JPH0916870A - 警報ブザー付火災感知器 - Google Patents

警報ブザー付火災感知器

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Publication number
JPH0916870A
JPH0916870A JP7184819A JP18481995A JPH0916870A JP H0916870 A JPH0916870 A JP H0916870A JP 7184819 A JP7184819 A JP 7184819A JP 18481995 A JP18481995 A JP 18481995A JP H0916870 A JPH0916870 A JP H0916870A
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JP
Japan
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alarm buzzer
circuit board
fire detector
protection tube
lead protection
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JP7184819A
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English (en)
Inventor
Shoichi Oka
昭一 岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/306Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means

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  • Fire-Detection Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】外的衝撃を受けても警報ブザーが回路基板より
容易に脱落しない警報ブザー付火災感知器を提供する。 【構成】連結爪8、ストッパー脚2、リード保護管3が
警報ブザー1の下部に一体成形された警報ブザー1を、
連結爪取付孔9、ストッパー脚挿通用孔部5、リード保
護管用孔部6とが形成された回路基板4に取り付ける
際、リード保護管3をリード保護管用孔部6に挿通する
とともに、ストッパー脚2をストッパー脚挿通用孔5に
挿入し突出させた後、熱着して取り付けた構造となって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、火災による熱や煙を
検知して、警報を発生する警報ブザー付火災感知器に関
し、特に、外的衝撃に強い警報ブザー付火災感知器に関
する。
【0002】
【従来の技術】図4は、警報ブザー付火災感知器の全体
構成を概略的に示す断面図である。図4を参照して説明
すると、この警報ブザー付火災感知器Bは、煙や熱を検
知する火災検知部10と、圧電ブザー等の電子ブザー
(図示せず)をパッケージに内蔵収容した警報ブザー1
1と、裏面14bに電気配線(図示せず)が施された回
路基板14と、電池12を備え、火災検知部10、警報
ブザー11、電池12、及び、 回路基板14の電気配
線(図示せず)は、配線L5、L6等により電気的に接
続されている。電池12としては、通常、乾電池が用い
られており、また、回路基板14の表面14aには、警
報ブザー11が取り付けられている。そして、火災検知
部10、警報ブザー11、電池12、回路基板14は、
ケース本体15内に収容されている。尚、図中、15a
は、火災などで発生した煙をケース本体15内に侵入す
るようにするために設けられたスリットであり、16
は、回路基板14をケース本体15に固定する取り付け
部材である。
【0003】図5は、図4に示すC部分を拡大して示す
模式図であり、従来の警報ブザー11と回路基板14の
取付け構造を示している。図5を参照して説明すると、
警報ブザー11内には、電子ブザー(図示せず)が収容
されており、また、警報ブザー11は、その下部に、一
対の連結爪18、18と、一対のストッパー脚15と、
リードL3、L4を挿通するための中空を有する一対の
リード保護管13、13とが一体成形されて突出形成さ
れており、また、リード保護管13内には、警報ブザー
(図示せず)に接続されたリードL3、L4が、挿通さ
れ、ブザー本体1の外部へ導出されている。
【0004】ストッパー脚15は、プレート基板14か
ら警報ブザー11の取り付け位置(高さ)を規定するた
めのストッパとして使用されるものである。そして、ス
トッパー脚15とリード保護管13の長さは、同じ長さ
に形成されており、連結爪18、18は、ストッパー脚
15やリード保護管13の長さより長く形成されてお
り、プレート基板14には、連結爪18、18を取付け
るための連結爪取付孔19、19と、リードL4、L5
を挿通するためリード挿通孔16、16が形成されてい
る。
【0005】警報ブザー11は、連結爪18、18をプ
レート基板の取付孔19、19に嵌入し、また、リード
保護管13およびリード挿通孔16内にリードL4、L
5を各々挿通し、プレート基板14の裏面14bに設け
られた配線に、できるだけ最短距離になるようにして、
半田付けにより接続していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
警報ブザー付火災感知器は、警報ブザー11とプレート
基板14を連結爪18、18と取付孔19、19の嵌合
のみによっていたため、電池12を交換する時に誤って
落としたり、運搬時の衝撃によって、連結爪18、18
が折れてしまい、その結果、警報ブザー11がプレート
基板14からはずれて、警報ブザーと配線との接続が断
線しているのに、作業者が気が付かないまま、感知器
を、所定の場所に取り付けてしまい、火災時に、感知器
が鳴動しないという問題があった。
【0007】すなわち、このような構造では、図5に示
す矢印の方向の力に対して、連結爪18、18が折れ易
く、より詳しくは、従来の警報ブザー11にあっては、
連結爪18が、ストッパー脚15やリード保護管13よ
り長く形成されており、警報ブザー11をプレート基板
14に取り付けたときに、連結爪18のストッパ15や
リード保護管13の長さDより長い位置の部分P18で
取付孔19、19と嵌合しているため、図5に示す矢印
の方向の力が、連結爪18の先端部側に加わることとな
り、連結爪18、18が、容易に変形し、折れてしまう
ことが判明した。
【0008】また、リードL3、L4が、回路基板14
に設けられたリード挿通孔16内を挿通して、回路基板
14の裏面14bに設けられた配線に接続されているた
め、連結爪18が折れたりして、警報ブザー11とプレ
ート基板14の関係がずれると、直ちに、リード保護管
13とプレート基板14の接続部E等で、リードL3、
L4に無理な力が加わり、半田付け部などの部位でリー
ドL3、L4が、容易に断線したりすることが判明し
た。
【0009】本願発明者は、電池を交換する時に誤って
落としたり、運搬時の衝撃によって、及び、図4に示す
矢印の方向の力に対してもブザー本体がプレート基板か
らはずれ難くい構造を鋭意研究した結果、従来のブザー
本体を用いる一方、回路基板に設ける孔の設け方を変え
れば、ブザー本体と回路基板とをしっかりと取り付ける
ことができ、電池を交換する時に誤って落としたり、運
搬時の衝撃によって、及び、図4に示す矢印の方向の力
に対してもブザー本体がプレート基板からはずれ難くい
構造を有する警報ブザー付火災感知器を製造できること
を知見して本願発明を完成するに至った。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記目的を達
成するために提案される本発明は、次のような構成とな
っている。請求項1に記載の警報ブザー付火災感知器
は、電子ブザーをパッケージに内蔵し、下端にストッパ
ー脚と、リードを導出するためのリード保護管とを少な
くとも設けた警報ブザーを、信号処理部を設けた回路基
板に取り付け、火災検知部からの検知信号を受けたと
き、信号処理部で電子ブザーを鳴動する構成とされた警
報ブザー付火災感知器において、回路基板には、警報ブ
ザーのストッパー脚を嵌入突出させるストッパー脚挿入
用孔部と、警報ブザーのリード保護管を嵌入突出させる
リード保護管用孔部を形成してあり、警報ブザーのリー
ド保護管を、回路基板に形成したリード保護管用孔部よ
り突出させ、導出させたリードを回路基板の適所に半田
付けするとともに、ストッパー脚を、回路基板に対応し
て形成したストッパー脚挿入用孔部より突出させて熱着
することによって取り付けた構造としたことを特徴とす
る。
【0011】請求項2に記載の警報ブザー付火災感知器
は、請求項1に記載の警報ブザー付火災感知器に更に、
警報ブザーには回路基板に仮止めするための連結爪が形
成されており、ストッパー脚に代えて、連結爪を上記回
路基板に対応して形成した連結爪挿着孔より突出させて
熱着させて取り付けた構造としたことを特徴とする。請
求項3に記載の警報ブザー付火災感知器は、請求項2に
記載の警報ブザー付火災感知器の警報ブザーの連結爪
に、更に、先細状になったテーパ部を形成した構造とし
たことを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の警報ブザー付火災感知器
は、請求項1〜3のいずれかに記載の警報ブザー付火災
感知器であって、火災感知器が周囲環境の煙濃度を検知
する火災警報を出力する煙火災感知器あるいは、周囲環
境の温度変化を検知して火災警報を出力する熱火災感知
器であることを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1に記載の警報ブザー付火災感知器で
は、回路基板に取り付けるときに、ストッパー脚をスト
ッパー脚挿通用孔へ挿通して嵌合部を形成するととも
に、リード保護管をリード保護管用孔部に挿通して嵌合
部を形成し、ストッパー脚を回路基板の裏面に突出させ
た後、その突出部を回路基板の裏面に熱着しているの
で、警報ブザーは回路基板に強固に取り付けでき、外部
衝撃に強く外れにくい。
【0014】また、警報ブザーに一体形成されたリード
保護管を回路基板に設けられたリード保護管用孔部に挿
通し、リード保護管内より導出されたリードを回路基板
の適所に半田付けするなどして接続しているので、警報
ブザーの重さがリードに加わりにくく、リードが断線し
にくい。請求項2に記載の警報ブザー付火災感知器で
は、警報ブザーの下部より突出した連結爪を回路基板の
連結爪取付孔に嵌入させて仮止めし、連結爪挿着孔より
突出した部分を適宜切除して熱着させて取り付けている
ので、請求項1と同様に警報ブザーが回路基板から外れ
にくい。
【0015】請求項3に記載の警報ブザー付火災感知器
では、テーパ部の形状を変化させることによって、連結
爪が回路基板に形成した連結爪挿着孔に挿入されたとき
の挿着深さが規定できるので、警報ブザーを回路設計上
の回路基板から所定の高さ位置まで持ち上げなければな
らない場合にも容易に対応できる。
【0016】
【実施例】以下、本願発明を1実施例に基づいて説明す
る。図1は、警報ブザー付火災感知器の全体構成を概略
的に示す断面図である。図1を参照して説明すると、こ
の警報ブザー付火災感知器Aは、警報ブザー1と、回路
基板4との取付構造が異なっている以外は、同様の構成
となっており、相当する部材については相当する参照符
号を付して、その説明を省略する。
【0017】図2は、図1に示すC部分を拡大して示す
模式図であり、警報ブザー1と回路基板4の取付け構造
を示している。図2を参照して説明すると、警報ブザー
1は、従来の警報ブザー11と同様の構造となってお
り、警報ブザー1のパッケージ内には、電子ブザー(図
示せず)が収容されており、その下部に、一対の連結爪
8、8と、一対のストッパー脚2と、リードL1、L2
を挿通するための中空を有する一対のリード保護管3と
が、一体成形されて突出形成されており、また、リード
保護管3内には、警報ブザー(図示せず)に接続された
リードL1、L2が導出されている。尚、ストッパー脚
2及びリード保護管3は、回路基板4の厚さより長さが
長くなっている。
【0018】一方、回路基板4は、連結爪8、8を取付
けるための連結爪取付孔9、9と、複数のストッパー脚
2に対応して設けられ、ストッパー脚2を挿通する複数
のストッパー脚挿通用孔部5と、リード保護管3を挿通
するためリード保護管孔部6が形成されている。図3
は、回路基板4に警報ブザー1を取り付ける工程を、概
略的に示す図である。
【0019】まず、図3(a)に示す工程に於て、連結
爪8、8を連結爪取付孔9、9に嵌入し、仮止めして、
警報ブザー1と回路基板4との位置決めをする。しかる
後に、連結爪8、8を回路基板4の厚さ方向に押し込ん
で、連結爪8、8をガイドとして、複数のストッパー脚
挿通用孔部5の各々に複数のストッパー脚2を挿入し、
リード保護管孔部6にリード保護管3を挿入する。そし
て、複数のストッパー脚5を回路基板4の裏面4bより
突出させた後、複数のストッパー脚5の回路基板4の裏
面4bに突出させた突出部5aを回路基板4の裏面4b
に熱着する。一方、リードL1、L2をリード保護管3
内に挿通して、回路基板4の裏側4bに導出し、回路基
板4の裏側4bに設けられた配線に半田付けにより接続
する。リードL1,L2は、最短距離で、配線に接続す
るのではなく、ある程度、長めにして、たるまして、リ
ードの切断を困難にする観点から配線に接続するのが好
ましい。この場合、リード保護管孔部6の周囲ラウンド
付けすれななお望ましい。
【0020】次に、連結爪取付孔9、9に挿入した連結
爪8、8の回路基板4の裏側4bから突出している部分
8a、8aを必要に応じて切断して、警報ブザー(図示
せず)が収容された警報ブザー1を回路基板4に取り付
ける(図3(b)を参照)。この感知器Aは、警報ブザ
ー1と回路基板4が、連結爪8、8と連結爪取付孔9、
9との嵌合に加え、複数のストッパー脚5とストッパー
脚挿通用孔部5との嵌合や、リード保護管3とリード保
護管孔部6との嵌合により、しっかりと取り付けられて
いるので、従来の感知器Bに比べ警報ブザー1が回路基
板4から外れ難い。
【0021】しかも、複数のストッパー脚2を回路基板
4の裏面4bに突出させた後、複数のストッパー脚2の
回路基板4の裏面4bに突出させた突出部2aを回路基
板4の裏面4bに熱着させているので、上述した従来の
図5に示す、警報ブザー11と回路基板14が連結爪1
8、18と取付孔19、19の嵌合のみによってのみ取
り付けられていた、従来の警報ブザー11と回路基板1
4の取り付け構造が採用された警報ブザー付火災感知器
Bに比べ、警報ブザー1が回路基板4から外れにくい。
【0022】また、警報ブザー1に一体成形されたリー
ド保護管3を回路基板4に設けられたリード保護管用孔
部6に挿通するとともに、リード保護管3内にリードL
1、L2を挿通して、回路基板4の裏側4bにリードL
1、L2を導出し、回路基板4の裏側4bに設けられた
配線にリードL1、L2を接続しているので、リード保
護管3が壊れたり完全に抜け落ちない限り、警報ブザー
1の重さがリードL1、L2に加わりにくいので、半田
付け部などの部位でリードL1、L2が断線したりする
という事故が発生しにくい。
【0023】また、感知器Aでは、警報ブザー1の下部
に突出して形成された連結爪8、8があるので、まず連
結爪8、8を連結爪取付孔9、9に挿入することによ
り、警報ブザー1と回路基板4との関係を位置決めでき
るので、複数のストッパー脚2の各々を複数のストッパ
ー脚挿通用孔部5の各々に、リード保護管3をリード保
護管用孔部6に、容易に挿入できる。また、警報ブザー
1を回路基板4に取り付けた後は、連結爪8、8の突出
部分8a、8aを切断する構成とすれば、回路基板4に
警報ブザー1を取り付けた後に、連結爪8、8の突出部
分8a、8aが邪魔になることもない。
【0024】また、連結爪8、8と回路基板4の連結爪
取付孔9、9との嵌合するので、ストッパー脚2の回路
基板4の裏面4bから突出させた突出部2aを回路基板
4の裏面4bに熱着する際にも、回路基板4から、警報
ブザー1が抜け落ちにくい。また、図2と図5とを対比
して、連結爪8、8と回路基板4の連結爪取付孔9との
嵌合位置が、従来の連結爪18、18と回路基板14の
連結爪取付孔19、19との嵌合位置に比べて、連結爪
8、8の警報ブザー1に近い部分に移動したので、連結
爪8、8が、連結爪18、18に比べ、変形し難くな
り、折れ難い。
【0025】また、図2と図5とを対比して、警報ブザ
ー1の取り付け位置が、ストッパー脚2及びをリード保
護管3を嵌合手段として用いた分だけ、従来の警報ブザ
ー11の取り付け位置に比べ、回路基板4に接近して設
けられるため、警報ブザー付火災感知器を小型化できる
という効果もある。また、図2と図5を対比して、感知
器Aの警報ブザー1の構成は、感知器Bの構成と同様で
あるが、本実施例では、回路基板4に形成する孔部の設
け方を変えることにより、連結爪8を嵌合手段だけでな
く、警報ブザー1と回路基板4との関係を位置決め手段
として利用し、複数のストッパー脚2の各々を複数のス
トッパー脚挿通用孔部5の各々に、リード保護管3をリ
ード保護管用孔部6に、容易に挿入できるようにし、複
数のストッパー脚2を、回路基板4から警報ブザー1の
取り付け位置を規定する位置決め手段ではなく、嵌合手
段に変え、更に、リード保護管3をリードL1、L2を
保護するためのみの手段だけではなく、嵌合手段として
も用いるということにより、警報ブザー1と回路基板4
と取り付け強度を向上させるものであるので、従来の市
販警報ブザーをそのまま使用できるという効果もある。
【0026】なお、本実施例では、警報ブザー1を回路
基板4に取り付けた後は、連結爪8、8の突出部分8
a、8aを切断した例を示したが、突出部分8a、8a
は、回路基板4の裏面4bに熱着する構成としても良
い。そして、連結爪8、8の突出部分8a、8aは、回
路基板4の裏面4bに熱着する構成とする場合には、ス
トッパー脚2の回路基板4の裏面4bに突出させた突出
部2aは、回路基板4の裏面4bに熱着させても良く、
また、敢えて、熱着しなくてもよい。
【0027】また、連結爪8、8に先端部から根元方向
に広くなるようにテーパをつければ、回路基板4に設け
る連結爪挿着孔の径の大きさとの組合せで、連結爪を警
報ブザーと回路基板の取り付け位置(高さ)を規定する
ためのストッパとして使用することができ、テーパ部の
形状を変化させることによって、連結爪が回路基板に形
成した連結爪挿着孔に挿入されたときの挿着深さが規定
できるので、警報ブザーを回路設計上の回路基板から所
定の高さ位置まで持ち上げなければならない場合にも対
応できる。
【0028】この場合、警報ブザーは、ストッパー脚が
回路基板より浮き上がってしまうが、ストッパー脚をス
トッパー脚用孔部に嵌入させておけば強度低下は問題と
ならない。また、この警報ブザー付火災感知器Aは、火
災感知器が周囲環境の煙濃度を検知する火災警報を出力
する煙火災感知器あるいは、周囲環境の温度変化を検知
して火災警報を出力する熱火災感知器であってもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の警報ブザー付火災感知
器では、回路基板に、警報ブザーに形成されストッパー
脚を挿通するストッパー脚挿通用孔部と、警報ブザーに
形成されたリード保護管を挿通するリード保護管用孔部
とを形成し、ストッパー脚をストッパー脚挿通用孔へ挿
通して嵌合部を形成するとともに、リード保護管をリー
ド保護管用孔部に挿通して嵌合部を形成し、しかも、ス
トッパー脚を回路基板の裏面に突出させた後、ストッパ
ー脚の回路基板の裏面に突出させた突出部を回路基板の
裏面に熱着しているので、従来の警報ブザー付火災感知
器に比べ、警報ブザーが回路基板から外れにくい。
【0030】また、警報ブザーに一体成形されたリード
保護管を回路基板に設けられたリード保護管用孔部に挿
通するとともに、リード保護管内にリードを挿通して、
回路基板の裏側にリードを導出して接続しているので、
リード保護管が壊れたり抜け落ちない限り、警報ブザー
の重さがリードに加わりにくいので、半田付け部などの
部位でリードが断線したりするとい事故が発生しにく
い。
【0031】このため、電池を交換する時に誤って落と
したり、運搬時の衝撃によっても、警報ブザーが回路基
板からはずれ難く、警報ブザーと配線との接続が断線し
難い。また、請求項2に記載の警報ブザー付火災感知器
では、警報ブザーの下部に一体成形された連結爪を連結
爪取付孔に嵌入し、その突出部分を熱着させて取り付け
ているので、警報ブザーが回路基板から外れにくい。
【0032】また、請求項3に記載の警報ブザー付火災
感知器では、テーパ部の形状を変化させることによっ
て、連結爪が回路基板に形成した連結爪挿着孔に挿入さ
れたときの挿着深さが規定できるので、警報ブザーを回
路設計上の回路基板から所定の高さ位置まで持ち上げな
ければならない場合にも対応できる。また、本願発明に
よれば、従来市販の警報ブザーをそのまま使用できるの
で、警報ブザー付火災感知器を安価に提供できるという
効果がある。
【0033】また、本願発明の警報ブザー付火災感知器
は、リードが断線しにくい構造になり、信頼性を向上さ
せるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る警報ブザー付火災感知器の全体
構成を概略的に示す断面図である。
【図2】図1に示すC部分を拡大して示す模式図であ
り、感知器の警報ブザーと回路基板の取付け構造を示す
ものである。
【図3】回路基板に警報ブザーを取り付ける工程を、概
略的に示す図である。
【図4】従来の警報ブザー付火災感知器の全体構成を概
略的に示す断面図である。
【図5】図4に示すC部分を拡大して示す模式図であ
り、従来の警報ブザーと回路基板の取付け構造を示して
いる。
【符号の説明】
1 警報ブザー1 2 ストッパー脚 3 リード保護管 4 回路基板 5 ストッパー脚挿通用孔部 6 リード保護管用孔部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子ブザーをパッケージに内蔵し、下端に
    ストッパー脚と、リードを導出するためのリード保護管
    とを少なくとも設けた警報ブザーを、信号処理部を設け
    た回路基板に取り付け、火災検知部からの検知信号を受
    けたとき、信号処理部で電子ブザーを鳴動する構成とさ
    れた警報ブザー付火災感知器において、 上記回路基板には、 上記警報ブザーのストッパー脚を嵌入突出させるストッ
    パー脚挿入用孔部と、 上記警報ブザーのリード保護管を嵌入突出させるリード
    保護管用孔部を形成してあり、 上記警報ブザーは、そのリード保護管を、上記リード保
    護管用孔部より突出させ、導出させたリードを上記回路
    基板の適所に半田付けするとともに、上記ストッパー脚
    を、上記ストッパー脚挿入孔部より突出させて熱着する
    ことによって取り付けた構造とした警報ブザー付火災感
    知器。
  2. 【請求項2】 上記警報ブザーには回路基板に仮止めす
    るための連結爪が形成されており、上記ストッパー脚に
    代えて、上記連結爪を上記回路基板に対応して形成した
    連結爪挿着孔より突出させて熱着させて取り付けた構造
    とした請求項1に記載の警報ブザー付火災感知器。
  3. 【請求項3】上記警報ブザーの連結爪には、先細状にな
    ったテーパ部を形成した構造とした請求項2に記載の警
    報ブザー付火災感知器。
  4. 【請求項4】火災感知器が周囲環境の煙濃度を検知する
    火災警報を出力する煙火災感知器あるいは、周囲環境の
    温度変化を検知して火災警報を出力する熱火災感知器で
    ある請求項1〜3のいずれかに記載の警報ブザー付火災
    感知器。
JP7184819A 1995-06-27 1995-06-27 警報ブザー付火災感知器 Withdrawn JPH0916870A (ja)

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JP7184819A Withdrawn JPH0916870A (ja) 1995-06-27 1995-06-27 警報ブザー付火災感知器

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JP (1) JPH0916870A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008102865A1 (ja) * 2007-02-23 2008-08-28 Panasonic Electric Works Co., Ltd. 警報装置
JP2008262602A (ja) * 2008-08-01 2008-10-30 Matsushita Electric Works Ltd 住宅用火災警報器

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