JPH09167101A - プログラムの実行制御方法および通信制御方法ならびに情報処理システム - Google Patents

プログラムの実行制御方法および通信制御方法ならびに情報処理システム

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JPH09167101A
JPH09167101A JP7329000A JP32900095A JPH09167101A JP H09167101 A JPH09167101 A JP H09167101A JP 7329000 A JP7329000 A JP 7329000A JP 32900095 A JP32900095 A JP 32900095A JP H09167101 A JPH09167101 A JP H09167101A
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business
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Application number
JP7329000A
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English (en)
Inventor
Hideki Sotooka
秀樹 外岡
Hiroshi Wataya
洋 綿谷
Yoshiaki Adachi
芳昭 足達
Megumi Nagasu
めぐみ 長洲
Shinichi Sato
慎一 佐藤
Tamio Iizuka
民生 飯塚
Takayoshi Ueno
貴善 上野
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のノードで業務を分担を行ない、効率的に
業務の遂行を行なう手段を実現すること。 【解決手段】複数種類用意しておいた、処理すべき業務
内容に対応する業務プログラムの実行を、複数のノード
で行なわせる方法である。まず、業務プログラム毎に、
自プログラムの実行を行なわせる対象とするノードと、
ノード毎の優先順位とを定義した、業務パターンを複数
種類用意し、さらに、時間変化に応じて、採用する業務
パターンを定義した、業務パターン制御データを用意し
ておく。そして、業務パターン制御データを参照して、
業務パターンを把握し、各業務プログラムの実行を、前
記優先順位を参照して求めたノードに行なわせるプログ
ラムの実行制御方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のノードで業
務を分担を行ない業務の遂行を行なう手段に係り特に、
主系ノードが業務実行を行なえなくなった場合でも、従
系ノードに業務の引継ぎを行なわせて業務遂行を行なわ
せるのに好適な手段に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、広域ネットワークに接続され、多
量な情報の処理等を行なうために、24時間連続稼動可
能な、いわゆる無停止型システムが求められている。こ
のシステムでは、保守業務を行なうときにはもちろんの
こと、オンライン中の業務プログラムに異常が発生した
場合においても、業務処理を中断することなく、業務を
遂行することが要求されており、ノードや業務プログラ
ムを冗長化構成して、これに対処するのが一般的な手法
である。
【0003】このような冗長化を行なうための代表的手
法として、「主系/待機系ノード」を用いた、ホットス
タンバイ方法や、他ノードの処理を自ノードが引き継ぐ
ようにする処理制御方法が提案されている。
【0004】一般に、前者は、主系処理ノードと待機系
ノード間において、系の切替え処理を容易に行なえるよ
うに、両系のハードウエア構成、ソフトウエア構成を同
一にしておく。そして、通常、主系ノードが業務処理を
行い、待機系ノードは、主系ノードの稼働状態を監視
し、主系ノードに異常が発生したと判断した場合には、
系の切替え処理が行なわれ、待機系ノードが、主系ノー
ドが行なっていた全処理を引き継ぐものである。
【0005】一方、後者の方法は、専用のハードウエア
を使用せずに、運転中のノード間で、プログラムのバッ
クアップを行なう方法であるといえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したホ
ットスタンバイ方法によれば、両系が処理する業務が固
定的になっており、システム規模の拡張や、システム機
能の追加/変更に、柔軟に対処できないばかりか、待機
系ノードの設置や、系の切替え処理を行なうハードウエ
アを備えるため、システムコストが著しく高くなってい
た。
【0007】また、他ノードの処理を自ノードが引き継
ぐようにする処理制御方法を採用すれば、処理プログラ
ムと処理ノードとの関係を固定的にしなくてもよく、コ
ストパフォーマンスに優れたシステムを提供できるが以
下のような課題が存在する。
【0008】即ち、どの業務をどのように分担するかを
定めるパラメータやノード間での通信処理を行なう際の
通信プロトコル等のパラメータを設定するための、処理
プログラムを作成するには、プログラムの大幅な変更を
余儀なくされていた。例えば、通信相手ノードの追加、
変更時等には、通信プログラムの改造が必要となり、シ
ステムの仕様変更に対する柔軟性に欠けていた。
【0009】また、システムの大規模化に伴う通信パス
の増大により、プログラムの修正ミス等が発生しやす
く、ソフトウエアの作成工数が非常に大きい点で問題が
ある。
【0010】そこで、本発明の目的は、業務分担や通信
属性の変更を容易に行なえる手段、特に、異常発生によ
り、主系/待機系間で業務引継ぎを行なわせるのに好適
な手段を、ハードウエア物量を増加させずに実現するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し、本発
明の目的を達成するために、以下の手段がある。
【0012】即ち、複数種類用意しておいた、処理すべ
き業務内容に対応する業務プログラムの実行を、複数の
ノードで行なわせる方法であって、業務プログラム毎
に、自プログラムの実行を行なわせる対象とするノード
と、ノード毎の優先順位とを定義した、業務パターンを
複数種類用意する。そして、さらに、時間変化に応じ
て、採用する業務パターンを定義した、業務パターン制
御データを用意しておき、業務パターン制御データを参
照して、業務パターンを把握し、各業務プログラムの実
行を、前記優先順位を参照して求めたノードに行なわせ
るプログラムの実行制御方法である。
【0013】また、本発明の他の態様として、複数のノ
ード間で情報の通信制御を行なう方法であって、通信制
御を行なうための通信属性情報を複数種類用意し、業務
の内容に対応する業務プログラム毎に、採用する通信属
性情報を定義した、通信属性対応パターンを複数種類用
意し、さらに、時間変化に応じて、採用する通信属性対
応パターンを定義した、通信属性パターン制御データを
用意しておき、通信属性パターン制御データを参照し
て、通信属性情報を把握し、各業務プログラムに対する
通信処理を、該通信属性情報を参照して行なう通信制御
方法がある。
【0014】さらに、複数のノード間で情報の通信を行
ないながら、処理すべき業務内容に対応する業務プログ
ラムの実行を、複数のノードで行なわせる方法であっ
て、業務プログラム毎に、主系ノードと、従系ノードを
定めておき、さらに、業務プログラム毎に、時間変化に
応じて、採用する通信属性を定めておく。そして、主系
ノードが、ある業務プログラムの実行を行なえない状態
になった場合、当該業務プログラムに対応する通信属性
を従系ノードへ転送するとともに、当該業務プログラム
の実行の引き継ぎを、転送された通信属性を参照して、
従系ノードに行なわせる、プログラムの実行制御方法で
ある。
【0015】また、本発明の他の態様によれば、以下に
示すシステムが提供される。
【0016】即ち、主系ノードおよび従系ノードを少な
くとも含み、主系、従系ノード間で情報の通信を行ない
ながら、処理すべき業務内容に対応する業務プログラム
の実行を行なうシステムであって、各ノードは、業務プ
ログラム毎に、主系ノードと、従系ノードを定めておく
手段と、業務プログラム毎に、時間変化に応じて、採用
する通信属性を記憶しておく手段と、業務プログラムの
実行および通信処理を少なくとも行なう処理手段を備え
る。
【0017】さらに、主系ノードは、ある業務プログラ
ムの実行を行なえない状態になった場合、当該業務プロ
グラムに対応する通信属性、および、当該業務プログラ
ムの実行遂行のための情報を従系ノードへ転送する手段
を有し、また、従系ノードは、主系ノードが転送した情
報を受信し、受信情報に基づいて、業務プログラムの実
行の引き継ぎを行なう手段を有する、情報処理システム
である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ説明する。
【0019】図1に、複数のノードを有して構成される
システムの構成図を示す。
【0020】ノード101、102、103の各ノード
は、相互間で必要なデータを通信可能に構成されてい
る。システム構成に用いるノードの数は、制限されな
い。
【0021】各ノードは、CPU(中央処理装置)、メ
モリ、入出力装置、記憶装置、通信インターフェイス等
を有する、1台の計算機で実現可能である。
【0022】また、各ノードは、後に説明する通信属性
情報、処理業務情報等の各種の情報を記憶するために、
磁気ディスク等の外部記憶装置121、122、123
を備えている。各ノードは、自身の外部記憶装置に対し
て、必要な情報のセーブ、ロードを行なう。
【0023】また、ノード相互間でのデータ通信を可能
とするために、各ノードは、通信回線であるLAN11
1、112に接続されている。通信処理の高信頼性を実
現するため、LANは、LAN111およびLAN11
2によって、2重化されている。
【0024】また、各ノーが接続されたLAN111、
112には、大量のデータを高速に通信可能とするため
に、FDDI113が用いられている。
【0025】なお、後に説明するが、ある業務プログラ
ムを実行する場合を想定したとき、あるノードが主系ノ
ード、他の、あるノードが従系ノードとなるように、シ
ステムが動作する。
【0026】以上が、システム構成の概要である。
【0027】次に、図2に、ノード101内の機能ブロ
ックを中心とした、構成図を示す。即ち、図2は、ノー
ドの主記憶上に格納されるプログラムやデータ等の示す
説明図である。なお、他のノードも、同様な機能ブロッ
ク構成を有する。
【0028】また、ノード内には、図示はしないが、時
刻を情報を得るための時計が設けられており、各プログ
ラムは、必要な場合に、時計が出力する時刻情報を参照
して、所定の処理を行なうように構成されている。
【0029】ノード101内には、所定の処理を行なう
ための業務プログラム210、211、212と、業務
プログラムからの送受信要求を受け、自他ノードと通信
を行う通信処理部222と、業務プログラムで使用する
通信相手ノードとの、通信プロトコルやパラメータ等の
通信属性を、業務プログラムから分離しオブジェクト化
した通信属性情報233と、自ノードで処理を行う業務
が登録されている複数の処理業務パターン231と、各
業務プログラムで使用する通信属性の対応パターンが登
録されている通信属性対応パターン232と、処理業務
パターン231と通信属性対応パターン232のうち、
いずれのパターンを選択するかを制御するデータである
パターン制御データ230と、制御情報を定義するため
の制御データ定義部223と、パターン制御データ23
0に従って、業務プログラムを起動する等の、業務プロ
グラム実行のスケジューリングを行なう機能や通信属性
情報233の変更機能を有するパターン制御部221
と、前記スケジューリングに従って、業務プログラムの
起動、実行、停止等を行なう機能や図示しない待機系業
務プログラムの起動等を行なう機能を有する業務状態管
理部220と、が少なくとも存在する。
【0030】さらに、ノード101の外部記憶装置12
1には、、処理業務パタン241、通信属性対応パター
ン242と、通信属性情報243と、パターン制御デー
タ244とが、ファイルとして保存されている。
【0031】外部記憶装置121に保存されているこれ
らの情報は、ノードの停止により主記憶上の情報が消失
された場合を想定してバックアップされているものであ
り、ノードの立ち上げ時には、外部記憶装置121に保
存されている情報を、主記憶上にロードするように構成
しておけば良い。なお、外部記憶装置121に情報を記
憶する際にも、常に、最新のものを保存するように、保
存情報の更新を行なうようにしておけば良い。
【0032】さて、業務プログラム210〜212は、
高信頼性を維持するために冗長化されており、システム
を構成する各ノードは、自ノードで行なう処理に対応す
る業務プログラムを、行なう処理の種類だけ備えてい
る。即ち、各ノードは、行なう処理の種類に対応する業
務プログラムを備えており、また、各業務プログラム
は、冗長化の数だけ、存在する。
【0033】処理業務パターン231には、各業務プロ
グラムに対応する処理のトランザクション数や負荷量を
考慮して、業務プログラムを実行するための、各種の実
行パターンが登録されている。さらに、処理業務パター
ン231には、他のノードが処理を行なっている際に異
常が発生した場合、いずれかのノードで、当該処理を引
き続き行なうかを定める業務バックアップ情報も登録さ
れている。
【0034】通信属性対応パターン232には、業務プ
ログラムごとに使用する通信属性情報233が登録され
ている。通信属性情報233には、通信プロトコルや通
信相手ノード等の情報である通信属性が登録されてい
る。
【0035】パターン制御データ230は、処理業務パ
ターン231や通信属性対応パターン232に登録され
ているパターンを選択する制御動作を行うための制御デ
ータであり、時刻情報と採用するパターンとを対応させ
て組み合わせたデータ、即ち、時間にしたがって、どの
ようなパターンを使用するかを定めるデータである。
【0036】パターン制御部221は、パターン制御デ
ータ230を参照して、時刻にしたがった処理業務パタ
ーン231を選択する。また、業務状態管理部220
は、選択された処理業務パターン231に登録されてい
る業務プログラムを、起動/停止することによって、ノ
ード内での業務プログラムを、スケジュール通りに切替
ながら実行する。
【0037】また、通信属性情報233の計画的変更に
ついては、業務プログラムの実行時に、送受信要求が発
生した際、通信処理部222が、パターン制御データ2
30にしたがって通信属性対応パターン232を決定
し、決定された通信属性パターンに登録されている通信
属性情報を採用していくことにより可能となる。
【0038】これらのパターン制御データ230、処理
業務パターン231、通信属性対応パターン232、お
よび、通信属性情報233の登録内容は、制御データ定
義部223を起動することによって定義することがで
き、このような起動は、所定の業務プログラムを実行さ
せることによって行なわれる。なお、実際の定義操作
は、図示しない表示装置に表示された登録内容を見なが
ら、キーボード、マウス等の入力装置によって登録内容
の変更が可能なように、マンマシンインターフェイスを
設けておけば良い。もちろん、登録内容を保存したフロ
ッピーディスク等の記憶媒体を外部記憶装置に装着可能
にしておき、ノードが、記憶媒体の記憶内容を参照し
て、自動的に、パターン制御データ230、処理業務パ
ターン231、通信属性対応パターン232、および、
通信属性情報233の登録内容を変更処理するように構
成しておくのも好ましい。
【0039】図3に、処理業務パターンの具体例を示
す。
【0040】処理業務パターン231は、ノード内で行
なわれる処理に対する業務パターンの組み合わせで構成
される。図3には、パターン番号1からパターン番号X
まで、各種の処理業務パターンが示されている。システ
ムを構成する各ノードは、通常、複数種類の処理業務パ
ターン231を備えている。
【0041】1つの処理業務パターン231は、複数の
業務(図の例では、「業務1」から「業務N」)の各々
に対して、処理定義301と処理優先定義302のデー
タが設定されている。処理定義では、各業務プログラム
を実行するか否かを定義するフラグが設定されている。
図では、業務プログラムを実行する場合には、「〇」を
示し、実行しない場合には「×」を示している。
【0042】処理優先定義302は、あるノードが、業
務プログラムを、主系ノードとして実行するか(「1」
で示す)、または、従系ノードとして実行するか(「2
〜M」で示す)を示すデータである。
【0043】あるノードが、業務プログラムを、主系ノ
ードとして実行する場合には、業務プログラムを通常の
処理として扱えば良い。一方、あるノードが、業務プロ
グラムを、従系ノードとして実行する場合には、既に、
他のノードが主系として動作しているため、待機状態に
ある。そして、主系として動作している他のノードに障
害等が発生した場合、従系ノードがこれを検出して、自
動的に処理の引継ぎを行なう。このような2重系動作を
行なわせる対象とする業務プログラムは、主系側および
従系側に備えておく必要があり、その主従関係を、処理
優先度定義で定義した処理業務パターンも、主系側およ
び従系側に備えておく必要がある。
【0044】なお、従系ノードとして実行するかを定義
した処理優先度定義「2〜M」において、数が多いほど
優先度が小さいことを示している。
【0045】このように、1つの主系ノードに対して、
従系ノードが複数存在するようにシステム構成してお
き、順次、正常なノードに業務の実行が引き継がれるよ
うにしておけばよい。
【0046】このように、各ノードは、通常、処理定義
301において、処理を行なうことを定義された業務プ
ログラムのうち、処理優先度定義302が「1」の、主
系業務を意味する業務プログラムのみを実行する。一
方、処理定義301において、処理を行なうことを定義
された業務プログラムのうち、処理優先度定義302が
「2〜M」として定義された待機業務は、より上位の優
先度が設定されたノードの待機系として機能する。
【0047】次に、図6を参照して、通信属性情報23
3について説明する。
【0048】通信属性情報233は、通信プロトコルや
通信相手ノードのアドレス等の通信パラメータの属性
を、業務プログラムから分離して、設けたものである。
【0049】図6に、通信属性情報の一例を示すが、こ
の例では、通信属性情報は、通信属性情報ごとにユニー
クに割り当てられた番号である通信属性番号601と、
当該通信属性情報が、送信用か受信用かを示す送受信の
識別情報である、送受信の区別602と、ノード間通信
を行なうときの通信プロトコル情報である通信プロトコ
ル603と、通信相手ノードのアドレス604と、自ノ
ードのアドレス605とを有して構成されている。もち
ろん、これ以外の通信属性を、必要に応じて付加しても
良い。
【0050】次に、図5を参照して、通信属性対応パタ
ーン232について説明する。
【0051】通信属性対応パターン232は、業務プロ
グラム(「業務1」から「業務N」で図示)と、業務プ
ログラムで使用する通信属性情報とを対応付けたデータ
である。図5では、パターン番号1からパターン番号X
までの通信属性対応パターン232を示している。
【0052】なお、各通信属性対応パターン232にお
いて、業務プログラムで使用する通信属性情報とを対応
付けるために、通信属性番号501を各業務プログラム
に対して、設定している。
【0053】次に、図4を参照して、パターン制御デー
タ230について説明する。
【0054】パターン制御データ230は、日付401
や時刻402等の時刻情報と、使用する処理業務パター
ン403および通信属性対応パターン404との対応関
係を定義したデータである。このデータを用いて、各業
務プログラムが実行されていくことになる。
【0055】図4に示す例では、時刻「0:00」から
時刻「6:00」まで、処理業務パターン231とし
て、パターン番号1のパターンが、また、通信属性対応
パターン232として、パターン番号1のパターンが採
用されることを示している。以降、同様に、時間経過に
従って、予め計画された処理業務パターン231と通信
属性対応パターン232とが採用されていく。なお、図
4は「1995年8月1日」の1日のパターン制御デー
タ230を示しているが、日毎に、パターン制御データ
230の登録内容を変更しておいても良い。
【0056】このパターン制御データ230によって、
ノードのCPU負荷や、業務プログラムが処理するトラ
ンザクションの処理量を参照して、ノードによる業務プ
ログラムを効率良く実行させるために、時間経過に従っ
て実行対象とする業務プログラムを変更するようにする
ことができる。また、特定ノードの保守等の、計画的に
ノードを停止する場合に、あるノードの業務プログラム
を、他のノードの業務プログラムとなるように分担変更
する等、計画的に、ノードに分担された業務プログラム
の変更や業務プログラムが使用する通信属性情報を変更
するために用いる。
【0057】次に、パターン制御データ230、処理業
務パターン231、通信属性対応パターン232、通信
属性情報233等の制御情報の定義処理について説明す
る。
【0058】図7は、制御データ定義部223による定
義処理の内容を示すフローチャートである。なお、以下
に示すような定義処理を行なうことを要求する業務プロ
グラムが存在するものとする。
【0059】まず、業務プログラムの実行が開始され、
定義処理を行なうことを要求する「定義要求」(ステッ
プ701)が発行される。このとき、定義対象や定義内
容を示すパラメータが、制御データ定義部223に与え
られる。
【0060】次に、制御データ定義部223は、与えら
れたパラメータを参照して、定義対象が、「パターン制
御データ230、処理業務パターン231、通信属性対
応パターン232、および、通信属性情報233のいず
れであるかを特定する(ステップ711)。
【0061】そして、定義対象を特定した後、与えられ
たパラメータを参照して、定義内容を取得し、ノードの
主記憶および外部記憶装置における、定義対象データを
更新して、保存する(ステップ712、713)。
【0062】最後に、データの更新を行なった後、制御
データが更新されたことを通知すべく、パターン制御部
を起動し(ステップ714)、定義処理を終了する。
【0063】次に、ノード内、所定の処理を実行する業
務プログラムの変更処理について説明する。
【0064】図10は、パターン制御部221および業
務状態管理部220が行なう、処理対象である業務プロ
グラムの変更処理の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【0065】前述したように、制御情報の定義処理が終
了して、パターン制御部221が起動されると、パター
ン制御部221は、パターン制御データ230から、設
定データを取得し(ステップ1001)、次に、パター
ンを変更する時刻になるまで、スリープ(「SLEE
P」:何も動作を行なわない状態)する(ステップ10
02)。
【0066】スリープ終了、パターン制御部221は、
業務状態管理部220を起動する(ステップ100
3)。
【0067】次に、業務状態管理部220が行なう処理
について説明する。
【0068】起動された業務状態管理部220は、パタ
ーン制御データ230を参照し、(パターンを変更す
る)時刻から使用する処理業務パターン231、およ
び、通信属性対応パターン232を特定する(ステップ
1011)。
【0069】次に、現在、ノード内で処理中の全ての業
務プログラムの実行を停止し(ステップ1012)、特
定した処理業務パターン231に主系(処理優先度定義
が「1」)と定義されている、総ての業務プログラムの
起動を行なう(ステップ1013)。
【0070】そして、ノード内で処理を行う業務プログ
ラムの変更を通知すべく、図9に示すフォーマットを有
する業務制御電文を用いて、起動した全ての業務プログ
ラムと、その処理優先度と通信属性情報とを、全てのノ
ードに対して送信し(ステップ1014)、処理を終了
する。
【0071】図9に示す業務制御電文は、業務プログラ
ムの起動が完了し、業務プログラムに対する処理が可能
となったこと等をノード間で通知し合うため、あるい
は、あるノードで処理を行う業務プログラムの処理優先
度や使用する通信属性情報を、他のノードに存在する、
待機系の業務プログラムへ通知するために用いる電文で
ある。この電文は、通信処理部222を介して、LAN
上に送出される。
【0072】図9に示す業務制御電文は、送信元ノード
のアドレス901と、処理業務プログラムの変更等の通
知のためのコード902と、詳細情報とを有して構成さ
れている。さらに、詳細情報は、起動した各業務プログ
ラムごとに、業務プログラムを識別する番号である業務
番号903、その処理優先度904、および、使用する
通信属性情報905を1組のデータとして、1組以上の
データを備えている。
【0073】なお、図9に示すフォーマットは一例であ
り、業務制御電文のフォーマットは、これに限られな
い。
【0074】以上のようにして、パターン制御データ2
30に従って、処理業務パターン231を変更し、該処
理業務パターンに登録された業務プログラムを起動した
り、登録されていない業務プログラムを停止することに
よって、ノードで処理する業務プログラムを自由かつ容
易に変更できる。
【0075】次に、図8を参照して、通信処理部222
が行なう送受信処理について説明する。
【0076】業務プログラム210〜212から、「送
信要求」あるいは「受信要求」が発行されると(ステッ
プ801)、通信処理部222が起動される。
【0077】通信処理部222では、まず、パターン制
御データ230を参照し、現在使用中の通信属性対応パ
ターンを特定する(ステップ811)。次に、送受信要
求を発行した業務プログラムを、業務番号によって特定
し、該通信属性対応パターンから、業務プログラムの通
信属性情報233を特定する(ステップ812)。
【0078】次に、通信属性情報233に設定されてい
る、通信プロトコル情報603と通信相手のノード情報
604とを読み込み(ステップ813)、該相手ノード
との通信が可能か否かを判断する(ステップ814)。
【0079】通信可能な場合には、相手ノードと指定プ
ロトコルでデータを送受信する(ステップ815)。そ
して、業務プログラムからの要求が受信要求である場合
には、受信データを、業務プログラムに渡して(ステッ
プ816)、処理終了する。
【0080】一方、ステップ814において、通信不可
能と判断された場合には、通信相手のノード、あるい
は、業務プログラムに、異常が発生していると判断し、
待機系の業務プログラムの起動を行うために、業務状態
管理部220を起動し(ステップ817)、処理を終了
する。この、待機系の業務プログラムの起動について
は、後に説明する。
【0081】以上のように、本発明では、通信処理にお
いて、パターン制御データ230と通信属性対応パター
ン232により、通信属性情報233を特定し、その定
義内容に従って、送受信処理を行う方法を採用してい
る。
【0082】よって、パターン制御データ230と通信
属性対応パターン232とが、業務プログラムの通信属
性情報233を特定する際のインデックステーブルとし
て機能するため、パターン制御データ230あるいは通
信属性対応パターン232の定義情報の変更により、業
務プログラムが使用する通信属性情報233を自由かつ
容易に変更できる。
【0083】このように、パターン制御データ230に
従って、処理業務パターン231や通信属性対応パター
ン232を特定し、処理業務パターン231に登録され
ている業務プログラムを処理したり、通信属性対応パタ
ーン232に登録されている通信属性情報233を用い
た通信処理を行うことで、ノードで処理する業務プログ
ラムや業務プログラムが使用する通信属性を、予め定め
た計画通りに変更することができる。
【0084】次に、ノード内で実行する業務プログラム
を、上述したように、予め定めた計画通りに変更するの
でなく、例えば、特定のノードにおいて、実行中のプロ
グラムに異常が発生した場合や、特定ノードにおいて、
業務プログラムの実行が不可能な異常状態となった場合
の、業務の引継ぎ処理について説明する。
【0085】この場合においても、先に述べたような業
務制御電文を用いることによって、待機系プログラムの
起動処理が可能となる。
【0086】以下に、待機系業務プログラムの起動処理
について説明する。
【0087】この、起動処理は、他ノード内で実行して
いる業務プログラムの変更があった場合において、
(1)他ノード内で実行中の業務プログラムに対する待
機系業務プログラムへの、通信属性の割り当て処理と、
(2)(他ノードで異常が発生した場合の)待機系業務
プログラムの起動処理の、2つの処理により実現でき
る。
【0088】まず、上記(1)で示した、他ノードで実
行中の業務プログラムに対する待機系業務プログラムへ
の、通信属性の割り当て処理について説明する。
【0089】図11に、業務制御電文を受信した場合、
業務状態管理部220が行なう通信属性の割り当て処理
のフローチャートを示す。
【0090】業務状態管理部220は、図9に示した業
務制御電文を受信すると(ステップ1101)、受信し
た業務制御電文に設定されている、各業務プログラム毎
の詳細情報である、業務番号903、処理優先度90
4、および通信属性情報905のデータの組を取得する
(ステップ1102)。
【0091】そして、パターン制御データ230を参照
し、現在採用している処理業務パターン231と通信属
性対応パターン232とを特定する(ステップ110
3)。
【0092】次に、処理業務パターン231と通信属性
対応パターン232を特定後、業務制御電文によって通
知された、他ノードの実行中の業務プログラムに対す
る、待機系プログラムが、処理業務パターン231に登
録されているか否かを、通知された業務番号と処理優先
度とによって判定する。
【0093】即ち、前にも述べたように、処理優先度
は、システム内の任意のノードに存在する業務プログラ
ムの起動順位を定めたものであるので、処理優先度を参
照すれば、待機系プログラム(さらには、待機系プログ
ラムを実行する従系ノード)を特定することができる。
【0094】待機系プログラムが、処理業務パターン2
31に登録されている場合、業務制御電文によって通知
された通信属性情報233に基づいて、該待機系業務プ
ログラムの通信属性情報を作成し(ステップ110
4)、使用中の通信属性対応パターン232の該待機系
業務プログラムの通信属性番号を、作成した通信属性情
報に対する通信属性番号に変更し(ステップ110
5)、処理を終了する。
【0095】これにより、他ノードで実行中の業務プロ
グラムに対する、自ノードの待機系業務プログラムを特
定することができ、業務制御電文によって通知された通
信属性に基づいて、待機系業務プログラムの通信属性を
作成し、作成した通信属性を採用することができる。
【0096】次に、他ノードで異常が発生した場合にお
ける、待機系業務プログラムの起動処理について説明す
る。
【0097】図8にて説明したように、他ノードとの通
信処理において、通信処理部222が通信相手のノード
との通信が可能か否かを判定し(ステップ814)、通
信不可能であると判断された場合には、通信相手のノー
ドや業務プログラムに異常が発生したと判断し、待機系
の業務プログラムの起動を行うべく、業務状態管理部2
20を起動する(ステップ817)。
【0098】図12を参照して、業務状態管理部220
が行なう、待機系業務プログラムの起動処理を説明す
る。
【0099】まず、業務状態管理部220は、通信バッ
ファの格納データを参照し、異常となったノードから受
信した業務制御電文を特定する(ステップ1201)。
なお、図2において、特に図示はしなかっが、通信バッ
ファは、メモリ内の一部の領域内に設けておき、該領域
は、送受信データを格納可能で、かつ、業務状態管理部
220が格納データを参照可能に構成されている。
【0100】次に、パターン制御データ230を参照
し、現在使用中の処理業務パターン231と通信属性対
応パターン232とを特定する(ステップ1202)。
そして、業務制御電文に設定されている、異常ノードで
実行中の業務プログラムに対する待機系プログラムが、
処理業務パターンに登録されているか否かを、業務番号
と処理優先度とを参照して判定し、待機系プログラムを
特定する(ステップ1203)。
【0101】待機系プログラムの特定後、該待機系プロ
グラムを起動し(ステップ1204)、ノードで実行す
る業務プログラムに変更が生じたことを、総てのノード
に通知すべく、業務制御電文によって、ノード内で実行
中の業務プログラムと、その処理優先度と通信属性情報
とを、総てのノードに通知する(ステップ1205)。
【0102】これにより、通信相手のノードやプログラ
ムの異常を検出した場合、異常となったノードで実行中
の業務プログラムに対する待機系業務プログラムを特定
し、待機系業務プログラムを起動することにより、業務
の引継ぎ処理を行なうことが可能となる。
【0103】上記(2)の待機系業務プログラムの起動
処理は、通信時に、他ノードの異常を検出した場合、そ
のタイミングで行なう待機系業務プログラムの起動処理
であるが、さらに、業務プログラムの異常発生を業務制
御電文により通知し、待機系業務プログラムに処理を引
き継がせる方法も考えられる。
【0104】この場合、例えば、業務状態管理部220
が、異常発生した業務プログラムの業務番号と処理優先
度を、総てのノードに通知し、この通知を受信した各ノ
ードは、受信した業務制御電文よって、待機系業務プロ
グラムを特定し、該待機系業務プログラムを起動する処
理を行なうことによって、待機系業務プログラムによ
る、業務の引き継ぎ処理が可能となる。
【0105】このように、突発的に発生しうる業務プロ
グラムやノードの異常に対しては、処理業務パターン2
31に、システム内で業務プログラムを起動する優先順
位である、処理優先度を付加しておき、業務プログラム
の異常検出時、処理業務パターン231に登録された処
理優先度に従って、いずれかのノード内で、待機系業務
プログラムを起動することで、待機系業務プログラムに
よる業務の引き継ぎ処理を可能としている。
【0106】さらに、業務制御電文によって、実行中の
業務プログラムの通信属性情報233を、総てのノード
に対して通知することによって、任意のノードに存在す
る待機系業務プログラムに、通信属性情報を引き継がせ
ることができる。即ち、通信属性情報の変更を余儀なく
されることなく、待機系業務プログラムによる業務の引
き継ぎ処理が行なえる。
【0107】また、待機系業務プログラムの起動前に、
予め待機系業務の通信属性を作成する方式を採用してい
るため、業務引き継ぎ時に要する引き継ぎ時間を短縮す
ることができる。
【0108】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、各
ノードの業務分担や、業務の通信属性の変更を、業務プ
ログラムの変更をせずとも、データ変更によって容易に
行なえ、システム構築コストの増加を抑え、システムの
保守性も向上できる。
【0109】そして、通信属性情報は、別個に用意して
いるため、その変更工数は、極めて少ない。
【0110】また、突発的に発生するプログラム異常、
ノード死等による、従系への業務処引き継ぎ処理に際し
ては、主系で使用していた通信属性を従系業務が引き継
いで使用するため、従系における、迅速な処理移行が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システムの構成図である
【図2】ノードの機能ブロック図である。
【図3】処理業務パターンの説明図である。
【図4】パターン制御データの説明図である。
【図5】通信属性対応パターンの説明図である。
【図6】通信属性情報の説明図である。
【図7】制御データの定義を行なう処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】通信処理の処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図9】業務制御電文のフォーマットの説明図である。
【図10】業務プログラムの変更処理を示すフローチャ
ートである。
【図11】待機系業務プログラムの通信属性情報の作成
処理を示すフローチャートである。
【図12】待機系業務プログラムの起動処理を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
101…ノード、111…LAN、112…LAN、1
13…FDDI、121…外部記憶装置、122…外部
記憶装置、123…外部記憶装置、210…業務プログ
ラム、211…業務プログラム、212…業務プログラ
ム、221…パターン制御部、222…通信制御部、2
23…制御データ定義部、230…パターン制御デー
タ、231…処理業務パターン、232…通信属性対応
パターン、233…通信属性情報、241…処理業務パ
ターン、242…通信属性対応パターン、243…通信
属性情報、244…パターン制御データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 綿谷 洋 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 足達 芳昭 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 長洲 めぐみ 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 佐藤 慎一 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 飯塚 民生 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 上野 貴善 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類用意しておいた、処理すべき業務
    内容に対応する業務プログラム、の実行を、複数のノー
    ドで行なわせる方法であって、 業務プログラム毎に、自プログラムの実行を行なわせる
    対象とするノードと、ノード毎の優先順位とを定義し
    た、業務パターンを複数種類用意し、 さらに、時間変化に応じて、採用する業務パターンを定
    義した、業務パターン制御データを用意しておき、 業務パターン制御データを参照して、業務パターンを把
    握し、各業務プログラムの実行を、前記優先順位を参照
    して求めたノードに行なわせるプログラムの実行制御方
    法。
  2. 【請求項2】複数のノード間で情報の通信制御を行なう
    方法であって、 通信制御を行なうため情報である通信属性情報を複数種
    類用意し、 業務の内容に対応する業務プログラム毎に、採用する通
    信属性情報を定義した、通信属性対応パターンを複数種
    類用意し、さらに、 時間変化に応じて、採用する通信属性対応パターンを定
    義した、通信属性パターン制御データを用意しておき、 通信属性パターン制御データを参照して、通信属性情報
    を把握し、各業務プログラムに対する通信処理を、該通
    信属性情報を参照して行なう通信制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、さらに、 前記業務パターン制御データを参照して、各業務プログ
    ラムの実行を行わせる際に、優先順位を参照して求めた
    ノードが、正常に動作しない状態であることを検出した
    場合、 当該ノードより優先順位の低いノードに、業務プログラ
    ムの実行を行わせることを特徴とする、プログラムの実
    行制御方法。
  4. 【請求項4】複数のノード間で情報の通信を行ないなが
    ら、処理すべき業務内容に対応する業務プログラムの実
    行を、複数のノードで行なわせる方法であって、 業務プログラム毎に、主系ノードと、従系ノードを定め
    ておき、 さらに、業務プログラム毎に、時間変化に応じて、採用
    する通信属性を定めておき、 主系ノードが、ある業務プログラムの実行を行なえない
    状態になった場合、当該業務プログラムに対応する通信
    属性を従系ノードへ転送するとともに、当該業務プログ
    ラムの実行の引き継ぎを、転送された通信属性を参照し
    て、従系ノードに行なわせる、プログラムの実行制御方
    法。
  5. 【請求項5】複数のノードを有し、複数種類用意してお
    いた、処理すべき業務内容に対応する業務プログラムの
    実行を行なうシステムであって、 各ノードは、業務プログラム毎に、自プログラムの実行
    を行なわせる対象とするノードと、ノード毎の優先順位
    とを定義した業務パターンを複数種類格納する手段と、
    時間変化に応じて、採用する業務パターンを定義した業
    務パターン制御データを格納する手段と、業務パターン
    制御データを参照して、業務パターンを把握し、各業務
    プログラムの実行を、前記優先順位を参照して求めたノ
    ードに行なわせるプログラムの実行制御手段と、を備え
    る情報処理システム。
  6. 【請求項6】複数のノードを有し、ノード間での情報の
    通信制御を行なうシステムであって、各ノードは、通信
    制御を行なうための通信属性情報を複数種類格納する手
    段と、業務の内容に対応する業務プログラム毎に、採用
    する通信属性情報を定義した、通信属性対応パターンを
    複数種類格納する手段と、時間変化に応じて、採用する
    通信属性対応パターンを定義した、通信属性パターン制
    御データを格納する手段と、通信属性パターン制御デー
    タを参照して、通信属性情報を把握し、各業務プログラ
    ムに対する通信処理を、該通信属性情報を参照して行な
    う通信制御手段とを、備える情報処理システム。
  7. 【請求項7】主系ノードおよび従系ノードを少なくとも
    含み、主系、従系ノード間で情報の通信を行ないなが
    ら、処理すべき業務内容に対応する業務プログラムの実
    行を行なうシステムであって、 各ノードは、業務プログラム毎に、主系ノードと、従系
    ノードを定めておく手段と、業務プログラム毎に、時間
    変化に応じて、採用する通信属性を記憶しておく手段
    と、業務プログラムの実行および通信処理を少なくとも
    行なう処理手段を備え、さらに、 主系ノードは、ある業務プログラムの実行を行なえない
    状態になった場合、当該業務プログラムに対応する通信
    属性、および、当該業務プログラムの実行遂行のための
    情報を従系ノードへ転送する手段を有し、 従系ノードは、主系ノードが転送した情報を受信し、受
    信情報に基づいて、業務プログラムの実行の引き継ぎを
    行なう手段を有する、情報処理システム。
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