JPH09172336A - 無線機 - Google Patents
無線機Info
- Publication number
- JPH09172336A JPH09172336A JP7331572A JP33157295A JPH09172336A JP H09172336 A JPH09172336 A JP H09172336A JP 7331572 A JP7331572 A JP 7331572A JP 33157295 A JP33157295 A JP 33157295A JP H09172336 A JPH09172336 A JP H09172336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- temperature
- signal
- distortion
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Amplifiers (AREA)
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 送信増幅器の出力信号の出力歪を、変調入力
信号をレベル補正することによって補償し、かつ送信増
幅器の出力と変調入力信号とを比較することにより、補
償すべき歪量を算出する構成の無線機において、出力歪
補正と温度補正を行うことにより、非線形補償の基準変
動を低減することを目的とする。 【解決手段】 本発明では、上記の目標を達成するため
に、変調信号の出力にレベル補正器を備え、それを帰還
回路に接続した温度センサと、データテーブルによって
制御し、従来技術である出力歪補正に加え、温度補正を
するようにした。
信号をレベル補正することによって補償し、かつ送信増
幅器の出力と変調入力信号とを比較することにより、補
償すべき歪量を算出する構成の無線機において、出力歪
補正と温度補正を行うことにより、非線形補償の基準変
動を低減することを目的とする。 【解決手段】 本発明では、上記の目標を達成するため
に、変調信号の出力にレベル補正器を備え、それを帰還
回路に接続した温度センサと、データテーブルによって
制御し、従来技術である出力歪補正に加え、温度補正を
するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は無線機において、変
調波の電力を増幅する高出力増幅器の出力電力の温度変
動を制御し、一定の電力に保持する、温度補償回路の改
良に関するものである。
調波の電力を増幅する高出力増幅器の出力電力の温度変
動を制御し、一定の電力に保持する、温度補償回路の改
良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ディジタル無線機において、線
形変調信号を電力増幅器で増幅すると、その非線形歪に
より、送信スペクトルが広がり、隣接チャネルに雑音電
力として、妨害を与える。
形変調信号を電力増幅器で増幅すると、その非線形歪に
より、送信スペクトルが広がり、隣接チャネルに雑音電
力として、妨害を与える。
【０００３】この対策として、線形増幅器が必要であ
り、増幅器の非線形特性を補償して、増幅器特性の線形
化をはかり、送信スペクトルの劣化を防ぐための制御手
段が必要となる。
り、増幅器の非線形特性を補償して、増幅器特性の線形
化をはかり、送信スペクトルの劣化を防ぐための制御手
段が必要となる。
【０００４】従来技術の一例の全体構成を示すブロック
図を図２を用いて説明する。
図を図２を用いて説明する。
【０００５】変調信号入力端子１より入力した変調信号
は、歪補正器３と、減算器７に入力する。歪補正器３の
出力は、電力増幅部４で増幅され、方向性結合器５を介
して、送信出力端子１０より出力される。
は、歪補正器３と、減算器７に入力する。歪補正器３の
出力は、電力増幅部４で増幅され、方向性結合器５を介
して、送信出力端子１０より出力される。
【０００６】方向性結合器５の出力の一部は帰還信号と
して、帰還回路８を介して、減算器７に入力し、歪補正
器３に入力する。
して、帰還回路８を介して、減算器７に入力し、歪補正
器３に入力する。
【０００７】また、方向性結合器５より帰還信号は、帰
還回路レベル補正器１１にも入力され、帰還回路８の帰
還利得を制御している。
還回路レベル補正器１１にも入力され、帰還回路８の帰
還利得を制御している。
【０００８】次に、動作について説明する。
【０００９】変調信号入力端子１より入力した変調信号
は、歪補正器３を介して、電力増幅部４で増幅され、方
向性結合器５を介して、送信出力端子１０より出力され
る。
は、歪補正器３を介して、電力増幅部４で増幅され、方
向性結合器５を介して、送信出力端子１０より出力され
る。
【００１０】送信出力信号の一部は帰還信号として、方
向性結合器５から帰還回路８と帰還回路レベル補正器１
１に入力される。
向性結合器５から帰還回路８と帰還回路レベル補正器１
１に入力される。
【００１１】帰還回路レベル補正器１１では、電力増幅
部５で増幅された送信出力レベルを、帰還信号より検出
し、レベル変動に応じて出力を一定に保持するよう帰還
利得を制御する。
部５で増幅された送信出力レベルを、帰還信号より検出
し、レベル変動に応じて出力を一定に保持するよう帰還
利得を制御する。
【００１２】帰還回路８からの帰還信号は減算器７に入
力され、変調信号と比較してレベル差分の信号を出力す
る。このレベル差分の信号を歪補正器３に入力し、電力
増幅部４の歪補正を変調信号に行い、電力増幅器４を介
して送信出力を出力する。
力され、変調信号と比較してレベル差分の信号を出力す
る。このレベル差分の信号を歪補正器３に入力し、電力
増幅部４の歪補正を変調信号に行い、電力増幅器４を介
して送信出力を出力する。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来の技術で
は、送信出力レベル検出回路、帰還利得可変回路の回路
規模が大きく、また帰還回路定数の誤差、温度変化など
の影響により、帰還回路の帰還利得の安定度が悪く、温
度変動に対し送信電力を一定に保持できない欠点を持っ
ている。本発明では、温度変動に対し安定した帰還利得
を得られ、回路規模を少なくできる温度補償回路を実現
することを目的とする。
は、送信出力レベル検出回路、帰還利得可変回路の回路
規模が大きく、また帰還回路定数の誤差、温度変化など
の影響により、帰還回路の帰還利得の安定度が悪く、温
度変動に対し送信電力を一定に保持できない欠点を持っ
ている。本発明では、温度変動に対し安定した帰還利得
を得られ、回路規模を少なくできる温度補償回路を実現
することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の目的
を達成するために、帰還回路に温度センサを取り付けて
温度を検出し、温度変化による送信電力の変動に対応す
る出力補正値をデータテーブルより出力し、レベル補正
器を制御することで送信電力を一定に保持する温度補償
を行う。
を達成するために、帰還回路に温度センサを取り付けて
温度を検出し、温度変化による送信電力の変動に対応す
る出力補正値をデータテーブルより出力し、レベル補正
器を制御することで送信電力を一定に保持する温度補償
を行う。
【００１５】本発明によれば、出力歪と温度補償値を正
しく算出できるようになり、送信電力を一定に保持する
ことができ、また、回路もより少ない規模で実現するこ
とができる。
しく算出できるようになり、送信電力を一定に保持する
ことができ、また、回路もより少ない規模で実現するこ
とができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を、図１を用いて
説明する。
説明する。
【００１７】従来の技術と同様に、変調信号入力端子１
より入力した変調信号は、レベル補正器２を介して、歪
補正器３と、減算器７に入力する。歪補正器３の出力
は、電力増幅部４で増幅され、方向性結合器５を介し
て、送信出力端子１０より出力される。
より入力した変調信号は、レベル補正器２を介して、歪
補正器３と、減算器７に入力する。歪補正器３の出力
は、電力増幅部４で増幅され、方向性結合器５を介し
て、送信出力端子１０より出力される。
【００１８】方向性結合器５の出力の一部は帰還信号と
して、帰還回路８を介して、減算器７に入力し、歪補正
器３に入力する。
して、帰還回路８を介して、減算器７に入力し、歪補正
器３に入力する。
【００１９】帰還回路８には、帰還回路温度センサ９を
設置し、検出した温度データはデータテーブル部６を介
して、レベル補正器２に接続されている。
設置し、検出した温度データはデータテーブル部６を介
して、レベル補正器２に接続されている。
【００２０】次に、動作について説明する。
【００２１】変調信号入力端子１より入力した変調信号
は、レベル補正器２、歪補正器３を介して、電力増幅部
４で増幅され、方向性結合器５を介して、送信出力端子
１０より出力される。
は、レベル補正器２、歪補正器３を介して、電力増幅部
４で増幅され、方向性結合器５を介して、送信出力端子
１０より出力される。
【００２２】送信出力信号の一部は帰還信号として、方
向性結合器５から帰還回路８を介して、減算器７に入力
される。
向性結合器５から帰還回路８を介して、減算器７に入力
される。
【００２３】減算器７では、変調信号と、帰還信号を比
較して、レベル差分の信号を出力し、歪補正器３に入力
して電力増幅器４の歪補正を変調信号に行い、電力増幅
器４を介して送信出力を出力する。
較して、レベル差分の信号を出力し、歪補正器３に入力
して電力増幅器４の歪補正を変調信号に行い、電力増幅
器４を介して送信出力を出力する。
【００２４】一方、帰還回路８の温度変動を帰還回路温
度センサ９で検出し、検出した温度データをデータテー
ブル部６に入力し、予め記憶してある出力レベル補正デ
ータに変換し、レベル補正器２を制御して変調入力信号
の振幅レベル補正を行い、送信電力を一定に保持する温
度補償を行う。
度センサ９で検出し、検出した温度データをデータテー
ブル部６に入力し、予め記憶してある出力レベル補正デ
ータに変換し、レベル補正器２を制御して変調入力信号
の振幅レベル補正を行い、送信電力を一定に保持する温
度補償を行う。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、出力歪とともに帰還回
路の温度変化によるループゲインの変動を正しく算出で
きるようになり、温度変動においても送信電力を一定に
保持することができ、回路もより少ない規模で実現する
ことができる。
路の温度変化によるループゲインの変動を正しく算出で
きるようになり、温度変動においても送信電力を一定に
保持することができ、回路もより少ない規模で実現する
ことができる。
【図１】本発明の一実施例を示す図
【図２】従来技術の一実施例を示す図
１ 変調信号入力端子、２ レベル補正器、３ 歪補正
器、４ 電力増幅部、５ 方向性結合器、６ データテ
ーブル部、７ 減算器、８ 帰還回路、９ 帰還回路温
度センサ、１０ 送信出力端子、１１ 帰還回路レベル
補正器。
器、４ 電力増幅部、５ 方向性結合器、６ データテ
ーブル部、７ 減算器、８ 帰還回路、９ 帰還回路温
度センサ、１０ 送信出力端子、１１ 帰還回路レベル
補正器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｂ 1/04 Ｈ０４Ｂ 1/04 Ｅ
Claims (1)
- 【請求項１】 送信増幅器の出力信号の出力歪を変調入
力信号をレベル補正することによって補償し、かつ送信
増幅器の出力と変調入力信号とを比較することにより補
償すべき歪量を算出する構成の無線機において、無線機
の送信増幅器の送信出力の一部を取り出し、送信増幅器
の出力歪を補償するための帰還回路を持ち、変調入力信
号の振幅を制御するための、レベル補正器、データテー
ブルと、送信出力の一部の歪補正値から全出力の歪補正
値を演算するための、減算器、歪補正器により構成され
る歪補償回路を設けるとともに、上記帰還回路に温度セ
ンサを取り付けて温度を検出し、温度変化による送信電
力の変動に対応する出力補正値を出力するデータテーブ
ル部を設け該データテーブル部の出力によりレベル補正
器のレベル補正値を制御することで、送信電力を一定に
保持する温度補償を行うことを特徴とする無線機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7331572A JPH09172336A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7331572A JPH09172336A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 無線機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09172336A true JPH09172336A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=18245159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7331572A Pending JPH09172336A (ja) | 1995-12-20 | 1995-12-20 | 無線機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09172336A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020047341A (ko) * | 2000-12-13 | 2002-06-22 | 구자홍 | 파워앰프의 온도 보상 회로 |
| KR100414065B1 (ko) * | 2001-04-19 | 2004-01-07 | 엘지전자 주식회사 | 블루투스 모듈이 장착된 이동통신 단말기의 온도보상장치 |
| JP2005531992A (ja) * | 2002-06-28 | 2005-10-20 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 無線送信機の自己較正方法 |
| JP2005341293A (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Mitsubishi Electric Corp | 狭域通信装置および狭域通信装置の固定局 |
| JP2006270797A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 歪み補償装置及び歪み補償方法 |
-
1995
- 1995-12-20 JP JP7331572A patent/JPH09172336A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020047341A (ko) * | 2000-12-13 | 2002-06-22 | 구자홍 | 파워앰프의 온도 보상 회로 |
| KR100414065B1 (ko) * | 2001-04-19 | 2004-01-07 | 엘지전자 주식회사 | 블루투스 모듈이 장착된 이동통신 단말기의 온도보상장치 |
| JP2005531992A (ja) * | 2002-06-28 | 2005-10-20 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 無線送信機の自己較正方法 |
| JP2005341293A (ja) * | 2004-05-27 | 2005-12-08 | Mitsubishi Electric Corp | 狭域通信装置および狭域通信装置の固定局 |
| JP4532168B2 (ja) * | 2004-05-27 | 2010-08-25 | 三菱電機株式会社 | 狭域通信装置の固定局 |
| JP2006270797A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 歪み補償装置及び歪み補償方法 |
| JP4697778B2 (ja) * | 2005-03-25 | 2011-06-08 | パナソニック株式会社 | 歪み補償装置及び歪み補償方法 |
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