JPH09167670A - 端子挿入支援方法及び装置 - Google Patents

端子挿入支援方法及び装置

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JPH09167670A
JPH09167670A JP32912095A JP32912095A JPH09167670A JP H09167670 A JPH09167670 A JP H09167670A JP 32912095 A JP32912095 A JP 32912095A JP 32912095 A JP32912095 A JP 32912095A JP H09167670 A JPH09167670 A JP H09167670A
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肇 瀬戸
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悌二 佐久間
Kazumitsu Fukada
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワイヤーハーネスサブアセンブリを組み立てる
際に、電線の端末に接続された端子を、コネクタハウジ
ングの端子収容孔に人手によって挿入する作業を支援す
る装置を提供する。機械化が困難であって人手により行
われる端子挿入作業を、効率良く且つ誤挿入なく行うこ
とができるように支援すること。 【解決手段】案内溝を有する端子挿入ガイドは、次に端
子が挿入されるべきコネクタハウジングの端子収容孔の
手前の位置に、自動的に順次に移動していく。作業者
は、端子挿入ガイドにより指定される順序で該端子挿入
ガイドを用いて順次に挿入作業を進めていく。 【効果】端子挿入ガイド自身が移動するので、端子を間
違った端子収容孔に挿入してしまうことがなく、効率良
く端子を挿入することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ワイヤーハーネスサブアセン
ブリを組み立てるために、電線端末の端子をコネクタハ
ウジングの対応する端子収容孔に手によって挿入する際
に、この挿入作業を支援する端子挿入支援装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】端子付
き電線をコネクタハウジングに組み付けて仮結束回路
(ワイヤーハーネスサブアセンブリ)を組み立てるべ
く、電線端末の端子をコネクタハウジングの端子収容孔
に挿入する作業は、従来、手作業で行われてきた。近
年、このような作業の効率化を図るために、ロボット等
を用いた端子自動挿入装置が提供されている(特開昭6
3−170874号公報参照)。
【0003】この端子自動挿入装置では、複雑な制御動
作が要求される高価なロボットが必要であり、製造コス
トが高くなっていた。また、上記の端子自動挿入装置
は、一般的な端子付き電線に対しては適用できるが、特
殊な電線(例えばスプライス線、シールド線およびツイ
スト線や、また、平型端子等で特殊な形態やサイズの端
子を持つ電線等)に対しては、適用が非常に困難であっ
た。
【0004】このため、上記の特殊な電線に対しては、
依然として、手作業によって挿入作業を行っているのが
現状であった。しかしながら、手作業では、作業者が端
子を挿入するべき端子収容孔を捜す手間が必要であり、
作業の効率が悪かった。また、端子を間違った端子収容
孔に挿入してしまったりする誤挿入がおきやすかった。
【0005】このような問題を解決するため、各端子収
容孔の貫通奥側にそれぞれ指示ランプを配し、この指示
ランプの点灯を端子収容孔を通して認識させることによ
り、端子を挿入すべき端子収容孔を、作業者に指示する
ようにした、端子挿入支援装置が提供されている(特開
昭63−96818号公報参照)。しかし、この端子挿
入支援装置では、作業者がランプが点灯している端子収
容孔を誤認したり錯覚したりすることがあり、必ずしも
誤挿入を防止できるとは限らなかった。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、機械化が困難であって人手により行われる端子
挿入作業を、効率良く且つ誤挿入なく行うことができる
ように支援する端子挿入支援方法及び装置に関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、 (1) 請求項1に係る発明は、電線の端末に接続された端
子を、コネクタハウジングの所要の端子収容孔に人手に
よって挿入する際に、挿入作業を支援する端子挿入支援
方法において、端子の端子収容孔への挿入を案内する案
内溝を有する端子挿入ガイドを、次に端子が挿入される
べき端子収容孔の手前の位置に、コネクタハウジングに
対して相対的に移動させ、移動させた端子挿入ガイドの
案内溝に沿わせて、人手によって端子を挿入することを
特徴とするものである。
【0008】上記構成では、端子挿入ガイドが、次に端
子が挿入されるべき端子収容孔の手前の位置に順次に自
動的に移動するので、作業者としては、どの端子収容孔
に挿入するべきかを全く考慮することなく、順次に移動
していく端子挿入ガイドを用いて端子を挿入していけば
良い。したがって、機械化が困難であって人手に頼らざ
るを得ない端子挿入作業において、間違った端子収容孔
に挿入してしまうようなことがなく、効率良く、端子を
端子収容孔に挿入することができる。なお、端子挿入ガ
イドを自動的に移動させる手段としては、公知の2軸又
3軸ロボットを用いることができる。 (2) 請求項2に係る発明は、電線の端末に接続された端
子を、コネクタハウジング保持部によって保持されたコ
ネクタハウジングの所要の端子収容孔に人手によって挿
入する際に、挿入作業を支援する端子挿入支援装置にお
いて、上記端子が端子収容孔へ挿入されるのを案内する
案内溝を有する端子挿入ガイドと、この端子挿入ガイド
を、所要の端子収容孔に対応した手前の位置に順次に移
動させることのできるガイド駆動手段と、予め記憶した
内容に基づいて、上記端子挿入ガイドを次に端子が挿入
されるべき端子収容孔の手前の位置に移動させるよう
に、ガイド駆動手段の動作を制御する制御手段とを備え
たことを特徴とするものである。
【0009】上記構成では、端子挿入ガイドが、次に端
子が挿入されるべき端子収容孔の手前の位置に順次に移
動するので、作業者としては、順次に移動した端子挿入
ガイドを用いて端子を端子収容孔に押し込み挿入してゆ
けば良い。間違った端子収容孔に挿入してしまうような
ことがなく、効率良く、端子を端子収容孔に挿入するこ
とができる。 (3) 請求項3に係る発明は、請求項2記載の端子挿入支
援装置において、複数種の電線を種類毎に収容した複数
の電線収容箱と、各電線収容箱に対応して設けられ、作
業者に取り出すべき電線を指示する取出電線指示手段と
をさらに備え、上記制御手段は、予め記憶した内容に基
づいて、次に取り出すべき電線を指示するように、取出
電線指示手段の動作を制御することを特徴とするもので
ある。
【0010】上記構成では、上記の端子挿入ガイドの移
動と並行して、どの電線収容箱から電線を取り出せば良
いかが指示されるので、作業者は、挿入するべき電線を
間違ったりすることがなく、また、より効率良く挿入す
ることができる。 (4) 請求項4に係る発明は、請求項2又は3記載の端子
挿入支援装置において、上記端子挿入ガイドよりもさら
に手前の位置で電線を解除可能にクランプする電線クラ
ンプと、端子収容孔への端子の挿入状態を確認するため
に電線を引っ張るべく、電線をクランプした状態の電線
クランプに所定の後退荷重を負荷するクランプ駆動手段
とをさらに備えたことを特徴とするものである。
【0011】上記構成では、端子を端子収容孔に挿入し
た後に、電線クランプによって電線をクランプして電線
を引っ張ることにより、端子の半挿入等の挿入不良を確
実に検出することができる。 (5) 請求項5に係る発明は、請求項2,3又は4記載の
端子挿入支援装置において、上記端子挿入ガイドの案内
溝は、端子の種類に応じて複数設けられ且つ各案内溝を
択一的に利用可能な状態とするべく複数の姿勢に姿勢変
化可能であり、上記ガイド駆動手段は、上記端子挿入ガ
イドを姿勢変化させる姿勢変化駆動部を含み、上記制御
手段は、予め記憶した内容に基づいて、次に挿入される
端子に適合した案内溝に切り換えさせるべく、上記姿勢
変化駆動部の動作を制御することを特徴とするものであ
る。
【0012】上記構成では、端子挿入ガイドを駆動して
所要の案内溝を用いる姿勢に姿勢変化させることによ
り、次に挿入される端子に対して、端子挿入ガイドを容
易に且つ迅速に適合させることができる。 (6) 請求項6に係る発明は、請求項2,3又は4記載の
端子挿入支援装置において、上記端子挿入ガイドは、相
対変位自在であって互いの間に案内溝を形成可能な一対
の案内溝形成部材からなり、形成された案内溝の導入部
は、挿入方向に向かって幅を狭められており、さらに、
上記案内溝の幅を狭めるように少なくとも一方の案内溝
形成部材を弾力的に付勢する付勢手段が設けられている
ことを特徴とする。
【0013】上記構成では、閉じ付勢された案内溝の導
入部に端子を押し込むと、案内溝の幅が拡げられ、端子
をさらに奥へ導入可能になると共に案内溝の奥部の幅が
端子幅に適合した幅となる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を添付の図面を
参照しつつ説明する。図1、図2及び図3は本発明の一
実施形態に係る端子挿入支援装置の概略平面図、概略正
面図及び概略側面図である。これらの図を参照して、本
端子挿入支援装置は、Y方向に沿って並べられた複数
のコネクタハウジング1を上下位置調整自在に保持する
ためのハウジング側保持機構10と、端子挿入ガイド
20及び電線クランプ30を含む挿入ガイド機構40
を、X方向及びY方向に進退駆動可能に保持する端子側
保持機構50と、ハウジング側保持機構10及び端子
側保持機構50を支持したベース板100とを備えてい
る。なお、図1〜図3において、上下方向をZ方向、端
子の挿入方向をX方向、X方向及びZ方向に直交する方
向であって且つ端子挿入ガイド20が移動する方向をY
方向という。
【0015】上記ハウジング側保持機構10は、 上記ベース100上に固定された側壁11と、 この側壁11にステー12を介して支持された上下に
延びる一対の円筒状の支持棒13と、 これら支持棒13に上下にスライド自在に支持された
Z軸スライダ13aと、 このZ軸スライダ13aに取付板13b,13cを介
して固定されたハウジングホルダ14と、 このハウジングホルダ14を上下に貫通し貫通部分と
ねじ結合したボールねじ15と、 側壁11に固定され上記ボールねじ15を駆動してハ
ウジングホルダ14を上下方向に位置調整するモータ1
6と、 上記支持棒13を把持することにより、コネクタハウ
ジング1をハウジングホルダ14に脱着操作するための
ロックレバー18とを備えている。
【0016】上記ハウジングホルダ14は、Y軸方向に
延びる長尺の部材からなり、コネクタハウジング1の複
数の形状に対応した保持凹部14aを備えており、この
保持凹部14aに挿入されたコネクタハウジング1を保
持する。19は、取付板13bを介してハウジングホル
ダ14を固定するためのシリンダである。ロックレバー
18を操作すると、ロッド18aを介して複数の可動部
18bが一体的に駆動され、対応する固定部18cとの
間にそれぞれコネクタハウジング1を保持したり、保持
を解除したりするようになっている。
【0017】また、上記端子側保持機構50は、 1)上記ベース100に固定されY方向に所定距離離間
した一対の支持壁51と、 2)これら支持壁51間に架設され、Y軸スライダ52
を貫通してこれをY方向に進退自在に支持するボールね
じ53と、 3)一方の支持壁51に固定され上記ボールねじ53を
駆動するモータ54と、 4)上記Y軸スライダ52上にX方向に所定距離離間し
て固定された一対の支持壁55と、 5)これら支持壁55間に架設された支持棒56によっ
てX方向にスライド自在に支持されたX軸スライダ57
と、 6)このX軸スライダ57と一方の支持壁55との間に
介在し上記X軸スライダ57をX方向に進退駆動するエ
アシリンダ58と、 7)上記X軸スライダ57上に固定された支持板59
と、 8)この支持板59上に固定された支持台60と、 9)この支持台60上に回転自在に支持された上記端子
挿入ガイド20と、 10)この端子挿入ガイド20の回転位置を調整するモー
タ61と、 11)上記支持板59に固定された上記電線クランプ30
とを備えている。
【0018】図1を参照して、ベース板100の近傍位
置に、操作盤80Aが配置されており、この操作盤80
Aには、組み立てようとするワイヤーハーネスサブアセ
ンブリの部品番号を設定するための部番設定SW83
と、一つの端子の挿入動作が終了する毎に作業者が押す
ことにより組立ステップを次に進めるためのステップS
W84が配置されている。また、操作盤80Aの近傍位
置には、後述する電線収容箱70(図4参照)や模式図
板72(図5参照)も配置されている。
【0019】図8を参照して、上記端子挿入ガイド20
は、円筒体からなり、その上面の円周等配に、放射方向
に突出する状態で複数の案内溝21,22,23を形成
している。図2及び図3を参照して、端子挿入ガイド2
0は、支持台60の下方にある被動ギア62と一体回転
可能に連結されており、モータ61の回転軸に直結され
た駆動ギア63によって中間ギア64及び上記被動ギア
62を介して回転駆動され、その回転位置が調整され
る。そして、上記案内溝21〜23は、端子挿入ガイド
20の回転位置に応じて、所要のもののみが、X軸方向
に沿い且つコネクタハウジング1の端子収容孔の直前位
置まで達する状態となる。作業者は、図8に示すように
手に持った端子を、X軸方向に沿わされた案内溝21
(22又は23)に導入し、この案内溝に沿わせて滑ら
すようにして押し込むことにより、対応する端子収容孔
内へ端子を挿入する。
【0020】上記電線クランプ30は、開閉自在な一対
のクランプ爪31を有している。これらのクランプ爪3
1は図示しないエアシリンダによって駆動されて開閉さ
れる。一方、図4を参照して、端子付き電線2は、種類
毎に、電線収容箱70に収容されている。各電線収容箱
70は、溝形状をしており上方及び前方に開放してお
り、横並びに連結されている。各電線収容箱70の前面
下部には、作業者に取り出すべき電線を指示するための
取出電線指示手段としての指示ランプ71が設けられて
おり、作業者は、指示ランプ71が点灯している電線収
容箱70から電線を取り出すようになっている。
【0021】また、図5は、電線収容箱70から取り出
された電線がスプライス線の場合に、該スプライス線に
含まれる複数の端子のうち、どの端子を挿入すべきかを
表示して、作業者に知らせるための模式図板72を示し
ている。この模式図板72では、スプライス線3が模式
的に表示されており、表示されたスプライス線3に含ま
れる複数の分岐線の端末の端子に対応する位置に、それ
ぞれ指示ランプ73が取りつけられている。また、スプ
ライス線3の長短に応じてこれを指示する長短指示ラン
プ74が取りつけられている。
【0022】図6は本支援装置の動作の制御を司る部分
に関しての電気的概略構成を示すブロック図である。同
図を参照して、制御部80には、ワイヤーハーネスサブ
アセンブリの部品番号に対応して組立内容及び組立順序
等のデータや動作プログラム等が記憶されたROM81
と、プログラムのワークエリアとして利用されるRAM
82と、作業者が部品番号を入力設定するための部番設
定スイッチ83と、作業者が一つの端子の挿入を終える
毎に押すステップSW84と、端子の抜け検査時に端子
抜けを検知する抜け検知スイッチ93が接続されてい
る。
【0023】また、制御部80には、各指示ランプ7
1,73の点灯、消滅をそれぞれ切り換えるためのスイ
ッチ類85,86と、コネクタハウジング1の上下位
置調整のためのモータ16を駆動するための駆動回路8
8と、端子挿入機構のY軸方向位置を調整するめのモ
ータ54を駆動するための駆動回路89と、端子挿入
機構のX軸方向位置を調整し又電線クランプ30による
引っ張り動作をさせるためのエアシリンダ58へのエア
供給を切り換える電磁弁90と、端子挿入ガイド20
の回転位置を調整するためのモータ61を駆動するため
の駆動回路91と、電線クランプ30を開閉動作させ
るエアシリンダへのエア供給を切り換える電磁弁92と
が接続されている。
【0024】図7は本支援装置の制御動作を示すフロー
チャートである。また、図8及び図9は本支援装置を用
いた端子挿入動作を順次に示す斜視図である。これらの
図を参照して、動作手順について説明する。まず、作業
者が部番設定スイッチ83を用いて、組み立てようとす
るワイヤーハーネスサブアセンブリの部品番号を入力す
ると(ステップS1)、これに応じた組立内容や組立順
序等のデータが読み出され(ステップS2)、読みだし
たデータに基づいて、まず、組立ステップn=1が設定
される(ステップS3)。
【0025】次いで、所要の指示ランプ71,73のみ
が点灯されて(ステップS4)、作業者に取り出すべき
電線等を指示し、また、端子挿入ガイド20が回転位置
調整されて所要の案内溝21〜23に設定される(ステ
ップS5)。さらに、コネクタハウジング1と挿入ガイ
ド機構40の相対位置が調整される(ステップS6)。
具体的には、Z軸方向はハウジング側保持機構10側で
調整され、X軸方向位置及びY軸方向位置は、端子保持
機構側50で調整される。
【0026】このようにして準備が整った状態で、指示
された電線収容箱70から電線を取り出し、図8(a)
に示すように、端子挿入ガイド20の案内溝に沿わせ
て、図8(b)に示すように指で端子の後縁を押して端
子を端子収容孔に挿入する(ステップS7)。このと
き、電線クランプ30はまだ開放されており、端子挿入
の邪魔をしないようになっている。
【0027】挿入が終了した作業者が、ステップSWを
押すと(ステップS8)、これに応じて、図9(a)に
示すように電線クランプ30が閉じて電線をクランプし
た後、図9(b)に示すように電線の抜け方向に所定の
引っ張り荷重を負荷することにより、抜け検査が行わ
れ、抜け検知スイッチ93のオンオフに基づいて合否が
判定される(ステップS9,S10)。
【0028】端子が半嵌合等の挿入不良である場合は、
上記の引っ張り荷重によって、端子が抜け、このため、
X軸スライダ57が抜け検知スイッチ93をオンにさ
せ、不合格となる。作業者は、再試行することになる
(ステップS11,S7,…)。一方、検知スイッチ9
3がオンにならず、抜け検査が合格である場合には、電
線クランプ30が開放されると共に、最終組立ステップ
に到達していないことを条件として次の組立ステップに
自動的に進むことになる(ステップS11〜S14,S
4,…)。
【0029】以上のように、本実施形態によれば、端子
挿入ガイド20が、次に端子2aが挿入されるべき端子
収容孔1aの手前位置に順次に移動していくので、作業
者としては、この端子挿入ガイド20によって指定され
る順序で順次に挿入作業をしてゆけば良い。したがっ
て、機械化が困難であって人手に頼らざるを得ない端子
挿入作業において、端子2aを、間違った端子収容孔1
aに挿入してしまうという誤挿入の発生を確実に防止す
ることができ、且つ効率良く端子2aを挿入することが
できる。
【0030】また、どの電線収容箱70から端子付き電
線2を取り出せば良いかが指示されるので、作業者は、
より効率良く端子を挿入することができ、また、挿入す
るべき端子付き電線2を間違ったりすることがなくな
る。さらに、端子2aを端子収容孔1aに挿入した後
に、電線クランプ30によって電線2をクランプして電
線を引っ張ることにより、端子2aの半挿入等の挿入不
良を確実に検出することができる。
【0031】特に、端子挿入ガイド20を駆動して一の
案内溝21〜23に姿勢変化させることにより、端子挿
入ガイド20が、次に挿入される端子2aに容易に且つ
迅速に適合される。したがって、挿入作業をより効率化
することができる。図10は本発明の他の実施形態を示
している。本実施形態が図1の実施形態と異なるのは、
図1の実施形態では、端子挿入ガイド20が回転位置の
調整により案内溝を切り換えるものであったが、本実施
形態では、種々の幅の案内溝4aをそれぞれ形成したカ
ートリッジガイド4を適宜に交換するようにした。図1
0は何れのカートリッジガイド4を使用するべきかを表
示して、作業者に知らせるためのカートリッジ指示部7
4である。このカートリッジ指示部74には、複数種の
カートリッジガイド4が横並びに配置されており、各カ
ートリッジガイド4の前面に指示ランプ75が取りつけ
られている。
【0032】図11は本発明のさらに他の実施形態を示
している。同図を参照して、本実施形態が図1の実施形
態と主に異なるのは、 1)図1の実施形態では、コネクタハウジング1と挿入
ガイド機構40の相対位置の調整を、ハウジング側保持
機構10と端子側保持機構50で分担して行ったが、本
実施形態では、端子側保持機構50Aのみで行うように
したこと、 2)図1の実施形態では、端子挿入ガイド20が複数の
案内溝21〜23を備えており、これを選択するように
していたが、本実施形態では、案内溝220が、端子挿
入ガイド20Aを構成する一対の案内溝形成部材20
1,202によって形成されるようになっており、これ
ら案内溝形成部材201,202の相互移動によって案
内溝220の幅を設定するようにしたこと、および 3)図1の実施形態では、コネクタハウジング1の前面
(端子収容孔1aが開口する面)が鉛直面になるように
していたが、本実施形態では、上向きに傾斜した傾斜面
になるようにし、作業者の顔の側に向くようにしたこと
である。
【0033】本支援装置は、上向きに傾斜したベース板
100と、ベース板100の下部に配置されたハウジン
グ側保持機構10Aと、ベース板100の上部に配置さ
れた端子側保持機構50Aとを備えている。ベース板1
00の側方位置には、図1の実施形態と同様の操作盤8
0Aが設置されている。ハウジング側保持機構10A
は、直方体形状のブロック体からなるハウジングホルダ
14Aからなり、このハウジング14Aには複数のコネ
クタハウジングを保持するための保持凹部が設けられて
いる。このハウジングホルダ14Aはベース100に対
して不動状にコネクタハウジング1を保持する。
【0034】端子側保持機構50Aは、前記した図1の
実施形態と同様の公知の3軸移動機構からなり、ベース
板100に平行な縦方向であるX方向に沿ってスライド
移動するX軸スライダ101、ベース板100に平行な
横方向であるY軸方向に沿ってスライド移動するY軸ス
ライダ102、ベース板100に直交する方向(端子の
挿入方向)に沿ってスライド移動するZ軸スライダ10
3とを備えている。
【0035】さらに、Z軸スライダ103には、端子挿
入ガイド20Aが一体移動可能に設けられ、また、X軸
方向に平行なX1軸方向にスライド移動自在なX1軸ス
ライダ104が設けられいる。このX1軸スライダ10
4に、上記した電線クランプ30Aが装備されている。
次いで、端子挿入ガイド20Aを用いた端子の挿入工程
を側面から示す図12、端子挿入ガイド20Aを構成す
る一対の案内溝形成部材201,202を作動させる機
構の原理図である図13、及び端子挿入ガイド20Aの
要部の斜視図である図14を参照して、端子挿入ガイド
20Aについて説明する。
【0036】図13を参照して、上記一対の案内溝形成
部材201,202は、支持体としてのX軸スライダ1
04に対してY方向に進退できる状態で支持されてお
り、同じピニオンギア204に噛み合うラック205,
206とそれぞれ一体移動できにようになっており、両
案内溝形成部材201,202が開閉動作したときに、
両者201,202間のセンタ位置Cが一定位置に保た
れるようになっている。即ち、案内溝220のセンタ位
置が常に一定に保たれるようになっている。
【0037】一方の案内溝形成部材201,202は、
両者201,201間の間隔を狭める方向に付勢する圧
縮コイルばね207によって閉じ方向に付勢されてい
る。また、一方の案内溝形成部材201を押すことによ
り、両案内溝形成部材201,202を開放させるエア
シリンダ208が設けられている。また、図14を参照
して、案内溝220を形成する両側壁209,210
は、案内溝220の導入部分221の幅が挿入方向にい
くにしたがって次第に狭くなるように構成されており、
導入部分221よりも先の部分は平行壁222,223
となっている。通常は、エアシリンダ208のロッドの
伸長により図14(a)に示すように、案内溝220が
大きく開放されているが、端子挿入時には、図14
(b)に示すように、圧縮コイルばね207によって付
勢された両案内溝形成部材201,202が、互いに近
接し、端子2aのセンタ位置を一定とした状態で弾力的
に端子2aに接触する。
【0038】本実施形態の操作手順について下記に説明
する。 1)各軸スライダ101〜104が所定位置に移動され
端子挿入ガイド20Aが所要の位置へ移動される。 2)両案内溝形成部材201,202を開放させている
エアシリンダ208が減圧され、両案内溝形成部材20
1,202が閉じる。 3)手でつかんだ端子を案内溝220にセットし、案内
溝220に沿って端子を押し込むと案内溝220が適度
に開く。 4)さらに端子を押し込んで端子収容孔1aに挿入す
る。 5)端子から手を離して、ステップSW84を押す。 6)図12を参照して、開放状態の電線クランプ30A
が降下した後、閉じて電線2をクランプする。 7)電線クランプ30AがZ軸スライダ103の上昇さ
れ抜け検査が行われる。 8)検査合格なら、電線クランプ30Aが開放し電線2
を離す。 9)エアシリンダ208にエア供給され、案内溝220
が全開する。 10)端子挿入ガイド20AがX軸方向に沿って上昇退
避する。 11)案内溝220を閉じ、端子挿入ガイド20Aが次
の端子挿入位置へ移動される。
【0039】本実施形態によれば、図1の実施形態と同
様の作用効果を奏することに加えて、案内溝220の幅
を、挿入される端子に応じて自動的に調整でき、且つこ
れを機械式による簡単な構造にて実現できる。しかも、
挿入幅を無段階に調整でき、汎用性が高い。なお、本実
施形態において、案内溝形成部材201,202の少な
くとも一方を板ばねで構成することにより、上記圧縮コ
イルばね207を廃止することもでき、この場合を構造
を簡素化することができる。
【0040】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲で種々の変更を施すこと
ができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1又は2に係る発明では、端子挿
入ガイドが、次に端子が挿入されるべき端子収容孔の手
前位置に順次に自動的に移動していくので、作業者とし
ては、この端子挿入ガイドによって指定される順序で順
次に挿入作業をしてゆけば良い。したがって、機械化が
困難であって人手に頼らざるを得ない端子挿入作業にお
いて、効率良く端子を挿入することができると共に、端
子を間違った端子収容孔に挿入してしまうという誤挿入
の発生を確実に防止することができる。
【0042】請求項3に係る発明では、どの電線収容箱
から端子付き電線を取り出せば良いかが指示されるの
で、作業者は、より効率良く端子を挿入することがで
き、また、挿入するべき端子付き電線を間違ったりする
ことがなくなる。請求項4に係る発明では、端子を端子
収容孔に挿入した後に、電線クランプによって電線をク
ランプして電線を引っ張ることにより、端子の半挿入等
の挿入不良を確実に検出することができる。
【0043】請求項5に係る発明では、端子挿入ガイド
を駆動して一の案内路に姿勢変化させることにより、端
子挿入ガイドが、次に挿入される端子に容易に且つ迅速
に適合される。したがって、挿入作業をより効率化する
ことができる。請求項6に係る発明では、案内溝の幅
を、挿入される端子に応じて自動的に調整でき、且つこ
れを機械式による簡単な構造にて実現できる。しかも、
挿入幅を無段階に調整でき、汎用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る端子挿入支援装置の
概略平面図である。
【図2】端子挿入支援装置の概略正面図である。
【図3】端子挿入支援装置の概略側面図である。
【図4】電線収容箱の斜視図である。
【図5】模式図板の正面図である。
【図6】本支援装置の電気的概略構成を示すブロック図
である。
【図7】本支援装置の制御の流れを示すフローチャート
である。
【図8】(a)及び(b)は端子挿入動作の工程を順次
に示す斜視図である。
【図9】(a)及び(b)は抜け検査の工程を順次に示
す斜視図である。
【図10】本発明の他の実施形態に係るカートリッジ指
示部の斜視図である。
【図11】本発明のさらに他の実施形態に係る端子挿入
支援装置の概略斜視図である。
【図12】図11の実施形態において端子挿入過程を示
す端子挿入支援装置の要部の側面図である。
【図13】図11の実施形態において端子挿入ガイドの
動作原理を示す概略図である。
【図14】図11の実施形態において端子挿入ガイドの
概略構成を示す斜視図であり、((a)は開放状態、
(b)は閉じ状態を示している。
【符号の説明】
1 コネクタハウジング 1a 端子収容孔 2 電線 2a 端子 3 スプライス線 4 カートリッジガイド 4a 案内溝 14,14A ハウジングホルダ 20,20A 端子挿入ガイド 21,22,23 案内溝 30,30A 電線クランプ 16,54 モータ(駆動手段) 58 エアシリンダ(クランプ駆動手段) 61 モータ(姿勢変化駆動部) 70 電線収容箱 71 指示ランプ(取出電線指示手段) 72 模式図板 73,75 指示ランプ 74 カートリッジ指示部 80 制御部 80A 操作盤 83 部番設定SW 84 ステップSW 201,202 案内溝形成部材 207 圧縮コイルばね(付勢手段) 220 案内溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深田 一光 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電線の端末に接続された端子を、コネクタ
    ハウジングの所要の端子収容孔に人手によって挿入する
    際に、挿入作業を支援する端子挿入支援方法において、 端子の端子収容孔への挿入を案内する案内溝を有する端
    子挿入ガイドを、次に端子が挿入されるべき端子収容孔
    の手前の位置に、コネクタハウジングに対して相対的に
    自動的に移動させ、 移動させた端子挿入ガイドの案内溝に沿わせて、人手に
    よって端子を挿入することを特徴とする端子挿入支援方
    法。
  2. 【請求項2】電線の端末に接続された端子を、コネクタ
    ハウジング保持部によって保持されたコネクタハウジン
    グの所要の端子収容孔に人手によって挿入する際に、挿
    入作業を支援する端子挿入支援装置において、 上記端子が端子収容孔へ挿入されるのを案内する案内溝
    を有する端子挿入ガイドと、 この端子挿入ガイドを、所要の端子収容孔に対応した手
    前の位置に順次に移動させることのできるガイド駆動手
    段と、 予め記憶した内容に基づいて、上記端子挿入ガイドを次
    に端子が挿入されるべき端子収容孔の手前の位置に移動
    させるように、ガイド駆動手段の動作を制御する制御手
    段とを備えたことを特徴とする端子挿入支援装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の端子挿入支援装置におい
    て、 複数種の電線を種類毎に収容した複数の電線収容箱と、 各電線収容箱に対応して設けられ、作業者に取り出すべ
    き電線を指示する取出電線指示手段とをさらに備え、 上記制御手段は、予め記憶した内容に基づいて、次に取
    り出すべき電線を指示するように、取出電線指示手段の
    動作を制御することを特徴とする。
  4. 【請求項4】請求項2又は3記載の端子挿入支援装置に
    おいて、 上記端子挿入ガイドよりもさらに手前の位置で電線を解
    除可能にクランプする電線クランプと、 端子収容孔への端子の挿入状態を確認するために電線を
    引っ張るべく、電線をクランプした状態の電線クランプ
    に所定の後退荷重を負荷するクランプ駆動手段とをさら
    に備えたことを特徴とする。
  5. 【請求項5】請求項2,3又は4記載の端子挿入支援装
    置において、 上記端子挿入ガイドの案内溝は、端子の種類に応じて複
    数設けられ且つ各案内溝を択一的に利用可能な状態とす
    るべく複数の姿勢に姿勢変化可能であり、 上記ガイド駆動手段は、上記端子挿入ガイドを姿勢変化
    させる姿勢変化駆動部を含み、 上記制御手段は、予め記憶した内容に基づいて、次に挿
    入される端子に適合した案内溝に切り換えさせるべく、
    上記姿勢変化駆動部の動作を制御することを特徴とす
    る。
  6. 【請求項6】請求項2,3又は4記載の端子挿入支援装
    置において、 上記端子挿入ガイドは、相対変位自在であって互いの間
    に案内溝を形成可能な一対の案内溝形成部材からなり、
    形成された案内溝の導入部は、挿入方向に向かって幅を
    狭められており、さらに、上記案内溝の幅を狭めるよう
    に少なくとも一方の案内溝形成部材を弾力的に付勢する
    付勢手段が設けられていることを特徴とする。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6993833B2 (en) 2003-01-14 2006-02-07 Yazaki Corporation Apparatus for manufacturing sub-harness
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