JPH09169493A - コンテナ用スタンド - Google Patents

コンテナ用スタンド

Info

Publication number
JPH09169493A
JPH09169493A JP33359395A JP33359395A JPH09169493A JP H09169493 A JPH09169493 A JP H09169493A JP 33359395 A JP33359395 A JP 33359395A JP 33359395 A JP33359395 A JP 33359395A JP H09169493 A JPH09169493 A JP H09169493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
fixed
rod
movable
fastening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33359395A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3160848B2 (ja
Inventor
Yoshio Suzuki
淑雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAISHIYOO KK
Original Assignee
TAISHIYOO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAISHIYOO KK filed Critical TAISHIYOO KK
Priority to JP33359395A priority Critical patent/JP3160848B2/ja
Publication of JPH09169493A publication Critical patent/JPH09169493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3160848B2 publication Critical patent/JP3160848B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンテナを二点支持にて回転可能に支持する
スタンドにおいて、コンテナを強固に保持し、しかも着
脱が簡便で、更にコンテナに対する取付け方向を間違い
なく行い得る様にする。 【技術手段】コンテナを二点支持にて回転可能に支持す
るスタンドであって、コンテナとの連結を行うコンテナ
連結装置A-3 を、コンテナ機枠の断面角形縦杆41に着脱
自在に取り付ける固定・可動からなる一対の掴持体30,
31と、この両掴持体の開閉解放側を係脱可能に締結せし
める締結操作杆32とで構成する。固定側掴持体30は断面
略コの字形を成す掴持部30-1の一側立上り辺より締結辺
部30-2を折り曲げ連設せしめて、締結辺部に螺合部30-3
を設ける。一方可動側掴持体31は平板状を成し、その一
端側を前記掴持部の他側立上り辺に枢着せしめて前記固
定側掴持体に対して開閉自在に具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、コンテナ用スタン
ドに係り、詳しくはトラック等に載せられて田畑等の圃
場で刈り取り収穫された米、麦等の穀物を貯溜し、その
穀物を大型乾燥機や大型貯蔵タンク等の処理設備が設置
されているライスセンター等まで運搬した後に、前記処
理設備に排出移送するコンテナを、トラックに載せた
り、トラックから下ろすこれらの積み下ろし、そして穀
物の収穫が終了した後のオフシーズン時にはコンテナを
保管するために利用されるスタンドに関し、特にスタン
ドのコンテナ連結装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られているこの種のコンテナ
用スタンドは、4組からなるキャスター付き支持脚をコ
ンテナの四隅コーナー又はその近くに取り付けて該コン
テナをトラックの荷台高さに四点支持にて支持せしめ、
トラックに載せたり、トラックから下ろす積み下ろしを
行い。その四点支持の状態で保管するようになってい
る。然るに、トラックに載せたり、トラックから下ろす
際の水平姿勢(積み下ろし搭載姿勢)の状態のままでコ
ンテナを保管するようになっている。そして、コンテナ
に対する各スタンドの連結はピン止めにて行うか、或い
はコンテナ側に脚掛止部を設けて、該掛止部に対する脚
部の係脱抜き差し操作にて行われている。又、最近にお
いてはコンテナを回転可能に支持し得る様にコンテナを
その両側面中央部において二点支持にて支持する様にし
た新なスタンドが開発されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、コンテナは
主に鉄板と金属角パイプ等から平面形状が搭載するトラ
ックの荷台と略同じ大きさとする前後方向に長い略矩形
状に構成されていることから、穀物を貯溜していない空
の状態においてもかなりの重さを有する。従って、上記
した前者の四点支持のスタンドにおいてはその荷重が四
点に分散されることから、各スタンドのコンテナに対す
る連結状態をさほど強固にしたくても十分にコンテナを
支えることができる。しかし乍ら、後者の二点支持にて
コンテナを回転可能に支持するスタンドにおいてはその
連結状態をかなり強固にしないと、コンテナを支え切れ
なくなってコンテナの支持バランスが不安定となる危険
がある。
【0004】本発明はこの様な従来事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とする処は、コンテナを二点支持に
て回転可能に支持するスタンドにおいて、コンテナを強
固且つしっかりと支持し得、しかも着脱が簡便で、更に
はコンテナに対する取付け方向を間違いなく行い得る様
にしたコンテナ連結装置を具備したコンテナスタンドを
提供することである。
【0005】
【課題を達成するための手段】課題を達成するために本
発明は、支持脚部の上部側に回転支持機構を介して具備
したコンテナ連結装置をコンテナ両側面のコンテナ機枠
に取り付けて、該コンテナを回転可能に支持するコンテ
ナ用スタンドであって、前記コンテナ連結装置を、コン
テナ機枠の断面角形縦杆に着脱自在に取り付ける固定・
可動側からなる一対の掴持体と、この両掴持体の開閉解
放側を係脱可能に締結せしめる締結操作杆とで構成し、
前記固定側掴持体は前記縦杆の断面三面に適合させた断
面略コの字形を成す掴持部の一側立上り辺より締結辺部
を外方に直角に折り曲げ連設せしめて、該締結辺部に螺
合部を設けてなり、一方可動側掴持体は前記掴持部の他
側立上り辺から締結辺部全面に亘る大きさの平板状を成
し、その一端側を前記掴持部の他側立上り辺に枢着せし
めて前記固定側掴持体に対して開閉自在に具備してな
り、前記締結操作杆は適宜の屈曲形状を成し、その一端
側に前記螺合部に螺合させる螺子部を設けて、該螺子部
を前記可動側掴持体の他端側における前記螺合部と対向
位置する部位に貫通回転可能に止着せしめて可動側掴持
体に具備したことである。斯る技術的手段によれば、可
動側掴持体を開いた状態で固定側掴持体の掴持部をコン
テナ両側面のコンテナ機枠の縦杆に嵌め合わせセットし
た後に可動側掴持体を閉じ、締結操作杆を締付けて固定
側掴持体の螺子部に螺子部を螺合締結せしめることで、
固定・可動両掴持体をコンテナ機枠の縦杆を全面から包
囲する様に把持させた状態で該縦杆に取り付けることが
できる。それにより、固定・可動両掴持体は締結操作杆
による締付け締結力によりコンテナの縦杆を強固且つし
っかりと掴持せしめる。換言すれば、コンテナ機枠の縦
杆に固定・可動両掴持体を強固且つしっかりと取付けた
状態でコンテナを左右のスタンドに回転可能に支持させ
ることができる。一方、締結操作杆を緩めて固定側掴持
体の螺子部に対する螺子部の螺合状態解除(固定・可動
両掴持体の締結状態解除)せしめた後に可動掴持体を開
けばコンテナから外すことができる。
【0006】又、上記固定側掴持体の掴持部に、コンテ
ナ機枠の縦杆との取付け方向を照合する照合部を設けた
ことである。斯る技術的手段によれば、固定側掴持体を
コンテナ機枠の縦杆に嵌め合わせセットする際に、該掴
持部の照合部が縦杆に対して照合しなければ、コンテナ
両側面に対する左右スタンドの取付け方向が間違ってい
ることから、左右スタンドを左右取り替えれば良い。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の具体例を図面に基
づいて説明する。コンテナBは周囲四辺並びに底側が機
枠40で枠組み構設された上部解放の平面略矩形状を呈
し、その前後長手方向の両側壁を底部中央に向けてホッ
パー状に傾斜させると共に、前後の短手に亘るその底部
中央に不図示のモータ動力により駆動せしめる穀物送出
し機構を具備し、且つその送出し機構の終端部の排出口
に連通させて不図示の移送ホースを接続する排出部42を
具備してなる周知に構造を成す。そして、このコンテナ
Bの両側面中央部位のコンテナ機枠40の縦杆41に、左右
一対のスタンドAの後述する回転支持機構A-2 を介して
具備したコンテナ連結装置A-3 を着脱自在に取り付け
て、コンテナBをトラックCに載せたり、トラックCか
ら下ろすこれらの積み下ろし、そして穀物の収穫が終了
した後のオフシーズン時には回転支持機構A-2 により回
転させてその前後方向を上下方向に向けた起立姿勢で保
管し得るようにしてなる。
【0008】尚、コンテナBは上記した構成部分をホッ
パー部B-1 と称し、このホッパー部B-1 の上部開口四辺
縁上には前後両側の4枚の壁パネルからなるタンク部B-
2 が取り付けられており、このタンク部B-2 は保管時に
ホッパー部B-1 から取り外されるようになっている。
【0009】スタンドAは、コンテナBを両側面を昇降
且つ回転可能に支持する左右一対のものからなるもの
で、キャスター1を備えた水平杆部2と、この水平杆部
2の長さ方向中央部から立設させた垂直杆部3とから側
面略逆T字形に構設した左右の支持脚部A-1 と、前記垂
直杆部3の上端側に具備され、平面略矩形状を呈するコ
ンテナBの両側面中央部位に着脱自在に取り付けて該着
脱部を支点にコンテナBを一定の範囲で回転自在に支持
する回転支持機構A-2 と、この回転支持機構A-2の後述
する回転部材20に固着備えるコンテナ連結装置A-3 とか
らなり、このコンテナ連結装置A-3 を取り付けてコンテ
ナBの両側面を連結セットせしめて、コンテナBをその
両側面中央部位において昇降且つ回転可能に支持する様
にしたなる。
【0010】支持脚部A-1 は、適宜の長さに形成した角
パイプ等からなる水平杆部2の長さ方向中央に角形の連
結具4を取り付けて、固定ピン5により同じく角パイプ
等からなる垂直杆部3を着脱分解可能に立設した側面略
逆T字形に構設して、水平杆部2と垂直杆部3とを適宜
分解し得るようにしてなる。そして、水平杆部2の両端
下部にはキャスター1を取り付けて、トラックCへの積
み降ろし、保管等時にコンテナBを走行移動し得るよう
にしてなる。
【0011】垂直杆部3は、水平杆部2の連結具4にピ
ン5止めにて連結する下部杆3-1 と、この下部杆3-1 に
対して伸縮自在に連結する上部杆3-2 と、この上部杆3-
2 と前記下部杆3-1 との内部に内設され、上部杆3-2 を
下部杆3-1 に対して上下に伸縮移動させる昇降機構3-3
からなり、昇降機構3-3 の後述するハンドル34操作によ
り上部杆3-2 を下部杆3-1 に対して上下に伸縮移動し得
るように構成してなる。下部杆3-1 と上部杆3-2 は太さ
を異にする角パイプから夫々適宜の長さに形成してな
る。図では上部杆3-2 を下部杆3-1 よりも太く且つ長く
形成して、上部杆3-2 を下部杆3-1 に被嵌状に嵌挿せし
めて昇降機構3-3 により連結せしめてなる。
【0012】昇降機構3-3 は、上部杆3-2 を下部杆3-1
に対して上下に伸縮移動せしめて垂直杆部3の長さ(高
さ)を可変する。即ち、回転可能に支持するコンテナB
をトラックCから下ろす際に荷台から浮かすように垂直
杆部3の長さを可変せしめたり、コンテナBをトラック
Cに載せる際にはの高さまで戻すように垂直杆部3の長
さを可変せしめる如く上部杆3-2 を下部杆3-1 に対して
上下に伸縮移動せしめるもので、下部杆3-2 の上部開口
部内に同軸状に固着配設したナット部材3-31、上部杆3-
2 の上部開口部内に同軸状に固着配設した軸受け部材3-
32、そしてこの軸受け部材3-32から上端を貫通突出させ
た状態で且つ該軸受け部材3-32に軸方向不動に止着せし
めると共に前記ナット部材3-31に亘り螺合連結せしめた
螺杆部材3-33、この螺杆部材3-33の前記上端部に具備す
るハンドル3-34からなり、上部杆3-2 上端の軸受け部材
32から突出する螺杆部材33の上端部に止着備えたハンド
ル3-34の正逆回転操作により螺杆部材3-33を上下に進退
移動させることで、螺杆部材3-33に軸受け部材3-32及び
掛止リング3-35を介して支持させた上部杆3-2 が下部杆
3-1 に対して上下に伸縮移動せしめて上記したように垂
直杆部3の長さ(高さ)を可変するように構成してな
る。
【0013】回転支持機構A-2 は、コンテナBをトラッ
クCに載せたり、トラックCから下ろす際にコンテナB
を水平姿勢に、そして保管する際にはコンテナBを起立
姿勢にコンテナ連結装置を介して回転支持する役目を成
すもので、上記上部杆3-2 の上端側に回転自在に備える
回転部材20と、この回転部材20の回転方向及びその範囲
を規制する回転規制部21と、この回転規制部21により回
転が規制された位置で回転部材20の回転をノックする回
り止め機構22とからなる。尚、回転規制部21と回り止め
機構22は左右のスタンドAのいずれか一方のみに具備す
れば良い。図6の平面図においては右側のスタンドAに
具備した状態で示している。
【0014】回転部材20は、丸パイプや棒材等から所定
の長さに形成して、その一端側を上部杆3-2 に側方に向
けて平行に溶接等により一体的に固着備えた両支持板20
-1間の支持パイプ20-2に貫通状に挿設せしめて上部杆3-
2 に側方にに向けた状態で回転可能に具備する。尚、こ
の回転部材20は途中に固着備えた適宜厚さの円盤プレー
ト20-3を一方の支持板20-1に当接せしめた状態で、他方
の支持板20-1から突出させた一端部にピン20-4(通称R
ピンと称されている)を取り付けることで、回転部材20
を両支持板20-1間に回転可能に具備する様にしてなる
(図3参照)。又、回転部材20の一端部側にも円盤プレ
ート20-3と同様なプレート等を挿脱可能に備えてピン20
-4止めする様にするも良く、自由である。
【0015】回転規制部21は、コンテナBを水平姿勢と
起立姿勢とのいずれかの姿勢になるように回転させる際
にその回転方向性と回転範囲(回転角度)を規制する役
目を成すもので、上記した円盤プレート20-3の円周縁に
ストッパー突片21-1を突設せしめて、このストッパー突
片21-1が支持板20-1の上下縁に外方に向けて折り曲げた
形成した上下の折曲辺部20-10 に回転部材20の回転に伴
い衝突せしめることで、回転部材20の回転範囲を規制す
ると同時にその回転方向を規制する様にしてなる。即
ち、ストッパー突片21-1は支持板20-1の上下いずれか一
方の折曲辺部20-10 に衝突せしめた状態から回転部材20
がその軸心を基点として略90゜の角度範囲にて回転せし
めた時点で支持板20-1のもう一方の折曲辺部20-10 側に
衝突せしめる様に円盤プレート20-3の円周縁の突出備え
られ、回転部材20の回転範囲を上下の折曲辺部20-10 に
衝突する略90゜の角度範囲にて規制する様になってい
る。そして、支持板20-1の上下双方の折曲辺部20-10 に
衝突する範囲内で回転部材20が回転する様にその回転方
向を規制するものである(図4参照)。
【0016】回り止め機構22は、コンテナBを水平姿勢
又は起立姿勢まで回転させた時点で、コンテナBが該水
平姿勢又は起立姿勢から不用意に回転しないように回転
部材20の動き(回転)をノック保持する役目を成すもの
で、回転部材20と一体に回転する円盤プレート20-3を内
在する支持板20-1にノックレバー22-1を備え、このノッ
クレバー22-1が進入掛止する切欠凹部22-2,22-3を円盤
プレート20-3の円周縁2カ所に設ける(図2及び図4参
照)。
【0017】ノックレバー22-1は、支持板23に固着備え
た断面略U字状を成すブラケット22-3に回転可能に軸支
され、バネ材22-4により円盤プレート20-3の切欠凹部22
-2,22-3に進入掛止する方向に常時付勢せしめておい
て、切欠凹部22-2又は22-3がコンテナBの回転(円盤プ
レート20-3の回転)に伴い回転移動せしめてきた時点で
切欠凹部22-2又は22-3に対して自動的に進入掛止するよ
うにしてなる。
【0018】切欠凹部22-2,22-3は、コンテナBの水平
姿勢用と起立姿勢用とがあり、回転部材20の軸心を基点
とする略90゜の角度範囲の間隔にて円盤プレート20-3の
円周縁に夫々設けて、コンテナBが水平姿勢から起立姿
勢、そして起立姿勢から水平姿勢まで回転された時点で
ノックレバー22-1が嵌入掛止せしめて、コンテナBを水
平姿勢又は起立姿勢状態にノック保持する様になってい
る。
【0019】コンテナ連結装置A-3 は、コンテナ機枠40
の断面角形縦杆41に着脱自在に取り付ける固定・可動か
らなる一対の掴持体30,31と、この両掴持体30,31の開
閉解放側を係脱可能に締結せしめる締結操作杆32とで構
成し、締結操作杆32の締付け操作で固定・可動両掴持体
30,31を締結せしめて縦杆41に掴持状に取付ける様にし
てなる。
【0020】固定側掴持体30は、上記した回転部材20の
他端部側をコンテナ縦杆40の縦杆41に連結するためのも
ので、該縦杆41に対してその杆方向に適宜の範囲で嵌め
込みセットし得る程度の大きさ(幅)で縦杆41の断面三
面に適合させた断面略コの字形に折曲げ形成した掴持部
30-1の一側立上り辺30-10 より締結辺部30-2を外方に直
角に折り曲げ連設せしめると共に、その他側立上り辺30
-10 の端部にはピン33により可動側掴持体31を連結する
ヒンジ部34を設けて、この掴持部30の裏面を回転部材20
の他端部に溶接等により固着備えて該回転部材20に具備
する様にしてなる。
【0021】締結辺部30-2は、掴持部30-1の一側立上り
辺30-10 より平板状に連設されて、可動側掴持体31が閉
じられた状態において該掴持体31と平行に対向せしめて
締結操作杆32により締結される様になっている。そし
て、この締結辺部30-2には締結操作杆32の後述する螺子
部32-1を螺合締結させる螺合部30-3を設ける。螺合部30
-3はナットであり、締結辺部30-2に開口した挿通孔30-3
0 の孔芯に合わせて該締結辺部30-2の裏面側に溶接等に
より固着備える。
【0022】図中6は、左右のスタンドAのコンテナ連
結装置A-3 において、固定側掴持体30の掴持部30-1の内
側に突出位置を変えて具備したピン等からなる照合部で
あり(図6参照)、この照合部6をコンテナB両側面の
夫々の縦杆41に開口位置を変えて開口したピン照合孔7
に対して照合(挿入)させることで(図5参照)、左右
スタンドAのコンテナB両側面に対するその取付け方向
を間違えない様にしてある。詳しくは、回転支持機構A-
2 の回転規制部21により規制された回転範囲において水
平姿勢から起立姿勢、そして起立姿勢から水平姿勢へと
回転するコンテナBのその回転方向が常に一定方向にな
る様にコンテナB両側面に対する左右スタンドAの取付
け方向を、コンテナB両側面の縦杆41のピン照合孔7と
の照合により確認し得る様にしてなる。本実施例におい
ては水平姿勢から起立姿勢へと回転させる際には時計方
向にコンテナBを回転させて排出部42を備えた後側が常
に下向きになる様に左右のスタンドAをコンテナB両側
面に連結セットする様にしてある(図8の状態)。斯様
の様にコンテナBの回転方向が常に一方向に規制し得る
ことで、取扱上の安全性を図り得る。
【0023】尚、縦杆41に対するピン照合孔7の開口位
置はコンテナ連結装置A-3 を連結した状態において、回
転部材20がコンテナB側面の高さ方向中央に位置するよ
うに予め当該位置を設定した上で開口して、左右のスタ
ンドAでコンテナBをバランスが取れた状態で回転可能
に支持し得るようにする。又、縦杆41にはコンテナ連結
装置A-3 を連結した状態において、固定・可動両掴持体
30,31を衝合掛止するストッパーリング8が一体に備え
られており、締結操作杆32による固定・可動両掴持体3
0,31の締付け締結力(掴持力)に加えてストッパーリ
ング8との掛止力とにより縦杆41をより一層強固に且つ
しっかりと連結支持し得る様にしてなる。
【0024】可動側掴持体31は、締結操作杆32により固
定側掴持体30に締結されることで、固定側掴持体30とに
よりコンテナ機枠40の縦杆41全面を包囲せしめた状態で
掴持する役目を成すもので、固定側掴持体30の掴持部30
-1の他側立上り辺30-10 から締結辺部30-2全面に亘る大
きさの平板状に形成され、その一端側にヒンジ部35を設
けて、固定側掴持部30のヒンジ部34とに亘りピン33止め
することで、固定側掴持体30に対して開閉自在に具備さ
れるものである。そして、他端側における固定側掴持体
30の螺合部30-3と対向位置する部位には締結操作杆32を
回転可能に軸支する長孔36を開口してなる。
【0025】締結操作杆32は、適宜の屈曲形状、図示で
はL字形に形成して、その一端側に固定側掴持体30の螺
合部30-3に螺合させる螺子部32-1を設けると共に、その
他端側を把持部32-2としてなり、螺子部32-1を可動側掴
持体31の長孔36から貫通突出させて該螺子部32-1の基端
近傍に固着備えた係止鍔部32-3を当接せしめた状態でピ
ン32-4止めせしめて、可動側掴持体31に回転可能に具備
する(図3参照)。
【0026】次に、以上の如く構成した本発明スタンド
Aのコンテナ連結装置A-3 のコンテナBへの着脱とスタ
ンドAの使用例を説明すると、取付ける場合には図5に
示した様に、可動側掴持体31を開いた状態で固定側掴持
体30の掴持部30-1をコンテナB両側面の縦杆41に嵌め合
わせセットする。この場合、掴持部30-1の照合部6が縦
杆41のピン衝合孔7に対して照合(挿入)しない場合に
はコンテナB両側面に対する左右スタンドAの取付け方
向が間違っていることから、左右スタンドAを取り替え
る。そいて、可動側掴持体31を閉じ、締結操作杆32を締
付けて固定側掴持体30の螺子部30-3に螺子部32-1を螺合
締結せしめることで、固定・可動両掴持体30,31をコン
テナ機枠40の縦杆41全面を包囲する様に把持させた状態
で該縦杆41に取付けることができる。
【0027】而して、固定・可動両掴持体30,31は締結
操作杆32による締付け締結力(掴持力)によりコンテナ
機枠40の縦杆41を強固に且つしっかりと支持せしめるこ
とから、支持脚部A-1 上端のハンドル3-34を回して垂直
杆部3の上部杆3-2 を下部杆3-1 に対して上昇させてコ
ンテナBをトラックCの荷台から持ち上げた(浮した)
積み降ろし体制を安定よく支持することができる(図7
の状態)。そして、下ろした水平姿勢のコンテナBを回
転支持機構A-2 の回転規制部21で規制された回転範囲ま
で回転させることで、コンテナ をその後側を下向きに
した起立姿勢となる(図8の状態)。この時、水平姿勢
から起立姿勢へとコンテナBを回転させる際には回り止
め機構22のノックレバー22-1の切欠凹部22-2に対する掛
止状態を解除せしめる。コンテナBが回転規制部21によ
り規制された起立姿勢まで回転した時点で回り止め機構
22のノックレバー22-1は切欠凹部22-3に対して嵌合掛止
せしめてコンテナBの起立姿勢を保持する。一方、コン
テナBをトラックCに載せた後に取り外す場合には締結
操作杆32を緩めて固定側掴持体30の螺子部30-3に対する
螺子部32-1の螺合状態を解除(固定・可動両掴持体30,
31の締結状態を解除)せしめた後に可動側掴持体31を開
けば外すことができる。
【0028】
【発明の効果】本発明のコンテナ用スタンドは叙上の如
く構成してなるから、下記の作用効果を奏する。 .請求項1によれば、コンテナ両側面のコンテナ機枠
の縦杆に対してコンテナ連結装置の固定・可動両掴持体
を、該縦杆全面を包囲させた状態で締結操作杆の締付け
締結力により取付けることができることから、コンテナ
両側面を左右のスタンドに強固に且つしっかりと連結支
持させることができる。従って、コンテナを十分な取付
状態で且つ安定良く回転可能に支持し得る。又、締結操
作杆の操作によりコンテナに対する着脱を行うことがで
きることから、取扱性の面においても従来に比べて大変
簡便となり、有益且つ実用的効果が大である。
【0029】.請求項2によれば、コンテナ両側面に
対する左右スタンドの取付け方向を、固定側掴持体の掴
持部に設けた照合部の縦杆に対する照合により確認する
ことができることから、コンテナ両側面に対する左右ス
タンドの取付け方向を間違えることがない。従って、左
右のスタンドに回転可能に連結支持させたコンテナを水
平姿勢、そして起立姿勢に回転させる際、その回転方向
を常に一方向のみとし得ることで、取扱上の安全性を図
り得る。
【0030】従って、本発明によれば、コンテナを二点
支持にて回転可能に支持するスタンドにおいて、コンテ
ナを強固且つしっかりと支持し得ると共に、その着脱が
簡便で、更にはコンテナに対する取付け方向を間違いな
く行い得る様にしたコンテナ連結装置を具備したコンテ
ナスタンドを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一部を切欠して示した本発明スタンドの正面
【図2】 一部を拡大して示した縦断面図
【図3】 図2の III−III 線断面図
【図4】 図3のIV−IV線断面図
【図5】 コンテナ連結装置をコンテナに対して取り付
ける状態を示した斜視図
【図6】 左右のスタンドを示した平面図
【図7】 コンテナをトラックに対して積み降ろしして
いる状態の側面図
【図8】 コンテナを起立姿勢に回転させた状態の正面
【符号の説明】
A…スタンド A-1 …支持脚部 A-2 …回転支持機構 A-3 …コンテ
ナ連結装置 30…固定側掴持部 30-1…掴持部 30-10 …立上り辺 30-3…螺合部 31…可動側掴持部 32…締結操作杆 32-1 …螺子部 6…照合部 7…ピン照合孔 B…コンテナ 40…コンテナ機枠 41…縦杆 C…トラック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持脚部の上部側に回転支持機構を介し
    て具備したコンテナ取付装置をコンテナ両側面のコンテ
    ナ機枠に連結せしめて、該コンテナを回転可能に支持す
    るコンテナ用スタンドであって、 前記コンテナ連結装置を、コンテナ機枠の断面角形縦杆
    に着脱自在に取り付ける固定・可動側からなる一対の掴
    持体と、可動側掴持体の開閉解放側を固定側掴持体に対
    して閉鎖締結せしめる締結操作杆とで構成し、前記両掴
    持体は支持脚部に回転可能に取り付ける固定側と、この
    固定側掴持体に対して開閉可能に枢着されると共に前記
    締結操作杆により締結閉鎖される可動側からなり、固定
    側掴持体は前記縦杆の断面三面に適合させた断面略コの
    字形を成す掴持部の一側立上り辺より締結辺部を外方に
    直角に折り曲げ連設せしめて、該締結辺部に螺合部を設
    けてなり、一方可動側掴持体は前記掴持部の他側立上り
    辺から締結辺部全面に亘る大きさの平板状を成し、その
    一端側を前記掴持部の他側立上り辺に枢着せしめて前記
    固定側掴持体に対して開閉自在に具備してなり、前記締
    結操作杆は適宜の屈曲形状を成し、その一端側に前記螺
    合部に螺合させる螺子部を設けて、該螺子部を可動側掴
    持体の他端側における前記螺合部と対向位置する部位に
    貫通回転可能に止着せしめて可動側掴持体に具備したこ
    とを特徴とするコンテナ用スタンド。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコンテナ用スタンドにお
    いて、 固定側掴持体の掴持部に、コンテナ機枠の縦杆との取付
    け方向を照合する照合部を設けたことを特徴とするコン
    テナ用スタンド。
JP33359395A 1995-12-21 1995-12-21 コンテナ用スタンド Expired - Fee Related JP3160848B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33359395A JP3160848B2 (ja) 1995-12-21 1995-12-21 コンテナ用スタンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33359395A JP3160848B2 (ja) 1995-12-21 1995-12-21 コンテナ用スタンド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09169493A true JPH09169493A (ja) 1997-06-30
JP3160848B2 JP3160848B2 (ja) 2001-04-25

Family

ID=18267781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33359395A Expired - Fee Related JP3160848B2 (ja) 1995-12-21 1995-12-21 コンテナ用スタンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3160848B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100563605B1 (ko) * 2002-12-16 2006-03-23 삼성코닝정밀유리 주식회사 유리기판용 컨테이너 핸들러

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100563605B1 (ko) * 2002-12-16 2006-03-23 삼성코닝정밀유리 주식회사 유리기판용 컨테이너 핸들러

Also Published As

Publication number Publication date
JP3160848B2 (ja) 2001-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6401953B2 (en) Collapsible container for transporting a liquid
US4637626A (en) Portable, foldable and convertible luggage trolley
US20040195793A1 (en) Transportable containers apparatus and method
US5000467A (en) Trash can caddy and method of use
US8748777B2 (en) Gas cylinder support system for a welding-type device
US4014458A (en) Three-function container
US3747794A (en) Pallet box
US5678973A (en) Vehicle seat transporter cart
US5120183A (en) Load transporting dolly
JPH09169493A (ja) コンテナ用スタンド
US4951782A (en) Foldable sawhorse
US6213352B1 (en) Foldable drum draining device
US4685854A (en) Hand cart
US5746564A (en) Lift truck side loading attachment
JP2683333B2 (ja) コンテナ用スタンド
US20040183266A1 (en) Wheeled container coupling system
JPH09165116A (ja) コンテナ用スタンド
US20010035113A1 (en) Stackable pallet
JPH1129190A (ja) コンテナ用スタンド
US4669944A (en) Wheeled truck
EP3581462A1 (en) Roll container
US3872542A (en) Pallet box
US20050060932A1 (en) Cradle for rolling seed boxes
US3031184A (en) Service rack
JP2555603Y2 (ja) 荷台に搭載した穀物コンテナの移動装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090223

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees