JPH09169177A - 配送伝票 - Google Patents

配送伝票

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JPH09169177A
JPH09169177A JP33224595A JP33224595A JPH09169177A JP H09169177 A JPH09169177 A JP H09169177A JP 33224595 A JP33224595 A JP 33224595A JP 33224595 A JP33224595 A JP 33224595A JP H09169177 A JPH09169177 A JP H09169177A
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JP
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form part
delivery
delivery slip
adhesive
slip
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JP33224595A
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Inventor
Yuji Shimizu
雄二 清水
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配送伝票のコストの低減を図り、NIPによ
る印字を可能とする。 【解決手段】 配送伝票20は、一方向に連続する帳票
部21c(21c−1及び21c−2),21b,及び
21aからなり、帳票部21c及び21aをそれぞれ帳
票部21bの上面に重なるように折り返した基材部21
と、帳票部21cと21bとの密着面の少なくとも一方
の面上であって帳票部21cと21bとの連接辺21e
の近傍領域、及び帳票部21aと帳票部21bとの密着
面の少なくとも一方の面上に設けられ、その領域におい
て両者を接着する接着剤部と、帳票部21a及び21c
の上面の所定領域に設けられ、配送情報を記録するため
の情報記録領域24とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば宅配荷物
や郵便小包みに貼付されて使用される配送伝票に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のこの種の配送伝票の一例
の構成を示す斜視図である。配送伝票10は、プリンタ
等で印字可能に図中上下方向にミシン目等で連接された
連続帳票の1葉である。配送伝票10は、複数の伝票1
1、12、13、14、及び15とから構成されてい
る。伝票12は、2枚の帳票12aと12bとが袋状に
接着されたものである。そして、この袋状に形成された
伝票12の内部に、伝票13〜15が抜き取り可能に配
置されている。さらに、伝票12上には、伝票11(4
枚の伝票11a〜11d)が設けられている。これらの
各伝票11〜15は、配送伝票10の用途に応じて、例
えば、控え票、荷札票、整理票、受領書として使用され
るものである。
【0003】伝票11の裏面には、複写用カーボン層
(図中斜線部領域)が設けられている。他の伝票12〜
15の裏面も同様である。したがって、配送伝票10
は、上側の伝票から下側の伝票に情報の複写が可能とな
るように形成されている。伝票11a上に筆圧又はドッ
トプリンタの印字圧が作用すると、複写用カーボン層に
より、伝票11b〜11d,さらには伝票12a、1
3、14、及び15上に、伝票11aに記録された情報
(文字等)が選択的に転写される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
配送伝票10では、以下の課題があった。配送伝票10
を複数枚の伝票から構成するのは、複写した伝票を保管
する必要があったからである。しかし、近年においては
コンピュータによる情報管理が進み、配送過程において
バーコード等で情報を読み取るようになっている。この
ため、配送物の各取扱店等で伝票を保管する必要性はな
くなってきている。
【0005】また、配送伝票10を複数枚の伝票から構
成するのは、使用者が宛名等の情報を手書きで記載する
ときに、同一内容の情報を複数箇所に簡便に記載するこ
とができるからである。しかし、通販会社から顧客に対
して大量に出荷する場合は、プリンタを用いて配送伝票
10に宛名等の情報を印字する。このため、手書きに対
応したものであることを固守する必要性はなくなってき
ている。
【0006】一方、配送伝票10のコストを低減するた
めに、配送伝票10に用いる伝票の枚数を極力削減した
いという要請がある。また、従来の配送伝票10のよう
な構成では、NIP(ノンインパクトプリンタ)による
印字ができないので、印字速度の面から、配送伝票10
の処理を迅速に行うことには一定の限界があった。以上
のことから、配送伝票10を多数枚の伝票から構成する
意義は、薄れつつある。本発明の課題は、上述のような
近年における配送伝票の要請に応え、配送伝票のコスト
の低減を図り、NIPによる印字を可能とすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、一方向に連続する第1帳票部
(21c),第2帳票部(21b),及び第3帳票部
(21a)からなり、前記第1帳票部及び前記第3帳票
部をそれぞれ前記第2帳票部の上面に重なるように折り
返した基材部(21)と、前記第1帳票部と前記第2帳
票部との密着面の少なくとも一方の面上であって前記第
1帳票部と前記第2帳票部との連接辺の近傍領域、及び
前記第3帳票部と前記第2帳票部との密着面の少なくと
も一方の面上に設けられ、その領域において前記第1帳
票部と前記第2帳票部、及び前記第3帳票部と前記第2
帳票部とを接着する接着剤部(22b,22a)と、前
記第1帳票部及び前記第3帳票部の上面の所定領域に設
けられ、配送情報を記録するための情報記録領域(2
4)とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載の配送
伝票において、前記第1帳票部及び前記第3帳票部は、
前記第2帳票部の上面の一部の領域を残して、前記第2
帳票部上に重ねられていることを特徴とする。請求項3
の発明は、請求項1又は請求項2に記載の配送伝票にお
いて、前記接着剤部は、その領域において前記第1帳票
部と前記第2帳票部、及び前記第3帳票部と前記第2帳
票部とを剥離不能に接着することを特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、請求項3に記載の配送
伝票において、前記第1帳票部の前記接着剤部が設けら
れた領域の内側に設けられ、前記第1帳票部をその位置
から配送伝票と分離するための裁断ラインを備えること
を特徴とする。請求項5の発明は、請求項3又は請求項
4に記載の配送伝票において、前記第1帳票部を複数の
帳票に区分するための第2の裁断ラインを備えることを
特徴とする。請求項6の発明は、請求項3〜請求項5の
いずれか1項に記載の配送伝票において、前記第1帳票
部と前記第2帳票部との密着面の少なくとも一部の領域
には、配送元,配送者,又は配送先に伝達する伝達情報
が記録されていることを特徴とする。
【0010】請求項7の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の配送伝票において、前記接着剤部は、その領域
において前記第1帳票部と前記第2帳票部、及び前記第
3帳票部と前記第2帳票部とを剥離可能に接着すること
を特徴とする。請求項8の発明は、請求項7に記載の配
送伝票において、前記第1帳票部と前記第2帳票部との
連接部、又は前記第3帳票部と前記第2帳票部との連接
部の少なくとも一方に設けられ、前記第1帳票部,前記
第3帳票部をその位置から配送伝票と分離する裁断ライ
ンを備えることを特徴とする。請求項9の発明は、請求
項7又は請求項8に記載の配送伝票において、前記第1
帳票部又は前記第3帳票部の少なくとも一方に設けら
れ、複数の帳票に区分するための第2の裁断ラインを備
えることを特徴とする。
【0011】請求項10の発明は、請求項7〜請求項9
のいずれか1項に記載の配送伝票において、前記第1帳
票部と前記第2帳票部との密着面、又は前記第3帳票部
と前記第2帳票部との密着面の少なくとも一部の領域に
は、配送元,配送者,又は配送先に伝達する伝達情報が
記録されていることを特徴とする。請求項11の発明
は、請求項7〜請求項10のいずれか1項に記載の配送
伝票において、前記第1帳票部と前記第2帳票部との密
着面又は前記第3帳票部と前記第2帳票部との密着面の
少なくとも一方であって前記接着剤部が設けられた領域
上の少なくとも一部には、前記接着剤部の接着力を弱め
る接着抑制部が設けられていることを特徴とする。
【0012】請求項12の発明は、請求項7〜請求項1
1のいずれか1項に記載の配送伝票において、前記第3
帳票部と前記第2帳票部とが剥離されるときの剥離開始
予定位置を含む所定領域は、他の領域より接着力が弱
く、又は接着力をもたないように形成されていることを
特徴とする。請求項13の発明は、請求項1〜請求項1
2のいずれか1項に記載の配送伝票において、前記基材
部の前記第2帳票部の裏面側には、配送伝票を配送物に
貼付するための第2の接着剤部が設けられていることを
特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の一実施形態について説明する。図1は、本発明による
配送伝票の一実施形態を示す展開図である。図1中、
(a)は表面図、(b)は側面図、(c)は裏面図を示
す。配送伝票20は、基材部21(21a〜21c)
と、接着剤部22(22a,22b)及び23と、情報
記録領域24等とを備える。基材部21は、紙材から形
成されている。基材部21には、裁断可能としたミシン
目21d及び21eが形成されている。基材部21は、
このミシン目21d及び21eにより、一方向に連続す
る帳票部21a,21b,及び21cに区分されてい
る。ここで、図中(c)において、帳票部21aの横幅
L1と、帳票部21cの横幅L3とは、略等しい長さに
なるように形成されている。さらに、帳票部21bの横
幅L2は、略、(帳票部21aの横幅)L1+(帳票部
21cの横幅)L3となるように形成されている。
【0014】基材部21の帳票部21cには、帳票部2
1cの略中央部であってミシン目21eと直交するよう
に、ミシン目21fが形成されている。帳票部21c
は、このミシン目21fにより、2つの帳票部21c−
1と21c−2とに区分されている。また、帳票部21
bの表面側であって図1(a)中、右側領域、及び帳票
部21cの表面側には、配送伝票20の配送元,配送
者,又は配送先に伝達すべき情報(伝達情報)25が印
刷されている。ここで、伝達情報25は、全ての配送元
等に共通する共通情報であり、例えば親展情報や取り扱
い上の注意事項等の情報である。
【0015】基材部21の表面側において、帳票部21
a及び21bには、接着剤部22aが設けられている。
接着剤部22aは、帳票部21aの略全領域と、その範
囲とミシン目21dに対して対称の範囲(帳票部21b
の図1(a)中、左側領域)に設けられている。さら
に、帳票部21b及び21cのミシン目21eの近傍領
域には、接着剤部22bが設けられている。接着剤部2
2a及び22bは、帳票部21aと21b、及び帳票部
21bと21cとが重ねられたときに、両者を剥離不能
に接着させる接着力を有するものである。
【0016】帳票部21bの裏面側の略全領域には、接
着剤部23が設けられている。接着剤部23は、配送伝
票20を配送物に貼付するためのものであり、接着対象
物(配送物)と剥離不能に接着させる接着力を有するも
のである。なお、図示しないが、この接着剤部23上に
は、剥離紙等が設けられる。また、図中(c)に示すよ
うに、基材部21の裏面側であって、帳票部21a及び
21c上には、配送元や配送先の宛名等の配送情報を記
録するための情報記録領域24が設けられている。
【0017】次に、配送伝票20の製造方法について説
明する。基材部21は、図1(a)中、上下方向に連続
する連続帳票の一葉である。そして、これらの基材部2
1の表面側に、伝達情報25が印刷される。次に、この
上面に、接着剤部22が形成される。ここで、接着剤部
22を形成した後に、伝達情報25を印刷するようにし
ても良い。一方、基材部21の裏面側には、情報記録領
域24の表示欄等が印刷され、さらに接着剤部23が形
成される。次に、ミシン目21d,21e,及び21f
が形成される。ここで、ミシン目21d等の形成は、上
述の印刷後に行うことが好ましい。これは、印刷時に、
併せてミシン目21d等の形成時の位置決め部となる指
標(トンボ)を印刷することができるからである。
【0018】連続帳票状態になっている基材部21は、
各基材部21ごとに裁断される。そして、ミシン目21
d及び21eが折り返される。ミシン目21dは、図1
(a)において、帳票部21aと21bとの表面側同士
が重なるように折り返される。また、ミシン目21e
は、帳票部21cと21bとの表面側同士が重なるよう
に折り返される。これにより、帳票部21a及び21c
は、帳票部21b上に配置され、それぞれ接着剤部22
a及び22bにより帳票部21bと接着される。図2
は、このときの配送伝票20の様子を示す斜視図であ
る。
【0019】ここで、帳票部21cは、ミシン目21e
の近傍領域のみで帳票部21bと接着され、他の領域で
は接着されていないが、接着剤部22bによって帳票部
21b上に保持された状態となる。したがって、帳票部
21cは、配送中等において開いてしまうことはない。
【0020】また、配送伝票20の表面上には、帳票部
21a及び21cの情報記録領域24が配置される。な
お、図2の配送伝票20の両側には、プリンタの用紙搬
送部と係合するためのスプロケット孔26が設けられて
いる。このスプロケット孔26は、基材部21のミシン
目21e及び21dを折り返す前に形成しても良く、あ
るいは、ミシン目21e及び21dを折り返した後(図
2の形態とした後)に形成しても良い。配送伝票20の
情報記録領域24には、配送元,配送先の宛名等がプリ
ンタにより印字される。このプリンタによる印字におい
て、配送伝票20の情報記録領域24(印字領域)は、
全て略同一の厚みに形成されているので、用紙ジャム等
なく、良好に印字することができる。そして、配送伝票
20は、接着剤部23により、配送物に貼付される。
【0021】配送過程において、配送伝票20の帳票部
21aは、荷札として使用される。また、帳票部21c
−1は発店控えとして、帳票部21c−2は受領書とし
て使用される。発店は、配送物を着店に送る際に、発店
控えとして帳票部21c−1を受け取る。このときは、
先ずミシン目21fを裁断する(図2から図3の状態に
する)。そして、接着剤部22bが設けられている領域
の内側のライン(図3中、2点鎖線部)近傍から破れ
ば、帳票部21cを配送伝票20から分離することがで
きる。次に、着店は、受領書として帳票部21c−2を
受け取る。帳票部21c−2も同様に、接着剤部22b
の内側ライン近傍を破れば、配送伝票20から分離する
ことができる。
【0022】そして、配送伝票20は、荷札としての帳
票部21aが付いた状態で、配送物の受取人に渡され
る。なお、以上の配送過程において、帳票部21cが分
離されると、その裏面や帳票部21b上に印刷された伝
達情報25が見えるようになり、配送者や配送先にこの
情報を伝達することができる。
【0023】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。 (1)上述の実施形態では、接着剤部22a,22b
は、密着される帳票部21aと21b、帳票部21bと
21cとの双方の面に設けたが、これに限らず、その特
性によっては、帳票部21aと21b、又は帳票部21
bと21cとの密着面の一方の面にのみ設けるものであ
っても良い。 (2)接着剤部23は、配送物側に配送伝票20を接着
できる部分を有していれば、必ずしも設ける必要はな
い。
【0024】(3)上述の実施形態では、帳票部21a
と21b、及び帳票部21bと21cとの連接部にそれ
ぞれミシン目21d及び21eを形成したが、これらの
ミシン目21d及び21eは、帳票部21a及び21c
の折り返しを容易にするとともに折り返し位置の位置決
めラインとして機能するものであるので、必ずしも設け
る必要はない。また、配送伝票20の情報記録領域24
への印字後には、スプロケット孔26を含む部分を切断
するようにしても良い。
【0025】(4)伝達情報25は、必ずしも設ける必
要はなく、また、設けるときは、帳票部21b又は21
cのいずれか一方にのみ設けても良い。 (5)上述の実施形態では、帳票部21c−1,21c
−2を配送伝票20から分離するときは、基材部21を
破るようにしたが、例えば帳票部21cの接着剤部22
bが設けられた領域の内側にミシン目を形成しておけ
ば、このミシン目を裁断することによって帳票部21c
−1及び21c−2を分離することができるようにな
る。
【0026】(6)接着剤部22a及び22bには、帳
票部同士を剥離可能に接着させるものを用いても良い。
その接着剤部22の材料には、例えば従来より公知の感
圧接着剤や感熱接着剤が用いられる。このときは、帳票
部21aと21bとの密着面に、伝達情報25を印刷し
ておくこともできる。さらに、帳票部21a,21cを
配送伝票20から分離するときは、ミシン目21d,2
1eを裁断することにより行うことができる。また、接
着剤部22a,22bに剥離可能な接着剤を用いたとき
は、帳票部21a,21cの帳票部21bからの剥離を
確実、容易にするために、接着剤部22の接着力を弱め
る接着抑制部を設けても良い。例えば、接着剤部22上
の少なくとも一部の領域に、紫外線硬化型(UV)イン
キや酸化重合型インキ等を設ければ、接着剤部22の接
着力を弱めることができる。これにより、帳票部21
a,21cの剥離時に基材部21が材破してしまうこと
を確実に防止することができる。なお、酸化重合型イン
キは、空気中の酸素によって硬化するインキであるの
で、インキ硬化に要する電力が不要であり、安価とな
る。一方、紫外線硬化型インキは、耐熱性に優れるた
め、熱定着式NIPで印字するときに好適である。さら
に、帳票部21aと21bとの接着において、例えば剥
離が開始される領域(帳票部21aの角部)の所定領域
では、接着剤部22aの接着力を弱めるか、あるいは接
着力を持たないように(接着剤部22aを形成しないよ
うに)しておくこともできる。このように形成すれば、
帳票部21aをより剥離しやすくすることができる。
【0027】(7)上述の実施形態では、帳票部21c
にミシン目21fを設けて、2つの帳票部21c−1と
21c−2とに区分したが、ミシン目を2つ以上設け
て、3つ以上の帳票部に区分しても良い。さらに、帳票
部21cを区分する手段としては、ミシン目に限らず、
スリットによるものでも良い。なお、帳票部21aと2
1bとを剥離可能に接着したときは、上述と同様に、帳
票部21aを複数に区分することができる。
【0028】(8)上述の実施形態では、図2に示すよ
うに、帳票部21b上の略全領域を覆うように帳票部2
1aと21cとが重ねられているが、これに限らず、帳
票部21aと21cとの間に隙間が生じるような大きさ
に基材部21を形成しても良い。すなわち、(帳票部2
1aの横幅)L1+(帳票部21cの横幅)L3<(帳
票部21bの横幅)L2となるように形成しても良い。
そして、この隙間の下の帳票部21b上の領域に、配送
伝票20の伝達情報やバーコード等を印刷しておくよう
にしても良い。さらに、帳票部21aの横幅L1と、帳
票部21cの横幅L3とは、略等しい長さとなるように
形成したが、異なる長さに形成しても良い。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、1枚の基材部
から配送伝票を形成することができる。これにより、コ
ストの低減を図るとともに、ノンインパクトプリンタに
より情報を印字することができる。さらに、第3帳票部
を配送伝票から分離しやすくしつつ、第2帳票部上に保
持しておくことができる。請求項2の発明によれば、各
帳票部が配送伝票から分離される前に、第2帳票部の表
面の一部が見えるようになり、この領域に情報を記録し
ておくことで、その情報を読み取ること等ができるよう
になる。
【0030】請求項3の発明によれば、第3帳票部を配
送伝票から分離するときに、基材部を破ることのみで分
離することができる。請求項7の発明によれば、第1帳
票部,第3帳票部を、第2の帳票部から剥離することが
できる。
【0031】請求項4又は請求項8の発明によれば、第
1帳票部又は第1若しくは第3帳票部を、配送伝票から
分離しやすくすることができる。請求項5又は請求項9
の発明によれば、配送伝票の用途に応じて、1枚の基材
部のままで、配送伝票に設けられる伝票の数を増加させ
ることができる。請求項6又は請求項10の発明によれ
ば、基材部の他の面を利用して、配送伝票に共通する伝
達情報を予め印刷しておくことができる。
【0032】請求項11の発明によれば、第1帳票部,
第3帳票部と、第2帳票部との接着力を剥離しやすい接
着力に設定することができる。これにより、剥離時に基
材部が材破してしまうことを確実に防止することができ
る。請求項12の発明によれば、第3帳票部を剥離する
ときの剥離のきっかけを設けることができ、剥離しやす
さを高めることができる。請求項13の発明によれば、
配送物側に接着剤を設けずに、配送伝票を配送物に貼付
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配送伝票の一実施形態を示す展開
図である。
【図2】使用前の配送伝票20の様子を示す斜視図であ
る。
【図3】図2の配送伝票20の帳票部21c−1を分離
するときの様子を示す斜視図である。
【図4】従来の配送伝票の一例の構成を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
20 配送伝票 21 基材部 21a,21b,21c 帳票部 21d,21e,21f ミシン目 22,23 接着剤部 24 情報記録領域 25 伝達情報 26 スプロケット孔

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に連続する第1帳票部,第2帳票
    部,及び第3帳票部からなり、前記第1帳票部及び前記
    第3帳票部をそれぞれ前記第2帳票部の上面に重なるよ
    うに折り返した基材部と、 前記第1帳票部と前記第2帳票部との密着面の少なくと
    も一方の面上であって前記第1帳票部と前記第2帳票部
    との連接辺の近傍領域、及び前記第3帳票部と前記第2
    帳票部との密着面の少なくとも一方の面上に設けられ、
    その領域において前記第1帳票部と前記第2帳票部、及
    び前記第3帳票部と前記第2帳票部とを接着する接着剤
    部と、 前記第1帳票部及び前記第3帳票部の上面の所定領域に
    設けられ、配送情報を記録するための情報記録領域とを
    備えることを特徴とする配送伝票。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の配送伝票において、 前記第1帳票部及び前記第3帳票部は、前記第2帳票部
    の上面の一部の領域を残して、前記第2帳票部上に重ね
    られていることを特徴とする配送伝票。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の配送伝票
    において、 前記接着剤部は、その領域において前記第1帳票部と前
    記第2帳票部、及び前記第3帳票部と前記第2帳票部と
    を剥離不能に接着することを特徴とする配送伝票。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の配送伝票において、 前記第1帳票部の前記接着剤部が設けられた領域の内側
    に設けられ、前記第1帳票部をその位置から配送伝票と
    分離するための裁断ラインを備えることを特徴とする配
    送伝票。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載の配送伝票
    において、 前記第1帳票部を複数の帳票に区分するための第2の裁
    断ラインを備えることを特徴とする配送伝票。
  6. 【請求項6】 請求項3〜請求項5のいずれか1項に記
    載の配送伝票において、 前記第1帳票部と前記第2帳票部との密着面の少なくと
    も一部の領域には、配送元,配送者,又は配送先に伝達
    する伝達情報が記録されていることを特徴とする配送伝
    票。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項2に記載の配送伝票
    において、 前記接着剤部は、その領域において前記第1帳票部と前
    記第2帳票部、及び前記第3帳票部と前記第2帳票部と
    を剥離可能に接着することを特徴とする配送伝票。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の配送伝票において、 前記第1帳票部と前記第2帳票部との連接部、又は前記
    第3帳票部と前記第2帳票部との連接部の少なくとも一
    方に設けられ、前記第1帳票部,前記第3帳票部をその
    位置から配送伝票と分離する裁断ラインを備えることを
    特徴とする配送伝票。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8に記載の配送伝票
    において、 前記第1帳票部又は前記第3帳票部の少なくとも一方に
    設けられ、複数の帳票に区分するための第2の裁断ライ
    ンを備えることを特徴とする配送伝票。
  10. 【請求項10】 請求項7〜請求項9のいずれか1項に
    記載の配送伝票において、 前記第1帳票部と前記第2帳票部との密着面、又は前記
    第3帳票部と前記第2帳票部との密着面の少なくとも一
    部の領域には、配送元,配送者,又は配送先に伝達する
    伝達情報が記録されていることを特徴とする配送伝票。
  11. 【請求項11】 請求項7〜請求項10のいずれか1項
    に記載の配送伝票において、 前記第1帳票部と前記第2帳票部との密着面又は前記第
    3帳票部と前記第2帳票部との密着面の少なくとも一方
    であって前記接着剤部が設けられた領域上の少なくとも
    一部には、前記接着剤部の接着力を弱める接着抑制部が
    設けられていることを特徴とする配送伝票。
  12. 【請求項12】 請求項7〜請求項11のいずれか1項
    に記載の配送伝票において、 前記第3帳票部と前記第2帳票部とが剥離されるときの
    剥離開始予定位置を含む所定領域は、他の領域より接着
    力が弱く、又は接着力をもたないように形成されている
    ことを特徴とする配送伝票。
  13. 【請求項13】 請求項1〜請求項12のいずれか1項
    に記載の配送伝票において、 前記基材部の前記第2帳票部の裏面側には、配送伝票を
    配送物に貼付するための第2の接着剤部が設けられてい
    ることを特徴とする配送伝票。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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