JPH09169578A - 大型寸法の耐火レンガ、特に錫浴底用レンガ - Google Patents
大型寸法の耐火レンガ、特に錫浴底用レンガInfo
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- JPH09169578A JPH09169578A JP8305158A JP30515896A JPH09169578A JP H09169578 A JPH09169578 A JP H09169578A JP 8305158 A JP8305158 A JP 8305158A JP 30515896 A JP30515896 A JP 30515896A JP H09169578 A JPH09169578 A JP H09169578A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一方においてはアルカリの浸入に対して十分
な耐久性を有し、空気透過性および水素拡散性並びに弾
性および機械的性質が十分に保持されておりそしてもう
一方ではそれ故に錫浴の上方の比較高い温度をも制御で
きそして錫による剥落の危険が実質的に低減される、錫
浴の内張りに適する耐火レンガの提供 【解決手段】 この課題は、基礎物体の材料が、密閉孔
空隙率が約10〜15容量% の程度まで高められ、もう
一方では開放孔空隙率が実質的に変化しないままである
様な添加物の軽量充填物を含有しているかまたは上記基
礎物体の材料を製造する際に上記添加物の燃焼性物質を
含有していることによって解決される。
な耐久性を有し、空気透過性および水素拡散性並びに弾
性および機械的性質が十分に保持されておりそしてもう
一方ではそれ故に錫浴の上方の比較高い温度をも制御で
きそして錫による剥落の危険が実質的に低減される、錫
浴の内張りに適する耐火レンガの提供 【解決手段】 この課題は、基礎物体の材料が、密閉孔
空隙率が約10〜15容量% の程度まで高められ、もう
一方では開放孔空隙率が実質的に変化しないままである
様な添加物の軽量充填物を含有しているかまたは上記基
礎物体の材料を製造する際に上記添加物の燃焼性物質を
含有していることによって解決される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、錫浴と接触する表面を
持ち、20〜25容量% の開放孔空隙率並びに密閉孔空
隙を有するAl2 O3 −SiO2 系の材料よりなるブロ
ック基礎物体を有する大型寸法の耐火レンガ、特に錫浴
底用レンガに関する。更に、本発明はかゝる大型寸法の
耐火レンガを製造する方法に関する。
持ち、20〜25容量% の開放孔空隙率並びに密閉孔空
隙を有するAl2 O3 −SiO2 系の材料よりなるブロ
ック基礎物体を有する大型寸法の耐火レンガ、特に錫浴
底用レンガに関する。更に、本発明はかゝる大型寸法の
耐火レンガを製造する方法に関する。
【0002】
【従来技術】かゝる大型寸法の耐火レンガは、一般に錫
浴に向いた面と錫浴と反対側の面を有する厳密な平行六
面体の形態を有している。錫浴と反対側の面は大抵は鋼
鉄製より成る槽構造物で支持されている。かゝる大型寸
法の耐火レンガは、材料並びに場合によっては相応する
添加物を型に充填することによって公知の通り製造され
る。未完成品は型中で圧縮成形することによって形状を
決められ、次いで乾燥しそして焼付られる。焼付の後
に、所望の寸法を確実に得るために一般に研磨工程で仕
上げ加工される。
浴に向いた面と錫浴と反対側の面を有する厳密な平行六
面体の形態を有している。錫浴と反対側の面は大抵は鋼
鉄製より成る槽構造物で支持されている。かゝる大型寸
法の耐火レンガは、材料並びに場合によっては相応する
添加物を型に充填することによって公知の通り製造され
る。未完成品は型中で圧縮成形することによって形状を
決められ、次いで乾燥しそして焼付られる。焼付の後
に、所望の寸法を確実に得るために一般に研磨工程で仕
上げ加工される。
【0003】錫浴の槽の内張りに利用されそしてAl2
O3 −SiO2 系の材料で構成されるかゝる大型寸法の
耐火レンガはドイツ特許(C2)第4,206,734
号明細書から公知である。ガラス製造装置の内のここで
の興味の対象部分は、該装置の下部域にある、大型寸法
のレンガで内張りされている鋼鉄製槽である。この槽に
は液状錫が満たされている。溶融した液状ガラスがその
錫の上に注ぎ込まれ、錫浴の表面に広がりそして薄く幅
広の帯状物として錫浴の上から剥ぎ取られる。この様に
公知の板ガラスは製造される。この場合に錫浴の表面上
は600〜1200℃の程度の温度が支配している。特
殊ガラスを製造する場合には更に高い温度も生ずる。こ
の高い温度の場合には大型寸法の耐火レンガも──局所
的で──あらゆる場所で比較的に高い温度となる。周知
の様に、錫浴が存在している槽は、錫が耐火レンガ同志
の間の隙間の領域の耐火レンガ外側部で錫を固体状態に
移行させそして従って錫が外方向に穴をあけるのを防止
するために、外から冷却する。板ガラスを製造する際に
液体錫中にNa2 Oが拡散し、錫浴中にナトリウムおよ
び原子状酸素が溶解される。錫と耐火レンガの材料との
間でナトリウムが交換され、最終的には、錫浴側の耐火
レンガの表面の域で崩壊現象が生じる。隙間の領域では
液体錫が耐火レンガの間に入り込むかあるいは隙間を通
って外方向に貫流する危険もある。これは上述の通り、
冷却によって避けられる。この冷却は、錫浴の表面で約
1000℃よりも高い温度が生じたときに強めなければ
ならない。槽の冷却の際に、冷却が均一な効果をもたら
さないという危険がある。冷却が完全に中止される様な
場合が特にそうである。両方の場合、その時に浴の温度
が変化する。これは製造されるガラスの品質に不利な影
響を及ぼす。
O3 −SiO2 系の材料で構成されるかゝる大型寸法の
耐火レンガはドイツ特許(C2)第4,206,734
号明細書から公知である。ガラス製造装置の内のここで
の興味の対象部分は、該装置の下部域にある、大型寸法
のレンガで内張りされている鋼鉄製槽である。この槽に
は液状錫が満たされている。溶融した液状ガラスがその
錫の上に注ぎ込まれ、錫浴の表面に広がりそして薄く幅
広の帯状物として錫浴の上から剥ぎ取られる。この様に
公知の板ガラスは製造される。この場合に錫浴の表面上
は600〜1200℃の程度の温度が支配している。特
殊ガラスを製造する場合には更に高い温度も生ずる。こ
の高い温度の場合には大型寸法の耐火レンガも──局所
的で──あらゆる場所で比較的に高い温度となる。周知
の様に、錫浴が存在している槽は、錫が耐火レンガ同志
の間の隙間の領域の耐火レンガ外側部で錫を固体状態に
移行させそして従って錫が外方向に穴をあけるのを防止
するために、外から冷却する。板ガラスを製造する際に
液体錫中にNa2 Oが拡散し、錫浴中にナトリウムおよ
び原子状酸素が溶解される。錫と耐火レンガの材料との
間でナトリウムが交換され、最終的には、錫浴側の耐火
レンガの表面の域で崩壊現象が生じる。隙間の領域では
液体錫が耐火レンガの間に入り込むかあるいは隙間を通
って外方向に貫流する危険もある。これは上述の通り、
冷却によって避けられる。この冷却は、錫浴の表面で約
1000℃よりも高い温度が生じたときに強めなければ
ならない。槽の冷却の際に、冷却が均一な効果をもたら
さないという危険がある。冷却が完全に中止される様な
場合が特にそうである。両方の場合、その時に浴の温度
が変化する。これは製造されるガラスの品質に不利な影
響を及ぼす。
【0004】公知の耐火レンガは、一般に20〜25容
量% の程度である開放孔空隙率(要するに外方向に貫通
する開放孔の容積百分率)を有している。公知のレンガ
は、開放孔空隙率と同様な程度の密閉孔空隙率(要する
に内部に存在する密閉孔の容積百分率)も有している。
量% の程度である開放孔空隙率(要するに外方向に貫通
する開放孔の容積百分率)を有している。公知のレンガ
は、開放孔空隙率と同様な程度の密閉孔空隙率(要する
に内部に存在する密閉孔の容積百分率)も有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、一方
においてはアルカリの浸入に対して十分な耐久性を有
し、空気透過性および水素拡散性並びに弾性および機械
的性質が十分に保持されておりそしてもう一方ではそれ
故に錫浴の上方の比較高い温度をも制御できそして錫に
よる剥落の危険が実質的に低減された、錫浴の内張りに
適する耐火レンガを提供することである。
においてはアルカリの浸入に対して十分な耐久性を有
し、空気透過性および水素拡散性並びに弾性および機械
的性質が十分に保持されておりそしてもう一方ではそれ
故に錫浴の上方の比較高い温度をも制御できそして錫に
よる剥落の危険が実質的に低減された、錫浴の内張りに
適する耐火レンガを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、密閉孔空隙率が約10〜15容量% 程までに高めら
れ、もう一方では開放孔空隙率が実質的に変化しないま
まである様な添加物、即ち、軽量充填物を含有している
かまたはそれを製造する際に燃焼性物質を基礎物体の材
料が含有していることによって達成される。
は、密閉孔空隙率が約10〜15容量% 程までに高めら
れ、もう一方では開放孔空隙率が実質的に変化しないま
まである様な添加物、即ち、軽量充填物を含有している
かまたはそれを製造する際に燃焼性物質を基礎物体の材
料が含有していることによって達成される。
【0007】本発明は、公知の耐火レンガの材料が本質
的な機械的性質およびアルカリ浸入物質に対しての耐久
性を含めて保持するという思想から出発している。特に
空気の透過性は3nPM以下である。3,000〜1
0,000N/m2 の圧力弾性モジュールが維持され、
同様に開放孔空隙率は20〜25容量% の程度であるべ
きである。化学的および鉱物学的組成はそのまま維持さ
れるべきである。材料の変更は、密閉孔空隙率を向上さ
せることだけである。孔の大きさの分布も変更しない。
耐火レンガの熱伝導性は、良好な絶縁効果を達成しそし
て耐火レンガの厚さの増加を避けるために、低下させる
べきである。また、Al2 O3 −SiO2系の材料、要
するに比較的に高い熱伝導性を持つ材料を使用する。こ
の材料は、その高い熱伝導性を低減させるために、軽量
フィラーおよび/または燃焼性物質を添加することで得
られる。この場合、密閉孔空隙率だけが変更され、開放
孔空隙率に関しては影響を受けない。従ってレンガの生
密度(Rohdichte) も減少し、しかも約2.1g/cm3
から1.7〜1.8g/cm3 の範囲に減少する。冷間
加圧強度も約40MPaから25〜30MPaの範囲に
低下する。新規の耐火レンガは好ましく、約25% 程度
まで低下した熱伝導率を有しており、その結果本質的な
機械的性質が維持されたままで良好な断熱効果が達成さ
れる。全重量は寸法を変えずに約15% 減少され、かゝ
るレンガはより容易に取り扱うことができる。
的な機械的性質およびアルカリ浸入物質に対しての耐久
性を含めて保持するという思想から出発している。特に
空気の透過性は3nPM以下である。3,000〜1
0,000N/m2 の圧力弾性モジュールが維持され、
同様に開放孔空隙率は20〜25容量% の程度であるべ
きである。化学的および鉱物学的組成はそのまま維持さ
れるべきである。材料の変更は、密閉孔空隙率を向上さ
せることだけである。孔の大きさの分布も変更しない。
耐火レンガの熱伝導性は、良好な絶縁効果を達成しそし
て耐火レンガの厚さの増加を避けるために、低下させる
べきである。また、Al2 O3 −SiO2系の材料、要
するに比較的に高い熱伝導性を持つ材料を使用する。こ
の材料は、その高い熱伝導性を低減させるために、軽量
フィラーおよび/または燃焼性物質を添加することで得
られる。この場合、密閉孔空隙率だけが変更され、開放
孔空隙率に関しては影響を受けない。従ってレンガの生
密度(Rohdichte) も減少し、しかも約2.1g/cm3
から1.7〜1.8g/cm3 の範囲に減少する。冷間
加圧強度も約40MPaから25〜30MPaの範囲に
低下する。新規の耐火レンガは好ましく、約25% 程度
まで低下した熱伝導率を有しており、その結果本質的な
機械的性質が維持されたままで良好な断熱効果が達成さ
れる。全重量は寸法を変えずに約15% 減少され、かゝ
るレンガはより容易に取り扱うことができる。
【0008】基礎物体の材料は耐火レンガを製造する際
に15重量% までの軽量充填物および/または燃焼性物
質を含有することができる。複数の種類の軽量充填物お
よび/または燃焼性物質を組合せて用いることも可能で
ある。それぞれに使用する割合は軽量充填物および/ま
たは燃焼性物質の種類および形状にも左右される。基礎
物体の材料は軽量充填物および/または燃焼物質に加え
て発泡剤を含有していてもよい。かゝる発泡剤は、意外
な形状不変性を有しそしてそれ故に付形および未完成品
の圧縮成形の際でもその形状が変化しない有機物質が適
している。
に15重量% までの軽量充填物および/または燃焼性物
質を含有することができる。複数の種類の軽量充填物お
よび/または燃焼性物質を組合せて用いることも可能で
ある。それぞれに使用する割合は軽量充填物および/ま
たは燃焼性物質の種類および形状にも左右される。基礎
物体の材料は軽量充填物および/または燃焼物質に加え
て発泡剤を含有していてもよい。かゝる発泡剤は、意外
な形状不変性を有しそしてそれ故に付形および未完成品
の圧縮成形の際でもその形状が変化しない有機物質が適
している。
【0009】耐火レンガが中間層レンガとして構成され
ておりそして軽量充填物および/または燃焼性物質が錫
浴と反対側の層にだけ含まれているのが特に有利であ
る。これは、第一に比較的に密に形成されている錫浴側
の面を造り、第二に槽構造物側の層が改善された断熱効
果を示すことを目的としている。こうして造られた保護
層は、その後ろにある断熱層よりも厚みが薄くともよ
い。
ておりそして軽量充填物および/または燃焼性物質が錫
浴と反対側の層にだけ含まれているのが特に有利であ
る。これは、第一に比較的に密に形成されている錫浴側
の面を造り、第二に槽構造物側の層が改善された断熱効
果を示すことを目的としている。こうして造られた保護
層は、その後ろにある断熱層よりも厚みが薄くともよ
い。
【0010】耐火レンガは軽量充填物および/または燃
焼性物質を細かい粒子の状態で添加含有するのが有利で
ある。孔の大きさの分布を維持することは、軽量充填物
および/または燃焼性物質を細かい粒子の状態で添加
し、物理的性質、特に空気透過性と水素拡散性との組合
せが変化していない細かい孔の耐火レンガを最終的に得
ることを意味する。軽量充填物および/または燃焼性物
質は500μm 以下の微細粒子の形で添加するのが特に
有利である。
焼性物質を細かい粒子の状態で添加含有するのが有利で
ある。孔の大きさの分布を維持することは、軽量充填物
および/または燃焼性物質を細かい粒子の状態で添加
し、物理的性質、特に空気透過性と水素拡散性との組合
せが変化していない細かい孔の耐火レンガを最終的に得
ることを意味する。軽量充填物および/または燃焼性物
質は500μm 以下の微細粒子の形で添加するのが特に
有利である。
【0011】最終的には、基礎物体の材料は約20〜2
5容量% の開放孔空隙率および約30〜40容量% の全
空隙率に調節するのが重要である。開放孔空隙率はこの
場合、水素拡散値および空気透過性を不利に変えないた
めに、実質的に故意に変更しない。大型寸法の耐火レン
ガを製造する方法は、密閉孔空隙率が約10〜15容量
%程まで増加され、他方、開放孔空隙率が実質的に変化
しないままである様な割合で軽量充填物および/または
燃焼性物質を基礎物体の材料に添加することを特徴とし
ている。要するに、密閉孔空隙率だけを意図的に増加
さ、開放孔空隙率は増加させない。これは軽量充填物、
要するに焼付工程の後でも存在している物質を添加する
ことによって行う。燃焼によって消失し、最終的に気泡
を耐火レンガの孔として残す燃焼性物質も製造の際に添
加してもよい。複数の軽量物質も、要するに種々の軽量
充填物および/または燃焼性物質の組合せを添加しても
よい。軽量充填物および/または燃焼性物質の割合は1
5重量% までであり、この場合には既に一般に8〜12
重量% の割合で有意義な結果がもたらされる。更に、基
礎物体の材料はそれの製造の際に軽量充填物および/ま
たは燃焼性物質を細かい粒子の形で、特に500μm 以
下の粒子の状態で添加するの重要である。
5容量% の開放孔空隙率および約30〜40容量% の全
空隙率に調節するのが重要である。開放孔空隙率はこの
場合、水素拡散値および空気透過性を不利に変えないた
めに、実質的に故意に変更しない。大型寸法の耐火レン
ガを製造する方法は、密閉孔空隙率が約10〜15容量
%程まで増加され、他方、開放孔空隙率が実質的に変化
しないままである様な割合で軽量充填物および/または
燃焼性物質を基礎物体の材料に添加することを特徴とし
ている。要するに、密閉孔空隙率だけを意図的に増加
さ、開放孔空隙率は増加させない。これは軽量充填物、
要するに焼付工程の後でも存在している物質を添加する
ことによって行う。燃焼によって消失し、最終的に気泡
を耐火レンガの孔として残す燃焼性物質も製造の際に添
加してもよい。複数の軽量物質も、要するに種々の軽量
充填物および/または燃焼性物質の組合せを添加しても
よい。軽量充填物および/または燃焼性物質の割合は1
5重量% までであり、この場合には既に一般に8〜12
重量% の割合で有意義な結果がもたらされる。更に、基
礎物体の材料はそれの製造の際に軽量充填物および/ま
たは燃焼性物質を細かい粒子の形で、特に500μm 以
下の粒子の状態で添加するの重要である。
【0012】本発明を従来技術と比較して色々な実施例
によって更に詳細に説明する。以下の表から重要な性質
を知ることができる。第一の欄(従来技術)にはドイツ
特許(C2)第4,206,734号明細書に従う従来
技術の例が記載されている。次の四つの欄I〜IVには新
規の大型寸法の耐火レンガの実施例の値が示されてい
る: 従来技術として挙げた例の場合には熱伝導性(W/m・
°K )は実施例Iに比較して次の通りである: 熱伝導率が例えば25% ほど小さく、要するに耐火レン
ガが改善された断熱効果を示すことが判る。
によって更に詳細に説明する。以下の表から重要な性質
を知ることができる。第一の欄(従来技術)にはドイツ
特許(C2)第4,206,734号明細書に従う従来
技術の例が記載されている。次の四つの欄I〜IVには新
規の大型寸法の耐火レンガの実施例の値が示されてい
る: 従来技術として挙げた例の場合には熱伝導性(W/m・
°K )は実施例Iに比較して次の通りである: 熱伝導率が例えば25% ほど小さく、要するに耐火レン
ガが改善された断熱効果を示すことが判る。
【0013】実施例Iの化学分析は以下の重量割合を示
した: SiO2 56.42重量% Al2 O3 38.47重量% TiO2 1.58重量% Fe2 O3 0.83重量% NaO2 0.86重量% K2 O 0.70重量% CaO 0.52重量% MgO 0.11重量%
した: SiO2 56.42重量% Al2 O3 38.47重量% TiO2 1.58重量% Fe2 O3 0.83重量% NaO2 0.86重量% K2 O 0.70重量% CaO 0.52重量% MgO 0.11重量%
Claims (10)
- 【請求項1】 錫浴と接触する表面を持ち、20〜25
容量% の開放孔空隙率並びに密閉性空隙を有するAl2
O3 −SiO2 系の材料よりなるブロック基礎物体を有
する大型寸法の耐火レンガ、特に錫浴底用レンガにおい
て、基礎物体の材料が、密閉孔空隙率が約10〜15容
量% の程度まで高められ、もう一方では開放孔空隙率が
実質的に変化しないままである様な添加物の軽量充填物
を含有しているかまたは上記基礎物体の材料を製造する
際に上記添加物の燃焼性物質を含有していることを特徴
とする、上記耐火レンガ。 - 【請求項2】 基礎物体の材料が15重量% まで軽量充
填物を含有しているかおよび/または燃焼性物質を含有
している請求項1に記載の大型寸法の耐火レンガ。 - 【請求項3】 基礎物体の材料が軽量充填物および/ま
たは燃焼性物質に加えて発泡剤を含有している請求項1
または2に記載の大型寸法の耐火レンガ。 - 【請求項4】 耐火レンガが中間層レンガとして形成さ
れておりそして軽量充填物および/または燃焼性物質が
錫浴と反対側の層に含まれている請求項1〜3のいずれ
か一つに記載の耐火レンガ。 - 【請求項5】 耐火レンガが軽量充填物および/または
燃焼性物質を細かい粒子の状態で添加含有する請求項1
〜4のいずれか一つに記載の耐火レンガ。 - 【請求項6】 基礎物体の材料が軽量充填物および/ま
たは燃焼性物質を添加含有する請求項5に記載の耐火レ
ンガ。 - 【請求項7】 基礎物体の材料が約20〜25容量% の
開放孔空隙率および約30〜40容量% の全空隙率を有
する請求項1に記載の耐火レンガ。 - 【請求項8】 請求項1〜8のいずれか一つに記載の大
型寸法の耐火レンガの製造方法において、基礎物体の材
料に、密閉孔空隙率が約10〜15% 程度まで増加し、
他方、開放孔空隙率が実質的に変化しないままである様
な割合で軽量充填物および/または燃焼性物質を添加す
ることを特徴とする、上記方法。 - 【請求項9】 基礎物体の材料に、それの製造の際に1
5重量% まで軽量充填物および/または燃料物質を添加
する請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 基礎物体の材料に、それの製造の際に
微細な粒子、特に500μm 以下の微細な粒子の軽量充
填物質および/または燃焼性物質を添加する、請求項8
に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19542700A DE19542700C2 (de) | 1995-11-16 | 1995-11-16 | Großformatiger Schamottestein, insbesondere Zinnbadbodenstein, und Verfahren zu seiner Herstellung |
DE19542700:9 | 1995-11-16 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09169578A true JPH09169578A (ja) | 1997-06-30 |
Family
ID=7777603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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