JPH09172279A - プリント回路基板用収納棚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 あらゆる場合にもプリント回路基板用収納棚
の前で接続することができるプリント回路基板用収納棚
を提供すること。 【解決手段】 プリント回路基板収納用棚１０は、その
背板部分に拡張部を有している。その拡張部は、プリン
ト回路基板収納用棚１０の一側部にて、背板に電気的に
接続された背板拡張用プリント回路基板が、その背板か
ら前方へ延びるように設けられて構成されている。背板
よりも手前側の位置にて、背板拡張用プリント回路基板
には側方へ延びるコネクタ装置３２が設けられており、
複数のコネクタが備え付けられている。これらのコネク
タは、コネクタの向きによってプリント回路基板収納用
棚１０の前側からでも後側からでも接続し得るようにな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、プリント回路基板
用の収納棚に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、プリント回路基板用の収納棚は、
該棚の前方から奥方へプリント回路基板を離した状態で
挿入したり、該棚内に回路パックを挿入したりするよう
になっている。ここで、回路パックとは、少なくとも１
枚のプリント回路基板と通常その回路基板を保護するた
めのカバーを備えたものである。

【０００３】その保護カバーは、回路パック装置のヒー
トシンクになっているとともに、抜熱を目的とする外部
フィンを有している。いずれにしても、そのようなプリ
ント回路基板用収納棚は、通常、該棚の背面にプリント
回路基板装置を有している。そのプリント回路基板装置
は、通常、「背板（back plane）」と呼ばれている。

【０００４】また、上記背板の後側には、周知の如く、
プリント回路基板に対する信号の入出力のためのコネク
タが設けられている。そして、プリント回路基板用収納
棚内に挿入されるプリント回路基板は、通常、背板の前
面に接続される。また、回路パックもしくはプリント回
路基板の前面にケーブルを接続できるようになってい
る。これは、顧客の使用の便宜のためであり、プリント
回路基板用収納棚の後ろか前のいずれかに入出力信号が
提供される、ということに依存している。

【０００５】プリント回路基板用収納棚内のプリント回
路基板に対して、該棚の前側からコネクタへ接続するよ
うになっており、かつ背板の後側に他のコネクタが設け
られている場合に問題が生ずる。というのは、その様な
場合には、顧客は背板の前側と後側の両方でコネクタへ
の接続を行う必要が有るからである。

【０００６】上記問題を克服する試みとして、背板の後
からケーブルを引き出し、そのケーブルをプリント回路
基板用収納棚の側方もしくは上方を迂回させて、該棚の
正面側のコネクタに接続させることにより前側での接続
を行うようにした棚構造が提案されている。上記提案の
プリント回路基板用収納棚や、背板の後側で接続するよ
うにされた従来のプリント回路基板用収納棚では、背板
の後にコネクタを設けるためのスペースが必要であると
いう問題がある。

【０００７】そのような装置では、必然的に背板がより
手前側に設けられるので、プリント回路基板用収納棚内
に挿入されるプリント回路基板の表面積が減ってしま
う。加えて、前側での接続へ向かって背板の後からケー
ブルを引き出す方法は高価であることがわかっている。

【０００８】上述したケーブルを使用する場合の問題を
克服し、できるだけ後方に背板を設けることを可能なら
しめるために、本明細書中において「背板拡張用プリン
ト回路基板」と呼ばれるプリント回路基板が提案されて
いる。その背板拡張用プリント回路基板は、背板の前面
に接続され、そしてプリント回路基板用収納棚の側部に
て前方へ延びており、その前端にてコネクタに接続する
ことができるようになっている。

【０００９】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うに背板拡張用プリント回路基板の前に設けられたコネ
クタは、必然的に横向きにされ、それゆえ、あらゆる場
合にプリント回路基板用収納棚の前で接続することがで
きるという利点が失われる。すなわち、顧客は、プリン
ト回路基板用収納棚内に収納されたプリント回路基板の
前で直接接続することができるが、背板拡張用プリント
回路基板の前でコネクタに接続するためには、側方にて
接続しなければならない。

【００１０】本発明は、上記に鑑みなされたもので、あ
らゆる場合にプリント回路基板用収納棚の前で接続する
ことができるようにし、上記問題を最小に抑えることが
できるプリント回路基板用収納棚を提供することを目的
とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、前方に臨んで開放され、かつその開放
されてなる開口端から挿入されたプリント回路基板を受
け入れる並んで設けられてなる複数の受入部を有し、か
つ当該プリント回路基板用収納棚の後部を横切って広が
る背板と、該背板に電気的に接続され、かつ当該プリン
ト回路基板用収納棚の一側部にて前記背板から前方へ伸
びる少なくとも一枚の背板拡張用プリント回路基板と、
該背板拡張用プリント回路基板に連結され、かつ第１の
端子および第２の端子を有するコネクタ装置とを具備
し、前記コネクタ装置は、前記背板拡張用プリント回路
基板の回路に接続された前記第１の端子を介して、同背
板拡張用プリント回路基板に所定の連結位置にて連結さ
れており、また前記第２の端子は、前記コネクタ装置が
前記所定の連結位置に連結された状態で、前記背板拡張
用プリント回路基板よりも外側に位置するように設けら
れてなるプリント回路基板用収納棚を提供するものであ
る。

【００１２】上記発明において、好ましくは、第２の端
子が、該第２の端子に対して前側から接続できるよう
に、前向きになっているとよい。

【００１３】また、第２の端子が前向きになっているこ
とからわかるように、本発明に係るプリント回路基板用
収納棚では、背板の後ろに接続されたケーブルを使用す
ることなく、背板拡張用プリント回路基板に前側から接
続することができるようになっている。それ故、背板を
プリント回路基板用収納棚の最後尾に設けることができ
るので、プリント回路基板用収納棚内に収納されたプリ
ント回路基板の表面積をできるだけ大きくすることがで
きるとともに、背板から延びてプリント回路基板用収納
棚をより使用に適した構造となし得る相互接続用のケー
ブルをなくすことができる。その代わりに、第２の端子
が後ろ向きになっていて、コネクタ装置が所定の位置に
連結された状態で、後側から接続できるようになってい
てもよい。

【００１４】より好ましくは、コネクタ装置は、該装置
自身のプリント回路基板、すなわち背板拡張用プリント
回路基板にさらに付加されてなるコネクタ装置プリント
回路基板を備えている。そして、この付加されてなる回
路基板は、少なくとも一つのコネクタを有している。コ
ネクタ装置が所定の位置に連結された状態で、第１のコ
ネクタは、背板拡張用プリント回路基板に接続された第
１の端子を有している。少なくとも、第２のコネクタ
は、コネクタ装置プリント回路基板から延び、かつ前側
および後側のいずれにも向いた第２の端子を有してい
る。この好ましい構成のプリント回路基板用収納棚で
は、コネクタ装置プリント回路基板を設けたことによ
り、背板拡張用プリント回路基板にとって有益な拡張性
が得られる。それによって、潜在的に背板拡張用プリン
ト回路基板の設計の自由度が増大する。特に、コネクタ
装置プリント回路基板には、コネクタ装置の第１および
第２のコネクタ以外に、電気的な素子が装着されていて
もよい。

【００１５】また、コネクタ装置は、好ましくはユニッ
トとして完全に着脱可能になっているとよい。そうすれ
ば、直前の上記に記載した利点とは別に、背板拡張用プ
リント回路基板の回路を変更するために、異なる回路パ
ターンを有するコネクタ装置、あるいは異なる電気的な
素子を装着したコネクタ装置に交換することが可能とな
る。

【００１６】好ましくは、コネクタ装置の上述した連結
位置を第１の連結位置とし、その第１の連結位置の後方
にもコネクタ装置が連結される第２の連結位置を、背板
拡張用プリント回路基板に設けてもよい。そして、その
第２の連結位置に連結されるコネクタ装置は、背板拡張
用プリント回路基板に後側から接続可能なように、後ろ
向きの端子を有する。

【００１７】上述した第１および第２の連結位置にそれ
ぞれ前向きおよび後ろ向きの端子を有するコネクタ装置
が連結されてなるプリント回路基板用収納棚によれば、
顧客の選択に応じて前側および後側のいずれの側からの
接続形式に対しても該棚をすぐに使用することができ
る。このケースにおいて、後側からの接続に関する限
り、背板拡張用プリント回路基板に対してより好ましい
拡張性をもたらすコネクタ装置プリント回路基板が設け
られていることとは別に、背板はできるだけ後方に位置
され、棚の後側での接続が棚の背面でなされないように
なっている。

【００１８】

【発明の実施の形態】以下に、本発明に係るプリント回
路基板用収納棚の実施の形態について図面を参照しつつ
詳細に説明する。

【００１９】図１は本発明に係るプリント回路基板用収
納棚の実施の形態１を示す切欠斜視図、図２は図１のII
−II線におけるプリント回路基板用収納棚の平面断面
図、図３は実施の形態１の背板拡張用プリント回路基板
およびコネクタ装置を示す拡大斜視図、図４は本発明に
係るプリント回路基板用収納棚の実施の形態２を背面側
から見た斜視図、図５はその実施の形態２のプリント回
路基板用収納棚の平面断面図、図６は実施の形態２の背
板拡張用プリント回路基板およびコネクタ装置を示す拡
大斜視図、図７は実施の形態３のプリント回路基板用収
納棚の正面図である。

【００２０】（実施の形態１）まず、実施の形態１につ
いて説明する。本発明に係るプリント回路基板用収納棚
の実施の形態１においては、図１に示すように、プリン
ト回路基板用収納棚１０は、天板１２と左右の側板１４
（図２も参照）と底板１６により形成されてなる箱形の
ハウジング構造をなしている。両側板１４には、プリン
ト回路基板用収納棚１０をフレーム内に取り付けるため
のＬ字状に成形されたブラケット１８が側方に突出して
取り付けられている。

【００２１】その箱形ハウジングの前端は、プリント回
路基板用収納棚１０の前方に臨んで開放されている。そ
の前方に臨んで開放されてなる開口端２２を介して、プ
リント回路基板用収納棚１０内に収納されるプリント回
路基板は、従来通りのガイド２４によって案内されてな
る受入部内に挿入されるようになっている。そして、そ
の開口端２２には、該開口端２２を塞ぐ取外し可能なフ
ロントカバー（蓋体）２０が設けられる。

【００２２】プリント回路基板用収納棚１０には、従来
通り、その後部を横切って広がる背板２６（図２および
図３参照）が設けられている。これに加えて、プリント
回路基板用収納棚１０は、その両側部の各側板１４の内
側近傍に背板拡張用プリント回路基板２８を有してい
る。その背板拡張用プリント回路基板２８は、コネクタ
３０によって背板２６に連結され、かつプリント回路基
板用収納棚１０の前端の開口端２２の近傍まで前方に延
びている。

【００２３】各背板拡張用プリント回路基板２８の所定
の連結位置には、コネクタ装置３２が連結されている。
このコネクタ装置３２は、背板拡張用プリント回路基板
２８の外側面上に設置された、少なくとも１つの垂直コ
ネクタ３４の後ろの位置に前面によって押し付けられて
いる。コネクタ装置３２は、１枚のコネクタ装置プリン
ト回路基板３６と少なくとも１つのコネクタ３８（図２
参照）を有している。

【００２４】そのコネクタ３８は、背板拡張用プリント
回路基板２８の前記垂直コネクタ３４に接続される。こ
れに加えて、コネクタ装置３２は、複数のコネクタ４０
も有している。このコネクタ４０は、前方（正面）に向
いており、前記コネクタ装置プリント回路基板３６の回
路を介して、前記コネクタ３８に相互接続されている。
また、コネクタ装置３２は、背板拡張用プリント回路基
板２８に取外し可能に取り付けられている。

【００２５】この実施の形態１によれば、背板拡張用プ
リント回路基板２８は、プリント回路基板用収納棚１０
の前記受入部内に収納されたプリント回路基板の前端へ
の接続に対して、前側からの接続が要求される場合に便
利である。そして、コネクタ装置３２により、顧客は、
その背板拡張用プリント回路基板２８に前側から接続す
ることができるようになっている。加えて、プリント回
路基板用収納棚１０の後ろへの接続が困難であるかまた
は不可能である場合に、コネクタ装置３２のコネクタ４
０に前側から接続できることは有用である。

【００２６】要するに、コネクタ４０に前側から接続で
きることにより、背板拡張用プリント回路基板２８に側
方から挿入することの困難性と、その側方からの挿入に
必要とされるスペースの確保が確実になくなる。背板２
６がプリント回路基板用収納棚１０の後方に配置される
ことにより、プリント回路基板用収納棚１０内に収納さ
れるプリント回路基板の有効領域が物理的に最大にな
る、というさらなる利点が得られる。

【００２７】また、つぎのようなよりはっきりとした重
要な利点がある。すなわち、左右のコネクタ装置３２に
それぞれコネクタ装置プリント回路基板３６が設けられ
ていることにより、背板拡張用プリント回路基板２８に
拡張性がもたらされ、それゆえ、潜在的に背板拡張用プ
リント回路基板２８の設計の自由度が増大する、という
ことである。

【００２８】この設計の自由度は、コネクタ装置プリン
ト回路基板３６上に装着されて回路の一部を形成する電
気的な素子にも及び得る。このことから、コネクタ装置
３２が取外し可能であり、背板拡張用プリント回路基板
２８の回路の全体構成を変更可能な異なる回路設計のコ
ネクタ装置３２に交換することができる、という別の重
要な利点が生じる。

【００２９】なお、上記実施の形態１においては、前向
きのコネクタ４０を有するコネクタ装置３２を用いると
したが、本発明は、これに限定されるものではない。こ
のことは、以下に説明される実施の形態２からも明らか
である。

【００３０】（実施の形態２）つぎに実施の形態２につ
いて説明する。本発明に係るプリント回路基板用収納棚
の実施の形態２においては、図４に示すように、プリン
ト回路基板用収納棚５０は、基本的に上記実施の形態１
で説明したプリント回路基板用収納棚１０と同じ構成の
ものである。なお、上記実施の形態１と同様の構成要素
については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略す
る。

【００３１】しかしながら、この実施の形態２が上記実
施の形態１と異なるのは、図４に示すように、プリント
回路基板用収納棚５０の両側部に、それぞれコネクタ装
置５２が設けられている点である。

【００３２】そのコネクタ装置５２は、垂直コネクタ３
４の後方に設けられた垂直コネクタ５６（図６参照）に
よって、結合された背板拡張用プリント回路基板５４
（図５参照）に連結されている。この実施の形態２にお
いて、両コネクタ装置５２のそれぞれもしくは両方と
も、上記実施の形態１で説明したコネクタ装置３２に接
続されていてもよい。

【００３３】そうすれば、プリント回路基板用収納棚５
０には後ろと前の両方から接続可能なコネクタ４０が備
え付けられていることになるため、顧客がプリント回路
基板用収納棚５０へ接続する際には、プリント回路基板
用収納棚５０の前側および後側のいずれの側からでも接
続することができる。

【００３４】あるいは、図４に示すプリント回路基板用
収納棚５０のように、両コネクタ装置５２が一方のみも
しくは両方とも設けられ、かつコネクタ装置３２が設け
られていない場合には、コネクタ装置３２がないがため
に生じた、プリント回路基板用収納棚５０の側板１４の
開口部５８は、ブラケット１８のカバープレート６０に
よって塞がれる。

【００３５】このプリント回路基板用収納棚５０におい
て、背板拡張用プリント回路基板５４ヘの接続がすべて
後側からなされる場合に、コネクタ装置５２内にプリン
ト回路基板が設けられていれば、上記実施の形態１にお
いて説明したように、背板拡張用プリント回路基板５４
の設計の自由度が増大する。

【００３６】また、実施の形態２の、背板の背面に後ろ
向きのコネクタが設けられないようにされた上記ケース
においても、背板はできるだけ後方に設けられるため、
プリント回路基板用収納棚５０内に収納されるプリント
回路基板の設計上の表面積を最大にすることができる。

【００３７】（実施の形態３）つぎに実施の形態３につ
いて説明する。本発明に係るプリント回路基板用収納棚
の実施の形態３においては、正面から見たプリント回路
基板用収納棚７０を概略的に示す図７のように、２つの
コネクタ装置７２が、結合された背板拡張用プリント回
路基板７４からプリント回路基板用収納棚７０の側方へ
延び、かつ該棚７０の天板の上方へ延びており、さらに
それらコネクタ装置７２は、プリント回路基板用収納棚
７０の上方において前向き（または後ろ向き）のコネク
タ７６を有している。

【００３８】このように、コネクタ装置７２のプリント
回路基板７８の大きさがより大きいので、設計のために
有利である。また、重要なことであるが、コネクタ装置
７２のプリント回路基板７８をより狭くして、プリント
回路基板用収納棚７０の全幅を最小にするようにしても
よい。

【００３９】

【発明の効果】以上、説明したとおり、この発明に係る
プリント回路基板用収納棚によれば、コネクタに前側か
ら接続できることにより、背板拡張用プリント回路基板
に側方から挿入することの困難性と、その側方からの挿
入に必要とされるスペースの確保が確実になくなる。加
えて、背板がプリント回路基板用収納棚の後方に配置さ
れることにより、プリント回路基板用収納棚内に収納さ
れるプリント回路基板の有効領域が物理的に最大にな
る、というさらなる効果が得られる。

【００４０】また、左右のコネクタ装置にそれぞれコネ
クタ装置プリント回路基板が設けられていることによ
り、背板拡張用プリント回路基板に拡張性がもたらさ
れ、それゆえ、潜在的に背板拡張用プリント回路基板の
設計の自由度が増大する。その設計の自由度は、コネク
タ装置プリント回路基板上に装着されて回路の一部を形
成する電気的な素子にも及び得る。このことから、コネ
クタ装置が取外し可能であり、背板拡張用プリント回路
基板の回路の全体構成を変更可能な異なる回路設計のコ
ネクタ装置に交換することができるという効果も生じ
る。

【００４１】また、この発明に係るプリント回路基板用
収納棚によれば、背板拡張用プリント回路基板ヘの接続
がすべて後側からなされる場合に、コネクタ装置内にプ
リント回路基板が設けられていれば、背板拡張用プリン
ト回路基板の設計の自由度が増大する。

【００４２】また、背板の背面に後ろ向きのコネクタが
設けられないようにされたケースにおいても、背板はで
きるだけ後方に設けられるため、プリント回路基板用収
納棚５０内に収納されるプリント回路基板の設計上の表
面積を最大にすることができる。

【００４３】さらに、この発明に係るプリント回路基板
用収納棚によれば、コネクタ装置７２のプリント回路基
板の大きさがより大きいので、設計が有利となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るプリント回路基板用収納棚の実施
の形態１を示す切欠斜視図である。

【図２】そのプリント回路基板用収納棚の図１のII−II
線における平面断面図である。

【図３】実施の形態１の背板拡張用プリント回路基板お
よびコネクタ装置を示す拡大斜視図である。

【図４】本発明に係るプリント回路基板用収納棚の実施
の形態２を背面側から見た斜視図である。

【図５】そのプリント回路基板用収納棚の平面断面図で
ある。

【図６】実施の形態２の背板拡張用プリント回路基板お
よびコネクタ装置を示す拡大斜視図である。

【図７】本発明に係るプリント回路基板用収納棚の実施
の形態３を示す正面図である。

【符号の説明】

１０，５０，７０ プリント回路基板用収納棚 ２２ 開口端 ２６ 背板 ２８，５４，７４ 背板拡張用プリント回路基板 ３２ 第１のコネクタ装置 ３６ コネクタ装置プリント回路基板 ３８ コネクタ（第１の端子） ４０ コネクタ（第２の端子） ５２ 第２のコネクタ装置 ７２ コネクタ装置

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード ジー．マーフィー カナダ国、ケイ２エッチ ６ブイ６ オン タリオ、ネピーン、アーノルド ドライブ ３ エヌ (72)発明者 ブルース アイ．ドーラン カナダ国、ケイ２エム １ゼット９ オン タリオ、カナタ、モアスビー ドライブ 180

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 前方に臨んで開放され、かつその開放さ
   れてなる開口端から挿入されたプリント回路基板を受け
   入れる並んで設けられてなる複数の受入部を有し、かつ
   当該プリント回路基板用収納棚の後部を横切って広がる
   背板と、 該背板に電気的に接続され、かつ当該プリント回路基板
   用収納棚の一側部にて前記背板から前方へ伸びる少なく
   とも一枚の背板拡張用プリント回路基板と、 該背板拡張用プリント回路基板に連結され、かつ第１の
   端子および第２の端子を有するコネクタ装置とを具備
   し、 前記コネクタ装置は、前記背板拡張用プリント回路基板
   の回路に接続された前記第１の端子を介して、同背板拡
   張用プリント回路基板に所定の連結位置にて連結されて
   おり、 前記第２の端子は、前記コネクタ装置が前記所定の連結
   位置に連結された状態で、前記背板拡張用プリント回路
   基板よりも外側に位置するように設けられていることを
   特徴とするプリント回路基板用収納棚。
2. 【請求項２】 前記コネクタ装置が背板拡張用プリント
   回路基板に前記所定の連結位置にて連結された状態で、
   前記第２の端子は、同第２の端子に対して前側から接続
   可能なように、前向きになっていることを特徴とする請
   求項１記載のプリント回路基板用収納棚。
3. 【請求項３】 前記コネクタ装置は、該コネクタ装置自
   身のプリント回路基板であるコネクタ装置プリント回路
   基板を備えているとともに、 該コネクタ装置プリント回路基板には、該回路基板の回
   路の端子となる第１の端子および第２の端子が設けられ
   ていることを特徴とする請求項１記載のプリント回路基
   板用収納棚。
4. 【請求項４】 前記コネクタ装置プリント回路基板に
   は、複数の電気的な素子が装着されていることを特徴と
   する請求項３記載のプリント回路基板用収納棚。
5. 【請求項５】 前記コネクタ装置は、前記背板拡張用プ
   リント回路基板に着脱可能なように、所定の連結位置に
   取外し可能に取り付けられていることを特徴とする請求
   項１記載のプリント回路基板用収納棚。
6. 【請求項６】 前記背板拡張用プリント回路基板には、
   前寄りの連結位置と後寄りの連結位置が設けられている
   とともに、 前記コネクタ装置が２つ設けられており、 それら２つのコネクタ装置のうち第１のコネクタ装置
   は、前記前寄りの連結位置にて前記背板拡張用プリント
   回路基板に連結され、かつ当該第１のコネクタ装置に前
   側から接続可能なように当該プリント回路基板用収納棚
   の前方に臨む第２の端子を備えており、 それらのコネクタ装置のうち第２のコネクタ装置は、前
   記後寄りの連結位置にて前記背板拡張用プリント回路基
   板に連結され、かつ当該第２のコネクタ装置に後側から
   接続可能なように当該プリント回路基板用収納棚の後方
   に臨む第２の端子を備えていることを特徴とする請求項
   １記載のプリント回路基板用収納棚。