JPH09172464A - ディジタル復調器 - Google Patents

ディジタル復調器

Info

Publication number
JPH09172464A
JPH09172464A JP33055795A JP33055795A JPH09172464A JP H09172464 A JPH09172464 A JP H09172464A JP 33055795 A JP33055795 A JP 33055795A JP 33055795 A JP33055795 A JP 33055795A JP H09172464 A JPH09172464 A JP H09172464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
value
offset
threshold value
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33055795A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Yoshioka
重之 吉岡
Takeshi Inoue
武志 井上
Masahiko Shimizu
昌彦 清水
Koji Matsuyama
幸二 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP33055795A priority Critical patent/JPH09172464A/ja
Publication of JPH09172464A publication Critical patent/JPH09172464A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 送信側フィルタによる狭帯域化で生じた現在
の受信データの1シンボル前と後のデータからの干渉に
基く符号誤り率の劣化を軽減する。 【解決手段】 A/D変換したデータ及びデータの一定時
間前と後の遷移データ又は基本の閾値の一定間隔Δで特
定した受信データの遷移パターンを抽出するデータ抽出
部1 と、抽出した現在のデータAと一定時間前と後の遷
移パターンにより選択された所定数の基本の閾値との比
較により現在の受信データAを特定する受信データ特定
部2 とを有し、データ抽出部1 で抽出した遷移パターン
を選択信号とし予め各遷移パターン毎に設定した基本の
閾値からの一定数のオフセット値の1つを選択する選択
部3 と選択した1オフセット設定値を1つの閾値とし1
オフセット設定値を一定間隔Δの基本の閾値に加算し他
の閾値を生成する閾値生成部4 とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル移動無
線通信装置等の受信側で使用されるものであり、送信側
で比較的低ビットレートの送信ベースバンドデータを其
のスペクトラムを厳しく狭帯域に制限する為に例えばガ
ウス型フイルタを通した後に FSK変調して送信した所謂
GFSK (Gaussian-filtered Frequency Shift Keying)変
調波を受信する無線通信方式に係り、特に其の受信側で
所望のGFSK変調波をディジタル復調する為に受信信号か
らフィルタで抽出した FSK信号を周波数検波したアナロ
グ信号を A/D変換器で変換してディジタル・データを得
る際に、前記送信側フィルタによる狭帯域化により生じ
た現在の受信データの1シンボル(クロック)前と後の
受信データからの所謂符号間干渉に基づく現在データの
符号誤り率の劣化を軽減する為に、到来する受信データ
の現在データの1シンボル前と後の受信データ1/0 の遷
移するパターン(遷移パターン) に応じて最適の閾値を
設定し A/D変換する事により符号誤り率の良い受信デー
タを得るディジタル復調器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の移動無線では、通信容量拡大の要
求に伴い一定の周波数帯域幅においてチャネル数を拡大
することが要求されている。この為、各1チャネルに割
り当てられる周波数幅が狭くなる故に、図14の従来のデ
ィジタル復調器の送信側と受信側の全体構成図に示す如
く、各チャネルの使用帯域を厳しく制限する例えばガウ
ス型フィルタが、送信側の送信ベースバンドデータに用
いられるが、この送信側フィルタの為に生じた現データ
の前と後のデータから受ける符号間干渉や受信側の検波
(ディスクリミネータ)前の帯域制限フィルタの影響に
より、受信側の A/D変換器の入力の受信信号の符号誤り
の程度を表す所謂アイパターンの眼(アイ) の開きが少
なくなり、 A/D変換して送信データを復調する際に、現
在データのビット誤り率の劣化をもたらす。この現在デ
ータのビット誤り率の劣化を避ける為に、受信側で送信
データ変調波を検波したアナログ信号を A/D変換しディ
ジタルデータを得る際に設定する閾値を、到来する現在
の受信データの1シンボル(クロック)前と後のデータ
1/0 の遷移パターンに応じて常に現在データのビット誤
り率が最良となる様に変化させる必要がある。この様
に、常に現在データのビット誤り率が最良となる様に、
1シンボル前と後のデータ1/0 の遷移パターンに応じて
最適の閾値を設定する従来のディジタル復調器は、受信
データが、図14の中に示す如く2値1/0 のデータの場合
は、現在データの1シンボル前と後の2値データ1/0 に
よる全部で4通りの遷移パターン0,0;0,1:1,0;1,1 の場
合に各最適な閾値を予め測定または計算により求めて、
「しきい値保持メモリ」に設定して置き、この「保持メ
モリ」に設定してある4通りの最適な閾値の1つの例え
ば現在データ"1" の1シンボル前と後のデータが共に
"0,0"である "0,1,0"の場合の最適な閾値を、1シンボ
ル前と後のデータを夫々特定する「データ特定部」の出
力"0,1,0"により読み出し「現在データ特定部」で其の
閾値を現在データ"1"の特定に用いる従来例がある。
【0003】ところが、現在データの1シンボル前と後
のデータの遷移パターン毎に最適な閾値を設定する為に
は、予め受信データ列の中から抽出する現在データの前
と後のクロックデータのシンボル数を多くしたり、また
送信のデータが2値より多値化して4値,8値─と大き
くなると、受信側のA/D 変換の際の最適の閾値の設定数
が、夫々 3x4x4=48, 7x8x8=448─と非常に多くなってし
まうので、受信側のディジタル復調器の回路規模が増大
することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基本課題は、
送信側で送信データのスペクトラムをフィルタで狭帯域
化した為に生じた符号間干渉の有るGFSK変調波を受信側
で受信し A/D変換した現在の受信データを特定する際
に、受信データ列から抽出する現在データの前と後のデ
ータのシンボル数を多くしたり、また送信側でデータの
FSK変調の多値化を大きくした場合に、受信側で検波し
たアナログ信号のA/D 変換の際に設定する最適な閾値の
数が多くなり、回路規模が増大するという欠点を生じな
い様なディジタル復調器の構成を提供する事にある。
【0005】この基本課題の中の本発明の請求項1の課
題は、上記受信側で設定する最適な閾値の数の増加の問
題に対して、受信側データのアイパターンの歪みが送信
側フィルタによる符号間干渉に比例する線型性を有する
場合には受信側のA/D 変換の際に設定する複数の閾値の
間隔が等しくなることを利用して、送信データが多値デ
ータの場合でも受信側の復調器に実際に設定する閾値の
数を縮小し、回路規模の小さなディジタル復調器を実現
することにある。
【0006】次の請求項2の課題は、上記の複数の閾値
の等間隔性と、現在データの1シンボル前と後のデータ
の互に一対となる2つの遷移パターンのオフセット値の
間に成立する2の補数の関係を利用し、実際に設定する
閾値のオフセット設定値の数を更に縮小し、回路規模の
小さなディジタル復調器を実現することにある。
【0007】次の請求項3の課題は、A/D 変換データか
ら抽出する1シンボル前と後の遷移パターンの誤りを少
なくすることにある。次の請求項4の課題は、予め与え
られる基本の閾値が全ての遷移パターンにおける最適な
閾値となる様にすることにある。
【0008】次の請求項5の課題は、受信信号のアイパ
ターンを大きくした後、受信データを復調できる様にす
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この回路規模の小さなデ
ィジタル復調器を実現するという基本課題を解決するた
めの手段としての本発明の請求項1の基本構成は、受信
側データのアイパターンの歪みが送信側フィルタによる
符号間干渉による歪みに対して線型性を有する場合に
は、受信側で検波した多値信号のA/D 変換データに設定
する所定複数の基本の閾値の間隔が等しくなる事を利用
して、所定複数の基本の閾値の間隔Δと其の基本の閾値
に対するオフセット量のみを予め設定する設定値とした
事を特徴とする図1の原理的な構成図に示される。図1
中、(1) はデータ抽出部であり、受信し検波したアナロ
グ信号を A/D変換したA/D変換データから、予め設定し
た基本の閾値により特定した一定時間前の過去と一定時
間後の未来に当たる受信データ又は其の過去か未来に当
たる受信データと現在に当たる受信データの A/D変換デ
ータを抽出するもの。(2) は受信データ特定部であり、
データ抽出部(1) で抽出された現在の受信データに相当
するA/D 変換データAと、抽出された1シンボル前と後
のデータの夫々の遷移パターンにより、選択部(3) で選
択され、閾値生成部(4) で生成されて、設定された所定
複数の例えば4値データならば3つの閾値B1B2B3とを比
較し、現在の受信データAを特定するもの。(3) は選択
部であり、データ抽出部(1) で抽出された1シンボル後
と前の夫々の遷移パターン毎に、予め与えられ設定され
る基本の閾値からの所定複数のオフセット値の中の一つ
を出力Y として選択するもの。(4) は閾値生成部であ
り、予め設定された基本の閾値に、選択部(3) で選択し
た閾値のオフセット値Y を加算し、現在の受信データA
を特定する為の所定複数の例えば3つの閾値B1B2B3を生
成するものである。
【0010】この図1の本発明の請求項1の構成では、
先ず、 A/D変換データから抽出した現在に当たる受信デ
ータから1シンボル前と後の夫々の遷移パターンの所定
複数の基本閾値からのオフセット値を予め設定して置
き、此の予め設定された複数の閾値のオフセット値の一
つY を選択部(3) で選択し、閾値生成部(4) にて前記予
め与えられた基本の閾値に前記オフセット値Y を加算す
る事により、閾値0 を加算したオフセット値Y 自身の閾
値B2と、 +Δ,-Δを加算して他の閾値B1, B3とを生成す
る様にしている。従って、1シンボル前と後の複数の遷
移パターンに対し、1つの基本の閾値間隔Δと所定複数
の各遷移パターンに1つのオフセット値の設定しか必要
としないので、受信信号のディジタル復調器に予め設定
する設定値が少なくなり、全体の回路規模が縮小される
ことになる。
【0011】
【発明の実施の形態】図6は本発明の請求項1の実施例
のディジタル復調器の構成図である。この実施例では、
図示しない相手送信側からの4値の送信データのGFSK変
調波を受信しディスクリミネータ(周波数識別器)で検
波した FSK変調波の周波数偏移量に比例するアナログ電
圧を、A/D 変換器で8ビットのディジタル・データ(10
進数で0〜255 ) に変換した4値の A/D変換データを、
データ抽出部(1) に入力する。データ抽出部(1) では、
中心の閾値0 と+-側の間隔Δにより定められる基本の閾
値により、現在相当(以下は相当を省く)の受信データ
と、現在の受信データより1シンボル前と後のデータの
3種類の時間と共に符号1/0 が遷移する4値データを特
定して抽出する。その中の現在の受信データより1シン
ボル前と後のデータ1/0 の遷移する各パターンからの干
渉によって定まる現在データである A/D変換の4値デー
タAに対し、4 値データの4つの各信号値の間の中央に
1個づつ合計3個の遷移パターン毎の閾値B1B2B3を設定
し、出力として2ビットで4値のディジタル・データを
復調するディジタル復調器を示している。
【0012】A/D 変換データは、其の最上位ビットが正
負の極性を表す符号ビットとなる8ビットのストレート
バイナリ形式で表現するものとし、3個の閾値B1B2B3
より4値の受信データに変換される4値のアナログ信号
のアイパターンの中心は、其の全体幅が10進値 0〜255
の中心128 の16進値80H となる様に補正されているもの
とする。4値の受信データの4つの信号点0,1,2,3 と3
個の閾値による A/D変換データの関係は、図12の(a)関
係図に示す通りとする。図1の原理的な構成図で示した
ものと同一のものは点線で囲み同一の記号番号で示して
いる。現在の受信データより1シンボル前と後の4値デ
ータの取り得て遷移するデータパターンは、4値 x4値
の全部で16通りあり、この16通りの遷移パターンの各々
について3個の閾値が必要となる。ここで受信信号のア
イパターンの歪みが送信出力データの其れに比例する所
謂線型性を有する場合には、受信データの16通りの各遷
移パターンの3つの閾値B1B2B3は、常に等しい間隔Δと
なるので、各基本の閾値に、各遷移パターンによるオフ
セット値を加算することにより、全部で 3x16=48通りの
閾値を生成することが出来る。従って、本実施例のディ
ジタル復調器に予め設定する設定値は、図6に示す様
に、16通りの各遷移パターンが持つ基本の閾値からのオ
フセット値00,01,─33と、基本の閾値B1B2B3の間隔Δの
みとなる。図6中のオフセット設定値名00,01,─33は、
該設定値に対応する16通りの遷移パターン名を示してい
る。
【0013】図6中の (1)のデータ抽出部では、基本の
閾値B1B2B3の各々で、入力の A/D変換データの1シンボ
ル(FF)後を特定した受信データを1シンボル後のデータ
とし、其の1シンボル後の受信データを2段のシフトレ
ジスタ(2個のFF)で2シンボル遅延させたデータを1シ
ンボル前の受信データとしており、前記1シンボル後の
データを特定する為の8ビットのA/D 変換データを1シ
ンボル(FF)遅延させたものAを、現在の受信データに相
当するA/D 変換データとしている。
【0014】図中の (3)選択部では、先ずデータ抽出部
(1) から抽出された1シンボル後のデータの2ビットの
遷移パターンの各々を選択信号S0,S1 として、予め各遷
移パターン毎に設定した4個づつ計16通りのオフセット
値の2符号 00,01,02,03;10,11,12,13; ─30,31,32,33
の後符号0,1,2,3 の各4符号を4群入力A,B,C,D とした
第1セレクタで、其の4群入力A,B,C,D 中の1つを選択
して4出力Y0,Y1,Y2,Y3 を得る。次に、データ抽出部
(1)から出力された1シンボルのデータの2ビットの
遷移パターンの各々を選択信号S0,S1 とする事により、
前段の第1セレクタの出力Y0,Y1,Y2,Y3 を入力A,B,C,D
とする第2セレクタで、其の中の1つを選択して1出力
Y とする。そして該1出力Y のオフセット値Yを、図6
中の (4)しきい値生成部に入力し、其処で、前記基本の
閾値に、前段選択部(3) で選択され入力されたオフセッ
ト値Y を加算する。そして +Δにオフセット値Y を加算
し生成した出力を第1閾値B1とし、閾値0 に加算した入
力のオフセット値Y そのままを第2閾値B2とし、入力の
オフセット値Y を -Δに加算(減算)し生成した出力を
第3閾値B3とした3個の閾値B1B2B3を (2)受信データ特
定部での比較器の閾値として設定する。そして其の (2)
受信データ特定部で、先に (1)データ抽出部で抽出され
た現在の受信データであるA/D 変換データAと、 (4)し
きい値生成部で生成され設定された3個の閾値B1B2B3
を夫々比較し、図12の (b)受信データ特定部の動作の説
明図に示す如く、2ビットで4値の受信データAの下位
ビットと上位ビットの特定を行っている。即ち、A≧B2
の時の現在の受信データAの上位ビットは"1" となり、
A< B2の時は"0" である。其の上位ビットが"1" のA≧
B2の時に、A≧B1の時は其の下位ビットは"1" で、2ビ
ットの受信データAは"11"であり、A< B1の時は下位ビ
ットが"0" で、2ビットの受信データAは"10"である。
そして上位ビットが"0" のA< B2の時でA≧B3の時の2
ビットの受信データAは、其の下位ビットが"1"の"0,1"
で、A< B3の時は"00"である。
【0015】図2は請求項2の基本構成を示し、図7は
請求項2の実施例の構成図である。上記の図6の請求項
1の実施例における各遷移パターンの閾値B1B2B3の等間
隔性と、現在の受信データの1シンボル前と後の互に一
対となる2つの遷移パターンの間に成立する2の補数の
関係を利用して、予め設定するオフセット設定値を、全
体の半分の一方の遷移パターン(00 〜13)の分のみと
し、他方の遷移パターン(33 〜20)は省いて内部で生成
する様にする事により、実際に設定する閾値のオフセッ
ト設定値の数を従来の半分に縮小して、オフセット設定
回路を含む全体の回路規模を縮小したディジタル復調器
を実現したものである。請求項2の図2の基本構成図と
図7の実施例の構成図の (1)データ抽出部と (2)受信デ
ータ特定部は、請求項1の図1と図6の (1)データ抽出
部と(2) 受信データ特定部と同じ構成であり、同じ動作
をする。即ち、図7の実施例の構成図では、受信した4
値のGFSK波をデイスクリミネータで検波し、A/D 変換器
で8ビットのディジタルデータに変換し、1シンボル前
と後のデータの遷移パターンによって定まる3個の閾値
B1B2B3を現在のA/D 変換データに設定し、出力として2
ビットで4値のディジタルデータを復調するディジタル
復調器を示している。そしてA/D 変換データは、其の最
上位ビットを正負極性を表す符号ビットとする8ビット
のストレートバイナリ形式のものであり、其のA/D 変換
器の入力のアイパターンの中心は、16進数80H となる様
に補正されていて、4値の受信データの4つの信号点0,
1,2,3 と、3個の閾値B1B2B3による A/D変換データとの
関係は、図12の(a) の関係図に示す通りとする。現在の
受信データの1シンボル前と後のデータの取り得る遷移
パターンは全部で16通りあり、各遷移パターンについて
3個の閾値B1B2B3が必要となる。ここで、16通りの各遷
移パターンの最適な閾値が、図13の (a)の対応表の様に
なるとする。即ち、16通りの各遷移パターンを、1シン
ボル前のパターンを下位符号とし、1シンボル後のパタ
ーンを上位符号とした2符号00〜13,20 〜33で表し、全
部の16閾値の中心を、16進値80H とした等間隔1H の閾
値78H 〜7FH,81 H 〜88H とすると、互に一対となる中心
から一定時間だけ前と後の遷移パターン(例えば 00 と
33、13と20の如き)の最適な閾値の間で2の補数関係が
成立する。即ち、遷移パターン33の閾値88H は中心80H
からのオフセット量が+8H で、遷移パターン00の閾値78
H は中心80H からのオフセット量が-8H であり、遷移パ
ターン20の閾値81H と遷移パターン13の閾値7FH は、閾
値の中心80H からのオフセット量が、閾値81H は+1
H で、閾値7FH は-1H であって、各相互の間で2の補数
の 2-n,2+nの反転関係(但し n=0,1,2 ─) が成立す
る。従って、図7の (1)データ抽出部で入力の A/D変換
データである受信データ列から抽出した現在の受信デー
タの1シンボル前又は後の一方の遷移パターンのオフセ
ット値に対する2の補数変換を (6)の2の補数変換器で
行うことによって、他方の遷移パターンのオフセット値
を得ることが出来る。従って、本発明の請求項2の復調
器に予め設定する設定値は、図7に示す様に、請求項1
の実施例の場合の16通りを半分に縮小した8通りのオフ
セット設定値と、基本の閾値の間隔Δのみとなる。
【0016】図7中の (1)データ抽出部は、図6の (1)
データ抽出部と同じく、基本の閾値で入力の A/D変換デ
ータを特定した受信データを1シンボル後のデータと
し、其の1シンボル後のデータを2段のシフトレジスタ
で2シンボル遅延させたデータを1シンボル前のデータ
としており、前記1シンボル後のデータを特定する為の
8ビットのA/D 変換データを1シンボル分だけ遅延させ
たものを、現在の受信データに相当するA/D 変換データ
Aとしている。図7の (4)選択信号生成部は、その中の
前記データ抽出部(1) からの1シンボル後のデータを入
力とする1つのEX-OR1と、1シンボル前と後の2つのデ
ータを入力とする2つのEX-OR2, EX-OR3ゲートにより、
(3) 選択部の第1セレクタ用の1ビットの選択信号S と
第2セレクタ用の2ビットの選択信号S0,S1 とを生成す
る。そして、(3) 選択部の第1セレクタにて、入力の予
め設定した8通りのオフセット値 00,01,02,03;10,11,1
2,13から、後符号0 の4値00, 01,02,03の A、又は後符
号1 の4値10,11,12,13 のBの何れか一方を出力Y0〜Y3
として選択し、(3) 選択部の第2セレクタにて、前段出
力Y0〜Y3を入力A,B,C,D として其の中の1つを出力Y と
して1つのオフセット設定値を選択する。
【0017】次に (5)規則性検出部にて、其の設定値Y
の2の補数が、互に一対となる他方のオフセット値とな
る遷移パターンを、その出力Oが、入力である1シンボ
ル後の2ビットデータの上位ビットGMの反転(not)に等
しいという 2の補数変換信号の規則性を表す論理式(図
13のb に示す)を用いて検出する。そして其の検出した
遷移パターンを、(6) オフセット生成部である2の補数
変換器で、2の補数変換を行い、予め設定しない省いた
オフセット値Y を得る。そして (7)しきい値生成部に
て、基本の閾値に、オフセット値Y を加算し、出力の+
加算値をB1とし、オフセット値Y そのままをB2とし、出
力の -加算値をB3とした3つの閾値B1B2B3を生成し、
(2)受信データ特定部へ入力し現在データAとの比較の
為の3つの閾値B1B2B3として設定する。そして(2)受信
データ特定部で、先にデータ抽出部(1)から抽出した現
在の A/D変換データAと、前記3つの閾値B1B2B3との大
小を比較し、図6の請求項1の実施例の受信データ特定
部(2)で説明した如く、2ビットの現在の受信データの
下位と上位のデータとを特定する。
【0018】図3は本発明の請求項3の基本構成を示
し、図8は請求項3の実施例の構成図である。図3の請
求項3の基本構成は、図2の請求項2の設定値数の少な
いオフセット設定回路を用いて、遷移パターンに応じた
最適な閾値を選択し、此れを用いて特定した受信データ
を、受信データ特定部(2) に退避する様にし、この退避
データを読み出し、データ抽出部(1) に戻して、A/D変
換データから抽出する遷移パターンとして用いる様にし
て、A/D変換データから抽出する遷移パターンの誤りを
少なくしたものである。図3中、(2) は受信データ特定
部であり、図1の(2)受信データ特定部の機能を持つも
の。(3) はオフセット設定部であり、図1の(3) と(4)
又は図2の(3) と(4) と(5) と(6) の機能を併せ持つも
の。図3の(4) は、しきい値生成部であり、図1の(4)
の機能を持つものである。図3の(1)データ抽出部は、
予め与えられた基本の閾値から特定した未来に当たる受
信データと (2)受信データ特定部で特定した受信データ
に対して遅延を与えた過去に当たる受信データ、又は前
記過去の受信データか前記未来の受信データと現在のA/
D変換データを抽出するものである。
【0019】図8の中の (3)オフセット設定部は、図
2,図7の(3) と(4) と(5) と(6) の機能を併せ持つも
のであり、予め設定する設定値は、図8に示す様に、図
7と同じ8通り(図6の16通りの半分)のオフセット値0
0〜13と、基本の閾値の間隔Δのみである。図8中の設
定値名00〜13は、其の設定値に対応する8通りの遷移パ
ターン名を示している。
【0020】図8中の(1) のデータ抽出部は、予め与え
られる基本の閾値の間隔Δで特定した受信データを1シ
ンボル後のデータとし、1シンボル遅延させた後 (2)受
信データ特定部で特定した受信データを1シンボル前の
データとしていて、前記1シンボル後のデータを特定す
る8ビットの A/D変換データを1シンボル分FFで遅延さ
せたものを、現在の A/D変換データAとしている。
【0021】図8中の (3)オフセット設定部で、先ず選
択信号S 及びSO,S1 を生成して、予め設定した8通りの
オフセット設定値00〜13の中の00〜03又は10〜13の4つ
を先ず初段の第1セレクタで選択し,次に其の4つの中
の1つの設定値Y を次段の第2セレクタで選択する。そ
して、該設定値Y の2の補数がオフセット値となる遷移
パターンを検出して、該設定値Y の2の補数変換を行う
事により、予め設定値から省いた他方の8通りの遷移パ
ターンのオフセット値も生成し、全ての遷移パターンに
応じた3個の閾値を生成し、(2)受信データ特定部での
比較の為の3つの閾値B1B2B3として設定する。そして
(2)受信データ特定部にて、(1)データ抽出部で抽出され
た現在のA/D変換データAと、前記の設定された3つの
閾値B1B2B3との大小の比較を行い、2ビットの受信デー
タAの下位データと上位データの特定を行う。そして其
の特定した受信データを (1)データ抽出部に戻し、1シ
ンボル分だけ FF で遅延させ、現在の受信データの1シ
ンボル前のデータと遷移パターンとしている。斯くする
事により、 A/D変換データから抽出する遷移パターンの
誤りを少なくしている。
【0022】図4は本発明の請求項4の基本構成を示
し、図9は請求項4の実施例の構成図である。図4の請
求項4の基本構成は、設定値の少ない (3)オフセット設
定部でオフセットを抽出し、この抽出されたオフセット
を、A/D 変換データから減算して取り除き、予め与えら
れた基本の閾値が、全ての遷移パターンに対して最適な
閾値となる様に構成したものである。図9は請求項4の
実施例の構成図である。図9中の (3)オフセット設定部
は、請求項3の図8の (3)オフセット設定部と同じであ
り、予め設定する設定値は、図9に示す様に、16通の半
分の8通りのオフセット値00〜13と基本の閾値の間隔Δ
のみである。請求項3の図8と異なるものは (1)データ
抽出部と (4)減算部と (2)データ特定部である。
【0023】図9の (1)データ抽出部は、基本の閾値で
特定した受信データを1シンボル後のデータとし、其の
1シンボル後のデータを2段のシフトレジスタで遅延さ
せたデータを1シンボル前のデータとしていて、1シン
ボル後のデータを特定する8ビットの A/D変換データを
1シンボル遅延させたものを、現在の A/D変換データA
としている。そして (3)オフセット設定部で、第1,第
2セレクタの選択信号S とS0, S1を生成し、8通りのオ
フセット設定値00〜13の中の1つを2段のセレクタで選
択し、其の選択した1つの設定値Y の2の補数が、一対
となる他方のオフセット値となる遷移パターンを検出し
て該設定値Y の2の補数変換を行い、他方のオフセット
値を求める。そして全部の遷移パターンに応じた閾値を
オフセット値の無い基本の閾値とする為に、(4) 減算部
を設け、其処で、現在の A/D変換データAから、前記設
定値Y の2の補数変換を行って生成したオフセット値も
含めたオフセット値を減算し、 A/D変換データAからオ
フセット値を取り除き、オフセット値を取り除いた A/D
変換データA’を得る。そして(2) 受信データ特定部で
は、図11のデータ特定部の構成例と其の動作の図に示す
如く、基本の閾値だけで、オフセット値を取り除いた A
/D変換データA’とを比較し、受信データの特定を行っ
ている。
【0024】図5は本発明の請求項5の基本構成を示
し、図10は請求項5の実施例の構成図である。図5の請
求項5の基本構成は、(3) 減算部でオフセット値を取り
除いた符号誤りの少ないアイパターンの眼(アイ)が開
く様にした後の A/D変換データを入力として、受信デー
タを復調する様に構成したものである。図10は請求項5
の実施例の構成図である。図10の (1)データ抽出部は、
請求項1の図6の (1)データ抽出部と同じであり、図10
の (2)オフセット設定部は、請求項4の図9の (3)オフ
セット設定部と同じであり、予め設定する設定値は、図
10に示す様に8通りのオフセット値00〜13と基本の閾値
の間隔Δのみである。
【0025】図10の (3)減算部は、図9の (4)減算部と
同じであり、図10の (4)ディジタル復調器は、図7の請
求項2の実施例のディジタル復調器全体と同じである。
図10中の(1) データ抽出部では、予め与えられる基本の
閾値により特定した受信データを1シンボル後のデータ
とし、其の1シンボル後のデータを2段のシフトレジス
タで2シンボル遅延させたデータを1シンボル前のデー
タとしていて、前記1シンボル後のデータを特定する8
ビットの A/D変換データを1シンボル遅延させたものを
現在の A/D変換データAとしている。
【0026】図10の (2)オフセット設定部では、セレク
タの選択信号S とS0, S1を生成し、8通りのオフセット
設定値00〜13の中の1つを2段のセレクタで選択し、其
の選択した1つの設定値Y の2の補数が、対となるオフ
セット値となる遷移パターンを検出して該設定値Y の2
の補数変換を行い、対となるオフセット値を求める。そ
して(3)減算部にて、 A/D変換データから前記設定値Y
の2の補数変換を行って得たオフセット値も含めた全部
のオフセット値を減算して、 A/D変換データからオフセ
ット値を取り除く。そして(4) 受信データ特定部にて、
前記オフセット値を除去した、符号誤りの少ないアイパ
ターンの眼(アイ)が開く様にした後のA/D変換データ
Aを用いて、図7の請求項2の実施例と同様に、受信デ
ータを特定し復調し、符号誤りの少ない受信データを得
ることが出来る。
【0027】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、送
信データが多値データの場合でも受信側の復調器に実際
に設定する閾値の数を縮小し、全体の回路規模の小さな
ディジタル復調器を実現できる。また、A/D 変換データ
から抽出する遷移パターンの誤りを少なくすることが出
来るし、予め与えられる基本の閾値が全ての遷移パター
ンに対する最適な閾値となる様にすることも出来る。ま
た、受信信号のアイパターンを大きくした後に、受信デ
ータを復調できる様にして符号誤りの少ない受信データ
を得ることが出来る効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1のディジタル復調器の基本
構成を示す原理的な構成図
【図2】 本発明の請求項2のディジタル復調器の基本
構成を示す原理的な構成図
【図3】 本発明の請求項3のディジタル復調器の基本
構成を示す原理的な構成図
【図4】 本発明の請求項4のディジタル復調器の基本
構成を示す原理的な構成図
【図5】 本発明の請求項5のディジタル復調器の基本
構成を示す原理的な構成図
【図6】 本発明の請求項1の実施例のディジタル復調
器の構成図
【図7】 本発明の請求項2の実施例のディジタル復調
器の構成図
【図8】 本発明の請求項3の実施例のディジタル復調
器の構成図
【図9】 本発明の請求項4の実施例のディジタル復調
器の構成図
【図10】 本発明の請求項5の実施例のディジタル復
調器の構成図
【図11】 本発明の請求項4の実施例の中のデータ特
定部の構成例と其の動作を示す図
【図12】 本発明の請求項1の実施例の信号点と A/D
変換データの関係と受信データ特定部の動作の説明図
【図13】 本発明の請求項2の実施例の遷移パターン
と最適な閾値との対応表と、規則性検出部の2の補正変
換信号の論理式を示す図
【図14】 従来のディジタル復調器の構成例の図
【符号の説明】
図1, 図6の (1)はデータ抽出部、(2) は受信データ特
定部、(3) は選択部、(4) はしきい(閾)値生成部、図
2,図7の (4)は選択信号生成部、(5) は規則性検出
部、(6) はオフセット生成部、(7) は,しきい(閾)値
生成部、図3,図8の (3)はオフセット生成部、図4,
図9の (3)はオフセット生成部、(4) は減算部 図5,図10の (2)はオフセット生成部、(3) は減算部、
(4) はディジタル復調器である。
フロントページの続き (72)発明者 清水 昌彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 松山 幸二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信データの変調波を受信し検波したア
    ナログ信号を A/D変換したディジタルデータ及び該ディ
    ジタルデータより一定時間だけ以前と以後の時間と共に
    符号1/0 の遷移するデータ又は其の何れかのデータを得
    る為に一定間隔の基本の閾値を設定し特定した受信デー
    タの遷移パターンを抽出するデータ抽出部と、抽出した
    現在の受信データと前記一定時間だけ以前と以後の遷移
    パターンに対して設定された所定数の基本の閾値との大
    小比較により現在の受信データを特定する受信データ特
    定部とを有するディジタル復調器において、前記データ
    抽出部で抽出された遷移パターンを選択信号とし、予め
    各遷移パターン毎に設定した基本の閾値からの一定複数
    のオフセット設定値の1つを選択する選択部と、其の選
    択された1つのオフセット設定値を1つの閾値とし、該
    選択された1つのオフセット設定値を前記一定間隔の基
    本の閾値に加算して他の閾値を生成する閾値生成部とを
    具えたことを特徴とするディジタル復調器。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のデータ抽出部と受
    信データ特定部と閾値生成部とを有するディジタル復調
    器において、互に2の補数となる規則性の関係にある2
    つの抽出された遷移パターンが、同一のオフセット設定
    値を選択する様な選択信号を生成する選択信号生成部
    と、該選択信号により予め各遷移パターン毎に設定され
    た一定複数の半分のオフセット設定値の1つを選択する
    選択部と、前記規則性に従って予めオフセット値が設定
    された一方の遷移パターンから設定値が省略された他方
    の遷移パターンを検出する規則性検出部と、抽出された
    遷移パターンが設定値を省略したパターンである場合に
    は選択された設定値からのオフセット値を生成し、設定
    値を省略していない遷移パターンの場合には選択された
    設定値をオフセット値とするオフセット生成部とを具え
    たことを特徴とするディジタル復調器。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の受信データ特定部
    と閾値生成部と前記請求項1に記載の選択部または請求
    項2に記載の選択信号生成部と選択部と規則性検出部と
    オフセット生成部とから成るオフセット設定部とを有す
    るディジタル復調器において、入力の送信データ変調波
    を受信し検波したアナログ信号を A/D変換したディジタ
    ルデータ及び該ディジタルデータより一定時間だけ以後
    のデータに基本の閾値を設定して特定した一定時間以後
    の受信データと前記受信データ特定部で特定された受信
    データに対し該一定時間の遅延を与えた受信データ又は
    前記一定時間以後の受信データと前記遅延を与えた受信
    データの何れか一方により特定した受信データの遷移パ
    ターンを抽出するデータ抽出部を具え、抽出する遷移パ
    ターンの誤りを少なくしたことを特徴とするディジタル
    復調器。
  4. 【請求項4】 前記請求項1又は請求項3に記載のデー
    タ抽出部と請求項3に記載のオフセット設定部とを有す
    るディジタル復調器において、予め設定した閾値のオフ
    セット値を抽出し前記入力のアナログ信号を A/D変換し
    たディジタルデータから減算しオフセット値を削除する
    減算部と、オフセット値を減算されたA/D変換データと
    一定間隔の基本の閾値とを比較し受信データを特定する
    受信データ特定部とを具え、オフセット値を除去した基
    本の閾値が全ての遷移パターンに対し最適な閾値となる
    様にしたことを特徴とするディジタル復調器。
  5. 【請求項5】 前記請求項1に記載のデータ抽出部と請
    求項3に記載のオフセット設定部と請求項4に記載の減
    算部とを有するディジタル復調器において、オフセット
    値を減算された A/D変換データを入力とし、遷移パター
    ン毎に予め閾値を設定し受信データの復調を行う前記請
    求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4に記載の
    復調器を具え、受信信号の符号誤りを表すアイパターン
    の開きを大きくした後に受信データの復調を行う様にし
    たことを特徴とするディジタル復調器。
JP33055795A 1995-12-19 1995-12-19 ディジタル復調器 Withdrawn JPH09172464A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33055795A JPH09172464A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 ディジタル復調器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33055795A JPH09172464A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 ディジタル復調器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09172464A true JPH09172464A (ja) 1997-06-30

Family

ID=18233988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33055795A Withdrawn JPH09172464A (ja) 1995-12-19 1995-12-19 ディジタル復調器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09172464A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10003421B2 (en) 2016-08-15 2018-06-19 Fujitsu Limited Radio analysis apparatus and method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10003421B2 (en) 2016-08-15 2018-06-19 Fujitsu Limited Radio analysis apparatus and method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5459762A (en) Variable multi-threshold detection for 0.3-GMSK
US5789988A (en) Clock recovery circuit for QAM demodulator
EP0296253A1 (en) Discrimination timing control circuit
US5602879A (en) Clock recovering circuit for digital demodulator
US20220103407A1 (en) Fsk radio-frequency demodulators
JPS6341264B2 (ja)
US4785255A (en) Digital FSK signal demodulator
AU660878B2 (en) Differential detection demodulator
US6233254B1 (en) Use of feature characteristics including times of occurrence to represent independent bit streams or groups of bits in data transmission systems
US7394882B2 (en) Digital communication synchronization system and method thereof
JPH09172464A (ja) ディジタル復調器
JPH06232930A (ja) クロック再生回路
JPH098854A (ja) 多値fsk受信機
JP2000244591A (ja) 復調及び変調回路並びに復調及び変調方法
US7469022B2 (en) Methods and apparatus for symmetrical phase-shift keying
JPH0691563B2 (ja) 有効領域判定信号発生回路
JPH104436A (ja) クロック再生回路
JPH08139775A (ja) ディジタル復調装置
US6600793B1 (en) Minimal overhead early late timing recovery
JP3167341B2 (ja) 連続位相変調信号復調回路
KR20010010001A (ko) 4레벨 디지털 신호의 데이터 복원장치
JP2681401B2 (ja) 3値/2値変換装置
JP2795761B2 (ja) Msk信号復調回路
JP2681400B2 (ja) 3値/2値変換装置
JPH043552A (ja) Gmsk変調波の符号識別再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030304