JPH0917137A - 再生装置及び磁気ヘッドの衝撃防止装置付き情報記録再生装置 - Google Patents

再生装置及び磁気ヘッドの衝撃防止装置付き情報記録再生装置

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JPH0917137A
JPH0917137A JP8066007A JP6600796A JPH0917137A JP H0917137 A JPH0917137 A JP H0917137A JP 8066007 A JP8066007 A JP 8066007A JP 6600796 A JP6600796 A JP 6600796A JP H0917137 A JPH0917137 A JP H0917137A
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JP
Japan
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cartridge
holder
carriage
shutter
cartridge holder
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Withdrawn
Application number
JP8066007A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Fujimori
和義 藤森
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0917137A publication Critical patent/JPH0917137A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報記録再生装置1を組み込んでいる携帯用携
帯用コンピュータは持ち運びされるため落下・衝突など
による衝撃を多く受けることになる。したがって、待機
状態で、情報記録再生装置1内にある上磁気ヘッドと下
磁気ヘッドが大きな力でたがいに直接衝突して上磁気ヘ
ッドと下磁気ヘッドの壊れを防止する。 【解決手段】上磁気ヘッド21を上キャリッジ41で摺
動可能に保持し、磁気ディスク91が装着されない待機
状態で、上キャリッジ41の突出部411を上キャリッ
ジリフタ51で支える。さらに、上キャリッジリフタ5
1とカートリッジホルダ3との隙間に、フレキシブルデ
ィスクのシャッタを開閉するシャッタレバー12の延長
部122を挿入する。また、上キャリッジリフタ51の
突出部51aをカートリッジホルダ7の受け部81で受
ける。さらに、カートリッジホルダ3の下部3aをカー
トリッジホルダ7の受け部78で受ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルディ
スク等の記録媒体に対する記録用ヘッドまたは再生用ヘ
ッドの少なくとも一方を備えた装置に関する。詳しく
は、記録媒体を挟んで両面に設けられた2つのヘッドの
衝突防止と、その装置の薄型化に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の媒体記録装置または媒体再生装
置(以下、媒体再生装置について述べる)は近年、ます
ます小型化・薄型化・軽量化が要求され、しかも媒体再
生装置を組み込んでいる携帯用コンピュータはその目的
上さまざまな場所に持ち運びされるため落下・衝突など
による衝撃を多く受けることになり、耐衝撃特性の向上
が必要となっている。
【0003】携帯用コンピュータが持ち運びされている
ときは、媒体再生装置は待機状態にあることが多く、1
枚の記録媒体の両面に設けられた2つのヘッド(以下、
上ヘッドと下ヘッドとする)はたがいに離れた状態にな
っている。しかもその間にはディスク等の記録媒体が存
在せず、隙間(空間)となっているのでこの状態で落下
などの衝撃が加えられると、上ヘッドが自重で下へ大き
く振られることとなり、下ヘッドに直接に大きな力で衝
突し、上ヘッドと下ヘッドが壊れることがしばしば起こ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、上
記課題を解決し、以下に示すことを目的とする。
【0005】(1)携帯用コンピュータの落下などの衝
撃が加えられても、上磁気ヘッドが下磁気ヘッドに直接
衝突することを防止すること。
【0006】(2)レバーを用いてわずかの変化量をレ
バー比でストロークを稼ぐようにし、これにより媒体再
生装置の薄型化に伴ってカートリッジ操作量が制限され
ても磁気ヘッドの逃げ量を十分確保するようにし、媒体
再生装置を薄くすること。
【0007】(3)操作量の精度が悪化しても調整機構
により高さの微調節ができ、さらにカートリッジホルダ
自体の保護もできる媒体再生装置を提供すること。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の再生装置は、 (1)第1のヘッドと第2のヘッドとの間に装着された
記録媒体から、前記第1のヘッドと前記第2のヘッドの
うち少なくとも1つを用いて記録情報を読み出す再生装
置において、前記第1のヘッドを移動可能に保持する第
1のキャリッジと、前記第2のヘッドを前記第1のキャ
リッジとともに移動可能に保持する第2のキャリッジ
と、前記記録媒体が装着されないとき、前記第1のヘッ
ドを前記第2のヘッドから離間させるよう、前記第1の
キャリッジを前記第2のキャリッジから相対的に離間さ
せ保持するキャリッジリフタと、を有することを特徴と
する。
【0009】(2)前記記録媒体が装着されるとき、該
記録媒体を保持するホルダと、前記記録媒体が装着され
るとき、前記第1または第2のヘッドが前記記録媒体か
ら読み出し可能なよう、該記録媒体の保護シャッタを開
くシャッタレバーと、を備え、該シャッタレバーは、前
記ホルダに回動可能に設けられ、前記記録媒体が装着さ
れないとき、前記キャリッジリフタの移動を防止するよ
う、前記キャリッジリフタと前記ホルダとの間に該レバ
ーの一部が配設されてなることを特徴とする。
【0010】(3)前記記録媒体が装着されないとき、
前記キャリッジリフタは、前記第1のキャリッジの一部
を移動させることにより前記第1のキャリッジを前記第
2のキャリッジから離間させ保持することを特徴とす
る。
【0011】(4)前記キャリッジリフタは、前記ホル
ダに回動可能に設けられ、該回動角を調整する調整部材
を有することを特徴とする。
【0012】(5)前記記録媒体が装着されないとき、
前記ホルダの移動を防止するホルダガードを設けたこと
を特徴とする。
【0013】(6)前記ホルダガードは、弾性部材であ
ることを特徴とする。
【0014】(7)前記ホルダガードは、一端が固定さ
れ、前記記録媒体が挿入されると、一部が挿入方向に押
され、前記ホルダを受ける切り欠け部を有することを特
徴とする。
【0015】(8)前記ホルダガードは、前記記録媒体
が挿入されないとき、前記ホルダを受ける受け部を有す
ることを特徴とする。
【0016】(9)前記ホルダガードは、前記記録媒体
が挿入されないとき、前記キャリッジリフタの一部を受
ける受け部を有することを特徴とする。
【0017】また、本発明の磁気ヘッドの衝撃防止装置
付き情報記録再生装置は、 (1)磁気デイスクをそれぞれ上側と下側から読み取る
ための上・下磁気ヘッドをそれぞれ担持し、かつ常時た
がいに牽引状態に置かれている上・下キャリッジと、前
記磁気デイスクを収納したカートリッジが挿入されると
下方へ移動し固定され、離脱されると上方へ復帰するカ
ートリッジホルダとを備え、該カートリッジホルダに
は、中間部で回転可能に支持され、先端部で上記上キャ
リッジを支持する上キャリッジリフタと、前記カートリ
ッジが前記カートリッジホルダへ挿入されるとき該カー
トリッジのシャッタを開き、離脱されると該シャッタを
閉じるシャッタレバーとが設けられ、これにより該カー
トリッジが該カートリッジホルダに挿入されると該カー
トリッジホルダが下方へ移動し固定され、同時に前記シ
ャッタレバーが該カートリッジのシャッタを開き、該シ
ャッタ開口部にて前記上・下磁気ヘッドを上・下から前
記磁気デイスクに接触させ、かつ、該カートリッジが該
カートリッジホルダから離脱されると該カートリッジホ
ルダが上方へ移動し固定され、同時に前記シャッタレバ
ーが該カートリッジのシャッタを閉じ、前記上・下両磁
気ヘッドをたがいに離間させるようにした情報記録再生
装置において、前記カートリッジのシャッタを開閉する
シャッタレバーの開・閉運動と連動して上キャリッジリ
フタの下からの退避・上キャリッジリフタの下への進入
をするようにした延長部を該シャッタレバーに設けたこ
とを特徴とする (2)磁気デイスクをそれぞれ上側と下側から読み取る
ための上・下磁気ヘッドをそれぞれ担持し、かつ常時た
がいに牽引状態に置かれている上・下キャリッジと、前
記磁気デイスクを収納したカートリッジが挿入されると
下方へ移動し固定され、離脱されると上方へ復帰するカ
ートリッジホルダとを備え、該カートリッジホルダに
は、中間部で回転可能に支持され、先端部で上記上キャ
リッジを支持する上キャリッジリフタと、前記カートリ
ッジが前記カートリッジホルダへ挿入されるとき該カー
トリッジのシャッタを開き、離脱されると該シャッタを
閉じるシャッタレバーとが設けられ、これにより該カー
トリッジが該カートリッジホルダに挿入されると該カー
トリッジホルダが下方へ移動し固定され、同時に前記シ
ャッタレバーが該カートリッジのシャッタを開き、該シ
ャッタ開口部にて前記上・下磁気ヘッドを上・下から前
記磁気デイスクに接触させ、かつ、該カートリッジが該
カートリッジホルダから離脱されると該カートリッジホ
ルダが上方へ移動し固定され、同時に前記シャッタレバ
ーが該カートリッジのシャッタを閉じ、前記上・下両磁
気ヘッドをたがいに離間させるようにした情報記録再生
装置において、前記デイスクカートリッジが前記カート
リッジホルダへ挿入されてくると該デイスクカートリッ
ジに押されて該カートリッジホルダの下から退避し、逆
に該デイスクカートリッジが引き抜かれるとまた該カー
トリッジホルダの下に進入して該カートリッジホルダの
非降下時に該カートリッジホルダの下部を受け止めるホ
ルダガードを設けたことを特徴とする。
【0018】(3)磁気デイスクをそれぞれ上側と下側
から読み取るための上・下磁気ヘッドをそれぞれ担持
し、かつ常時たがいに牽引状態に置かれている上・下キ
ャリッジと、前記磁気デイスクを収納したカートリッジ
が挿入されると下方へ移動し固定され、離脱されると上
方へ復帰するカートリッジホルダとを備え、該カートリ
ッジホルダには、中間部で回転可能に支持され、先端部
で上記上キャリッジを支持する上キャリッジリフタと、
前記カートリッジが前記カートリッジホルダへ挿入され
るとき該カートリッジのシャッタを開き、離脱されると
該シャッタを閉じるシャッタレバーとが設けられ、これ
により該カートリッジが該カートリッジホルダに挿入さ
れると該カートリッジホルダが下方へ移動し固定され、
同時に前記シャッタレバーが該カートリッジのシャッタ
を開き、該シャッタ開口部にて前記上・下磁気ヘッドを
上・下から前記磁気デイスクに接触させ、かつ、該カー
トリッジが該カートリッジホルダから離脱されると該カ
ートリッジホルダが上方へ移動し固定され、同時に前記
シャッタレバーが該カートリッジのシャッタを閉じ、前
記上・下両磁気ヘッドをたがいに離間させるようにした
情報記録再生装置において、前記デイスクカートリッジ
が前記カートリッジホルダへ挿入されてくると該デイス
クカートリッジに押されて、前記上キャリッジリフタの
下から退避し、逆に該デイスクカートリッジが引き抜か
れるとまた、前記上キャリッジリフタの下に進入して該
カートリッジホルダの非降下時に、前記上キャリッジリ
フタの下部を受け止めるホルダガードを設けたことを特
徴とする。
【0019】
【作用】シャッターレバーは、ディスクカートリッジの
シャッタを開閉させる。シャッターレバーに設けられた
延長部は、ディスクカートリッジが挿入される前の待機
状態では、上キャリッジリフタの下に一部もぐってい
る。
【0020】ディスクカートリッジが挿入され、挿入状
態になると、上キャリッジリフタの延長部は、上キャリ
ッジリフタの下から出てくる。
【0021】また、デイスクカートリッジがカートリッ
ジホルダへ挿入されると、デイスクカートリッジに押さ
れて、上キャリッジリフタの下から退避し、逆にデイス
クカートリッジが引き抜かれると、再び上キャリッジリ
フタ51の下に進入してカートリッジホルダの非降下時
に、上キャリッジリフタの下部を受け止めるホルダガー
ドを設けている。
【0022】以上のようにしたことにより、強い衝撃を
受けると上ヘッドを保持している上キャリッジが沈もう
とするのを上キャリッジリフタがこれを受けて、さらに
この上キャリッジリフタが沈もうとするのをシャッタレ
バーの延長部が受け止めるようになり、よって上キャリ
ッジリフタがたわむことが規制でき、ヘッドが保護され
る。
【0023】さらに、このシャッタレバーはカートリッ
ジホルダに取り付けられているため最終的にはカートリ
ッジホルダが沈もうとすることになるが、このカートリ
ッジホルダの沈みをホルダガードが受け止める構造にな
っているので、カートリッジホルダ自身の撓みも規制で
きる。
【0024】さらに、上キャリッジリフタの沈みもホル
ダガードが直接受け止める構造にすることにより、上キ
ャリッジリフタ自身がたわむことが規制できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。以下、記録媒体としてフレキシブルディスク
を用い、さらに、フレキシブルディスクの両面に磁気的
に読み書き(再生・記録)する上下の2つの磁気ヘッド
を用いて説明する。記録媒体としては、例えばZIP
(アイオメガ社の商標)用ディスク、ハードディスク
(固定ディスク)用ディスク、光ディスク、光磁気ディ
スク等でもよく、それらディスクの両面に配置された記
録、再生ヘッドを有する装置に関し、本発明を適用する
ことは可能である。
【0026】レバー比でストロークを稼ぐタイプの媒体
再生装置について図1〜図4を用いて説明する。
【0027】図1は、フレキシブルディスクを内蔵した
ディスクカートリッジ9(図9)を担持するカートリッ
ジホルダ3に取り付けられる諸部材の分解斜視図であ
る。図2は、カートリッジホルダ3を受けるメインフレ
ーム6に取り付けられる諸部材の分解斜視図である。図
3は、上磁気ヘッド21と下磁気ヘッド22とを取り付
けて構成されるキャリッジの分解斜視図である。
【0028】図3について説明する。まず、フレキシブ
ルディスクの上面に当接する上磁気ヘッド21について
説明する。上磁気ヘッド21は、上磁気ヘッド21を保
持する上キャリッジ41に接合等により一体的に保持さ
れている。バネ性を有し、上キャリッジ41を支える上
サスペンション303は、平座302を介してネジ30
1によりキャリッジホルダ305にネジ止めされてお
り、上サスペンション303は、上キャリッジ41とカ
シメ等により一体化している。上キャリッジ41の一端
側は上磁気ヘッド21を有し、他端側はキャリッジホル
ダ305の上面に当接し上磁気ヘッド21を上下に移動
させるときの支点となっている。
【0029】次に、フレキシブルディスクの下面に当接
する下磁気ヘッド22について説明する。下磁気ヘッド
22は、下磁気ヘッド22を保持する下キャリッジ42
に接合等により一体的に保持されている。バネ性を有
し、下キャリッジを支える下サスペンション311は、
平座309を介してネジ310によりキャリッジホルダ
305にネジ止めされており、下サスペンション311
は、下キャリッジ42とカシメ等により一体化してい
る。下キャリッジ42の一端側は、下磁気ヘッド22を
有し、他端側はネジ310が支点となっている。
【0030】また、上キャリッジ41と下キャリッジ4
2とは、上キャリッジ41と下キャリッジ42との間に
設けられたヘッド荷重用バネ304によりお互いに引っ
張られている。
【0031】また、下キャリッジ42は、下キャリッジ
の突出部42bがキャリッジホルダ305の突出部30
5aに当接し、突出部41aがメインフレーム6の裏面
に設けられた当接部に摺動可能に当接することにより、
キャリッジホルダより上への移動を規制される。
【0032】プラスチック製のキャリッジホルダ305
には、銅製のラックプレート308がネジ306により
取り付けられている。ステッパ225(図2に示すモー
タ)と、ステッパ225の軸に取り付けられたギアと、
ラックプレート308と、によりラックピニオン機構が
構成される。キャリッジ(上磁気ヘッド21と下磁気ヘ
ッド22を一体的に保持し、図3ではスライドシャフト
307以外の部材)は、ラックピニオン機構と、キャリ
ッジホルダ305を摺動可能に保持するスライドシャフ
ト307とにより、フレキシブルディスクの外周から内
周または内周から外周に向かって移動できる。スライド
シャフト307は、メインフレーム6に取り付けられて
いる。
【0033】さて、上磁気ヘッド21を担持する上キャ
リッジ41において、レバー比でストロークを稼ぐため
にその支持を上キャリッジリフタ51に行わせるように
している点について、図4を用いて説明する。
【0034】図4(A)、(B)において、実線は、デ
ィスクカートリッジ9が挿入されているとき(挿入状
態)の上キャリッジ41と上キャリッジリフタ51との
関係を示し、二点鎖線は、ディスクカートリッジ9が挿
入されていないとき(待機状態)の両者の関係を示して
いる。
【0035】上キャリッジ41には上キャリッジ支持部
411が形成されている。また上キャリッジリフタ51
は、カートリッジホルダ3に固定される上キャリッジリ
フタ51の支点511を支点として旋回可能に取り付け
られている。図4中で、上キャリッジリフタ51の右端
(支点511から距離b;図4(B)参照)の上には、
上キャリッジ支持部411が重なっている。一方、上キ
ャリッジリフタ51の左端(支点511から距離a)に
は、上キャリッジリフタ51の持ち上げ量を調節する調
節ネジ512(調節ネジ512は、メインフレーム6に
ネジ228により固定された調整ガイド226に設けら
れている;図2参照)が設けられており、調節ネジ51
2により、上キャリッジ支持部411と上キャリッジリ
フタ51の右端との対向する隙間が適切な状態になるよ
う、ネジ調節される。
【0036】図4の実線の状態及び図11の状態(挿入
状態)では、上キャリッジ41に担持されている上磁気
ヘッド21は、磁気ディスク91と接触状態にあり、磁
気デイスク91の上面に記録されている情報を読み取り
または書き込みできる。また、下キャリッジ42に担持
されている下磁気ヘッド22も、磁気ディスク91と接
触状態にあり、磁気ディスク91の下面に記録されてい
る情報を読み取りまたは書き込みできる。
【0037】さて、カートリッジ挿入状態からカートリ
ッジ待機状態(図4の二点鎖線の状態)に戻すために、
イジェクトボタン15を押すと、カートリッジホルダ3
は上へ上がり(図10、図11参照)、カートリッジホ
ルダ3に固定された上キャリッジリフタの支点511も
カートリッジホルダ3と一緒に上へ上がる。そのとき、
上キャリッジリフタ51の左端(図4)は、調節ネジ5
12(注;調節ネジ512は、メインフレーム6に調節
ガイド226を介して固定されているため、カートリッ
ジ挿入→待機によっては、移動しない)によって上昇を
阻止されるため、二点鎖線で示すように支点511を中
心に上キャリッジリフタ51の右端(図4)がレバー比
のb/a倍拡大されて大きく上へ上昇する。
【0038】このようにキャリッジリフタ51の動きを
カートリッジホルダ3に連動させることでレバー比で上
キャリッジのストロークを稼ぐことができた。これによ
り、リムーバル補助記録装置であるフレキシブルディス
ク装置の薄型化が可能になった。
【0039】ここで、上キャリッジリフタ51および上
キャリッジ41が持ち上げられた待機状態(二点鎖線の
状態)では、上キャリッジ41の動きを考慮すると、上
キャリッジ41が上下にかなり動いてもレバー比の分だ
けカートリッジホルダ3の動きが減ってくる(たとえ
ば、上キャリッジ41が3mm動いたとすると、レバー比
がa:b=1:3であれば1mmしかカートリッジホルダ
3は動かないことになる)のでよい。
【0040】しかし、待機状態でカートリッジホルダ3
の動き(撓み)を考慮すると、カートリッジホルダ3が
少し撓んでもレバー比だけ拡大されてしまい、上キャッ
リッジ41は大きく動き、上キャッリッジ41に取り付
けられている上磁気ヘッド21が下磁気ヘッド22と衝
突してしまうことになってしまう課題がある。
【0041】ここで、カートリッジホルダ3の撓みを防
止する構成及び作用について以下に詳述する。
【0042】カートリッジホルダ3(図1)は、メイン
フレーム6(図2)の中に収納されている。カートリッ
ジホルダ3には、ディスクカートリッジ9が挿入される
とデイスクシャッタ92(図9)を移動させ開くための
シャッタレバー12と、支点511(図4)を介して支
えられる上キャリッジリフタ51とが取り付けられてい
る。
【0043】シャッタレバー12のシャッタレバー支点
13を中心にしてシャッタレバー先端部121の反対側
にシャッタレバー延長部122を形成させたものであ
る。このシャッタレバー延長部122の拡大図が、図4
に示されている。図4において、シャッタレバー12が
デイスクシャッタ92を開けるA方向移動動作とともに
シャッタレバー延長部122もC方向へ移動し、逆にシ
ャッタレバー12がデイスクシャッタ92を閉じるB方
向移動動作とともにシャッタレバー延長部122もD方
向へ連動して移動する。
【0044】デイスクカートリッジ9の挿入状態(実
線)においては、このシャッタレバー延長部122は、
上キャリッジリフタ51の下側から退避している。
【0045】待機状態(二点鎖線)においては、シャッ
タレバー延長部122は上キャリッジリフタ51の下側
へもぐることになり、上キャリッジリフタ51が衝撃で
下に大きく振れようとしても、上キャリッジリフタ51
の下側へもぐっているシャッタレバー延長部122によ
ってそれが阻止される。
【0046】すなわち、待機状態で衝撃を受けると、 (1)上磁気ヘッド21を保持している上キャリッジ4
1が沈もうとするのを上キャリッジ41の突出部411
に当接する上キャリッジリフタ51がこれを受け止め
る。
【0047】(2)さらに、上キャリッジリフタ51が
沈もうとするのをシャッタレバー延長部122が受け止
める。
【0048】ここで、シャッタレバー延長部122が上
キャリッジリフタ51を受けとめると、シャッタレバー
12を取り付けているカートリッジホルダ3自体に荷重
Gがかかるので、このカートリッジホルダ3が下へ撓ん
でいくようになる。
【0049】そこで本発明では、このカートリッジホル
ダ3の撓みをも解決するものである。すなわち、待機状
態においてこのカートリッジホルダ3自身を受け止める
ためのホルダガード7をカートリッジホルダ3の下に設
けたものである。ホルダガード7について、図5〜図8
を用いて説明する。
【0050】ホルダガード7はバネ部材で作るのがよ
く、その形状は図5に示すとおりである。すなわち、ホ
ルダガード7は、デイスクカートリッジ9が挿入される
ことにより押される当接部71と、デイスクカートリッ
ジ9が挿入するときカートリッジホルダ3が下降すると
ともにカートリッジホルダ3の先端3aの下降運動を許
すための切欠部72と、待機状態においてカートリッジ
ホルダ3の下降運動を阻止するための受け部73と、デ
イスクカートリッジ9を介して当接部71が押されると
当接部71の後退移動を可能とさせるためのばね部74
と、ホルダガード7をネジ228によりカートリッジホ
ルダ3以外の位置(図2のメインフレーム6)に固定す
るホルダガード取付孔75とからなっている。
【0051】ホルダガード7の動作は図6に示してあ
る。すなわち、デイスクカートリッジ9がカートリッジ
ホルダ3内に挿入される(図6(B))と、デイスクカ
ートリッジ9に押されてバネ部74により曲がりホルダ
ガード7は後退し、カートリッジホルダ3の下部はホル
ダガード7の切欠部72に位置することになる。
【0052】デイスクカートリッジ9が引き抜かれ待機
状態になる(図6(A))と、バネ部74の曲がりが戻
るため受け部73はカートリッジホルダ3の下にもぐり
込むようになり、この待機状態ではカートリッジホルダ
3の下部3aはホルダガード7の受け部73に位置する
ことになって、カートリッジホルダ3自身の撓みを受け
部73で受け止める。ホルダガード7は、カートリッジ
ホルダ3の撓みやすい所に配置できる。
【0053】以上をまとめると、待機状態で媒体再生装
置が衝撃を受けると、 (1)上磁気ヘッド21を保持している上キャリッジ4
1が沈もうとするとき、上キャリッジ41の突出部41
1を上キャリッジリフタ51が受ける。
【0054】(2)上キャリッジリフタ51が沈もうと
するとき、シャッタレバー12の延長部122が受け止
める。
【0055】(3)シャッタレバー12はカートリッジ
ホルダ3に取り付けられているためカートリッジホルダ
3が沈もうとすることになるが、カートリッジホルダ3
が沈もうとするとき、ホルダガード7が受け止める。
【0056】また、図7は、他の実施例のホルダーガー
ドの形状である。ホルダガード7は、デイスクカートリ
ッジ9が挿入されことにより押される当接部76と、デ
ィスクカートリッジ9を挿入するときカートリッジホル
ダ3の先端部3aの下降運動を許すための切欠部77
と、を有する。また、ホルダガード7は、待機状態にお
いてカートリッジホルダ3の下降運動を阻止するための
受け部78と、上キャリッジリフタ51の下降運動を阻
止するための受け部81と、デイスクカートリッジ9の
先端で当接部76が押されると当接部76の後退移動を
可能とさせるためのバネ部79と、このホルダガード7
をカートリッジホルダ3以外の位置(たとえばメインフ
レーム6)に固定するホルダガード取付孔80とからな
っている。
【0057】このホルダガード7の動作は図8に示して
ある。すなわち、デイスクカートリッジ9がカートリッ
ジホルダ3内に挿入されると(図8(B))、デイスク
カートリッジ9に押されてホルダガード7は後退し、カ
ートリッジホルダ3の先端部3aはホルダガード7の切
欠部77に位置することになる。さらに、上キャリッジ
リフタ51の先端突出部部51a(図1参照)の下部に
は干渉する部材がなく、受け部78まで、上キャリッジ
リフタ51は自由に下降運動できる。
【0058】デイスクカートリッジ9が引き抜かれ、待
機状態になると(図8(A))、受け部78は、カート
リッジホルダ3の下にもぐり込むようになり、カートリ
ッジホルダ3の先端部3aはホルダガード7の受け部7
8に位置することになって、カートリッジホルダ3の撓
みを受け部78で受け止め、上キャリッジリフタ51の
下部にもホルダガード7の下降運動を阻止するための受
け部81が位置することになって、上キャリッジリフタ
51の撓みを阻止することとなる。
【0059】従って、以上をまとめると、この第2の実
施例での待機状態で、媒体再生装置が衝撃を受けると、 (1)上磁気ヘッド21を保持している上キャリッジ4
1が沈もうとするとき、上キャリッジ41の突出部41
1を上キャリッジリフタ51が受け止める。
【0060】(2)上キャリッジリフタ51が沈もうと
するとき、シャッタレバー12の延長部122が受け止
める。
【0061】(3)上キャリッジリフタ51が沈もうと
するとき、リフタの先端部51aをホルダガード7の受
け部81が受け止める。
【0062】(4)シャッタレバー12がカートリッジ
ホルダ3に取り付けられているため、(2)によりカー
トリッジホルダ3が沈もうとすることになるが、カート
リッジホルダ3が沈もうとするとき、ホルダ3aの先端
部をホルダガード7の受け部78が受け止める。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
強い衝撃を受けると上磁気ヘッドを保持している上キャ
リッジが沈もうとするのを上キャリッジリフタがこれを
受けて、さらにこの上キャリッジリフタが沈もうとする
のをシャッタレバーの延長部が受け止めるようになり、
もって上キャリッジリフタが撓むことが規制でき、磁気
ヘッドが保護されるという効果が得られる。
【0064】また、このシャッタレバーはカートリッジ
ホルダに取り付けられているため最終的にはカートリッ
ジホルダが沈もうとすることになるが、このカートリッ
ジホルダの沈みをホルダガードが受け止める構造になっ
ているので、カートリッジホルダ自身の撓みも規制でき
るという効果もある。
【0065】また、上キャリッジリフタもホルダガード
で受け止める構造になっているので、上キャリッジリフ
タのたわみも規制できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】カートリッジホルダに取り付けられる本発明の
シャッタレバーを含む諸部材の分解斜視図。
【図2】メインフレームに取り付けられる本発明のホル
ダガードを含む諸部材の分解斜視図。
【図3】本発明に用いられる磁気ヘッド取り付け部の分
解斜視図。
【図4】本発明のシャッタレバー延長部の動作を示す断
面図Aと平面図B。
【図5】本発明のホルダガードの斜視図。
【図6】本発明のホルダガードの動作を示す待機状態断
面図Aと挿入状態断面図B。
【図7】本発明の他の実施例のホルダガードの斜視図。
【図8】本発明の他の実施例のホルダガードの動作を示
す待機状態断面図Aと挿入状態断面図B。
【図9】本発明に用いられるカートリッジの斜視図。
【図10】待機状態を示す図で、Aは概略断面図、Bは
概略平面図。
【図11】挿入状態を示す図で、Aは概略断面図、Bは
概略平面図。
【符号の説明】
1 媒体再生装置 12 シャッタレバー 121 シャッタレバー先端部 122 シャッタレバー延長部 21 上磁気ヘッド 22 下磁気ヘッド 3 カートリッジホルダ 3a カートリッジホルダ下部先端部 41 上キャリッジ 411 上キャリッジ支持部 42 下キャリッジ 51 上キャリッジリフタ 51a 突出部 511 上キャリッジリフタ支点 512 上キャリッジリフタ持ち上げ量調節ねじ 6 メインフレーム 7 ホルダガード 71、76 ホルダガード当接部 72、77 ホルダガード切欠部 73、78 ホルダガード受け部 74、79 ホルダガードばね部 81 ホルダガードの上キャリッジリフタ受け部 9 デイスクカートリッジ 91 磁気デイスク 92 デイスクシャッタ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のヘッドと第2のヘッドとの間に装着
    された記録媒体から、前記第1のヘッドと前記第2のヘ
    ッドのうち少なくとも1つを用いて記録情報を読み出す
    再生装置において、 前記第1のヘッドを移動可能に保持する第1のキャリッ
    ジと、 前記第2のヘッドを前記第1のキャリッジとともに移動
    可能に保持する第2のキャリッジと、 前記記録媒体が装着されないとき、前記第1のヘッドを
    前記第2のヘッドから離間させるよう、前記第1のキャ
    リッジを前記第2のキャリッジから相対的に離間させ保
    持するキャリッジリフタと、を有することを特徴とする
    再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1の再生装置において、 前記記録媒体が装着されるとき、該記録媒体を保持する
    ホルダと、 前記記録媒体が装着されるとき、前記第1または第2の
    ヘッドが前記記録媒体から読み出し可能なよう、該記録
    媒体の保護シャッタを開くシャッタレバーと、を備え、 該シャッタレバーは、前記ホルダに回動可能に設けら
    れ、 前記記録媒体が装着されないとき、前記キャリッジリフ
    タの移動を防止するよう、前記キャリッジリフタと前記
    ホルダとの間に該レバーの一部が配設されてなることを
    特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1の再生装置において、 前記記録媒体が装着されないとき、前記キャリッジリフ
    タは、前記第1のキャリッジの一部を移動させることに
    より前記第1のキャリッジを前記第2のキャリッジから
    離間させ保持することを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】請求項1または3の再生装置において、 前記キャリッジリフタは、前記ホルダに回動可能に設け
    られ、 該回動角を調整する調整部材を有することを特徴とする
    再生装置。
  5. 【請求項5】請求項2の再生装置において、 前記記録媒体が装着されないとき、前記ホルダの移動を
    防止するホルダガードを設けたことを特徴とする再生装
    置。
  6. 【請求項6】請求項5の再生装置において、 前記ホルダガードは、弾性部材であることを特徴とする
    再生装置。
  7. 【請求項7】請求項6の再生装置において、 前記ホルダガードは、一端が固定され、前記記録媒体が
    挿入されると、一部が挿入方向に押され、前記ホルダを
    受ける切り欠け部を有することを特徴とする再生装置。
  8. 【請求項8】請求項7の再生装置において、 前記ホルダガードは、前記記録媒体が挿入されないと
    き、前記ホルダの一部を受ける受け部を有することを特
    徴とする再生装置。
  9. 【請求項9】請求項8の再生装置において、 前記ホルダガードは、前記記録媒体が挿入されないと
    き、前記キャリッジリフタの一部を受ける受け部を有す
    ることを特徴とする再生装置。
  10. 【請求項10】磁気デイスクをそれぞれ上側と下側から
    読み取るための上・下磁気ヘッドをそれぞれ担持し、か
    つ常時たがいに牽引状態に置かれている上・下キャリッ
    ジと、前記磁気デイスクを収納したカートリッジが挿入
    されると下方へ移動し固定され、離脱されると上方へ復
    帰するカートリッジホルダとを備え、該カートリッジホ
    ルダには、中間部で回転可能に支持され、先端部で上記
    上キャリッジを支持する上キャリッジリフタと、前記カ
    ートリッジが前記カートリッジホルダへ挿入されるとき
    該カートリッジのシャッタを開き、離脱されると該シャ
    ッタを閉じるシャッタレバーとが設けられ、これにより
    該カートリッジが該カートリッジホルダに挿入されると
    該カートリッジホルダが下方へ移動し固定され、同時に
    前記シャッタレバーが該カートリッジのシャッタを開
    き、該シャッタ開口部にて前記上・下磁気ヘッドを上・
    下から前記磁気デイスクに接触させ、かつ、該カートリ
    ッジが該カートリッジホルダから離脱されると該カート
    リッジホルダが上方へ移動し固定され、同時に前記シャ
    ッタレバーが該カートリッジのシャッタを閉じ、前記上
    ・下両磁気ヘッドをたがいに離間させるようにした情報
    記録再生装置において、 前記カートリッジのシャッタを開閉するシャッタレバー
    の開・閉運動と連動して上キャリッジリフタの下からの
    退避・上キャリッジリフタの下への進入をするようにし
    た延長部を該シャッタレバーに設けたことを特徴とする
    磁気ヘッドの衝撃防止装置付き情報記録再生装置。
  11. 【請求項11】磁気デイスクをそれぞれ上側と下側から
    読み取るための上・下磁気ヘッドをそれぞれ担持し、か
    つ常時たがいに牽引状態に置かれている上・下キャリッ
    ジと、前記磁気デイスクを収納したカートリッジが挿入
    されると下方へ移動し固定され、離脱されると上方へ復
    帰するカートリッジホルダとを備え、該カートリッジホ
    ルダには、中間部で回転可能に支持され、先端部で上記
    上キャリッジを支持する上キャリッジリフタと、前記カ
    ートリッジが前記カートリッジホルダへ挿入されるとき
    該カートリッジのシャッタを開き、離脱されると該シャ
    ッタを閉じるシャッタレバーとが設けられ、これにより
    該カートリッジが該カートリッジホルダに挿入されると
    該カートリッジホルダが下方へ移動し固定され、同時に
    前記シャッタレバーが該カートリッジのシャッタを開
    き、該シャッタ開口部にて前記上・下磁気ヘッドを上・
    下から前記磁気デイスクに接触させ、かつ、該カートリ
    ッジが該カートリッジホルダから離脱されると該カート
    リッジホルダが上方へ移動し固定され、同時に前記シャ
    ッタレバーが該カートリッジのシャッタを閉じ、前記上
    ・下両磁気ヘッドをたがいに離間させるようにした情報
    記録再生装置において、 前記デイスクカートリッジが前記カートリッジホルダへ
    挿入されてくると該デイスクカートリッジに押されて該
    カートリッジホルダの下から退避し、逆に該デイスクカ
    ートリッジが引き抜かれるとまた該カートリッジホルダ
    の下に進入して該カートリッジホルダの非降下時に該カ
    ートリッジホルダの下部を受け止めるホルダガードを設
    けたことを特徴とする磁気ヘッドの衝撃防止装置付き情
    報記録再生装置。
  12. 【請求項12】磁気デイスクをそれぞれ上側と下側から
    読み取るための上・下磁気ヘッドをそれぞれ担持し、か
    つ常時たがいに牽引状態に置かれている上・下キャリッ
    ジと、前記磁気デイスクを収納したカートリッジが挿入
    されると下方へ移動し固定され、離脱されると上方へ復
    帰するカートリッジホルダとを備え、該カートリッジホ
    ルダには、中間部で回転可能に支持され、先端部で上記
    上キャリッジを支持する上キャリッジリフタと、前記カ
    ートリッジが前記カートリッジホルダへ挿入されるとき
    該カートリッジのシャッタを開き、離脱されると該シャ
    ッタを閉じるシャッタレバーとが設けられ、これにより
    該カートリッジが該カートリッジホルダに挿入されると
    該カートリッジホルダが下方へ移動し固定され、同時に
    前記シャッタレバーが該カートリッジのシャッタを開
    き、該シャッタ開口部にて前記上・下磁気ヘッドを上・
    下から前記磁気デイスクに接触させ、かつ、該カートリ
    ッジが該カートリッジホルダから離脱されると該カート
    リッジホルダが上方へ移動し固定され、同時に前記シャ
    ッタレバーが該カートリッジのシャッタを閉じ、前記上
    ・下両磁気ヘッドをたがいに離間させるようにした情報
    記録再生装置において、 前記デイスクカートリッジが前記カートリッジホルダへ
    挿入されてくると該デイスクカートリッジに押されて、
    前記上キャリッジリフタの下から退避し、逆に該デイス
    クカートリッジが引き抜かれるとまた、前記上キャリッ
    ジリフタの下に進入して該カートリッジホルダの非降下
    時に、前記上キャリッジリフタの下部を受け止めるホル
    ダガードを設けたことを特徴とする磁気ヘッドの衝撃防
    止装置付き情報記録再生装置。
JP8066007A 1995-04-27 1996-03-22 再生装置及び磁気ヘッドの衝撃防止装置付き情報記録再生装置 Withdrawn JPH0917137A (ja)

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JP8066007A JPH0917137A (ja) 1995-04-27 1996-03-22 再生装置及び磁気ヘッドの衝撃防止装置付き情報記録再生装置

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JP7-104002 1995-04-27
JP10400295 1995-04-27
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