JPH09171697A - センスアンプ回路 - Google Patents

センスアンプ回路

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JPH09171697A
JPH09171697A JP33150095A JP33150095A JPH09171697A JP H09171697 A JPH09171697 A JP H09171697A JP 33150095 A JP33150095 A JP 33150095A JP 33150095 A JP33150095 A JP 33150095A JP H09171697 A JPH09171697 A JP H09171697A
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transistors
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雅弘 上野
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謙一 石橋
Shoji Sato
照二 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易な回路構成で、高速かつ低消費電流を両立
する集積化上有利なセンスアンプ回路を得ること。 【解決手段】データ線電圧クランプ回路を介してデータ
線につながるPMOSトランジスタP2と、これとミラ
ー接続したPMOSトランジスタP3とのゲート部にデ
ータ線プリチャージ用PMOSトランジスタP1を設
け、PMOSトランジスタP3のドレインに接続してセ
ンスデータの0/1判定を行うNMOSトランジスタN
3のゲートを入力端子DI0に接続した。 【効果】プリチャージ用PMOSトランジスタP1を設
けたことにより短時間でのプリチャージが可能となり、
またプリチャージ後のセンス動作においてPMOSトラ
ンジスタP3とNMOSトランジスタN3とが排他的動
作によって出力レベルを確定するため貫通電流を抑制で
き、よって高速かつ低消費電流のセンスアンプ回路が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ装置
に用いられる電流センス型のセンスアンプ回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】読み出し専用半導体メモリ(ROMまた
はEPROM)等のメモリデータ読み出し回路には高速
なデータ読み出しが要求され、メモリセルに流れる微小
な電流を検出する電流センス型のセンスアンプ回路等が
用いられる。特開平1−165095号公報等にも示されてい
る従来のこの種のセンスアンプ回路を図7に示す。
【0003】図7の従来例は、電流センス型のセンスア
ンプ回路S0とこれにメモリセルM0の“1”,“0”
を判定するための基準電圧VREFを与える基準電圧出
力回路(リファレンスアンプ回路)SRとから構成され
ている。
【0004】図7において、ソースを共に電源VCCに
接続し、またゲートを共通接続してカレントミラーを構
成するPMOSトランジスタP2,P3と、そのゲー
ト,ドレインを短絡したPMOSトランジスタP2側の
ドレインと入力端子DI0とにそれぞれドレイン,ソー
スを接続したNMOSトランジスタN1と、一方の入力
端子を入力端子DI0に、もう一方の入力端子をセンス
アンプ起動制御端子SANに、出力端子をNMOSトラン
ジスタN1のゲートに、それぞれ接続したNORゲート
G5と、PMOSトランジスタP3のドレイン及び基準
電位(GND)にそれぞれドレイン,ソースを接続した
NMOSトランジスタN3と、PMOSトランジスタP
3のドレインとNMOSトランジスタN3のドレインと
の接続ノードAに入力を、センスアンプ出力端子SOU
Tに出力をそれぞれ接続したインバータG1と、によっ
てセンスアンプ回路S0が構成されている。メモリセル
M0はそのメモリモジュールに与えられたアドレス信号
をデコードしてワード線W0,データ線D0を選択する
ことにより選択される。センスアンプ回路S0の入力端
子DI0とデータ線D0との間に直列接続したNMOS
トランジスタからなるデータ線選択スイッチY1,Y2
はアドレス信号に応じてデータ線を選択的にセンスアン
プ回路S0につなぐための選択スイッチである。リファ
レンスアンプ回路SR側もセンスアンプ回路S0側と全
く同様の構成であるが、センスアンプ回路S0内NMO
SトランジスタN3に相当するNMOSトランジスタは
N6,N7の2個で構成されている。NMOSトランジ
スタN6,N7はいずれもNMOSトランジスタN3と同一
サイズで、各ゲート,ドレインを短絡して基準電圧VREF
とし、NMOSトランジスタN3のゲートに接続してN
MOSトランジスタN3とカレントミラーを構成してい
る。なおセンスアンプ回路S0,リファレンスアンプ回
路SR内のその他の各MOSトランジスタP2とP8,
P3とP9,N1とN8はそれぞれ同一サイズである。
【0005】なおメモリセルにはイオン注入型や浮遊ゲ
ート型などがあるが、プロセス上での或いは電気的な書
き込み,非書き込み操作によるメモリセルのしきい値電
圧Vthの大小によって“1”,“0”のデータ判別が
行われる。
【0006】以下、図7におけるセンス動作を説明す
る。
【0007】図7において、リファレンスアンプ回路S
R側に接続するメモリセルMRは非書き込み、すなわ
ち、しきい値電圧Vthが低い状態にあり、またそのゲ
ートが接続するワード線は選択状態にありメモリセルM
Rは常にONしている。またデータ線選択スイッチY1
R,Y2Rも常にON状態に維持されている。よってセ
ンスアンプ起動制御端子SANにLowレベルのセンス
起動信号が与えられると入力端子DIRは当初Lowレ
ベルにあるからNORゲートG6出力はHighとなり
NMOSトランジスタN8がONし、PMOSトランジ
スタP8からメモリセルMRに向かって電流が流れる。
この電流はカレントミラー構成によってPMOSトラン
ジスタP9側へ伝達され、仮にミラー比が1であればメ
モリセルMRの電流と同程度の電流がPMOSトランジ
スタP9のドレイン電流となりNMOSトランジスタN
6,N7に流れる。さらにNMOSトランジスタN6,
N7はセンスアンプ回路S0内NMOSトランジスタN
3とカレントミラーを構成しているためNMOSトラン
ジスタN3側にも上記電流が伝達されるが、ミラー比が
1/2となっているためNMOSトランジスタN3の電
流はPMOSトランジスタP9のドレイン電流の1/2
になる。なおNORゲートG6およびNMOSトランジスタ
N8はデータ線電位上昇を抑制する電圧クランプ回路を
構成し、データ線電位をNORゲートG6の論理スレッ
ショルド電圧VLT程度にクランプするために設けられ
ている。すなわち、NMOSトランジスタN8がONす
るとPMOSトランジスタP8によって配線容量やメモ
リセルの拡散容量によるデータ線浮遊容量CRが充電さ
れデータ線電位が上昇するが、データ線電位がNORゲ
ートG6の論理スレッショルド電圧VLTに達するとN
ORゲートG6出力はLowとなりNMOSトランジス
タN8の電流を絞ってそれ以上の電位上昇を抑止する。
センスアンプ回路S0内NORゲートG5,NMOSト
ランジスタN1も同様である。
【0008】まずメモリセルM0が非書き込み、すなわ
ち、しきい値電圧Vthが低いものとすると、ワード線
W0の選択(ワード線W0にHighレベル印加)によ
りメモリセルM0はON状態となる。NMOSトランジ
スタからなるデータ線選択スイッチY1,Y2によりデ
ータ線D0が選択され、上記リファレンスアンプ回路S
R側同様センスアンプ起動制御端子SANにLowレベ
ルのセンス起動信号が与えられるとNMOSトランジス
タN1がONしてPMOSトランジスタP2からメモリ
セルM0に向かってセンス電流が流れる。この電流はカ
レントミラー構成によってPMOSトランジスタP3側
へ伝達し、メモリセルM0,MRに特性ばらつきが無け
ればリファレンスアンプ回路SR内PMOSトランジス
タP8と同じドレイン電流となる。一方NMOSトラン
ジスタN3は上記の如くPMOSトランジスタP3ドレ
イン電流の1/2の電流設定となっているから、図7内
のノードAの動作点はVCC電源電圧に近い電圧すなわ
ちHighレベルとなりインバータG1を介してセンス
アンプ出力端子SOUTに“0”出力が得られる。次に
メモリセルM0が書き込み、すなわち、しきい値電圧V
thが高い場合は、ワード線W0が選択されてもメモリ
セルM0はOFF状態にある。この場合NMOSトラン
ジスタN1がONすると、まずPMOSトランジスタP
2によってデータ線の浮遊容量C0が充電されデータ線
電位が上昇する。そのデータ線電位上昇によりNMOS
トランジスタN1がOFF状態へ移行するのに伴いPMOS
トランジスタP2もOFF状態となり、PMOSトラン
ジスタP3のドレイン電流も0となる。NMOSトラン
ジスタN3はON状態にあるからノードAの動作点はL
owレベルとなりインバータG1を介してセンスアンプ
出力端子SOUTに“1”出力が得られる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、メモ
リセルM0の“1”,“0”データを判別するため、リ
ファレンスアンプ回路SRによりダミーメモリセルMR
を用いて基準電圧VREFを生成している。ダミーメモリセ
ルMRは上述の様にON状態にあるからリファレンスア
ンプ回路SR内PMOSトランジスタP8,P9には常
時電流が流れ、本来のセンス動作に関わらないリファレ
ンスアンプ回路SR側で無効な電流を消費している。メ
モリセル特性の製造ばらつきを吸収するためダミーメモ
リセルおよびリファレンスアンプ回路を半導体メモリ装
置内に複数設ければ消費電流への影響はなお大きくな
る。またダミーメモリセルおよびリファレンスアンプ回
路を設けることは、半導体メモリ装置内に無効なレイア
ウト領域を有することにもなりチップ面積上も不利とな
る。
【0010】またセンスアンプ回路S0側においてもデ
ータ線の立上りを高速化する必要上、またダミーメモリ
セルMRとの電流比較を行う上でPMOSトランジスタ
P2,P8間の特性ばらつきの影響を小さくするために
もPMOSトランジスタP2(およびP8)の電流駆動
能力を確保せねばならず、よって非書き込み(Vth
小)メモリセルの読み出し時にはメモリセル側から決ま
るセンス電流がPMOSトランジスタP2,メモリセル
M0間に流れることになる。通常センスアンプ回路S0
はその半導体メモリ装置につながる外部データバス本数
に応じた回路数が設けられる。例えばデータバス本数を
16本とした場合、各データバスにセンスデータを同時
に出力しようとすれば16個のセンスアンプ回路が必要
となる。よって上記センス電流も16回路分となり消費
電流への影響が大きい。
【0011】本発明の目的は、上記ダミーメモリセル,
リファレンスアンプ回路等による基準電圧源を用いるこ
となく“1”,“0”データ判別を可能とすることで容
易な回路構成で集積化上有利な電流センス型センスアン
プを提供すること、及び消費電流を低減しつつ高速なデ
ータ読み出しを可能とする電流センス型センスアンプを
提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】リファレンスアンプ回路
を排除し、従来基準電圧VREFに接続してセンスデー
タの“1”,“0”判定レベルを決めていたNMOSト
ランジスタN3のゲートをデータ線側(入力端子DI
0)に接続した。またセンスアンプ回路の起動と同時に
所定の期間ONしてデータ線のプリチャージを行うPM
OSトランジスタP1をカレントミラーを構成するPM
OSトランジスタP2,P3ゲート部に設けるととも
に、データ線の電圧上昇を抑止するNMOSトランジス
タN1のゲートを常時ON状態にあるPMOSトランジ
スタP5とゲートを入力端子DI0に接続したNMOS
トランジスタN2とからなる負荷MOS型インバータ出
力によって制御するようにした。
【0013】リファレンス側との電流比較が不要とな
り、またプリチャージ用PMOSトランジスタP1を独
立して設けたことによりセンス電流を供給するPMOS
トランジスタP2の電流能力を確保する必要が無くな
り、センス動作時メモリセル側へ流れるセンス電流をP
MOSトランジスタP2によって制限することができ
る。またプリチャージ後のデータ線電位はメモリセルが
書き込みの場合はメモリセルがOFFしているためデー
タ線の充電電荷は保持されHigh(クランプ電圧)レベ
ルを維持、非書き込みの場合はメモリセルがONしてデ
ータ線の充電電荷を引き抜きLowレベルとなる。よっ
てデータ線にゲートがつながるNMOSトランジスタN
3は書き込みメモリセル読み出し時はON、非書き込み
メモリセル読み出し時はOFFとなる。但し、非書き込
みメモリセルによるデータ線の充電電荷引き抜きにはあ
る有限な時間が必要でその間NMOSトランジスタN3
はON状態を維持し得るが、データ線電位は上記負荷M
OS型インバータの論理スレッショルド電圧VLT程度
から低下するためそのゲート,ソース間電圧VGSは小
さくドレイン電流は抑制される。一方NMOSトランジ
スタN3の負荷となるPMOSトランジスタP3は、書
き込みメモリセル読み出し時はPMOSトランジスタP
5とゲートを入力端子DI0に接続したNMOSトラン
ジスタN2とからなる負荷MOS型インバータ出力がL
owとなってNMOSトランジスタN1がOFFしてい
るためPMOSトランジスタP2のセンス電流は流れず
よってこれとカレントミラーを構成するPMOSトラン
ジスタP3にも電流は流れずOFF状態となっている。こ
のとき上記の如くNMOSトランジスタN3はON状態
にあるからPMOSトランジスタP3とNMOSトラン
ジスタN3との動作点はプリチャージ期間中にLowと
なりプリチャージ終了と同時に書き込みメモリセルの読
み出しが完了することになる。非書き込みメモリセル読
み出し時は逆に上記インバータ出力はHighとなって
NMOSトランジスタN1がONしPMOSトランジス
タP2にセンス電流が流れ、これによりPMOSトラン
ジスタP3側もONする。このときNMOSトランジス
タN3は逆にOFF状態(若しくはOFFに近い状態)
にあるからPMOSトランジスタP3とNMOSトラン
ジスタN3との動作点は急速にHighとなり非書き込
みメモリセルの読み出しを完了する。
【0014】以上の様にセンスデータ判定出力部のPM
OSトランジスタP3,NMOSトランジスタN3が排
他的動作により判定出力レベルを確定するため、PMO
SトランジスタP3,NMOSトランジスタN3間の貫
通電流は僅かであり、よって低消費電流でかつ高速な判
定出力が得られる。
【0015】またデータ線の電圧上昇を抑止するNMO
SトランジスタN1のゲートを常時ON状態にあるPM
OSトランジスタP5とゲートを入力端子DI0に接続
したNMOSトランジスタN2とからなる負荷MOS型
インバータ出力によって制御するようにしたことによ
り、NMOSトランジスタN1がON状態からプリチャ
ージを開始できるためプリチャージ電流の立上りを早め
プリチャージ期間の短縮ひいては読み出し時間短縮を図
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施例を図1によ
り説明する。
【0017】図1において、カレントミラーを構成する
PMOSトランジスタP2,P3と、ゲート,ドレイン
を短絡したPMOSトランジスタP2側のソースおよび
VCC電源にそれぞれドレイン,ソースを接続し、センス
アンプ起動制御端子SANにゲートを接続するPMOS
トランジスタP4と、PMOSトランジスタP2のドレ
イン,入力端子DI0にそれぞれドレイン,ソースを接
続するNMOSトランジスタN1と、NMOSトランジ
スタN1のゲート,基準電位(以下GNDと記す)にそ
れぞれドレイン,ソースを接続し、入力端子DI0にゲ
ートを接続するNMOSトランジスタN2と、NMOS
トランジスタN1のゲート,VCC電源にそれぞれドレ
イン,ソースを接続し、GNDにゲートを接続するPM
OSトランジスタP5と、PMOSトランジスタP3の
ドレイン,GNDにそれぞれドレイン,ソースを接続
し、入力端子DI0にゲートを接続するNMOSトラン
ジスタN3と、入力端子DI0,GNDにそれぞれドレ
イン,ソースを接続し、センスアンプ起動制御端子SA
Nにゲートを接続するNMOSトランジスタN4と、P
MOSトランジスタP2,P3のゲート,VCC電源に
それぞれドレイン,ソースを接続し、プリチャージ制御
端子PRENにゲートを接続するPMOSトランジスタ
P1と、PMOSトランジスタP3のドレインに入力
を、センスアンプ出力端子SOUTに出力を接続したイ
ンバータG1と、によってセンスアンプ回路S0が構成
されている。センスアンプ回路S0の入力端子DI0に
つながるメモリセルM0選択回路(Y1,Y2)等の構
成は前記図7の従来例と同様である。
【0018】次に、本実施例におけるセンス動作を図2
を用いて説明する。
【0019】図2は、本発明のセンスアンプ回路の基本
的な駆動タイミングチャートを示したものである。まず
センスアンプ起響制御端子SANおよびプリチャージ制
御端子PRENが共にHighレベルのときセンスアン
プ回路S0は待機状態にある。このときセンスアンプ回
路S0内NMOSトランジスタN4がON状態となって
いるため入力端子DI0はGNDレベルにあり、NMO
Sトランジスタからなるデータ線選択スイッチY1,Y
2によってデータ線D0が選択されていればデータ線D
0もGNDレベルとなる。また入力端子DI0にゲート
を接続しているNMOSトランジスタN2およびN3は
OFF状態となり、またPMOSトランジスタP5が常
にON状態にあるからNMOSトランジスタN1のゲー
トはVCC電源電圧にバイアスされ、NMOSトランジス
タN1はON状態となっている。またPMOSトランジ
スタP1,P4はともにOFF状態で、PMOSトラン
ジスタP2,P3のゲート接続ノードPGはNMOSト
ランジスタN1によりGNDレベルにバイアスされてい
る。よってPMOSトランジスタP3はON状態とな
り、PMOSトランジスタP3とNMOSトランジスタ
N3の各ドレイン接続ノードAはVCC電源電圧にバイ
アスされセンスアンプ出力端子SOUTは“0”出力と
なる。この待機状態において、VCC電源−GND間に
直流的な電流パスはなく消費電流は0である。
【0020】次いでセンスアンプ起動制御端子SANを
Lowレベルにすると同時にプリチャージ制御端子PR
ENに所定の期間のみLowレベルとなるワンショット
パルスを入力することによりデータ線のプリチャージを
行う。センスアンプ起動制御端子SANがLowレベル
になるとNMOSトランジスタN4はOFF、PMOSトラ
ンジスタP4はONとなりセンスアンプ回路S0は起動
状態となるが、PMOSトランジスタP1が同時にONする
ためノードPGはVCC電源電圧にバイアスされPMO
SトランジスタP2,P3はプリチャージ制御端子PR
ENがLowレベルの期間中OFF状態にある。一方N
MOSトランジスタN1は上記待機状態からON状態に
あるからPMOSトランジスタP1のONにより、PM
OSトランジスタP2のゲート,ドレイン,NMOSト
ランジスタN1、を介してVCC電源からデータ線D0
へ電流が流れデータ線D0のプリチャージが行われる。
プリチャージによりデータ線D0の電位は上昇するがN
MOSトランジスタN2のしきい値電圧Vthに到達す
るとNMOSトランジスタN2がONし、データ線D0
の電位上昇に伴ってNMOSトランジスタN1のゲート
電圧を引下げてNMOSトランジスタN1の電流を絞る。こ
れによってデータ線D0の電位上昇は抑制され、結局P
MOSトランジスタP5とNMOSトランジスタN2と
からなるインバータの論理スレッショルド電圧VLT近
傍にデータ線D0の電位は保持されることになる。この
ときNMOSトランジスタN3もONしているからノー
ドAはLowレベルとなり、プリチャージ制御端子PR
ENがLowレベルのプリチャージ期間におけるセンス
アンプ出力端子SOUTは“1”出力となる。
【0021】なおプリチャージ制御端子PRENのLo
w期間すなわち、プリチャージ期間の設定はデータ線容
量C0とプリチャージ用PMOSトランジスタP1の電
流設定などからプリチャージ期間内にプリチャージ動作
が完了するように、すなわちPMOSトランジスタP5
とNMOSトランジスタN2とからなるインバータが作
動開始するのに必要十分な時間を設定する。例えばデー
タ線容量C0を2pF,PMOSトランジスタP1の電
流を1mA,上記インバータVLTを1.5Vとすると
プリチャージ期間tWPREは(2pF/1mA)×
1.5V=3ns以上の設定とすればよいことになる。
このようにプリチャージ期間は比較的短い時間で良いか
ら、図3の如くセンスアンプ起動制御端子SAN信号か
らゲート遅延を用いて生成することも可能である。図3
において、D1,D2,…は奇数段の遅延用インバータ
であり、センスアンプ起動制御端子SAN信号の立ち下
がり側で上記インバータの遅延量に応じたワンショット
パルスを得ることができる。プリチャージ制御端子PR
ENがHighレベルに復帰するとプリチャージ用PM
OSトランジスタP1がOFFとなり、プリチャージ動
作が終了すると同時にセンス動作を開始する。まずメモ
リセルM0が非書き込みの場合は、メモリセルM0がO
N状態にあるから上記プリチャージによって充電された
データ線容量C0から電荷を引き抜き、データ線D0及
び入力端子DI0電位を低下させる。データ線D0の電
位は上記プリチャージ期間中にPMOSトランジスタP
5とNMOSトランジスタN2とからなるインバータの
論理スレッショルド電圧VLT近傍にバイアスされている
から僅かなデータ線D0の電位低下でそのインバータ出
力すなわち、NMOSトランジスタN1のゲート電位は
反転,上昇することになる。これに伴ってNMOSトラ
ンジスタN1はON状態へ移行し、ノードPGの電位を
低下させる。ノードPG部の浮遊容量はPMOSトラン
ジスタP2,P3のゲート容量等によるものでデータ線
容量C0に比べかなり小さいものであるため、ノードP
Gの電位は急速にデータ線D0の電位に向かって低下す
ることになる。そしてノードPGの電位がVCC電源電
圧からPMOSトランジスタP2のしきい値電圧Vth
p分、低下した時点でPMOSトランジスタP2がON
し、これと同時にPMOSトランジスタP2とカレント
ミラー回路を構成するPMOSトランジスタP3もON
する。この時NMOSトランジスタN3はゲート電圧す
なわち、入力端子DI0の電位が低下しているためNM
OSトランジスタN4同様ほとんどOFF状態にあり、
よってPMOSトランジスタP3のONによりノードA
の電位は急速に上昇することができ高速なセンス出力動
作を得ることができる。
【0022】一方メモリセルM0が書き込みの場合は、
メモリセルM0がOFF状態にあるから上記プリチャー
ジによって充電されたデータ線の電位はそのまま維持さ
れることになる。そのためNMOSトランジスタN1は
OFF状態を維持し、よってノードPGの電位も低下せ
ずPMOSトランジスタP2,P3もOFF状態を維持
する。またNMOSトランジスタN3はデータ線電位の
低下がないからON状態を続け、ノードA電位はプリチ
ャージ期間同様Lowレベルを維持する。よってプリチ
ャージ終了と同時にメモリデータ読み出しが完了してい
ることになる。本実施例において、PMOSトランジス
タP2はデータ線のプリチャージには関与せずセンス動
作時にメモリセルM0への電流バイアス源となっている
のみである。また図7に示した従来例の如くリファレン
ス側との電流比較をする必要もないため、PMOSトラ
ンジスタP2側でメモリセルM0へのバイアス電流設定
をすることができる。すなわちセンス動作時のメモリセ
ルM0へのバイアス電流を規制し、これによる消費電流
を低減することが可能である。
【0023】またPMOSトランジスタP3側について
も、従来例の如く常時ON状態にあるNMOSトランジ
スタN3との動作点(ノードA電位)によって“0”/
“1”判定を行うのではなく、PMOSトランジスタP
3,NMOSトランジスタN3の排他的動作によってノ
ードA電位を決めるため、PMOSトランジスタP3,
NMOSトランジスタN3間の貫通電流を極めて小さい
ものとすることができ、また電位確定も高速に行うこと
ができる。よってPMOSトランジスタP2,P3のミ
ラー比によってPMOSトランジスタP3側の電流設定
を大きくすることにより、消費電流への影響なしに更な
る高速化を図ることもできる。
【0024】以上の如く本実施例によれば低消費電流で
かつ高速なデータ読み出しを可能とするセンスアンプ回
路を得ることができる。また従来例におけるリファレン
スアンプ回路が不要であり、回路構成を簡略化できるた
め集積化上も有利なセンスアンプ回路を得ることができ
る。
【0025】本発明の第2の実施例を図4に示す。本実
施例は上記図1の第1の実施例において、ノードAとG
NDとの間にNMOSトランジスタN5を、またPMO
SトランジスタP3とノードAとの間にPMOSトラン
ジスタP6を、それぞれ追加した構成となっている。N
MOSトランジスタN5とPMOSトランジスタP6の
各ゲートにはプリチャージ制御端子PRENの反転信号
PREが入力される。図4の実施例は特にVCC電源電
圧がMOSトランジスタのしきい値電圧Vthの2倍以下
程度の低電圧域でも正常なデータ読み出しをなし得るよ
うにしたものである。すなわち、PMOSトランジスタ
P1によるプリチャージ電流はNMOSトランジスタN1を
介してデータ線に供給されるため、データ線電位はVC
C電源電圧からNMOSトランジスタN1のVth分、
低下した電圧を越えることはない。よってVthの2倍
以下程度のVCC電源電圧下においてはプリチャージ後
のデータ線電位Vdは、Vd=VCC−Vthとなり、
かつVd<VthとなるためNMOSトランジスタN
2,N3はONできなくなりノードA電位をLowレベ
ルに初期設定することができなくなる。これは書き込み
側メモリセルM0の読み出しができないことを意味す
る。そこでノードAに接続したNMOSトランジスタN
5をプリチャージ期間中にONさせることにより強制的
にノードA電位をLowレベルとし上記の対策を行って
いる。またPMOSトランジスタP6は、プリチャージ
期間中OFFしてプリチャージ開始時のPMOSトラン
ジスタP3とNMOSトランジスタN5間の貫通電流を
防止するために設けられている。PMOSトランジスタ
P1がONし、プリチャージを開始するとノードPGの
電位はデータ線D0の充電に伴って上昇する。言いかえ
ればノードPGの電位はある傾きをもって上昇すること
になり、よってプリチャージ開始直後はPMOSトラン
ジスタP3がON状態となっている期間があり、PMO
SトランジスタP6が無ければNMOSトランジスタN
5側に貫通電流が流れることになる。
【0026】本実施例によれば、前記第1の実施例の効
果に加えVCC電源の低電圧化にも好適なセンスアンプ
回路を得ることができる。
【0027】本発明の第3の実施例を図5に示す。本実
施例は図1の実施例において、NMOSトランジスタN2の
ソースとGNDとの間に並列接続したNMOSトランジ
スタN21,N22を挿入し、プリチャージ制御端子P
RENに入力を、NMOSトランジスタN21のゲート
に出力を、それぞれ接続したインバータG3と、インバ
ータG3の出力に入力を、NMOSトランジスタN22
のゲートに出力を、それぞれ接続したインバータG4と
を設けた構成となっている。
【0028】図5において、プリチャージ制御端子PR
ENにLowレベルのプリチャージ起動信号が印加され
るとまずNMOSトランジスタN21側がONする。こ
のとき、PMOSトランジスタP5とNMOSトランジ
スタN2とからなるインバータの論理スレッショルド電
圧VLTは図1の実施例の場合に比べNMOSトランジ
スタN21によりNMOSトランジスタN2のソース電
位が浮く分高くなる。次いでプリチャージ制御端子PR
ENがHighとなり、センス動作モードになると今度
はNMOSトランジスタN22側がONする。ここでN
MOSトランジスタN21に対してNMOSトランジス
タN22のW/L寸法を大きく設定しておけば、NMO
SトランジスタN22側がONしたときのNMOSトラ
ンジスタN2のソース電位浮き上がりは小さくなり、よ
ってPMOSトランジスタP5とNMOSトランジスタ
N2とからなるインバータの論理スレッショルド電圧VL
TもNMOSトランジスタN21側のON時よりも低く
なる。すなわち、NMOSトランジスタN21,N22
によりプリチャージ終了前後の上記VLTに差を持たせ
ることができる。図1の実施例では書き込み側のメモリ
セルM0の読み出しを行おうとしたとき、プリチャージ
終了後のデータ線D0電位は前述の様にPMOSトランジス
タP5とNMOSトランジスタN2とからなるインバー
タの論理スレッショルド電圧VLT近傍に保持されてい
るわけであるが、ノイズ等によりデータ線電位が僅かで
も低下するとNMOSトランジスタN1がON復帰しP
MOSトランジスタP2,P3のミラー回路が誤動作し
て誤ったデータ読み出しとなってしまう可能性がある。
一方、本実施例ではプリチャージ期間中の上記VLTを
プリチャージ終了後のVLTよりも高く設定することに
より、プリチャージ終了時のデータ線電位をセンス動作
モード時の上記VLTより高目に設定することができる
ため、上記ノイズ等によるデータ線電位低下に対しNM
OSトランジスタN1の誤動作ひいてはPMOSトラン
ジスタP2,P3のミラー回路の誤動作を防止すること
ができる。
【0029】以上の如く本実施例によれば、前記第1の
実施例の効果に加え耐ノイズ性を改善し得るセンスアン
プ回路を得ることができる。
【0030】本発明の第4の実施例を図6に示す。本実
施例は図1の実施例において、PMOSトランジスタP5に
並列接続したPMOSトランジスタP7を設けたもので
ある。
【0031】図6において、PMOSトランジスタP7
のゲートはプリチャージ制御端子PRENに接続しプリ
チャージ期間中のみONする構成となっている。PMO
SトランジスタP7がONするとPMOSトランジスタ
P5と並列接続されていることから見かけ上プリチャー
ジ期間中のPMOSトランジスタP5の電流能力が増大
したことになり、PMOSトランジスタP5とNMOS
トランジスタN2とからなるインバータの論理スレッシ
ョルド電圧VLTは高目にシフトする。次いでプリチャ
ージ期間が終了すると同時にPMOSトランジスタP7
はOFFし、電流能力が低下するから上記VLTは低下
する。これは上記第3の実施例と同様の動作が得られて
いることになり、よって本実施例によれば上記第3の実
施例同様の効果を得ることができる。
【0032】なお上記第3,第4の実施例に第2の実施
例特有の構成を併用することは当然可能であり、その場
合、第2の実施例の効果を兼ね備えることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば容易
な回路構成で高速かつ、低消費電流という集積化上極め
て有利なセンスアンプ回路を得ることができる。また、
さらに耐ノイズ性を向上させたセンスアンプ回路を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す回路図。
【図2】本発明における入力信号タイミングチャート。
【図3】プリチャージ制御信号発生回路構成例を示す回
路図。
【図4】本発明の第2の実施例の構成を示す回路図。
【図5】本発明の第3の実施例の構成を示す回路図。
【図6】本発明の第4の実施例の構成を示す回路図。
【図7】従来のセンスアンプ回路構成例を示す回路図。
【符号の説明】
P1〜P9…PMOSトランジスタ、N1〜N7,N2
1,N22…NMOSトランジスタ、Y1,Y2…デー
タ線選択スイッチ、M0…メモリセル、G1…インバー
タ、SAN…センスアンプ起動制御端子、PREN…プ
リチャージ制御端子、DI0…入力端子、SOUT…セ
ンスアンプ出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 謙一 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 佐藤 照二 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲート,ドレインを短絡した第1導電型の
    第1のトランジスタと、ゲートを第1のトランジスタの
    ゲートに接続し、第1のトランジスタとカレントミラー
    回路を構成する第1導電型の第2のトランジスタと、第
    1のトランジスタと選択データ線を接続する入力端子と
    の間に介在するデータ線電圧抑制手段と、第2のトラン
    ジスタのドレイン側に接続するセンスデータ判定手段
    と、を備えた電流センス型センスアンプ回路において、 第1,第2のトランジスタのゲートと電源との間に第1
    導電型の第3のトランジスタを設け、 第1のトランジスタのソースと電源との間に第1導電型
    の第4のトランジスタを設け、 入力端子と基準電位との間に第2導電型の第5のトラン
    ジスタを設け、 第1のトランジスタのドレインと入力端子との間に接続
    した第2導電型の第6のトランジスタと、電源と第6の
    トランジスタのゲートとの間に接続し、そのゲートを基
    準電位に接続した第1導電型の第7のトランジスタと、
    第6のトランジスタのゲートと基準電位との間に接続
    し、そのゲートを入力端子に接続した第2導電型の第8
    のトランジスタと、によってデータ線電圧抑制手段を構
    成し、 第2のトランジスタのドレインと基準電位との間に接続
    し、そのゲートを入力端子に接続した第2導電型の第9
    のトランジスタによってセンスデータ判定手段を構成
    し、 第3のトランジスタのゲートを、第4,第5のトランジ
    スタのゲートに印加するセンスアンプ回路制御信号に同
    期したワンショットパルスにて制御することを特徴とす
    るセンスアンプ回路。
  2. 【請求項2】ゲート,ドレインを短絡した第1導電型の
    第1のトランジスタと、ゲートを第1のトランジスタの
    ゲートに接続し、第1のトランジスタとカレントミラー
    回路を構成する第1導電型の第2のトランジスタと、第
    1のトランジスタと選択データ線を接続する入力端子と
    の間に介在するデータ線電圧抑制手段と、第2のトラン
    ジスタのドレイン側に接続するセンスデータ判定手段
    と、を備えた電流センス型センスアンプ回路において、 第1,第2のトランジスタのゲートと電源との間に第1
    導電型の第3のトランジスタを設け、 第1のトランジスタのソースと電源との間に第1導電型
    の第4のトランジスタを設け、 入力端子と基準電位との間に第2導電型の第5のトラン
    ジスタを設け、 第1のトランジスタのドレインと入力端子との間に接続
    した第2導電型の第6のトランジスタと、電源と第6の
    トランジスタのゲートとの間に接続し、そのゲートを基
    準電位に接続した第1導電型の第7のトランジスタと、
    第6のトランジスタのゲートと基準電位との間に接続
    し、そのゲートを入力端子に接続した第2導電型の第8
    のトランジスタと、によってデータ線電圧抑制手段を構
    成し、 ゲート,ソースをそれぞれ入力端子,基準電位に接続し
    た第2導電型の第9のトランジスタと、第2のトランジ
    スタと第9のトランジスタとの各ドレイン間に接続した
    第1導電型の第10のトランジスタと、第9のトランジ
    スタと第10のトランジスタの接続点にドレインを、基
    準電位にソースをそれぞれ接続した第2導電型の第11
    のトランジスタと、によってセンスデータ判定手段を構
    成し、 第3のトランジスタのゲートを、第4,第5のトランジ
    スタのゲートに印加するセンスアンプ回路制御信号に同
    期したワンショットパルスにて制御し、第10のトラン
    ジスタと第11のトランジスタのゲートをそのワンショ
    ットパルスの反転信号で制御することを特徴とするセン
    スアンプ回路。
  3. 【請求項3】ゲート,ドレインを短絡した第1導電型の
    第1のトランジスタと、ゲートを第1のトランジスタの
    ゲートに接続し、第1のトランジスタとカレントミラー
    回路を構成する第1導電型の第2のトランジスタと、第
    1のトランジスタと選択データ線を接続する入力端子と
    の間に介在するデータ線電圧抑制手段と、第2のトラン
    ジスタのドレイン側に接続するセンスデータ判定手段
    と、を備えた電流センス型センスアンプ回路において、 第1,第2のトランジスタのゲートと電源との間に第1
    導電型の第3のトランジスタを設け、 第1のトランジスタのソースと電源との間に第1導電型
    の第4のトランジスタを設け、 入力端子と基準電位との間に第2導電型の第5のトラン
    ジスタを設け、 第1のトランジスタのドレインと入力端子との間に接続
    した第2導電型の第6のトランジスタと、電源と第6の
    トランジスタのゲートとの間に接続し、そのゲートを基
    準電位に接続した第1導電型の第7のトランジスタと、
    一端を基準電位に接続し互いに並列接続した第2導電型
    の第8,第9のトランジスタと、第6のトランジスタの
    ゲートと第8,第9のトランジスタとの間に接続し、そ
    のゲートを入力端子に接続した第2導電型の第10のト
    ランジスタと、によってデータ線電圧抑制手段を構成
    し、 第2のトランジスタのドレインと基準電位との間に接続
    し、そのゲートを入力端子に接続した第2導電型の第1
    1のトランジスタによってセンスデータ判定手段を構成
    し、 第3のトランジスタのゲートを、第4,第5のトランジ
    スタのゲートに印加するセンスアンプ回路制御信号に同
    期したワンショットパルスにて制御し、 データ線電圧抑制手段内の第8,第9のトランジスタの
    各ゲートをそれぞれ第3のトランジスタのゲート信号と
    同相,逆相のワンショットパルスにて制御し、また第
    8,第9のトランジスタの電流駆動能力に差を持たせた
    ことを特徴とするセンスアンプ回路。
  4. 【請求項4】ゲート,ドレインを短絡した第1導電型の
    第1のトランジスタと、ゲートを第1のトランジスタの
    ゲートに接続し、第1のトランジスタとカレントミラー
    回路を構成する第1導電型の第2のトランジスタと、第
    1のトランジスタと選択データ線を接続する入力端子と
    の間に介在するデータ線電圧抑制手段と、第2のトラン
    ジスタのドレイン側に接続するセンスデータ判定手段
    と、を備えた電流センス型センスアンプ回路において、 第1,第2のトランジスタのゲートと電源との間に第1
    導電型の第3のトランジスタを設け、 第1のトランジスタのソースと電源との間に第1導電型
    の第4のトランジスタを設け、 入力端子と基準電位との間に第2導電型の第5のトラン
    ジスタを設け、 第1のトランジスタのドレインと入力端子との間に接続
    した第2導電型の第6のトランジスタと、電源と第6の
    トランジスタのゲートとの間に接続し、そのゲートを基
    準電位に接続した第1導電型の第7のトランジスタと、
    第6のトランジスタのゲートと基準電位との間に接続
    し、そのゲートを入力端子に接続した第2導電型の第8
    のトランジスタと、電源と第6のトランジスタのゲート
    との間に接続し、そのゲートを第3のトランジスタのゲ
    ートに共通接続した第1導電型の第9のトランジスタと
    によってデータ線電圧抑制手段を構成し、 第2のトランジスタのドレインと基準電位との間に接続
    し、そのゲートを入力端子に接続した第2導電型の第1
    0のトランジスタによってセンスデータ判定手段を構成
    し、 第3のトランジスタのゲートを、第4,第5のトランジ
    スタのゲートに印加するセンスアンプ回路制御信号に同
    期したワンショットパルスにて制御することを特徴とす
    るセンスアンプ回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1049102A2 (en) * 1999-04-26 2000-11-02 Nec Corporation Non-volatile semiconductor memory device
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US6323724B1 (en) 1998-12-01 2001-11-27 Nec Corporation Biasing circuit for quickly outputting stable bias output and semiconductor memory device using the same
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