構造に形成されている。
【0013】上記インナーシールド24は、電子銃11
から放出される3電子ビーム10に対する地磁気などの
外部磁界の影響を遮蔽するためのものであり、ネック9
側を径小とする台形筒状に形成され、その径大部には、
マスクフレーム22に取付けるための内側張出し部27
が設けられている。そしてこれらマスクフレーム22お
よびインナーシールド24の内側張出し部23,27
(対向面部)には、図1(b)に示したように、複数個
の開孔28m ,28i が同軸に形成され、インナーシー
ルド24は、その複数個の開孔28m ,28i に差込ま
れたクリップ17によりマスクフレーム22に取付けら
れている。
から放出される3電子ビーム10に対する地磁気などの
外部磁界の影響を遮蔽するためのものであり、ネック9
側を径小とする台形筒状に形成され、その径大部には、
マスクフレーム22に取付けるための内側張出し部27
が設けられている。そしてこれらマスクフレーム22お
よびインナーシールド24の内側張出し部23,27
(対向面部)には、図1(b)に示したように、複数個
の開孔28m ,28i が同軸に形成され、インナーシー
ルド24は、その複数個の開孔28m ,28i に差込ま
れたクリップ17によりマスクフレーム22に取付けら
れている。
【0014】上記マスクフレーム22およびインナーシ
ールド24の開孔28m ,28i は、それぞれプレス打
抜き加工により長方形状に形成され、かつその各開孔2
8m,28i の側縁部には、図2にインナーシールド2
4について示したように、打抜き方向に曲げられたカー
ル部29i が形成されている。この開孔28m ,28i
の打抜きは、それぞれマスクフレーム22およびインナ
ーシールド24の内側に向かっておこなわれ、図1
(b)に示したマスクフレーム22のカール部29m に
ついては、マスクフレーム22の内側に、インナーシー
ルド24の開孔28i のカール部29i ついては、イン
ナーシールド24の内側になるように形成され、マスク
フレーム22の内側張出し部23にインナーシールド2
4の内側張出し部27を取付けられたとき、互いに反対
方向に位置するように形成されている。
ールド24の開孔28m ,28i は、それぞれプレス打
抜き加工により長方形状に形成され、かつその各開孔2
8m,28i の側縁部には、図2にインナーシールド2
4について示したように、打抜き方向に曲げられたカー
ル部29i が形成されている。この開孔28m ,28i
の打抜きは、それぞれマスクフレーム22およびインナ
ーシールド24の内側に向かっておこなわれ、図1
(b)に示したマスクフレーム22のカール部29m に
ついては、マスクフレーム22の内側に、インナーシー
ルド24の開孔28i のカール部29i ついては、イン
ナーシールド24の内側になるように形成され、マスク
フレーム22の内側張出し部23にインナーシールド2
4の内側張出し部27を取付けられたとき、互いに反対
方向に位置するように形成されている。
【0015】このようにマスクフレーム22にインナー
シールド24を取付けるための開孔28m ,28i の側
縁部に、それぞれマスクフレーム22およびインナーシ
ールド24の内側に位置するカール部29m ,29i を
形成すると、その各開孔28m ,28i にクリップ17
を差込んで、マスクフレーム22にインナーシールド2
4を取付けるとき、クリップ17が各開孔28m ,28
i の側縁への接触を避けることができる。したがってプ
レス打抜き加工により開孔28m ,28i を形成するた
め、その打抜き方向の開孔28m ,28i の側縁に、図
1(b)に示したように、バリ31が生じても、クリッ
プ17をそのバリ31に接触しないようにすることがで
きる。その結果、従来開孔にクリップを差込むとき、開
孔側縁のバリに接触して脱落するために生じた耐電圧特
性の劣化やシャドウマスクの孔詰まりを防止できる。ま
た上記のように開孔28m ,28i の側縁部にカール部
29m ,29i を形成すると、クリップ17をそのカー
ル部29m ,29i の背面に沿って円滑に差込むことが
できる。
シールド24を取付けるための開孔28m ,28i の側
縁部に、それぞれマスクフレーム22およびインナーシ
ールド24の内側に位置するカール部29m ,29i を
形成すると、その各開孔28m ,28i にクリップ17
を差込んで、マスクフレーム22にインナーシールド2
4を取付けるとき、クリップ17が各開孔28m ,28
i の側縁への接触を避けることができる。したがってプ
レス打抜き加工により開孔28m ,28i を形成するた
め、その打抜き方向の開孔28m ,28i の側縁に、図
1(b)に示したように、バリ31が生じても、クリッ
プ17をそのバリ31に接触しないようにすることがで
きる。その結果、従来開孔にクリップを差込むとき、開
孔側縁のバリに接触して脱落するために生じた耐電圧特
性の劣化やシャドウマスクの孔詰まりを防止できる。ま
た上記のように開孔28m ,28i の側縁部にカール部
29m ,29i を形成すると、クリップ17をそのカー
ル部29m ,29i の背面に沿って円滑に差込むことが
できる。
【0016】なお、上記実施例では、マスクフレームお
よびインナーシールドに長方形状の開孔を形成したが、
このクリップを差込む開孔は、円形などの他の形状で
も、同様にその側縁部にカール部を形成することによ
り、同様の効果を発揮するカラーブラウン管を構成する
ことができる。
よびインナーシールドに長方形状の開孔を形成したが、
このクリップを差込む開孔は、円形などの他の形状で
も、同様にその側縁部にカール部を形成することによ
り、同様の効果を発揮するカラーブラウン管を構成する
ことができる。
【0017】
【発明の効果】シャドウマスクのマスクフレームと外部
磁界を遮蔽するインナーシールドの対向面部にそれぞれ
開孔が形成され、これら開孔に差込まれたクリップによ
りシャドウマスクにインナーシールドが取付けられるカ
ラーブラウン管において、マスクフレームとインナーシ
ールドの開孔の側縁部にマスクフレームおよびインナー
シールドの内側に位置するカール部を形成し、各開孔に
差込まれたクリップが各開孔の側縁に接触しない構造に
形成すると、クリップを差込んでも、開孔側縁との接触
を避けることができ、開孔側縁に発生しているバリの脱
落による耐電圧特性の劣化やシャドウマスクの孔詰まり
を防止することができる。
磁界を遮蔽するインナーシールドの対向面部にそれぞれ
開孔が形成され、これら開孔に差込まれたクリップによ
りシャドウマスクにインナーシールドが取付けられるカ
ラーブラウン管において、マスクフレームとインナーシ
ールドの開孔の側縁部にマスクフレームおよびインナー
シールドの内側に位置するカール部を形成し、各開孔に
差込まれたクリップが各開孔の側縁に接触しない構造に
形成すると、クリップを差込んでも、開孔側縁との接触
を避けることができ、開孔側縁に発生しているバリの脱
落による耐電圧特性の劣化やシャドウマスクの孔詰まり
を防止することができる。
【図1】図1(a)はこの発明の一実施例であるカラー
ブラウン管の構成を示す図、図1(b)はそのシャドウ
マスクのマスクフレームとインナーシールドとの取付け
部を示す図である。
ブラウン管の構成を示す図、図1(b)はそのシャドウ
マスクのマスクフレームとインナーシールドとの取付け
部を示す図である。
【図2】図2(a)はマスクフレームにインナーシール
ドを取付けるためのインナーシールドの開孔形状を示す
平面図、図2(b)はその側面図である。
ドを取付けるためのインナーシールドの開孔形状を示す
平面図、図2(b)はその側面図である。
【図3】従来のカラーブラウン管の構成を示す図であ
る。
る。
【図4】従来のカラーブラウン管のマスクフレームとイ
ンナーシールドとの取付け部を示す図である。
ンナーシールドとの取付け部を示す図である。
13…ファンネル 17…クリップ 20…シャドウマスク 21…マスク本体 22…マスクフレーム 23…内側張出し部 24…インナーシールド 27……内側張出し部 28i ,28m …開孔 29i ,29m …カール部 31…バリ
フロントページの続き (72)発明者 横山 昌一 埼玉県深谷市幡羅町一丁目9番2号 株式 会社東芝深谷電子工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 シャドウマスクのマスクフレームと外部
磁界を遮蔽するインナーシールドの対向面部にそれぞれ
開孔が形成され、これら開孔に差込まれたクリップによ
り上記シャドウマスクに上記インナーシールドが取付け
られるカラーブラウン管において、 上記マスクフレームと上記インナーシールドはそれぞれ
上記開孔の側縁部に上記マスクフレームおよび上記イン
ナーシールドの内側に位置するカール部が形成され、上
記各開孔に差込まれたクリップが各開孔の側縁に接触し
ない構造に形成されていることを特徴とするカラーブラ
ウン管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16245495A JPH0917347A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | カラーブラウン管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16245495A JPH0917347A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | カラーブラウン管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0917347A true JPH0917347A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=15754930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16245495A Pending JPH0917347A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | カラーブラウン管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0917347A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5986393A (en) * | 1996-12-13 | 1999-11-16 | Matsushita Electronics Corporation | Cathode ray tube and method of manufacturing the same |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP16245495A patent/JPH0917347A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5986393A (en) * | 1996-12-13 | 1999-11-16 | Matsushita Electronics Corporation | Cathode ray tube and method of manufacturing the same |
US6213836B1 (en) | 1996-12-13 | 2001-04-10 | Matsushita Electronics Corporation | Cathode ray tube and method for manufacturing the same |
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